JPH1032879A - 携帯端末接続方法、並びにその携帯端末接続システム、構内交換機、及び中継交換機。 - Google Patents

携帯端末接続方法、並びにその携帯端末接続システム、構内交換機、及び中継交換機。

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Publication number
JPH1032879A
JPH1032879A JP8189633A JP18963396A JPH1032879A JP H1032879 A JPH1032879 A JP H1032879A JP 8189633 A JP8189633 A JP 8189633A JP 18963396 A JP18963396 A JP 18963396A JP H1032879 A JPH1032879 A JP H1032879A
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JP
Japan
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private
network
exchange
dial
network station
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Application number
JP8189633A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Morita
敏之 森田
Yasushi Ueda
靖史 上田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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  • Sub-Exchange Stations And Push- Button Telephones (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】携帯端末の位置を入力する手間をかけることな
く、通信料金を低減する。 【解決手段】発信側の端末1がPHS端末11を呼び出
すためにダイアル番号を出力すると、局番検索手段5が
ダイアル番号中の地域番号を抽出し、この地域番号をキ
ーとして私設網局番テーブルから私設網局番を検索す
る。私設網局番付加手段6はダイアル番号に私設網局番
付加手段6は検索した私設網局番を付加して私設交換網
8へ送出する。指定された私設網局番を持つ構内交換機
10は公衆網にダイアル番号を用いて電話をかける。こ
こで、私設網局番テーブルには、地域番号に最も近い構
内交換局の私設網局番が記憶されているため、私設交換
網8に接続されている複数の構内交換機のうちPHS端
末11に最も近い構内交換機10を用いて電話をかける
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、私設交換網を介
して公衆網に接続された携帯端末に接続する携帯端末接
続方法、並びにその携帯端末接続システム、構内交換
機、及び中継交換機に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平4−70021号公報には、複数
のエリアのそれぞれで移動機を使用できるコードレス電
話装置が示されている。このコードレス電話装置では、
以下のように動作する。移動機が移動して、エリアAか
らエリアBに移った場合には、エリアBを管理するPB
Xに移動機の位置登録を行う。そして、移動機に呼びが
あった場合には、位置登録を基に複数のエリアの中から
1つのエリアが選択され、選択されたエリアを管理する
PBXを用いて発呼を行い、移動機を呼び出すとともに
通話が行われる。
【0003】また逆に、移動機がエリアBからエリアA
に移った場合には、エリアAを管理するPBXに対し
て、位置登録を行い。移動機に対する呼びがあった場合
には、同様にエリアAを管理するPBXを用いて、発呼
及び通話を行う。このような従来装置での位置登録は、
移動機側から行う必要があった。
【0004】また、私設交換網である専用線を併用する
ことにより公衆網で発生する通話料金を節約する技術と
して、本願発明と同一の出願人による平成8年特許願第
076484号の携帯端末専公接続通信システムがあ
る。この携帯端末専公接続システムは、携帯端末が専用
線網内の交換機へ現在位置を登録する。そして、携帯端
末を呼び出す場合には、複数の専用網の交換機のうち登
録された現在位置に最も近い構内交換機から公衆網へ電
話をかけ、携帯端末を呼び出す。そのため、公衆網を用
いて通話する距離が短くなり、通話料金を節約できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の通信
システムでは、移動機若しくは携帯端末側から位置登録
を行わなければならずわずらわしいという問題があっ
た。この発明による携帯端末接続方法、携帯端末接続シ
ステム、構内交換機、並びに中継交換機は、かかる問題
点を解決するためになされたもので、位置登録を行うわ
ずらわしさがなく、通話料金を節約することを目的とし
ている。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる携帯端
末接続方法においては、地域毎に異なる地域番号を含む
ダイアル番号が付与され公衆網に接続される携帯端末
を、私設交換網を介して接続する携帯端末接続方法にお
いて、呼び出し側の端末から入力されたダイアル番号の
地域番号に対応した構内交換機の私設網局番を検索する
交換機検索ステップと、この交換機検索ステップで検索
された私設網局番をダイアル番号とともに私設交換網へ
送信する送信ステップと、送信ステップで送信された私
設網局番を持つ構内交換機は、私設交換網よりダイアル
番号を受け取り、受け取ったダイアル番号を公衆網に送
出して携帯端末に接続する公衆網接続ステップと、を備
えたものである。
【0007】また、この発明にかかる携帯端末接続シス
テムにおいては、地域毎に異なる地域番号を含むダイア
ル番号が付与され、このダイアル番号により呼び出され
て公衆網に接続される携帯端末と、ダイアル番号を出力
して携帯端末との接続を要求する端末と、複数の構内交
換機を互いに接続する私設交換網と、この私設交換網及
び端末に接続され、ダイアル番号に含まれる地域番号に
対応した構内交換機へ当該ダイアル番号を私設交換網を
介して送信する送信側構内交換機と、私設交換網より送
信側構内交換機が送信したダイアル番号を受信し、公衆
網へ受信したダイアル番号を送出し、携帯端末へ繋がる
回線を設定する複数の構内交換機のうちの着信側構内交
換機と、を備えたものである。
【0008】また、送信側構内交換機は、複数の構内交
換機それぞれの私設網局番とこれらの私設網局番それぞ
れに対応する地域番号とを記憶する私設網局番テーブル
と、ダイアル番号の地域番号に基づき、私設網局番テー
ブルから私設網局番を検索する私設網局番検索手段と、
この私設網局番検索手段が検索した私設網局番をダイア
ル番号に付加して私設交換網に送出する私設網局番付加
手段と、を備えたものである。
【0009】また、地域毎に異なる地域番号を含むダイ
アル番号が付与され、このダイアル番号により呼び出さ
れて公衆網と接続される携帯端末と、ダイアル番号を出
力し、携帯端末との接続を要求する端末と、複数の構内
交換機を互いに接続する私設交換網と、この私設交換網
及び端末に接続され、端末から受信したダイアル番号を
私設交換網へ送出する送信側構内交換機と、私設交換網
上に設けられ、送信側構内交換機が送信したダイアル番
号を受信し、複数の構内交換機のうち受信したダイアル
番号の地域番号に対応した構内交換機へ私設交換網を介
してダイアル番号を送出する中継交換機と、ダイアル番
号を受信したときに受け取ったダイアル番号を公衆網へ
送出し、携帯端末へ繋がる回線を設定する複数の構内交
換機のうちの受信側構内交換機と、を備えたものであ
る。
【0010】また、中継交換機は、複数の構内交換機そ
れぞれの私設網局番とこれらの私設網局番それぞれに対
応する地域番号を記憶する私設網局番テーブルと、受信
したダイアル番号の地域番号に基づき、私設網局番テー
ブルから私設網局番を検索する私設網局番検索手段と、
この私設網局番検索手段が検索した私設網局番をダイア
ル番号に付加して私設交換網に送出する私設網局番付加
手段と、を備えたものである。
【0011】また、携帯端末は、公衆網を用いダイアル
番号により呼び出される外線モードと、構内交換機と内
線で接続され内線番号により呼び出される内線モードと
を備え、着信側構内交換機は、他の構内交換機からダイ
アル番号を受け取ったとき、ダイアル番号が付与された
携帯端末が外線モードである場合には、公衆網へ受け取
ったダイアル番号を送出して携帯端末へ繋がる回線を設
定し、内線モードである場合には、内線番号を用いて携
帯端末を呼び出すとともに内線を用いて携帯端末へ繋が
る回線を設定するものである。
【0012】また、着信側構内交換機は、ダイアル番号
とこのダイアル番号に対応する内線番号とを記憶する番
号変換テーブルと、携帯端末が内線モードで着信可能な
場合に、受け取ったダイアル番号に基づき番号変換テー
ブルから内線番号を検索する内線番号検索手段と、この
内線番号検索手段により検索された内線番号を用いて携
帯端末を呼び出すとともに、携帯端末との間に回線を設
定する内線接続手段と、を備えたものである。
【0013】この発明にかかる構内交換機においては、
また、複数の構内交換機が私設交換網に接続された携帯
端末接続システムに接続される構内交換機において、呼
出側の端末から入力された地域毎に異なる地域番号を含
む公衆網用のダイアル番号を受信する受信手段と、複数
の構内交換機それぞれが有する私設網局番とこれらの私
設網局番それぞれに対応する地域番号とを記憶する私設
網局番テーブルと、受信手段が受信したダイアル番号の
地域番号に基づき、私設網番号付加テーブルから私設網
局番を検索する私設網局番検索手段と、この私設網局番
検索手段により検索された私設網局番をダイアル番号に
付加して私設交換網に送出する私設網局番付加手段と、
を備えたものである。
【0014】この発明にかかる中継交換機においては、
複数の構内交換機が私設交換網に接続された携帯端末接
続システムの中継交換機において、私設交換網から地域
毎に異なる地域番号を含む公衆網用のダイアル番号を受
信する受信手段と、複数の構内交換機それぞれが有する
私設網局番とこれらの私設網局番それぞれに対応する地
域番号を記憶する私設網局番テーブルと、受信手段が受
信したダイアル番号の地域番号に基づき、私設網番号付
加テーブルから私設網局番を検索する私設網局番検索手
段と、この私設網局番検索手段により検索された私設網
局番をダイアル番号に付加して私設交換網に送出する私
設網局番付加手段と、を備えたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの実施の形態1における携帯端
末接続システムの機能ブロック図である。図1におい
て、1は例えば電話等の通話のため若しくはデータ通信
のための端末、2はこの端末に接続された構内交換機で
ある。図示しないが、この構内交換機2はこの構内交換
機2の動作を制御するCPU及びこのCPUに接続され
たメモリを有する。3は端末1よりダイアル番号を受信
するとともに一時的に記憶する受信手段、4はダイアル
番号に含まれるPHS事業者番号とこのPHS事業者番
号に対応した私設網局番を記憶する私設網局番テーブ
ル、5は受信手段3に記憶されたダイアル番号の事業者
番号をキーとして、この事業者番号に対応する私設網局
番を私設網局番テーブルより検索する局番検索手段、6
は受信手段3より受け取ったダイアル番号に局番検索手
段6で検索した私設網局番を付加する私設網局番付加手
段である。なお、私設網局番テーブル4はメモリ上に設
けられ、局番検索手段5及び私設網局番付加手段6はC
PUの処理によって実現することができる。
【0016】7は構内交換機2と、構内交換機10と、
PHS公衆網9とを接続する公衆網であり、この公衆網
は接続する距離に応じた通話料金(接続料金ともいう)
が必要である。8は構内交換機2、及び構内交換機10
を含む複数の交換機を接続する私設交換網(専用網とも
いう)である。この私設交換網8は、公衆網7と異なり
距離に応じて通話料金が増大することがない。
【0017】9は公衆網7に接続されたPHS公衆網で
あり、このPHS公衆網9も距離に応じた通話料金が発
生する。10は構内交換機2と離れた位置に設置された
構内交換機であり、受信手段13及び外線接続手段を有
している。また、図示しないが、この構内交換機10は
この構内交換機10の動作を制御するCPU及びこのC
PUに接続されたメモリを有する。11はPHS公衆網
9を介して通話可能な携帯端末であるPHS端末、13
は私設交換網8からダイアル番号を受信するとともに一
時的に記憶する受信手段、14は受信手段13に記憶さ
れたダイアル番号を用いて、公衆網に接続し回線を設定
する外線接続手段である。ここで、構内交換機2は送信
側交換機ともいい、構内交換機10は着信側構内交換機
ともいう。また、携帯端末には移動機と呼ばれるも含ま
れる。
【0018】次に動作について説明する。例として、公
衆網発信番号を「0」、構内交換機10の私設網局番を
「700」、PHS端末11のPHS公衆網のダイアル
番号を「050−10−111XX」(Xは予め定めら
れた数字)とし、このダイアル番号のうち「10」をP
HS公衆網9のPHS事業者番号とする。このPHS事
業者番号は地域番号として用いることができるものであ
る。また、この送信側構内交換機2の公衆網接続番号を
「0」とする。ここで、公衆網発信番号は公衆網7を用
いて通話するか、専用網8を用いて通話するかを区別す
るための番号であり、「0」を指定した場合には公衆網
7を用いた通信が行われる。一方、公衆網番号を省略し
た場合には専用網8のみを用いた通信が行われる。
【0019】PHS事業者番号は複数のエリア毎に異な
る番号が割り当てられているものであり、PHS公衆網
番号はこのPHS事業者番号を含んでいる。例えば、エ
リアは図2に示すように設定されているとする。PHS
事業者番号はエリアA〜Gのそれぞれに例えば、「1
0」〜「16」の番号が割り当てられる。また、エリア
A〜Gのそれぞれに図1の構内交換機2又は10のよう
な構内交換機が設けられている。構内交換機は1つのエ
リアに1つの構内交換機を設ける必要はなく、1つの構
内交換機が近接する複数のエリアを担当してもよい。ま
た、PHS事業者番号は、この実施の形態のために新た
に設けられたものではなく、この実施の形態を用いない
場合にも必要となる番号である。
【0020】PHSの加入手続は、ほとんどの場合加入
者の住所又は居所を含むエリアの事業者に対して行わ
れ、PHS端末11には、このエリアに対応したPHS
事業者番号を含む公衆網接続番号が付与される。従っ
て、PHS端末11はPHS事業者番号に対応したエリ
アに存在することが多い。
【0021】端末1からPHS端末11を呼び出す際の
動作を図3を用いて説明すると、まずステップS1で端
末1が「0−050−10−111XX」のダイアル番
号を指定してダイアルし、ダイアル番号を含む呼び出し
信号を出力する。この呼び出し信号を受信手段3を用い
て受け取った構内交換機2は、受け取ったダイアル番号
を受信手段3へ記憶し、ステップS2として記憶したダ
イアル番号を分析し、専用網8を用いた内線電話か、公
衆網7を用いた外線電話であるかを判断する。この判断
は、ダイアル番号中に公衆網発信番号として「0」が指
定されているか否かで判断し、「0」が指定されている
場合には外線電話であると判断する。
【0022】続いてステップS3に移り、ダイアル番号
に基づき構内交換機の選択を行う。ステップS2で外線
電話であると判断された場合には、ダイアル番号中のP
HS事業者番号を調べ、複数の構内交換機のうちどの交
換機を用いて外線電話をかけるかを選択する。この選択
は局番検索手段5が私設網局番テーブル4に基づき、私
設網局番を検索することによって行う。この私設網局番
テーブル4は、表1に示すようにPHS事業者番号を持
ち、このPHS事業者番号に対応するエリアに最も近い
位置(若しくは、他の構内交換機と比べて近い位置)に
ある構内交換機の私設網局番を有する。私設網局番は各
PHS事業者番号のそれぞれに対応して記憶されてい
る。
【0023】
【表1】
【0024】まず、局番検索手段5がダイアル番号中の
PHS事業者番号を取り出す。次に、私設網局番テーブ
ル4を検索し、取り出したPHS事業者番号に対応する
私設網局番を得る。このステップS3で得られる私設網
番号は、私設網局番テーブル4が上述のような構造を持
っているために、ほとんどの場合PHS端末11に近い
構内交換機の番号となる。以上でステップS3の交換機
選択処理が終了する。一方、ステップS2で内線番号で
あると判断された場合には、ステップS3の処理は行わ
ない。
【0025】次に構内交換機2は、ステップS4で私設
網局番付加手段6を用いて、ダイアル番号に局番検索手
段5が検索した私設網局番を付加し、私設網局番を付加
したダイアル番号を私設交換網8へ送出する。検索した
私設網局番はダイアル番号の先頭に付加される。例え
ば、PHS事業者番号が「10」であった場合には、検
索結果として私設網局番「700」が得られる。この場
合には、次のステップS4で送出される信号は「700
−0−050−10−1111XX」となる。ただし、
内線の場合は、私設網局番がダイアル番号に既に含まれ
重複するため、私設網局番を付加することはせずにダイ
アル番号を私設交換網8へ送出する。
【0026】構内交換機10の受信手段13がステップ
S4で送出された信号を受け取ると、次のステップS5
に移り、受け取った信号を受信手段13へ記憶し、受け
取った信号に含まれるダイアル番号が内線であるか外線
であるかを判断する。この判断はステップS2と同様に
行われる。
【0027】次にステップS6に移る。ステップS5の
処理で外線であると判断された場合、構内交換機10は
外線接続手段14を用いて受け取ったダイアル番号を公
衆網7へ発信する。すると、公衆網7及びPHS公衆網
9を介してPHS端末11が呼び出される。
【0028】PHS端末11が呼び出しに応答するとス
テップS7に移り、私設交換網8からPHS公衆網9に
いたるまでの回線が設定され、通話が可能となる。
【0029】以上のようにこの実施の形態1によれば、
PHS端末側(ユーザ側)から位置登録を行うという煩
雑な作業をすることなく、私設交換網8を介して回線の
接続ができ、通話料金を節約することができる。この場
合、加入者が出張などでPHS事業者番号に対応してい
ないエリアに一時的にいる場合等の一部の例外を除き、
PHS加入者は、加入申し込みをしたエリアにいる確率
が高いので、多くの場合通話料を節約できる。
【0030】また、加入者がPHS事業者番号に対応し
ていない地域にいる場合であって、通話料がかえって高
くなる弊害を防止するため、私設交換網8を介さずに公
衆網7のみで通信するモードを新たに設けることもでき
る。この場合、ステップS1〜7に示したような私設交
換網8を使ってPHS端末11に通信するモード、私設
交換網8を介さずに公衆網7のみで通信できるモード、
のいずれかを選択し、これらのモードを区別するために
モード選択番号をダイアル番号に付加する。モードの判
断は、発信側の端末1を管理する構内交換機2が行い。
私設交換網8を介さずに公衆網7のみで通信できるモー
ドが選択されていると判断した場合には、図3のステッ
プS3の代わりにダイアル番号、例えば「050−10
−111XX」を公衆網に送出する。
【0031】また、この実施の形態1においては端末1
及び携帯端末11に特別の装置を必要とせず既存のもの
であってもそのまま利用することができる。
【0032】実施の形態2.実施の形態2は、実施の形
態1に新たな機能を付加したものであり、PHS公衆網
を介さなくともPHS端末に接続できる携帯端末接続シ
ステムである。図4はこの実施の形態2における携帯端
末接続システムの機能ブロック図である。図4において
図1と同一の符号は同一又は相当の部分を表す。
【0033】20、21はPHS公衆網9を介して接続
することも、構内交換機10に直接接続することもでき
るPHS端末であり、PHS端末20、21に取り付け
られたスイッチにより、PHS公衆網9を用いた外線接
続又はアンテナ10aを用いた内線接続のいずれかを選
択することができるものである。ここで、外線接続を選
択している状態を外線モードといい、内線接続を選択し
ている状態を内線モードという。なお、モード切り替え
を手動で切り替える場合について説明したが、アンテナ
10aの電波圏内にあるときに内線モード、電波圏外に
あるときには外線モードに自動的に切り替わるようにし
てもよい。また、20は構内交換機10のアンテナ10
aからの電波が届く範囲内にあるPHS端末、21は構
内交換機10のアンテナ10aからの電波が届く範囲外
にあるPHS端末を表している。アンテナ10aはPH
S端末20と通話を行うための電波を送受信するもので
ある。22は構内交換機10に接続された端末である。
【0034】また、15はPHS端末20、21が持つ
PHS公衆網番号と、PHS端末を内線で使用する場合
の交換機加入番号が登録されている番号変換テーブルで
ある。ここで交換機加入番号は内線番号として用いられ
ている。番号変換テーブル15は、例えば表2に示すよ
うに、PHS公衆網番号とそれに対応する交換機加入番
号とを記憶する構造を持つ。
【0035】
【表2】
【0036】16はPHS端末20、21が内線を用い
て着信可能な状態であるか否かを検出する着信不可検出
手段である。この着信不可検出手段16が検出する状態
は、例えば、PHS公衆網加入中、電源断、故障中、電
波圏外等がある。17は受信したダイアル番号を内線接
続するか又は外線接続するかを判断し、内線接続する場
合に内線番号変換手段18へダイアル番号を出力し、外
線接続する場合に外線接続手段14へダイアル番号を出
力する内外接続切替手段である。18はこの内外接続切
替手段17から受け取ったダイアル番号に基づき対応す
る内線番号を検索し、検索した内線番号を内線番号接続
手段19へ出力する内線番号変換手段である。ここで、
内線番号として構内交換機10の交換機加入番号を用い
ることする。19は内線番号変換手段18から受け取っ
た内線番号(交換機加入番号)を用いて、アンテナ10
aを介してPHS端末20を呼び出し、回線を設定する
内線接続手段である。
【0037】次に動作について説明する。端末1からダ
イアルし、ダイアルによって発生した信号が構内交換機
10にいたるまでの処理は実施の形態1と同様である。
図3のステップS5が終了すると、構内交換機10がP
HS端末20、21を呼び出すステップS6を開始す
る。この実施の形態2で行われるステップS6相当の処
理は、実施の形態1とは異なる部分があるため以下に説
明する。
【0038】まず、ステップS5で内外線判別処理を終
了し、外線であると判断すると、目的のPHS端末2
0、21の状態を検出する。この検出は着信不可検出手
段16が行う。続いて、内外接続切替手段17が受け取
ったダイアル番号が番号変換テーブル15内に登録され
ているか否かを判断する。登録されていない場合には、
実施の形態1と同様に外線接続手段14へダイアル番号
を出力し、公衆網7へダイアル番号を送出する。一方、
登録されている場合には、内外接続切替手段17が着信
不可検出手段16の検出結果に基づいて、公衆網7を用
いた呼び出し又はアンテナ10aを用いた内線呼び出し
のいずれかを選択し、PHS端末20、21を呼び出
す。
【0039】例えば、構内交換機2から受け取ったダイ
アル番号が「0−050−10−333XX」であると
き、このダイアル番号が表2に示したような番号変換テ
ーブル15に登録されているかをみる。この場合登録さ
れているので、次に、着信不可検出手段16が、このダ
イアル番号に対応するPHS端末20の状態を調べる。
着信不可検出手段16は、アンテナ10aから状態要求
信号を発信し、PHS端末20から返ってきた信号に基
づいて内線接続可能であるか否かを判断する。
【0040】内線接続可能であると判断された場合に
は、内線接続切替手段17がダイアル番号を内線番号変
換手段18へ出力する。内線番号変換手段18は番号変
換テーブルより受け取ったダイアル番号に対応する交換
機加入番号を検索し、この検索した交換機加入番号を内
線接続手段19へ出力する。内線接続手段19は受け取
った交換機加入番号を用いてアンテナ10aより呼び出
し信号を出力する。例えば、ダイアル番号が「050−
10−333XX」である場合には、検索される交換機
加入番号は「3333」となる。呼び出し信号が自己の
交換機加入番号と一致するPHS端末20は、この呼び
出しに応答し、図3ステップS7の通話が可能となる。
このときの通話は公衆網7及びPHS公衆網9を経由し
ないため、通話料金を安くすることができる。内線接続
可能と判断される場合は、PHS端末20がアンテナ1
0aの電波圏内にあり、内線モードになっている場合で
ある。
【0041】一方、着信不可検出手段16によりアンテ
ナ10aを用いた内線接続ができないと判断された場合
には、構内交換機10が受け取ったダイアル番号は公衆
網7へ送出される。そして、PHS端末21が呼び出し
に応答した場合には実施の形態1と同様に通話が可能と
なる。着信不可検出手段16が内線接続ができないと判
断する場合は、例えば、PHS端末21がアンテナ10
aの電波圏外にあり、アンテナ10aによる状態要求信
号に応答しなかった場合、或いは、PHS端末20のよ
うに電波圏内にあるときであって外線モードとなってい
る場合等である。
【0042】ここでは、着信不可検出手段16が状態要
求信号を出力させることによって、内線接続可能かを判
断しているが、構内交換機10が定期的に自己に加入し
ているPHS端末11の状態を検出しその状態を記憶し
ている場合には、着信不可検出手段16がその記憶内容
を調べることによって、内線接続可能か否かを判断して
もよい。
【0043】また、番号変換テーブル15の内容は、端
末22を用いて削除、変更することができる。この場合
は、端末22の操作者が特別の番号、例えば「##」を入
力すると、CPUが変更/削除のためのプログラムを起
動し、その後、変更か、削除かを示す番号、変更/削除
対象となる番号、変更の場合は変更後の番号を入力する
ことによって削除又は変更を行う。
【0044】また、受信手段13及び番号変換テーブル
15は構内交換機10の図示しないメモリ内に設けるこ
とができ、外線接続手段14、内線接続切替手段17、
内線番号変換手段18、又は内線接続手段19は、構内
交換機10の図示しないCPUの処理により又はCPU
による制御により実現することができる。
【0045】この実施の形態2によれば、PHS端末で
あっても公衆網7を用いずに呼び出すことができ通話料
金をより安くすることができる。
【0046】実施の形態3.実施の形態3は、私設網局
番テーブルを中継交換機に取り付けたものである。
【0047】図5はこの実施の形態3における携帯端末
接続システムの機能ブロック図である。図5において、
図1と同一の符号は同一又は相当の部分を表す。
【0048】23は、構内交換機2と構内交換機10と
の間に設置され、構内交換機2−構内交換機10間の信
号を中継する中継交換機である。この中継交換機23
は、図示しないが中継交換機23の動作を制御するCP
U、及びCPUに接続されたメモリを持つ。25は私設
交換網8よりダイアル番号等を受信し一時的に記憶する
受信手段、26は受信手段25に記憶されたダイアル番
号を自らの構内交換機2で処理するか、私設交換網8を
介して他の構内交換機で処理するかを決定し、他の構内
交換機で処理すると決定した場合には、私設交換網へ当
該ダイアル番号を出力する方路選択手段である。
【0049】次に動作について説明する。図6はこの実
施の形態3におけ携帯端末接続システムの接続シーケン
スを示すシーケンス図である。図6において、図3と同
一の符号は同一又は相当の部分を表す。
【0050】以下に実施の形態1と異なる処理について
説明する。ステップS1が終了し、構内交換機2がダイ
アル番号を受け取ると、受け取ったダイアル番号を受信
手段25へ記憶し、続いてステップS20で方路選択処
理を行う。この方路選択処理は方路選択手段26が行
う。まず、受信したダイアル番号が外線である場合、又
は他の構内交換機に加入している端末のダイアル番号で
ある場合には、中継交換機23へダイアル番号を送出す
ることを決定する。一方、自己の構内交換機2に加入し
ている端末の番号である場合には、私設交換網8へダイ
アル番号を送出せずに当該端末へ回線を設定することを
決定する。
【0051】例えば、ダイアル番号が「0−050−1
0−111XX」である場合には、先頭に示されている
公衆網接続番号「0」より外線であると判断され、中継
交換機23へのダイアル番号送出を決定する。また、内
線であっても他の構内交換機10の私設網局番、例えば
「700」が指定されている場合にも、中継交換機23
へのダイアル番号送出を決定する。一方、ダイアル番号
に公衆網発信番号も、他の構内交換機10の私設網局番
も指定されていない場合には、私設交換網8へダイアル
番号を送出せずに当該端末へ回線を設定することを決定
する。
【0052】次にステップS21で、ステップS20で
の決定に基づき方路選択手段26がダイアル番号を中継
交換機23へ送出し、或いは、自交換機に接続されてい
る端末に回線を設定する。例えば、ダイアル番号が「0
−050−10−111XX」である場合には、中継交
換機23へダイアル番号を送出することが決定されるた
め、私設交換網8にダイアル番号「0−050−10−
111XX」が送出される。
【0053】ステップS21で送出されたダイアル番号
を受け取った中継交換機23は、受け取ったダイアル番
号を受信手段3に記憶する。次にステップS3で、実施
の形態1で説明したのと同様の処理を行い、PHS端末
11に近い構内交換機10を選択する。この処理は、局
番検索手段5が私設番号局番付加テーブル5から私設網
局番を検索し、私設網局番付加手段6が検索された私設
網局番をダイアル番号に付加して私設交換網8へ送出す
る。例えば、「700−0−050−111XX」を送
出する。
【0054】以下、実施の形態1と同様に動作し、PH
S端末側(ユーザ側)から位置登録を行うという煩雑な
作業をすることなく、私設交換網8を用いることがで
き、通話料金を節約することができる。また、この実施
の形態3によれば、複数の構内交換機のそれぞれに私設
網局番テーブルを置く必要がなく、中継交換機の私設網
局番テーブルを共用できるという効果がある。
【0055】また、この図5に示した携帯端末接続シス
テムは、図7に示したように実施の形態2にも適応する
ことができる。図7において図5と同一の符号は同一又
は相当の部分を表し、受信手段13、外線接続手段1
4、番号変換テーブル15、着信不可検出手段16、内
外接続切替手段17、内線番号変換手段18、内線接続
手段19、アンテナ10a、端末22、及びPHS端末
20・21は図4に示したものと同様である。この図7
に示した携帯端末接続システムの動作は、図6のステッ
プS1、S20、S21、S3、S4までと同様であ
り、ステップS5〜通話ステップS7までは実施の形態
2で説明した通りである。
【0056】また、私設網局番テーブル5等は図5に示
すように交換中継機23の中に置いても、或いは図8に
示すように交換中継機27の外に独立に設けたアダプタ
形式の装置内に別個に設けてもよい。
【0057】図8において図5と同一の符号は同一又は
相当の部分を表す。図8において、27は構内交換機2
と構内交換機10との間に設置され、構内交換機2−構
内交換機10間の信号を中継する中継交換機である。2
8は構内交換機2からダイアル番号を受信し、私設網局
番テーブル5に基づき当該ダイアル番号に対応したPH
S端末11の近くに所在する構内交換機10の私設網局
番を検索し、検索した私設網局番をダイアル番号に付加
して私設交換網8に送出する私設網局番付加アダプタで
ある。
【0058】図8に示した携帯端末接続システムの動作
は、図5の中継交換機23が行っていた図6のステップ
S3、S4の処理を私設網局番付加アダプタ28が行う
点を除いて同様である。
【0059】
【発明の効果】この発明は、以上に説明したように構成
されているので、以下に記載されるような効果を奏す
る。
【0060】この発明にかかる携帯端末接続方法におい
ては、地域毎に異なる地域番号を含むダイアル番号が付
与され公衆網に接続される携帯端末を、私設交換網を介
して接続する携帯端末接続方法において、呼び出し側の
端末から入力されたダイアル番号の地域番号に対応した
構内交換機の私設網局番を検索する交換機検索ステップ
と、この交換機検索ステップで検索された私設網局番を
ダイアル番号とともに私設交換網へ送信する送信ステッ
プと、送信ステップで送信された私設網局番を持つ構内
交換機は、私設交換網よりダイアル番号を受け取り、受
け取ったダイアル番号を公衆網に送出して携帯端末に接
続する公衆網接続ステップと、を備えたため、携帯端末
の位置を入力する手間をかけることなく、私設網を用い
て回線接続し通信料金を低減することができる。
【0061】また、この発明にかかる携帯端末接続シス
テムにおいては、地域毎に異なる地域番号を含むダイア
ル番号が付与され、このダイアル番号により呼び出され
て公衆網に接続される携帯端末と、ダイアル番号を出力
して携帯端末との接続を要求する端末と、複数の構内交
換機を互いに接続する私設交換網と、この私設交換網及
び端末に接続され、ダイアル番号に含まれる地域番号に
対応した構内交換機へ当該ダイアル番号を私設交換網を
介して送信する送信側構内交換機と、私設交換網より送
信側構内交換機が送信したダイアル番号を受信し、公衆
網へ受信したダイアル番号を送出し、携帯端末へ繋がる
回線を設定する複数の構内交換機のうちの着信側構内交
換機と、を備えたため、携帯端末の位置を入力する手間
をかけることなく、私設網を用いて回線接続し通信料金
を低減することができる。
【0062】また、送信側構内交換機は、複数の構内交
換機それぞれの私設網局番とこれらの私設網局番それぞ
れに対応する地域番号とを記憶する私設網局番テーブル
と、ダイアル番号の地域番号に基づき、私設網局番テー
ブルから私設網局番を検索する私設網局番検索手段と、
この私設網局番検索手段が検索した私設網局番をダイア
ル番号に付加して私設交換網に送出する私設網局番付加
手段と、を備えたため、携帯端末の位置を入力する手間
をかけることなく、私設網を用いて回線接続し通信料金
を低減することができる。
【0063】また、地域毎に異なる地域番号を含むダイ
アル番号が付与され、このダイアル番号により呼び出さ
れて公衆網と接続される携帯端末と、ダイアル番号を出
力し、携帯端末との接続を要求する端末と、複数の構内
交換機を互いに接続する私設交換網と、この私設交換網
及び端末に接続され、端末から受信したダイアル番号を
私設交換網へ送出する送信側構内交換機と、私設交換網
上に設けられ、送信側構内交換機が送信したダイアル番
号を受信し、複数の構内交換機のうち受信したダイアル
番号の地域番号に対応した構内交換機へ私設交換網を介
してダイアル番号を送出する中継交換機と、ダイアル番
号を受信したときに受け取ったダイアル番号を公衆網へ
送出し、携帯端末へ繋がる回線を設定する複数の構内交
換機のうちの受信側構内交換機と、を備えたため、携帯
端末の位置を入力する手間をかけることなく、私設網を
用いて回線接続し通信料金を低減することができる。
【0064】また、中継交換機は、複数の構内交換機そ
れぞれの私設網局番とこれらの私設網局番それぞれに対
応する地域番号を記憶する私設網局番テーブルと、受信
したダイアル番号の地域番号に基づき、私設網局番テー
ブルから私設網局番を検索する私設網局番検索手段と、
この私設網局番検索手段が検索した私設網局番をダイア
ル番号に付加して私設交換網に送出する私設網局番付加
手段と、を備えたため、携帯端末の位置を入力する手間
をかけることなく、私設網を用いて回線接続し通信料金
を低減することができる。
【0065】また、携帯端末は、公衆網を用いダイアル
番号により呼び出される外線モードと、構内交換機と内
線で接続され内線番号により呼び出される内線モードと
を備え、着信側構内交換機は、他の構内交換機からダイ
アル番号を受け取ったとき、ダイアル番号が付与された
携帯端末が外線モードである場合には、公衆網へ受け取
ったダイアル番号を送出して携帯端末へ繋がる回線を設
定し、内線モードである場合には、内線番号を用いて携
帯端末を呼び出すとともに内線を用いて携帯端末へ繋が
る回線を設定するため、内線モードで通話が可能な場合
には、公衆網を用いずに通話ができるため、通信料金を
さらに低減することができる
【0066】また、着信側構内交換機は、ダイアル番号
とこのダイアル番号に対応する内線番号とを記憶する番
号変換テーブルと、携帯端末が内線モードで着信可能な
場合に、受け取ったダイアル番号に基づき番号変換テー
ブルから内線番号を検索する内線番号検索手段と、この
内線番号検索手段により検索された内線番号を用いて携
帯端末を呼び出すとともに、携帯端末との間に回線を設
定する内線接続手段と、を備えたため、内線モードで通
話が可能な場合には、公衆網を用いずに通話ができるた
め、通信料金をさらに低減することができる
【0067】この発明にかかる構内交換機においては、
また、複数の構内交換機が私設交換網に接続された携帯
端末接続システムに接続される構内交換機において、呼
出側の端末から入力された地域毎に異なる地域番号を含
む公衆網用のダイアル番号を受信する受信手段と、複数
の構内交換機それぞれが有する私設網局番とこれらの私
設網局番それぞれに対応する地域番号とを記憶する私設
網局番テーブルと、受信手段が受信したダイアル番号の
地域番号に基づき、私設網番号付加テーブルから私設網
局番を検索する私設網局番検索手段と、この私設網局番
検索手段により検索された私設網局番をダイアル番号に
付加して私設交換網に送出する私設網局番付加手段と、
を備えたため、携帯端末の位置を入力する手間をかける
ことなく、通信料金を低減することができるように回線
を設定することができる。
【0068】この発明にかかる中継交換機においては、
複数の構内交換機が私設交換網に接続された携帯端末接
続システムの中継交換機において、私設交換網から地域
毎に異なる地域番号を含む公衆網用のダイアル番号を受
信する受信手段と、複数の構内交換機それぞれが有する
私設網局番とこれらの私設網局番それぞれに対応する地
域番号を記憶する私設網局番テーブルと、受信手段が受
信したダイアル番号の地域番号に基づき、私設網番号付
加テーブルから私設網局番を検索する私設網局番検索手
段と、この私設網局番検索手段により検索された私設網
局番をダイアル番号に付加して私設交換網に送出する私
設網局番付加手段と、を備えたため、携帯端末の位置を
入力する手間をかけることなく、通信料金を低減するこ
とができるように回線を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1における携帯端末接
続システムの機能ブロック図である。
【図2】 この発明の実施の形態1における携帯端末接
続システムのエリアを示す地図である。
【図3】 この発明の実施の形態1における携帯端末接
続システムの接続シーケンスを示すシーケンス図であ
る。
【図4】 この発明の実施の形態2における携帯端末接
続システムの機能ブロック図である。
【図5】 この発明の実施の形態3における携帯端末接
続システムの機能ブロック図である。
【図6】 この発明の実施の形態3における携帯端末接
続システムの接続シーケンスを示すシーケンス図であ
る。
【図7】 この発明の実施の形態3における携帯端末接
続システムの機能ブロック図である。
【図8】 この発明の実施の形態3における携帯端末接
続システムの機能ブロック図である。
【符号の説明】
1・22 端末、 2・10 構内交換機、 3 相手
番号一時保持手段、4 私設網局番テーブル、 5 局
番検索手段、 6 私設網局番付加手段、7 公衆網、
8 私設交換網、 9 PHS公衆網、 11・20
・21 PHS端末、 13 受信番号一時保持手段、
14 外線接続手段、 15 番号変換テーブル、
16 着信不可検出手段、 17 内外接続切替手段、
18 内線番号変換手段、 19 内線接続手段、2
3・27 中継交換機、 25 相手番号一時保持手
段、 26 方路選択手段、 28 私設網局番付加ア
ダプタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04Q 7/04 H

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地域毎に異なる地域番号を含むダイアル
    番号が付与され公衆網に接続される携帯端末を、私設交
    換網を介して接続する携帯端末接続方法において、 呼び出し側の端末から入力されたダイアル番号の地域番
    号に対応した構内交換機の私設網局番を検索する交換機
    検索ステップと、 この交換機検索ステップで検索された私設網局番を上記
    ダイアル番号とともに上記私設交換網へ送信する送信ス
    テップと、 上記送信ステップで送信された私設網局番を持つ構内交
    換機は、上記私設交換網より上記ダイアル番号を受け取
    り、受け取ったダイアル番号を上記公衆網に送出して上
    記携帯端末に接続する公衆網接続ステップと、を備えた
    携帯端末接続方法。
  2. 【請求項2】 地域毎に異なる地域番号を含むダイアル
    番号が付与され、このダイアル番号により呼び出されて
    公衆網に接続される携帯端末と、 上記ダイアル番号を出力して上記携帯端末との接続を要
    求する端末と、 複数の構内交換機を互いに接続する私設交換網と、 この私設交換網及び上記端末に接続され、上記ダイアル
    番号に含まれる地域番号に対応した構内交換機へ当該ダ
    イアル番号を上記私設交換網を介して送信する送信側構
    内交換機と、 上記私設交換網より上記送信側構内交換機が送信したダ
    イアル番号を受信し、上記公衆網へ受信したダイアル番
    号を送出し、上記携帯端末へ繋がる回線を設定する上記
    複数の構内交換機のうちの着信側構内交換機と、を備え
    た携帯端末接続システム。
  3. 【請求項3】 送信側構内交換機は、 複数の構内交換機それぞれの私設網局番とこれらの私設
    網局番それぞれに対応する上記地域番号とを記憶する私
    設網局番テーブルと、 ダイアル番号の地域番号に基づき、上記私設網局番テー
    ブルから私設網局番を検索する私設網局番検索手段と、 この私設網局番検索手段が検索した私設網局番を上記ダ
    イアル番号に付加して私設交換網に送出する私設網局番
    付加手段と、 を備えたことを特徴とする請求項2に記載の携帯端末接
    続システム。
  4. 【請求項4】 地域毎に異なる地域番号を含むダイアル
    番号が付与され、このダイアル番号により呼び出されて
    公衆網と接続される携帯端末と、 上記ダイアル番号を出力し、上記携帯端末との接続を要
    求する端末と、 複数の構内交換機を互いに接続する私設交換網と、 この私設交換網及び上記端末に接続され、上記端末から
    受信したダイアル番号を上記私設交換網へ送出する送信
    側構内交換機と、 上記私設交換網上に設けられ、上記送信側構内交換機が
    送信したダイアル番号を受信し、上記複数の構内交換機
    のうち受信したダイアル番号の地域番号に対応した構内
    交換機へ上記私設交換網を介して上記ダイアル番号を送
    出する中継交換機と、 上記ダイアル番号を受信したときに受け取ったダイアル
    番号を上記公衆網へ送出し、上記携帯端末へ繋がる回線
    を設定する上記複数の構内交換機のうちの受信側構内交
    換機と、を備えた携帯端末接続システム。
  5. 【請求項5】 中継交換機は、 複数の構内交換機それぞれの私設網局番とこれらの私設
    網局番それぞれに対応する地域番号を記憶する私設網局
    番テーブルと、 受信したダイアル番号の地域番号に基づき、上記私設網
    局番テーブルから私設網局番を検索する私設網局番検索
    手段と、 この私設網局番検索手段が検索した私設網局番を上記ダ
    イアル番号に付加して私設交換網に送出する私設網局番
    付加手段と、を備えたことを特徴とする請求項4に記載
    の携帯端末接続システム。
  6. 【請求項6】 携帯端末は、公衆網を用いダイアル番号
    により呼び出される外線モードと、構内交換機と内線で
    接続され内線番号により呼び出される内線モードとを備
    え、 着信側構内交換機は、他の構内交換機から上記ダイアル
    番号を受け取ったとき、上記ダイアル番号が付与された
    携帯端末が外線モードである場合には、上記公衆網へ受
    け取ったダイアル番号を送出して上記携帯端末へ繋がる
    回線を設定し、内線モードである場合には、上記内線番
    号を用いて上記携帯端末を呼び出すとともに内線を用い
    て上記携帯端末へ繋がる回線を設定することを特徴とす
    る請求項2又は4に記載の携帯端末接続システム。
  7. 【請求項7】 着信側構内交換機は、 ダイアル番号とこのダイアル番号に対応する内線番号と
    を記憶する番号変換テーブルと、 携帯端末が内線モードで着信可能な場合に、受け取った
    上記ダイアル番号に基づき上記番号変換テーブルから内
    線番号を検索する内線番号検索手段と、 この内線番号検索手段により検索された内線番号を用い
    て上記携帯端末を呼び出すとともに、上記携帯端末との
    間に回線を設定する内線接続手段と、を備えたことを特
    徴とする請求項6に記載の携帯端末接続システム。
  8. 【請求項8】 複数の構内交換機が私設交換網に接続さ
    れた携帯端末接続システムに接続される構内交換機にお
    いて、 呼出側の端末から入力された地域毎に異なる地域番号を
    含む公衆網用のダイアル番号を受信する受信手段と、 上記複数の構内交換機それぞれが有する私設網局番とこ
    れらの私設網局番それぞれに対応する上記地域番号とを
    記憶する私設網局番テーブルと、 上記受信手段が受信した上記ダイアル番号の地域番号に
    基づき、上記私設網番号付加テーブルから私設網局番を
    検索する私設網局番検索手段と、 この私設網局番検索手段により検索された私設網局番を
    上記ダイアル番号に付加して上記私設交換網に送出する
    私設網局番付加手段と、を備えた構内交換機。
  9. 【請求項9】 複数の構内交換機が私設交換網に接続さ
    れた携帯端末接続システムの中継交換機において、 上記私設交換網から地域毎に異なる地域番号を含む公衆
    網用のダイアル番号を受信する受信手段と、 上記複数の構内交換機それぞれが有する私設網局番とこ
    れらの私設網局番それぞれに対応する上記地域番号を記
    憶する私設網局番テーブルと、 上記受信手段が受信した上記ダイアル番号の地域番号に
    基づき、上記私設網番号付加テーブルから私設網局番を
    検索する私設網局番検索手段と、 この私設網局番検索手段により検索された私設網局番を
    上記ダイアル番号に付加して上記私設交換網に送出する
    私設網局番付加手段と、を備えた中継交換機。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015201757A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015201757A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 キヤノン株式会社 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及び、プログラム

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