JPH0617529A - 改修壁の目地構造 - Google Patents
改修壁の目地構造Info
- Publication number
- JPH0617529A JPH0617529A JP19917592A JP19917592A JPH0617529A JP H0617529 A JPH0617529 A JP H0617529A JP 19917592 A JP19917592 A JP 19917592A JP 19917592 A JP19917592 A JP 19917592A JP H0617529 A JPH0617529 A JP H0617529A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wall
- joint
- vertical furring
- new
- fitting
- Prior art date
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- Pending
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- Finishing Walls (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 既存外壁に新規壁を形成し、その際に形成さ
れる目地部を縦胴縁とその取付体で不陸調整を容易に
し、かつ目地カバー材を簡単に嵌挿できるようにして改
修壁の目地を形成することである。 【構成】 既存外壁Ａ上に特殊な縦胴縁を不陸調整容易
に所定ピッチで固定し、胴縁上にボードＦ端を載置して
横張り状の新規壁とその縦目地を形成し、この目地に目
地カバー材Ｇをハメ殺し状に嵌挿し、目地形成を容易
に、かつ目地カバー材Ｇが離脱しないようにした改修壁
の目地構造である。
れる目地部を縦胴縁とその取付体で不陸調整を容易に
し、かつ目地カバー材を簡単に嵌挿できるようにして改
修壁の目地を形成することである。 【構成】 既存外壁Ａ上に特殊な縦胴縁を不陸調整容易
に所定ピッチで固定し、胴縁上にボードＦ端を載置して
横張り状の新規壁とその縦目地を形成し、この目地に目
地カバー材Ｇをハメ殺し状に嵌挿し、目地形成を容易
に、かつ目地カバー材Ｇが離脱しないようにした改修壁
の目地構造である。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は既存外壁に新規壁を乾式
工法で形成する際の縦目地を容易に形成できる改修壁の
目地構造に関するものである。
工法で形成する際の縦目地を容易に形成できる改修壁の
目地構造に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種目地構造、例えば新築にお
いては実開平２−９８１３８号公報、実開平２−１
４９０３９号公報、等が知られている。
いては実開平２−９８１３８号公報、実開平２−１
４９０３９号公報、等が知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、の構
造では壁表面から施工する必要があり、しかも取付具、
不陸調節が不可欠であってコストアップとなっていた。
はＴ型ジョイナ、目地棒、コーキング材と３部材によ
り形成したものであって足場上での工程が多く危険であ
った。勿論、改修壁における目地はこの種構造の延長線
であり、新築よりさらに難工程が付加される不利があっ
た。
造では壁表面から施工する必要があり、しかも取付具、
不陸調節が不可欠であってコストアップとなっていた。
はＴ型ジョイナ、目地棒、コーキング材と３部材によ
り形成したものであって足場上での工程が多く危険であ
った。勿論、改修壁における目地はこの種構造の延長線
であり、新築よりさらに難工程が付加される不利があっ
た。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明はこのような欠点
を除去するため、縦胴縁を嵌挿溝部とボード嵌合部兼ガ
イドを具備させ、かつ嵌合部兼ガイドに逆Ｔ字状の目地
カバー材をハメ殺し構造で嵌合し、改修壁の目地部形成
工程を大幅に低減した改修壁の目地構造を提案するもの
である。
を除去するため、縦胴縁を嵌挿溝部とボード嵌合部兼ガ
イドを具備させ、かつ嵌合部兼ガイドに逆Ｔ字状の目地
カバー材をハメ殺し構造で嵌合し、改修壁の目地部形成
工程を大幅に低減した改修壁の目地構造を提案するもの
である。
【０００５】
【実施例】以下に、図面を用いて本発明に係る改修壁の
目地構造の一実施例について詳細に説明する。すなわ
ち、図１は上記構造の代表的な一例を示す説明図であ
り、Ａは既存外壁、Ｂは躯体、Ｃは目地部、Ｄは新規縦
胴縁、Ｅは取付具、Ｆはボード、Ｇは目地カバー材、Ｈ
は改修壁、Ｉはボルト・ナット等の締結具である。
目地構造の一実施例について詳細に説明する。すなわ
ち、図１は上記構造の代表的な一例を示す説明図であ
り、Ａは既存外壁、Ｂは躯体、Ｃは目地部、Ｄは新規縦
胴縁、Ｅは取付具、Ｆはボード、Ｇは目地カバー材、Ｈ
は改修壁、Ｉはボルト・ナット等の締結具である。
【０００６】さらに説明すると、既存外壁Ａはモルタル
壁、ＡＬＣ壁、コンクリート壁、タイル、鉄板壁、木壁
等の１種からなり、躯体Ｂは既存外壁Ａを支えている
柱、間柱等の構造体である。
壁、ＡＬＣ壁、コンクリート壁、タイル、鉄板壁、木壁
等の１種からなり、躯体Ｂは既存外壁Ａを支えている
柱、間柱等の構造体である。
【０００７】目地部ＣはボードＦを横張りに施工し、改
修規壁Ｈを形成した際にボードＦ端部により構成される
垂直状の目地部であり、防水性、断熱性の最弱点部であ
る。
修規壁Ｈを形成した際にボードＦ端部により構成される
垂直状の目地部であり、防水性、断熱性の最弱点部であ
る。
【０００８】新規縦胴縁Ｄは例えば図２に示すように四
角パイプ状の主体１とその両側面２に設けた取付孔３と
主体１の開口端を有する面で、かつ中央部に形成した嵌
合部兼ガイド４とから構成したものである。さらに説明
すると、新規縦胴縁Ｄは金属、例えば板厚１．６〜６ｍ
ｍ位で長方形状の角パイプ断面とするが、木製の密実体
を用いても良い。また、側面２には所定ピッチで締結
具、例えばボルトＩを装着するための取付孔３を図２に
示すように左右側面２の対称位置に穿設したものであ
る。
角パイプ状の主体１とその両側面２に設けた取付孔３と
主体１の開口端を有する面で、かつ中央部に形成した嵌
合部兼ガイド４とから構成したものである。さらに説明
すると、新規縦胴縁Ｄは金属、例えば板厚１．６〜６ｍ
ｍ位で長方形状の角パイプ断面とするが、木製の密実体
を用いても良い。また、側面２には所定ピッチで締結
具、例えばボルトＩを装着するための取付孔３を図２に
示すように左右側面２の対称位置に穿設したものであ
る。
【０００９】また、嵌合部兼ガイド４はボードＦの厚さ
より小さい寸法のガイド壁５と目地カバー材Ｇの係止部
１２を嵌挿するガイド壁５の内側の嵌挿係止壁６からな
る嵌挿溝部７とから構成したものである。
より小さい寸法のガイド壁５と目地カバー材Ｇの係止部
１２を嵌挿するガイド壁５の内側の嵌挿係止壁６からな
る嵌挿溝部７とから構成したものである。
【００１０】取付具Ｅは例えば図３に示すようにＬ字状
のアングルでその中央部に楕円形状の装着孔８、９を穿
設し、主に新規縦胴縁Ｄの不陸調整等を可能にするため
のものである。
のアングルでその中央部に楕円形状の装着孔８、９を穿
設し、主に新規縦胴縁Ｄの不陸調整等を可能にするため
のものである。
【００１１】ボードＦは図５に示すような金属サンドイ
ッチパネル、断熱外壁材、コンクリート、ＡＬＣ板等の
１種からなり、雄雌構造、突き合わせ構造などで化粧面
幅が３００〜１２００ｍｍ、長さが３０〜１５ｍｍ位の
ものである。
ッチパネル、断熱外壁材、コンクリート、ＡＬＣ板等の
１種からなり、雄雌構造、突き合わせ構造などで化粧面
幅が３００〜１２００ｍｍ、長さが３０〜１５ｍｍ位の
ものである。
【００１２】さらに、目地カバー材Ｇは図４に示すよう
に断面が逆Ｔ字状で化粧面部１０と係止部１２、爪１３
とからなり、改修壁Ｈに形成される目地部分を被覆する
ものである。なお、化粧面部１０の両端に弾力付加部１
１を設けたものであり、主に金属材を成形したものであ
る。
に断面が逆Ｔ字状で化粧面部１０と係止部１２、爪１３
とからなり、改修壁Ｈに形成される目地部分を被覆する
ものである。なお、化粧面部１０の両端に弾力付加部１
１を設けたものであり、主に金属材を成形したものであ
る。
【００１３】次に本発明に係る改修壁の目地構造の施工
順序について簡単に説明する。すなわち、図１におい
て、既存外壁Ａ上に新規縦胴縁Ｄを取付具Ｅを例えば６
００〜９００ｍｍピッチで垂直に不陸調整して固定す
る。なお、新規縦胴縁Ｄは取付具Ｅとボルト・ナットＩ
を介して一体に固定される。次に、ボードＦ、例えば図
５に示すように両面を金属薄板α、プラスチック芯材
β、雄、雌型連結部γを有する断熱サンドイッチパネル
を水平にビス等を介して施工する。
順序について簡単に説明する。すなわち、図１におい
て、既存外壁Ａ上に新規縦胴縁Ｄを取付具Ｅを例えば６
００〜９００ｍｍピッチで垂直に不陸調整して固定す
る。なお、新規縦胴縁Ｄは取付具Ｅとボルト・ナットＩ
を介して一体に固定される。次に、ボードＦ、例えば図
５に示すように両面を金属薄板α、プラスチック芯材
β、雄、雌型連結部γを有する断熱サンドイッチパネル
を水平にビス等を介して施工する。
【００１４】そこで、目地カバー材Ｇを嵌挿溝部７に嵌
挿し、図１に示すような新規の目地部を形成するもので
ある。なお、各部材の寸法関係は新規縦胴縁Ｄの嵌合部
兼ガイド４の寸法をＨ1 、嵌挿溝部７の寸法をＷ1 、目
地カバー材Ｇの係止部１２の寸法をＨ2 、爪１３間の寸
法をＷ2 とすると、Ｈ2 ＞Ｈ1 、Ｗ2 ＞Ｗ1 、ボードＦ
の厚さをｔとするとＨ2 ＞ｔである。なお、Ｗ2 は嵌挿
時弾力によりＷ1 ＞Ｗ2 が可能な構造としたものであ
る。
挿し、図１に示すような新規の目地部を形成するもので
ある。なお、各部材の寸法関係は新規縦胴縁Ｄの嵌合部
兼ガイド４の寸法をＨ1 、嵌挿溝部７の寸法をＷ1 、目
地カバー材Ｇの係止部１２の寸法をＨ2 、爪１３間の寸
法をＷ2 とすると、Ｈ2 ＞Ｈ1 、Ｗ2 ＞Ｗ1 、ボードＦ
の厚さをｔとするとＨ2 ＞ｔである。なお、Ｗ2 は嵌挿
時弾力によりＷ1 ＞Ｗ2 が可能な構造としたものであ
る。
【００１５】
【その他の実施例】以上説明したのは本発明に係る改修
壁の目地構造の一実施例にすぎず、図６（ａ）〜（ｄ）
に示すように新規縦胴縁Ｄを形成することもできる。す
なわち、（ａ）図は嵌挿係止壁６を波状に形成した新規
縦胴縁Ｄ、（ｂ）図は嵌挿係止溝部７の下端を突起させ
た新規縦胴縁Ｄ、（ｃ）は嵌挿溝部７の開口部に爪４ａ
を形成した新規縦胴縁Ｄ、（ｄ）は主体１の中空部に断
熱材イを半分以上充填した新規縦胴縁Ｄである。
壁の目地構造の一実施例にすぎず、図６（ａ）〜（ｄ）
に示すように新規縦胴縁Ｄを形成することもできる。す
なわち、（ａ）図は嵌挿係止壁６を波状に形成した新規
縦胴縁Ｄ、（ｂ）図は嵌挿係止溝部７の下端を突起させ
た新規縦胴縁Ｄ、（ｃ）は嵌挿溝部７の開口部に爪４ａ
を形成した新規縦胴縁Ｄ、（ｄ）は主体１の中空部に断
熱材イを半分以上充填した新規縦胴縁Ｄである。
【００１６】また、図７（ａ）（ｂ）は新規縦胴縁Ｄを
１部材として装着するように構成した場合である。な
お、嵌合部兼ガイド４は図示のようにめくら穴状に形成
するものである。図８は新規縦胴縁Ｄを２部材に分割
し、主体１を木製とし、その一面に嵌合部兼ガイド４を
金属板の成形体で構成することもできる。
１部材として装着するように構成した場合である。な
お、嵌合部兼ガイド４は図示のようにめくら穴状に形成
するものである。図８は新規縦胴縁Ｄを２部材に分割
し、主体１を木製とし、その一面に嵌合部兼ガイド４を
金属板の成形体で構成することもできる。
【００１７】
【発明の効果】上述したように本発明に係る改修壁の目
地構造によれば、既存外壁上に新規壁を形成し、その
目地を構成する際に縦胴縁を簡単に固定でき、かつ目地
カバー材の装着が容易である。不陸調整が極めて容易
である。目地カバー材の装着が嵌挿構造のため簡単
に、かつ確実に施工できる。縦胴縁の装着が容易であ
る。等の特徴、効果がある。
地構造によれば、既存外壁上に新規壁を形成し、その
目地を構成する際に縦胴縁を簡単に固定でき、かつ目地
カバー材の装着が容易である。不陸調整が極めて容易
である。目地カバー材の装着が嵌挿構造のため簡単
に、かつ確実に施工できる。縦胴縁の装着が容易であ
る。等の特徴、効果がある。
【図１】本発明に係る改修壁の目地構造の一実施例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図２】本発明に係る改修壁の目地に使用する新規縦胴
縁の一例を示す説明図である。
縁の一例を示す説明図である。
【図３】本発明に使用する取付具の一例を示す説明図で
ある。
ある。
【図４】本発明の目地に使用する目地カバー材の一例を
示す説明図である。
示す説明図である。
【図５】一般に使用されているボードの一例を示す説明
図である。
図である。
【図６】本発明の主要部である新規縦胴縁のその他の例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図７】本発明の主要部である新規縦胴縁のその他の例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図８】本発明の主要部である新規縦胴縁のその他の例
を示す説明図である。
を示す説明図である。
Ａ 既存外壁 Ｂ 躯体 Ｃ 目地部 Ｄ 新規縦胴縁 Ｅ 取付具 Ｆ ボード Ｇ 目地カバー材 Ｈ 改修壁 Ｉ ボルト・ナット １ 主体 ２ 側面 ３ 取付孔 ４ 嵌合部兼ガイド ５ ガイド壁 ６ 嵌挿係止壁 ７ 嵌挿溝部
Claims (1)
- 【請求項１】 既存外壁上に一定ピッチで中央に嵌合部
兼ガイドを形成した新規縦胴縁を金具等で不陸調整可能
に固定し、該縦胴縁上に定尺のボード端を載置固定して
新規縦目地下地を形成し、該縦胴縁中央部の嵌挿溝部に
逆Ｔ字状の目地カバー材を嵌合して前記ボード端を含む
目地部を覆ったことを特徴とする改修壁の目地構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19917592A JPH0617529A (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | 改修壁の目地構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19917592A JPH0617529A (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | 改修壁の目地構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0617529A true JPH0617529A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16403400
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19917592A Pending JPH0617529A (ja) | 1992-07-01 | 1992-07-01 | 改修壁の目地構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0617529A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001164732A (ja) * | 1999-12-07 | 2001-06-19 | Sankyo Kogyo Kk | サイディングパネルの取付装置 |
| KR100889615B1 (ko) * | 2008-05-02 | 2009-03-20 | (주)한탑테크 | 건축물에 가로 또는 세로로 설치가 가능한 외장패널용실링장치 및 이를 포함한 건축물의 외장패널 조립 시스템 |
-
1992
- 1992-07-01 JP JP19917592A patent/JPH0617529A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2001164732A (ja) * | 1999-12-07 | 2001-06-19 | Sankyo Kogyo Kk | サイディングパネルの取付装置 |
| KR100889615B1 (ko) * | 2008-05-02 | 2009-03-20 | (주)한탑테크 | 건축물에 가로 또는 세로로 설치가 가능한 외장패널용실링장치 및 이를 포함한 건축물의 외장패널 조립 시스템 |
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