JPH061828Y2 - ファイル用綴具 - Google Patents

ファイル用綴具

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JPH061828Y2
JPH061828Y2 JP2197589U JP2197589U JPH061828Y2 JP H061828 Y2 JPH061828 Y2 JP H061828Y2 JP 2197589 U JP2197589 U JP 2197589U JP 2197589 U JP2197589 U JP 2197589U JP H061828 Y2 JPH061828 Y2 JP H061828Y2
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holding
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leaf
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克己 金田
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克己 金田
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の分野〕 本考案は蝶番式のファイル用綴具に関し、詳しくはルー
ズリーフの綴穴に挿入し該ルーズリーフを保持する為の
保持部材の構造に関する。
〔従来技術の説明〕
第5図には、従来から使用される所謂キャップ式のポリ
プロピレン一体成型の蝶番式の綴具1が例示される。前
記綴具1は一般に、表紙部材(図示せず)の裏側に固定
する為の中央部材3と、該平中央部材3の長手方向の一
片に沿って蝶番自在に結合された2つの側方部材5及び
7と、によって構成され、前記2つの側方部材の5及び
7には夫々、それらを閉じた場合に相互に嵌合してルー
ズリーフを保持するようになっている保持部材が設けら
れる。しかしながら従来の保持部材は、第1図に図示さ
れる如く一方の側方部材7に設けた棒部材9と、他方の
側方部材5の対応位置に設けられそれ自身はルーズリー
フを保持する機能を有さない受け11とから構成されて
いることから、例えば綴込んだルーズリーフの中頃のペ
ージを取出し或は差し替えようとする場合は、それ以前
のページ分を一旦保持部材から抜出す必要がある。この
為、新たな綴込作業の為には、それら一旦抜き出したル
ーズリーフの綴穴を揃え直す手間を要する不便さがあっ
た。
ルーズリーフの各側から差し込む複数の綴環を具備する
金属製或いは硬質プラスチック製の、例えばリング式綴
具が従来から使用されている。然しこれは前述の手間は
解消するものの、そうした綴具は一般に複数の部材を組
合せた構造を有するために製造効率の低下及び製造コス
トの上昇をもたらす欠点がある。またそうした硬質のプ
ラスチック材料から作成した綴環は強度は大きいものの
取扱い時に破損し易い欠点がある。
簡単な構造で且つ前述の如き綴環と同様の保持性及び作
業性を有する保持部材を具備するプラスチック製の綴具
はこれまでなかった。
〔考案の目的〕
従って本考案の目的は、従来の硬質プラスチック製綴具
の綴環と同等の強度を有する保持部材を有し、そして従
来のポリプロピレン一体成型製品の前述の如き作業性の
悪さを改善し得る、ポリプロピレンで一体成型し得るフ
ァイル用綴具を提供することにある。
〔考案の概要及び作用効果〕
本考案によれば、中央板部材と、該中央板部材の長手方
向の第1の側辺に沿って蝶番運動自在に一体結合された
第1の側方板部材と、前記中央板部材の長手方向の第2
の側辺に沿って蝶番運動自在に一体結合された第2の側
方板部材と、を含むプラスチック製のファイル用綴具に
於て、 前記第1の側方板部材にはルーズリーフの綴
穴に嵌入させる為の筒形環状の第1の保持部材を設け、
前記第2の側方部材には前記ルーズリーフの綴穴に嵌入
させる為の先細棒状の第2の保持部材を設け、 前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材を入れ子式
に且つ相互に弾発的に係止自在に形成し、 前記第2の保持部材の先端部内側には、前記第1の保持
部材の先端部分を円滑に入れ込む為の切欠き部を設けた
ことを特徴とする前記ファイル用綴具が提供される。
本考案のファイル用綴具は、前述の如く第2の保持部材
に切欠き部を設けたことによって第1の保持部材の前記
第2の保持部材への円滑な入れ込みを可能とし、そして
そうした入れ込み構成によって各保持部材を実質的に等
しく且つ中央部材の横断方向幅寸法と等しい長さのもの
とし得ることから、綴込みしたルーズリーフの中頃或は
最終ページの抜き出し或は差替えに際しても、その前後
の全ての頁の保持を可能とする、作業性の高いポリプロ
ピレン一体成型のファイル用綴具を提供する。
〔実施例の説明〕
以下に、本考案を図面を参照して詳しくは説明する。
第1図には本考案の構造を具備するファイル用綴具1が
例示される。ファイル用綴具は、従来のそれと同様に表
紙部材(図示せず)の裏側に固定する為の中央部材3
と、該中央部材3の長手方向の各側に沿って一体的に結
合された第1の側方部材5及び第2の側方部材7と、を
含んでいる。本考案のファイル用綴具は、好ましくはポ
リプロピレンから一体成型される。前記中央部材3の長
手方向の各側付近には前記表紙部材に固定する為の固定
具(図示せず)を貫通する為の孔9が、そして前記第1
の側方部材5には同一目的の孔11が夫々設けられる。
第1の側方部材5には、第5図に参照番号9で示される
棒部材と同様の、ルーズリーフの綴穴に差し込みそれを
保持する為の一対の第1の保持部材13が設けられる。
該第1の保持部材13は第3図に示されるように環状で
あり、その先端部はテーパ状態の切欠き部15が形成さ
れる。第1の保持部材13は図示される如く、その先端
部から前記切欠き部後端17近辺までの内径部分がそこ
から基部19にかけてのそれよりも小さく形成され、そ
の境界部には肩21が形成される。前記切欠き部15の
第3図で上側の内面は後述する案内面23を形成する。
一方、前記第2の側方部材7には、前記第1の保持部材
と対応する位置に於て第2の保持部材25が一体成型さ
れる。該第2の保持部材25は、第2図に示される如く
好ましくは中実であり、胴部27と、前記第1の保持部
材13の先端部から前記切欠き部後端17近辺までの内
径部分よりもやや大きい直径を有する係合用膨出部29
と、差し込み部31とより構成される。前記第1の保持
部材は先端部33から基部19にかけての長さが前記中
央部材3の横断方向の幅lと概略等しくされる。
前記第1の保持部材及び第2の保持部材は閉じ具1を閉
じた状態に於て、以下に説明するようにして前者が後者
に入れ子式に差し込まれて、次いで相互に係合される。
即ち、先ず第4図に示されるように、第2の側方部材7
を矢印a方向に廻動するに従い、第2の保持部材25の
差し込み部31の先端が第1の保持部材13の切欠き部
分15を介して案内面23に当接される。次いで、差し
込み部31が撓みつつ第1の保持部材13中に入れ込ま
れ、係合用膨出部29が肩21に弾発的に係合されると
同時に、胴部27の端部35が第1の保持部材の切欠き
部後端17と当接する。第1の保持部材の先端部33は
第2の保持部材の胴部27の基部37と当接する。これ
により2つの保持部材は相互にしっかりと係合される。
第6図及び7図には本考案の第1及び第2の保持部材の
別態様が夫々例示される。これらは別態様に於ては、第
1の保持部材13′は肩21′を、そして第2の保持部
材25′に於ては係合用膨出部29′を夫々中間点とし
てその前後の長さが概略1:1となるように形成され
る。この場合、特に第1の保持部材13′の切欠き部1
5′の開口部が延長されることから、第2の保持部材2
5′の差し込み部31′のそこへの差し込みが一層容易
化される。
以上本考案を具体例を参照して説明したが、本考案の内
で多くの変更を成し得ることを理解されたい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案のファイル用綴具の斜視図である。 第2図は第1図の本考案のファイル用綴具の第2の保持
部材の断面図である。 第3図は本考案のファイル用綴具の第1の保持部材の断
面図である。 第4図は本考案のファイル用綴具を閉じる状態を表わす
側面図である。 第5図は従来のファイル用綴具の第1図と同様の斜視図
である。 第6図は第1の保持部材の別態様を表わす第3図と同様
の断面図である。 第7図は第2の保持部材の別態様を表わす第2図と同様
の断面図である。 尚、図中主な部分の名称は以下の通りである。 1:ファイル用綴具 3:中央部材 5:第1の側方部材 7:第2の側方部材 13:第1の保持部材 15:切欠き部 17:切欠き部後端 21:肩 23:案内面 25:第2の保持部材 27:胴部 29:係合用膨出部 33:先端部 35:端部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】中央板部材と、該中央板部材の長手方向の
    第1の側辺に沿って蝶番運動自在に一体結合された第1
    の側方板部材と、前記中央板部材の長手方向の第2の側
    辺に沿って蝶番運動自在に一体結合された第2の側方板
    部材と、を含むポリプロピレン製のファイル用綴具に於
    て、 前記第1の側方板部材にはリーズリーフの綴穴に嵌入さ
    せる為の筒形環状の第1の保持部材を設け、前記第2の
    側方板部材には前記ルーズリーフの綴穴に嵌入させる為
    の先細棒状の第2の保持部材を設け、 前記第1の保持部材及び前記第2の保持部材を入れ子式
    に且つ相互に弾発的に係止自在に形成し、 前記第1の保持部材の先端部内側には、前記第2の保持
    部材の先端部分を円滑に入れ込む為の切欠き部を設けた
    ことを特徴とする前記ファイル用を特徴とする前記ファ
    イル用綴具。
JP2197589U 1989-03-01 1989-03-01 ファイル用綴具 Expired - Lifetime JPH061828Y2 (ja)

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JP2197589U JPH061828Y2 (ja) 1989-03-01 1989-03-01 ファイル用綴具

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JP2197589U JPH061828Y2 (ja) 1989-03-01 1989-03-01 ファイル用綴具

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JPH02115489U JPH02115489U (ja) 1990-09-14
JPH061828Y2 true JPH061828Y2 (ja) 1994-01-19

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JP2197589U Expired - Lifetime JPH061828Y2 (ja) 1989-03-01 1989-03-01 ファイル用綴具

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JPH02115489U (ja) 1990-09-14

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