JP3564258B2 - 広域無線呼出システムのページャー呼出方法および装置 - Google Patents

広域無線呼出システムのページャー呼出方法および装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、広域無線呼出システムにおける位置登録後のページャー呼出方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の広域無線呼出システムでは、ページャーを携帯する使用者が無線呼出事業者の異なるサービスエリア間を移動したときは、そのページャーが登録されているホーム局の無線呼出事業者へ現在の在圏位置を通知し、ページャーの在圏位置を管理するホーム局の無線呼出交換機の位置登録管理データを更新する必要がある(例えば、特開平5−284095号公報)。
【0003】
そのため無線呼出事業者の異なる地域へ移動したページャーは、在圏位置を登録変更するために、一般電話機を使用して公衆電話網を介してホーム局の無線呼出事業者へプッシュボタン(PB信号)で在圏位置登録を入力し、無線呼出事業者はPB信号の情報によリホーム局の管理データを更新し、その後、テスト呼出確認を行う場合は、また、呼出要求端末を使用して公衆電話網を介してホーム局の無線呼出事業者へ接続し、呼出要求端末からペ−ジャーの呼出要求信号を受信したホーム局の無線呼出交換機が、登録されている在圏位置を参照してページャーの在圏サービスエリアを特定し、特定した在圏サービスエリアを管轄するビジタ局の無線呼出交換機へ呼出要求信号を転送し、ビジタ局の無線呼出交換機からペ−ジャーを無線で呼び出していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の広域無線呼出システムでは、移動先のサービスエリアから一般電話機を使用して電話公衆網を介してホーム局の無線呼出交換機へ在圏位置情報をプッシュボタンで登録した後の確認方法がないという問題がある。特に移動先のサービスエリアが隣接県の場合、電波有効範囲がどちらに属しているのか分かりにくいためである。
【0005】
また、位置登録操作後に、登録確認のためにテスト呼出確認を行う場合は、わざわざ市外通話料金を支払って、携帯しているページャーの番号を自分自身で呼び出して呼出確認を行わなければならないという問題がある。
【0006】
本発明の目的は、ページャーを携帯する使用者(契約者)が、無線呼出事業者が異なるサービスエリアに移動したときの位置登録操作後の呼出確認を、契約者が意識せずにテスト呼出確認ができる広域無線呼出システムのページャー呼出方法および装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、呼出要求端末からページャーの呼出要求信号を受信したホーム局の無線呼出交換機が、登録されている位置登録情報を参照してページャーの在圏サービスエリアを特定し、特定した在圏サービスエリアが自局の管轄外の場合にそのサービスエリアを管轄するビジタ局の無線呼出交換機へ呼出要求信号を転送し、ビジタ局の無線呼出交換機からページャーを無線で呼び出す広域無線呼出システムのページャー呼出方法において、
前記無線呼出交換機に共通な“#”と数字4桁からなる特番をあらかじめ設定しておき、
前記ページャを携帯する使用者が前記ビジタ局の無線呼出交換機が管轄するサービスエリア内への移動に伴いエリア内の有線端末から前記特番により発信を行い、
前記ビジタ局の無線呼出交換機が前記特番から位置登録エリアを特定し、
位置登録更新情報を前記ホーム局の無線呼出交換機に転送し、
ホーム局の無線呼出交換機に登録されている前記ページャーの位置登録情報を更新し、
前記特定したサービスエリアを管轄するビジタ局の無線呼出交換機へテスト呼出要求信号を転送し、
ビジタ局の無線呼出交換機からページャーを無線で呼び出すことを特徴とする。
【0008】
また本発明は、呼出要求端末からページャーの呼出要求信号を受信したホーム局の無線呼出交換機が、登録されている位置登録情報を参照してページャーの在圏サービスエリアを特定し、特定した在圏サービスエリアが自局の管轄外の場合にそのサービスエリアを管轄するビジタ局の無線呼出交換機へ呼出要求信号を転送し、ビジタ局の無線呼出交換機からページャーを無線で呼び出す広域無線呼出システムにおいて、
前記ホーム局およびビジタ局の各無線呼出交換機が管轄するすべてのサービスエリアに散在する有線端末を加入者線接続する有線公衆網上に、前記ホーム局およびビジタ局のすべての無線呼出交換機に共通な“#”と数字4桁からなる特番をあらかじめ設定し、任意の前記有線端末から前記特番に対する発信を行うと、その有線端末が在圏するサービスエリアを管轄する無線呼出交換機に接続する手段を設け、
前記ページャーを携帯する使用者が移動に伴い位置登録を更新するとき、自己周辺の前記有線端末から前記特番に発信し、前記公衆網を介して対応するサービスエリアを管轄するビジタ局の無線呼出交換機に位置登録更新要求操作を行うことにより、当該ビジタ局の無線呼出交換機から前記ホーム局の無線呼出交換機に位置登録更新情報を転送し、前記使用者の位置登録対象のサービスエリアの認識を要せずに前記ホーム局の無線呼出交換機に登録されている前記位置登録情報を更新し、その後呼出確認を自動的に行うために前記ホーム局の無線呼出交換機から、前記ビジタ局の無線呼出交換機へテスト呼出要求情報を転送し、前記使用者がテスト呼出操作を行うことなく、位置登録操作後のテスト呼出確認が自動的に行われることを特徴とする。
【0009】
また本発明は、#ダイヤルによる加入者線で前記在圏サービスエリアを管轄するビジタ局の無線呼出交換機に接続しておくことにより、契約者が#ダイヤルを行うことで、前記ビジタ局の無線呼出交換機が位置登録エリアを特定して、前記ホーム局の無線呼出交換機に登録されている前記位置登録情報が更新され、前記特定したサービスエリアを管轄するビジタ局の無線呼出交換機へテスト呼出要求信号を転送し、ビジタ局の無線呼出交換機からページャーを無線で呼び出すことを特徴とする。
【0010】
このため、本発明は、ページャーの契約者がわざわざ自分で自分自身のページャーを呼び出すためにテスト呼出操作を行うことなく、位置登録操作後の位置登録の確認のための呼出確認を自動的に行うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0012】
図1は、本発明の一実施の形態例を示すブロック図である。図1に示す本発明が適用されるページャーの広域無線呼出システムは、ホーム局の無線呼出交換機10と、ビジタ局の無線呼出交換機20と、ホーム局の無線呼出交換機10が管轄するホーム局のサービスエリア30と、ビジタ局の無線呼出交換機20が管轄するビジタ局のサービスエリア40と、ホーム局の無線呼出交換機10とビジタ局の無線呼出交換機20とを接続する公衆綱70と、ホーム局の無線呼出交換機10とホーム局のサービスエリア30に散在する公衆電話端末33とを接続する公衆綱60,50,80と、ビジタ局の無線呼出交換機20とビジタ局のサービスエリア40に散在する公衆電話端末43とを接続する公衆網50,90と、ホーム局の無線呼出交換機10と呼出要求端末100とを接続する公衆網80と、ホーム局のサービスエリア30に在圏するページャー32と、ページャー32がホーム局10のサービスエリア30からビジタ局20のサービスエリア40へ移動したときのページャー42とから構成されている。
【0013】
ホーム局の無線呼出交換機10は、呼出要求端末100を公衆網80を介して収容する入トランク11と、入トランク11が公衆網80を介して受信した呼出要求端末100からのダイヤル情報を翻訳するMF/PB受信器12と、呼出要求端末100が送出したダイヤル情報を基にページャー32の呼出情報をホーム局のサービスエリア30の無線基地局31へ送出する地域制御装置13と、公衆綱70を通してビジタ局の無線呼出交換機20のデータ送受信装置24と接続され、ページャー32がホーム局のサービスエリア30からビジタ局のサービスエリア40へ移動したときのページャーの呼出要求信号などの各種データを送受信するデータ送受信装置14と、ホーム局の無線呼出交換機10の各種制御を司る中央制御装置15と、ビジタ局のサービスエリア40に在圏するページャー42の位置登録情報を格納する位置登録管理テーブル(図示せず)を有する記憶装置16と、交換接続を行うスイッチ17と、加入者データを事前に登録する入力端末18と、予め設定された特番(例えばNTT(株)提供サービスの#ダイヤル:“#”と数字4桁)による位置登録要求を公衆網80を介して受け付ける位置登録用装置19とから構成されている。
【0014】
ビジタ局の無線呼出交換機20も、ホーム局の無線呼出交換機10と同様、入トランク21と、MF/PB受信器22と、地域制御装置23と、データ送受信装置24と、中央制御装置25と、記憶装置26と、スイッチ27と、入力端末28と、位置登録用装置29とから構成されている。
【0015】
ホーム局のサービスエリア30は、無線基地局31と、ホーム局の無線呼出交換機10へ登録されているページャー32とを含み、ビジタ局のサービスエリア40も無線基地局41と、ホーム局のサービスエリア30から移動してきたページャー42とを含んでいる。
【0016】
次に動作を説明する。最初にページャー32の位置登録をホーム局の無線呼出交換機10へ登録する初期設定について説明する。
【0017】
ホーム局の無線呼出交換機(以下、ホーム局と略記する)10の入力端末18から、ページャー32をホーム局10に登録するために、ページャー32に予め設定された個別番号、例えば「1000」と、ホーム局10が管轄するサービスエリア30の位置情報、例えば「300」とを入力すると共に、ページャー32が移動する予定のある他の無線呼出事業者が管轄するビジタ局の無線呼出交換機(以下、ビジタ局と略記する)20のサービスエリア40の位置情報、例えば「400」を入力し、記憶装置16の位置登録管理テーブルに登録する。
【0018】
図2に位置登録管理テーブルの構成の一例を示す。この位置登録管理テーブルは、各ページャーの個別番号に対して、そのページャーの在圏するサービスエリアの位置情報とページャーが移動する予定のビジタ局のサービスエリアの位置情報が登録されている。すなわち、ページャー32の個別番号1000に対して、ページャー32がホーム局10のサービスエリア30に在圏することを示す在圏位置登録情報300と、移動予定のビジタ局の位置情報300,400,500が登録されている。従って、個別番号1000が設定されたページャー32は、在圏位置登録情報300から現在ホーム局10のサービスエリア30に在圏し、このページャー32は、サービスエリア30に常駐するとき、およびサービスエリア40あるいは他のサービスエリアからサービスエリア30へ戻ったときのみ接続可能であることがわかる。
【0019】
次に、呼出要求端末100からホーム局10のサービスエリア30に在圏するページャー32を呼び出す場合について説明する。
【0020】
呼出要求端末100がページャー32を呼び出すべくページャー32固有の個別番号1000を含む呼出番号をダイヤルする。このダイヤル情報は、公衆網80を介してホーム局10の入トランク11に着信する。入トランク11に着信したダイヤル情報は、スイッチ17を通してMF/PB受信器22に入力され、MF/PB受信器22で受信したページャー32の個別番号1000が翻訳される。中央制御装置15は、翻訳されたペ−ジャー32の個別番号1000を基に、記憶装置16に格納されている位置登録管理テーブルを検索して、ページャー32がホーム局10のサービスエリア30に在圏することを在圏位置情報300から認識し、ページャー32の個別番号1000と、ページャー32が在圏するサービスエリア30の位置情報300とを地域制御装置13へ送出する。地域制御装置13は、受信したページャーの個別番号1000とサービスエリア30の位置情報を所定の信号形式によるページャー呼出情報とし、生成したページャー呼出情報をホーム局10のサービスエリア30の無線基地局31へ送信する。無線基地局31は受信したページャー呼出情報を無線で送出してページャー32を呼び出す。
【0021】
続いて、ホーム局10のサービスエリア30内に在圏するページャー32が他の無線呼出通信事業者であるビジタ局20が管轄するサービスエリア40へ移動したときのページャー42の位置登録更新の方法について説明する。
【0022】
ホーム局10のサービスエリア30からビジタ局20のサービスエリア40へ移動したページャー42の使用者は、ビジタ局20のサービスエリア40に散在する公衆電話端末43から予め設定された特番である#ダイヤルをダイヤルする。#ダイヤルを受信した公衆綱50は、#ダイヤルの裏番号により、公衆電話端末43がビジタ局20のサービスエリア40に設置されていることを特定し、公衆網90を介してビジタ局20の位置登録用装置29へ着信する。
【0023】
ビジタ局20の中央制御装置25は、位置登録用装置29を介して受信したことによって、ビジタ局20のサービスエリア40からの位置登録要求だと認識し、ガイダンスによって位置登録要求を行っているページャー42の個別番号の入力催促を行う。ページャー42の使用者は、入力催促ガイダンスに従って個別番号1000をダイヤルする。このダイヤル情報は、公衆綱50〜公衆網90を介してビジタ局20の位置登録用装置29に着信する。位置登録用装置29に着信したダイヤル情報は、スイッチ27を通してMF/PB受信器22で受信し、ペ−ジャー42の個別番号1000が翻訳される。中央制御装置25は、翻訳されたページャー42の個別番号1000を基に、ホーム局10の契約者であることを認識し、サービスエリア40の位置情報400とペ−ジャー42の個別番号1000とを含む位置登録更新情報をデータ送受信装置24を介して公衆網70へ送信し、公衆網70はホーム局10のデータ送受信装置14へ着信する。
【0024】
ホーム局10の中央制御装置15は、データ送受信装置14を介して位置登録更新情報を受信し、この位置登録更新情報からページャー42の個別番号1000とビジタ局20のサービスエリア40の位置情報を抽出し、抽出したページャー42の個別番号1000を基に記憶装置16に格納されている位置登録管理テーブルを検索し、接続可能な位置情報としてビジタ局20のサービスエリア40の位置情報400が登録されているか否かを認識する。
【0025】
中央制御装置15は、ページャー42の個別番号1000に対応してサービスエリア40の位置情報400が登録されていることを認識すると、記憶装置16に格納されている位置登録管理テーブルの在圏サービスエリアに登録されていたホーム局10のサービスエリア30の位置情報300をビジタ局20のサービスエリア40の位置情報に書き換える。
【0026】
その後、呼出確認を自動的に行うときは、ホーム局10の中央制御装置15は、記憶装置16に格納されている更新済の位置登録管理テーブルを参照して、ページャー42がビジタ局20のサービスエリア40に位置登録していることを認識し、呼出要求信号をデータ送受信装置14を介して公衆網70へ送信し、公衆網70はビジタ局20のデータ送受信装置24へ送信する。
【0027】
ビジタ局20の中央制御装置25は、データ送受信装置24を介して受信した呼出要求信号を地域制御装置23へ送出し、地域制御装置23は、受信した呼出要求信号を所定の信号形式によリページャー呼出信号として生成し、サービスエリア40の無線基地局41へ送信してページャー42を呼び出す。
【0028】
ページャー42がビジタ局20のサービスエリア40から再びホーム局10のサービスエリア30へ移動してページャー32となる場合は、ホーム局10のサービスエリア30に散在する公衆電話端末33から#ダイヤルをダイヤルして、公衆網60〜公衆網50〜公衆網80を介してホーム局10と接続し、ホーム局10の記憶装置16に格納されている位置登録管理テーブルを更新する。
【0029】
その後、呼出確認を自動的に行うときは、記憶装置16に格納されている更新済の位置登録管理テーブルを参照してホーム局10のサービスエリア30へ戻ったページャー32を呼び出すことができる。
【0030】
【実施例】
次に、本発明の実施例について説明する。上述したように、ページャー32が東京のホーム局10へ無線呼出通信事業者の異なる地域、例えば大阪のビジタ局20が管轄するサービスエリア40の位置情報400を登録しておき、ページャー32が東京のホーム局10(在圏位置情報300)から大阪のビジタ局20が管轄するサービスエリア40(接続可能位置情報400)へ出張等で移動したとき、移動先のサービスエリア内に設置されている公衆電話43から#ダイヤルをダイヤルして位置登録要求を行う場合で説明する。
【0031】
ページャー32が東京のホーム局10へ無線呼出通信事業者の異なる地域、例えば大阪のビジタ局20が管轄するサービスエリア40の位置情報400を登録しておき、ページャー32が東京のホーム局10(在圏位置情報300)から大阪のビジタ局20が管轄するサービスエリア40(接続可能位置情報400)へ出張等で移動したとき、移動先のサービスエリア内に設置されている公衆電話43から#ダイヤルをダイヤルし、#ダイヤルを受信した公衆網50は、#ダイヤルの裏番号により、公衆電話43が大阪のビジタ局20のサービスエリア40に設置されていることを特定し、公衆網50は、公衆網90を介して大阪のビジタ局20の位置登録用装置と接続し、現在在圏する大阪のビジタ局20のサービスエリア40の位置情報400を東京のホーム局10へ送信して、東京のホーム局10に登録されている位置登録管理テーブルの在圏位置情報を更新し、その後呼出確認を自動的に行うために、東京のホーム局10から、現在在圏する大阪のビジタ局20へテスト呼出要求情報を転送する。
【0032】
以上により、ページャーの契約者は、テスト呼出操作を行うことなく、位置登録操作後のテスト呼出確認が自動的に行われることにより、従来のように位置登録の更新時にわずらわしい登録確認のためのテスト呼出確認を自分自身の呼出操作で行うことが不要となる。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように本発明は、ページャーが移動先のサービスエリアに移動したとき、#ダイヤルの裏番号により在圏サービスエリアを管轄するビジタ局の無線呼出交換機に接続され、ホーム局の無線呼出交換機へ位置登録情報が転送された後、ホーム局の無線呼出交換機から自動的にテスト呼出情報をビジタ局の無線呼出交換機に転送されるため、従来行っていた移動先のサービスエリアから電話機を使用して、ホーム局の無線呼出交換機へ登録確認のためのテスト呼出確認を自分自身の呼出操作で行うことが不要になることである。これにより、電波の有効範囲を意識せずに隣接県への移動ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態例を示すブロック図である。
【図2】本発明の位置登録管理テーブルの構成例を示す図である。
【符号の説明】
10 ホーム局の無線呼出交換機
20 ビジタ局の無線呼出交換機
11,21 入トランク
12,22 MF/PB受信器
13,23 地域制御装置
14,24 データ送受信装置
15,25 中央制御装置
16,26 記憶装置
17,27 スイッチ
18,28 入力端末
19,29 位置登録用装置
30 ホーム局のサービスエリア
40 ビジタ局のサービスエリア
31,41 無線基地局
32,42 ページャー
33,43 公衆電話
50,60,70,80,90 公衆網
100 呼出要求端末

Claims (4)

  1. 呼出要求端末からページャーの呼出要求信号を受信したホーム局の無線呼出交換機が、登録されている位置登録情報を参照してページャーの在圏サービスエリアを特定し、特定した在圏サービスエリアが自局の管轄外の場合にそのサービスエリアを管轄するビジタ局の無線呼出交換機へ呼出要求信号を転送し、ビジタ局の無線呼出交換機からページャーを無線で呼び出す広域無線呼出システムのページャー呼出方法において、
    前記無線呼出交換毎に管轄するサービスエリア内から、有線端末(公衆電話)会社が提供している特番ダイヤルサービス(“#”と数字4桁からなる特番(全国型短縮ダイヤル番号)と当該特番に対応する電話番号(裏番号)を事前に登録することにより、当該特番をダイヤルすると登録されている当該裏番号に自動接続されるサービス)を利用して当該特番が有線端末から発信された際に、当該有線端末が設置されているサービスエリアを管轄する前記ビジタ局の無線呼出交換機に有線公衆網経由で自動接続されるように、当該裏番号として当該ビジタ局の無線呼出交換機の着信番号を事前に登録しておき、
    前記ページャを携帯する使用者が前記ビジタ局の無線呼出交換機が管轄するサービルエリア内への移動に伴いエリア内の有線端末から前記特番により発信を行い、
    前記ビジタ局の無線呼出交換機が前記特番による管轄サービスエリア内からの着信により、前記ページャからの当該管轄サービスエリアへの位置登録要求が行われたことを特定し、
    位置登録更新情報を前記ホーム局の無線呼出交換機に転送し、
    前記ホーム局の無線呼出交換機に登録されている前記ページャーの位置登録情報を更新し、
    前記管轄サービスエリアを管轄する前記ビジタ局の無線呼出交換機へテスト呼出要求信号を転送し、
    前記ビジタ局の無線呼出交換機からページャーを無線で呼び出すことを特徴とする広域無線呼出システムのページャー呼出方法。
  2. 呼出要求端末からページャーの呼出要求信号を受信したホーム局の無線呼出交換機が、登録されている位置登録情報を参照してページャーの在圏サービスエリアを特定し、特定した在圏サービスエリアが自局の管轄外の場合にそのサービスエリアを管轄するビジタ局の無線呼出交換機へ呼出要求信号を転送し、ビジタ局の無線呼出交換機からページャーを無線で呼び出す広域無線呼出システムのページャー呼出装置において、
    前記無線呼出交換機毎に管轄するサービスエリア内から、有線端末(公衆電話)会社が提供している特番ダイヤルサービス(“#”と数字4桁からなる特番(全国型短縮ダイヤル番号)と当該特番に対応する電話番号(裏番号)を事前に登録することにより、当該特番をダイヤルすると登録されている当該裏番号に自動接続されるサービス)を利用して当該特番が有線端末から発信された際に、当該有線端末が設置されているサービスエリアを管轄する前記ビジタ局の無線呼出交換機に有線公衆網経由で自動接続されるように、当該裏番号として当該ビジタ局の無線呼出交換機の着信番号を事前に登録しておき、前記有線端末から前記特番に対する発信を行うと、当該有線端末が在圏するサービスエリアを管轄する前記ビジタ局の無線呼出交換機に接続する手段を設け、
    前記ページャーを携帯する使用者が移動に伴い位置登録を更新するとき、自己周辺の前記有線端末から前記特番に発信し、前記有線公衆網を介して対応するサービスエリアを管轄するビジタ局の無線呼出交換機に位置登録更新要求操作を行うことにより、前記ビジタ局の無線呼出交換機から前記ホーム局の無線呼出交換機に位置登録更新情報を転送し、前記使用者の位置登録対象のサービスエリアの認識を要せずに前記ホーム局の無線呼出交換機に登録されている前記位置登録情報を更新し、その後呼出確認を自動的に行うために前記ホーム局の無線呼出交換機から、前記ビジタ局の無線呼出交換機へテスト呼出要求情報を転送し、前記使用者がテスト呼出操作を行うことなく、位置登録操作後のテスト呼出確認が自動的に行われることを特徴とする広域無線呼出システムのページャー呼出装置。
  3. 前記ビジタ局の無線呼出交換機が、前記有線公衆網と接続され前記特番による前記ページャーの位置登録更新要求を受付ける位置登録用装置と、前記ホーム局の無線呼出交換機と接続され位置登録更新情報の送信および呼出要求信号の受信を行うデータ送受信装置と、前記位置登録用装置を通して前記位置登録更新要求を受付けると前記ページャーのホーム局を判定し自局のサービスエリア内に在圏することを示す前記位置登録更新情報を生成して前記データ送受信装置を通して前記ホーム局の無線呼出交換機へ送信し、前記ホーム局の無線呼出交換機からの前記呼出要求信号を受信すると無線基地局を通して前記ページャーを無線で呼出する制御装置とを備えることを特徴とする請求項2記載の広域無線呼出システムのページャー呼出装置。
  4. 前記ホーム局の無線呼出交換機が、前記ビジタ局の無線呼出交換機と接続され前記位置登録更新情報の受信および前記呼出要求信号の送信を行うデータ送受信装置と、前記ページャーの位置登録情報を格納する記憶装置と、前記データ送受信装置を通して前記ビジタ局の無線呼出交換機から前記位置登録更新情報を受信すると前記記憶装置内の位置登録情報を更新し、前記ページャの在圏サービスエリアを判定し、対応する前記ビジタ局の無線呼出交換機に前記呼出信号を前記データ送受信装置を通して送信する制御装置とを備えることを特徴とする請求項2または3記載の広域無線呼出システムのページャー呼出装置。
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