JPH06185143A - ユニット式ル−ムの壁パネルの組立構造 - Google Patents

ユニット式ル−ムの壁パネルの組立構造

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JPH06185143A
JPH06185143A JP35524292A JP35524292A JPH06185143A JP H06185143 A JPH06185143 A JP H06185143A JP 35524292 A JP35524292 A JP 35524292A JP 35524292 A JP35524292 A JP 35524292A JP H06185143 A JPH06185143 A JP H06185143A
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JP
Japan
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flange
hole
wall panel
unit
panel
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Pending
Application number
JP35524292A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Wakana
廣 若菜
Tetsuo Youkaichiya
哲夫 八日市谷
Hideki Kabasawa
英喜 蒲沢
Katsuto Murata
克人 村田
Shigeyuki Hashimoto
繁之 橋本
Toshihiro Oyama
敏洋 大山
Yoshiyuki Tani
義幸 谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Bridgestone Corp
Original Assignee
Bridgestone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 本発明は、ユニット式ル−ムの壁パネルの組
立構造に関し、特に言えば、床、壁、天井パネルから構
成されるユニット式の浴室、シャワ−室、トイレ等に適
用される壁パネルの組立構造にかかるものである。 【構成】 ユニット式ル−ムにおける壁パネルの組立構
造であり、壁パネルを構成する単位パネル1,1
縁部にフランジ4,4を形成し、連結される当該フ
ランジ4,4の一方に透孔5を備えると共に、他方
のフランジ4,4には前記透孔5に対応して舌片2
を備えてなり、前記透孔5内に当該舌片2を嵌入したこ
とを特徴とする壁パネルの組立構造。 【効果】 本発明の壁パネルの組立は、ユニット式ル−
ムの外側での組立作業が不要となったものであり、この
ため、せまいスペ−スにおけるユニット式ル−ムの組立
も十分可能であり、しかも作業性及び組立の精度もよ
く、産業上極めて有効な構造となったものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ユニット式ル−ムの壁
パネルの組立構造に関し、特に言えば、床、壁、天井パ
ネルから構成されるユニット式の浴室、シャワ−室、ト
イレ等に適用される壁パネルの組立構造にかかるもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、ホテルのみならず一般の家庭にあ
っても、ユニット式の浴室、シャワ−室、トイレ等が広
く用いられるようになり、壁パネルの組立にあっては、
単位パネルの周囲にフランジを形成し、このフランジ同
士を直接ビス止めしたり、ボルト及びナットにて締結し
て組立てていた。
【0003】図11は従来のユニット式ル−ムの一例を
示す平面図であり、壁パネルwを構成する単位パネル1
1 、112 の縁部に立設されたフランジ121 、12
2 を、その間に止水の目的をもってパッキン材(図示せ
ず)をはさみつつ、ボルト13及びナット14にて締結
していた。図中、15は床パネルである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、かかる従来
の技術にあっては、ユニット式ル−ムの外側よりボルト
及びナット或いはビス止めして各単位パネルを組立てる
構造となっていたため、狭い所ではこの壁の組立ができ
ないという大きな欠点があった。従って、このような条
件のもとでは、ユニット式ル−ムを設置場所で直接組立
てることができないため、設置場所以外のスペ−スの広
い場所にて組立て、これを設置場所に搬入するという方
法をとっていた。
【0005】この方法にあっては、ユニット式ル−ムを
組立てた後に設置場所に移動するという作業性の悪さと
共に、折角設置場所に移動したとしても、組立て場所の
基礎面の凹凸と設置場所の基礎面の凹凸が異なるため
に、再度レベル調節等の基本的な作業を要するため、作
業能率は更に低下することが避けられなかった。
【0006】本発明はこれらの単位パネルの組立てを容
易にするものであり、基本的にユニット式ル−ムの外側
における作業を排除したものであって、ユニット式ル−
ムを設置する場所が狭い場合にあっても、容易にこれを
組立てることを可能としたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の目的を達
成せんと鋭意研究を重ねた結果、以下の構成を採用する
ことによりその目的を達成したものである。即ち、本発
明の要旨は、ユニット式ル−ムにおける壁パネルの組立
構造であって、壁パネルを構成する単位パネルの縁部に
フランジを形成し、連結される当該フランジの一方に透
孔を備えると共に、他方のフランジには前記透孔に対応
して舌片を備えてなり、前記透孔内に当該舌片を嵌入し
たことを特徴とする壁パネルの組立構造である。そし
て、好ましくは、舌片を備えた長尺体をフランジに取り
付け、前記透孔が垂直方向に長い透孔をなすユニット式
ル−ムの壁パネル組立構造を提供するものである。又、
特に言えば、連結される当該フランジの両方に透孔を備
えると共に、一方のフランジの内表面に舌片を備えた長
尺体を取り付け、フランジの透孔から外側へ舌片を突出
させた壁パネル組立構造である。
【0008】
【作用】本発明にあって、ユニット式ル−ムの組立構造
の基本は、フランジに設けた透孔(長孔)内に、一方の
フランジに設けた舌片を嵌入することにある。従って、
壁パネルの組立に際して、ユニット式ル−ムの外側にお
ける作業は殆どなく、組立前に予めフランジに透孔(長
孔)と舌片とを備えておくだけでよく、かかる単位パネ
ルを順次搬入し、その隣り合うフランジ同士の透孔と舌
片とを嵌入し合うことのみで組立が完了するというもの
である。このため、従来の組立作業と比較するとその作
業が著しく簡素化され、精度もよく、しかも狭い場所で
の組立も極めて容易になったものである。
【0009】尚、一般には壁パネルはFRP製或いは場
合によっては塩ビ化粧鋼板製のものが使用され、透孔は
フランジに直接そのまま形成されることとなる。しかる
に、壁パネルがFRP製のものにあっては、舌片を形成
しにくいため、予め、舌片を形成した金属製の長尺体を
フランジに当接し固定するのが一般的である。勿論、前
記透孔を形成した金属製の長尺体をフランジに固定して
もよいことは言うまでもない。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて更に詳細に
説明する。図1〜図4は本発明における壁パネルWの第
1実施例を示すものである。図1は壁パネルWを構成す
る単位パネル11 、12 と、舌片2を有する金属製の長
尺体3の一部拡大図である。かかる単位パネル11 、1
2 にあっては、フランジ4がその対向する縁部に形成さ
れており、単位パネル11 側のフランジ41には、縦に
長い透孔5が連設されている。
【0011】一方、単位パネル12 のフランジ42 にあ
っては、長尺体3がビス止めされて固定されており、従
って、フランジ42 に舌片2が前記した透孔5に対向し
て備えられることとなる。かかる長尺体3には舌片2が
打ち抜かれ、かつこれが所定の折り曲げ構造をなして舌
片2とされたものである。即ち、この舌片2の好ましい
形状は、図2に示すようにその先端21 はやや外向きと
され、しかも中間部に段部22 が形成されているもので
ある。この段部22 の段差t1 は、透孔5が形成された
フランジ41 の厚さt0 とほぼ同等とされるのがよく、
先端付根部t2 はt1 より少し大き目にした方が組み立
てが容易になる。
【0012】これら単位パネル11 、12 にあって、先
ず、単位パネル11 を床パネル(図示せず)上に固定す
る。そして、次に単位パネル12 を搬入し、図3に示す
ように透孔5内に舌片2を嵌入し、このまま単位パネル
2 を下方にスライドさせることとなる。そして、図4
に示すように、最終的には舌片2の段部22 に透孔5の
下端50を挟み込み、両単位パネル11 、12 が固定さ
れることとなる。この場合、t1 ≒t0 としておくこと
により楔効果が生じ、両者の接面が隙間なく固定され、
これを順次繰り返すことによって、ユニット式ル−ムの
壁パネルWが完成することになる。
【0013】図5〜図7は本発明の壁パネルWの第2実
施例を示すものである。即ち、単位パネル11 は前例と
同様であるが、図5に示すように、一方の単位パネル1
2 には、前例の長尺体3をフランジ42 に上下を逆にし
て取り付けたものである。言い換えれば、単位パネル1
2 のフランジ42 には舌片が上向きの長尺体3が固定さ
れたものである。
【0014】この場合、床パネル(図示せず)上に単位
パネル12 を予め固定するものであり、次いで、フラン
ジ41 に例えば縦長の透孔5を形成した単位パネル11
を搬入し、図6に示すように舌片2に対して透孔5を嵌
め、その後、図7に示すように単位パネル11 を下方に
移動して舌片2と透孔5を嵌め込むことにより、両パネ
ル11 、12 を固定することとなる。
【0015】以上、長尺体3はフランジ42 の外表面に
固定する例を示したが、図8に示すように、フランジ4
2 に孔6を形成し、この孔6より外方へ舌片2を突出さ
せることによって長尺体3をフランジ42 の内表面に固
定することも可能である。長尺体3とフランジ42
は、ビス等の適当な手段によって一体化されることとな
る。この場合、フランジ41 と42 の外表面が接するた
め、収まりがよく、組立てることが可能である。又、壁
パネルフランジ部に全て同じ透孔の加工が可能となり、
作業上の共通化ができることになる。尚、透孔5にあっ
ても、フランジにやや大きめの孔を開け、これに対応し
て所定の透孔を形成した長尺体をフランジの内表面に固
定することもできる。
【0016】図9〜図10はフランジに形成される透孔
5の各種例であって、前例で示すような長方形の透孔5
であってもよいが、図9に示すような長円形(或いは楕
円形)、図10に示すような台形のものであってもよ
い。尚、一般的には、上記した長尺体3とフランジ42
とは、ビスにて固定されるのが一般的であるが、かかる
ビスの頭をも同時に囲む大きさの透孔5であることが望
ましい。
【0017】そして、舌片2の幅寸法は、これら透孔5
の幅に対し若干小さくする必要があるが、これを余り小
さくしすぎると、ガタつきの原因となってしまう。従っ
て、透孔5は舌片2が入るように上下に長い透孔とする
のがよく、しかも組立てた際に単位パネルの動きが阻止
されるようにすべきであり、実施例1に示したように舌
片2が下向きの場合には、透孔5の下方がやや狭く、実
施例2のように舌片2が上向きの場合には、透孔5の上
方がやや狭い台形とするのが好ましい。そして、ガタつ
きを小さくするために、舌片の段部の幅を透孔の幅とほ
ぼ同等とし、先端へ行くほどその幅を狭くすることも可
能である。又更に、先端の形状に丸みをつけたものは特
に作業性がよくなることがいえる。
【0018】尚、フランジに透孔5を穿ける例を示した
が、場合によってはかかるフランジに対し、透孔5を形
成した例えば金属製等の長尺体等を当接し、これをフラ
ンジに固定してもよいことは勿論である。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上の構成を有する壁パネルの
組立構造であるため、ユニット式ル−ムの外側での組立
作業が不要となったものであり、このため、せまいスペ
−スにおけるユニット式ル−ムの組立も十分可能であ
り、しかも作業性及び組立の精度もよく、産業上極めて
有効な構造となったものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の壁パネルの組立構造における第
1実施例を示す一部拡大図である。
【図2】図2はフランジに備えた舌片の一例を示す上下
方向の断面図である。
【図3】図3は単位パネル同士の組合せ時の一工程を示
す断面図である。
【図4】図4は第1実施例における組立構造を示す上下
方向の断面図である。
【図5】図5は本発明の壁パネルの組立構造における第
2実施例を示す一部拡大図である。
【図6】図6は単位パネル同士の組合せ時の一工程を示
す断面図である。
【図7】図7は第2実施例における組立構造を示す上下
方向の断面図である。
【図8】図8はフランジに舌片を形成する他の例を示す
断面図である。
【図9】図9はフランジに形成される透孔の他の例を示
す正面図である。
【図10】図10はフランジに形成される透孔の更に他
の例を示す正面図である。
【図11】図11は従来のユニット式ル−ムの一例を示
す平面図である。
【符号の説明】
w、W‥‥壁パネル 11 、12 、111 、112 ‥‥単位パネル 2‥‥舌片 21 ‥‥舌片2の先端 22 ‥‥舌片2の段部 3‥‥長尺体 4、41 、42 、121 、122 ‥‥フランジ 5、50 ‥‥透孔 50 ‥‥透孔の下端 6‥‥フランジ42 に形成した孔 13‥‥ボルト 14‥‥ナット 15‥‥床パネル t0 ‥‥フランジ41 の厚さ t1 ‥‥舌片2の段部22 における段差
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 橋本 繁之 石川県小松市打越町乙124−1 (72)発明者 大山 敏洋 石川県小松市上麦口町ホ103 (72)発明者 谷 義幸 石川県小松市今江町1−428

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニット式ル−ムにおける壁パネルの組
    立構造であって、壁パネルを構成する単位パネルの縁部
    にフランジを形成し、連結される当該フランジの一方に
    透孔を備えると共に、他方のフランジには前記透孔に対
    応して舌片を備えてなり、前記透孔内に当該舌片を嵌入
    したことを特徴とする壁パネルの組立構造。
  2. 【請求項2】 舌片を備えた長尺体をフランジに取り付
    けた請求項第1項記載の壁パネルの組立構造。
  3. 【請求項3】 前記透孔が垂直方向に長孔をなす請求項
    第1項記載の壁パネル組立構造。
  4. 【請求項4】 連結される当該フランジの両方に透孔を
    備えると共に、一方のフランジの内表面に舌片を備えた
    長尺体を取り付け、フランジの透孔から外側へ舌片を突
    出させた請求項第1項記載の壁パネル組立構造。
JP35524292A 1992-12-17 1992-12-17 ユニット式ル−ムの壁パネルの組立構造 Pending JPH06185143A (ja)

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JP (1) JPH06185143A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200488360Y1 (ko) * 2018-07-04 2019-01-17 주식회사 이앤엠 엘리베이터 벽체 조립 구조

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR200488360Y1 (ko) * 2018-07-04 2019-01-17 주식회사 이앤엠 엘리베이터 벽체 조립 구조

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