JPS6113636Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6113636Y2 JPS6113636Y2 JP6855382U JP6855382U JPS6113636Y2 JP S6113636 Y2 JPS6113636 Y2 JP S6113636Y2 JP 6855382 U JP6855382 U JP 6855382U JP 6855382 U JP6855382 U JP 6855382U JP S6113636 Y2 JPS6113636 Y2 JP S6113636Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- right angles
- locking
- bent
- cover member
- insertion hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は建物の屋上の手すり壁上面に被せる金
属製笠木に関し、特に軽量気泡コンクリートパネ
ルにより構成された手すり壁に対して簡易に取着
できるようにした金属製笠木に関するものであ
る。
属製笠木に関し、特に軽量気泡コンクリートパネ
ルにより構成された手すり壁に対して簡易に取着
できるようにした金属製笠木に関するものであ
る。
周知のように、軽量気泡コンクリートパネルは
断熱性にすぐれ、またけい砂と石灰が直接結合し
た無気質の、気泡組織をもつた材料であるため、
耐火構造を必要とするあらゆる建物の床、屋根お
よび壁材として最適であり、近時多く使用されて
いる。しかし、その反面傷がつき易く、また釘が
抜け易いため上述のような笠木を取着することが
非常に困難であつた。
断熱性にすぐれ、またけい砂と石灰が直接結合し
た無気質の、気泡組織をもつた材料であるため、
耐火構造を必要とするあらゆる建物の床、屋根お
よび壁材として最適であり、近時多く使用されて
いる。しかし、その反面傷がつき易く、また釘が
抜け易いため上述のような笠木を取着することが
非常に困難であつた。
本考案は上記に鑑み、釘の抜脱を完全に防止す
ると共に、はめ込み式によりワンタツチ操作で簡
単に取着できる金属製笠木を提供しようとするも
ので、以下これを図示の実施例に付き説明する。
ると共に、はめ込み式によりワンタツチ操作で簡
単に取着できる金属製笠木を提供しようとするも
ので、以下これを図示の実施例に付き説明する。
図において、まず本考案の金属製笠木は建物の
屋上の手すり壁１に取着される固定金具２と、こ
の固定金具２の外側に装着される長尺のカバー部
材３とにより構成される。
屋上の手すり壁１に取着される固定金具２と、こ
の固定金具２の外側に装着される長尺のカバー部
材３とにより構成される。
固定金具２は第１図に示されているように厚手
の鉄板を下面開放の樋状に折曲し、その上壁４の
両側縁部には外側に向かい下がる傾斜面５，５が
設けられる。また、対向側壁６，６の開放端を互
いに内方へ直角状に折曲げて係止鍔部７，７を形
成しさらにその係止鍔部７，７の先端を再度上方
へ直角状に折曲げて対向側壁６，６に対向する取
付片８，８を形成し、また、対向側壁６，６には
釘９の頭部１０を挿入するための大径とした挿入
孔１１を複数個穿設し、取付片８，８には挿入孔
１１に相対する釘挿入孔１２を穿設したものであ
る。
の鉄板を下面開放の樋状に折曲し、その上壁４の
両側縁部には外側に向かい下がる傾斜面５，５が
設けられる。また、対向側壁６，６の開放端を互
いに内方へ直角状に折曲げて係止鍔部７，７を形
成しさらにその係止鍔部７，７の先端を再度上方
へ直角状に折曲げて対向側壁６，６に対向する取
付片８，８を形成し、また、対向側壁６，６には
釘９の頭部１０を挿入するための大径とした挿入
孔１１を複数個穿設し、取付片８，８には挿入孔
１１に相対する釘挿入孔１２を穿設したものであ
る。
カバー部材３は薄い鉄板などある程度弾性を有
するものよりなり、第２図に示すように下面開放
の樋状をなし、その対向側壁１３，１３の開放端
を互いに内方へ直角状に折曲げて係止片１４，１
４を形成したものである。
するものよりなり、第２図に示すように下面開放
の樋状をなし、その対向側壁１３，１３の開放端
を互いに内方へ直角状に折曲げて係止片１４，１
４を形成したものである。
本考案の金属製笠木は上述のような構成よりな
り、これを取付けるには第３図及び第４図に示し
たように、まず固定金具２の下面開放部を手すり
壁１の上端に嵌挿してその取付片８，８を手すり
壁１の両側面に当接させ、しかるのち釘９を対向
側壁６，６の前面から挿入孔１１に挿入して釘挿
入孔１２に打込み、それによつて固定金具２を手
すり壁１に固定させる。
り、これを取付けるには第３図及び第４図に示し
たように、まず固定金具２の下面開放部を手すり
壁１の上端に嵌挿してその取付片８，８を手すり
壁１の両側面に当接させ、しかるのち釘９を対向
側壁６，６の前面から挿入孔１１に挿入して釘挿
入孔１２に打込み、それによつて固定金具２を手
すり壁１に固定させる。
そして、カバー部材３の取付けは、第４図鎖線
で示したように固定金具２の一方の係止鍔部７外
側にカバー部材３の一方の係止片１４を浅く添え
ると共に、他方の係止片１４を固定金具２の傾斜
面５に接しさせ、この状態でカバー部材３を下方
へ押圧すればその傾斜面５によりカバー部材３は
弾性に抗して拡開状となり、さらに押圧すること
によつて他方の係止片１４が対向側壁６との接触
から外れ、同時に復元弾性により他方の係止鍔部
７の外側に係止して、第４図実線のようにカバー
部材３を固定金具２に装着し得るのである。
で示したように固定金具２の一方の係止鍔部７外
側にカバー部材３の一方の係止片１４を浅く添え
ると共に、他方の係止片１４を固定金具２の傾斜
面５に接しさせ、この状態でカバー部材３を下方
へ押圧すればその傾斜面５によりカバー部材３は
弾性に抗して拡開状となり、さらに押圧すること
によつて他方の係止片１４が対向側壁６との接触
から外れ、同時に復元弾性により他方の係止鍔部
７の外側に係止して、第４図実線のようにカバー
部材３を固定金具２に装着し得るのである。
したがつて、本考案によれば、固定金具２を止
着する釘９の太くした頭部１０を図示のように対
向側壁６，６と取付片８，８との間隔内に収めて
置くことによつて、釘９の抜脱を完全に防止する
ことができ、軽量気泡コンクリートパネルのよう
な釘利きが悪いものに対しても該固定金具２を確
固と固定することができる。
着する釘９の太くした頭部１０を図示のように対
向側壁６，６と取付片８，８との間隔内に収めて
置くことによつて、釘９の抜脱を完全に防止する
ことができ、軽量気泡コンクリートパネルのよう
な釘利きが悪いものに対しても該固定金具２を確
固と固定することができる。
そして、カバー部材３は固定金具２に当てがつ
て下方へ押圧するだけの簡単な操作で確実に取付
けることができ、現場における据付工事が極めて
楽に行なえる。
て下方へ押圧するだけの簡単な操作で確実に取付
けることができ、現場における据付工事が極めて
楽に行なえる。
図は本考案の一実施例を示し、第１図は固定金
具の斜視図、第２図はカバー部材の斜視図、第３
図は手すり壁に固定金具及びカバー部材を装着し
た状態を示す斜視図、第４図は要部の縦断面図で
ある。 ２……固定金具、３……カバー部材、４……上
壁、５，５……傾斜面、６，６……対向側壁、
７，７……係止鍔部、８，８……取付片、９……
釘、１０……頭部、１１……挿入孔、１２……釘
挿入孔、１３，１３……対向側壁、１４，１４…
…係止片。
具の斜視図、第２図はカバー部材の斜視図、第３
図は手すり壁に固定金具及びカバー部材を装着し
た状態を示す斜視図、第４図は要部の縦断面図で
ある。 ２……固定金具、３……カバー部材、４……上
壁、５，５……傾斜面、６，６……対向側壁、
７，７……係止鍔部、８，８……取付片、９……
釘、１０……頭部、１１……挿入孔、１２……釘
挿入孔、１３，１３……対向側壁、１４，１４…
…係止片。
Claims (1)
- 下面開放の樋状をなし、その上壁の両側縁部に
下向きの傾斜面を設けると共に、対向側壁には釘
の頭部を挿入するための複数個の挿入孔を穿設
し、また対向側壁の開放端を互いに内方へ直角状
に折曲げて係止鍔部を形成すると共に、該係止鍔
部の先端を上方へ直角状に折曲げて取付片を形成
し、さらにその取付片に前記挿入孔に相対する釘
挿入孔を穿設した固定金具と、この固定金具の外
側に嵌装し得る下面開放の樋状をなし、その対向
側壁を開放端を互いに内方へ直角状に折曲げて固
定金具の係止鍔部に係止する係止片を形成したカ
バー部材との組み合わせよりなる金属製笠木。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6855382U JPS58172615U (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | 金属製笠木 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6855382U JPS58172615U (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | 金属製笠木 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS58172615U JPS58172615U (ja) | 1983-11-18 |
| JPS6113636Y2 true JPS6113636Y2 (ja) | 1986-04-26 |
Family
ID=30078326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6855382U Granted JPS58172615U (ja) | 1982-05-10 | 1982-05-10 | 金属製笠木 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS58172615U (ja) |
-
1982
- 1982-05-10 JP JP6855382U patent/JPS58172615U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS58172615U (ja) | 1983-11-18 |
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