JPS622754A - 回線自動選択形電話端末装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、料金体系が異なる複数の企業の通信回線網に
接続される電話端末装置に関するものである。

（従来の技術） 従来９通信回線網の運用は、　　ＮＴＴのみしか認可さ
れていなかったが、電気通信事業法の改正によって、昭
和６０年４月から電気通信事業が自由化され、民間企業
による通信回線網の運用が可能となり、各企業が、最新
の技術を利用して、安い料金の通話サービスを提供しよ
うとしている。

従って、こうした企業の通信回線網を利用すれば１通話
対地によっては、　　ＮＴＴの通信回線網を利用した場
合よりも安い料金での通話サービスがうけられることに
なる。

このＮＴＴ以外の通信回線網への接続方法は、従来の電
話ダイヤルに、各企業毎に割り当てられた。

企業識別番号を付加すればよい。

すなわち、従来のＮＴＴの電話番号は、「０＋市外局番
十市内局番十加入者番号」という構成になっているが、
　　ＮＴＴ以外の通信回線網を利用する時は、「企業識
別番号十市外局番十市内局番十加入者番号」という電話
番号をダイヤルすることで。

希望する通信回線網が利用できる。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、従来の電話番号に比べて、企業識別番号が付加
されたことで、電話番号の桁数が増えたために、ダイヤ
ル操作が非常にわずられしいものとなり、又、各企業毎
の識別番号を知っていなければ、利用できないことにな
る。このわずられしさを省く方法として、電話機に、ど
の企業の回線を利用するかを選択するボタンを付加して
おき。

利用する際、希望する通信回線網のボタンを押せば、自
動的に、その企業の識別番号がダイヤルされるので、利
用者は、その後１従来と同一の電話番号をダイヤルする
という方法も考えられるが。

これにしても、どこの通信回線網を選択するかというわ
ずられしさは残るし、又、どこの通信回線網が一番安い
料金となるかは、利用者がその都度判断する必要がある
。

本発明の目的は、ダイヤルの操作数をふやさず。

従来のダイヤル番号を行なうことで、安い料金の回線へ
自動的に接続される電話端末装置を提供することにある
。

（問題点解決のための手段） 本発明の回線自動選択形電話端末装置は、ダイヤル操作
に応じて市外局番号、市内局番号および加入者番号を示
す一連のダイヤル信号を出力するためのダイヤル装置と
；該一連のダイヤル信号を記憶するダイヤル信号記憶手
段と；料金体系が異なる複数の通信回線網の利用料金を
、該市外局番号に対応してそれぞれ記憶する利用料金テ
ーブルを有した利用料金記憶手段と；前記複数の通信回
線網を識別するための識別番号を記憶した識別番号記憶
手段と；前記ダイヤル操作に応じて出力されたダイヤル
信号を検出して市外局番号を識別するダイヤル番号識別
手段と；該ダイヤル番号識別手段の出力信号を受けて、
前記利用料金テーブルの中から、該識別された市外局番
号に対応する前記複数の通信回線網の各利用料金を検索
する利用料金検索手段と；検索された前記複数の通信回
線網それぞれの利用料金を比較し、安価な料金の通信回
線網を選択する通信回線網選択手段と；前記識別番号記
憶手段から前記選択された通信回線網の識別番号を読み
出す識別番号読出手段と；該識別番号を前記ダイヤル信
号記憶手段に記憶された一連のダイヤル信号に付加して
送出するダイヤル信号送出手段とを備えている。

すなわち、本発明の電話端末装置は、あらかじめ１通話
対地に対する各企業すべての料金情報を記憶手段に記憶
しておき、利用者のダイヤル番号の識別によって、最も
安い料金の企業の回線を選択するとともに、その企業の
識別番号を、利用者が操作して入力されたダイヤル番号
に付加して送出させるものである。

（実施例） 以下１図面を参照して１本発明の詳細な説明する。

第１図は１本発明の一実施例を示すブロック図であって
１局線ＬｌとＬ２にフンクスイッチＨＳを介して接続さ
れたダイヤル信号送出回路１と、このダイヤル信号送出
回路を介して通話信号の送受を行う２通話回路２と、キ
ーボード３の数字ボタンの　　　　−操作に対応したダ
イヤル番号信号を入力し、予め記憶された。各回線毎の
料金情報テーブルから最も安い料金の回線を検索し、そ
の回線の識別番号を電話番号に付加し、ダイヤル信号送
出回路１より送出させるための制御信号を出力する制御
回路４とから構成されており、この制御回路６は、スト
アード・プログラム方式の演算処理装置（ＣＰＵ）例え
ば、マイクロプロセッサ−によって構成され。

その内部のＲＯＭには、第２図のフローチャートに示す
様な内容の制御を行なう為のプログラムが記憶され、Ｒ
ＡＭには表に示すようなＮＴＴの通信回線網における各
市外局番号に対応して通話対地における各企業の回線の
単位度数光たりの利用料金をＮＴＴの利用料金に対比で
きるようにテーブル状に予め記憶されている。

なお、この利用料金テーブルでいうところの利用料金と
は、通話をする場合に実質的に経済比較をできるものを
意味し、単位時間あたりの利用金額に限らず、一定金額
で通話できる時間であっても、あるいは、時間帯に応じ
て変化する料金体系であってもかまわない。

この様な構成において、第２図のフローチャートを参照
しながら説明をする。

第１図において、オフフックすると、フックスイッチＪ
ＩＳが閉じ１発信ループが形成される。キーボード３の
数字ボタンにより、ダイヤルをすると。

制御回路６は、ステップｌＯＯにおいて、ダイヤル情報
をとり込み、ステップ１０１において、ダイヤル番号に
対応した。料金テーブルを読み出す。その後、ステップ
１０２において、まずＮＴＴの料金とＡ社の料金とをバ
ッファにとり込み、ステップ１０３において、　　ＮＴ
Ｔの料金とＡ社料金との料金比較を行う。比較の結果、
安い方の料金をバッファに入れ９次に、Ｂ社、０社と順
次比較していき、最も安い料金の回線を選び出していく
。その結果量も安い料金の回線が求められたら、その企
業の識別番号を、ステップ番号１００で入力された。ダ
イヤル番号に付加し、その情報を、制御回路４がダイヤ
ル信号送出回路１に、送出すると、ダイヤル信号送出回
路１は９局線Ｌｌ−Ｌ２を通して、ダイヤル信号を交換
機へ送出する。

尚、実施例において、ダイヤルは、押しボタン式のダイ
ヤルとなっているが２回転式のダイヤルスイッチ機構を
用いても良いことは言うまでもない。

又、この装置に硬貨及びカード等の料金処理機構を付加
すれば、容易に公衆電話機を構成することもできる。

（発明の効果） 以上の説明から明らかな様に本発明によれば。

従来のＮＴＴの通信回線網を利用するのと同様の利用者
のダイヤル操作より、自動的に実質的に安価を通信回線
網を選択して通話接続を行うので、安価な通信回線網を
利用者自ら判断して選択し、従来の電話番号に比べて桁
数の多くなる企業識別番号を付加したダイヤル操作を行
う必要が無く、経済的に通話できる。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の実施例を示すブロック図、第２図は本
発明の実施例を示すフローチャートである。 ｌ：ダイヤル信号送出回路、２：通話回路、３：押しボ
タンダイヤル、４：制御回路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ダイヤル操作に応じて市外局番号、市内局番号および加
   入者番号を示す一連のダイヤル信号を出力するためのダ
   イヤル装置と；該一連のダイヤル信号を記憶するダイヤ
   ル信号記憶手段と；料金体系が異なる複数の通信回線網
   の利用料金を、該市外局番号に対応してそれぞれ記憶す
   る利用料金テーブルを有した利用料金記憶手段と；前記
   複数の通信回線網を識別するための識別番号を記憶した
   識別番号記憶手段と；前記ダイヤル操作に応じて出力さ
   れたダイヤル信号を検出して市外局番号を識別するダイ
   ヤル番号識別手段と；該ダイヤル番号識別手段の出力信
   号を受けて、前記利用料金テーブルの中から、該識別さ
   れた市外局番号に対応する前記複数の通信回線網の各利
   用料金を検索する利用料金検索手段と；検索された前記
   複数の通信回線網それぞれの利用料金を比較し、安価な
   料金の通信回線網を選択する通信回線網選択手段と；前
   記識別番号記憶手段から前記選択された通信回線網の識
   別番号を読み出す識別番号読出手段と；該識別番号を前
   記ダイヤル信号記憶手段に記憶された一連のダイヤル信
   号に付加して送出するダイヤル信号送出手段とを備えた
   通信回線網自動選択形電話端末装置。