JP2004314491A - 射出成形機等の型締装置 - Google Patents

射出成形機等の型締装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004314491A
JP2004314491A JP2003113034A JP2003113034A JP2004314491A JP 2004314491 A JP2004314491 A JP 2004314491A JP 2003113034 A JP2003113034 A JP 2003113034A JP 2003113034 A JP2003113034 A JP 2003113034A JP 2004314491 A JP2004314491 A JP 2004314491A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold clamping
mold
hydraulic
tie bar
moving
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2003113034A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4472939B2 (ja
Inventor
Takaki Miyauchi
隆紀 宮内
Jun Koike
純 小池
Makoto Nishizawa
誠 西沢
Yukio Iimura
幸生 飯村
Toshikazu Mochizuki
俊和 望月
Shigeru Takai
滋 高井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shibaura Machine Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Machine Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Machine Co Ltd filed Critical Toshiba Machine Co Ltd
Priority to JP2003113034A priority Critical patent/JP4472939B2/ja
Publication of JP2004314491A publication Critical patent/JP2004314491A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4472939B2 publication Critical patent/JP4472939B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

【課題】油圧ポンプを増設することなく、小流量の油圧によって射出プレス工程を行うことができる射出成形機等の型締装置を提供することにある。
【解決手段】固定金型3を有する固定盤1に、タイバー5を介して移動金型4を有する移動盤2を設け、この移動盤を型開閉用サーボモータ27によって移動させるとともに、移動盤の移動を所定位置において係止するための型締用ハーフナット33を設け、さらに、タイバーに設けたピストン部を嵌挿してタイバーを進退させる油圧型締シリンダ11を設けた型締装置において、固定盤にタイバーを介して移動盤を移動させるボールねじ19及びこのボールねじを駆動するサーボモータ17を設け、射出プレス工程の低圧時に、前記サーボモータ17を駆動してボールねじによってプレスし、射出プレス工程の高圧時に、油圧型締シリンダを駆動してプレスすることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、射出成形用金型に溶融樹脂を射出して成形品を成形する射出成形機等の型締装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
射出成形用金型に溶融樹脂を射出して成形品を成形する射出成形機等の型締装置は、固定金型を取付けた固定盤と、この固定盤にタイバーを介して移動金型を取付け、固定金型に対して進退自在な移動盤とを備えている。
【0003】
固定盤にはタイバーを進退させる油圧型締シリンダ及びタイバーを軸方向に進退させるタイバースライド用サーボモータを備えている。また、移動盤は、型開閉用サーボモータによってタイバー上において進退され、移動盤は所定位置において型締用ハーフナットによってタイバーに係止される。そして、射出プレス工程で、前記油圧型締シリンダを駆動して固定金型と移動金型とをプレスするようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
また、固定金型を取付けた固定盤と、この固定盤にタイバーを介して移動金型を取付け、前記固定金型に対して進退自在な移動盤と、この移動盤に突出して設けられた嵌挿部を有する型締ラムと、この型締ラムの嵌挿部を進退自在に嵌挿する油圧型締シリンダとを備え、射出プレス工程で、油圧型締シリンダに圧油し、型締ラムを介して移動盤を移動することにより、固定金型と移動金型とをプレスするようになっている(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
さらに、移動ダイプレートと固定ダイプレートとをダイバーを介して結合加圧する型締機構を備えている。この型締機構は大径シリンダと小径シリンダの2段型締シリンダと大径ラムと小径ラムを備え、大径シリンダ及び小径シリンダに適宜油圧を供給して固定金型と移動金型とをプレスするようになっている(例えば、特許文献3参照。)。
【0006】
【特許文献1】
特開平10−296739号公報
【0007】
【特許文献2】
特開平6−182838号公報
【0008】
【特許文献3】
特開2002−127216号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1及び2は、タイバースライド用サーボモータによってタイバーを進退させ、型締用ハーフナットとタイバーのねじ部との位相合わせを行い、型締用ハーフナットとタイバーのねじ部とが噛み合った後に、油圧型締シリンダを駆動して固定金型と移動金型とをプレスするようにしている。また、特許文献3は、小径シリンダに油圧を供給し、小径ラムによってタイバーを軸方向に移動させ、型締用ハーフナットとタイバーのねじ部との位相合わせを行い、型締用ハーフナットとタイバーのねじ部とが噛み合った後に、油圧型締シリンダを駆動して固定金型と移動金型とをプレスするようにしている。
【0010】
すなわち、いずれの特許文献も、射出プレス工程の低圧・低速時から高圧時まで油圧シリンダによってプレスしている。従って、射出プレス工程での油圧流量が多く、油圧ポンプを増設する必要があり、コストアップになるとともに、省エネに反する。また、油圧制御が複雑となるとともに、プレス位置制御の精度が悪いという問題がある。
【0011】
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、油圧ポンプを増設することなく、小流量の油圧によって射出プレス工程を行うことができ、省エネ化とコストダウン及び位置精度を向上できる射出成形機等の型締装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前述した目的を達成するために、請求項1は、固定金型を取付けた固定盤と、この固定盤にタイバーを介して移動金型を取付け、前記固定金型に対して進退自在な移動盤と、この移動盤を前記タイバー上において進退させる型開閉用サーボモータと、前記移動盤の移動を所定位置において係止するための型締用ハーフナットと、前記タイバーに設けたピストン部を嵌挿してタイバーを進退させる油圧型締シリンダとからなる射出成形機等の型締装置において、前記固定盤に前記タイバーを介して前記移動盤を移動させる送りねじ及びこの送りねじを駆動するハーフナット位置決め兼射出プレス用サーボモータを設け、射出プレス工程の低圧時に、前記ハーフナット位置決め兼射出プレス用サーボモータを駆動して前記送りねじによってプレスし、射出プレス工程の高圧時に、前記油圧型締シリンダを駆動してプレスすることを特徴とする。
【0013】
請求項2は、固定金型を取付けた固定盤と、この固定盤にタイバーを介して移動金型を取付け、前記固定金型に対して進退自在な移動盤と、この移動盤を前記タイバー上において進退させる型開閉用サーボモータと、前記移動盤の移動を所定位置において係止するための型締用ハーフナットと、前記移動盤に突出して設けられた嵌挿部を有する型締ラムと、この型締ラムの嵌挿部を進退自在に嵌挿する油圧型締シリンダとからなる射出成形機等の型締装置において、前記油圧型締シリンダに前記型締ラムを介して前記移動盤を移動させる送りねじ及びこの送りねじを駆動するハーフナット位置決め兼射出プレス用サーボモータを設け、射出プレス工程の低圧時に、前記ハーフナット位置決め兼射出プレス用サーボモータを駆動して前記送りねじによってプレスし、射出プレス工程の高圧時に、前記油圧型締シリンダを駆動してプレスすることを特徴とする。
【0014】
請求項3は、請求項1または2において、射出プレス工程の高圧時に、前記油圧型締シリンダと前記ハーフナット位置決め兼射出プレス用サーボモータの両方を駆動することを特徴とする。
【0015】
請求項4は、固定金型を取付けた固定盤と、この固定盤にタイバーを介して移動金型を取付け、前記固定金型に対して進退自在な移動盤と、この移動盤を前記タイバー上において進退させる型開閉用サーボモータと、前記移動盤の移動を所定位置において係止するための型締用ハーフナットとからなる射出成形機等の型締装置において、前記固定盤に前記タイバーを進退させる受圧面積の大きい油圧メインシリンダと受圧面積の小さい油圧サブシリンダを設け、射出プレス工程の低圧時に、前記油圧サブシリンダによってプレスし、射出プレス工程の高圧時に、前記油圧メインシリンダによってプレスすることを特徴とする。
【0016】
請求項1の構成によれば、固定金型と移動金型とがプレス量に相当する隙間を残して型締された後、射出成形機の射出ノズルから所定量の溶融樹脂を射出すると、溶融樹脂は樹脂通路を介してキャビティに充填される。
【0017】
溶融樹脂の充填が完了すると、射出プレス工程に入り、低圧プレス後、高圧プレスを行う。まず、低圧プレス時は、ハーフナット位置決め兼射出プレス用サーボモータが駆動し、送りねじによってタイバーを後退させ、移動盤を介して移動金型を固定金型に押圧してキャビティ内の溶融樹脂を加圧する。次に、油圧型締シリンダに圧油を導入し、タイバーを介して高圧型締力を発生させてキャビティ内の溶融樹脂を高圧でプレスする。
【0018】
請求項2の構成によれば、固定金型と移動金型とがプレス量に相当する隙間を残して型締された後、射出成形機の射出ノズルから所定量の溶融樹脂を射出すると、溶融樹脂は樹脂通路を介してキャビティに充填される。溶融樹脂の充填が完了すると、射出プレス工程に入り、低圧プレス後、高圧プレスを行う。まず、低圧プレス時は、ハーフナット位置決め兼射出プレス用サーボモータが駆動し、送りねじによって型締ラムを押圧すると、移動盤を介して移動金型を固定金型に押圧してキャビティ内の溶融樹脂を加圧する。次に、油圧型締シリンダに圧油を導入し、型締ラムを介して高圧型締力を発生させてキャビティ内の溶融樹脂を高圧でプレスする。
【0019】
請求項4の構成によれば、固定金型と移動金型とがプレス量に相当する隙間を残して型締された後、射出成形機の射出ノズルから所定量の溶融樹脂を射出すると、溶融樹脂は樹脂通路を介してキャビティに充填される。溶融樹脂の充填が完了すると、射出プレス工程に入り、低圧プレス後、高圧プレスを行う。まず、低圧プレス時は、油圧サブシリンダに圧油が導入され、サブピストン部が移動すると、タイバーを介して移動盤を移動させ、移動金型を固定金型に押圧してキャビティ内の溶融樹脂を加圧する。次に、油圧メインシリンダに圧油が導入され、メインピストン部が移動すると、タイバーを介して移動盤を移動させ、高圧型締力を発生させてキャビティ内の溶融樹脂を高圧でプレスする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
図1は第1の実施形態を示し、図1は射出成形機の型締装置の縦断側面図である。図中、1は固定盤であり、2は移動盤である。固定盤1には固定金型3が取付けられ、移動盤2には固定金型3に対して対向する移動金型4が取付けられている。固定盤1には複数本のタイバー5が突出して設けられ、これらタイバー5上を移動盤2が進退自在に移動するようになっている。
【0022】
固定金型3には射出成形機(図示しない)の射出ノズル6と接合するノズルタッチ面7が設けられ、このノズルタッチ面7は樹脂通路8を介して固定金型3と移動金型4との間に設けられたキャビティ9と連通している。また、固定盤1には射出ノズル6が進退可能に開口する開口部10が設けられている。
【0023】
前記固定盤1のタイバー5との結合部には油圧型締シリンダ11が設けられている。この油圧型締シリンダ11にはタイバー5の基端部に一体に設けられたピストン部12が嵌挿され、油圧型締シリンダ11の内部はピストン部12を挟んで型締め側室13aと型開き側室13bとに区画されている。
【0024】
さらに、ピストン部12の基端部は油圧型締シリンダ11の仕切り壁14を貫通して位置決めボックス15内に突出している。位置決めボックス15にはハーフナット位置決め兼射出プレス用サーボモータ(以下、第1のサーボモータという)17が取付けられている。また、位置決めボックス15の背面にはピストン部12と同軸的に軸受18が設けられ、この軸受18には送りねじとしてのボールねじ19のねじ軸20が回転自在に支持されている。ねじ軸20の基端部は位置決めボックス15の背面から突出しており、この突出部には従動プーリ21が嵌着されている。
【0025】
前記サーボモータ17には駆動プーリ22が設けられ、この駆動プーリ22と従動プーリ21との間にはタイミングベルト23が掛け渡され、ボールねじ19のねじ軸20が回転するようになっている。ねじ軸20の先端部にはねじ部24が設けられ、このねじ部24はピストン部12の軸心部に嵌着されたナット部25と螺合している。従って、ボールねじ19によってねじ軸20の回転運動がナット部25を介して直線運動に変換されるようになっている。
【0026】
また、固定盤1にはブラケット26を介して複数の型開閉用サーボモータ(以下、第2のサーボモータという)27が設けられている。このサーボモータ27の回転軸28にはねじ部29が設けられている。ねじ部29にはナット部30が螺合され、このナット部30は前記移動盤2に固定され、ボールねじとしての送りねじ31が構成されている。従って、第2のサーボモータ27の駆動によってねじ部29が回転することにより、ナット部30を介して移動盤2が固定盤1に対して進退し、固定金型3に対して移動金型4が型開閉するようになっている。
【0027】
前記タイバー5は移動盤2を貫通して突出しており、このタイバー5の外周面にはねじ山または環状溝からなる係合溝5aが設けられている。さらに、移動盤2の背面側には開閉シリンダ32によって開閉し、タイバー5の係合溝5aと係脱する型締用ハーフナット33が設けられている。
【0028】
次に、前述のように構成された射出成形機の型締装置の作用について説明する。固定金型3と移動金型4の取付け及び型厚調整作業時は開閉シリンダ32によって型締用ハーフナット33とタイバー5の係合溝5aとは噛み合い関係は解除されている。
【0029】
次に、第2のサーボモータ27の駆動によって型閉じ動作を行う。この場合、型閉め限で、開閉シリンダ32によって型締用ハーフナット33が閉じ、タイバー5の係合溝5aと噛み合ってタイバー5に対して移動盤2が係合状態となる。
【0030】
このとき、型締用ハーフナット33とタイバー5の係合溝5aとが適正に噛み合えば良いが、双方のピッチのずれ等によって噛み合わない場合、第1のサーボモータ17が駆動する。すなわち、第1のサーボモータ17の駆動によってボールねじ19がピストン部12を介してタイバー5を前進微動させ、型締用ハーフナット33とタイバー5の係合溝5aとが適正に噛み合った位置で、第1のサーボモータ17を停止させる。
【0031】
このとき、タイバー5の位置を位置検出手段(図示しない)によって読み取って記憶させる。その後の成形運転において、移動盤2による金型の前進限では、タイバー5が常にこの位置にあるように、第1のサーボモータ17が制御される。このようにして、型厚調整作業が完了する。
【0032】
前述したように、型締用ハーフナット33の噛み合い位置調整を行った後、第2のサーボモータ27を駆動して移動盤2を前進させ、その前進限近傍の任意の位置に到達してから第1のサーボモータ17を駆動してボールねじ19によってタイバー5を後退(図中右方向)を開始し、第2のサーボモータ27と第1のサーボモータ17の速度を制御してその相対速度を同期させる(すなわち、相対速度が0となるようにする。)。そして、移動盤2とタイバー5の前進速度が同期し、特定位置においての相対速度が0のときに、型締用ハーフナット33を閉じてタイバー5の係合溝5aと噛み合わせる。
【0033】
このようにして型締用ハーフナット33の噛み合い位置調整を行った後、型締動作を含む射出プレス工程に入る。まず、第2のサーボモータ27が駆動して移動盤2を前進移動させ、移動盤2が型閉め限近傍の任意の位置に到達すると、前以て記憶した位置より左方向に位置していたタイバー5を第1のサーボモータ17の駆動により、後退(図中右方向)を開始し、それぞれ各サーボモータ17,27の速度を制御して移動盤2とタイバー5との相対速度を演算して同期させる(すなわち、相対速度が0となるようにする。)。
【0034】
そして、予め定めた位置で、移動盤2とタイバー5の右方向移動速度が同期したら、型締用ハーフナット33とタイバー5の係合溝5aの噛み合いを検出する。噛み合いが適正な位置にあるならば、相対速度が0になるように速度制御を保持したまま、型締用ハーフナット33を閉じてタイバー5の係合溝5aとを噛み合わせる。噛み合いが完了し、移動盤2が型閉め限に達すると、タイバー5の位置を位置検出器(図示しない)により読み取り、前述した型厚調整時に記憶したタイバー5の位置と比較する。比較結果が一致していれば、型締・射出プレス動作に入る。
【0035】
固定金型3と移動金型4とが図1に示すようにプレス量に相当する隙間gを残して型締された後、射出成形機の射出ノズル6から所定量の溶融樹脂を射出すると、溶融樹脂は樹脂通路8を介してキャビティ9に充填される。
【0036】
溶融樹脂の充填が完了すると、射出プレス工程に入り、低圧プレス後、高圧プレスを行う。まず、低圧プレス時は、第1のサーボモータ17が駆動し、ボールねじ19によってタイバー5を後退(図中右方向)させ、移動盤2を介して移動金型4を固定金型3に押圧してキャビティ9内の溶融樹脂を加圧する。
【0037】
次に、油圧型締シリンダ11の型締め側室13aに圧油を導入し、タイバー5を介して高圧型締力を発生させてキャビティ9内の溶融樹脂を高圧でプレスし、プレス量に相当する隙間gをゼロにする。そして、保圧及び冷却工程を経て成形品が成形される。なお、油圧型締シリンダ11による高圧プレス時に第1のサーボモータ17の駆動を継続してもよく、停止させてもよい。
【0038】
成形品の成形後、型開工程に入り、油圧型締シリンダ11の型開き側室13bの圧油を導入する一方、第2のサーボモータ27が駆動し、ボールねじ31によって移動盤2を前進(図中左方向)させると、固定金型3と移動金型4とが型開きし、成形品を取り出すことができる。また、型開き中に型締用ハーフナット33とタイバー5の係合溝5aとの噛み合いを解除する。同時に、第1のサーボモータ17を逆転駆動してタイバー5を左方向に移動させ、射出成形の1サイクル動作を完了する。
【0039】
第1の実施形態によれば、射出プレス工程の低圧プレス時に第1のサーボモータとボールねじによって駆動することにより、プレス時の位置精度が向上するとともに、高圧プレス時のみ油圧型締シリンダを使用するので油圧ポンプ等を増設する必要がない。
【0040】
図2は第2の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。複数本のタイバー5に支持された移動盤2の背面側には油圧型締シリンダ40が設けられている。この油圧型締シリンダ40には移動盤2の背面側に開口する油圧室41が設けられ、この油圧室41には型締ラム42が進退自在に嵌挿されている。この型締ラム42の先端部は移動盤2に連結されている。
【0041】
油圧型締シリンダ40には油圧室41と直列的に段付き貫通穴43が設けられ、この貫通穴43にはボールねじとしての送りねじ44を構成するねじ軸45が進退自在に挿入されている。そして、ねじ軸45の一端部にはフランジ部45aが設けられ、このフランジ部45aは型締ラム42に連結されている。ねじ軸45の他端部には油圧型締シリンダ40の後方へ突出しており、突出部にはねじ部46が形成されている。このねじ部46にはボールねじ44を構成するナット部47が螺合され、このナット部47には従動プーリ48が一体的に嵌着されている。
【0042】
油圧型締シリンダ40にはブラケット49によってハーフナット位置決め兼射出プレス用サーボモータ(以下、第1のサーボモータという)50が設けられている。この第1のサーボモータ50には駆動プーリ51が設けられ、この駆動プーリ51と従動プーリ48との間にはタイミングベルト52が掛け渡されている。
従って、第1のサーボモータ50の駆動によって送りねじ44のナット部47が回転し、このナット部47の回転が直線運動に変換されてねじ軸45が軸方向に進退移動するようになっている。
【0043】
次に、前述のように構成された射出成形機の型締装置の作用について説明する。第1の実施形態と同様の作用によって固定金型3と移動金型4とが図2に示すようにプレス量に相当する隙間gを残して型締された後、射出成形機の射出ノズル6から所定量の溶融樹脂を射出すると、溶融樹脂は樹脂通路8を介してキャビティ9に充填される。
【0044】
溶融樹脂の充填が完了すると、射出プレス工程に入り、低圧プレス後、高圧プレスを行う。まず、低圧プレス時は、第1のサーボモータ50が駆動し、ボールねじ44によって型締めラム42を図中右方向に押圧すると、移動盤2を介して移動金型4を固定金型3に押圧してキャビティ9内の溶融樹脂を加圧する。
【0045】
次に、油圧型締シリンダ40の油圧室41に圧油を導入し、型締ラム42を介して高圧型締力を発生させてキャビティ9内の溶融樹脂を高圧でプレスし、プレス量に相当する隙間gをゼロにする。そして、保圧及び冷却工程を経て成形品が成形される。なお、油圧型締シリンダ40による高圧プレス時に第1のサーボモータ50の駆動を継続してもよく、停止させてもよい。
【0046】
成形品の成形後、型開工程に入り、油圧型締シリンダ40の油圧室41の油圧を排出する一方、第2のサーボモータ27が駆動し、ボールねじ31によって移動盤2を左方向に移動させると、固定金型3と移動金型4とが型開きし、成形品を取り出すことができる。また、型開き中に型締用ハーフナット33とタイバー5の係合溝5aとの噛み合いを解除する。同時に、第1のサーボモータ50を逆転駆動して型締ラム42を左方向に後退させ、射出成形の1サイクル動作を完了する。
【0047】
第2の実施形態によれば、射出プレス工程の低圧プレス時に第1のサーボモータとボールねじによって駆動することにより、プレス時の位置精度が向上するとともに、高圧プレス時のみ油圧型締シリンダを使用するので油圧ポンプ等を増設する必要がない。
【0048】
また、第1と第2の実施形態において、第1のサーボモータとボールねじとの動力伝達に、プーリとベルトを使用したが、歯車によって動力伝達させてもよく、またボールねじに限定されず、回転運動を直線運動に変換するものであれば、ねじまたは遊星ローラねじ等の送りねじ機構であってもよい。
【0049】
図3は第3の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。
【0050】
前記固定盤1のタイバー5との結合部には油圧メインシリンダ61が設けられている。この油圧メインシリンダ61にはタイバー5の基端部に一体に設けられたメインピストン部62が嵌挿され、油圧メインシリンダ61の内部はメインピストン部62を挟んで型締め側室63aと型開き側室63bとに区画されている。
【0051】
さらに、タイバー5の基端部は油圧メインシリンダ61の仕切り壁64を貫通して油圧サブシリンダ65内に突出している。油圧サブシリンダ65にはタイバー5と一体にサブピストン部66が設けられている。油圧サブシリンダ65の内部はサブピストン部66を挟んで型締め側室67aと型開き側室67bとに区画されている。
【0052】
次に、前述のように構成された射出成形機の型締装置の作用について説明する。第1の実施形態と同様の作用によって固定金型3と移動金型4とが図3に示すようにプレス量に相当する隙間gを残して型締された後、射出成形機の射出ノズル6から所定量の溶融樹脂を射出すると、溶融樹脂は樹脂通路8を介してキャビティ9に充填される。
【0053】
溶融樹脂の充填が完了すると、射出プレス工程に入り、低圧プレス後、高圧プレスを行う。まず、低圧プレス時は、油圧サブシリンダ65の型締め側室67aに圧油が導入され、サブピストン部66が図中右方向に移動すると、タイバー5を介して移動盤2を右方向に移動させ、移動金型4を固定金型3に押圧してキャビティ9内の溶融樹脂を加圧する。
【0054】
次に、油圧メインシリンダ61の型締め側室63aに圧油が導入され、メインピストン部62が図中右方向に移動すると、タイバー5を介して移動盤2を右方向に移動させ、高圧型締力を発生させてキャビティ9内の溶融樹脂を高圧でプレスし、プレス量に相当する隙間gをゼロにする。そして、保圧及び冷却工程を経て成形品が成形される。なお、油圧メインシリンダ61による高圧プレス時に油圧サブシリンダ65の駆動を継続してもよく、停止させてもよい。
【0055】
成形品の成形後、型開工程に入り、油圧メインシリンダ61の型締め側室63aの油圧を排出する一方、型開き側室63bに油圧を供給し、タイバー5を介して移動盤2を左方向に移動させると、固定金型3と移動金型4とが型開きし、成形品を取り出すことができる。また、型開き中に型締用ハーフナット33とタイバー5の係合溝5aとの噛み合いを解除し、射出成形の1サイクル動作を完了する。
【0056】
第3の実施形態によれば、射出プレス工程の高圧プレス時のみ油圧メインシリンダ61を使用するので油圧ポンプ等を増設する必要がない。
【0057】
なお、射出成形機の型締装置について説明したが、例えば、ダイカストマシーンやプレス機等においても同様に適用できる。
【0058】
なお、この発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合わせてもよい。
【0059】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、油圧ポンプを増設することなく、小流量の油圧によって射出プレス工程を行うことができ、省エネ化とコストダウン及びプレス時の位置精度を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す射出成形機の型締装置の縦断側面図。
【図2】この発明の第2の実施形態を示す射出成形機の型締装置の縦断側面図。
【図3】この発明の第3の実施形態を示す射出成形機の型締装置の縦断側面図。
【符号の説明】
1…固定盤、2…移動盤、3…固定金型、4…移動金型、5…タイバー、11…油圧型締シリンダ、17…第1のサーボモータ(ハーフナット位置決め兼射出プレス用サーボモータ)、19…ボールねじ(送りねじ)、27…第2のサーボモータ(型開閉用サーボモータ)、33…型締用ハーフナット、40…油圧型締用シリンダ、44…ボールねじ(送りねじ)、50…第1のサーボモータ(ハーフナット位置決め兼射出プレス用サーボモータ)、61…油圧メインシリンダ、65…油圧サブシリンダ

Claims (4)

  1. 固定金型を取付けた固定盤と、この固定盤にタイバーを介して移動金型を取付け、前記固定金型に対して進退自在な移動盤と、この移動盤を前記タイバー上において進退させる型開閉用サーボモータと、前記移動盤の移動を所定位置において係止するための型締用ハーフナットと、前記タイバーに設けたピストン部を嵌挿してタイバーを進退させる油圧型締シリンダとからなる射出成形機等の型締装置において、
    前記固定盤に前記タイバーを介して前記移動盤を移動させる送りねじ及びこの送りねじを駆動するハーフナット位置決め兼射出プレス用サーボモータを設け、射出プレス工程の低圧時に、前記ハーフナット位置決め兼射出プレス用サーボモータを駆動して前記送りねじによってプレスし、
    射出プレス工程の高圧時に、前記油圧型締シリンダを駆動してプレスすることを特徴とする射出成形機等の型締装置。
  2. 固定金型を取付けた固定盤と、この固定盤にタイバーを介して移動金型を取付け、前記固定金型に対して進退自在な移動盤と、この移動盤を前記タイバー上において進退させる型開閉用サーボモータと、前記移動盤の移動を所定位置において係止するための型締用ハーフナットと、前記移動盤に突出して設けられた嵌挿部を有する型締ラムと、この型締ラムの嵌挿部を進退自在に嵌挿する油圧型締シリンダとからなる射出成形機等の型締装置において、
    前記油圧型締シリンダに前記型締ラムを介して前記移動盤を移動させる送りねじ及びこの送りねじを駆動するハーフナット位置決め兼射出プレス用サーボモータを設け、
    射出プレス工程の低圧時に、前記ハーフナット位置決め兼射出プレス用サーボモータを駆動して前記送りねじによってプレスし、
    射出プレス工程の高圧時に、前記油圧型締シリンダを駆動してプレスすることを特徴とする射出成形機等の型締装置。
  3. 射出プレス工程の高圧時に、前記油圧型締シリンダと前記ハーフナット位置決め兼射出プレス用サーボモータの両方を駆動することを特徴とする請求項1または2記載の射出成形機等の型締装置。
  4. 固定金型を取付けた固定盤と、この固定盤にタイバーを介して移動金型を取付け、前記固定金型に対して進退自在な移動盤と、この移動盤を前記タイバー上において進退させる型開閉用サーボモータと、前記移動盤の移動を所定位置において係止するための型締用ハーフナットとからなる射出成形機等の型締装置において、
    前記固定盤に前記タイバーを進退させる受圧面積の大きい油圧メインシリンダと受圧面積の小さい油圧サブシリンダを設け、
    射出プレス工程の低圧時に、前記油圧サブシリンダによってプレスし、
    射出プレス工程の高圧時に、前記油圧メインシリンダによってプレスすることを特徴とする射出成形機等の型締装置。
JP2003113034A 2003-04-17 2003-04-17 射出成形機の型締装置 Expired - Fee Related JP4472939B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003113034A JP4472939B2 (ja) 2003-04-17 2003-04-17 射出成形機の型締装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003113034A JP4472939B2 (ja) 2003-04-17 2003-04-17 射出成形機の型締装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004314491A true JP2004314491A (ja) 2004-11-11
JP4472939B2 JP4472939B2 (ja) 2010-06-02

Family

ID=33473091

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003113034A Expired - Fee Related JP4472939B2 (ja) 2003-04-17 2003-04-17 射出成形機の型締装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4472939B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006289860A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Toshiba Mach Co Ltd 型締装置
US7416403B2 (en) * 2005-04-13 2008-08-26 Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha Die clamping unit
US7566214B2 (en) 2004-01-30 2009-07-28 Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha Die clamping unit and die clamping method
CN101870160A (zh) * 2010-03-30 2010-10-27 浙江大学 用于注塑机的泵-阀复合控制液压系统及其控制方法
WO2020049719A1 (ja) 2018-09-07 2020-03-12 U-Mhiプラテック株式会社 電動機駆動装置

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103286928B (zh) * 2012-05-22 2015-09-23 上海云静企业发展有限公司 精密注塑机锁模机构

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04332616A (ja) * 1991-05-07 1992-11-19 Sodick Co Ltd 射出成形機の電気油圧式型締装置
JPH06182838A (ja) * 1992-12-22 1994-07-05 Toshiba Mach Co Ltd 型締装置の型厚調整装置
JPH07132517A (ja) * 1993-11-11 1995-05-23 Toyo Mach & Metal Co Ltd 成形機の型締装置
JPH09248845A (ja) * 1996-03-15 1997-09-22 Ube Ind Ltd 射出低圧成形装置および方法
JP2002127216A (ja) * 2000-10-23 2002-05-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 型締装置及びその型締方法並びに同装置を用いた型厚調整方法
JP2002225103A (ja) * 2001-01-29 2002-08-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 射出成形機の油圧型締装置及び型締方法並びに同装置と方法を用いた型厚調整装置及び方法

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04332616A (ja) * 1991-05-07 1992-11-19 Sodick Co Ltd 射出成形機の電気油圧式型締装置
JPH06182838A (ja) * 1992-12-22 1994-07-05 Toshiba Mach Co Ltd 型締装置の型厚調整装置
JPH07132517A (ja) * 1993-11-11 1995-05-23 Toyo Mach & Metal Co Ltd 成形機の型締装置
JPH09248845A (ja) * 1996-03-15 1997-09-22 Ube Ind Ltd 射出低圧成形装置および方法
JP2002127216A (ja) * 2000-10-23 2002-05-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 型締装置及びその型締方法並びに同装置を用いた型厚調整方法
JP2002225103A (ja) * 2001-01-29 2002-08-14 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 射出成形機の油圧型締装置及び型締方法並びに同装置と方法を用いた型厚調整装置及び方法

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7566214B2 (en) 2004-01-30 2009-07-28 Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha Die clamping unit and die clamping method
US7867415B2 (en) 2004-01-30 2011-01-11 Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha Die clamping method
JP2006289860A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Toshiba Mach Co Ltd 型締装置
US7416403B2 (en) * 2005-04-13 2008-08-26 Toshiba Kikai Kabushiki Kaisha Die clamping unit
JP4673119B2 (ja) * 2005-04-13 2011-04-20 東芝機械株式会社 型締装置
CN101870160A (zh) * 2010-03-30 2010-10-27 浙江大学 用于注塑机的泵-阀复合控制液压系统及其控制方法
CN101870160B (zh) * 2010-03-30 2013-05-29 浙江大学 用于注塑机的泵-阀复合控制液压系统及其控制方法
WO2020049719A1 (ja) 2018-09-07 2020-03-12 U-Mhiプラテック株式会社 電動機駆動装置
US11159107B2 (en) 2018-09-07 2021-10-26 U-Mhi Platech Co., Ltd. Motor driving apparatus

Also Published As

Publication number Publication date
JP4472939B2 (ja) 2010-06-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7867415B2 (en) Die clamping method
US7316259B2 (en) Diecasting machine
JP5637447B2 (ja) 射出成形機の型締装置と押出方法
JP5384044B2 (ja) ダイカストマシン
US20060246172A1 (en) Die clamping unit
KR20060120468A (ko) 클램핑 장치 및 몰딩 기계
JP6457750B2 (ja) 成形装置
JP3481820B2 (ja) 射出成形機等の複合型締装置
EP1034912B1 (en) Thermoplastic resin injection molding machine
JP4472939B2 (ja) 射出成形機の型締装置
JP2000190370A (ja) 射出成形機等の型締装置
JP4199585B2 (ja) 射出成形機等の型締装置及びコアバック方法
WO2009079748A1 (en) An ejector assembly for ejecting parts from a mold
JP5616624B2 (ja) 型締装置及びその制御方法
JP4164980B2 (ja) 型締装置
JP5654327B2 (ja) ダイカストマシン及びダイカストマシンの増圧制御方法
JP4646695B2 (ja) ダイカストマシン
JPH06126789A (ja) 射出圧縮成形機
JP5279689B2 (ja) ダイカストマシン
JP7194157B2 (ja) 押出装置及び成形機
JP7194156B2 (ja) 押出装置及び成形機
JPH08174612A (ja) 型締装置
JP2004351896A (ja) 型締装置
JP4628751B2 (ja) プリプラ式射出装置及びこの装置における漏出樹脂の排出方法
JPH06126790A (ja) 射出圧縮成形機の圧縮制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060228

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080201

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100223

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100304

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4472939

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees