JPH0618712Y2 - レーザ加工機用ワークテーブル - Google Patents

レーザ加工機用ワークテーブル

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JPH0618712Y2
JPH0618712Y2 JP1988146579U JP14657988U JPH0618712Y2 JP H0618712 Y2 JPH0618712 Y2 JP H0618712Y2 JP 1988146579 U JP1988146579 U JP 1988146579U JP 14657988 U JP14657988 U JP 14657988U JP H0618712 Y2 JPH0618712 Y2 JP H0618712Y2
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JP
Japan
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work table
work
processing machine
laser processing
spike pin
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Expired - Lifetime
Application number
JP1988146579U
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English (en)
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JPH0270890U (ja
Inventor
尊敏 牧野
成夫 向坂
勇一 八城
伸樹 田中
Original Assignee
日立精機株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、レーザ加工機用ワークテーブルに関する。
更に詳しくは、平板の被加工物と、柱状・円錐状被加工
物との両被加工物を短い段取りで同一テーブルを加工で
きるレーザ加工機用ワークテーブルに関する。
[従来技術] レーザ加工機は、溶接、切断など各種機械加工に使用さ
れているが板金材を効率良く切断加工できることから、
板金材の切断分野に良く使用されている。板金の切断加
工に使用されるワークテーブルは、平面板を支える針状
の多数のスパイクピンテーブルを縦横列に規則的に平面
に並べている。このスパイクピンの先端で板金材を下か
ら支承している。
一方、絞り製品などの多様な三次元立体形状の板金材で
作られたワークは、同時3軸制御方式、同時5軸制御方
式などの多軸制御方式により、レーザの照射方向をフォ
ーカスヘッドで自由にコントロールして切断加工が行わ
れている。
[考案が解決しようとする課題] 平面ワークの切断加工は、ワークテーブルをX軸線方向
に移動させ、これと直交するY軸線方向にワークテーブ
ルまたはレーザ光を発するフォーカスヘッドを移動させ
て加工している。このときの制御は、同時3軸制御方式
によりコントロールしている。絞り製品などの立体ワー
クを切断加工するには、同時2軸制御方式では加工でき
ない。同時5軸制御方式では高価で複雑なものとなる。
とくに、平板被加工物と柱状・錐状被加工物の両方を短
い段取りで同一テーブル上で加工を行うことはできな
い。
この考案の目的は、一台のレーザ加工機で平板被加工物
と、柱状・錐状被加工物の両方のワーク加工を行うレー
ザ加工機用ワークテーブルを提供することにある。
この考案の他の目的は、平板被加工物と柱状・錐状被加
工物の段取り時間を短縮できるレーザ加工機用ワークテ
ーブルを提供することになる。
[前記課題を解決するための手段] この考案は、前記課題を解決するため次の手段を採る。
レーザ光を発するフォーカスヘッド(9)と、 このフォーカスヘッド(9)と対向する位置に移動自在
なワークテーブル(3)を有するレーザ加工機におい
て、 前記ワークテーブル(3)上に載置され、複数の支持体
(5)を有し板材の被加工物(W)を支持する支持体
テーブル(4)と、 この支持体テーブルの側方位置であって、かつ前記ワー
クテーブル(3)上に設けられ、柱状・円錐状の被加工
物(W)を保持すると共に回転割出しするインデック
ス装置(6)と からなるレーザ加工機用ワークテーブルである。
[作用] ワークテーブル上に設けられたスパイクピンテーブル上
の板材の被加工物をレーザ光で加工する。同じワークテ
ーブル上に設けられたインデックス装置上の柱状・円錐
状の被加工物も加工する。
[実施例] 以下、この考案の実施例を図面にしたがって説明する。
第1図は、この考案を適用したレーザ加工機1の外観を
示す。ベッド2上にワークテーブル3がX、Y軸線方向
に摺動自在に設けてある。X、Y軸線の駆動は、ねじ軸
を介して各々サーボモータ(図示せず)により同時2軸
制御方式でNC制御される。
ワークテーブル3上には、複数のスパイクピン5を設け
たスパイクピンテーブル4が設けてある。スパイクピン
テーブル4の側面には、インデックス装置6が載置して
ある。第2図は、スパイクピンテーブル4の断面図であ
る。スパイクピンテーブル4内には、スパイクピン5が
着脱自在に設けてある。スパイクピン5の着脱は、スパ
イクピンテーブル4に設けた挿入穴12にスパイクピン
5の下端を挿入する構造である。
スパイクピン5の先端7上には、板材Wが載せてあ
る。板材Wは、スパイクピンテーブル4上にワークク
ランプ装置(図示せず)により位置決めされ固定され
る。ワークテーブル3の上面から距離の位置にフォー
カスヘッド9のノズル8を配して板材Wを切断する。
第3図は、インデックス装置6の側面図である。ワーク
テーブル3上には、インデックス装置6の割出しモータ
10が固定してある。
割出しモータ10の主軸には、ワークチャック11が固
定してある。ワークチャック11には、加工時に円筒状
のワークWが保持される。第4図は、インデックス装
置6とスパイクピンテーブル4を並列して配置したとき
のレーザー光の加工点を示す図である。レーザ発振器2
0から発振されたレーザ光はミラー21に反射されて、
集光レンズ22に送られる。集光レンズ22で焦点が絞
られインデックス装置6上の円筒状ワークWを加工点
23位置で加工する。同様にスパイクピンテーブル4上
の板材Wを加工点24位置で切断する。
テーブル3はX、Y軸線方向に移動し、フォーカスヘッ
ド9はZ軸線方向に移動する。テーブル3の同時2軸制
御方式でX、Y軸線を制御して必要な形状を作る。この
同じ高さ、すなわちフォーカスヘッド9をZ軸線方向に
移動させないでテーブル3をX軸線方向に移動させる。
インデックス装置6に固定した円筒ワークWの上面高
さにレーザ光の焦点が一致するので、円筒ワークW
の上面にレーザ光が照射される。インデックス装置6
は、割出しモータ10により回転させられる。この回転
とY軸線方向の同時2軸制御により所望の形式に円筒ワ
ークWを切断する。
[他の実施例] 第5図は、フォーカスヘッド9の他の実施例である。前
記実施例では、レーザ光を上面から照射して加工するも
のであった。この実施例では、円筒ワークWの側面か
らレーザ光を照射する。このフォーカスヘッド9の構造
は、Z軸線と平行な軸線を中心に揺動し、Y軸線と平行
な軸線を中心に揺動する公知のタイプである。前記実施
例のワークは、円筒状であるが角形状など他の形状でも
良い。
前記実施例のスパイクピンテーブル4は、ワークテーブ
ル3に固定するものであった。しかし、スパイクテーブ
ル3をパレット構造にして、自動パレット交換装置で知
られているような構造にしても良い。すなわち、揺動交
換アーム式、直線スライド式など公知のパレット交換方
式と同様の構造で良い。
[考案の効果] 以上詳記したように、この考案は、支持体テーブルとイ
ンデックス装置を同一ワークテーブル上に設けたので作
業性が良い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例の外観を示す図、第2図はス
パイクピンテーブルの断面図、第3図はインデックス装
置の側面図、第4図はレーザ光の経路の概要を示す図、
第5図はフォーカスヘッドの他の実施例を示す図であ
る、。 1……レーザ加工機、2……ベッド、3……ワークテー
ブル、4……スパイクピンテーブル、6……インデック
ス装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 田中 伸樹 千葉県我孫子市我孫子1番地 日立精機株 式会社内 (56)参考文献 特開 昭54−11592(JP,A) 実開 昭61−143781(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザ光を発するフォーカスヘッド(9)
    と、 このフォーカスヘッド(9)と対向する位置に移動自在
    なワークテーブル(3)を有するレーザ加工機におい
    て、 前記ワークテーブル(3)上に載置され、複数の支持体
    (5)を有し板材の被加工物(W)を支持する支持体
    テーブル(4)と、 この支持体テーブルの側方位置であって、かつ前記ワー
    クテーブル(3)上に設けられ、柱状・円錐状の被加工
    物(W)を保持すると共に回転割出しするインデック
    ス装置(6)と からなるレーザ加工機用ワークテーブル。
JP1988146579U 1988-11-11 1988-11-11 レーザ加工機用ワークテーブル Expired - Lifetime JPH0618712Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1988146579U JPH0618712Y2 (ja) 1988-11-11 1988-11-11 レーザ加工機用ワークテーブル

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JPH0270890U JPH0270890U (ja) 1990-05-30
JPH0618712Y2 true JPH0618712Y2 (ja) 1994-05-18

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ID=31416200

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5266097B2 (ja) * 2009-03-03 2013-08-21 株式会社アマダ レーザ加工装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5411592A (en) * 1977-06-29 1979-01-27 Toshiba Corp Apparatus for forming bores in wall of pipe
JPS61143781U (ja) * 1984-10-19 1986-09-05

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