JPH0618361B2 - 送信信号切換方式 - Google Patents

送信信号切換方式

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JPH0618361B2
JPH0618361B2 JP7491586A JP7491586A JPH0618361B2 JP H0618361 B2 JPH0618361 B2 JP H0618361B2 JP 7491586 A JP7491586 A JP 7491586A JP 7491586 A JP7491586 A JP 7491586A JP H0618361 B2 JPH0618361 B2 JP H0618361B2
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signal
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switch
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順一 國土
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は送信信号切換方式に関し、特にフェージング対
策として同期切換方式を採用したディジタル無線通信回
線の送信端局で、予備無線回線に送出するディジタル信
号の切換を高速で行う送信信号切換方式に関する。
〔従来の技術〕
ディジタル無線通信回線においては、フェージング発生
時にビット誤りの増加を防ぐため、フェージングの発生
した現用無線回線の伝送信号を高速で予備無線回線に切
換える同期切換方式が用いられている。この同期切換方
式においては、フェージングが発生して現用無線回線の
ビット誤りが増加しはじめて一定の値に達すると、受信
端局でこれを検出して切換制御信号を送信端局に送る。
これを受けた送信端局は、この現用無線回線で伝送して
いるディジタル信号を予備無線回線に並列に送り出し、
受信端局で両者のタイミング調整を行ったのち、無ビッ
ト誤りの同期切換が行われる。この切換はフェージング
による受信レベルの低下速度を考慮し、約10ms以内
で完了することが必要である。このため、送信端局で並
列送信とするために行われる予備無線回線の変調入力信
号の切換は、予備無線回線の変調入力に設置された電子
回路で構成される送信信号切換器により高速で行われ
る。一般に電子回路で構成される切換器の遮断信号に対
する減衰量は余り大きくなく、この送信信号切換器のみ
では十分な減衰が得られないため、ディジタル信号の信
号処理および分岐を行う送信信号処理盤にゲート回路を
設け、予備無線回線で伝送しないディジタル信号はこの
ゲート回路を閉じて信号を遮断し、予備無線回線で伝送
するディジタル信号のみをこのゲート回路を開いて送信
信号切換器に送るように構成されている。そして、これ
らを直接制御する送信端局の切換制御部は、受信端局か
ら送られる切換制御信号を受信すると、制御すべき各ゲ
ート回路および送信信号切換器に同時に制御信号を送出
するように構成されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来の送信信号切換方式では、各無線回線用の
送信信号処理盤と送信信号切換器の設置場所が近くて信
号の伝送遅延時間差が小さい場合は問題ないが、例えば
無線回線数が多くなり、現用無線回線用の送信信号処理
盤の設置場所と送信信号切換器および予備無線回線用の
送信信号処理盤の設置場所とが離れるなどの原因で、信
号の伝送遅延時間に大きな差が発生すると、送信信号切
換器が作動して伝送中の予備無線回線系監視用のデジタ
ル信号(第1の信号)が切断されてから、並列送信され
る現用無線回線のデジタル信号(第2の信号)が実際に
入力されるまでに若干の時間的空白が生じ、この間予備
無線回線は信号入力断の状態となることがある。この信
号入力断の時間が短いときはよいが、長くなると予備無
線回線の各中継局の再生中継を行う受信装置の中には、
ビット同期情報が失われるために同期はずれを起こすも
のが生じる。このためディジタル信号が再入力されたの
ちにビット同期から再び同期捕捉動作を行うこととな
り、受信端局でタイミング調整が完了して同期切換が可
能となるまでに数十msの時間を要し、前述した10m
s以内の回線切換が不可能となるため、ビット誤りの大
幅な増加または通信の瞬断を招くという問題点がある。
本発明の目的は、機器の設置条件にかかわらず、予備無
線回線のディジタル信号切換時に上述した信号断の発生
がなく、安定した高速回線切換が可能な送信信号切換方
式を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕 本発明の送信信号切換方式は、現用および予備の無線回
線で構成されるディジタル無線通信回線の送信端局で、
予備無線回線の変調入力に接続され複数の入力信号線の
一つを出力信号線に選択接続する電子回路から成る送信
信号切換器と、この送信信号切換器に入力される各ディ
ジタル信号の伝送経路に設けられたゲート回路とを制御
し、前記予備無線回線で伝送されるディジタル信号の切
換を高速で行う送信信号切換方式において、前記予備無
線回線に送出するディジタル信号を、正常時に前記予備
無線回線で伝送される第1の信号から正常時に現用無線
回線で伝送される第2の信号に切換えるとき、前記第2
の信号の伝送経路に設けられた第2のゲート回路を開い
て前記第2の信号を通過させたのち、あらかじめ定めら
れた時間が経過してから前記送信信号切換器を作動させ
て前記入力信号線の接続を切換え、前記第1の信号の伝
送経路に設けられた第1のゲート回路を閉じて前記第1
の信号を遮断するように構成されている。
〔実施例〕
次に図面を参照して本発明を詳細に説明する。
第1図は本発明の一実施例のブロック図で、予備無線回
線1回線に対して現用無線回線6回線を有するディジタ
ル無線通信回線の送信端局の送信信号切換系の構成を示
している。第1図において、試験信号発生器(図示せ
ず)で発生された予備無線回線系監視用のバイポーラ形
式の試験信号100は、予備無線回線SPの送信信号処理
盤(TXDPU)10でユニポーラ信号に変換されたのち、
付加ビットの挿入,スクランブル処理などの信号処理を
受けてディジタル信号200となり、ゲート回路20,
信号線300を経て送信信号切換器30に送られ、送信
信号切換器30を構成する2個の切換器31,32を通
って端子400から予備無線回線の送信装置(図示せ
ず)の変調部に送られる。一方、現用無線回線TP1〜
TP6の搬送端局装置(図示せず)からの入力信号10
1〜106は、送信信号処理盤11〜16で同様の信号
処理を受けたのちそれぞれディジタル信号201〜20
6となり、端子401〜406から各現用無線回線の送
信装置(図示せず)に送られると共に、それぞれ分岐さ
れてゲート回路21〜26に加えられる。各ゲート回路
の出力のうち、現用無線回線TP1及びTP2の分岐信
号は信号線301,302を経て送信信号切換器30に、現用
無線回線TP3〜TP6の分岐信号は信号線303〜306を
経て切換器33に接続され、切換器33の出力は信号線
307を経て送信信号切換器30に接続されている。切
換制御部40は受信端局からの切換制御信号を受け、各
切換器およびゲート回路の制御端子a〜kに“1”又は
“0”の制御信号を送出するが、フェージングの発生し
ていない正常時には、予備無線回線SPのゲート回路2
0の制御端子aのみに“1”が加えられ、他の制御端子
の入力にはすべて“0”が加えられている。このときデ
ィジタル信号200が切換器31,32を経て端子40
0から予備無線回線に伝送され、現用無線回線TP1〜
TP6の各ディジタル信号201〜206は、ゲート回
路と切換器との双方で遮断され必要な減衰が確保されて
いる。なお、一点鎖線AA′の上側の各回路は一つの装置
内に実装されており予備無線回路の変調入力の近くに設
置されているが、一点鎖線AA′の下側の各回路は他の装
置に実装されて両者は離れて設置されているものとす
る。
現用無線回線TP1にフェージングが発生し切換制御信
号が受信端局から送られてくると、切換制御部40はま
ず現用無線回線TP1のゲート回路21の制御端子bに
ゲートを開く制御信号“1”を送出し、t1μs経過後に
送信信号切換器30にある切換器31の制御端子dに制
御信号“1”を送出して信号線300から301への切
換を指示し、更にt0μs後に予備無線回線SPのゲート
回路20に送出していた制御信号を“1”から“0”に
変える。ここで、t1及びt0をケーブル長および論理回路
の動作遅延時間などによって起こり得る遅延時間差より
大きく選定しておけば、実際に切換器31が動作して入
力信号線300と301とが切換えられる時点では、切
換器31の入力には必ずディジタル信号200,201
の両者が存在し、切換により信号入力断の状態となるこ
とがない。現用無線回線TP2にフェージングが発生し
た場合も同様であり、切換器31の制御端子eの制御信
号を“1”とすることにより信号線300が302に切換
えられる。
現用無線回線TP3にフェージングが発生した場合に
は、切換制御部40はまずゲート回路23と切換器33
に同時に制御信号“1”を送出して信号線303と30
7とを接続してディジタル信号203を送り出し、t2μ
s後に送信信号切換器30の切換器32に制御信号“1”
を送出して信号線307の選択を指示し、更にt0μs後
にゲート回路20の制御信号を“1”から“0”に変え
てゲートを閉じディジタル信号200を遮断する。ここ
でt2は切換制御部40からゲート回路23までの制御信
号の伝送遅延時間と、ゲート回路23から切換器32ま
でのディジタル信号の伝送遅延時間とを考慮してt1より
も長く設定されており、切換に際して信号入力断の状態
となることはない。なお、切換器32の制御端子fと同
時に切換器31のエネーブル制御端子gにも制御信号
“1”が加えられ、切換器31が誤動作をしないように
構成されている。なお、現用無線回線TP4〜TP6に
ついても上記のTP3と同様である。
フェージングが回復すると予備無線回線に対する並列送
信を中止して正常の待機状態に戻すが、このときの予備
無線回線SPの変調入力信号の切換は、すべての現用無
線回線TP1〜TP6に対して上述したTP1の並列送
信時の切換と同様な間隔で行われる。すなわち、まず予
備無線回線SPのゲート回路20を開いてディジタル信
号200を通過させたのち、t1μs後に切換器31又は
32を作動させて信号線の切換を行い、更にt0μs後に
現用無線回線TP1〜TP6のゲート回路を閉じてディ
ジタル信号201〜206を遮断する。これにより切換
時の信号入力断なしに速やかに正常の待機状態に復旧
し、次のフェージングの発生に対応することができる。
上述の方法によれば、実際に送信信号切換器30で伝送
信号の切換が行われる時間は、切換制御部40から時間
差を設けずに同時に各制御信号を送出していた従来の方
式よりも、t1μs又はt2μs遅れることになるが、この
遅れはt2の値が通常十数μs以内で十分であるので、全
体の回線切換時間(数ms)に比べればわずかであり、
ほとんど問題とならない。これに対して、従来問題とな
った切換時の信号入力断の状態は全く発生しないから、
同期はずれによる回線切換時間の遅れでフェージング発
生時に異常なビット誤りの増加や瞬断が発生するのを防
止できる効果は大きい。
上述の実施例では、フェージングが回復して予備無線回
線で並列送信中のディジタル信号(第2の信号)を監視
用のディジタル信号(第1の信号)に切換える場合も、
信号入力断の状態が全く発生しないように構成されてい
るが、フェージングが発生して監視用の信号から並列送
信信号に切換える場合に比べ、信号入力断による同期は
ずれが発生してもその影響は少ないから、監視用の信号
に切戻す場合には従来と同様に各制御信号を同時に送出
するようにしても、その効果を大きく低下させるもので
はない。又、上述の実施例では、ゲート回路のある送信
信号処理盤が送信信号切換器および切換制御部と同一装
置内に実装されている現用無線回線TP1,TP2も、
切換時に信号入力断が全く生じないように時間差を設け
て制御信号を送出するように構成されているが、実装装
置を異にする現用無線回線TP3〜TP6のみに対して
時間差を設けて制御し、TP1,TP2は制御信号を同
時送出するようにしても、その効果にほとんど変わりは
ない。なお、制御信号の送出に一定の時間差を設ける代
りに、送信信号切換器の入力信号線の入力端に信号検出
器を設け、この検出信号を受信してから送信信号切換器
に制御信号を送出する方法も考えられるが、構成を複雑
とし遅延時間を長くする弱点がある。
〔発明の効果〕
以上詳細に説明したように、本発明の送信信号切換方式
によれば、フェージングが発生して現用無線回線のディ
ジタル信号を並列送信とする際、機器の設置場所にかか
わらず大きな信号入力断が発生することはなく、常に高
速の回線切換が可能で回線品質を低下させる恐れがない
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の信号切換系のブロック図
で、参照番号10〜16は送信信号処理盤、20〜26
はゲート回路、30は送信信号切換器、31〜33は切
換器、40は切換制御部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】現用および予備の無線回線で構成されるデ
    ィジタル無線通信回線の送信端局で、予備無線回線の変
    調入力に接続され複数の入力信号線の一つを出力信号線
    に選択接続する電子回路から成る送信信号切換器と、こ
    の送信信号切換器に入力される各ディジタル信号の伝送
    経路に設けられたゲート回路とを制御し、前記予備無線
    回線で伝送されるディジタル信号の切換を高速で行う送
    信信号切換方式において、前記予備無線回線に送出する
    ディジタル信号を、前記予備無線回線で伝送される第1
    の信号から現用無線回線で伝送される第2の信号に切換
    えるとき、前記第2の信号の伝送経路に設けられた第2
    のゲート回路を開いて前記第2の信号を通過させたの
    ち、あらかじめ定められた時間が経過してから前記送信
    信号切換器を作動させて前記入力信号線の接続を切換
    え、前記第1の信号の伝送経路に設けられた第1のゲー
    ト回路を閉じて前記第1の信号を遮断することを特徴と
    する送信信号切換方式。
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