JPH07264653A - 移動電話方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動電話機とコードレス電話機の子機とを切
替えて使用する方式の電話方式において、コードレス電
話機の子機に切替わっていても、移動電話機の端末番号
のダイヤルによりその子機に着信させる。 【構成】 コードレス電話機の子機に切替わったとき、
この切替えと連動してその端末装置の移動電話方式にお
ける位置情報を管理しているホームメモリ局に着信転送
情報を自動的に登録する。この着信転送情報はコードレ
ス電話機の親電話機の電話番号とする。 【効果】 加入者に対するサービスの向上がはかれる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は移動電話機に利用する。
本発明は移動電話機に宅内で用いるコードレス電話方式
の子機としての機能を付加した次世代コードレス電話方
式（パーソナルハンディホン方式）に利用する。特に、
本発明は移動電話機として公衆電話通信網に直接接続さ
れていたコードレス電話機が、親電話機の子機に切替え
たとき、その親電話機の端末番号を公衆通信網に登録す
ることにより、移動電話機としての着呼がその親電話機
に自動着信転送される技術に関する。

【０００２】

【従来の技術】多くの加入者を経済的に収容できる移動
電話方式として、駅周辺や繁華街のみをサービスエリア
とする移動電話方式が実用化されつつある。この移動電
話方式のコードレス電話機は、移動電話方式のサービス
エリア内での移動電話機としての利用とともに、宅内用
のコードレス電話方式の子機として利用することもでき
るようになっていて、両者の切替えは、コードレス電話
機で切替スイッチを切替えることにより行っている。

【０００３】この移動電話方式では自動車電話方式など
と同様にサービスエリアをいくつかの位置登録エリアに
分割し、利用者が、コードレス電話機の切替スイッチを
移動電話モードにし、移動電話方式のサービスエリアに
入ると、コードレス電話機は移動電話方式のサービスエ
リアの無線基地局から自動的に位置登録を行い、移動電
話網に設けられたホームメモリ局で端末番号とそのコー
ドレス電話機が現存する位置登録エリアの番号とを記憶
する。コードレス電話機に着信があると移動電話網の交
換機はホームメモリ局にアクセスし、コードレス電話機
の位置登録エリアの番号を求め、その位置登録エリア内
の無線基地局で呼出しを行い通話を行わせる。

【０００４】この移動電話方式の構成を図８を参照して
説明する。図８は移動電話方式の全体構成を示す図であ
る。移動電話網５０は固定電話網６０その他と相互に接
続されている。コードレス電話機１は切替スイッチの操
作により無線回線を介して移動電話網５０に属する無線
基地局２または３あるいは固定電話網６０に属するコー
ドレス電話方式の親電話機５とそれぞれ接続される。移
動電話網には無線基地局２、３の他に移動電話交換機８
およびホームメモリ局９が設けられている。

【０００５】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、コード
レス電話機の利用者が宅内に戻り、コードレス電話機の
切替スイッチを子機モードに切替えると、コードレス電
話機はコードレス電話方式の子機としての機能を持つ
が、ホームメモリ局の位置登録情報は変更されていな
い。そのため、移動電話方式における端末番号で着信を
行うと、コードレス電話機が存在しない位置登録エリア
で呼出しを行うことになる。

【０００６】そのため、発呼者がこのコードレス電話機
に着信させるには、発呼者側がこの事態を察知しコード
レス電話機の親電話機の電話番号を改めてダイヤルする
必要があった。

【０００７】本発明は、このような背景に行われたもの
であり、コードレス電話機が子機モードに切替わってい
ても、移動電話方式の端末番号がダイヤルされると、そ
のコードレス電話機の親電話機に着信させることができ
る移動電話方式を提供することを目的とする。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、公衆通信網内
に設けられた無線基地局と、この公衆通信網の一つの端
末に設けられた親電話機と、コードレス電話機とを備
え、このコードレス電話機は、前記無線基地局との間で
無線回線を設定する移動電話機としての第一の回路手段
と、前記親電話機との間で無線回線を設定する子機とし
ての第二の回路手段と、この第一の回路手段を有効にす
る第一のモードおよびこの第二の回路手段を有効にする
第二のモードとの操作切替を行うモード切替手段とを備
え、前記公衆通信網には、前記コードレス電話機の移動
電話機としての端末番号対応にそのコードレス電話機が
接続されている親電話機の端末番号を記憶する記憶手段
と、そのコードレス電話機の移動電話機としての端末番
号に対する着呼がありその記憶手段に親電話機の端末番
号が記憶されているときには前記親電話機に対して着信
転送する手段を備えた移動電話方式である。

【０００９】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記モード切替手段が第一のモードから第二のモードに転
換されることにより起動されそのコードレス電話機の移
動電話機としての端末番号および接続された親電話機の
端末番号を前記記憶手段に記憶させる登録手段を備える
ところにある。

【００１０】前記登録手段は、前記コードレス電話機に
備えられ、前記モード切替手段が第一のモードから第二
のモードに転換されることにより親電話機に対して前記
公衆網に対する登録要求およびそのコードレス電話機の
識別符号（移動電話機としての端末番号でもよいしその
他の符号でもよい）を送信する手段と、前記親電話機に
備えられ、この登録要求および識別符号を受信し前記公
衆通信網に対してこの登録要求および識別符号を送信す
る手段と、前記公衆通信網に備えられ、前記親電話機か
ら到来する登録要求の回線を識別してその親電話機の端
末番号を認識する手段とを含むことが望ましい。

【００１１】

【作用】コードレス電話機がコードレス電話方式の子機
モードに切替わったとき、この切替えと連動してそのコ
ードレス電話機の移動電話方式における位置情報を管理
しているホームメモリ局に着信転送を開始させるための
着信転送情報を自動送信する。ホームメモリ局では着信
転送情報メモリを持ち、例えば同メモリにコードレス電
話機の親電話機の電話番号を記憶させれば、コードレス
電話機が子機モードになっていても、移動電話方式の端
末番号で着信があると、その呼は自動的にコードレス電
話機の親電話機の電話番号に転送される。これにより発
呼者は、被呼側のコードレス電話機が移動電話モードに
切替わっているか、子機モードに切替わっているかにか
かわらず、移動電話方式の端末番号に発呼することによ
りこのコードレス電話機の利用者と通信を行うことがで
きる。

【００１２】コードレス電話機の子機モードへの切替え
とともに、着信転送情報を自動送信するには、例えば、
コードレス電話機が子機モードに切替わったとき着信転
送情報の登録要求信号と端末番号とをコードレス電話機
から自動的に送出する。この登録要求信号および端末番
号は親電話機を介して親電話機が接続されている電話交
換機に転送される。この電話交換機では、転送された登
録要求信号および端末番号に、さらに親電話機の電話番
号を付加して移動電話網に転送する。これを受けた移動
電話網の着信転送情報メモリは端末番号対応に転送先電
話番号を記憶し転送が開始される。

【００１３】

【実施例】本発明実施例の構成を図１ないし図４を参照
して説明する。図１はコードレス電話機のブロック構成
図である。図２は移動電話交換機およびホームメモリ局
の要部構成図である。図３は電話交換機の要部構成図で
ある。図４は親電話機のブロック構成図である。全体構
成は図８を参照のこと。

【００１４】本発明は、図８に示すように公衆通信網内
としての移動電話網５０および固定電話網６０に設けら
れた無線基地局２および３と、固定電話網６０の一つの
端末に設けられた親電話機５と、コードレス電話機１と
を備え、このコードレス電話機１は、図１に示すように
無線基地局２、３との間で無線回線を設定する移動電話
機としての第一の回路手段である移動電話部１６と、親
電話機５との間で無線回線を設定する子機としての第二
の回路手段である子機部１８と、この移動電話部１６を
有効にする移動電話モードおよびこの子機部１８を有効
にする子機モードとの操作切替を行うモード切替手段と
しての切替スイッチ１２とを備え、移動通信網５０に
は、コードレス電話機１の移動電話機としての端末番号
対応にそのコードレス電話機が接続されている親電話機
５の端末番号を記憶する記憶手段としての図２に示すホ
ームメモリ局９の着信転送情報メモリ３２と、そのコー
ドレス電話機１の移動電話機としての端末番号に対する
着呼があり着信転送情報メモリ３２に親電話機５の端末
番号が記憶されているときには親電話機５に対して着信
転送する手段としての図２に示す移動電話交換機８の着
信転送制御部３４を備えるところにある。

【００１５】ここで、本発明の特徴とするところは、切
替スイッチ１２が移動電話モードから子機モードに転換
されることにより起動されそのコードレス電話機１の移
動電話機としての端末番号および接続された親電話機５
の端末番号を着信転送情報メモリ３２に記憶させる登録
手段を備えるところにある。

【００１６】この登録手段は、コードレス電話機１の制
御部１４に備えられ、切替スイッチ１２が移動電話モー
ドから子機モードに転換されることにより親電話機５に
対して着信転送情報メモリ３２に対する登録要求および
そのコードレス電話機１の移動電話機としての端末番号
を送信する手段と、親電話機５に備えられ、この登録要
求および識別符号を受信し着信転送情報メモリ３２に対
してこの登録要求および識別符号を送信する手段として
の着信転送要求抽出部４０およびこれを制御する親電話
機制御部４２と、図３に示す電話交換機７に備えられ、
親電話機５から到来する登録要求の回線を識別してその
親電話機５の端末番号を認識する手段としての親機端末
番号情報メモリ７２および番号転送制御部７０とを含
む。

【００１７】次に、本発明実施例の動作を図５ないし図
７を参照して説明する。図５は位置登録情報メモリ３０
の記憶状況を示す図である。図６は着信転送情報メモリ
３２の記憶状況を示す図である。図７は本発明実施例の
動作を示すフローチャートである。コードレス電話機１
には、切替スイッチ１２があり、利用者が外にいるとき
は、切替スイッチ１２を移動電話部１６の側にし、利用
者が宅内にいるときは、子機部１８の側に設定すること
で切替えを行っている。図８において、コードレス電話
機１が移動電話モードで無線基地局２のゾーンに来ると
自動的に位置登録を行う。この位置登録に関する技術は
すでに広く知られているので説明は省略する。コードレ
ス電話機１に移動電話方式において与えられている端末
番号は“１２３４５６”であり、この端末番号を無線基
地局２および移動電話交換機８を経由しホームメモリ局
９に送出する。

【００１８】ホームメモリ局９ではこの端末番号と、同
時に送られてきた無線基地局２の位置登録エリア番号を
対応して記憶する。記憶状況を図５に示す。この例では
無線基地局２の位置登録エリア番号は“１０２”として
いる。コードレス電話機１が無線基地局３に移動する
と、図５の位置登録情報は“１０２”から例えば“１０
３”に変更される。固定電話機４から、コードレス電話
機１の端末番号“１２３４５６”をダイヤルすると、電
話交換機６は、移動電話交換機８に接続する。つぎに移
動電話交換機８はホームメモリ局９にコードレス電話機
１の位置情報を問い合わせ、コードレス電話機１が無線
基地局２のゾーンにいることを知り、無線基地局２で呼
出しを行い接続する。

【００１９】コードレス電話機１がコードレス電話機の
親電話機５のエリアに来て、コードレス電話機の子機に
なるときには、コードレス電話機１の切替スイッチ１２
を子機部１８の側にする。本発明ではこのときに、コー
ドレス電話機１は自動発信し、親電話機５および電話交
換機７を介して、移動電話網５０のホームメモリ局９の
着信転送情報メモリ３２に着信転送情報を送信する。す
なわち、着信転送情報の登録要求を意味する特別の番号
および移動電話の移動端末番号（ここでは“１２３４５
６”）を電話交換機７に送出する。電話交換機７では、
受信した番号から移動電話に対する着信転送登録である
ことを知り、移動電話交換機８に、親電話機５の電話番
号（ここでは“４２２５９１１１１”）を付加して、移
動端末番号を転送する。移動電話交換機８では、ホーム
メモリ局９にアクセスし、図６に示すように、コードレ
ス電話機１の着信転送情報メモリ３２に親電話機５の電
話番号“４２２５９１１１１”を記憶する。

【００２０】コードレス電話機１がコードレスモードに
なったときの制御フローを図７に示す。切替スイッチ１
２が子機側に操作され（Ｓ１）、子機モードに切替られ
る（Ｓ２）。コードレス電話機のエリアであれば（Ｓ
３）、着信転送情報の登録要求を示す特別な番号（特
番）と端末番号とが自動発呼される（Ｓ４）。これを電
話交換機７は受信し（Ｓ５）、特番および端末番号に親
電話機電話番号を加えた信号を送出する（Ｓ６）。これ
を移動電話交換機８は受信してホームメモリ局９に転送
する（Ｓ７）。ホームメモリ局９はこれを受信し（Ｓ
８）、着信転送情報メモリ３２に記憶する（Ｓ３２）。
さらに、位置登録情報メモリ３０からこの端末番号を削
除する（Ｓ１０）。

【００２１】固定電話機４でコードレス電話機１の移動
電話モードの端末番号“１２３４５６”がダイヤルされ
ると、電話交換機６を経由し、移動電話交換機８に接続
される。移動電話交換機８はホームメモリ局９の着信転
送情報メモリ３２にアクセスし、コードレス電話機１の
着信転送を索引し、記憶されている親電話機５の電話番
号に着信させる。このようにすることで、発呼者は、コ
ードレス電話機１が移動電話モードでも、子機モードで
も、同じ電話番号でコードレス電話機１に接続すること
ができる。

【００２２】コードレス電話機１に関する情報がホーム
メモリ局９において位置登録情報メモリ３０および着信
転送情報メモリ３２の両方に存在する場合には、両方の
メモリに情報が記憶されていると、どちらに接続するか
を識別する必要がある。このための方法として、着信転
送の登録が行われると同時に、位置登録の情報を削除し
ておく方法がある。コードレス電話機１に移動電話とし
ての着信があると、まず位置登録情報メモリ３０を検索
し、情報があればその位置登録エリアで呼出しを行い、
情報がなければ着信転送情報メモリ３２の情報を索引し
記憶されている親電話機５の電話番号に着信させる。着
信転送登録を行わないうちに位置登録情報が削除された
場合は、つぎにコードレス電話機１を移動電話モードに
切り替えたときに、移動電話の無線基地局２、３から再
度位置登録を行う必要がある。

【００２３】一方、コードレス電話機１が移動電話モー
ドとなり、位置登録を行った場合には、着信転送登録の
情報を削除することも可能だが、端末番号での着信は必
ず、位置登録情報を先に索引することにしておけば、着
信転送登録メモリを削除する必要はない。むしろ、削除
しないでおくと、移動電話として着信できなかった場
合、例えばコードレス電話機１がサービスエリア外にい
るときなどに、着信呼を親電話機５の電話番号に転送す
るサービスを行うこともできる利便がある。

【００２４】また、位置登録情報メモリ３０と着信転送
情報メモリ３２を同一のメモリで管理する方法もある。
この場合、位置登録エリア番号が登録されていればその
位置登録エリアで呼出し、固定の電話番号が登録されて
いれば着信転送登録であると判断し登録されている親電
話機５に着信させることとなる。

【００２５】以上の説明で、コードレス電話機１が子機
になるのは、宅内の特定の親電話機５に対応した子機で
あるような記述としたが、必ずしも特定の親電話機５に
限定する必要はない。もしコードレス電話方式として、
不特定のコードレス親電話機の子機として利用できる方
式であれば、任意のコードレスの親電話機から自動発信
し、そのコードレス親電話機を着信転送先に設定するこ
とも可能である。また図８で、親電話機５を移動電話の
サービスエリア外に記述したが、移動電話のサービスエ
リア内にあってもよいことは勿論である。

【００２６】コードレス電話機１に子機モード時に着信
転送される親電話機５の端末番号を記憶しておいて、前
述した特番およびコードレス電話機１の移動電話モード
の端末番号とともに、記憶しておいた親電話機５の端末
番号を送出するようにすることもできる。この場合に
は、図３に示した電話交換機７の親機端末番号情報メモ
リ７２は不要となる。

【００２７】また、図４に示す親電話機５のブロック構
成図において、説明をわかりやすくするために着信転送
要求抽出部４０を設けて説明したが親電話機５は単に子
機としてのコードレス電話機１の通信情報を中継するだ
けでよく、そのためには従来から知られている構成とし
てもよい。

【００２８】

【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
コードレス電話機のモードがコードレス電話機の子機の
モードであっても、移動電話の端末番号がダイヤルされ
た着信呼を接続不能にすることなく、コードレス電話機
の親電話機に接続し、子機として通話を行わせることが
できるため、加入者に対するサービスの向上がはかれ
る。

【図面の簡単な説明】

【図１】コードレス電話機のブロック構成図。

【図２】移動電話交換機およびホームメモリ局の要部構
成図。

【図３】電話交換機の要部構成図。

【図４】親電話機のブロック構成図。

【図５】位置登録情報メモリの記憶状況を示す図。

【図６】着信転送情報メモリの記憶状況を示す図。

【図７】本発明実施例の動作を示すフローチャート。

【図８】移動電話方式の全体構成を示す図。

【符号の説明】

１ コードレス電話機 ２、３ 無線基地局 ４ 固定電話機 ５ 親電話機 ６、７ 電話交換機 ８ 移動電話交換機 ９ ホームメモリ局 １０ 送受信部 １２ 切替スイッチ １４ 制御部 １６ 移動電話部 １８ 子機部 ２０ 入力部および表示部 ３０ 位置登録情報メモリ ３２ 着信転送情報メモリ ３４ 着信転送制御部 ４０ 着信転送要求抽出部 ４２ 親電話機制御部 ５０ 移動電話網 ６０ 固定電話網 ７０ 番号転送制御部 ７２ 端末番号情報メモリ

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 公衆通信網内に設けられた無線基地局
   と、この公衆通信網の一つの端末に設けられた親電話機
   と、コードレス電話機とを備え、 このコードレス電話機は、前記無線基地局との間で無線
   回線を設定する移動電話機としての第一の回路手段と、
   前記親電話機との間で無線回線を設定する子機としての
   第二の回路手段と、この第一の回路手段を有効にする第
   一のモードおよびこの第二の回路手段を有効にする第二
   のモードとの操作切替を行うモード切替手段とを備え、 前記公衆通信網には、前記コードレス電話機の移動電話
   機としての端末番号対応にそのコードレス電話機が接続
   されている親電話機の端末番号を記憶する記憶手段と、
   そのコードレス電話機の移動電話機としての端末番号に
   対する着呼がありその記憶手段に親電話機の端末番号が
   記憶されているときには前記親電話機に対して着信転送
   する手段を備えた移動電話方式において、 前記モード切替手段が第一のモードから第二のモードに
   転換されることにより起動されそのコードレス電話機の
   移動電話機としての端末番号および接続された親電話機
   の端末番号を前記記憶手段に記憶させる登録手段を備え
   たことを特徴とする移動電話方式。
2. 【請求項２】 前記登録手段は、前記コードレス電話機
   に備えられ、前記モード切替手段が第一のモードから第
   二のモードに転換されることにより親電話機に対して前
   記公衆網に対する登録要求およびそのコードレス電話機
   の識別符号（移動電話機としての端末番号でもよいしそ
   の他の符号でもよい）を送信する手段と、前記親電話機
   に備えられ、この登録要求および識別符号を受信し前記
   公衆通信網に対してこの登録要求および識別符号を送信
   する手段と、前記公衆通信網に備えられ、前記親電話機
   から到来する登録要求の回線を識別してその親電話機の
   端末番号を認識する手段とを含む請求項１記載の移動電
   話方式。