JPH03178296A

JPH03178296A - 電話システム

Info

Publication number: JPH03178296A
Application number: JP31640989A
Authority: JP
Inventors: Takaharu Yamamoto; 敬治山本; Fumio Azuma; 吾妻　文夫
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Telecommunication System Engineering Corp
Priority date: 1989-12-07
Filing date: 1989-12-07
Publication date: 1991-08-02

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は電子構内交換機やボタン電話装置などのような
電話システムに関するものである。

（従来の技術）近年、通信事業の開放により、コモンキャリアと呼ばれ
る回線提供者が複数になってきた。このコモンキャリア
は異なる回線使用料により回線を提供し、ある地域に電
話をするときには所定のコモンキャリアの回線を使用す
ると安価となる。

このような現状に鑑み、電子構内交換機においても、複
数のコモンキャリアの提供する回線に対して発信可能と
されていることが多くなってきた。

この場合、従来の電子構内交換機では、特定の市内、市
外番号、即ち、電話エリア番号には一つのコモンキャリ
アが割当てられているたけて・あった。

しかしながら、このような構成では、コモンキャリアの
回線使用料金が電話エリア番号に加えて時刻によって変
動するという特性を十分に利用できず、必ずしも最小コ
ス［・のルート選択が行われていないという問題点が生
じていた。

（発明が解決しようとする課題）上記のように従来の電話システムでは、一つの電話エリ
ア番号（市外局番）に一つのコモンキャリアが割り当て
られているため、必ずしも最小コストのルート選択が行
われないという問題点が生じていた。

本発明はこのような従来の電話システムの問題点を解決
するためになされたもので、その目的は、適切なルート
選択が行われ得る電話システムを提供することである。

［発明の構成］（課題を解決するための手段〉本発明では、電話エリア番号に対応して複数のコモンキ
ャリアが設定される第工の記憶手段と、コモンキャリア
の優先順位が時刻に対応して設定された第２の記憶手段
と、コモンキャリアに対応して捕捉するトランクの識別情報
が設定された第３の記憶手段と、タイマと、発呼要求があると送られてくる電話エリア番号に基づき
前記第１の記憶手段を検索して対応のコモンキャリアを
検出するキャリア検出手段と、このキャリア検出手段に
より検出された複数のコモンキャリア中のいずれが優先
されるかを前記タイマによる時刻を参照し前記第２の記
憶手段から求めるキャリア決定手段と、このキャリア決定手段により求められたコモンキャリア
に基づき前記第３の記憶手段を参照して対応のトランク
を求め、このトランクから発信処理を行う発信処理手段
とを備えさせて電話システムを構成した。

（作用）上記構成によると、電話エリア番号に対応して複数のコ
モンキャリアが設定されるため、選択できるルートが増
え、最適なルート選択をなし得る。しかも、時刻毎に優
先するコモンキャリアが定められているため、時刻毎に
安価な順にコモンキャリアを選択でき、最適なルート選
択をなし得るものである。

（実施例〉以下、図面を参照して本発明の一実施例を説明する。第
１図は本発明の一実施例の構成の概念を示したブロック
図である。この図において、４１〜４ｍは電話機等の端
末を示し、内線あるいは専用線を介してキャリア検出手
段１０１及び交換回路１に接続されている。キャリア検
出手段１０１には第Ｉの記憶手段１０２が接続されてい
る。

第１の記憶手段１０２には、電話エリア番号に対応して
複数のコモンキャリアが設定される。具体的には、第２
図に示される如きメモリにより構成される。つまり、市
外局番が例えば４桁までであるとすると、１桁目から４
桁目まて゛のメモリ２０１〜２０４からなり、１桁目は
「０」以外にはないからｌアドレスのメモリ２０１のみ
て°あるが、２桁目はｒ□、〜「９」まであるため、１
０アドレスのメモリ２０２ｏて゛あり、３桁目は２桁目
の「Ｏ」〜「９」までに対しそれぞれ「０」〜「９」で
あるから１０アドレスのメモリ２０３０〜２０３９であ
り、４桁目は３桁目の各メモリの「０」〜「９」に対し
それぞれ「０」〜「９」であるから１０アドレスのメモ
リ２０４０〜２０４　ｇｇである。そして、各アドレス
は８ビツトからなり、コモンキャリアＤｏ〜Ｄ７が対応
するときにはビット「１」が設定され、対応しないとき
にはビット「Ｏ」が設定される。

図の市外局番（コード＞ｒｏＩＪのＤｏ〜Ｄ７にはコモ
ンキャリアＤｏ　、Ｄ２　、Ｄ３が対応させられている
ことを示す。また、※ｌは市外局番「０１１」に対応す
るコモンキャリアの設定データが格納されているアドレ
スを示す。

キャリア検出手段１０１は内線または専用線からの発呼
を受けると、続いて送られてくる市外局番に基づき第１
の記憶手段１０２を検索し、対応のコモンキャリアを検
出し、このコモンキャリアを示すデータをキャリア決定
手段１０３へ送出する。キャリア決一定手段１０３には
タイマ１０４及び第２の記憶手段１０５が接続されてい
る。

第２の記憶手段１０５はコモンキャリアの優先順位が時
刻に対応して設定されているもので、具体的には第３図
に示される如きメモリテーブルにより構成される。つま
り、例えば２４時間をスタート時間とエンド時間とで３
つの時間帯に分け、コモンキャリアの優先順位をコスト
順に■、■、■と３つまで書き込むことにより構成され
る。

キャリア決定手段１０３はキャリア検出手段１０１から
コモンキャリアを示すデータを与えられると、タイマ１
（Ｍを参照して現時刻を求め、第２の記憶手段１０５か
らこの現時刻に相当するメモリテーブルを求め、このメ
モリテーブルを参照して上記で与えられたコモンキャリ
ア中の最優先のコモンキャリアを求め、発信処理手段１
０６へ通知する。

発信処理手段１０６には第３の記憶手段１０７が接続さ
れている。第３の記憶手段１０７にはコモンキャリアに
対応するトランクのグループ番号等が格納されている。

具体的には、第４図（ａ＞に示されるような発信処理時
にａｌＺ要な共通データが格納されたメモリテーブルと
、第４図（ｂ）に示されるようにキャリア毎の必要デー
タが格納されたメモリテーブルとから構成される。第４
図（ａ＞のメモリテーブルには該当するコモンキャリア
がないときに捕捉すべきトランクグループ番号がエリア
４０、４１に格納され、ダイヤルトーンを直ちに返すべ
きか否かがエリア４２に、コスト高のコモンキャリアを
選択したことを示すトーンを返送すべきか否かがエリア
４３に、スケジュール作成の有無かエリア４４に格納さ
れる。また、第４図（ｂ）のメモリテーブルは各コモン
キャリア毎に設けられているもので、各メモリテーブル
のエリア５０．５１には捕捉すべきトランクグループ番
号が格納され、エリア５２には発信を許可される内線番
号が必要に応じて格納され、エリア５３には当該コモン
キャリアに対するアクセスコードが格納され、エリア５
５にはポーズ時間が設定される。

発信処理手段１０Ｂは、キャリア決定手段１０３からコ
モンキャリアを示すデータを与えられると、上記で説明
した如くの第３の記憶手段１０７を検索して対応するト
ランクグループを検出し、当該グループ中のトランク１
０８から発信処理を行う。また、相手の応答により交換
回路１を制御して端末４１〜４．とトランク１０８１〜
１０８２とを接続する。

以上の構成の電話システムは実際には、第５図に示され
る電子構内交換機として実現されるのでこれを説明する
。１は交換回路を示し、内線回路３１〜３．相互間また
は、内線回！＠３１〜３□と局線回路（トランク〉２１
〜２８間の通話路の接続を行う。内線回路３１〜３１Ｉ
ｌには端末４１〜４　が接続され、局線回路２１〜２ｏ
には局線８１〜８ｏが接続されている。制御装置５は、
例えばマイクロコンピュータにより構成されており、タ
イマを有し、交換回路１内の切換え、内線回路３１〜３
ＩＩｌを介して端末４１〜４ｍとの間のデータ交換、局
線回路２１〜２ｏとの間でダイヤルデータ、着信検出デ
ータ等の交換などを行う。制御装置５には記憶装置７が
接続され、記憶装置７には第１図で説明した第１の記憶
手段１０２、第２の記憶手段１０５、第３の記憶手段１
０７が含まれている。また、制御装置５には、キーボー
ド及びＬＣＤ等の表示器を有する運用データ書き込み用
の保守用ターミナル６が接続され、上記各記憶手段に対
するデータの書込みが行われる。

先ず、第１の記憶手段１０２に対する登録／削除／判定
が行われる場合、制御装置５は自らが有している第６図
に示されるフローチャートのプログラムによって、第２
図に示したメモリテーブルの該当ビットの書き換えなど
を行う。

以下、具体的に説明する。保守用ターミナル６からは、
第１の記憶手段１０２内のデータの登録／削除／判定の
いずれであるかを示すコマンドとともに、市外局番（コ
ード〉が入力される。制御装置５はこれを受取り、コー
ドの桁数を求める（Ｓ６１）。制御装置５はコードの桁
数から対応のコードテーブル（メモリ２０１〜２０４〉
の先頭アドレスを求める（Ｓ６２）。次に、コードを１
６進変換してインデックスを求め（Ｓ６３＞、このイン
デックスと上記先頭アドレスとから該当のデータ（８ピ
ツ１へ〉が格納されているアドレスを得る（Ｓ６４）。

次に、コマンドによる処理要求の内容を分析しく５６５
）、登録であれば該当するキャリア対応ビットを“）′
°にセットしく３６６）、削除であれば該当するキャリ
ア対応ビットを“°０°′にセットしく３６７）、更に
、判定であれば該当するキャリア対応ビットを続出して
保守用ターミナル６へ送出する（Ｓ６８）。このような
動作により、第２図で示したメモリに必要なデータがセ
ットされる。

また、第２の記憶手段１０５に対するデータの設定は制
御装置５が自らが有している第７図に示されるフローチ
ャートのプログラムによって動作することにより行われ
る。先ず、保守用ターミナル６からは、第２の記憶手段
１０５のデータ書込みのコマンドが入力され、次に、時
間データ（スタート時間、エンド時間〉の入力がなされ
る（Ｓ７１）。

このため、制御装置５はこれを受けて時間データの登録
を行い（Ｓ７２）、次に入力されてくる当該時間帯で優
先される順にコモンキャリアのデータが３つまで入力さ
れるため、これを登録しく８７３〜５７５）、全スケジ
ュールの登録終了を検出しく５７６）、終了でなければ
、ステップＳ７１に戻って動作が続けられる。なお、時
間帯は各メモリテーブルにおいて、一部重複していても
よく、重複の場合は先ず開始時刻が早い方のメモリテー
ブルを優先させる。

また、第３の記憶手段１０７のデータも同様にして、保
守用ターミナル６から入力されたデータに基づき、制御
装置５が設定を行う。

このようにして各記憶手段のデータ設定が終了すると、
コモンキャリアを選択するための動作が行われる。もち
ろん、この場合第４図（ａ）に示したメモリテーブルの
「スケジュール作成」のフラグは１にセットされている
。

このときには、制御装置５は自らが有する第８図に示さ
れるフローチャートのプログラムに基づき動作を行う。

なお、ここでは第１図の実施例と若干動作順が異なるが
、いずれを実行してもよい。

まず、内線（または専用線）からキャリア選択を行うた
めの所定コードが特定のダイヤル番号として入力（ＬＣ
Ｒアクセス〉されるので、これを検出すると（Ｓ８１）
、タイマにより現在時刻を求め（Ｓ８２）、この時刻に
対応するスケジュールデータ（メモリテーブル〉を第２
の記憶手段１０５から検出する（Ｓ８３）。次に、市外
局番（電話エリア番号〉が入力されるのでこれを取込む
（Ｓ８４）。

ここで、第２図に示されたメモリテーブルの該当メモリ
の３亥当ビツトを検出してサポートコモンキャリアがあ
るか否か検出する（Ｓ８５）。サポートされていない場
合には４桁のダイヤル入力を待つ（Ｓ８７）。ここで、
４桁のダイヤル入力を待つのは、当該実施例では３桁ま
でのダイヤル番号にはキャリアを割り当てているためで
、ここの動作は割当てがなければ省略される。４桁のダ
イヤル入力があると、第４図（ａ＞に示した該当なしく
デ・フォルト）のメモリテーブルからトランクグループ
の番号を読み出し、このグループ中の空きトランク（局
線回路２〉を捕捉して（Ｓ８Ａ）　、必要なダイヤル信
号を送出する（３８Ｂ）。

一方、ステップ３８５において、市外局番に対応するキ
ャリアがサポートされていることが検出されると、第２
の記憶手段１０５から最優先のコモンキャリアを選択し
、第３の記憶手段（第４図（ｂ）のメモリテーブル）１
０７がら対応のトランクグループ番号を読み出しく３８
Ｂ＞、同じく第３の記憶手段１０７（第４図（ｂ）のメ
モリテーブル）のエリア５５からアクセスコードを求め
、送出するダイヤル信号を所定のフォーマットに変換し
て該当コモンキャリアをアクセスできるようにして（Ｓ
８９）、ステップＳ８Ａ、３８Ｂを実行してダイヤル発
信動作を終了する。

なお、上記において、最優先のコモンキャリアに対応す
るトランクが空いていなければ、次順位のコモンキャリ
アに対応するトランクについて空きを調ベステップ８８
８．　Ｓ８９を実行する。また、該当なしの場合、第４
図（ａ＞のメモリテーブルでエリア３でｒｌ、がセット
されている場合には発呼に係る端末４にワーニングトー
ンを送出して、コスト高のコモンキャリアへアクセスす
ることを示し、発呼を止めることも可とする。

また、本実施例で示した、登録できるコモンキャリアの
数やトーンの送出等のサービスは適宜変更できるもので
ある。

［発明の効果］以上説明したように本発明によれば、電話エリア番号に
対して複数のコモンキャリアが設定されているため、選
択できるルートが複数となり最適ルートの選択を行い得
る。しかも、時刻毎に優先するコモンキャリアの順が定
められているため、時刻毎に安価なコモンキャリアをサ
ンプリングすることができる。かくして、ユーザにとっ
てより適切なルート選択が行われることになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図、第２図乃至第４図
は本発明の一実施例に用いられるメモリの構成図、第５
図は本発明により構成された電子構内交換機のブロック
図、第６図乃至第８図は本発明の詳細な説明するための
フローチャートである。１・・・交換口８　　２１〜２ｏ・・・局線回路３１〜
３１・・内線回路　　４１〜４１・・端末５・・・制御
装置　　　６・・・保守用ターミナル７・・・記憶装置
　　　１０１・・・キャリア検出手段１０２・・・第１
の記憶手段１０３・・・キャリア決定手段１０４・・・タイマ　　　１０５・・・第２の記憶手段
１０６・・・発信処理手段　１０７　、、、第３の記憶
手段１０８１〜１０８□・・・トランク

Claims

【特許請求の範囲】電話エリア番号に対応して複数のコモンキャリアが設定
される第１の記憶手段と、コモンキャリアの優先順位が時刻に対応して設定された
第２の記憶手段と、コモンキャリアに対応して捕捉するトランクの識別情報
が設定された第３の記憶手段と、タイマと、発呼要求があると送られてくる電話エリア番号に基づき
前記第１の記憶手段を検索して対応のコモンキャリアを
検出するキャリア検出手段と、このキャリア検出手段に
より検出された複数のコモンキャリア中のいずれが優先
されるかを前記タイマによる時刻を参照し前記第２の記
憶手段から求めるキャリア決定手段と、このキャリア決定手段により求められたコモンキャリア
に基づき前記第３の記憶手段を参照して対応のトランク
を求め、このトランクから発信処理を行う発信処理手段
とを備えたことを特徴とする電話システム。