JPS59155475A - 油性インキ - Google Patents

油性インキ

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JPS59155475A
JPS59155475A JP58028858A JP2885883A JPS59155475A JP S59155475 A JPS59155475 A JP S59155475A JP 58028858 A JP58028858 A JP 58028858A JP 2885883 A JP2885883 A JP 2885883A JP S59155475 A JPS59155475 A JP S59155475A
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JP
Japan
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dye
ink
water
oil
amount
Prior art date
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Pending
Application number
JP58028858A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Hamamoto
浜本 秀俊
Osamu Nishiwaki
西脇 理
Hiromi Sano
博美 佐野
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Pentel Co Ltd
Original Assignee
Pentel Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS59155475A publication Critical patent/JPS59155475A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はペン先例′乾燥性に優れた油性インキに関する
ものである。
従来より、油性インキは耐水性が良く、非浸透面への筆
記が可能であるといった長所を有する反面、ペン先乾燥
が速く、キャップをとった状態では10〜20分でペン
先部に染料の硬い被膜を生成し、筆記不能となるといっ
た欠点を有している。これは油性インキが主に油溶性染
料、樹脂、有機溶剤より構成されておシ、一般に使用さ
れている有機溶剤は蒸気圧が高く、従ってペン先より蒸
発し易く、有機溶剤の蒸発によシベン先に油溶性染料が
固型状の硬い被膜を生成するためである。
そこで、本発明者らは、長1時間キャップをしない状態
で放置しても、筆記可能であるペン先耐乾燥性に優れた
油性インキを得るべく鋭意研究を重ねた結果、インキ組
成中に水を特定量添加することによシ、ペシ先でのイン
キ乾燥を遅らせること、及び酸性染料及び/又は直接染
料とカチオン活性剤との造塩染料、又は塩基性染料とノ
ニオン活性剤との造塩染料を着色材として使用すること
によシ、有機溶剤が蒸発した場合にもペン先に固型状の
硬い被膜を生成しないことを見い出し本発明を完成した
ものである。即ち本発明は酸性染料及び/又は直接染料
とカチオン活性剤との造塩染料、又は塩基性染料とアニ
オン活性剤との造塩染料と;インキ全量に対して5〜2
5重量%の水と1水と相溶性のある有機溶剤と:樹脂と
より少なくともなる油性インキを要旨とするものである
本発明の油性インキが何故、ペン先削乾燥性に優れてい
、るのかは定かではないが以下の様に推察する。本発明
の油性インキは水を特定量含有するため、水の蒸気圧の
低さが、水と′4fl]溶性のある有機溶剤の蒸気圧に
も何らかの影響゛を与えペン先よりの乾燥を遅らせてい
るものと思われる。又1着色材とじて酸性染料及び/又
は直接染料とカチオン活性剤との造塩染料、又は塩基性
染料とアニオン活性剤との造塩染料を使用しているため
、ペン先より有機溶剤が蒸発した場合でも常に粘調な液
状を保ち、固型状の硬い被膜を形成しないため、筆記不
能となりずら°いものと思われる。
次に本発明の油性インキの各成分について説明する。
酸性染料及び/又は直接染料とカチオン活性剤との造塩
染料、並びに塩基性染料とアニオン活性剤との造塩染料
は着色料−として使用するものであシ、酸性染料として
は、ニグロシンBR(0,1,50420,オリJント
化学工業■製)、アイゼンエオシンGH(0,1,45
580、保土谷化学■製)、・アイゼンアシッドフロキ
シンPB(C,I、45410.保土谷化学(株制)、
カヤフタ−トラジンconc(0、I’ 。
19140、  日本化薬(株制)、スズラノールプル
−B(C,1,42645,バイエル社製)なとがあり
、直接染料としてはダイレクトディープブラック 化薬■製)、カヤラスブラックG conc( 0,“
■。
35255、  日本化薬■製)、アイゼンプリムラタ
ーキュオイズブルーGLH(0.1.74180、保土
谷化学■製,〕,コンゴーレッド(C.1.22120
,三菱化成工業■製)などがありこれらは単独,或は複
数混合して使用可能であり,その使用量はインキ全量に
対して0、1〜20重量%が好ましい。
カチオン活性剤は上記酸性染料及び/又は直接染料と造
塩して造塩染料をなすものであり。
例えば、カチナールOB−50,  カチナールHTB
,デマルフ丁−400(以上,東邦化学■製)、カチオ
ンAB,  カチオンBB(以上,日本油脂(株制)、
コータミノ24P,コータミンD−8 6P (以上,
花王アトラス■製)、アーカード20−75,  エソ
カードC/12(以上。
ライオン■#)などがあり、これらは単独,或は複数混
合して使用可能であり,その使用量は染料の添加量に応
じて変えうるが,インキ粘度。
溶解性などの点よりインキ全量に対して0. 5〜20
重量%が好筐しい。
塩基性染料としてはアイゼンオーラミンO−1 2 5
 ( C. I 、 4 1 0 0 0’,保土谷化
学(株制)。
ローダミニ76GCP(0.1.45160,住友化学
■製ン,アイゼンビクトリアピュアプル。
−BOH’( 0 、I 、 4 2 j9 5,保土
谷化学■製)、アイゼンマラカイトグリ−y. ( 0
 、 I 。
4、2000,保土谷化学■製)などがあシ,これらは
単独,或は複数混合して使用可能であシ。
その使用量はインキ全量に対して01〜20重量%が好
まーレい。
アニオン活性剤は上記塩,基性染料と造塩して造塩染料
をなすものであシ,例えば、エマールOIネオペレック
スP−25,ペレックスNB。
デモールNL(以上,花王アトラス■製)、デタージェ
ント60I リポランTE,  リポノールNES (
以上,ライオン株製)、ティポール。
ネオゲン,ラベリン,ネオコール(以上,゛第一工業製
薬■製〕,ガ7アックRE610(東邦化学■製)など
があシ,これらは単独,或は複数混゛合して使用可能で
あシ,その使用量は染料の添加量に応じて変えうるが,
インキ粘度,溶解性などの点よりインキ全量に対して0
5〜20重量%が好ましい。
これらの染料と活性剤を使用し,造塩染料を得るだめに
は、溶媒中で両′吻質を反応させ、その反応沈殿物を得
る方法や、単純に他のインキ成分と混合することにより
、インキ溶液中で造塩染料とする方法がある。
水はペン先乾燥防止のために使用するもので。
その使用風はインキ全量に対して5〜25重量%である
。5重量%よシ少ないと効果がなく。
25選量%より多い表染料の不溶化現象を生じる場合が
ある。
水と相溶性のある有機溶剤は染料可溶化のだめの主溶剤
として使用するもので1例えば、メタノール、エタノー
ル、1〕−プロパツールなどのアルコール系溶剤、  
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリ
コールモノエチルエーテルなどのグリコールエーテル系
溶剤。
ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレン
グリコールモノエチルエーテル−1xト(Dジグリコー
ルエーテル系溶剤などがあり、これらは単独、或は複数
混合して使用可能であり。
その使用量はインキ全量に対して30〜80重量%が好
ましい。
樹脂は筆跡の定着性を向上させるため、及びインキの粘
度を調整するために使用するもので。
上記した水と相溶性のある有機溶剤に可溶のものであれ
ば各種使用可能で、あるが2例えばガムロジン、−ケト
ン樹脂、クマロン樹脂、液状クマロン樹脂、フェノール
樹脂などがあり、これらは単独もしくは複数混合して使
用可能であり。
その使用量は樹脂により異なるがインキ全量に対して2
〜30重量%が好−):L<、2重量%より少ないと筆
跡の定着性が不充分であシ、60重量%より多いと粘度
上昇が大きくなり筆跡カスレを生じ易くなる。以上に示
しだ成分以外に必要に応じて防錆剤、防腐防カビ剤、ノ
ニオン活性剤などの他の添加剤を適宜使用することもで
きる。
次に本発明の油性インキの製造方法を簡単に述べる。
本発明の油性インキは上記各成分(必要に応じてその油
添加剤)を混合攪拌することにより容易に得られる。尚
、染料と活性剤は単に他の成分と混合しても、あらかじ
め造塩させてから使用してもよいものである。
以下、実施例によυ本発明を更に詳細に説明するが、実
施例中「部」とあるのは「重量部」を示す。
実施例1 ニグロシンBR(酸性染料、  C,I。
50420、オリエント化鵠工 業(118,0部 カチナール0B−50(カチオン 活性剤、東邦化学■[)      3.0部水   
                         
 9.0 部n−プロパツール        70,
0部ハロン1111(ケトン樹脂)  100部上記各
上記合成合し、40〜60°Cに加温しながら約2時間
攪拌することにより黒色インキを得だ。
比較例1 実施例1のニグロシンB R8,0部の代わシにオリエ
ントスピリノトブラソクAB(油溶性染料、  C,1
,50415,オリエント化学株製)8.0部を使用し
た一以外は実施例1と同様にして黒色インキを得た。
実施例2 アイゼンエオシン()、H(酸性染料。
C,1,45380,保土谷化 学(株制)5.0部 カチオンAB(’カチオン活性剤。
日本油脂■製)2.0部 水                        
  180 部エチレンクリコールモノメチルエ ーチル           50.0部エタノール 
          20.0部タマノル100S(フ
ェノール樹 脂)            50部 上記各成分を実施例1と同様にして赤色インキを得だ。
比較例2 実施例2のカチオンABを除き、その量だけエチレング
リコールモノメチルエーテルヲ増癒した以外は実施例2
と同様にして赤色インキを得だ。
実施例6 カヤラスブラックGconc(直接染 料、C,I 、35255.  日本 化薬■製)8,0部 コータミン24P(カチオン活性 剤、花王アトラス■製)5.0部 水                        
    7 o “ジエチレングリコールモノエチル エーテ#             20.0部0−プ
ロパツール        50.0部ガムロジン  
         100部上記各成分を実施例1と同
様にして黒色イ比較例3 実施例6よシ水を除き、その量だけn−プロパツールを
増量した以外は実施例3と同様にして黒色インキを得た
実施例4 アイゼンビクトリアピュアブルー BOH(塩基性染料、O,I。
42595、保土谷化学■製)  30部エマールO(
アニオン活性剤、花 王アトラス(株制)1.0部 水                        
    6.0 部エチレングリコールモノエチルエ ーチル            200部n−プロパツ
ール        600部日鉄クマロン(クマロン
樹脂)10.0部上記各成分を実施例1と同様にして青
色インキを得た。
比較例4 実施例4の水の計を600部とし、増量分だけn−プロ
パツールを減量した以外は実施例4走同様にして青色イ
ンキを得た。
比較例5 実施例4の水の量を30部とし、減量分だけn−プロパ
ツールを増量した以外は実施例4と同様にして青色イン
キを得た。
以上、実施例1〜4.比較例1′〜5で得られたインキ
について溶解性試験、lli′I水性試験、ペン先耐乾
燥性試験を行なった結果を表−1に示す。
表−1 ※1 溶解性試験 実施例1〜4.比較例1〜5で得られたインキを東洋一
紙屋2を用いて口過し、目視にて観察し2口紙上に不溶
解残査の無いものを0,1部不溶解残査の残るものをΔ
不溶解残査の多いものを×とした。
※2 耐水性試験 実施例1〜4.比較例1〜5で得られたインキを市販の
油性ペン(MS−50,ヘんてる■製〕に充填し、筆記
用紙A(JIS i) 3201 )に筆記(九番き5
回〕したサンプルを各々2個作り、1個を筆記5分後、
60分浸水した後自然乾燥し、未処理のサンプルと比較
して1筆跡に変化のないものを○、筆跡が薄くなったり
、水に流れだりしたものを×とした。
※6 ベン先耐乾燥性試験 実施例1〜4.比較例1〜5で得られたインキを市販の
油性ペン(ペン先材質;アクリル繊維、MS−50,べ
んてる(株制〕に充填し、キャンプをはずしたま1室内
(温度24°C2湿度65%)に放置し、30分ごとに
筆記用紙A(JISP3201 )に筆記(九番)シ、
筆記不能となる時間を測定した。
以上に示す様に本発明の油性インキは溶解性。
耐水性はもちろん、従来の油性インキの欠点であったペ
ン先乾燥を極力防止した優れたものであp、筆記具は勿
論、その他ジェット印刷用。
スタンプ用、記録計用インキとして使用しうるものであ
る。
特許出願人 べんてる株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 酸性染料及び/又は直接染料とカチオン活性剤との造塩
    染料、又は塩基性染料とアニオン活゛性剤との造塩染料
    と、インキ全量に対して5〜25重量%の水と、水と相
    溶性のある有機溶剤と;樹脂とより少なくともなる油性
    インキ。
JP58028858A 1983-02-22 1983-02-22 油性インキ Pending JPS59155475A (ja)

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