JPH0713370Y2 - モザイクパネル用化粧枠 - Google Patents

モザイクパネル用化粧枠

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JPH0713370Y2
JPH0713370Y2 JP5525490U JP5525490U JPH0713370Y2 JP H0713370 Y2 JPH0713370 Y2 JP H0713370Y2 JP 5525490 U JP5525490 U JP 5525490U JP 5525490 U JP5525490 U JP 5525490U JP H0713370 Y2 JPH0713370 Y2 JP H0713370Y2
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JP
Japan
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grid
frame
dovetail groove
decorative frame
panel
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JP5525490U
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JPH0414410U (ja
Inventor
昌司 高坂
Original Assignee
株式会社ケー・シー・シー・商会
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 監視盤、制御盤にはモザイクパネルと称し、格子状のグ
リッドの各桝路に、必要な計器や余白を埋めるタイルを
装着して盤面を構成するものが知られている。このモザ
イクパネルは、グリッドの外周に化粧枠を固定し、この
化粧枠を金属製の箱体(デスク盤)や壁面などに固定し
ている。
本考案は、上記グリッドの外周に固定する化粧枠の構造
に関するものである。
〔従来の技術〕
第11図〜第13図は従来の化粧枠の一例を示すもので、グ
リッドAの各外周辺の長さに合わせた型材Bを組合わせ
て額縁状の化粧枠としている。化粧枠を構成する型材B
の一端には、外側方へ向けて鍔Cを形成し、外側の上部
と内側の下部にそれぞれアリ溝D,Eを設け、外側上部の
アリ溝Dには、合成樹脂材によってL字型に成型したコ
ーナー具Fを嵌め込みビスGで固定するとともに、内側
下部のアリ溝Eをグリッドの固定のために利用してい
た。グリッドAと型材Bとの固定はアリ溝Eに平ナット
Hを嵌入し、平ナットHに対しボルトIを用いて下部固
定具Jを固定し、下部固定具Jと上部固定具Kとの間に
グリッドAを挾持しボルトLで固定していた。
〔考案が解決しようとする課題〕
近年、監視盤、制御盤などは小型化の傾向にあり、盤面
も高密度実装の傾向が強い。これらに組込まれるモザイ
クパネルも当然のことながら小型化、高密度のものが要
求される。
ところが、上記従来の化粧枠では、型材の外側面と内側
面とに、コーナー具や平ナットを嵌め込む深いアリ溝を
設けているため、全体として厚肉となり、しかも上下寸
法が大きなものとなって小型化されたモザイクパネルと
はバランスがとれない。
また、最近、第6図のように、デスク盤のコーナー部へ
の組込みなどのために、小型で、かつ台形状のモザイク
パネルの需要が高まっている。ところが、台形状の化粧
枠を組立てるには、従来の方法ではコーナー具は化粧枠
のコーナー角に応じた各種のものを準備しなければなら
ない。そして、傾斜辺の内面に固定具を装着したとき、
グリッドの桝目と固定具の方向が一致せず、固定できな
いという問題もあった。
本考案は、上記従来技術の欠点に鑑み化粧枠を薄く小型
化し、小型化されたモザイクパネルとバランスのとれた
ものとするとともに、コーナー部の組立てや化粧枠とグ
リッドとの固定が簡単にでき台形状のモザイクパネルに
も適用できる化粧枠を案出したものである。
〔課題を解決するための手段〕
モザイクパネルの化粧枠を構成する枠板(4)には一端
に外鍔(4a)を突出させ断面略L字形とした型材を用い
る。型材である枠板(4)の内面には薄板を嵌入するこ
とができるアリ溝(7)を設ける。
枠板(4)どうしは、薄板をL字状に折曲させたコーナ
ー具(5)をアリ溝(7)に嵌入することによって接続
するとともに、アリ溝(7)には、枠板(4)の中間部
分に薄板のグリッド固定具(6)を嵌着する。グリッド
固定具(6)には内方へ突出する受片(9)を備え、受
片(9)にグリッド(2)を固定する。
〔作用〕
モザイクパネルの化粧枠を構成するには、枠板(4)の
中間部分に適当数のグリッド固定具をアリ溝(7)に嵌
入しておき、枠板どうしは薄板をL字状に折曲させたコ
ーナー具(5)で接続する。枠板(4)のアリ溝(7)
はグリッド(2)の固定と、枠板(4)の固定の両方に
利用され、枠板には1つのアリ溝以外の構造を必要とし
ないため、必然的に肉厚の薄いもので、上下寸法も小さ
なものとなる。
〔実施例〕 本考案モザイクパネル用化粧枠の実施例を添付図面に基
づいて説明する。
第1図は、縦横同一寸法のモザイクパネルの実施例を示
すもので、グリッド(2)の桝路にタイル(3)を嵌め
込み、外周には化粧枠(1)が固定されている。
パネル枠を構成する枠板(4)は、パネルの前面となる
一端に外鍔(4a)を突出させて断面L字状とし、内面に
2mm程度の浅いアリ溝(7)を設けた型材を用い、枠板
(4)どうしは薄い金属板、例えば、0.5mm程度の高硬
度ステンレス材をL字状に折曲させたコーナー具(5)
をアリ溝(7)に嵌入して接続固定する。
コーナー具(5)による枠板(4)の固定は、圧入によ
る無理嵌めであってよいが、図示実施例では、コーナー
具(5)は、アリ溝(7)に自由に挿入できる幅、厚み
としたものに小突起(8)を形成しておき、第2図およ
び第3図から理解されるように小突起の存在によって無
理嵌めとなるようにしている。小突起(8)は予めプレ
ス加工しておくものであってもよいが、枠板(4)に挿
入した後、ポンチを打つことによって形成すると組立て
が容易となる。もっとも、コーナー具(5)自体の寸法
が、アリ溝(7)に無理嵌めされるものであってもよ
い。
枠板(4)の中間部においてアリ溝(7)に嵌着するグ
リッド固定具(6)は、アリ溝(7)に嵌入する平板状
の薄板に一端から一対の切り込みを設け、切込みに挾ま
れた部分を内方へ折曲して受片(9)としている(第1
図)。そして、グリッド固定具(6)にはコーナー具と
同様、アリ溝(7)に無理嵌めとなり、しっかりと固定
されるように小突起(8)を設けている。
化粧枠(1)とグリッド(2)を固定するには、第4
図、および第5図に示すように、枠板(4)のアリ溝に
嵌着されているグリッド固定具(6)の受片(9)上に
グリッド(2)を支受させ、別の押え部材(10)でグリ
ッドを挾んでビス(11)によって固定する。
図示実施例では、受片(9)にネジ孔(12)を穿設して
おき、ビス(11)を直接螺合させているが、ナットによ
って挾み込んで締め付けるものであってもよい。
第6図〜第10図は、グリッド固定具の変形実施例を示す
もので、グリッド固定具を別体の固定具本体(6′)と
受片(9)とで構成する。固定具本体(6′)と受片
(9)にはそれぞれネジ孔(14),(15)を穿設し、受
片(9)と固定具本体(6′)をビス(13)止めとする
ようにしている。固定具本体(6′)は、アリ溝(7)
に嵌着できる大きさの平板、別体の受片(9)は細幅の
板状とし、第10図点線で示すように、途中でL字形に折
曲し、折曲された部分が内方へ突出しグリッド(2)を
支受する。そして、受片(9)には折曲し、かつ取付け
し易いように長孔(16)を穿設してある。
固定具本体(6′)と別体の受片(9)とでグリッド固
定具を構成する上記実施例では、両者を止めるためのビ
ス(13)先端をアリ溝の底面に向けて突出するものと
し、グリッド固定のための小突起と同じ機能を行なわせ
ることができる。また、受片(9)の折曲方向によって
固定具本体に対する受け片の方向を自由に選定すること
ができる。
このことは、台形のモザイクパネルのように、化粧枠の
枠板の方向とグリッドの桝路の配列方向が異なる場合に
もしっかりとグリッドを固定することができる。つま
り、第10図点線で示すように、受片(9)を角度αで折
曲しておけば、第7図に示すように、枠板(4)の方向
が、グリッドの桝路の配列方向と角度αである場合に、
折曲した受片(9)の内方への突出部分を桝路の配列方
向と一致させることができる。このとき、枠板どうしを
接続するコーナー金具はその折曲角度をコーナー部分の
角度に合わせたものとしておく。
なお、図示例においては、アリ溝(7)が設けられる反
対側の側面、つまり外側面の上下両端部にはアリ溝(1
7),(18)が設けられているが、これは化粧枠とデス
ク盤との固定などに利用される。
〔考案の効果〕
本考案モザイクパネル用化粧枠によれば、化粧枠を構成
する枠板が、型材であって、内側面に形成されたアリ溝
を利用することによって枠板の連結と化粧枠とグリッド
の固定とを行なうことができるため、全体として薄く、
かつ高さ(枠板の幅)が小さなものとすることができ
る。このことは、小さな桝路のモザイクパネルであっ
て、狭い所に高密度に設置するようなものにもバランス
よく利用することができる。そして、その組立ては、例
えばコーナー具をアリ溝に嵌着するというように簡単に
行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図〜第10図は、本考案モザイクパネル用
化粧枠の実施例を示すもので、 第1図は、モザイクパネル全体の斜視図、 第2図は、化粧枠コーナー部のみの横断面図、 第3図は、同じくコーナー部のみの縦断面図、 第4図は、グリッドとの結合状態を示す枠板の縦断面
図、 第5図は、グリッドとの結合する状態を示す枠板の横断
面図、 第6図は、コーナー部のデスク盤にモザイクパネルを組
込んだ状態を示す斜視図、 第7図〜第10図は、グリッド固定具に変形実施例を用い
るもので、 第7図は、台形状のモザイクパネルの一部切欠の平面
図、 第8図は、グリッド固定部分の縦断面図、 第9図は、グリッド固定具の固定具本体の斜視図、 第10図は、グリッド固定具の受片の斜視図、 第11図〜第13図は、従来例を示すもので、 第11図は、モザイクパネル全体の部分の正面図を一部切
欠いて示す。 第12図は、一部を断面にして示す第11図の側面図、 第13図は、化粧枠部分の拡大断面図、 である。 (1)…化粧枠、(2)…グリッド、(3)…タイル、
(4)…枠板、(4a)…外鍔、(5)…コーナー具、
(6)…グリッド固定具、(7)…アリ溝、(9)…受
片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】格子状の各桝路にタイル(3)などを嵌め
    込む監視盤、制御盤などのモザイクパネルにおいて、化
    粧枠(1)はパネルの前面となる一端に外鍔(4a)を突
    出させて断面略L字形とし、内側面に薄板が嵌入可能な
    アリ溝(7)を形成した型材で各辺の枠板(4)を構成
    し、薄板をL字状に折曲させたコーナー具(5)をアリ
    溝(7)に嵌入することによって枠板(4)を接続する
    とともに、枠板(4)の中間部分には内方へ突出する受
    片(9)を備えた薄板のグリッド固定具(6)をアリ溝
    (7)に嵌着し、受片(9)にグリッド(2)を固定す
    るようにしたことを特徴とするモザイクパネル用化粧
    枠。
JP5525490U 1990-05-25 1990-05-25 モザイクパネル用化粧枠 Expired - Lifetime JPH0713370Y2 (ja)

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JPH0414410U JPH0414410U (ja) 1992-02-05
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