JPH06182838A - 型締装置の型厚調整装置 - Google Patents

型締装置の型厚調整装置

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JPH06182838A
JPH06182838A JP34255392A JP34255392A JPH06182838A JP H06182838 A JPH06182838 A JP H06182838A JP 34255392 A JP34255392 A JP 34255392A JP 34255392 A JP34255392 A JP 34255392A JP H06182838 A JPH06182838 A JP H06182838A
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    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1751Adjustment means allowing the use of moulds of different thicknesses

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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 機械的方式においてタイバーとハーフナット
のねじ噛合い位置を調整可能に構成することにより、価
格を低減すると同時に信頼性を向上することができる型
締装置の型厚調整装置を得る。 【構成】 型締ラム18の嵌挿部18a内に、第1およ
び第2の規制手段34、42を直列に設け、そして第1
規制手段のピストンロッド32は、第2規制手段のシリ
ンダ38室内へ出入自在に嵌挿し、第2規制手段のピス
トンロッド40は、型締シリンダ20に固定した支持ブ
ラケット45にねじ係合して、回動手段46を介して回
動することにより、型締ラムを型締シリンダに対して進
退、移動するよう構成する。一方、ハーフナット24に
は、タイバー係合部22aとハーフナットねじ部24a
との噛合い位置を検出する近接スイッチ44を設ける。
これにより、規制手段を協働させて型締ラムおよび型締
シリンダを相対的に移動させることにより、近接スイッ
チを介してタイバー係合部とハーフナットねじ部とを噛
合わせると共に型締寸法を設定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、射出成形機等の型締装
置であって、殊に型締シリンダとブーストシリンダとを
併用する形式の射出成形機等に使用する型締装置(複合
式型締装置)における型厚調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、型厚調整装置は、固定板に一端
部を係着して可動板を貫通するよう構成したタイバーか
らなる射出成形機構造において、タイバー上に設けたね
じもしくは溝等の係合部と、可動板に取付けたハーフナ
ットとを、選択的に係合させることにより、型厚に対応
した所定の型締寸法を設定するよう構成されている。
【0003】しかるに、このような構成において、係合
部とハーフナットを適正に係合させるためには、両者の
噛合い位置を調整しなければならないので、この種の装
置にはそのための噛合い位置調整装置が設けられてい
る。そして、このような噛合い位置調整装置としては、
一般に、型厚をアブソリュートタイプの位置検出器で測
定し、タイバーねじとハーフナットねじのピッチずれを
演算し、その差分だけハーフナットの位置を移動させる
方式(絶対位置測定方式)と、タイバーに段差を設け、
この段差にハーフナットに設けた受部が当接した時点で
ハーフナットを閉じる方式(機械的方式)とが知られて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、型厚調
整装置における前述した噛合い位置調整装置には、いず
れも、以下に述べるような難点があった。
【0005】すなわち、先ず、絶対位置測定方式におい
ては、当然のことながら構成が複雑となり、従ってまた
部品点数が増大し、このためコストが上昇する欠点を有
していた。また、この方式においては、ハーフナットの
移動にパルスモータ,チェーン,スプロケット等を使用
するが、作動中においてチェーン等に緩みを生じて噛合
い位置にずれを発生し、このため信頼性が損なわれる難
点も有していた。
【0006】一方、機械的方式においては、ねじの噛合
い位置合わせが機械的に行われるので、信頼性は向上す
るが、反面噛合い位置が一定であることから、型厚に合
わせて可動板をその都度移動操作しなければならない問
題が発生する。しかるに、従来の機械的方式において
は、前記操作が繁雑であるばかりではなく、可動板を進
退させるブーストシリンダが長大化し、このため高速機
にけるストロークが限定される大きな不利を招来してい
た。
【0007】更に、前記両方式においては、共に射出成
形時における荷重がそのまま係合部の前記ねじ噛合い部
に負荷された状態に保持されているので、ハーフナット
のスムーズな開閉操作が阻害される等の難点も有してい
た。
【0008】そこで、本発明の目的は、機械的方式にお
いてタイバーとハーフナットのねじ(係合部)噛合い位
置を調整可能に構成することにより、価格を低減すると
同時に信頼性を向上し、更にハーフナットの開閉操作を
スムーズに行うことができる型締装置の型厚調整装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、本発明に係る型締装置の型厚調整装置は、金型を
取付ける固定板および可動板と、可動板に一端部を固着
すると共に他端部にその中央部から突出する嵌挿部を有
する型締ラムと、型締ラムの前記嵌挿部を摺動自在に嵌
挿する開放中央穴部を有する型締シリンダと、固定板に
一端部を係着して可動板および型締シリンダを貫通し中
間部にねじもしくは溝等の係合部を有するタイバーと、
型締シリンダに取付けてタイバーの前記係合部に選択的
に係合するハーフナットと、可動板を進退させるブース
トシリンダとからなり、タイバーの前記係合部とハーフ
ナットのねじ部とを係合することにより型締寸法を型厚
に対応して設定してなる型締装置の型厚調整装置におい
て、型締ラムの前記嵌挿部内には、その内側から開放端
部へ向けて第1および第2のシリンダピストン規制手段
を直列に設け、第1規制手段のピストンロッドは第2規
制手段のシリンダ室内へ出入自在に嵌挿し、第2規制手
段のピストンロッドは型締シリンダに固定した支持ブラ
ケットに対して進退自在にねじ係合し、一方ハーフナッ
トには、タイバー係合部とハーフナットねじとの噛合い
位置を検出する近接スイッチを設け、前記第1および第
2の規制手段を協働させて型締ラムおよび型締シリンダ
を相対的に移動させることにより、近接スイッチを介し
てタイバー係合部とハーフナットねじ部とを噛合わせる
と共に前記型締寸法を設定するよう構成することを特徴
とする。
【0010】この場合、型締シリンダと型締ラムとの対
接部には、タイバー係合部とハーフナットねじ部との噛
合わせ時に隙間が形成されるよう構成する。また、第2
規制手段のピストンロッドには、これを回動することに
より型締ラムを型締シリンダに対して移動する回動手段
を設け、一方第1規制手段のピストン受圧面積は、第2
規制手段のピストン受圧面積より大きく設定する。更
に、型締ラムには、型締シリンダに対する移動手段を備
えることができる。
【0011】
【作用】タイバー係合部とハーフナットねじ部とは、そ
の噛合い位置を近接スイッチで検出し、そしてこの検出
した位置へ、型締シリンダ、すなわちハーフナットが、
第1および第2の規制手段を介して移動した上で、機械
的に、すなわち噛合い位置を絶対的に測定することな
く、噛合わされる。従って、装置を安価に構成し得ると
共に信頼性を向上することができる。しかも、この場
合、規制手段は型締シリンダの中央部に設け、ハーフナ
ット(タイバー)は型締シリンダの4隅部に設けるの
で、前記信頼性を一層向上することができる。更に、タ
イバー係合部とハーフナットねじ部との前記噛合い部に
負荷されている射出成形時の荷重は、型締ラムと型締シ
リンダとの間の隙間を規制手段を介して解消することに
より、効果的に緩衝される。従って、ハーフナットは容
易に開閉操作することができる。
【0012】
【実施例】次に、本発明に係る型締装置の型厚調整装置
の実施例につき、添付図面を参照しながら以下詳細に説
明する。
【0013】図1において、本発明の型厚調整装置の基
本的構成は、固定金型10および可動金型12をそれぞ
れ取付ける固定板14および可動板16と、可動板16
に一端部を固着すると共に他端部においてその中央部か
ら突出する嵌挿部18aを有する型締ラム18と、型締
ラム18の前記嵌挿部18aを摺動自在に嵌挿する開放
中央穴部20aを有する型締シリンダ20と、固定板1
4に一端部を係着して可動板16および型締シリンダ2
0を貫通し中間部にねじもしくは溝等の係合部22aを
有する4つのタイバー22と、型締シリンダ20に取付
けてタイバー22の前記係合部22aに選択的に係合す
る4組のハーフナット24と、可動板16(型締ラム1
8および型締シリンダ20も同時)に進退させるブース
トシリンダ26とから構成されている。
【0014】なお、可動板16と型締シリンダ20は、
ローラガイド16a、20bを介して機台上に支持され
ている。そして、ハーフナット24を駆動して(駆動装
置は図示されていない)、そのねじ部24aをタイバー
22の係合部22aと係合させることにより、型締シリ
ンダ20と可動板16との間の型締寸法Lを両金型1
0、12の型厚に対応して設定するよう構成されてい
る。
【0015】しかるに、本発明においては、更に型締ラ
ム18の嵌挿部18a内に、その内側から開放端部へ向
けて、それぞれシリンダ30、38およびピストン2
8、36からなる第1および第2の規制手段34、42
を直列に設ける。また、ハーフナット24の1つには、
タイバー係合部22aとハーフナットねじ部24aとの
噛合い位置を検出する近接スイッチ44を設ける。そし
て、第1規制手段34のピストンロッド32は、第2規
制手段42のシリンダ38室内へ出入自在に嵌挿し、第
2規制手段42のピストンロッド40は、型締シリンダ
20に固定した支持ブラケット45に対して進退自在に
ねじ係合するよう構成する。また、第2規制手段42の
ピストンロッド40には、これを回動することにより型
締ラム18を型締シリンダ20に対して進退、移動する
回動手段46(スプロケット48、チエーン50、モー
タ52)〔図2参照〕を設ける。一方、第1規制手段3
4のピストン28受圧面積は、第2規制手段42のピス
トン36受圧面積より大きく設定する。また、型締ラム
18には、型締シリンダ20に対する油圧室(移動手
段)54を備える。なお、これらの作動および機能は、
次に説明する型厚調整(金型交換)操作によって明らか
となるであろう。
【0016】そこで、以下に、このような構成からなる
本発明の型厚調整操作について説明する。なお、図1に
は、金型取付け(交換)前の状態が示されている。型厚
調整操作に際しては、先ず、回動手段46により第2規
制手段42のピストンロッド36を回動して、これを前
進限(例えば、リミットスイッチで規制する)まで前進
(図において右進)させ。次いで、シリンダ38の前部
油圧室38a内に圧油を導入して、型締ラム18を左進
させ、これを型締シリンダ20に対接させる。図1は、
この時の状態(A部において対接している)を示してい
る。
【0017】次いで、ブーストシリンダ26を介して可
動板16を前進(右進)させ、両金型12、10のパー
ティング面12a、10aを接触させる(図3参照)。
なお、この状態ではタイバー22の係合部(ねじ部)2
2aは、ハーフナット24のねじ部24aにほぼ近接し
ている。そして、その上で、例えば型厚調整スイッチ等
をON動作させる。次いで、油圧室(前進手段)54内
に圧油を導入して、型締シリンダ20を型締ラム18に
対して低速後退(左進)させ、そしてこの間において、
近接スイッチ44を介してタイバー係合部22aのねじ
の山谷を検出(ON動作)し、その1山目のON動作は
無視し、2山目のON動作にて型締シリンダ20の前記
後退を停止させると共に、ハーフナット24を閉じてそ
のねじ部24aをタイバー22の係合部22aに係合さ
せる。図3は、この時の状態を示している。すなわち、
A部には前記ねじ1山分以上の隙間t(その作用は後述
する)が介在した状態で、型締シリンダ20と可動板1
6との間に両金型10、12の型厚に対応した型締寸法
Lが設定される。
【0018】そして最後に、第1規制手段34のシリン
ダ後部油圧室30a内に圧油を導入し、ピストンロッド
32を、ピストン28の肩部がシリンダ30の底面に対
接する位置限まで左方へ突出させると共に、一方第2規
制手段のピストンロッド40を回動して右進させ、これ
を前記ピストンロッド32に対接させる。この時、ピス
トンロッド32は、後部油圧室30a内の圧油により後
退することはない。これにより、両規制手段34、42
(すなわち、型締ラム18と型締シリンダ20)をロッ
クする。図4は、この時の状態を示している。すなわ
ち、A部に隙間tが介在し、そして型締寸法Lが設定さ
れた状態で、型締ラム18と型締シリンダ20とがロッ
クされる。これにより、型厚調整操作は完了する。
【0019】このような状態(図4)において、金型1
0、12内に材料が射出され、そして現在使用の金型で
成形が完了すると、別の金型厚さでの成形へ移行するた
め、前述とはほぼ逆の操作を遂行する。すなわち、先
ず、後部油圧室30a内の圧油を排出してピストンロッ
ド32を右方へ後退させると共に、ピストンロッド40
を回動して左進させ、型締ラム18と型締シリンダ20
とのロックを解除する。次いで、ハーフナット24を開
いて、そのねじ部24aとタイバー係合部22aとの係
合を解除し、そしてブーストシリンダ26により可動板
16を後退(左進)させる。これにより、別の金型厚さ
での成形への移行操作は完了する。すなわち、射出成形
機は、図1の状態へ復帰する。
【0020】しかるに、本発明によれば、ハーフナット
24の前記開放操作において、型締シリンダ20(従っ
てハーフナット24)は、型締ラム18と型締シリンダ
20との間の隙間t分に相当する効果的な緩衝作用を有
するので、仮に成形時にバリが発生するような極めて過
大な荷重が負荷されている場合でも、ハーフナット24
は容易に開(閉)操作することができる。
【0021】このように、本発明によれば、タイバー係
合部とハーフナットねじ部とは、その噛合い位置を近接
スイッチで検出し、そしてこの検出した位置へ、型締シ
リンダ(すなわちハーフナット)が規制手段を介して移
動した上で、機械的に(すなわち、噛合い位置を絶対的
に測定することなく)噛合わされる。従って、装置を安
価に構成し得ると共に信頼性を向上することができる。
しかも、この場合、規制手段は型締シリンダの中央部に
設け、ハーフナット(タイバー)は型締シリンダの4隅
部に設けられるので、前記信頼性を一層向上することが
できる。更に、タイバー係合部とハーフナットねじ部と
の前記噛合い部に負荷されている射出成形時の荷重は、
型締ラムと型締シリンダとの間の隙間を規制手段を介し
て解消することにより、効果的に緩衝され、ハーフナッ
トの開閉操作を容易に達成できる利点が発揮される。
【0022】以上、本発明の好適な実施例について説明
したが、本発明は前記実施例に限定されることなく、そ
の精神を逸脱しない範囲内において多くの設計変更が可
能である。また、本発明は、射出成形機に限定されるこ
となく、この種の装置、例えばダイカストマシンやプレ
ス機等に対しても同様に適用し得ることは勿論である。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る型締
装置の型厚調整装置は、金型を取付ける固定板および可
動板と、可動板に一端部を固着すると共に他端部にその
中央部から突出する嵌挿部を有する型締ラムと、型締ラ
ムの前記嵌挿部を摺動自在に嵌挿する開放中央穴部を有
する型締シリンダと、固定板に一端部を係着して可動板
および型締シリンダを貫通し中間部にねじもしくは溝等
の係合部を有するタイバーと、型締シリンダに取付けて
タイバーの前記係合部に選択的に係合するハーフナット
と、可動板を進退させるブーストシリンダとからなり、
タイバーの前記係合部とハーフナットのねじ部とを係合
することにより型締寸法を型厚に対応して設定してなる
型締装置の型厚調整装置において、型締ラムの前記嵌挿
部内には、その内側から開放端部へ向けて第1および第
2のシリンダピストン規制手段を直列に設け、第1規制
手段のピストンロッドは第2規制手段のシリンダ室内へ
出入自在に嵌挿し、第2規制手段のピストンロッドは型
締シリンダに固定した支持ブラケットに対して進退自在
にねじ係合し、一方ハーフナットには、タイバー係合部
とハーフナットねじとの噛合い位置を検出する近接スイ
ッチを設け、前記第1および第2の規制手段を協働させ
て型締ラムおよび型締シリンダを相対的に移動させるこ
とにより、近接スイッチを介してタイバー係合部とハー
フナットねじ部とを噛合わせると共に前記型締寸法を設
定するよう構成することにより、タイバー係合部とハー
フナットねじ部とは、その噛合い位置を近接スイッチで
検出し、そしてこの検出し位置へ、型締シリンダ、すな
わちハーフナットが、規制手段を介して移動した上で、
機械的に、すなわち噛合い位置を絶対的に測定すること
なく、噛合わすことができる。
【0024】従って、装置を安価に構成構成することが
できると共に、信頼性を向上することができる。しか
も、この場合、規制手段は、型締シリンダの中央部に設
け、ハーフナット(タイバー)は型締シリンダの4隅部
に設けるので、前記信頼性を一層向上し得る利点が発揮
される。
【0025】更に、本発明においては、型締シリンダと
型締ラムとの対接部には、タイバー係合部とハーフナッ
トねじ部との噛合わせ時に隙間が形成されるよう構成し
得るので、タイバー係合部とハーフナットねじ部との噛
合い部に負荷されている射出成形時の荷重を、型締ラム
と型締シリンダとの間の隙間を規制手段により解消する
ことにより、効果的に緩衝することができる。従って、
ハーフナットの開閉操作を容易に達成できる利点が併せ
て発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る型締装置の型厚調整装置の一実施
例であって、金型取付け(交換)前の状態を示す一部断
面側面図である。
【図2】図1のII方向矢視図である。
【図3】図1に示す型厚調整装置においてハーフナット
がタイバーの係合部上に閉じられた時の状態を示す一部
断面側面図である。
【図4】図3に示す型厚調整装置において更に型締ラム
と型締シリンダとがロックされた時の状態を示す一部断
面側面図である。
【符号の説明】
10 固定金型 12 可動金型 10a,12a パーティング面 14固定板 16 可動板 16a ローラガイド 18 型締ラム 18a 嵌挿部 18b ローラガイド 20 型締シリンダ 20a 中央穴部 20b ローラガイド 22 タイバー 24 ハーフナット 24a ねじ部 26 ブーストシリンダ 28 ピストン 30 シリンダ 30a 後部油圧室 32 ピストンロッド 34 第1規制手段 36 ピストン 38 シリンダ 38a 前部油圧室 40 ピストンロッド 42 第2規制手段 44 近接スイッチ 45 支持ブラケット 46 回動手段 48 スプロケット 50 チエーン 52 モータ 54 油圧室(移動手段)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 金型を取付ける固定板および可動板と、
    可動板に一端部を固着すると共に他端部にその中央部か
    ら突出する嵌挿部を有する型締ラムと、型締ラムの前記
    嵌挿部を摺動自在に嵌挿する開放中央穴部を有する型締
    シリンダと、固定板に一端部を係着して可動板および型
    締シリンダを貫通し中間部にねじもしくは溝等の係合部
    を有するタイバーと、型締シリンダに取付けてタイバー
    の前記係合部に選択的に係合するハーフナットと、可動
    板を進退させるブーストシリンダとからなり、タイバー
    の前記係合部とハーフナットのねじ部とを係合すること
    により型締寸法を型厚に対応して設定してなる型締装置
    の型厚調整装置において、 型締ラムの前記嵌挿部内には、その内側から開放端部へ
    向けて第1および第2のシリンダピストン規制手段を直
    列に設け、第1規制手段のピストンロッドは第2規制手
    段のシリンダ室内へ出入自在に嵌挿し、第2規制手段の
    ピストンロッドは型締シリンダに固定した支持ブラケッ
    トに対して進退自在にねじ係合し、一方ハーフナットに
    は、タイバー係合部とハーフナットねじとの噛合い位置
    を検出する近接スイッチを設け、前記第1および第2の
    規制手段を協働させて型締ラムおよび型締シリンダを相
    対的に移動させることにより、近接スイッチを介してタ
    イバー係合部とハーフナットねじ部とを噛合わせると共
    に前記型締寸法を設定するよう構成することを特徴とす
    る型締装置の型厚調整装置。
  2. 【請求項2】 型締シリンダと型締ラムとの対接部に
    は、タイバー係合部とハーフナットねじ部との噛合わせ
    時に隙間が形成されるよう構成してなる請求項1記載の
    型締装置の型厚調整装置。
  3. 【請求項3】 第2規制手段のピストンロッドは、これ
    を回動することにより型締ラムを型締シリンダに対して
    移動する回動手段を有し、一方第1規制手段のピストン
    受圧面積は第2規制手段のピストン受圧面積より大きく
    設定してなる請求項1記載の型締装置の型厚調整装置。
  4. 【請求項4】 型締ラムは、型締シリンダに対する移動
    手段を備える請求項1記載の型締装置の型厚調整装置。
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Cited By (11)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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