JPH0618392B2 - 回線制御装置 - Google Patents
回線制御装置Info
- Publication number
- JPH0618392B2 JPH0618392B2 JP63206602A JP20660288A JPH0618392B2 JP H0618392 B2 JPH0618392 B2 JP H0618392B2 JP 63206602 A JP63206602 A JP 63206602A JP 20660288 A JP20660288 A JP 20660288A JP H0618392 B2 JPH0618392 B2 JP H0618392B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- dial
- network
- telephone
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、最適な回線網を自動的に選択して再ダイアル
する回線制御装置に関する。
する回線制御装置に関する。
近時、電話回線(第1種通信設備)が一般に開放され、
従前の回線業者(以下、「第1の回線業者」と呼ぶ。)
の外に、複数の他の回線業者が独自の回線網を利用して
電話サービスを開始している。
従前の回線業者(以下、「第1の回線業者」と呼ぶ。)
の外に、複数の他の回線業者が独自の回線網を利用して
電話サービスを開始している。
そして、このようなサービスを実現するために、上記他
の回線業者に、市外局番『0』と国際電話用であった欠
番『0』を付け更にこれに第1種網の識別2桁を付け
(例えば『0077』、『0088』とし)、第1の回
線業者と識別できるようにしている。
の回線業者に、市外局番『0』と国際電話用であった欠
番『0』を付け更にこれに第1種網の識別2桁を付け
(例えば『0077』、『0088』とし)、第1の回
線業者と識別できるようにしている。
しかし、このような他の回線業者の回線網を使用する場
合には、現行の第1の回線業者の番号(10桁程度)の
前に上記のような4桁をダイアル必要があり、間違いが
発生し易い。
合には、現行の第1の回線業者の番号(10桁程度)の
前に上記のような4桁をダイアル必要があり、間違いが
発生し易い。
また、各回線網は同一地域に電話をかける場合でも、異
なった料金となる場合が多く、最も安価な料金の回線網
を表から選び出して電話をかけることが行われるが、極
めて煩わしい。
なった料金となる場合が多く、最も安価な料金の回線網
を表から選び出して電話をかけることが行われるが、極
めて煩わしい。
そこで、従来の同様のダイヤル番号を入力させるのみで
最も安価な回線が自動的に選択され、自動的に再ダイア
ルされるようにした装置が、例えば特開昭62−275
4号公報に見られるように提案されている。
最も安価な回線が自動的に選択され、自動的に再ダイア
ルされるようにした装置が、例えば特開昭62−275
4号公報に見られるように提案されている。
しかしながら、この従来装置はダイアル番号入力に電話
機以外の特別な入力装置を必要としている。
機以外の特別な入力装置を必要としている。
また、電話機を操作してダイアルする際、第1の回線業
者を利用する通常のダイアル方法の他に、第1の回線業
者以外の回線業者を選択する際に行うダイアル方法(回
線業者の識別番号+第1の回線業者のダイアル番号)も
あるが、それら全てのダイアル入力に対応するために、
それらの全てを受付可能に設定して、複数の回線業者の
回線から最も安価な回線を選択させることは、極めて複
雑な制御が必要となり、コスト高を招く。
者を利用する通常のダイアル方法の他に、第1の回線業
者以外の回線業者を選択する際に行うダイアル方法(回
線業者の識別番号+第1の回線業者のダイアル番号)も
あるが、それら全てのダイアル入力に対応するために、
それらの全てを受付可能に設定して、複数の回線業者の
回線から最も安価な回線を選択させることは、極めて複
雑な制御が必要となり、コスト高を招く。
更に、現在では電話機は一家に一台以上普及しており、
市外局番の数も全国的には大変大規模な回線網となるの
で、利用する回路網料金データが膨大な規模になり、こ
のためそのデータを所要都市に限る場合もあるが、この
ような場合には、取り込んだダイアル番号が主要都市以
外の領域を指摘するときには、回路網選択ができなくな
る。
市外局番の数も全国的には大変大規模な回線網となるの
で、利用する回路網料金データが膨大な規模になり、こ
のためそのデータを所要都市に限る場合もあるが、この
ような場合には、取り込んだダイアル番号が主要都市以
外の領域を指摘するときには、回路網選択ができなくな
る。
本発明は以上のような点に鑑みて成されたものであり、
その目的は、通常の電話機から通常の方法でダイアル入
力でき、しかも制御も簡単となってコスト安を実現で
き、確実に動作するようにした回線制御装置を提供する
ことである。
その目的は、通常の電話機から通常の方法でダイアル入
力でき、しかも制御も簡単となってコスト安を実現で
き、確実に動作するようにした回線制御装置を提供する
ことである。
このために本発明は、ダイアル番号を取り込む手段と、
該ダイアル番号の市外局番に応じて料金の最低な回線網
を選択する手段と、該選択手段により選択された回線網
の番号及び上記ダイアル番号を再送出する手段とを具備
する回線制御装置において、 上記取込み手段が電話機で操作したダイアル番号を取り
込むと共に第1の回線業者以外の回線業者の回線番号を
無視する機能を有し、且つ上記再送出手段が上記選択手
段により特定回線網を選択できないときに上記ダイアル
番号と同一のダイアル番号を再送出するように構成し
た。
該ダイアル番号の市外局番に応じて料金の最低な回線網
を選択する手段と、該選択手段により選択された回線網
の番号及び上記ダイアル番号を再送出する手段とを具備
する回線制御装置において、 上記取込み手段が電話機で操作したダイアル番号を取り
込むと共に第1の回線業者以外の回線業者の回線番号を
無視する機能を有し、且つ上記再送出手段が上記選択手
段により特定回線網を選択できないときに上記ダイアル
番号と同一のダイアル番号を再送出するように構成し
た。
以下、本発明の実施例について説明する。第1図はその
全体を示す図である。電話機1でダイアルされた番号は
本発明の回線制御装置(NCU:ネットワークコントロ
ールユニット)2で解読され、最も安価な回線網が選択
されて、その回線網を経由するように再度ダイアルが行
われる。これにより、電話器1はその回線制御装置2、
保安器3、端局4、第1の回線業者の中継局5或いは他
の回線6、端局7、及び保安器8を介して、相手側電話
機9と接続される。
全体を示す図である。電話機1でダイアルされた番号は
本発明の回線制御装置(NCU:ネットワークコントロ
ールユニット)2で解読され、最も安価な回線網が選択
されて、その回線網を経由するように再度ダイアルが行
われる。これにより、電話器1はその回線制御装置2、
保安器3、端局4、第1の回線業者の中継局5或いは他
の回線6、端局7、及び保安器8を介して、相手側電話
機9と接続される。
第2図は回線制御装置2の内部を示す図である。21は
オフフック検出回路であり、電話機1の送受話器を持ち
上げることにより流れる電流から、そのオンフックを検
出する。211は電流検出用抵抗、212、213はL
ED、214はLED212又は213の発光を検出す
るホトトランジスタである。22は電話機1で操作され
たダイアル番号を取り込むダイアルレシーバ、23は回
線に供給される電源を取り込んで内部電源とする電源回
路、24は電話機番号の信号を発生するダイアラー、2
5は回線切換接点、26は外部から電話着信中は本回線
制御装置2の動作を停止させるための衝突防止回路、2
7は全体を制御するCPUであり、本電話機1の設置地
域と他の地域との間の最も安価な料金の回線網のデータ
(前述の0077、0088等)を書き込んだROM及
びワーク用のRAM等を具備している。
オフフック検出回路であり、電話機1の送受話器を持ち
上げることにより流れる電流から、そのオンフックを検
出する。211は電流検出用抵抗、212、213はL
ED、214はLED212又は213の発光を検出す
るホトトランジスタである。22は電話機1で操作され
たダイアル番号を取り込むダイアルレシーバ、23は回
線に供給される電源を取り込んで内部電源とする電源回
路、24は電話機番号の信号を発生するダイアラー、2
5は回線切換接点、26は外部から電話着信中は本回線
制御装置2の動作を停止させるための衝突防止回路、2
7は全体を制御するCPUであり、本電話機1の設置地
域と他の地域との間の最も安価な料金の回線網のデータ
(前述の0077、0088等)を書き込んだROM及
びワーク用のRAM等を具備している。
さて、回線切換接点25は常時は実線の側に切り替わっ
ており、電話機1の送受信器を持ち上げると、それがオ
ンフック検出回路21で検出され、CPU27に取り込
まれる。
ており、電話機1の送受信器を持ち上げると、それがオ
ンフック検出回路21で検出され、CPU27に取り込
まれる。
次に市外局番をダイアルし、更に相手電話機の電話番号
をダイアルすると、それらの番号がダイアルレシーバ2
2で解読されてCPU27のRAM内に取り込まれる。
をダイアルすると、それらの番号がダイアルレシーバ2
2で解読されてCPU27のRAM内に取り込まれる。
このCPU27の内部では、まず上記市外局番の頭番号
『0』のダイアル情報を受けることにより、回線切換接
点25を実線の側から破線の側に切り換える。従って、
『0』以外から始まる市内の電話番号をダイアルした場
合には、本回線制御装置2は機能しない。
『0』のダイアル情報を受けることにより、回線切換接
点25を実線の側から破線の側に切り換える。従って、
『0』以外から始まる市内の電話番号をダイアルした場
合には、本回線制御装置2は機能しない。
更にCPU27では、取り込んだ市外局番を内部の当該
市外局番に対応するする地域の最も安価な電話網の回線
業者の番号をROMのデータ内から検索する。
市外局番に対応するする地域の最も安価な電話網の回線
業者の番号をROMのデータ内から検索する。
そして、検索結果が第1の回線業者である場合、及び検
索出来ないとき(当該地域について他の回線業者のサー
ビスが不可能なとき)は、ダイアルレシーバ22が受信
した番号と全く同一の番号をダイアラー24からダイア
ルさせる。よって回路網選択が不能になる事態を防止し
て確実な動作を担保できる。また、第1の回線業者以外
の回線網が検索された場合には、ダイアルレシーバ22
が受信した番号の前に当該検索された回線網の番号を付
加した番号をダイアラー24からダイアルさせる。
索出来ないとき(当該地域について他の回線業者のサー
ビスが不可能なとき)は、ダイアルレシーバ22が受信
した番号と全く同一の番号をダイアラー24からダイア
ルさせる。よって回路網選択が不能になる事態を防止し
て確実な動作を担保できる。また、第1の回線業者以外
の回線網が検索された場合には、ダイアルレシーバ22
が受信した番号の前に当該検索された回線網の番号を付
加した番号をダイアラー24からダイアルさせる。
従って、通常のダイアル操作でも市外局番をダイアルし
た場合には、自動的に最も安価な番号の回路網が選択さ
れ、自動的に再ダイアルされる。
た場合には、自動的に最も安価な番号の回路網が選択さ
れ、自動的に再ダイアルされる。
また、電話機1で最初に第1の回線業者以外の回線網を
選択する番号をダイアルした後に通常の操作で市外局
番、相手先電話番号をダイアルした場合には、CPU2
7において最初の00及び次の2桁、つまり第1の回線
業者以外の回線網に関するダイアル番号を削除して取り
込み、前述と同様な検索及びその検索に基づく再ダイア
ルを行う。よって、すべてのダイアル番号を受付可能に
設定する場合と比較して、回線制御装置の簡素化を図る
ことができ、制御が簡単となりコスト高を防止できる。
選択する番号をダイアルした後に通常の操作で市外局
番、相手先電話番号をダイアルした場合には、CPU2
7において最初の00及び次の2桁、つまり第1の回線
業者以外の回線網に関するダイアル番号を削除して取り
込み、前述と同様な検索及びその検索に基づく再ダイア
ルを行う。よって、すべてのダイアル番号を受付可能に
設定する場合と比較して、回線制御装置の簡素化を図る
ことができ、制御が簡単となりコスト高を防止できる。
そして、再ダイアルが完了した後は、回線切換接点25
を実線側に復帰させて、電話機1を回線に接続する。こ
の後、通常の通話が行われる。
を実線側に復帰させて、電話機1を回線に接続する。こ
の後、通常の通話が行われる。
以上のように本発明によれば、通常の電話機から通常の
方法でダイアル入力できるので、特別なダイアル入力装
置を必要としない。また、第1の回線業者以外の回線業
者の回線番号を無視する機能を有するので、第1の回線
業者用のダイアル番号に対応した回線選択のみを行わせ
れば済み、制御が簡単となりコスト安を実現できる。更
に、特定回線網を選択できないときは取り込んだダイア
ル番号と同一のダイアル番号を再送出するので、回線選
択が不能になる事態が防止され確実な動作を実現でき
る。
方法でダイアル入力できるので、特別なダイアル入力装
置を必要としない。また、第1の回線業者以外の回線業
者の回線番号を無視する機能を有するので、第1の回線
業者用のダイアル番号に対応した回線選択のみを行わせ
れば済み、制御が簡単となりコスト安を実現できる。更
に、特定回線網を選択できないときは取り込んだダイア
ル番号と同一のダイアル番号を再送出するので、回線選
択が不能になる事態が防止され確実な動作を実現でき
る。
第1図は本発明の適用例を示す図、第2図は本発明の回
線制御装置の回路図である。 2……回線制御装置。
線制御装置の回路図である。 2……回線制御装置。
Claims (1)
- 【請求項1】ダイアル番号を取り込む手段と、該ダイア
ル番号の市外局番に応じて料金の最低な回線網を選択す
る手段と、該選択手段により選択された回線網の番号及
び上記ダイアル番号を再送出する手段とを具備する回線
制御装置において、 上記取込み手段が電話機で操作したダイアル番号を取り
込むと共に第1の回線業者以外の回線業者の回線番号を
無視する機能を有し、且つ上記再送出手段が上記選択手
段により特定回線網を選択できないときに上記ダイアル
番号と同一のダイアル番号を再送出することを特徴とす
る回線制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63206602A JPH0618392B2 (ja) | 1988-08-20 | 1988-08-20 | 回線制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63206602A JPH0618392B2 (ja) | 1988-08-20 | 1988-08-20 | 回線制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0255446A JPH0255446A (ja) | 1990-02-23 |
JPH0618392B2 true JPH0618392B2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=16526111
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63206602A Expired - Lifetime JPH0618392B2 (ja) | 1988-08-20 | 1988-08-20 | 回線制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618392B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2008050835A1 (en) | 2006-10-25 | 2008-05-02 | Mitsubishi Chemical Corporation | Volume hologram optical recording medium, composition for volume hologram recording layer formation, and volume hologram recording material |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0815284B2 (ja) * | 1985-05-31 | 1996-02-14 | キヤノン株式会社 | ファクシミリ通信装置 |
JPS622754A (ja) * | 1985-06-28 | 1987-01-08 | Anritsu Corp | 回線自動選択形電話端末装置 |
-
1988
- 1988-08-20 JP JP63206602A patent/JPH0618392B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0255446A (ja) | 1990-02-23 |
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