JP2001227515A - 板状体固定構造 - Google Patents

板状体固定構造

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JP2001227515A
JP2001227515A JP2000034905A JP2000034905A JP2001227515A JP 2001227515 A JP2001227515 A JP 2001227515A JP 2000034905 A JP2000034905 A JP 2000034905A JP 2000034905 A JP2000034905 A JP 2000034905A JP 2001227515 A JP2001227515 A JP 2001227515A
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screw
mounting
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JP2000034905A
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Juichi Shirai
壽一 白井
Kiyoshi Sawaguchi
清志 澤口
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SHIRAI SANGYO KK
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SHIRAI SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、板状体をひ取付け部に取付けるこ
とが通常の取付けネジと同様に容易に行うことができな
がら、取付けネジのネジ頭を隠蔽して、商品価値を損な
うことをなくし、また、板状体固定具の構造が簡単であ
って、安価にできる板状体固定方法およびその板状体固
定具の提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、円形胴部の側面に取付けネジ
を内側から挿通させる挿通孔を開口して形成した板状体
固定具を、その挿通孔を当該板状体の取付け側端縁外側
に位置させて、該板状体の取付け側端縁部に板厚方向に
形成した固定穴に挿入し、上記板状体の取付け側端縁部
を被取付け部に当接させて、前記板状体固定具の挿通孔
に取付けネジを挿通し、該ネジで板状体固定具を被取付
け部に取付けて、該板状体固定具を介して板状体を被取
付け部に固定する板状体固定方法、および円形胴部の側
面に、取付けネジを内側から挿通させる挿通孔を形成し
た板状体固定具であることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、例えば、組立て
式家具や住宅内装設備において、板状体を被取付け部に
固定するのに利用可能な板状体固定方法とその板状体固
定具に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の組立て式家具において、
例えば、図11に示すような棚箱1の場合、左右の側板
2,2に対して、天板3、固定棚4、底板5は取付けネ
ジ(または木ネジ)6により取付けられる。勿論、この
取付け時には木ダボ7や接着材が併用される場合もあ
る。
【0003】図12にも示すように、上述のように取付
けネジ6により固定すると、該取付けネジ6のネジ頭が
外側に現れて、体裁が悪く商品価値が低下するので、こ
のネジ頭部分に合成樹脂で形成したシール8を埋設して
ネジ頭を隠蔽している。
【0004】しかし、ネジ頭は隠すことができても、合
成樹脂のシール8が外観に存在し、このシール8と板材
とが意匠的に合わないため、棚箱1の品質および高級感
が損なわれるという問題点が生じる。
【0005】また、上述のように取付けネジ6のネジ頭
が外観に出ないようにするための固定具としては各種存
在するが、いずれも構造が複雑で取付のための準備作業
も手数を必要とする問題点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、板状体を
被取付け部に取付けることが通常の取付けネジと同様に
容易に行うことができながら、取付けネジのネジ頭を隠
蔽して、商品価値の損なうことをなくし、また、板状体
固定具の構造が簡単であって、安価にできる板状体固定
方法およびその板状体固定具の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、円形胴部の
側面に取付けネジを内側から挿通させる挿通孔を開口し
て形成した板状体固定具を、その挿通孔を当該板状体の
取付け側端縁外側に位置させて、該板状体の取付け側端
縁部に板厚方向に形成した固定穴に挿入し、上記板状体
の取付け側端縁部を被取付け部に当接させて、前記板状
体固定具の挿通孔に取付けネジを挿通し、該ネジで板状
体固定具を被取付け部に取付けて、該板状体固定具を介
して板状体を被取付け部に固定する板状体固定方法であ
ることを特徴とする。
【0008】上記板状体は、家具では、該家具を形成す
るための板材であり、住宅内装設備では、該設備を形成
する板材であるも、これらの板材のみに限定されること
なく、その他の板状体を含む。前記板状体の厚み方向に
形成する固定穴は、貫通穴であるもまた、底付きの穴で
あるもよい。板状体固定具の挿通孔は、円形胴部の端部
から取付けネジができるように傾斜状に形成することも
含む。このように傾斜状に形成したときは取付けネジの
ネジ込み作業が一段と容易となる。板状体を板状体固定
具で固定するとき、木ダボや接着剤を使用しなくてもよ
いが、これらを使用したときはより強度の高い固定が得
られる。
【0009】この発明は、円形胴部の側面に、取付けネ
ジを内側から挿通させる挿通孔を形成した板状体固定具
であることを特徴とする。上記板状体固定具の一実施の
態様として、挿通孔を形成する位置の円形胴部の外周面
を接線方向に切欠いて当接面を形成することができる。
この当接面を被取付け部に当接させて固定すると、より
一段と強固な固定が得られる。さらに、上記円形胴部を
筒状に形成し、その一端に鍔を形成することができる。
この鍔を板状体に当接させることにより、板状体の支持
力を向上させることができる。さらに、上記挿通孔を、
円形胴部の端部から取付けネジを傾斜させて挿通できる
ように傾斜状に形成することができる。この構造は円形
胴部が中実構造の場合有効であり、このように傾斜させ
たときは取付けネジのネジ込み作業が容易となる。勿
論、円形胴部が筒状であって、挿通孔が胴部に対して垂
直に形成していても、取付けネジを傾斜させてネジ込む
ことができる。
【0010】
【発明の作用・効果】この発明によれば、板状体の固定
は、円形胴部の側面に取付けネジの挿通孔を形成した板
状体固定具を板状体に固定して被取付け部に取付けネジ
で固定するので、固定作業が通常の取付けネジのネジ込
みと同じ作業となり、容易に取付け固定することができ
る。また、この固定作業の準備としては板状体に板状体
固定具を装着するための固定穴を形成するだけであるた
め、準備作業も簡単に済む。板状体固定具は、円形胴部
の側面に挿通孔を形成した構造であって、簡単であり、
安価に形成できる。
【0011】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を以下図
面と共に説明する。図面は、一実施の形態としての家具
の棚箱における板状体固定方法およびこれに使用する板
状体固定具を示し、図1において、棚箱10は平行に所
定間隔へだてた左右の側板11,11と、これらの側板
11,11を連結する天板12と、側板11,11の間
に位置し中間位置の固定棚13と、上下位置を選択でき
る移動棚14と、底板15とにより構成し、天板12、
固定棚13、底板15が板状体固定具16…により取付
けネジを介して取付け固定される。なお、これらの固定
には木ダボ17…が併用され、必要によっては接着剤を
併用するもよい。
【0012】図2、図3は、上述の板状体固定具16を
示し、該固定具16は合成樹脂製(ダイキャストにより
金属で形成することもできる)であって、円形状でかつ
中実構造の胴部18の下端側には鍔19を連設し、ま
た、外周面には軸方向の3箇所の円周上の位置に抜け止
めの突条20…を形成している。
【0013】上述の胴部18の外周面には、接線方向に
切欠いて平面の当接面21を形成し、この当接面21と
胴部18の下側端面22とにかけて、取付けネジ28
(後述)を挿通させる挿通孔23を段付きに貫通形成し
ている。
【0014】このように構成した板状体固定具16を使
用し、固定方法の説明として側板11と固定棚13との
固定を説明する。図4において、固定棚13の取付け端
縁部の幅方向中間位置であって、厚み方向に円周部の一
部が切欠かかれるようにして、板状体固定具16を挿入
する固定穴24を形成している。なお、この固定穴24
の切欠きは、板状体固定具16を挿入したときその当接
面21と固定棚13の端面25とが面一、または、当接
面21が若干窪む程度に形成し、また、穴径は、胴部1
8の外周面の突条20…により圧入できる大きさに形成
し、また、深さは、胴部18の鍔19が固定棚13の口
縁に当接して支持し得るに充分な深さに形成する。な
お、固定穴24は底付きであるが、これは棚箱10が家
具であるために意匠観を損なわないためであり、もし、
意匠観を無視することができる場合であれば、該固定穴
24は貫通して形成することもできる。なお、固定棚1
3の端面25には左右に木ダボ17,17を埋め込んで
いる。
【0015】一方、側板11の固定棚13を取付ける内
側には、上述の木ダボ17,17を圧入するためのダボ
下孔27,27と、取付けネジ28のネジ下孔29を形
成している。上述のダボ下孔27は木ダボ17が充分に
挿入できる深さに形成しているが、ネジ下孔29は取付
けネジ28の先端が安定する程度に浅く形成している。
【0016】固定棚13を側板11に取付け固定するに
は、固定棚13の木ダボ17,17を側板11のダボ下
孔27,27に挿通して固定棚13の端面25を側板1
1の対向面に当接させ、次いで、板状体固定具16の挿
通孔23に取付けネジ28を挿入し、手動ドライバや電
動ドライバ等の工具を使用して、該取付けネジ28を側
板11にねじ込む。取付けねじ28をネジ込むとき、そ
の先端はネジ下孔29により安定するので、容易にネジ
込み作業ができる。
【0017】図5は、取付けネジ28をネジ込んだ固定
状態を示し、このネジ込みにより板状体固定具16の当
接面21が側板11の板面に圧接固定され、この固定
で、固定棚13の板状体固定具16の上面側端面部分A
が側板11に圧接され、また、図6に示すように、板状
体固定具16の両側の端面部分Bも側板11に圧接さ
れ、強固な固定となる。また、取付けネジ28が下方か
ら上方に向かう傾斜状であるため、この取付け力は固定
棚13を押し上げる分力が発生し、この分力が左右に位
置する木ダボ17,17の上面側がダボ下孔27,27
の内側上面を押圧するので、固定状態が一段と強固とな
る。なお、上述の例では板状体固定具16は固定棚13
に対して1個を装着しているが、固定棚13の板幅寸法
の大きさにより複数個使用することができる。また、側
板11,11に対して天板12、底板15の固定も上述
と同様にして行う。
【0018】図7、図8は、板状体固定具16の他の例
を示し、上述した第1の実施例と同一の機能については
同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。この例
では、胴部18を底付きの筒状(キャップ状)に形成
し、挿通孔23は段付きで当接面21に対して直角方向
に開口している。この挿通孔23に挿通される取付けネ
ジはやや短めのネジであって、孔方向aに挿入され、こ
れをネジ込む工具はアングル先端が回転する電動工具を
用いて行う。
【0019】図9は、板状体固定具16のさらに他の例
を示し、前述した第1の実施例と同一の機能については
同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。この例
では、挿通孔23には段がなく、また、この挿通孔23
は上下の長い長孔形状に形成し、斜め下方bから取付け
ネジを挿通することができるように形成している。
【0020】なお、上述の板状体固定具の3つの実施例
では、当接面21を形成しているが、これは必ずしも必
要ではなく、胴部18を円形状のまま使用してもよい。
【0021】図10は、住宅内装設備において、板状体
を被取付け部に固定する例を示し、例えば、住宅におい
てクローゼットや作り棚等の棚板31、側板32、床板
33等を固定するときに第1の実施例で示した板状体固
定具16を使用して固定する。この場合、板状体固定具
16の挿通孔23が傾斜しているので、取付けネジ28
のネジ込み作業が容易となる(各要素16,23,38
は第1の実施例を参照) この発明の構成と、実施例と
の対応において、この発明の板状体は、実施例の天板1
2固定棚13,底板15に、棚板31、側板32、床板
33に対応し、同様に、被取付け部は、側板11に対応
するも、この発明は実施例の構成のみに限定されるもの
ではなく、各種の実施の態様を得ることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 棚箱の分解斜視図。
【図2】 板状体固定具の斜視図。
【図3】 板状体固定具の断面図。
【図4】 固定棚の固定の過程を示す分解図。
【図5】 固定棚の固定状態を示す断面図。
【図6】 固定棚の固定状態を示す下面図。
【図7】 板状体固定具の他の例を示す斜視図。
【図8】 図7で示した板状体固定具の断面図。
【図9】 板状体固定具のさらに他の例を示す断面図。
【図10】 住宅内装設備において板状体の取付け作業
を示す説明図。
【図11】 従来の棚箱の固定を説明する分解斜視図。
【図12】 図11で示した固定状態の部分断面図。
【符号の説明】
11…側板 12…天板 13…固定棚 15…底板 16…板状体固定具 18…胴部 19…鍔 21…当接面 23…挿通孔 24…固定穴 28…取付けネジ 31…棚板 32…側板 33…床板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年6月26日(2000.6.2
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 板状体固定構造
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、組立て
式家具や住宅内装設備において、板状体を被取付け部に
固定するのに利用可能な板状体固定構造関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の組立て式家具において、
例えば、図に示すような棚箱1の場合、左右の側板
2,2に対して、天板3、固定棚4、底板5は取付けネ
ジ(または木ネジ)6により取付けられる。勿論、この
取付け時には木ダボ7や接着材が併用される場合もあ
る。
【0003】図10にも示すように、上述のように取付
けネジ6により固定すると、該取付けネジ6のネジ頭が
外側に現れて、体裁が悪く商品価値が低下するので、こ
のネジ頭部分に合成樹脂で形成したシール8を埋設して
ネジ頭を隠蔽している。
【0004】しかし、ネジ頭は隠すことができても、合
成樹脂のシール8が外観に存在し、このシール8と板材
とが意匠的に合わないため、棚箱1の品質および高級感
が損なわれるという問題点が生じる。
【0005】また、上述のように取付けネジ6のネジ頭
が外観に出ないようにするための固定具としては各種存
在するが、いずれも構造が複雑で取付のための準備作業
も手数を必要とする問題点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、板状体を
被取付け部に取付けることが通常の取付けネジと同様に
容易に行うことができながら、取付けネジのネジ頭を隠
蔽して、商品価値損なうことく、また、固定具の
構造が簡単であって、安価にでき、しかも板状体を被取
付け部に安定支持させた状態下で固定作業を行なうこと
ができる板状体固定構造提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による板状固定
構造は、板状体を被取付け部に固定する板状体固定構造
であって、円形胴部を有する固定具を設け、上記円形胴
部の外周面を接線方向に切欠いて平面の当接面を形成
し、上記当接面には取付けネジを内側斜め方向から挿通
させる挿通孔を形成し、上記板状体には固定具の当接面
を取付け側端面に位置させて該固定具を挿入する固定穴
が板厚方向に形成されると共に、上記取付け側端面の左
右には被取付け部に形成された孔に挿入されるダボが設
けられ、上記ダボを孔に挿入し、板状体の固定穴に挿入
された固定具の挿通孔に斜め方向から取付けネジを挿通
し、該ネジで固定具を被取付け部に取付けて、該固定具
を介して板状体を被取付け部に固定するものである。
【0008】上記板状体は、家具では、該家具を形成す
るための板材であり、住宅内装設備では、該設備を形成
する板材であるも、これらの板材のみに限定されること
なく、その他の板状体を含む。前記板状体の厚み方向に
形成する固定穴は、貫通穴であるもまた、底付きの穴で
あるもよい
【0009】この発明の一実施態様においては、上記固
定具を合成樹脂製と成したものである。
【0010】
【発明の作用・効果】この発明によれば、板状体の取付
け側端面の左右に設けられたダボを被取付部の孔に挿入
して、板状体を安定支持させ、この状態下において板状
体の固定穴に挿入された固定具の挿入孔に対してその内
側斜め方向から取付けネジを挿通させ、このネジで固定
具を被取付け部に取付けて固定するので、固定作業は通
常の取付けネジのネジ込み作業と同等となり、容易に板
状体を取付け固定することができる。
【0011】しかも、板状体の左右のダボを上記被取付
部の孔に挿入して板状体を安定支持させるので、作業性
の向上を図ることができると共に、より強度の高い固定
が得られる。
【0012】また上記固定具には挿通孔を形成する位置
の円形胴部の外周面を接線方向に切欠いて当接面を形成
したので、この当接面を被取付け部に当接させて固定す
ることにより、より一段と強固な固定が得られる。
【0013】さらに上記挿通孔は取付けネジを斜め方向
から挿通できるように形成したので、この取付けネジの
ネジ込み作業が容易となる。加えて、固定具を合成樹脂
製と成した場合には、固定具の製作が容易となり、該固
定具に樹脂特有の効果を具備させることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を以下図
面と共に説明する。図面は、一実施の形態としての家具
の棚箱における板状体固定構造を示し、図1において、
棚箱10は平行に所定間隔へだてた左右の側板11,1
1と、これらの側板11,11を連結する天板12と、
側板11,11の間に位置する中間位置の固定棚13
と、上下位置を選択できる移動棚14と、底板15とに
より構成し、天板12、固定棚13、底板15が板状体
固定具16…(以下単に固定具と略記する)により取付け
ネジ28(図4参照)を介して取付け固定される。なお、
これらの固定には木ダボ17…が併用され、必要によっ
ては接着剤を併用するもよい。
【0015】図2、図3は、上述の固定具16を示し、
この固定具16は合成樹脂製であって、円形状でかつ中
実構造の胴部18の下端側には板状体の支持力向上を図
る目的で鍔19を連設し、また、外周面には軸方向の3
箇所の円周上の位置に抜け止めの突条20…を形成して
いる。
【0016】上述の胴部18の外周面には、接線方向に
切欠いて平面の当接面21を形成し、この当接面21と
胴部18の下側端面22とにかけて、取付けネジ28
図4参照)を挿通させる挿通孔23を段付きに貫通形
成している。
【0017】このように構成した固定具16を使用し、
固定構造の説明として側板11と固定棚13との固定
ついて説明する。図4において、固定棚13の取付け端
縁部の幅方向中間位置であって、厚み方向に円周部の一
部が切欠かれるようにして、固定具16を挿入する固定
穴24を形成している。なお、この固定穴24の切欠き
、固定具16を挿入したその当接面21と固定棚1
3の端面25とが面一、または、当接面21が若干窪む
程度に形成し、また、穴径は、胴部18の外周面の突条
20…により圧入できる大きさに形成し、深さは、胴部
18の鍔19が固定棚13の口縁に当接して支持し得る
に充分な深さに形成する。なお、固定穴24は底付きで
あるが、これは棚箱10が家具であるために意匠観を損
なわないためであり、もし、意匠観を無視することがで
きる場合であれば、該固定穴24は貫通して形成するこ
ともできる。ここで、上述の固定棚13の端面25には
左右に木ダボ17,17を埋め込んでいる。
【0018】一方、側板11の固定棚13を取付ける内
側には、上述の木ダボ17,17を圧入するためのダボ
下孔27,27と、取付けネジ28のネジ下孔29を形
成している。上述のダボ下孔27は木ダボ17が充分に
挿入できる深さに形成しているが、ネジ下孔29は取付
けネジ28の先端が安定する程度に浅く形成している。
【0019】固定棚13を側板11に取付け固定するに
は、固定棚13の木ダボ17,17を側板11のダボ下
孔27,27に挿通して固定棚13の端面25を側板1
1の対向面に当接させ、次いで、固定具16の挿通孔2
3に取付けネジ28を挿入し、手動ドライバや電動ドラ
イバ等の工具を使用して、該取付けネジ28を側板11
ネジ込む。取付けネジ28をネジ込むとき、その先端
はネジ下孔29により安定するので、容易にネジ込み作
業ができる。
【0020】図5は、取付けネジ28をネジ込んだ固定
状態を示し、このネジ込みにより固定具16の当接面2
1が側板11の板面に圧接固定され、この固定で、固定
棚13の固定具16の上面側端面部分Aが側板11に圧
接され、また、図6に示すように、固定具16の両側の
端面部分Bも側板11に圧接され、強固な固定となる。
また、取付けネジ28が下方から上方に向かう傾斜状で
あるため、この取付け力は固定棚13を押し上げる分力
が発生し、この分力が左右に位置する木ダボ17,17
の上面側がダボ下孔27,27の内側上面を押圧するの
で、固定状態が一段と強固となる。なお、上述の実施
は固定具16は固定棚13に対して1個を装着してい
るが、固定棚13の板幅寸法の大きさにより複数個使用
することができる。また、側板11,11に対して天板
12、底板15の固定も上述と同様にして行う
【0021】図7、固定具16の他実施例を示し、
先の実施例と同一の機能については同一の符号を付し
てその詳細な説明を省略する。図7の実施例では、胴部
18を筒状(キャップ状)に形成する一方、挿通孔23に
は段がなく、また、この孔23は上下の長い長孔形状に
形成し、斜め下方bから取付けネジ28(前図参照)を挿
通することができるように形成している
【0022】図8は、住宅内装設備において、板状体を
被取付け部に固定する例を示し、例えば、住宅において
クローゼットや作り棚等の棚板31、側板32、床板3
3等を固定する、先の実施例で示した固定具16を
使用して固定する。この場合、固定具16の挿通孔23
が傾斜しているので、取付けネジ28のネジ込み作業が
容易となる(各要素16,23,28先の実施例を参
照)
【0023】このように上記実施例の板状体固定構造に
よれば、板状体の取付け側端面25の左右に設けられた
ダボ17,17を被取付部の孔(下孔27参照)に挿入し
て、板状体を安定支持させ、この状態下において板状体
の固定穴24に挿入された固定具16の挿入孔23に対
してその内側斜め方向から取付けネジ28を挿通させ、
このネジ28で固定具16を被取付け部に取付けて固定
するので、固定作業は 通常の取付けネジのネジ込み作業
と同等となり、容易に板状体を取付け固定することがで
きる。
【0024】しかも、板状体の左右のダボ17,17を
上記被取付部の孔(下孔27参照)に挿入して板状体を安
定支持させるので、作業性の向上を図ることができると
共に、より強度の高い固定が得られる。
【0025】また上記固定具16には挿通孔23を形成
する位置の円形胴部18の外周面を接線方向に切欠いて
当接面21を形成したので、この当接面21を被取付け
部に当接させて固定することにより、より一段と強固な
固定が得られる。
【0026】さらに上記挿通孔23は取付けネジ28を
斜め方向から挿通できるように形成したので、この取付
けネジ28のネジ込み作業が容易となる。加えて、固定
具16を合成樹脂製と成したので、固定具16の製作が
容易となり、該固定具16に樹脂特有の効果を具備させ
ることができる。
【0027】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の板状体は、実施例の天板12
定棚13,底板15棚板31、側板32、床板33に
対応し、以下同様に、被取付け部は、側板11に対応
被取付け部に形成された孔は、下孔27に対応する
も、この発明は上記実施例の構成のみに限定されるもの
ではなく、各種の実施の態様を得ることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 棚箱の分解斜視図。
【図2】 定具の斜視図。
【図3】 定具の断面図。
【図4】 固定棚の固定の過程を示す分解図。
【図5】 固定棚の固定状態を示す断面図。
【図6】 固定棚の固定状態を示す下面図。
【図7】 固定具の他の例を示す断面図。
【図8】 住宅内装設備における板状体の取付け作業を
示す説明図。
【図9】 従来の棚箱の固定を説明する分解斜視図。
【図10】 図9で示した固定状態の部分断面図。
【符号の説明】 11…側板(被取付け部)12…天板(板状体) 13…固定
(板状体)15…底板(板状体)16…定具17…ダボ
18…胴部21…当接面23…挿通孔24…固定穴25
…取付け側端面27…下孔(孔)28…取付けネジ31…
棚板(板状体)32…側板(板状体)33…床板(板状体)
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】
【手続補正4】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図10
【補正方法】変更
【補正内容】
【図10】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図11
【補正方法】削除
【手続補正8】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】削除 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年11月13日(2000.11.
13)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 板状体固定構造
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、組立て
式家具や住宅内装設備において、板状体を被取付け部に
固定するのに利用可能な板状体固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例の組立て式家具において、
例えば、図9に示すような棚箱1の場合、左右の側板
2,2に対して、天板3、固定棚4、底板5は取付けネ
ジ(または木ネジ)6により取付けられる。勿論、この
取付け時には木ダボ7や接着材が併用される場合もあ
る。
【0003】図10にも示すように、上述のように取付
けネジ6により固定すると、該取付けネジ6のネジ頭が
外側に現れて、体裁が悪く商品価値が低下するので、こ
のネジ頭部分に合成樹脂で形成したシール8を埋設して
ネジ頭を隠蔽している。
【0004】しかし、ネジ頭は隠すことができても、合
成樹脂のシール8が外観に存在し、このシール8と板材
とが意匠的に合わないため、棚箱1の品質および高級感
が損なわれるという問題点が生じる。
【0005】また、上述のように取付けネジ6のネジ頭
が外観に出ないようにするための固定具としては各種存
在するが、いずれも構造が複雑で取付のための準備作業
も手数を必要とする問題点を有している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、板状体を
被取付け部に取付けることが通常の取付けネジと同様に
容易に行うことができながら、取付けネジのネジ頭を隠
蔽して、商品価値を損なうことがなく、また、固定具の
構造が簡単であって、安価にでき、しかも板状体を被取
付け部に安定支持させた状態下で固定作業を行なうこと
ができる板状体固定構造の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明による板状固定
構造は、板状体を被取付け部に固定する板状体固定構造
であって、円形胴部を有する固定具を設け、上記円形胴
部の外周面を直線状に切欠いて平面の当接面を形成し、
上記当接面には取付けネジを内側斜め方向から挿通させ
単一の挿通孔を形成し、上記板状体には固定具の当接
面を取付け側端面に位置させて該固定具を挿入する固定
穴が板厚方向に形成されて上記該当接面の挿通孔を被取
付け部に接するように構成すると共に、上記取付け側端
面の左右には被取付け部に形成された孔に挿入されるダ
ボが設けられ、上記ダボを孔に挿入し、板状体の固定穴
に挿入された固定具の挿通孔に斜め方向から取付けネジ
を挿通し、該ネジで固定具を被取付け部に取付けて、該
固定具を介して板状体を被取付け部に固定するものであ
る。
【0008】上記板状体は、家具では、該家具を形成す
るための板材であり、住宅内装設備では、該設備を形成
する板材であるも、これらの板材のみに限定されること
なく、その他の板状体を含む。前記板状体の厚み方向に
形成する固定穴は、貫通穴であるもまた、底付きの穴で
あるもよい。
【0009】この発明の一実施態様においては、上記固
定具を合成樹脂製と成したものである。
【0010】
【発明の作用・効果】この発明によれば、板状体の取付
け側端面の左右に設けられたダボを被取付部の孔に挿入
して、板状体を安定支持させ、この状態下において板状
体の固定穴に挿入された固定具の挿入孔に対してその内
側斜め方向から取付けネジを挿通させ、このネジで固定
具を被取付け部に取付けて固定するので、固定作業は通
常の取付けネジのネジ込み作業と同等となり、容易に板
状体を取付け固定することができる。
【0011】しかも、板状体の左右のダボを上記被取付
部の孔に挿入して板状体を安定支持させるので、作業性
の向上を図ることができると共に、より強度の高い固定
が得られる。
【0012】また上記固定具には挿通孔を形成する位置
の円形胴部の外周面を直線状に切欠いて当接面を形成し
たので、この当接面を被取付け部に当接させて固定する
ことにより、より一段と強固な固定が得られる。
【0013】さらに上記単一の挿通孔は取付けネジを斜
め方向から挿通できるように形成したので、この取付け
ネジの挿通作業およびネジ込み作業が容易となる。加え
て、固定具を合成樹脂製と成した場合には、固定具の製
作が容易となり、該固定具に樹脂特有の効果を具備させ
ることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】この発明の一実施の形態を以下図
面と共に説明する。図面は、一実施の形態としての家具
の棚箱における板状体固定構造を示し、図1において、
棚箱10は平行に所定間隔へだてた左右の側板11,1
1と、これらの側板11,11を連結する天板12と、
側板11,11の間に位置する中間位置の固定棚13
と、上下位置を選択できる移動棚14と、底板15とに
より構成し、天板12、固定棚13、底板15が板状体
固定具16…(以下単に固定具と略記する)により取付け
ネジ28(図4参照)を介して取付け固定される。なお、
これらの固定には木ダボ17…が併用され、必要によっ
ては接着剤を併用するもよい。
【0015】図2、図3は、上述の固定具16を示し、
この固定具16は合成樹脂製であって、円形状でかつ中
実構造の胴部18の下端側には板状体の支持力向上を図
る目的で鍔19を連設し、また、外周面には軸方向の3
箇所の円周上の位置に抜け止めの突条20…を形成して
いる。
【0016】上述の胴部18の外周面には、直線状に切
欠いて平面の当接面21を形成し、この当接面21と胴
部18の下側端面22とにかけて、取付けネジ28(図
4参照)を挿通させる単一の挿通孔23を段付きに貫通
形成している。
【0017】このように構成した固定具16を使用し、
固定構造の説明として側板11と固定棚13との固定に
ついて説明する。図4において、固定棚13の取付け端
縁部の幅方向中間位置であって、厚み方向に円周部の一
部が切欠かれるようにして、固定具16を挿入する固定
穴24を形成している。なお、この固定穴24の切欠き
は、固定具16を挿入した時その当接面21と固定棚1
3の端面25とが面一、または、当接面21が若干窪む
程度に形成し、また、穴径は、胴部18の外周面の突条
20…により圧入できる大きさに形成し、深さは、胴部
18の鍔19が固定棚13の口縁に当接して支持し得る
に充分な深さに形成する。なお、固定穴24は底付きで
あるが、これは棚箱10が家具であるために意匠観を損
なわないためであり、もし、意匠観を無視することがで
きる場合であれば、該固定穴24は貫通して形成するこ
ともできる。ここで、上述の固定棚13の端面25には
左右に木ダボ17,17を埋め込んでいる。
【0018】一方、側板11の固定棚13を取付ける内
側には、上述の木ダボ17,17を圧入するためのダボ
下孔27,27と、取付けネジ28のネジ下孔29を形
成している。上述のダボ下孔27は木ダボ17が充分に
挿入できる深さに形成しているが、ネジ下孔29は取付
けネジ28の先端が安定する程度に浅く形成している。
【0019】固定棚13を側板11に取付け固定するに
は、固定棚13の木ダボ17,17を側板11のダボ下
孔27,27に挿通して固定棚13の端面25を側板1
1の対向面に当接させ、次いで、固定具16の挿通孔2
3に取付けネジ28を挿入し、手動ドライバや電動ドラ
イバ等の工具を使用して、該取付けネジ28を側板11
にネジ込む。取付けネジ28をネジ込むとき、その先端
はネジ下孔29により安定するので、容易にネジ込み作
業ができる。
【0020】図5は、取付けネジ28をネジ込んだ固定
状態を示し、このネジ込みにより固定具16の当接面2
1が側板11の板面に圧接固定され、この固定で、固定
棚13の固定具16の上面側端面部分Aが側板11に圧
接され、また、図6に示すように、固定具16の両側の
端面部分Bも側板11に圧接され、強固な固定となる。
また、取付けネジ28が下方から上方に向かう傾斜状で
あるため、この取付け力は固定棚13を押し上げる分力
が発生し、この分力が左右に位置する木ダボ17,17
の上面側がダボ下孔27,27の内側上面を押圧するの
で、固定状態が一段と強固となる。なお、上述の実施例
では固定具16は固定棚13に対して1個を装着してい
るが、固定棚13の板幅寸法の大きさにより複数個使用
することができる。また、側板11,11に対して天板
12、底板15の固定も上述と同様にして行う。
【0021】図7は、固定具16の他の実施例を示し、
先の実施例と同一の機能部については同一の符号を付し
てその詳細な説明を省略する。図7の実施例では、胴部
18を筒状(キャップ状)に形成する一方、挿通孔23に
は段がなく、また、この孔23は上下の長い長孔形状に
形成し、斜め下方bから取付けネジ28(前図参照)を挿
通することができるように形成している。
【0022】図8は、住宅内装設備において、板状体を
被取付け部に固定する例を示し、例えば、住宅において
クローゼットや作り棚等の棚板31、側板32、床板3
3等を固定する時に、先の実施例で示した固定具16を
使用して固定する。この場合、固定具16の挿通孔23
が傾斜しているので、取付けネジ28のネジ込み作業が
容易となる(各要素16,23,28は先の実施例を参
照)。
【0023】このように上記実施例の板状体固定構造に
よれば、板状体の取付け側端面25の左右に設けられた
ダボ17,17を被取付部の孔(下孔27参照)に挿入し
て、板状体を安定支持させ、この状態下において板状体
の固定穴24に挿入された固定具16の挿入孔23に対
してその内側斜め方向から取付けネジ28を挿通させ、
このネジ28で固定具16を被取付け部に取付けて固定
するので、固定作業は通常の取付けネジのネジ込み作業
と同等となり、容易に板状体を取付け固定することがで
きる。
【0024】しかも、板状体の左右のダボ17,17を
上記被取付部の孔(下孔27参照)に挿入して板状体を安
定支持させるので、作業性の向上を図ることができると
共に、より強度の高い固定が得られる。
【0025】また上記固定具16には挿通孔23を形成
する位置の円形胴部18の外周面を直線状に切欠いて当
接面21を形成したので、この当接面21を被取付け部
に当接させて固定することにより、より一段と強固な固
定が得られる。
【0026】さらに単一の上記挿通孔23は取付けネジ
28を斜め方向から挿通できるように形成したので、こ
の取付けネジ28の挿通作業およびネジ込み作業が容易
となる。加えて、固定具16を合成樹脂製と成したの
で、固定具16の製作が容易となり、該固定具16に樹
脂特有の効果を具備させることができる。
【0027】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の板状体は、実施例の天板12、固
定棚13,底板15、棚板31、側板32、床板33に
対応し、以下同様に、被取付け部は、側板11に対応
し、被取付け部に形成された孔は、下孔27に対応する
も、この発明は上記実施例の構成のみに限定されるもの
ではなく、各種の実施の態様を得ることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 棚箱の分解斜視図。
【図2】 固定具の斜視図。
【図3】 固定具の断面図。
【図4】 固定棚の固定の過程を示す分解図。
【図5】 固定棚の固定状態を示す断面図。
【図6】 固定棚の固定状態を示す下面図。
【図7】 固定具の他の例を示す断面図。
【図8】 住宅内装設備における板状体の取付け作業を
示す説明図。
【図9】 従来の棚箱の固定を説明する分解斜視図。
【図10】 図9で示した固定状態の部分断面図。
【符号の説明】 11…側板(被取付け部) 12…天板(板状体) 13…固定棚(板状体) 15…底板(板状体) 16…固定具 17…ダボ 18…胴部 21…当接面 23…挿通孔 24…固定穴 25…取付け側端面 27…下孔(孔) 28…取付けネジ 31…棚板(板状体) 32…側板(板状体) 33…床板(板状体)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】円形胴部の側面に取付けネジを内側から挿
    通させる挿通孔を開口して形成した板状体固定具を、そ
    の挿通孔を当該板状体の取付け側端縁外側に位置させ
    て、該板状体の取付け側端縁部に板厚方向に形成した固
    定穴に挿入し、上記板状体の取付け側端縁部を被取付け
    部に当接させて、前記板状体固定具の挿通孔に取付けネ
    ジを挿通し、該ネジで板状体固定具を被取付け部に取付
    けて、該板状体固定具を介して板状体を被取付け部に固
    定する板状体固定方法。
  2. 【請求項2】円形胴部の側面に、取付けネジを内側から
    挿通させる挿通孔を形成した板状体固定具。
  3. 【請求項3】上記挿通孔を形成する位置の円形胴部の外
    周面を接線方向に切欠いて当接面を形成した請求項2に
    記載の板状体固定具。
  4. 【請求項4】上記円形胴部を筒状に形成し、その一端に
    鍔を形成した請求項2または3に記載の板状態固定具。
  5. 【請求項5】上記挿通孔を、円形胴部の端部から取付け
    ネジを傾斜させて挿通できるように傾斜状に形成した請
    求項2、3または4に記載の板状体固定具。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104454857A (zh) * 2014-12-04 2015-03-25 苏州市吴中区光福姑苏明御阁红木家具厂 用于家具上的插肩榫结构
USD960697S1 (en) 2016-12-14 2022-08-16 Franz Baur Connecting device
US11614113B2 (en) 2016-02-17 2023-03-28 Franz Baur Connecting means and method for connecting two components

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