JPH06184487A - 直液式筆記具用水性インキ - Google Patents
直液式筆記具用水性インキInfo
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- JPH06184487A JPH06184487A JP35598892A JP35598892A JPH06184487A JP H06184487 A JPH06184487 A JP H06184487A JP 35598892 A JP35598892 A JP 35598892A JP 35598892 A JP35598892 A JP 35598892A JP H06184487 A JPH06184487 A JP H06184487A
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- Japan
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- pen
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Abstract
(57)【要約】
【目的】フリーのインキを軸胴内に貯蔵し、ペン先と前
記インキ貯蔵部との間にプラスチック材からなるペン芯
が介在する構造の直液式筆記具に適するよう、表面張力
値が極端に低くなく、疎水性のペン芯表面への濡れ性の
良い水性インキを得る。 【構成】着色剤及び界面活性剤としてポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレンアルキルエーテルを含む水性イ
ンキ。
記インキ貯蔵部との間にプラスチック材からなるペン芯
が介在する構造の直液式筆記具に適するよう、表面張力
値が極端に低くなく、疎水性のペン芯表面への濡れ性の
良い水性インキを得る。 【構成】着色剤及び界面活性剤としてポリオキシエチレ
ンポリオキシプロピレンアルキルエーテルを含む水性イ
ンキ。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は筆記具用水性インキに関
し、詳細には軸胴にフリーの水性インキを貯蔵し、この
インキ貯蔵部からペン芯を介してペン先へインキが誘導
されるタイプ（以下、直液式と称す）の筆記具用水性イ
ンキに関する。
し、詳細には軸胴にフリーの水性インキを貯蔵し、この
インキ貯蔵部からペン芯を介してペン先へインキが誘導
されるタイプ（以下、直液式と称す）の筆記具用水性イ
ンキに関する。
【０００２】
【従来の技術】前記ペン芯は一般に多数の薄い円盤体が
互いに僅かな間隙（以下、この間隙を櫛溝と称す）をあ
けて一体的に並列配置されており、前記円盤体を軸方向
に縦貫してスリット状のインキ誘導溝及び該溝より太幅
の通気溝が設けられていて、軸心には前記インキ貯蔵部
からをペン先へインキを誘導するためのインキ誘導芯が
配置されている構造体であり、この複雑な構造のペン芯
は通常プラスチック材から成形されている。プラスチッ
ク材表面は相対的に疎水性であるので、適用される水性
インキには前記表面を良く濡らすように表面への親和性
を付与する界面活性剤が添加されている。
互いに僅かな間隙（以下、この間隙を櫛溝と称す）をあ
けて一体的に並列配置されており、前記円盤体を軸方向
に縦貫してスリット状のインキ誘導溝及び該溝より太幅
の通気溝が設けられていて、軸心には前記インキ貯蔵部
からをペン先へインキを誘導するためのインキ誘導芯が
配置されている構造体であり、この複雑な構造のペン芯
は通常プラスチック材から成形されている。プラスチッ
ク材表面は相対的に疎水性であるので、適用される水性
インキには前記表面を良く濡らすように表面への親和性
を付与する界面活性剤が添加されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】一般に水性液への界面
活性剤の添加は疎水性表面への親和性付与と同時に液の
表面張力を大幅に低下させる。表面張力の著しく低いイ
ンキは直液式筆記具において、温度変化やキャップ着脱
による筆記具内部の圧変化によるペン先からのインキぼ
た落ち現象をひき起こし易い。本発明は極端には低くな
い表面張力を示すが、疎水性表面のペン芯を良く濡らし
それにより直液式筆記具内部の気圧変化に対応するペン
芯の気圧調節作用を円滑に機能させることのできる水性
インキを提供しようとするものである。
活性剤の添加は疎水性表面への親和性付与と同時に液の
表面張力を大幅に低下させる。表面張力の著しく低いイ
ンキは直液式筆記具において、温度変化やキャップ着脱
による筆記具内部の圧変化によるペン先からのインキぼ
た落ち現象をひき起こし易い。本発明は極端には低くな
い表面張力を示すが、疎水性表面のペン芯を良く濡らし
それにより直液式筆記具内部の気圧変化に対応するペン
芯の気圧調節作用を円滑に機能させることのできる水性
インキを提供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の直液式筆記具用
水性インキは着色剤及び界面活性剤としてポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルを必須成
分として含む水性インキである。着色剤としては通常筆
記具用水性インキに用いられるエオシン（Ｃ．Ｉ．４５
３８０）、アシッドフロキシン（Ｃ．Ｉ．４５４１
０）、エリスロシン（Ｃ．Ｉ４５４３０）、タートラジ
ン（Ｃ．Ｉ．１９１４０）、アシッドバイオレット６Ｂ
（Ｃ．Ｉ．４２６４０）、ブリリアントブルーＦＣＦ
（Ｃ．Ｉ．４２０９０）ニグロシンＮＢ（Ｃ．Ｉ．５０
４２０）等の酸性染料、バイオレットＢＢ（Ｃ．Ｉ．２
７９０５）、ダイレクトスカイブルー５Ｂ（Ｃ．Ｉ．２
４４００）、ブラックＧ（Ｃ．Ｉ．１３５２５５）等の
直接染料、ローダミンＢ（Ｃ．Ｉ．４５１７０）、ロー
ダミンＦ４Ｇ（Ｃ．Ｉ．４５１６０）、メチルバイオレ
ット（Ｃ．Ｉ．４２５３５）、ビクトリアブルーＢＯＨ
（Ｃ．Ｉ．４２５９５）等の塩基性染料、カーボンブラ
ック及びアゾ系、アンスラキノン系、縮合ポリアゾ系、
チオインジゴ系、金属錯塩系、フタロシアニン系等の有
機顔料及び蛍光染料、蛍光を有する染料の樹脂固溶体の
蛍光顔料等が用いられる。着色剤はインキ組成中１乃至
２０重量％、好ましくは２乃至１５重量％の範囲で用い
られる。
水性インキは着色剤及び界面活性剤としてポリオキシエ
チレンポリオキシプロピレンアルキルエーテルを必須成
分として含む水性インキである。着色剤としては通常筆
記具用水性インキに用いられるエオシン（Ｃ．Ｉ．４５
３８０）、アシッドフロキシン（Ｃ．Ｉ．４５４１
０）、エリスロシン（Ｃ．Ｉ４５４３０）、タートラジ
ン（Ｃ．Ｉ．１９１４０）、アシッドバイオレット６Ｂ
（Ｃ．Ｉ．４２６４０）、ブリリアントブルーＦＣＦ
（Ｃ．Ｉ．４２０９０）ニグロシンＮＢ（Ｃ．Ｉ．５０
４２０）等の酸性染料、バイオレットＢＢ（Ｃ．Ｉ．２
７９０５）、ダイレクトスカイブルー５Ｂ（Ｃ．Ｉ．２
４４００）、ブラックＧ（Ｃ．Ｉ．１３５２５５）等の
直接染料、ローダミンＢ（Ｃ．Ｉ．４５１７０）、ロー
ダミンＦ４Ｇ（Ｃ．Ｉ．４５１６０）、メチルバイオレ
ット（Ｃ．Ｉ．４２５３５）、ビクトリアブルーＢＯＨ
（Ｃ．Ｉ．４２５９５）等の塩基性染料、カーボンブラ
ック及びアゾ系、アンスラキノン系、縮合ポリアゾ系、
チオインジゴ系、金属錯塩系、フタロシアニン系等の有
機顔料及び蛍光染料、蛍光を有する染料の樹脂固溶体の
蛍光顔料等が用いられる。着色剤はインキ組成中１乃至
２０重量％、好ましくは２乃至１５重量％の範囲で用い
られる。
【０００５】前記ポリオキシエチレンポリオキシプロピ
レンアルキルエーテルは下記の化学式で示される化合物
の界面活性剤である。 Ｒ−Ｏ−（Ｃ Ｈ Ｏ） −（Ｃ Ｈ Ｏ） Ｈ ３ ６ ｍ ２ ４ ｎ ここで、Ｒは炭素数４乃至３１のアルキル基、ｍは１乃
至３０の数、ｎは４乃至１０の数をそれぞれ表す。該界
面活性剤はインキ組成中 0.1乃至１０重量％、好ましく
は 0.1乃至５重量％の範囲で用いられる。
レンアルキルエーテルは下記の化学式で示される化合物
の界面活性剤である。 Ｒ−Ｏ−（Ｃ Ｈ Ｏ） −（Ｃ Ｈ Ｏ） Ｈ ３ ６ ｍ ２ ４ ｎ ここで、Ｒは炭素数４乃至３１のアルキル基、ｍは１乃
至３０の数、ｎは４乃至１０の数をそれぞれ表す。該界
面活性剤はインキ組成中 0.1乃至１０重量％、好ましく
は 0.1乃至５重量％の範囲で用いられる。
【０００６】水はインキ組成の５０重量％以上を占める
が、その他保湿剤としてエチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、２
−ピロリドン、Ｎ−ビニルピロリドン等の水溶性有機溶
剤、固着剤としてポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、水溶性の塩タイプのポリアクリル酸、アクリ
ル酸−スチレン共重合体等の水溶性樹脂、防腐剤、防錆
剤等が必要に応じて添加される。
が、その他保湿剤としてエチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、２
−ピロリドン、Ｎ−ビニルピロリドン等の水溶性有機溶
剤、固着剤としてポリビニルアルコール、ポリビニルピ
ロリドン、水溶性の塩タイプのポリアクリル酸、アクリ
ル酸−スチレン共重合体等の水溶性樹脂、防腐剤、防錆
剤等が必要に応じて添加される。
【０００７】
【作用】一般に水性液に疎水性表面への親和性を付与す
るために添加されるポリオキシエチレン誘導体系の界面
活性剤に比較して、ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレンアルキルエーテルは前記親和性付与能が大きく、
その上ポリオキシエチレン系界面活性剤のように少量の
添加で水性液の表面張力を著しく低下させることがな
い。それで、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
アルキルエーテルが全量中に 0.1乃至１０重量％添加さ
れた本発明の水性インキはプラスチック材からなるペン
芯を良く濡らし、温度変化及びキャップの着脱による筆
記具内部の気圧変化に即応してインキのペン芯櫛溝内へ
の出入が円滑に行われるが、ペン芯材への濡れの良さ及
び表面張力の極端に低くないことによりペン芯の毛細管
溝中での保持機能も発揮されてペン先からのインキぼた
落ち現象を起こすことがない。
るために添加されるポリオキシエチレン誘導体系の界面
活性剤に比較して、ポリオキシエチレンポリオキシプロ
ピレンアルキルエーテルは前記親和性付与能が大きく、
その上ポリオキシエチレン系界面活性剤のように少量の
添加で水性液の表面張力を著しく低下させることがな
い。それで、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレン
アルキルエーテルが全量中に 0.1乃至１０重量％添加さ
れた本発明の水性インキはプラスチック材からなるペン
芯を良く濡らし、温度変化及びキャップの着脱による筆
記具内部の気圧変化に即応してインキのペン芯櫛溝内へ
の出入が円滑に行われるが、ペン芯材への濡れの良さ及
び表面張力の極端に低くないことによりペン芯の毛細管
溝中での保持機能も発揮されてペン先からのインキぼた
落ち現象を起こすことがない。
【０００８】
【実施例】表１に示す組成の実施例インキ及び比較例イ
ンキを調製し、各試料インキを繊維束樹脂加工体からな
るペン体、繊維束樹脂加工体からなり前記ペン体に連絡
するインキ誘導芯を軸心に備えたＡＢＳ樹脂製ペン芯を
フリーの試料インキを貯蔵する軸胴のインキ貯蔵部とペ
ン先との間に介在させて構成されている直液式マーキン
グペンに所定量充填して試料ペンとした。試料インキの
組成及び物性値を表１に示す。
ンキを調製し、各試料インキを繊維束樹脂加工体からな
るペン体、繊維束樹脂加工体からなり前記ペン体に連絡
するインキ誘導芯を軸心に備えたＡＢＳ樹脂製ペン芯を
フリーの試料インキを貯蔵する軸胴のインキ貯蔵部とペ
ン先との間に介在させて構成されている直液式マーキン
グペンに所定量充填して試料ペンとした。試料インキの
組成及び物性値を表１に示す。
【表１】
【０００９】表１中の原料の内容を注番号に従って以下
に説明する。 (1) ローダミンＢ（ＢＡＳＦ社 塩基性染料，Ｃ．Ｉ．
４５１７０） (2) ローダミンＦ４Ｇ（ＢＡＳＦ社 塩基性染料，Ｃ．
Ｉ．４５１６０） (3) ウォーターブラックＲ５１０（オリエント化学工業
（株） 酸性染料，Ｃ．Ｉ．５０４２０） (4) ブリリアントブルーＦＣＦ（保土ヶ谷化学工業
（株） 酸性染料，Ｃ．Ｉ．４２０９０） (5) カーボンブラックＭＡ−１００（三菱化成（株）カ
ーボンブラック顔料） (6) ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテ
トラデシルエーテル（オキシエチレン３０モル，オキシ
プロピレン６モル） (7) ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリル
エーテル（オキシエチレン１２モル，オキシプロピレン
８モル） (8) ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエ
ーテル（オキシエチレン２０モル，オキシプロピレン４
モル） (9) ポリオキシエチレンラウリルエーテル（第一工業製
薬（株）ノイゲンＰ） (10) ジオクチルスルホこはく酸ナトリウム (11) ジョンクリル６１Ｊ（ジョンソンポリマー（株）
スチレン−アクリル酸共重合体のアンモニウム塩３１％
水溶液）
に説明する。 (1) ローダミンＢ（ＢＡＳＦ社 塩基性染料，Ｃ．Ｉ．
４５１７０） (2) ローダミンＦ４Ｇ（ＢＡＳＦ社 塩基性染料，Ｃ．
Ｉ．４５１６０） (3) ウォーターブラックＲ５１０（オリエント化学工業
（株） 酸性染料，Ｃ．Ｉ．５０４２０） (4) ブリリアントブルーＦＣＦ（保土ヶ谷化学工業
（株） 酸性染料，Ｃ．Ｉ．４２０９０） (5) カーボンブラックＭＡ−１００（三菱化成（株）カ
ーボンブラック顔料） (6) ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンデシルテ
トラデシルエーテル（オキシエチレン３０モル，オキシ
プロピレン６モル） (7) ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリル
エーテル（オキシエチレン１２モル，オキシプロピレン
８モル） (8) ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエ
ーテル（オキシエチレン２０モル，オキシプロピレン４
モル） (9) ポリオキシエチレンラウリルエーテル（第一工業製
薬（株）ノイゲンＰ） (10) ジオクチルスルホこはく酸ナトリウム (11) ジョンクリル６１Ｊ（ジョンソンポリマー（株）
スチレン−アクリル酸共重合体のアンモニウム塩３１％
水溶液）
【００１０】試料インキの調製法 (1) 実施例１〜４インキ及び比較例１〜３インキ フェノールを除く全成分を混合し、５０〜６０℃に加
熱、攪拌溶解し、放冷後フェノールを添加、均質に混合
して試料インキを得た。 (2) 実施例５インキ グリセリン、界面活性剤及び組成中の半量の水を混合、
５０〜６０℃に加熱、攪拌溶解し、放冷後フェノールを
添加して水性ビヒクルを得た。別に半量の水に溶解した
樹脂水溶液中にカーボンブラック顔料をサンドミル分散
機にて分散させた顔料分散液を前記水性ビヒクル中に添
加、均質に攪拌、混合して試料インキを得た。
熱、攪拌溶解し、放冷後フェノールを添加、均質に混合
して試料インキを得た。 (2) 実施例５インキ グリセリン、界面活性剤及び組成中の半量の水を混合、
５０〜６０℃に加熱、攪拌溶解し、放冷後フェノールを
添加して水性ビヒクルを得た。別に半量の水に溶解した
樹脂水溶液中にカーボンブラック顔料をサンドミル分散
機にて分散させた顔料分散液を前記水性ビヒクル中に添
加、均質に攪拌、混合して試料インキを得た。
【００１１】試料ペンについて以下の試験を行った。 (1) ペン芯への濡れ性 試料ペンをキャップ嵌合状態で０℃に１時間以上放置
後、キャップを外しペン先下向きで雰囲気温度を４０℃
まで上げた時のペン芯櫛溝へのインキ流入状態及びペン
先からのインキぼた落ちの有無を観察した。 評価 ○：円滑に流入し、ぼた落ちはなかった ×：流入が変則的で、ぼた落ち発生 (2) インキ回収性 前項テスト後、０℃に戻した場合、ペン芯内インキの貯
蔵部への回収状態を観察した。 評価 ○：良好に全て回収 ×：回収されず、ペン
芯内に残留 (3) キャップの着脱時の対応性 ペン先下向き状態で、キャップの着脱を繰り返したとき
のペン芯へのインキの出入り状態を観察した。 評価 ○：脱着時にはペン芯内へ、嵌着時にはインキ貯
蔵部へ円滑に移行する ×：一旦ペン芯内へ流入したインキはキャップ嵌着後も
貯蔵部へ戻らずキャップ嵌着時毎にインキで満たされる
櫛溝が増え、やがてペン先からぼた落ちが発生した。 試験結果を表２に示す。
後、キャップを外しペン先下向きで雰囲気温度を４０℃
まで上げた時のペン芯櫛溝へのインキ流入状態及びペン
先からのインキぼた落ちの有無を観察した。 評価 ○：円滑に流入し、ぼた落ちはなかった ×：流入が変則的で、ぼた落ち発生 (2) インキ回収性 前項テスト後、０℃に戻した場合、ペン芯内インキの貯
蔵部への回収状態を観察した。 評価 ○：良好に全て回収 ×：回収されず、ペン
芯内に残留 (3) キャップの着脱時の対応性 ペン先下向き状態で、キャップの着脱を繰り返したとき
のペン芯へのインキの出入り状態を観察した。 評価 ○：脱着時にはペン芯内へ、嵌着時にはインキ貯
蔵部へ円滑に移行する ×：一旦ペン芯内へ流入したインキはキャップ嵌着後も
貯蔵部へ戻らずキャップ嵌着時毎にインキで満たされる
櫛溝が増え、やがてペン先からぼた落ちが発生した。 試験結果を表２に示す。
【表２】
【００１２】
【発明の効果】表２の試験結果にみられるとおり、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル
を含む本発明の水性インキは直液式筆記具において、プ
ラスチック材からなるペン芯表面への濡れが良いにも拘
わらず表面張力が極端に低くないので、温度変化やキャ
ップ着脱による内部気圧の変化に即応してペン芯櫛溝内
への流出入が円滑に行われ、ペン先からのインキぼた落
ち現象をひき起こすことがない。
オキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル
を含む本発明の水性インキは直液式筆記具において、プ
ラスチック材からなるペン芯表面への濡れが良いにも拘
わらず表面張力が極端に低くないので、温度変化やキャ
ップ着脱による内部気圧の変化に即応してペン芯櫛溝内
への流出入が円滑に行われ、ペン先からのインキぼた落
ち現象をひき起こすことがない。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成４年１２月１８日
【手続補正１】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】０００５
【補正方法】変更
【補正内容】
【０００５】前記ポリオキシエチレンポリオキシプロピ
レンアルキルエーテルは下記の化学式で示される化合物
の界面活性剤である。 Ｒ−Ｏ−（Ｃ３Ｈ６Ｏ） ｎ −（Ｃ２Ｈ４Ｏ） ｍ Ｈ ここで、Ｒは炭素数４乃至３１のアルキル基、ｍは１乃
至３０の数、ｎは４乃至１０の数をそれぞれ表す。該界
面活性剤はインキ組成中０．１乃至１０重量％、好まし
くは０．１乃至５重量％の範囲で用いられる。
レンアルキルエーテルは下記の化学式で示される化合物
の界面活性剤である。 Ｒ−Ｏ−（Ｃ３Ｈ６Ｏ） ｎ −（Ｃ２Ｈ４Ｏ） ｍ Ｈ ここで、Ｒは炭素数４乃至３１のアルキル基、ｍは１乃
至３０の数、ｎは４乃至１０の数をそれぞれ表す。該界
面活性剤はインキ組成中０．１乃至１０重量％、好まし
くは０．１乃至５重量％の範囲で用いられる。
Claims (1)
- 【請求項１】 着色剤と界面活性剤を含む筆記具用水性
インキにおいて、前記界面活性剤がポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレンアルキルエーテルであることを特
徴とする直液式筆記具用水性インキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35598892A JP3163465B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 直液式筆記具用水性インキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP35598892A JP3163465B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 直液式筆記具用水性インキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06184487A true JPH06184487A (ja) | 1994-07-05 |
| JP3163465B2 JP3163465B2 (ja) | 2001-05-08 |
Family
ID=18446757
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP35598892A Expired - Lifetime JP3163465B2 (ja) | 1992-12-17 | 1992-12-17 | 直液式筆記具用水性インキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3163465B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11315246A (ja) * | 1998-05-01 | 1999-11-16 | Dainippon Toryo Co Ltd | 非吸液性記録面用インク組成物及び非吸液性記録面の再生方法 |
| US6736887B1 (en) * | 1999-08-30 | 2004-05-18 | Kao Corporation | Water-based ink with polyoxyalkylene oxide derivatives |
| JP2016027106A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-02-18 | 株式会社パイロットコーポレーション | 筆記具用水性インキ組成物及びそれを内蔵したインキカートリッジ、直液式筆記具 |
| JP2018002832A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | 株式会社パイロットコーポレーション | 筆記具用水性インキ組成物、およびそれを用いた筆記具 |
| JP2020015875A (ja) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | 株式会社パイロットコーポレーション | 筆記具用水性インキ組成物、およびそれを用いた筆記具 |
-
1992
- 1992-12-17 JP JP35598892A patent/JP3163465B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH11315246A (ja) * | 1998-05-01 | 1999-11-16 | Dainippon Toryo Co Ltd | 非吸液性記録面用インク組成物及び非吸液性記録面の再生方法 |
| US6736887B1 (en) * | 1999-08-30 | 2004-05-18 | Kao Corporation | Water-based ink with polyoxyalkylene oxide derivatives |
| JP2016027106A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-02-18 | 株式会社パイロットコーポレーション | 筆記具用水性インキ組成物及びそれを内蔵したインキカートリッジ、直液式筆記具 |
| JP2018002832A (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-11 | 株式会社パイロットコーポレーション | 筆記具用水性インキ組成物、およびそれを用いた筆記具 |
| JP2020015875A (ja) * | 2018-07-27 | 2020-01-30 | 株式会社パイロットコーポレーション | 筆記具用水性インキ組成物、およびそれを用いた筆記具 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3163465B2 (ja) | 2001-05-08 |
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