JP2003057462A - 光分岐結合器 - Google Patents

光分岐結合器

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JP2003057462A
JP2003057462A JP2001241370A JP2001241370A JP2003057462A JP 2003057462 A JP2003057462 A JP 2003057462A JP 2001241370 A JP2001241370 A JP 2001241370A JP 2001241370 A JP2001241370 A JP 2001241370A JP 2003057462 A JP2003057462 A JP 2003057462A
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optical waveguide
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Manabu Oguma
学 小熊
Tsutomu Kito
勤 鬼頭
Yasuyuki Inoue
靖之 井上
Masaki Kamitoku
正樹 神徳
Yoshinori Hibino
善典 日比野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作製誤差による分岐比の変動や分岐比の偏波
依存性を小さくした光分岐結合器を提供する。 【解決手段】 方向性結合器3と方向性結合器4の間に
おける第1の光導波路1と第2の光導波路2の光路長差
ΔL1と、方向性結合器4と方向性結合器5の間におけ
る第1の光導波路1と第2の光導波路2の光路長差ΔL
2と、方向性結合器5と方向性結合器6の間における第
1の光導波路1と第2の光導波路2の光路長差ΔL3と
を、ΔL1=−ΔL3=λ/4であり、かつ、|ΔL2
|<2λとした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光分岐結合器に関
し、より詳細には、光通信、光信号処理、光計測等に用
いられる光導波路型部品である光分岐結合器に関する。
【0002】
【従来の技術】平面基板上に形成された光導波路回路
は、フォトリソグラフィ技術により様々な光導波路パタ
ーンを構成することができる。導波路構造は、波長オー
ダーで加工制御できることから、波長合分波器や光スイ
ッチ等の光回路を実現し、かつ、これら光回路は、コン
パクトに集積することができる。
【0003】平面型光導波回路の機能の多くは、光干渉
により発現している。光干渉のためには、光の分波と合
波とを行う必要があるので、光分岐結合器は、平面型光
導波器において重要な回路要素となっている。従来から
用いられている光分岐結合器は、方向性結合器、Y分岐
回路、MMI(Multi Mode Interferometer)等が知られ
ている。このうち、方向性結合器は、過剰損失が極めて
小さく、2光束干渉計によく用いられている。
【0004】しかし、方向性結合器は、微小な導波路ギ
ャップを有することから、製造誤差の影響を大きく受け
易く、分岐比が変動し易い。また、伝搬光の横モードに
おける裾野の重なり合いを利用することから、導波路の
屈折率差の影響も受けやすい。そのため、基板等からの
応力による導波路の複屈折が直接分岐比に影響し、分岐
比の偏波依存性が大きいという問題があった。
【0005】一方、Y分岐回路やMMIを用いた光分岐
結合器は、スラブ導波路構造を有する。スラブ導波路
は、入射時と出射時に大きなモード変換が行われ、その
ために一部が放射モードに結合してしまい、回路挿入損
失が大きくなってしまうという問題があった。また、Y
分岐回路やMMIを用いた光分岐結合器は、入射する光
の僅かな蛇行により、スラブ導波路部分で不必要な横モ
ードの励振が起こり易いため、蛇行を規定する前段の光
回路等に特性が依存し、分岐比が安定しないという問題
もあった。
【0006】2光束干渉計の光スイッチ、マッハツェン
ダ型光波長フィルタなどの旧来の光回路において用いら
れる光分岐結合器の分岐比は、理想的には50%である
ことが求められている。そこで、本願出願人は、特開平
11−344629号に記載された光分岐結合器におい
て、低損失で高い歩留まりを有する分岐比が50%に極
めて近い光分岐結合器の構造を開示した。
【0007】この構造において、ΔL1=ΔL2=−Δ
L3=λ/4であり、4つの方向性結合器の分岐比がκ
である時、光分岐結合器全体の分岐比ηは、
【0008】
【数1】
【0009】で表される。即ち、方向性結合器の分岐比
κが、設計通り0.5であれば、ηは0.5となる。こ
こで作製誤差によりκが0.5を中心に変化する場合、
ηの挙動を調べる。分岐比κ=0.5における光回路の
結合比ηの1次、2次、3次の微係数は、
【0010】
【数2】
【0011】となる。これらの式により明らかなよう
に、κ=0.5においてはηの3次の微係数まで0であ
るので、κが変動したとしてもηは非常に安定した値を
とる。例えば、κ=0.30のときη=0.487であ
る。
【0012】この構造においては、Y分岐回路やMMI
を使用せずに、過剰損失の極めて小さな方向性結合器の
みを用いているため、光分岐結合器の過剰損失が小さ
い。すなわち、この構成に含まれる個々の方向性結合器
の分岐比κが揺らいでも、光分岐結合器全体としては、
極めて安定した分岐比50%を実現することができる。
このような光分岐結合器の構成により、過剰損失が小さ
く作製誤差や偏波状態に対して極めて安定した分岐比5
0%の光分岐結合器を実現することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、光分岐結合器
に求められる分岐比は、必ずしも50%のみではない。
近年、研究開発が進んでいるインタリーブ・フィルタ、
分散透過器には、様々な分岐比の光分岐結合器が求めら
れている。これらの光回路の中には、分岐比50%以外
の光分岐結合回路も含まれている。分岐比が所望の値か
らズレると、光回路全体の過剰損失、消光比、分散値な
どの回路特性が大きく劣化してしまう。従来は、これら
のインタリーブ・フィルタや分散透過器は、研究的な要
素が大きなものと位置づけられているので、光回路の作
製後に個々の光分岐結合器の分岐比をコントロールする
チューナブル・カップラが用いられている。従って、光
回路自体の作製工程が増え、チップ・サイズも大きくな
り、チューナブル・カップラを動かす電源、制御調整系
などが必要になるなど、実用的なインタリーブ・フィル
タや分散透過器を実現することが難しいという問題があ
った。
【0014】インタリーブ・フィルタや分散透過器は、
高密度高速光伝送を実現するためには欠かせないデバイ
スであり、早期の実用化が求められている。すなわち、
インタリーブ・フィルタや分散透過器の中に用いられる
分岐比50%以外の光分岐結合回路を、低損失かつ低偏
波依存性かつ高歩留まりで実現することが課題となって
いる。また、インタリーブ・フィルタや分散透過器に
は、多数の光分岐結合器が含まれているので、個々の光
分岐結合器が大きいと、光回路全体が大きくなったり、
1枚のウエハからの収量が下がってコスト高になる等の
問題があった。光分岐結合器には、分岐比の揺らぎ、損
失、偏波以外にも、サイズを小さくすることが求められ
ている。
【0015】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、Y分岐やMMIを
用いることなく、過剰損失の極めて小さな方向性結合器
を用いて、作製誤差による分岐比の変動や分岐比の偏波
依存性を小さくした光分岐結合器を提供することにあ
る。
【0016】また、本発明の別の目的は、作製誤差や偏
波に対する分岐比の変動を小さくし、使用する信号光波
長において、所望の分岐比に極めて近い光分岐結合器を
歩留まりよく提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような目
的を達成するために、請求項1に記載の発明は、基板
と、該基板上に形成された第1の光導波路および第2の
光導波路と、前記第1の光導波路と前記第2の光導波路
とを近接して形成した4個の方向性結合器とを有し、前
記第1の光導波路と前記第2の光導波路とに入射した波
長λの信号光を結合し、または前記第1の光導波路と前
記第2の光導波路のいずれかに入射した波長λの信号光
を分岐するように構成された光分岐結合器において、前
記信号光の入射側から1番目の方向性結合器と2番目の
方向性結合器の間における前記第1の光導波路と前記第
2の光導波路の光路長差ΔL1と、前記信号光の入射側
から2番目の方向性結合器と3番目の方向性結合器の間
における前記第1の光導波路と前記第2の光導波路の光
路長差ΔL2と、前記信号光の入射側から3番目の方向
性結合器と4番目の方向性結合器の間における前記第1
の光導波路と前記第2の光導波路の光路長差ΔL3と
が、ΔL1=−ΔL3=λ/4であり、かつ、|ΔL2
|<2λであるように構成したことを特徴とする。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の光分岐結合器において、前記方向性結合器の間におけ
る前記第1の光導波路と前記第2の光導波路の少なくと
も一方に、セグメント状導波路を用いて、前記光路長差
となるように構成したことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明では、方向性結合器を4個
使用する。方向性結合器の損失は、作製誤差や偏波によ
らず極めて小さいため、全体の過剰損失も十分小さくす
ることができる。また、4個の方向性結合器に挟まれる
3ヶ所の光路長差は、光の波長オーダーと極めて小さい
ので、光路長差を与える為に光導波路を展開した場合で
あっても、光導波路の間隔は小さい。従って、導波膜揺
らぎなどの作製誤差が光路長差に与える影響を十分小さ
くすることができる。
【0020】一般に、方向性結合器を使用した光回路の
特性は、方向性結合器の分岐比が作製誤差や偏波に対し
変動しやすい。本発明にかかる光分岐結合器の構成は、
以下の理由により、方向性結合器の変動によらず、光回
路全体の分岐比を所望の値に近づけることができる。
【0021】第1および第2の光導波路からなり、中間
部に4個の方向性結合器を有する光回路において、第1
と第2の方向性結合器の間の光路長差をΔL1、第2と
第3の方向性結合器の間の光路長差をΔL2、第3と第
4の方向性結合器の間の光路長差をΔL3とする。ここ
で、ΔL1=−ΔL3=ΔLcとしたとき、光分岐結合
器の分岐比ηは、波長λにおいて、
【0022】
【数3】
【0023】となる。分岐比ηは、一方の光導波路に入
射される光のうち、いわゆるクロスして他方の光導波路
より出射される光パワーの割合である。ここでcは、1
つの方向性結合器の分岐比をκとした場合、
【0024】
【数4】
【0025】となる。
【0026】特開平11−344629号公報に記載さ
れた光分岐結合器においては、ΔLc=ΔL2=λ/4
としたが、ここでは、ΔLc=λ/4のみを代入して上
式を整理すると、
【0027】
【数5】
【0028】となる。すなわち、方向性結合器の分岐比
κが、設計通り0.5とすると、ηは、
【0029】
【数6】
【0030】となる。ΔL1=−ΔL3=λ/4とし
て、ΔL2の設計値を変えることにより、分岐比が0か
ら1までの任意の分岐比を設定することができる。すな
わち、最終的に分岐比xを与えるΔL2は、
【0031】
【数7】
【0032】となる。
【0033】ここで、製造誤差によってκが0.5を中
心に変化する場合のηを調べる。個々の方向性結合器の
分岐比κ=0.5において、光回路の分岐比ηの1次、
2次、3次の微係数は、
【0034】
【数8】
【0035】となる。これらの式より明らかなように、
κ=0.5において、ηの1〜3次の微係数は0である
ので、κが変動したとしても、ηは非常に安定した値を
とることが判る。例えば、目標とする結合率xを0.2
5としたとき、方向性結合器の分岐比κが作製誤差によ
り0.30になっても、本発明にかかる光分岐結合器の
分岐比ηは0.244である。
【0036】すなわち、光結合器に含まれる個々の方向
性結合器の分岐比が揺らいでも、本発明にかかる光分岐
結合器の構成によれば、光分岐結合器全体としては極め
て安定して、所望の分岐比を実現することができる。分
岐比50%だけではなく、任意の分岐比に対しても、過
剰損失が小さく、作製誤差や偏波状態に対して極めて安
定した光分岐結合器を実現することができる。
【0037】次に、光路長差付与部にセグメント状導波
路を用いることについて説明する。第1と第2の光導波
路の両方に、均一な有効屈折率の光導波路を用いた場
合、方向性結合器に挟まれた2つの光導波路間に光路長
差をもうけるためには、少なくとも一方の光導波路に曲
線導波路を用いて、物理的に導波路長差を与えなければ
ならない。回路全体の損失や偏波依存性を低く抑えるた
めには、急激な曲げ半径を与えたり、反射鏡を内蔵した
導波路を用いることができない。従って、ある一定値以
上の曲げ半径を有する緩やかな曲線導波路を用いなけれ
ばならない。
【0038】方向性結合器に出射および入射する光の伝
搬方向は、第1の光導波路と第2の光導波路と共に同一
方向である。方向性結合器の直近において、直線の導波
路または曲線導波路のいずれを用いても大きな光路長を
付与できない。そのため、微小な光路長差をつける場合
であっても、光路長差付与部の全長は長いくな。例え
ば、有効屈折率1.45で許容曲げ半径が5mmの光導
波路を用いて、387.5nm(使用波長1.55μm
の4分の1)の光路長差を付与する場合、光路長付与部
の物理的長さは1300μmを超える長さになる。しか
も、光回路には光路長差付与部が3個あるので、光路長
差付与部だけで2.6mm〜5.3mmの長さが必要に
なる。
【0039】第1と第2の光導波路の両方または一部に
セグメント状導波路を用いると、セグメントの状態に応
じて有効屈折率を変えることができる。従って、方向性
結合器に挟まれた2つの光導波路間に光路長差をもうけ
るために、必ずしも曲線導波路を用いる必要はない。
【0040】セグメントの状態は、過剰損失や偏波依存
性を鑑みて選択しな蹴ればならない。例えば、有効屈折
率1.45で導波路比屈折率差0.75%の光導波路を
用いた場合、導波路長手方向に25μm毎に5μmの導
波路ギャップを設けたセグメント状態において過剰損失
や偏波依存性が小さいことが知られている(例えば、T.
Saida et al, “Silica-based 2×2 multimode interf
erence coupler witharbitrary power splitting ratio
”, Electron. Lett., 1999,(35), pp.2031-2033)。こ
のセグメント導波路を用いた場合、387.5nmの光
路長差を付与するために必要な光路長差付与部の全長は
180μm以下になり、光回路中の3つの光路長差付与
部が占める全長は0.36mmから1.8mmになる。
【0041】セグメント状導波路を光路長差付与部に用
いることにより、均一な有効屈折率の光導波路のみで構
成される光路長差付与部に比べ全長を小さくすることが
できる。従って、本発明にかかる光分岐結合器を多数個
内包するインタリーバや分散透過器のチップサイズを小
型化し、収量をあげ、コストを引き下げるのに有効であ
る。
【0042】以下、図面を参照しながら本発明の実施例
について詳細に説明する。
【0043】[実施例1]図1に、本発明の一実施形態
にかかる光分岐結合器の構成図を示す。光導波路1と光
導波路2は、4ヶ所で近接して方向性結合器を形成す
る。4個の方向性結合器3〜6の間の光導波路1,2
は、後述する光路長差を与えて構成されている。作製し
た光導波路の幅と高さは一定であり、8×8μmとし
た。作製した光導波路の有効屈折率は、使用する信号光
波長1.55μmにおいて、1.45067であった。
また曲げ導波路の曲げ半径は10mmで一定とした。方
向性結合器のばらつきを故意に与えるため、方向性結合
器3〜6の結合長を、0から200μmまで、100μ
mピッチで作製した。
【0044】方向性結合器3と方向性結合器4の間の光
導波路1は、光導波路2に比べて、信号光波長1.55
μmにおいてλ/4の光路長差分だけ長くなるよう、導
波路実長を0.267μm長くなるように構成した。光
導波路2は、導波路長1368.6μmの直線導波路か
ら成り、光導波路1は、曲げ半径10mm中心角1.9
6度の曲線導波路4個により形成した。
【0045】方向性結合器5と方向性結合器6の間の光
導波路1は、光導波路2に比べて、信号光波長1.55
μmにおいてλ/4の光路長差分だけ短くなるよう、導
波路実長を0.267μm短くなるように構成した。光
導波路2は、曲げ半径10mm中心角1.96度の曲線
導波路4個からなり、光導波路1は、導波路長136
8.6μmの直線導波路により形成した。
【0046】光分岐結合器全体の分岐比の設計自由度を
示すために、光分岐結合器全体の分岐比xが、10%か
ら90%まで10%刻みで設計値を設定した。分岐比x
に設定した場合、方向性結合器4と方向性結合器5の間
の光導波路1は、光導波路2に比べて、信号光波長1.
55μmにおいて次式で求められる光路長差分だけ長く
なるよう、導波路実長が長くなるように構成した。
【0047】
【数9】
【0048】設定する分岐比xが10%,20%,30
%,40%,50%,60%,70%,80%,90%
の時、導波路長差δは各々、0.109μm、0.15
8μm、0.197μm、0.233μm、0.267
μm、0.301μm、0.337μm、0.377μ
m、0.425μmになる。例えば設定した分岐比が9
0%の場合、光導波路1は、曲げ半径10mm中心角
2.29度の曲線導波路4個からなり、光導波路2は、
導波路長1597.3μmの直線導波路からなった。
【0049】図2に、光分岐結合器のテスト回路の第1
例の構成を示す。光導波路7,8により方向性結合器9
のみを形成する。分岐比が10%から90%まで10%
刻みで設計値を設定した。具体的には設定する分岐比1
0%,20%,30%,40%,50%,60%,70
%,80%,90%に対し、結合長を434μm、70
1μm、919μm、1117μm、1306μm、1
495μm、1693μm、1911μm、2178μ
mとした。
【0050】図3に、光分岐結合器のテスト回路の第2
例の構成を示す。光導波路10,11に対して方向性結
合器12,13を2段縦列につなぎ、マッハツェンダ干
渉計を構成した。導波路長差を同じく0.109μm、
0.158μm、0.197μm、0.233μm、
0.267μm、0.301μm、0.337μm、
0.377μm、0.425μmとした。
【0051】図1に示した光分岐結合器と、図2,3に
示した光分岐結合器のテスト回路とをレイアウトしたフ
ォトマスクを作製し、このフォトマスクを用いて6ウエ
ハ作製した。最初に、シリコン基板上に火炎堆積法によ
り、石英系下部クラッド層と2酸化ゲルマニウムを添加
して、屈折率を高めた石英系コア層とを形成した。次
に、上述のフォトマスクを用いてコア層に導波路パター
ンを転写した後、反応性イオンエッチングを用いてコア
パターンを形成した。その後、火炎堆積法により上部ク
ラッド層を形成して埋め込み導波路を作製した。クラッ
ド層とコア層との比屈折率差は0.75%とした。
【0052】作製した光分岐結合器の分岐比は、外部共
振器型波長可変レーザからの波長1.55μmに調整し
たレーザ光を用いて評価した。入力側は1.55μm用
偏波保持ファイバを用い、出力側は1.55μm用DS
F(Dispasion Shifted Fiber)ファイバを用いて評価
した。光分岐結合器の透過光量は、光回路にマッチング
オイルを介して直接ファイバを突き合わせて評価した。
【0053】光分岐結合器の分岐比の評価方法を、図1
を例に説明する。光導波路1にレーザ光を入射したとき
の光導波路1と光導波路2とから出射した光量を計測す
る。その後、光導波路2にレーザ光を入射したときの光
導波路1と光導波路2とから出射した光量を計測し、次
式に各測定値を代入して分岐比を求めた。
【0054】
【数10】
【0055】ここで、 P11:光導波路1に入射したときの光導波路1出射光
量 P12:光導波路1に入射したときの光導波路2出射光
量 P21:光導波路2に入射したときの光導波路1出射光
量 P22:光導波路2に入射したときの光導波路2出射光
量 である。
【0056】また、光分岐結合器の過剰損失は、光導波
路1と光導波路2とから出射した光量の和と、入力側と
出力側とのファイバを直接突き合わせた時の受光レベル
との差により過剰損失を評価した。
【0057】図4に、図1に示した光分岐結合器のTM
入射光およびTE入射光の分岐比を示す。本発明の一実
施形態にかかる光分岐結合器の構成では、結合長900
μmから1700μmの幅広い領域において、設計時の
目標値±1%の分岐比を達成している。
【0058】図5に、図2に示したテスト回路のTM入
射光およびTE入射光の分岐比を示す。マッハツェンダ
干渉計構成のテスト回路では、結合長1200μmから
1400μmの範囲で、設計時の目標値±1%の分岐比
を達成している。
【0059】図6に、図3に示したテスト回路のTM入
射光およびTE入射光の分岐比を示す。方向性結合器の
みのテスト回路では、図6の実験値から推定すると、1
298μmから1340μmの範囲で、設計時の目標値
±1%の分岐比を達成している。
【0060】このように、方向性結合器単体の構成とマ
ッハツェンダ干渉計型光分岐結合器とにおいては、所望
の分岐比±1%を実現する結合長のトレランスは、それ
ぞれ42μm、200μmであった。本発明の一実施形
態にかかる光分岐結合器の構成においては、800μm
に拡大した。。本発明の一実施形態にかかる光分岐結合
器は、作製誤差が発生しやすい方向性結合器のズレを補
正して、所望の分岐比を歩留まりよく得ることができる
という大きな効果を有する。
【0061】図7に、本発明の一実施形態にかかる光分
岐結合器の偏波依存性を示す。光分岐結合器の構成で
は、結合長800μmから1700μmの幅広い領域に
おいて、±0.5%の分岐比の低い偏波依存性を達成し
ている。
【0062】図8に、テスト回路の第1例の偏波依存性
を示す。マッハツェンダ干渉計構成のテスト回路では、
結合長1200μmから1400μmの範囲に限られ
る。
【0063】図9に、テスト回路の第2例の偏波依存性
を示す。方向性結合器のみの構成では、偏波依存性は極
めて大きく、分岐比の目標値10%の場合に偏波依存性
は0.8%であり、分岐比の目標値70%のとき偏波依
存性は3.8%である。
【0064】このように、本発明の一実施形態にかかる
光分岐結合器の構成は、低い偏波依存性を持つ光分岐結
合器を実現する結合長トレランスも大きく、偏波状態に
対して分岐比が安定な光分岐結合器を得ることができる
という効果を有する。
【0065】同じフォトマスクを用いて、作製する日を
変えて6枚のウエハを作製し、設計時の目標値からどれ
だけ光分岐結合器の分岐比がばらつくかを評価した。6
枚のウエハ間で分岐比と偏波依存性がどのように変動し
たかを評価した。
【0066】図10に、テスト回路の第2例における6
枚のウエハの分岐比を示す。方向性結合器のみの構成
で、10%から90%の各分岐比を目標にして作製し
た。各光分岐結合器の分岐比は、ウエハ毎に分岐比が高
くなったり低くなったりと変動して安定していない。も
っとも大きくずれたものは目標の分岐比に対し13%も
高い。
【0067】図11に、テスト回路の第2例における6
枚のウエハの偏波依存性を示す。分岐比の偏波依存性も
1%弱から4%弱と大きく、特に目標分岐比が30%か
ら80%の光分岐結合器では、偏波依存性が2%を下回
るものはなかった。
【0068】図12に、テスト回路の第1例における6
枚のウエハの分岐比を示す。マッハツェンダ干渉計を用
いた構成のうち、結合長が1300μmの方向性結合器
を用いた光分岐結合器の分岐比を示す。ウエハ番号4の
光分岐結合器以外は、すべて目標値±1.5%の範囲内
に入っている。ウエハ番号4の光分岐結合器の中には目
標値から5%はずれた回路もあり、多少のウエハ間ばら
つきが見られる。
【0069】図13に、テスト回路の第1例における6
枚のウエハの偏波依存性を示す。分岐比の偏波依存性の
最悪値は−3%と、大きな値が観測され、偏波依存性も
ウエハ間ばらつきがあることが判る。
【0070】図14に、本発明の一実施形態にかかる光
分岐結合器における6枚のウエハの分岐比を示す。光分
岐結合器の結合長が1300μmの方向性結合器を用い
たものを示す。光分岐結合器の分岐比は、ほとんどウエ
ハ間のばらつきがなく、目標の分岐比を高い歩留まりで
実現しているのが判る。目標とする分岐比から1番大き
くずれているものでも、ズレ量は0.5%以下であっ
た。
【0071】図15に、本発明の一実施形態にかかる光
分岐結合器における6枚のウエハの偏波依存性を示す。
分岐比の偏波依存性も1桁近く改善されていることが判
る。ウエハ番号4の光分岐結合器において、若干の偏波
依存性がある。しかし、測定誤差等を考えると、ほぼゼ
ロに近い偏波依存性を有する光分岐結合器が、高歩留ま
りで作製されたことが判る。
【0072】[実施例2]図16に、本発明の一実施形
態にかかる光分岐結合器によるCWDM(CoarseWavele
ngth Division Multiplexing)用インタリーブ・フィル
タの構成を示す。インタリーブ・フィルタは、5個の光
分岐結合器14〜18を有し、それぞれの光分岐結合器
の間の4ヶ所に、遅延線回路部を有する。4ヶ所の光路
長差は順に60.8μm、−83.9μm、−84.4
μm、−84.4μmに設定した。実際には、有効屈折
率1.45の導波路を用いたので、導波路長差がそれぞ
れ41.9μm、−83.9μm、−84.4μm、−
84.4μmになるように設計した。各光分岐結合器1
4〜18の分岐比は、それぞれ50%、14.3%、3
1.3%、6.7%、0.6%に設定した。
【0073】図17に、本発明の一実施形態にかかるセ
グメント状導波路を用いた光分岐結合器の構成を示す。
光導波路19と光導波路20は、4ヶ所で近接して方向
性結合器を形成する。方向性結合器の間には、3ヶ所の
光路長差付与部を有し、そのすべてにセグメント状導波
路21〜23を用いた。導波路のセグメント状態につい
て説明する。セグメント導波路は、伝搬光の進行方向に
対して、25μm間隔に5μm程度のギャップを設けた
構造である。付与したい光路長差に対し端数が生じたと
きは、セグメント導波路部の両端に5μmより幅の狭い
ギャップを設けて調整した。インタリーブ・フィルタ全
体のチップサイズは、長さ55.5mm、幅12.5m
mである。チップの面積は、約700mmであり、4
インチウエハに6個並べることができる。
【0074】比較のため、セグメント状の導波路を用い
ずに、有効屈折率が均一な導波路を用いて光分岐結合器
を作製し、上述したインタリーブ・フィルタと同じ構成
のインタリーブ・フィルタを作製した。5ヶ所の各光分
岐結合器の分岐比および、4ヶ所の光路長差は、上記フ
ィルタと同じ値である。光分岐結合器の内部で与える波
長オーダーの光路長差は、直線導波路と曲線導波路との
組み合わせで与えた。このような構成のインタリーブ・
フィルタ全体のチップサイズは、長さ70.5mm、幅
16.5mmであり、チップの面積は、約1200mm
であり、4インチウエハに3個並べることができる。
【0075】図18に、本発明の一実施形態にかかるセ
グメント状導波路を用いた光分岐結合器によるインタリ
ーブ・フィルタの透過スペクトルを示す。図19に、有
効屈折率が均一な導波路を用いた光分岐結合器によるイ
ンタリーブ・フィルタの透過スペクトルを示す。セグメ
ント状導波路を用いた光分岐結合器は、有効屈折率が均
一な導波路を用いた光分岐結合器と比較して、挿入損失
が約0.4dB大きかった。このことは、セグメント導
波路部分で若干の損失が生じたためと考えられる。
【0076】消光比は、両方のインタリーブ・フィルタ
共に、25dB以上の高い値を得た。また、両方のイン
タリーブ・フィルタ共に、透過スペクトルにほとんど偏
波依存性は観測されなかった。両方のインタリーブ・フ
ィルタ共に図1に示した構成の光分岐結合器を用いてい
るので、各インタリーブ・フィルタ内の光分岐結合器の
分岐比が、高精度で設計値を維持しているからである。
【0077】セグメント状導波路を用いた光分岐結合器
を用いた結果、若干の挿入損失の増加(0.4dB)が
見られたものの、CWDM用インタリーブ・フィルタの
チップ・サイズは、約60%に減少し、同じウエハから
とれる収量を倍増することができた。光導波路フィルタ
のチップ・コストは、1ウエハからの収量にほぼ反比例
するので、セグメント状導波路を用いた光分岐結合器
は、CWDM用インターリーブ・フィルタのチップ・コ
ストを半減する効果がある。
【0078】本実施形態では、石英系導波路を用いて光
分岐結合器を作製したが、InPなどの半導体導波路、
ポリマなどの有機物材料、LNなどの無機材料を用いた
導波路を使用しても構わない。また、本実施形態では、
断面の矩形の埋め込み型導波路を用いて作製したが、拡
散型導波路を用いても同様の効果が得られる。
【0079】本実施形態では、セグメント導波路とし
て、伝搬光の進行方向に対し25μm間隔に5μm程度
ギャップを設ける導波路構造を用いたが、伝搬光の進行
方向に対し垂直方向に構造変化をもつ導波路構造でも良
いし、例えば、千鳥格子状にコアを加工した導波路構造
でも良い。また、屈折率の異なる異種材料の光導波路を
セグメント状に用いても同様の効果が得られる。
【0080】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
光分岐結合器全体の分岐比を、所望の分岐比に安定に保
つことができるとともに、偏波依存性を小さくすること
が可能となる。また、所望の分岐比の光分岐結合器を作
製する場合の歩留まりを向上することが可能となる。ま
た、本発明によれば、光分岐結合器のサイズを小型化す
ることが可能となる。
【0081】このことから、様々な分岐比の光分岐結合
器を多数必要とするインタリーブ・フィルタ、分散補償
器などを、作製後のトリミングを必要とせずに、高い歩
留まりで、低価格に提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる光分岐結合器を示
した構成図である。
【図2】光分岐結合器のテスト回路の第1例を示した構
成図である。
【図3】光分岐結合器のテスト回路の第2例を示した構
成図である。
【図4】本発明の一実施形態にかかる光分岐結合器のT
M入射光およびTE入射光の分岐比を示した図である。
【図5】テスト回路の第1例のTM入射光およびTE入
射光の分岐比を示した図である。
【図6】テスト回路の第2例のTM入射光およびTE入
射光の分岐比を示した図である。
【図7】本発明の一実施形態にかかる光分岐結合器の偏
波依存性を示した図である。
【図8】テスト回路の第1例の偏波依存性を示した図で
ある。
【図9】テスト回路の第2例の偏波依存性を示した図で
ある。
【図10】テスト回路の第2例において6枚のウエハの
分岐比を示した図である。
【図11】テスト回路の第2例において6枚のウエハの
偏波依存性を示した図である。
【図12】テスト回路の第1例において6枚のウエハの
分岐比を示した図である。
【図13】テスト回路の第1例において6枚のウエハの
偏波依存性を示した図である。
【図14】本発明の一実施形態にかかる光分岐結合器に
おいて6枚のウエハの分岐比を示した図である。
【図15】本発明の一実施形態にかかる光分岐結合器に
おいて6枚のウエハの偏波依存性を示した図である。
【図16】本発明の一実施形態にかかる光分岐結合器に
よるインタリーブ・フィルタを示した構成図である。
【図17】本発明の一実施形態にかかるセグメント状導
波路を用いた光分岐結合器を示した構成図である。
【図18】本発明の一実施形態にかかるセグメント状導
波路を用いた光分岐結合器によるインタリーブ・フィル
タの透過スペクトルを示した図である。
【図19】有効屈折率が均一な導波路を用いた光分岐結
合器によるインタリーブ・フィルタの透過スペクトルを
示した図である。
【符号の説明】
1,2,7,8,10,11,19,20 光導波路 3〜6,9,12,13 方向性結合器 14〜18 光分岐結合器 21〜23 セグメント状導波路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井上 靖之 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 神徳 正樹 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 日比野 善典 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 Fターム(参考) 2H047 KA03 KA12 KB05 RA08 TA05 TA11

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板と、該基板上に形成された第1の光
    導波路および第2の光導波路と、前記第1の光導波路と
    前記第2の光導波路とを近接して形成した4個の方向性
    結合器とを有し、前記第1の光導波路と前記第2の光導
    波路とに入射した波長λの信号光を結合し、または前記
    第1の光導波路と前記第2の光導波路のいずれかに入射
    した波長λの信号光を分岐するように構成された光分岐
    結合器において、 前記信号光の入射側から1番目の方向性結合器と2番目
    の方向性結合器の間における前記第1の光導波路と前記
    第2の光導波路の光路長差ΔL1と、前記信号光の入射
    側から2番目の方向性結合器と3番目の方向性結合器の
    間における前記第1の光導波路と前記第2の光導波路の
    光路長差ΔL2と、前記信号光の入射側から3番目の方
    向性結合器と4番目の方向性結合器の間における前記第
    1の光導波路と前記第2の光導波路の光路長差ΔL3と
    が、ΔL1=−ΔL3=λ/4であり、かつ、|ΔL2
    |<2λであるように構成したことを特徴とする光分岐
    結合器。
  2. 【請求項2】 前記方向性結合器の間における前記第1
    の光導波路と前記第2の光導波路の少なくとも一方に、
    セグメント状導波路を用いて、前記光路長差となるよう
    に構成したことを特徴とする請求項1に記載の光分岐結
    合器。
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WO2011043449A1 (ja) * 2009-10-09 2011-04-14 日本電気株式会社 光分岐素子、光分岐回路、並びに光分岐素子の製造方法、光分岐回路の製造方法

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