JPH06187265A - データ転送テスト方法および装置 - Google Patents

データ転送テスト方法および装置

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JPH06187265A
JPH06187265A JP4340073A JP34007392A JPH06187265A JP H06187265 A JPH06187265 A JP H06187265A JP 4340073 A JP4340073 A JP 4340073A JP 34007392 A JP34007392 A JP 34007392A JP H06187265 A JPH06187265 A JP H06187265A
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JP
Japan
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test
data
test data
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Application number
JP4340073A
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English (en)
Inventor
Masami Watanabe
雅美 渡辺
Ryotaro Hayashi
亮太郎 林
Shigeru Ikushima
茂 生島
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ネットワークシステムにおけるデータ転送テ
スト方法および装置に関し,データ転送テストを効率的
に行うようにすることを目的とする。 【構成】 各装置1,2,3は転送されてきたテストデ
ータの正否を判定するテスト手段9,29,49と,テ
ストデータを格納するテストデータ格納領域7,27,
47とテストデータの期待値を格納する期待値格納領域
8,28,48よりなるデータ記憶手段6,26,46
とを備え,テスト手段9,29,49は,他の装置から
転送されてきたテストデータを期待値と比較するテスト
データ比較手段62と,比較結果が正しかった場合に転
送されてきたテストデータを他の装置1, 2, 3に転送
するテストデータ転送手段60とを備え,転送データの
正否判定後に比較結果が正しかった場合には該テストデ
ータを他の装置に転送する構成を持つ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,データ端末装置等のコ
ンピュータを搭載した装置を複数結合したネットワーク
システムにおいて,端末装置間でデータが正しく転送さ
れているかをテストするデータ転送テスト方法および装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】図6は従来のデータ転送テスト方法およ
び装置の1を示す。図7は従来のデータ転送方法および
装置の2を示す。図は端末装置等の装置が4台ネットワ
ークで結合されたシステムを示し,図6の構成と図7の
構成で1つのネットワークシステムを構成する。
【0003】図6,図7において,200は装置(♯
0)であって,ネットワークシステムにおけるデータ端
末装置である。201は装置(♯1)であって,ネット
ワークシステムにおけるデータ端末装置である。202
は装置(♯2)であって,ネットワークシステムにおけ
るデータ端末装置である。203は装置(♯3)であっ
て,ネットワークシステムにおけるデータ端末装置であ
る。
【0004】装置(♯0)において,209はデータ転
送テスト装置であって,CPU211,メモリ212,
テスト手段220により構成されるものである。210
はネットワーク制御手段であって,ネットワーク204
を介して他の装置(♯1,♯2,♯3)にテストデータ
を転送制御するとともにネットワーク204を介して他
の装置(♯1,♯2,♯3)から転送されてくるテスト
データを受信制御するものである。211はCPUであ
って,装置(♯0)(200)の転送データテストの制
御を行うものである。212はメモリであって,テスト
データおよび期待値を格納するものである。
【0005】メモリ212において,213はデータ領
域♯0であって,装置(♯0)から他の装置(♯1,♯
2,♯3)に転送するテストデータを格納する領域であ
る。214は格納バッファであって,他の装置(♯1,
♯2,♯3)から転送されてくるテストデータを格納す
る領域である。215はデータ領域♯0の期待値格納領
域であって,データ領域♯0のテストデータの期待値を
格納する領域である。216はデータ領域♯1の期待値
格納領域であって,装置(♯1)(201)から転送さ
れてくるテストデータの期待値を格納する領域である。
217はデータ領域♯2の期待値格納領域であって,装
置(♯2)(202)から転送されているテストデータ
の期待値を格納する領域である。218はデータ領域♯
3の期待値格納領域であって,装置(♯3)(203)
から転送されてくるテストデータの期待値を格納する領
域である。
【0006】220はテスト手段である。テスト手段2
20において,222はテストデータ比較手段であっ
て,他の装置(♯1,♯2,♯3)から転送されて,格
納バッファ214に格納されたデータを対応する期待値
と比較し,データの正否を判定するものである。223
はテスト結果通知手段であって,テスト結果をテスト結
果出力装置224に通知するものである。
【0007】224はテスト結果出力装置であって,テ
スト結果を出力するディスプレイ,プリンタあるいはテ
スト結果を格納するディスク装置等である。装置(♯
1)において,229はデータ転送テスト装置であっ
て,CPU231,メモリ232,テスト手段240に
より構成されるものである。230はネットワーク制御
手段,231はCPU,232はメモリでる。
【0008】メモリ232において,233はデータ領
域♯1であって,装置(♯1)から他の装置(♯0,♯
2,♯3)に転送するテストデータを格納する領域であ
る。234は格納バッファである。235はデータ領域
♯0の期待値格納領域,236はデータ領域♯1の期待
値データ格納領域,237はデータ領域♯2の期待値デ
ータ格納領域,238はデータ領域♯3の期待値格納領
域である。
【0009】240はテスト手段である(テスト手段2
40の構成は装置(♯0))のテスト手段220と同じ
構成であるので具体的な内容は省略されている)。24
4はテスト結果出力装置である。
【0010】装置(♯2)において,249はデータ転
送テスト装置であって,CPU251,メモリ252,
テスト手段260により構成されるものである。250
はネットワーク制御手段,252はメモリである。
【0011】メモリ252において,253はデータ領
域♯2であって,装置(♯2)から他の装置(♯1,♯
2,♯3)に転送するテストデータを格納する領域であ
る。254は格納バッファ,255はデータ領域♯0の
期待値格納領域,256はデータ領域♯1の期待値デー
タ格納領域,257はデータ領域♯2の期待値格納領
域,258はデータ領域♯3の期待値格納領域である。
【0012】260はテスト手段である(テスト手段2
60の構成は装置(♯0)のテスト手段220と同じ構
成であるので具体的な内容は省略されている)。264
はテスト結果出力装置である。
【0013】装置(♯3)において,269はデータ転
送テスト装置であって,CPU271,メモリ272,
テスト手段280により構成されるものである。270
はネットワーク制御手段,271はCPU,272はメ
モリである。
【0014】メモリ272において,273はデータ領
域♯3であって,装置(♯3)(203)から他の装置
(♯0,♯1,♯2)に転送するテストデータを格納す
る領域である。274は格納バッファ,275はデータ
領域♯0の期待値データ格納領域,276はデータ領域
♯1の期待値データ格納領域,277はデータ領域♯2
の期待値格納領域,278はデータ領域♯3の期待値格
納領域である。
【0015】280はテスト手段である(テスト手段2
40の構成は装置(♯0)(200)のテスト手段22
0と同じ構成であるので具体的な内容は省略されてい
る)。284はテスト結果出力装置である。
【0016】図6,図7の構成の動作を説明する。ま
ず,各装置(♯0,♯1,♯2,♯3)のメモリ(21
2,232,252,272)の期待値格納領域に各装
置のデータ領域(データ領域♯0(213),データ領
域♯1(233),データ領域♯2(253),データ
領域♯3(273))のテストデータの期待値が設定さ
れる。
【0017】例として,装置(♯1)から装置(♯0)
に転送されるデータのテスト方法を説明する。装置(♯
1)において,CPU(231)に制御されて,データ
領域♯1(233)のテストデータはネットワーク制御
手段230に転送され,ネットワーク制御手段230に
よりネットワーク204に出力される。そして,装置
(♯0)のネットワーク制御手段210はそのテストデ
ータを受信し,CPU(211)はそのテストデータを
格納バッファ214に格納する。テストデータ比較手段
222は格納バッファ214に格納された装置(♯1)
のテストデータをテストデータ領域♯1の期待値格納領
域215に格納されている期待値と比較する。そして,
格納バッファ214に格納されたテストデータと期待値
が一致すれば正しいデータとされ,テスト結果通知手段
223により,テスト結果出力装置224に出力され
る。また,格納バッファ214に格納されたデータと期
待値が一致しなければ転送されたデータは正しくないと
して,テスト結果通知手段223によりテスト結果出力
手段224に出力される。
【0018】装置(♯1)のテストデータ(データ領域
♯1(233)のデータ)は他の装置((♯2),(♯
3))のそれぞれのデータ格納領域にもデータ転送され
る。そして,それぞれの装置のテスト手段(260,2
80)において,データ領域♯1の期待値格納領域(2
56,276)の期待値と比較され,格納されたデータ
の正否が判定される。
【0019】同様に,装置(♯0)は,データ領域♯0
に格納しているテストデータを他の装置(♯1,♯2,
♯3)に転送する。そして,それぞれの装置において,
転送されてきたテストデータをそれぞれの格納バッファ
(234,254,274)に格納し,テスト手段(2
40,260,280)において,期待値と比較し,格
納されたデータの正否を判定する。また,装置(♯
2),装置(♯3)のそれぞれのデータ領域(データ領
域♯2(253),データ領域♯3(273))のテス
トデータもそれぞれ,他の装置に転送され,期待値と比
較されてデータ転送テストがなされる。
【0020】各装置(♯0,井♯1,♯2,♯3)はテ
ストデータの正否が判定されるとデータ領域(213,
233,253,273)に格納したデータをその都度
廃棄し,次に他の装置から転送されてくるデータを格納
する。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】従来のデータ転送テス
ト方法および装置は,それぞれの装置が自身のテストデ
ータをテスト対象の他の装置全部に転送する必要があっ
た。また,それぞれの装置では,他の装置から転送され
てきたテストデータの正否判定を行う度にその都度廃棄
処理しなければならなかった。
【0022】そのため,従来のデータ転送方法はテスト
効力が悪いものであった。本発明は,それぞれの装置が
自身のテストデータを他の装置に全部転送する必要がな
く,また,転送されてきたテストデータをそれぞれの装
置でその都度廃棄する必要もないデータ転送テストを効
率的に行うことのできるデータ転送方法および装置を提
供することを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は,他の装置から
転送されるテストデータを正否判定後に別の装置に転送
するようにした。
【0024】図1は本発明の基本構成(1) であって,n
台の装置がネットワークで結合されたシステムを示す。
図2は本発明の基本構成(2) であって,装置におけるデ
ータ転送テスト装置の構成を示すものである。
【0025】図1において,1は装置(♯0),2は装
置(♯1),3は装置(♯n)である。3’はネットワ
ークであって,各装置(♯0,♯1,♯n)を結合する
ものである。
【0026】装置(♯0)において,4はデータ転送テ
スト装置であって,データ転送のテストを行うものであ
る。5はネットワーク制御手段であって,ネットワーク
のデータ入出力制御を行うものである。6はデータ記憶
手段であって,テストデータおよびテストデータの期待
値を格納するものである。7はテストデータ格納領域で
ある。8は期待値格納領域である。9はテスト手段であ
って,転送されたテストデータと期待値を比較してテス
トデータの正否を判定するものである。また,テスト手
段9はテストデータの正否を判定した後にテストデータ
を他の装置に転送するテストデータ転送手段を備えてい
るものである(テスト手段9の詳細は基本構成(2) に示
す)。10はテストデータ(♯0)の格納領域であっ
て,装置(♯0)を起点として出力されるテストデータ
を格納する領域である。11はテストデータ(♯1)で
あって,装置(♯1)を起点とするテストデータを格納
する領域である。12は♯nであって,装置(♯n)を
起点とするテストデータを格納する領域である。13は
テストデータ(♯0)の期待値を格納する領域である。
14はテストデータ(♯1)の期待値を格納する領域で
ある。15はテストデータ(♯n)期待値を格納する領
域である。16は主制御手段であって,装置(♯0)の
データ転送テストの制御を行うものである。
【0027】装置(♯1)において,24はデータ転送
テスト装置,25はネットワーク制御手段,26はデー
タ記憶手段,27はテストデータ格納領域,28は期待
値格納領域,29はテスト手段である。
【0028】テストデータ格納領域27において,30
はテストデータ(♯0)の格納領域,31はテストデー
タ(♯1)の格納領域,32はテストデータ(♯n)の
格納領域である。期待値格納領域28において,33は
テストデータ(♯0)の期待値格納領域,34はテスト
データ(♯1)の期待値格納領域,35はテストデータ
(♯n)の期待値格納領域である。
【0029】装置(♯3)において,44はデータ転送
テスト装置,45はネットワーク制御手段,46はデー
タ記憶手段,47はテストデータ格納領域,48は期待
値格納領域,49はテスト手段である。
【0030】テストデータ格納領域47において,50
はテストデータ(♯0)の格納領域,51はテストデー
タ(♯1)の格納領域,52はテストデータ(♯n)の
格納領域である。期待値格納領域48において,53は
テストデータ(♯0)の期待値格納領域,54はテスト
データ(♯1)の期待値格納領域,55はテストデータ
(♯n)の期待値格納領域である。
【0031】図1の構成の動作は後述する。図2は,装
置(♯0)の構成を示したものである(装置(♯1),
装置(♯n)も同様である)。
【0032】図において,1は装置(♯0)である。4
はデータ転送テスト装置である。5はネットワーク制御
手段である。6はデータ記憶手段,7はテストデータ格
納領域である。8は期待値格納領域である。9はテスト
手段である。16は主制御手段である。
【0033】テスト手段9において,60はテストデー
タ転送手段であって,テストデータを各装置に転送する
順番(転送ルート)を指定するものである。例えば,テ
ストデータ♯0(10)は,装置(♯0)から他の装置に転
送し,転送された装置において正しいと判定された場合
にはそこから他の装置に転送する等のテストデータの転
送するルートを定めたものである。61はテストデータ
手段における転送ルート情報領域である。62’は♯0
データ転送ルートの格納領域であって,テストデータ
(♯0)の転送ルートを指定したものである。63’は
♯1データ転送ルートの格納領域であって,テストデー
タ(♯1)転送ルートを指定したものである。64’は
♯nデータ転送ルートの格納領域であって,テストデー
タ(♯n)の転送ルートを指定したものである。62は
テストデータ比較手段であって,テストデータ格納領域
7に格納されたテストデータと対応する期待値を比較す
るものである。63はテスト結果通知手段であって,格
納されたテストデータの正否の判定結果を外部の出力装
置に通知するものである。
【0034】図2の構成の動作は後述する。
【0035】
【作用】図1の基本構成の動作を説明する。テストの開
始に際し,テストデータ(♯0,♯1,・・・,♯n)
の初期値が各装置(♯0,♯1,・・・,♯n)のテス
トデータ格納領域(7,27,47)に格納される。同
様に,テストデータの各期待値が各装置(♯0,♯1,
・・・,♯n)の期待値格納領域(8,28,48)に
設定される。
【0036】そして,テストデータ(♯0),テストデ
ータ(♯1),テストデータ(♯n)がそれぞれにあら
かじめ指定された転送ルートに従って一斉に転送を開始
される。
【0037】テストデータ(♯1)について動作を説明
する。テストデータ(♯1)は装置(♯1)を始点とし
て転送される。そして,装置(♯0),装置(♯n)の
順に転送されるように転送順が指定されているとする。
【0038】図の括弧付きの番号(テストデータの流れ
を表す)に従って説明する。 (1) テストデータ(♯1)が主制御手段36により制
御されて装置(♯1)のテストデータ格納領域27より
取り出され,ネットワーク制御手段(25)によりネットワ
ーク3’に出力される。
【0039】(2) テストデータ(♯1)はネットワー
クを介して装置(♯0)に転送される。 (3) 装置(♯0)において,テストデータ(♯1)は
テストデータ(♯1)の格納領域11に格納される。
【0040】(4) ,(5) 装置(♯0)のテスト手段9
はテストデータ(♯1)の格納領域11に格納されたテ
ストデータ(♯1)とテストデータ(♯1)の期待値格
納領域(14)の期待値を比較する。
【0041】(6) ,(7) テストデータ(♯1)と期待
値の比較結果が一致して,転送されてきたテストデータ
が正しいと判定されると,主制御手段16はテストデー
タ(♯1)の格納領域11に格納されたテストデータ
(♯1)を取り出して,ネットワーク制御手段5に転送
する。テストデータ(♯1)はネットワーク3’に出力
され,転送ルート情報に従って指定された装置(♯n)
に転送される。
【0042】(8) 装置(♯n)のネットワーク制御手
段45は装置(♯0)から転送されるテストデータ(♯
1)を入力し,テストデータ格納領域47のテストデー
タ♯1の格納領域51に格納する。
【0043】(9) ,(10) 装置(♯n)において,テス
ト手段49はテストデータ(♯1)の格納領域51のテ
ストデータ(♯1)と期待値格納領域54の期待値を比
較し,正否を判定する。正しいと判定された場合には,
主制御手段56はテストデータ(♯1)の格納領域51
からテストデータ(♯1)を取り出し,転送ルートで定
められた他の装置に転送する。
【0044】同様に,装置(♯0)のテストデータ(♯
0)が装置(♯0)を起点として転送を開始される(装
置(♯1),装置(♯n)の順に転送されるように転送
ルートが指定されているとする)。装置(♯0)のテス
トデータ格納領域7のテストデータ♯0は装置(♯1)
に転送されて,テストデータ(♯0)の格納領域30に
格納される。そして,テストデータ(♯1)の期待値と
比較され,正しければ,装置(♯n)に転送される。装
置(♯n)において,テストデータ(♯0)はテストデ
ータ(♯1)の格納領域51に格納され,期待値と比較
されて正しければ,指定された転送ルートに従って,他
の装置に転送される。
【0045】装置(♯n)のテストデータ(♯n)も転
送ルートに従って,転送され,転送された装置において
期待値と比較されて転送データの正否が判定される。そ
して,テストデータが正しいと判定されれば,指定され
た転送ルートに従って他の装置に転送され,転送された
装置において転送されたテストデータ(♯n)の正否が
判定される。そして,テストデータが正しいと判定され
たら,さらに他の装置に転送される。
【0046】図2の基本構成(2) の動作を説明する。他
の装置から転送されてたテストデータ(♯1)をテスト
する場合について説明する。
【0047】(1) ,(2) ネットワークからネットワー
ク制御手段5により,テストデータ(♯1)が取り込ま
れて,テストデータ(♯1)の格納領域11に格納され
る。 (3) ,(4) 主制御手段16はテストデータ(♯1)の
格納領域11に格納されたテストデータ(♯1)とその
期待値格納領域14の期待値(♯1)を取り出し,テス
トデータ比較手段62は取り出されたテストデータ(♯
1)と期待値(♯1)を比較する。
【0048】(5) テストデータ比較手段62の比較結
果に基づき,両者が一致していて格納されたテストデー
タ(♯1)が正しければ,主制御手段16はテストデー
タ転送手段60にテストデータ(♯1)のデータ転送の
指示を行う。
【0049】(6) 主制御手段16はテストデータ(♯
1)の格納領域11からテストデータ(♯1)を取り出
し,テストデータ転送手段60により指定された転送ル
ートの転送データを作成する。
【0050】(7) ,(8) 主制御手段16はテストデー
タ(♯1)をネットワーク制御手段5に転送し,ネット
ワーク制御手段5はテストデータ(♯1)のをネットワ
ークに出力する。
【0051】本発明によれば,各装置が自身のテストデ
ータを他の装置全部に転送する必要がなく,しかもテス
トデータの廃棄をその都度行う必要がないので,効率的
にデータ転送テストを行うことができるようになる。
【0052】
【実施例】本発明は,各装置のテスト格納手段(メモ
リ)のテストデータを格納する番地を共通番地とするこ
とにより,データ転送テストを高速化することができ
る。
【0053】図3は本発明の実施例の1,図4は本発明
の実施例の2である。図3の構成と図4の構成とにより
1つのシステムを構成する。図3と図4において,10
0は装置(♯0),101は装置(♯1),102は装
置(♯2),103は装置(♯4)である。105はネ
ットワークである。
【0054】装置100において,109はデータ転送
テスト装置である。110はネットワーク制御手段,1
11はCPUであって,装置(♯0)のデータ転送テス
トの制御を行うものである。112はテスト手段であっ
て,例えば,CPUの主記憶に展開されるプログラムで
ある。113はメモリであって,テストデータおよび期
待値を格納するものである。114はテストデータ格納
領域,115は期待値格納領域である。メモリにおける
各テストデータ,期待値の格納番地は各装置(♯0,♯
1,♯2,♯3)において共通とする(各テストデー
タ,期待値の番地を同じに設定する)。116はテスト
結果出力装置であって,ディスプレイ,プリンタ等のテ
スト結果を表示する装置,もしくはディスク装置等のテ
スト結果を格納する装置である。117は入力装置であ
り,キーボード,ディスク装置等であり,例えば磁気デ
ィスクに展開されたテスト手段のプログラムを入力する
ものである。
【0055】装置101において,119はデータ転送
テスト装置,120はネットワーク制御手段,121は
CPU,122はテスト手段,123はメモリ,124
はテストデータ格納領域,125は期待値格納領域であ
る。126はテスト結果出力装置,127は入力装置で
ある。
【0056】装置102において,129はデータ転送
テスト装置,130はネットワーク制御手段,131は
CPUである。132はテスト手段,133はメモリで
ある。134はテストデータ格納領域,135は期待値
格納領域である。136はテスト結果出力装置,137
は入力装置である。
【0057】装置103において,139はデータ転送
テスト装置,140はネットワーク制御手段,141は
CPUである。142はテスト手段,143はメモリで
ある。144はテストデータ格納領域,145は期待値
格納領域である。146はテスト結果出力装置,147
は入力装置である。
【0058】上記の構成において,テスト手段のプログ
ラムロードは各装置(♯0,♯1,♯2,♯3)の入力
装置で行うことは必ずしも必要ではなく,特定の装置が
テストプログラムをロードしたらそのプログラムを他の
装置に転送するようにしても良い。また,テスト結果の
出力も,各装置が出力装置に出力することは必ずしも必
要でなく,テスト結果を特定の装置にデータ転送し,特
定の装置で出力するようにしても良い。
【0059】図3,図4の構成において,データ転送テ
スト開始に際し,テストデータの初期値,期待値が一斉
に各装置に設定される。そして,装置(♯0)のテスト
データ(♯0)は装置(♯0)から転送を開始されて,
指定された転送ルートに従って各装置(♯1,♯2,♯
3)に転送される。装置(♯1)のテストデータ(♯
1)は,装置(♯1)から転送を開始され,指定された
転送ルートに従って各装置(♯0,♯2,♯3)に転送
される。同様に,装置(♯2)のテストデータ(♯
2),装置(♯3)のテストデータ(♯3)もそれぞ
れ,装置(♯2),装置(♯3)から転送を開始され
て,それぞれの転送ルートに従って各装置に転送され
る。
【0060】テストデータ(♯0),テストデータ(♯
1),テストデータ(♯2),テストデータ(♯3)の
番地は各装置において共通に設定されているので,各装
置から一斉にデータ転送が開始されて,各装置において
高速に処理される。
【0061】図5は本発明のデータ転送テスト装置の実
施例を示す図である。図は,装置(♯0)のデータ転送
テスト装置を示しているが,他の装置(♯1,♯2,♯
3)のテストデータ転送装置も同様の構成である。
【0062】図において,100は装置(♯0)であ
る。109はデータ転送テスト装置である。110はネ
ットワーク制御手段である。111はCPU,112は
テスト手段である。113はメモリ,114はテストデ
ータ格納領域,115は期待値格納領域である。
【0063】テスト手段112において,150はテス
トデータ転送手段であって,テストデータを転送するた
めのプログラムを格納するものである。151はは転送
ルート格納領域であって,各テストデータ(♯0,♯
1,♯2,♯3)の転送ルートを格納するものである。
例えば,テストデータ(♯0)は装置(♯0)から開始
されて,装置(♯1),装置(♯2),装置(♯3)の
順に転送される。テストデータ(♯1)は装置(♯1)
から開始されて,装置(♯0),装置(♯3),装置
(♯2)の順に転送される。同様に,テストデータ(♯
2)は装置(♯2)から開始されて,装置(♯1),装
置(♯0),装置(♯3)の順に転送される。テストデ
ータ(♯3)は装置(♯3)から開始されて,装置(♯
2),装置(♯1),装置(♯0)の順に転送される。
【0064】152はテストデータ比較手段,153は
テスト結果通知手段である。図の構成において,CPU
111はデータ転送テストの全体を制御する。テストデ
ータ(♯1)について動作を説明する。
【0065】(1) ,(2) ネットワークを介して他の装
置(例えば装置(♯1))から転送データが入力され,
CPU(111)に制御されてテストデータ(♯1)の
格納領域に格納さる。
【0066】(3) ,(4) テストデータ比較手段152
はテストデータ(♯1)と期待値(♯1)を比較する。 (5) 転送データが正しいと判定されたら,CPU(1
11)はテストデータ比較手段152の比較結果に基づ
きテストデータ転送手段151にテストデータ(♯1)
の転送指示を与える。
【0067】(6) ,(7) CPU(111)はテストデ
ータ格納領域のテストデータ(♯1)を取り出し,テス
トデータ転送手段150は転送ルートの情報に基づい
て,装置(♯3)宛のテストデータ(♯1)を作成し,
ネットワーク制御手段110に転送する。ネットワーク
制御手段110はテストデータ(♯1)をネットワーク
へ出力する。そして,テストデータ(♯1)は次の転送
先の装置(♯3)に転送される。 (8) テスト結果
は,テスト結果通知手段223によりテスト結果出力装
置224に出力される。各装置のテスト結果はそれぞれ
の装置で出力されるようにしても良いが,特定の装置
(例えば,装置(♯0))に各装置から通知され,特定
の装置でテスト結果を集計して出力するようにしても良
い。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば,各装置が自身のテスト
データを他の装置全部に転送する必要がなく,しかもテ
ストデータの廃棄を且つ装置でその都度行う必要がない
ので,効率的にデータ転送テストを行うことができるよ
うになる。また,テストデータを格納する各装置のメモ
リの番地を共通にすることにより,データ転送テストを
高速に行うことが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の基本構成(1) を示す図である。
【図2】本発明の基本構成(2) を示す図である。
【図3】本発明の実施例の1を示す図である。
【図4】本発明の実施例の2を示す図である。
【図5】本発明のデータ転送テスト装置の実施例を示す
図である。
【図6】従来のデータ転送テスト方法および装置の1を
示す図である。
【図7】従来のデータ転送テスト方法および装置の2を
示す図である。
【符号の説明】
1 :装置(♯0) 2 :装置(♯1) 3 :装置(♯n) 3’:ネットワーク 4 :データ転送テスト装置 5 :ネットワーク制御手段 6 :データ記憶手段 7 :テストデータ格納領域 8 :期待値格納領域 9 :テスト手段 10:テストデータ(♯0)の格納領域 11:テストデータ(♯1)の格納領域 12:テストデータ(♯n)の格納領域 13:テストデータ(♯0)の期待値格納領域 14:テストデータ(♯1)の期待値格納領域 15:テストデータ(♯n)の期待値格納領域 16:主制御手段 24:データ転送テスト装置 25:ネットワーク制御手段 26:データ記憶手段 27:テストデータ格納領域 28:期待値格納領域 29:テスト手段 30:テストデータ(♯0)の格納領域 31:テストデータ(♯1)の格納領域 32:テストデータ(♯n)の格納領域 33:テストデータ(♯0)の期待値格納領域 34:テストデータ(♯1)の期待値格納領域 35:テストデータ(♯n)の期待値格納領域 36:主制御手段 44:データ転送テスト装置 45:ネットワーク制御装置 46:データ記憶手段 47:テストデータ格納領域 48:期待値格納領域 49:テスト手段 50:テストデータ(♯0)の格納領域 51:テストデータ(♯1)の格納領域 52:テストデータ(♯n)の格納領域 53:タストデータ(♯0)の期待値格納領域 54:タストデータ(♯1)の期待値格納領域 55:タストデータ(♯n)の期待値格納領域 56:主制御手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンピュータを搭載した複数装置を接続
    するネットワークシステムにおけるデータ転送テスト方
    法において,各装置(1) ,(2) ,(3) は転送されてきた
    テストデータの正否を判定するテスト手段(9) ,(29),
    (49)と,テストデータを格納するテストデータ格納領域
    (7),(27),(47)とテストデータの期待値を格納する期
    待値格納領域(8) ,(28),(48)よりなるデータ記憶手段
    (6) ,(26),(46)とを備え,テスト手段(9) ,(29),(4
    9)は,他の装置から転送されてきたテストデータを期待
    値と比較するテストデータ比較手段(62) と,転送され
    てきた場合に転送されてきたテストデータを定められた
    装置間の転送ルート情報に従って他の装置(1) , (2) ,
    (3) に転送するテストデータ転送手段(60) とを備え,
    各テストデータ毎に転送ルートを定め,他の装置から転
    送されてきたテストデータを期待値と比較して転送デー
    タの正否を判定し,比較結果が正しかった場合に該テス
    トデータを他の装置に転送することを特徴とするデータ
    転送テスト方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において,テストデータ格納領
    域の番地は各装置において共通番地であることを特徴と
    するデータ転送テスト方法。
  3. 【請求項3】 コンピュータを搭載した複数装置を接続
    するネットワークシテムにおけるデータ転送テスト装置
    (4) ,(24),(44)において,データ転送テスト装置(4)
    ,(24),(44)はテスト手段(9) ,(29),(49)を備え,
    テスト手段(9) ,(29),(49)は,他の装置から転送され
    てきたテストデータを期待値と比較するテストデータ比
    較手段(62) と,テストデータを装置する装置間の転送
    ルートを定められ比較結果が正しかった場合に定められ
    た転送ルートに従って転送されてきたテストデータを他
    の装置(1) , (2) , (3) に転送するテストデータ転送手
    段(60) とを備えたことを特徴とするデータ転送テスト
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において,テストデータ格納領
    域の番地は各装置において共通番地であることを特徴と
    するデータ転送テスト装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009070212A (ja) * 2007-09-14 2009-04-02 Alpine Electronics Inc マルチプロセッサシステム
JP2018005751A (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 富士通株式会社 情報処理装置の試験装置及び情報処理装置の試験方法

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Effective date: 20020806