JPH06182963A - ウェブの汚れ防止を行なう印刷ユニット装置および方法 - Google Patents
ウェブの汚れ防止を行なう印刷ユニット装置および方法Info
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- JPH06182963A JPH06182963A JP5230136A JP23013693A JPH06182963A JP H06182963 A JPH06182963 A JP H06182963A JP 5230136 A JP5230136 A JP 5230136A JP 23013693 A JP23013693 A JP 23013693A JP H06182963 A JPH06182963 A JP H06182963A
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- common cylinder
- common
- cylinder
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F13/00—Common details of rotary presses or machines
- B41F13/08—Cylinders
- B41F13/22—Means for cooling or heating forme or impression cylinders
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
- Rotary Presses (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 スペースを必要としないか、わずかしか必
要とせず、非常に簡単に構成されている共通胴型印刷ユ
ニットと汚れ防止手段を備えたウェブ印刷機の印刷ユニ
ット装置を提供する。 【構成】 本発明はそれぞれ1つの共通胴を有する共
通胴型印刷ユニットと、汚れ防止手段とを備え、前記共
通胴型印刷ユニットのうち第１の共通胴型印刷ユニット
が被印刷体ウェブの一方の側を印刷し、次いで第２の印
刷ユニットが被印刷体ウェブの他方の側を印刷し、前記
汚れ防止手段が第２の共通胴型印刷ユニットの共通胴と
連携しておりインキの汚れを防止するウェブ印刷機の印
刷ユニット装置に関するものである。汚れ防止手段が、
第２の共通胴（５）の胴面（１９）を露点以下に冷却す
る冷却手段として形成されている。
要とせず、非常に簡単に構成されている共通胴型印刷ユ
ニットと汚れ防止手段を備えたウェブ印刷機の印刷ユニ
ット装置を提供する。 【構成】 本発明はそれぞれ1つの共通胴を有する共
通胴型印刷ユニットと、汚れ防止手段とを備え、前記共
通胴型印刷ユニットのうち第１の共通胴型印刷ユニット
が被印刷体ウェブの一方の側を印刷し、次いで第２の印
刷ユニットが被印刷体ウェブの他方の側を印刷し、前記
汚れ防止手段が第２の共通胴型印刷ユニットの共通胴と
連携しておりインキの汚れを防止するウェブ印刷機の印
刷ユニット装置に関するものである。汚れ防止手段が、
第２の共通胴（５）の胴面（１９）を露点以下に冷却す
る冷却手段として形成されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、それぞれ1つの共通胴
を有する共通胴型印刷ユニットと、汚れ防止手段とを備
え、前記共通胴型印刷ユニットのうち第１の共通胴型印
刷ユニットが被印刷体ウェブの一方の側を印刷し、次い
で第２の印刷ユニットが被印刷体ウェブの他方の側を印
刷し、前記汚れ防止手段が第２の共通胴型印刷ユニット
の共通胴と連携しておりインキの汚れを防止する、ウェ
ブ印刷機の印刷ユニット装置に関するものである。
を有する共通胴型印刷ユニットと、汚れ防止手段とを備
え、前記共通胴型印刷ユニットのうち第１の共通胴型印
刷ユニットが被印刷体ウェブの一方の側を印刷し、次い
で第２の印刷ユニットが被印刷体ウェブの他方の側を印
刷し、前記汚れ防止手段が第２の共通胴型印刷ユニット
の共通胴と連携しておりインキの汚れを防止する、ウェ
ブ印刷機の印刷ユニット装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】このような装置は、ドイツ特許公開公報
第３９３９４３２号により知られている。そこでは、共
通胴型印刷ユニット（Satellitendruckwerk）を上下に
重ねて配置した印刷ユニット塔（Druckwerkturm）につ
いて説明されている。被印刷体ウェブは下部にある共通
胴型印刷ユニットに送られ、片側が印刷される。次に、
被印刷体ウェブはさらに進んで、上部にある共通胴型印
刷ユニットを通過して、ここで他方の側が印刷される。
下部共通胴型印刷ユニットによって塗布されたインキ
が、上部印刷ユニットの共通胴を通過するときに移るの
を防止するために、この共通胴に汚れ防止手段が連携さ
せられている。この汚れ防止手段は、共通胴の胴面を湿
らす噴霧棒を有している。それによってインキが移るの
が防止されている。あるいは、汚れ防止手段の代わり
に、洗浄装置を使用して、印刷作業中に共通胴の表面を
絶えず洗浄し、表面に転移したインキを除くことも可能
である。
第３９３９４３２号により知られている。そこでは、共
通胴型印刷ユニット（Satellitendruckwerk）を上下に
重ねて配置した印刷ユニット塔（Druckwerkturm）につ
いて説明されている。被印刷体ウェブは下部にある共通
胴型印刷ユニットに送られ、片側が印刷される。次に、
被印刷体ウェブはさらに進んで、上部にある共通胴型印
刷ユニットを通過して、ここで他方の側が印刷される。
下部共通胴型印刷ユニットによって塗布されたインキ
が、上部印刷ユニットの共通胴を通過するときに移るの
を防止するために、この共通胴に汚れ防止手段が連携さ
せられている。この汚れ防止手段は、共通胴の胴面を湿
らす噴霧棒を有している。それによってインキが移るの
が防止されている。あるいは、汚れ防止手段の代わり
に、洗浄装置を使用して、印刷作業中に共通胴の表面を
絶えず洗浄し、表面に転移したインキを除くことも可能
である。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】これらの公知の手段の
短所は、第２の共通胴型印刷ユニットの共通胴に汚れ防
止手段もしくは洗浄装置を連携させることによって、少
なからぬスペースが必要となるが、このようなスペース
は共通胴型印刷ユニットの場合は非常に限られている。
さらに、公知の汚れ防止手段は製造上のコストがかなり
かかる。
短所は、第２の共通胴型印刷ユニットの共通胴に汚れ防
止手段もしくは洗浄装置を連携させることによって、少
なからぬスペースが必要となるが、このようなスペース
は共通胴型印刷ユニットの場合は非常に限られている。
さらに、公知の汚れ防止手段は製造上のコストがかなり
かかる。
【０００４】それゆえ本発明の目的は、スペースを必要
としないか、わずかしか必要とせず、非常に簡単に構成
されている、冒頭に記載した種類の印刷ユニット装置を
提供することである。
としないか、わずかしか必要とせず、非常に簡単に構成
されている、冒頭に記載した種類の印刷ユニット装置を
提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の印刷ユニット装
置は、それぞれ1つの共通胴（Satellitenzylinder）を
有する２つの共通胴型印刷ユニット（Satellitendruckw
erk）と、汚れ防止手段とを備え、前記共通胴型印刷ユ
ニットのうち第１の共通胴型印刷ユニットが被印刷体ウ
ェブの一方の側を印刷し、次いで第２の印刷ユニットが
被印刷体ウェブの他方の側を印刷し、前記汚れ防止手段
が第２の共通胴型印刷ユニットの共通胴と連携しており
インキの汚れを防止する、ウェブ印刷機の印刷ユニット
装置であって、前記汚れ防止手段は、第２の共通胴
（５）の胴面（１９）を露点以下に冷却する冷却手段と
して形成されている。
置は、それぞれ1つの共通胴（Satellitenzylinder）を
有する２つの共通胴型印刷ユニット（Satellitendruckw
erk）と、汚れ防止手段とを備え、前記共通胴型印刷ユ
ニットのうち第１の共通胴型印刷ユニットが被印刷体ウ
ェブの一方の側を印刷し、次いで第２の印刷ユニットが
被印刷体ウェブの他方の側を印刷し、前記汚れ防止手段
が第２の共通胴型印刷ユニットの共通胴と連携しており
インキの汚れを防止する、ウェブ印刷機の印刷ユニット
装置であって、前記汚れ防止手段は、第２の共通胴
（５）の胴面（１９）を露点以下に冷却する冷却手段と
して形成されている。
【０００６】すなわち上記の目的は、汚れ防止手段が第
２の共通胴の胴面を露点以下に冷却する冷却手段として
形成されていることによって達成される。胴面が露点以
下に冷却されることによって、湿気が胴面に凝結し、こ
の湿気がオフセット印刷板の非印刷区域のように作用し
てインキをはじく。したがって本発明により、インキが
胴面に移るのが防がれる。つまり、インキは胴面に到達
することさえできないのである。共通胴型印刷ユニッ
ト、特に４色ユニットでは相対的空気湿度が比較的高い
ので、露点以下に冷却することは、特に低くない温度で
も達成される。それゆえ、比較的小さい冷却性能しか必
要とされない。
２の共通胴の胴面を露点以下に冷却する冷却手段として
形成されていることによって達成される。胴面が露点以
下に冷却されることによって、湿気が胴面に凝結し、こ
の湿気がオフセット印刷板の非印刷区域のように作用し
てインキをはじく。したがって本発明により、インキが
胴面に移るのが防がれる。つまり、インキは胴面に到達
することさえできないのである。共通胴型印刷ユニッ
ト、特に４色ユニットでは相対的空気湿度が比較的高い
ので、露点以下に冷却することは、特に低くない温度で
も達成される。それゆえ、比較的小さい冷却性能しか必
要とされない。
【０００７】本発明の冷却手段は第２の共通胴型印刷ユ
ニットの共通胴のすぐ近傍に配置する必要はなく、冷媒
を共通胴に送る配管が必要とされるだけである。したが
って印刷ユニットのすぐ近傍の区域には汚れ防止手段の
ためのスペースはほとんど必要ない。なぜならば、この
汚れ防止手段は、いわば「内側から」作用するからであ
る。つまり、本発明に従えば共通胴それ自体が汚れ手段
の性質を有しているのである。これに対し従来の技術で
は、汚れ防止手段は外から作用し、共通胴のすぐ近傍に
相応のスペースで取り付けなければならなかった。
ニットの共通胴のすぐ近傍に配置する必要はなく、冷媒
を共通胴に送る配管が必要とされるだけである。したが
って印刷ユニットのすぐ近傍の区域には汚れ防止手段の
ためのスペースはほとんど必要ない。なぜならば、この
汚れ防止手段は、いわば「内側から」作用するからであ
る。つまり、本発明に従えば共通胴それ自体が汚れ手段
の性質を有しているのである。これに対し従来の技術で
は、汚れ防止手段は外から作用し、共通胴のすぐ近傍に
相応のスペースで取り付けなければならなかった。
【０００８】本発明の実施態様に従い、第２の共通胴は
冷却手段の冷媒が貫流している冷媒管路を１つ以上有し
ている。この冷媒管路が第２の共通胴の胴面の下方で螺
旋状に延びていることが好都合である。そうすることに
よって、高い貫流速度と高い熱透過率を達成できる。
冷却手段の冷媒が貫流している冷媒管路を１つ以上有し
ている。この冷媒管路が第２の共通胴の胴面の下方で螺
旋状に延びていることが好都合である。そうすることに
よって、高い貫流速度と高い熱透過率を達成できる。
【０００９】第２の共通胴の胴面が金属からなることが
特に好適である。また、第２の共通胴の胴面がクロムめ
っきされていることが好都合である。このクロム表面と
露点以下への冷却を組み合わせることによって、汚れ防
止において特に良好な結果が得られる。さらに、本発明
は、印刷機の圧胴の胴面にインキが移るのを防止する方
法に関するもので、胴面が露点以下に冷却される。
特に好適である。また、第２の共通胴の胴面がクロムめ
っきされていることが好都合である。このクロム表面と
露点以下への冷却を組み合わせることによって、汚れ防
止において特に良好な結果が得られる。さらに、本発明
は、印刷機の圧胴の胴面にインキが移るのを防止する方
法に関するもので、胴面が露点以下に冷却される。
【００１０】
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図１に、２つの共通胴型印刷ユニット
２、３を有する印刷ユニット装置１が示されている。２
つの共通胴型印刷ユニット２、３は、上下に重ねて配置
されている。この場合、共通胴型印刷ユニット３は、下
部の第１の共通胴型印刷ユニットを形成し、共通胴型印
刷ユニット２は上部の第２の共通胴型印刷ユニットを形
成している。
細に説明する。図１に、２つの共通胴型印刷ユニット
２、３を有する印刷ユニット装置１が示されている。２
つの共通胴型印刷ユニット２、３は、上下に重ねて配置
されている。この場合、共通胴型印刷ユニット３は、下
部の第１の共通胴型印刷ユニットを形成し、共通胴型印
刷ユニット２は上部の第２の共通胴型印刷ユニットを形
成している。
【００１１】それぞれの共通胴型印刷ユニット２、３
は、共通胴４もしくは５を有している。これらの共通胴
は、それぞれ４つの印刷ユニット６、７、８、９と協働
する。それぞれの印刷ユニット６〜９は、特定の色のイ
ンキのために設けられており、１つのインキ装置と１つ
の湿し装置を有している。インキ装置および湿し装置の
個々のローラが図１に示されてはいるが、簡単にするた
めに参照符号を付けていない。印刷ユニット６〜９は、
それぞれゴム胴１０、１１、１２もしくは１３を有して
いる。その場合、ゴム胴１０、１１、１２、１３は、圧
胴（Gegendruckzylinder）を形成している共通胴４もし
くは５に密接できるようにされている。
は、共通胴４もしくは５を有している。これらの共通胴
は、それぞれ４つの印刷ユニット６、７、８、９と協働
する。それぞれの印刷ユニット６〜９は、特定の色のイ
ンキのために設けられており、１つのインキ装置と１つ
の湿し装置を有している。インキ装置および湿し装置の
個々のローラが図１に示されてはいるが、簡単にするた
めに参照符号を付けていない。印刷ユニット６〜９は、
それぞれゴム胴１０、１１、１２もしくは１３を有して
いる。その場合、ゴム胴１０、１１、１２、１３は、圧
胴（Gegendruckzylinder）を形成している共通胴４もし
くは５に密接できるようにされている。
【００１２】印刷するために被印刷体ウェブ１４は、共
通胴型印刷ユニット３の脇で上方に垂直に案内され、次
にガイドローラ１５を用いて２つの共通胴型印刷ユニッ
ト２、３の間に案内される。それから被印刷体ウェブ１
４は、もう１つのガイドローラ１６を用いて共通胴型印
刷ユニット３に送られて、ほぼ閉じたループで共通胴４
の周囲を回り、そこからほぼ垂直に上方に延びている。
通胴型印刷ユニット３の脇で上方に垂直に案内され、次
にガイドローラ１５を用いて２つの共通胴型印刷ユニッ
ト２、３の間に案内される。それから被印刷体ウェブ１
４は、もう１つのガイドローラ１６を用いて共通胴型印
刷ユニット３に送られて、ほぼ閉じたループで共通胴４
の周囲を回り、そこからほぼ垂直に上方に延びている。
【００１３】次に、被印刷体ウェブ１４は、ほぼ閉じた
ループで上部の共通胴型印刷ユニット２の共通胴５の周
囲を回り、それから再び斜め下方のガイドローラ１７ま
で進む。被印刷体ウェブ１４は２つの共通胴型印刷ユニ
ット２および３の間の区域で右方向（図１）に外側へ進
む。そこで被印刷体ウェブ１４はガイドローラ１８によ
って垂直に上方に案内され、そこから印刷機の別の装置
へと進む。このような被印刷体ウェブ案内に基づき、被
印刷体ウェブ１４は共通胴型印刷ユニット３によって一
方の側が印刷され、次いで共通胴型印刷ユニット２によ
って他方の側が印刷される。
ループで上部の共通胴型印刷ユニット２の共通胴５の周
囲を回り、それから再び斜め下方のガイドローラ１７ま
で進む。被印刷体ウェブ１４は２つの共通胴型印刷ユニ
ット２および３の間の区域で右方向（図１）に外側へ進
む。そこで被印刷体ウェブ１４はガイドローラ１８によ
って垂直に上方に案内され、そこから印刷機の別の装置
へと進む。このような被印刷体ウェブ案内に基づき、被
印刷体ウェブ１４は共通胴型印刷ユニット３によって一
方の側が印刷され、次いで共通胴型印刷ユニット２によ
って他方の側が印刷される。
【００１４】本発明では、共通胴５は詳細に図示されな
い冷却手段で冷却できるようになっているので、胴面１
９は、露点を下回る温度を有する。こうすることによっ
て、胴面１９に湿気膜が形成され、共通胴型印刷ユニッ
ト３に由来する被印刷体ウェブ１４のまだ乾いていない
インキが移るのを防ぐ。
い冷却手段で冷却できるようになっているので、胴面１
９は、露点を下回る温度を有する。こうすることによっ
て、胴面１９に湿気膜が形成され、共通胴型印刷ユニッ
ト３に由来する被印刷体ウェブ１４のまだ乾いていない
インキが移るのを防ぐ。
【００１５】図１から分かるように、冷却するために共
通胴５に往復管２０、２１によって冷媒が送られる。こ
の冷媒は、共通胴５の環状空洞２２に達するが、この空
洞２２は胴面１９のすぐ下にあるため、高い熱透過率に
基づいて良好な冷却性能が得られる。
通胴５に往復管２０、２１によって冷媒が送られる。こ
の冷媒は、共通胴５の環状空洞２２に達するが、この空
洞２２は胴面１９のすぐ下にあるため、高い熱透過率に
基づいて良好な冷却性能が得られる。
【００１６】図２には、共通胴５の区域に置ける共通胴
型印刷ユニット２が示されている。共通胴５は両側が軸
受２４によって印刷機の機枠２３に回転できるように支
持されている。これに隣接して印刷ユニット６、７のゴ
ム胴１０、１１が、やはり回転できるように機枠２３に
支持されている。上記の個々の胴は、機枠２３の駆動側
で歯車２５を通して互いに回転しないように（drehfes
t）連結している。
型印刷ユニット２が示されている。共通胴５は両側が軸
受２４によって印刷機の機枠２３に回転できるように支
持されている。これに隣接して印刷ユニット６、７のゴ
ム胴１０、１１が、やはり回転できるように機枠２３に
支持されている。上記の個々の胴は、機枠２３の駆動側
で歯車２５を通して互いに回転しないように（drehfes
t）連結している。
【００１７】共通胴５は両側にジャーナル２６を有して
おり、このうち操作側のジャーナル２６は中空軸として
形成されている。ジャーナル２６は、共通胴５のほぼ全
長にわたって延びている中心パイプ２７を有している。
この中心パイプ２７は、図示されない冷却手段から冷媒
を供給するのに用いられる往管２０（図１）に接続され
ている。供給された冷媒は共通胴５の内部にある中心パ
イプ２７の端部２８から出て、空洞２２に達する。中心
パイプ２７は半径方向の駒状のスペーサ２９によって、
共通胴５の内部に機械的に固く保持されている。空洞２
２は、操作側ジャーナルを貫通している環状管路３０を
通して復管２１（図１）に接続されているので、冷媒は
冷却手段に戻る。
おり、このうち操作側のジャーナル２６は中空軸として
形成されている。ジャーナル２６は、共通胴５のほぼ全
長にわたって延びている中心パイプ２７を有している。
この中心パイプ２７は、図示されない冷却手段から冷媒
を供給するのに用いられる往管２０（図１）に接続され
ている。供給された冷媒は共通胴５の内部にある中心パ
イプ２７の端部２８から出て、空洞２２に達する。中心
パイプ２７は半径方向の駒状のスペーサ２９によって、
共通胴５の内部に機械的に固く保持されている。空洞２
２は、操作側ジャーナルを貫通している環状管路３０を
通して復管２１（図１）に接続されているので、冷媒は
冷却手段に戻る。
【００１８】運転中は、上記の冷媒循環によって共通胴
５の胴面１９は露点以下に冷却される。それによって上
述した湿気膜が発生し、まだ乾いていないインキが移る
のを防ぐ。
５の胴面１９は露点以下に冷却される。それによって上
述した湿気膜が発生し、まだ乾いていないインキが移る
のを防ぐ。
【００１９】本発明の好適な実施例に従えば、共通胴５
の胴面１９は金属から作られている。共通胴５の胴面１
９がクロムめっきされていることが好都合である。この
クロムめっきに基づいて、露点以下に冷却すると湿気膜
が理想的な形で作られ、インキの移りを防止できる。
の胴面１９は金属から作られている。共通胴５の胴面１
９がクロムめっきされていることが好都合である。この
クロムめっきに基づいて、露点以下に冷却すると湿気膜
が理想的な形で作られ、インキの移りを防止できる。
【００２０】以下に、図１に基づいて本発明のもう１つ
の実施例について詳細に説明する。図１の表現とは異な
り、上部および下部共通胴型印刷ユニット２、３のゴム
胴１０、１１、１２、１３は、それぞれの共通胴４もし
くは５と密接しておらず、これらの共通胴からそれぞれ
隔たっている。ゴム胴１０と１３および１１と１２は、
被印刷体ウェブ１４を間にはさんで互いに向き合ってい
る。被印刷体ウェブ１４は下から来て、２つのゴム胴１
１、１２の間を垂直に進む。次に、共通胴型印刷ユニッ
ト３の共通胴４が約１８０°のループで包囲される。さ
らに進むと、被印刷体ウェブ１４は、共通印刷ユニット
３の、互いに向き合う２つのゴム胴１０、１３を貫通す
る。それから被印刷体ウェブは、やはり垂直位置で、共
通胴型印刷ユニット２に進み、互いに向き合うゴム胴１
１、１２を貫通する。次に、本発明に従って形成されて
いる共通胴５が約１８０°のループで包囲される。次い
で、被印刷体ウェブ１４は共通胴型印刷ユニット２の、
互いに向き合う２つのゴム胴１０、１３の間を貫通し、
さらに垂直に上方に送られ、そこで適当な仕方で案内さ
れる。
の実施例について詳細に説明する。図１の表現とは異な
り、上部および下部共通胴型印刷ユニット２、３のゴム
胴１０、１１、１２、１３は、それぞれの共通胴４もし
くは５と密接しておらず、これらの共通胴からそれぞれ
隔たっている。ゴム胴１０と１３および１１と１２は、
被印刷体ウェブ１４を間にはさんで互いに向き合ってい
る。被印刷体ウェブ１４は下から来て、２つのゴム胴１
１、１２の間を垂直に進む。次に、共通胴型印刷ユニッ
ト３の共通胴４が約１８０°のループで包囲される。さ
らに進むと、被印刷体ウェブ１４は、共通印刷ユニット
３の、互いに向き合う２つのゴム胴１０、１３を貫通す
る。それから被印刷体ウェブは、やはり垂直位置で、共
通胴型印刷ユニット２に進み、互いに向き合うゴム胴１
１、１２を貫通する。次に、本発明に従って形成されて
いる共通胴５が約１８０°のループで包囲される。次い
で、被印刷体ウェブ１４は共通胴型印刷ユニット２の、
互いに向き合う２つのゴム胴１０、１３の間を貫通し、
さらに垂直に上方に送られ、そこで適当な仕方で案内さ
れる。
【００２１】このように構成することにより、それぞれ
の共通胴型印刷ユニット２、３で被印刷体ウェブ１４の
それぞれの側に２色塗布されるため、合計４色印刷が行
われる。共通胴型印刷ユニット２、３が本質的に同一に
形成でき、同じ部材を使用するために構造が単純である
ことが得策である。さらに、被印刷体ウェブは印刷ユニ
ット装置内を最短距離で案内される。共通胴４にも本発
明に従い、冷却手段を設けることができる。
の共通胴型印刷ユニット２、３で被印刷体ウェブ１４の
それぞれの側に２色塗布されるため、合計４色印刷が行
われる。共通胴型印刷ユニット２、３が本質的に同一に
形成でき、同じ部材を使用するために構造が単純である
ことが得策である。さらに、被印刷体ウェブは印刷ユニ
ット装置内を最短距離で案内される。共通胴４にも本発
明に従い、冷却手段を設けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】２つの共通胴型印刷ユニットを有する本発明の
印刷ユニット装置の一実施例を模式的に示す側面図であ
る。
印刷ユニット装置の一実施例を模式的に示す側面図であ
る。
【図２】図１の実施例の共通胴型印刷ユニットを示す拡
大一部断面図である。
大一部断面図である。
１ 印刷ユニット装置 ２、３ 共通胴型印刷ユニット ４、５ 共通胴 ６、７、８、９ 印刷ユニット １０、１１、１２、１３ ゴム胴 １４ 被印刷体ウェブ １５、１６、１７、１８ ガイドローラ １９ 胴面 ２０ 往管 ２１ 復管 ２２ 空洞 ２３ 機枠 ２４ 軸受 ２５ 歯車 ２６ ジャーナル ２７ 中心パイプ ２８ 端部 ２９ スペーサ ３０ 環状管路
Claims (6)
- 【請求項１】 それぞれ1つの共通胴を有する共通胴型
印刷ユニットと、汚れ防止手段とを備え、前記共通胴型
印刷ユニットのうち第１の共通胴型印刷ユニットが被印
刷体ウェブの一方の側を印刷し、次いで第２の印刷ユニ
ットが被印刷体ウェブの他方の側を印刷し、前記汚れ防
止手段が第２の共通胴型印刷ユニットの共通胴と連携し
ておりインキの汚れを防止する、ウェブ印刷機の印刷ユ
ニット装置において、前記汚れ防止手段が、第２の共通
胴（５）の胴面（１９）を露点以下に冷却する冷却手段
として形成されていることを特徴とする印刷ユニット装
置。 - 【請求項２】 第２の共通胴（５）が、冷却手段の冷媒
が貫流している冷媒管路（空洞２２）を１つ以上有して
いる請求項１記載の印刷ユニット装置。 - 【請求項３】 前記冷媒管路が第２の共通胴（５）の胴
面（１９）の下方で螺旋状に延びている請求項１または
２に記載の印刷ユニット装置。 - 【請求項４】 第２の共通胴（５）の胴面（１９）が金
属からなる請求項１から３のいずれか１項に記載の印刷
ユニット装置。 - 【請求項５】 第２の共通胴（５）の胴面（１９）がク
ロムめっきされている請求項４記載の印刷ユニット装
置。 - 【請求項６】 特に請求項１から５のいずれか１項に記
載の印刷ユニット装置に応用するための、印刷機の圧胴
の胴面にインキが移るのを防止する方法において、胴面
（１９）が露点以下に冷却されることを特徴とする方
法。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| DE4231263A DE4231263A1 (de) | 1992-09-18 | 1992-09-18 | Druckwerksvorrichtung einer Rollendruckmaschine mit Abschmierverhinderungseinrichtung |
| DE4231263/9 | 1992-09-18 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06182963A true JPH06182963A (ja) | 1994-07-05 |
Family
ID=6468264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5230136A Pending JPH06182963A (ja) | 1992-09-18 | 1993-09-16 | ウェブの汚れ防止を行なう印刷ユニット装置および方法 |
Country Status (5)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5429051A (ja) |
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