JP2004351896A - 型締装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】鋸歯ピッチ公差が不要となり、1つの鋸歯を高精度に面加工するだけで済むため、加工工数が大幅に低減され、コストダウンを図ることができる型締装置を提供することにある。
【解決手段】固定金型3を取付けた固定ダイ1と、この固定ダイに複数のリング状鋸歯を有するタイバー5を介して移動金型4を取付け、固定金型に対して進退自在な移動ダイ2と、この移動ダイをタイバー上において進退させる移動手段と、この移動手段の移動を所定位置において係止する鋸歯17を有する型締用ハーフナット16とからなる型締装置において、型締用ハーフナット16の鋸歯形状が、型締時は複数の鋸歯17で受け、型開放時は1つの鋸歯17で受ける構造としたことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】固定金型3を取付けた固定ダイ1と、この固定ダイに複数のリング状鋸歯を有するタイバー5を介して移動金型4を取付け、固定金型に対して進退自在な移動ダイ2と、この移動ダイをタイバー上において進退させる移動手段と、この移動手段の移動を所定位置において係止する鋸歯17を有する型締用ハーフナット16とからなる型締装置において、型締用ハーフナット16の鋸歯形状が、型締時は複数の鋸歯17で受け、型開放時は1つの鋸歯17で受ける構造としたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、射出成形用金型に溶融樹脂を射出して成形品を成形する射出成形機等の型締装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
射出成形用金型に溶融樹脂を射出して成形品を成形する射出成形機等の型締装置は、固定金型を取付けた固定ダイと、この固定ダイに平行する複数本のタイバーを介して移動金型を取付け、固定金型に対して進退自在な移動ダイとを備えている。
【0003】
固定ダイにはタイバーを進退させる油圧型締シリンダ及びタイバーを軸方向に進退させるタイバースライド用サーボモータを備えている。また、移動ダイは、型開閉用サーボモータとこのサーボモータによって駆動するボールねじによってタイバー上において進退され、移動ダイは所定位置において型締用ハーフナットの鋸歯がタイバーのリング状鋸歯に係止される。そして、射出プレス工程で、前記油圧型締シリンダを駆動して固定金型と移動金型とをプレスするようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−296739号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献1に示す、型締装置は、図5に示すように、タイバーaに複数のリング状鋸歯bが設けられ、型締用ハーフナットcにリング状鋸歯bに係止する鋸歯dが設けられている。タイバーaのリング状鋸歯bは、型開放力Aを受ける面がタイバーaの軸心に対して傾斜するテーパ面eと型締力Bを受ける面がタイバーaの軸心に対して垂直の平面fとから形成されている。
【0006】
また、型締用ハーフナットcの鋸歯dも、型開放力Aを受ける面が型締用ハーフナットcの軸心に対して傾斜するテーパ面gと型締力Bを受ける面が型締用ハーフナットcの軸心に対して垂直の平面hとから形成されている。
【0007】
そして、型締時にはリング状鋸歯bと鋸歯dの平面f,hが係合し、型開放時にはリング状鋸歯bと鋸歯dのテーパ面e,gが係合するようになっており、型締時及び型開放時の型締力B及び型開放力Aを型締用ハーフナットcの全歯の鋸歯dで受けていた。
【0008】
図6は、基本的には図5の場合と同様であり、タイバーa’のリング状鋸歯b’及び型締用ハーフナットc’の鋸歯d’の両面が平面の場合であり、型締時及び型開放時の型締力B及び型開放力Aを型締用ハーフナットc’の全歯の鋸歯d’で受けていた。
【0009】
しかしながら、前述したように、型締用ハーフナットc,c’の全歯で開放力を受ける構造であると、型締用ハーフナットc,c’の全歯に寸法公差と高精度の面加工が必要であり、加工工数が掛かることからコストアップの原因となっている。
【0010】
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、型締用ハーフナットが開放力を受け面を鋸歯の1つとし、鋸歯のピッチ交差が不要となり、加工工数が大幅に削減でき、コストダウンを図ることができる型締装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前述した目的を達成するために、請求項1は、固定金型を取付けた固定ダイと、この固定ダイに複数のリング状鋸歯を有するタイバーを介して移動金型を取付け、前記固定金型に対して進退自在な移動ダイと、この移動ダイを前記タイバー上において進退させる移動手段と、この移動手段の移動を所定位置において係止する鋸歯を有する型締用ハーフナットとからなる型締装置において、前記型締用ハーフナットの鋸歯形状が、型締時は複数の鋸歯で受け、型開放時は1つの鋸歯で受ける構造としたことを特徴とする。
【0012】
請求項2は、請求項1の前記型締用ハーフナットの型開放力を受ける面を型締用ハーフナットの軸心に対して傾斜するテーパ面であることを特徴とする。
【0013】
請求項3は、請求項1の前記型締用ハーフナットの型開放力を受ける面を型締用ハーフナットの軸心に対して垂直の平面であることを特徴とする。
【0014】
介して移動ダイ2を前進移動させ、型締・射出プレス動作に入る。
【0015】
前記構成によれば、型締時に、タイバーの全ての鋸歯が型締用ハーフナットの鋸歯に係合し、タイバーに加わる型締力によって固定金型と移動金型とが型締される。その後、射出成形機の射出ノズルから発泡材を含む溶融樹脂を射出すると、溶融樹脂は樹脂通路を介してキャビティに充填され、保圧及び冷却工程を経て成形品が成形される。
【0016】
成形品の成形後、型開工程に入り、タイバーに型開放力が加わり、タイバーの複数の鋸歯のうち、1つの鋸歯が型締用ハーフナットの鋸歯のうち、1つの鋸歯に係合して型開放力を受ける。
【0017】
従って、型締用ハーフナット側の型開放力を受ける面を1つとすることにより、鋸歯ピッチ公差が不要となり、1つの鋸歯を高精度に面加工するだけで済むため、加工工数が大幅に低減される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1〜図3は第1の実施形態を示し、図1は射出成形機の型締装置の縦断側面図である。図1中、1は固定ダイであり、2は移動ダイである。固定ダイ1には固定金型3が取付けられ、移動ダイ2には固定金型3に対して対向する移動金型4が取付けられている。固定ダイ1には複数本のタイバー5が突出して設けられ、これらタイバー5上を移動ダイ2が進退自在に移動するようになっている。
【0020】
固定金型3には射出成形機(図示しない)の射出ノズル6と接合するノズルタッチ面7が設けられ、このノズルタッチ面7は樹脂通路8を介して固定金型3と移動金型4との間に設けられたキャビティ9と連通している。また、固定ダイ1には射出ノズル6が進退可能に開口する開口部10が設けられている。
【0021】
前記固定ダイ1のタイバー5との結合部には移動手段としての油圧型締シリンダ11が設けられている。この油圧型締シリンダ11にはタイバー5の基端部に一体に設けられたピストン部12が嵌挿され、油圧型締シリンダ11の内部はピストン部12を挟んで型締め側室13aと型開き側室13bとに区画されている。
【0022】
前記タイバー5は移動ダイ2を貫通して突出しており、このタイバー5の外周面には雄ねじとなるリング状鋸歯14が設けられている。さらに、移動ダイ2の背面側には開閉シリンダ15によって開閉し、タイバー5の複数のリング状鋸歯14と係脱する型締用ハーフナット16が設けられている。この型締用ハーフナット16にはタイバー5のリング状鋸歯14と係脱する雌ねじとなる複数の鋸歯17が設けられている。
【0023】
図2及び図3に示すように、タイバー5のリング状鋸歯14は、型開放力Aを受ける面がタイバー5の軸心に対して傾斜するテーパ面14aと型締力Bを受ける面がタイバー5の軸心に対して垂直の平面14bとから形成されている。タイバー5のリング状鋸歯14と係脱する型締用ハーフナット16の複数の鋸歯17も、型開放力Aを受ける面が型締用ハーフナット16の軸心に対して傾斜するテーパ面17aと型締力Bを受ける面が型締用ハーフナット16の軸心に対して垂直の平面17bとから形成されている。
【0024】
そして、油圧型締シリンダ11によってタイバー5に型締力Bが加わったとき、タイバー5の複数のリング状鋸歯14の全ての平面14bが型締用ハーフナット16の鋸歯17の平面17bに係合し、タイバー5に型開放力Aが加わったとき、タイバー5の複数のリング状鋸歯14のうち、1つのリング状鋸歯14のテーパ面14aが型締用ハーフナット16の鋸歯17のうち、1つの鋸歯17のテーパ面17aに係合して型開放力Aを受けるようになっている。
【0025】
つまり、1つのリング状鋸歯14のテーパ面14aが1つの鋸歯17のテーパ面17aに係合したとき、他のリング状鋸歯14のテーパ面14aと鋸歯17のテーパ面17aとの間には隙間gが形成されるように設計製作されている。
【0026】
このように構成することによって、型締用ハーフナット16の鋸歯ピッチ公差が不要となり、1つの鋸歯17を高精度に面加工するだけで済むため、加工工数が大幅に低減され、コストダウンを図ることができる。
【0027】
図1に示すように、前記固定ダイ1にはブラケット26を介して複数の型開閉用サーボモータ(以下、単にサーボモータという)27a,27bが設けられている。このサーボモータ27a,27bの回転軸28にはカップリング29を介してねじ軸30が設けられている。ねじ軸30にはナット31が螺合され、ボールねじ32が構成されている。
【0028】
ボールねじ32のナット31はブラケット33を介して移動ダイ2に固定されている。従って、サーボモータ27a,27bの駆動によってねじ軸30が回転することにより、ナット31を介して移動ダイ2が固定ダイ1に対して進退し、固定金型3に対して移動金型4が型開閉するようになっている。
【0029】
次に、前述のように構成された射出成形機の型締装置の作用について説明する。固定金型3と移動金型4の取付け及び型厚調整作業時は開閉シリンダ15によって型締用ハーフナット16とタイバー5とは噛み合い関係は解除されている。
【0030】
次に、各サーボモータ27a,27bを同期駆動して型閉じ動作を行う。このとき、固定ダイ1に対して移動ダイ2が平行に保たれていない場合、各サーボモータ27a,27bを個別に駆動して移動ダイ2を進退させることにより、固定ダイ1に対して移動ダイ2の平行度を保つ制御を行う。
【0031】
固定ダイ1と移動ダイ2との平行度を保った後、開閉シリンダ15によって型締用ハーフナット16を閉じると、タイバー5のリング状鋸歯14と噛み合ってタイバー5に対して移動ダイ2が係合状態となる。
【0032】
次に、サーボモータ27a,27bを駆動して移動ダイ2を前進させ、固定金型3と移動金型4とを型閉めした後、油圧型締シリンダ11の型締め側室13aに圧油を導入し、ピストン部12を後退させることにより、タイバー5を介して移動ダイ2を前進移動させ、型締・射出プレス動作に入る。
【0033】
このとき、タイバー5の全てのリング状鋸歯14のテーパ面14aが型締用ハーフナット15の鋸歯17のテーパ面17aに係合し、タイバー5に加わる型締力Bによって固定金型3と移動金型4とが型締される。その後、射出成形機の射出ノズル6から発泡材を含む溶融樹脂を射出すると、溶融樹脂は樹脂通路8を介してキャビティ9に充填され、保圧及び冷却工程を経て成形品が成形される。
【0034】
成形品の成形後、型開工程に入り、油圧型締シリンダ11の型開き側室13bの圧油を導入すると、タイバー5に型開放力Aが加わり、タイバー5の複数のリング状鋸歯14のうち、1つのリング状鋸歯14のテーパ面14aが型締用ハーフナット16の鋸歯17のうち、一箇所の鋸歯17のテーパ面17aに係合して型開放力Aを受ける。
【0035】
一方、サーボモータ27a,27bが駆動し、ボールねじ32によって移動ダイ2を前進(図中左方向)させると、固定金型3と移動金型4とが型開きし、成形品を取り出すことができる。また、型開き中に型締用ハーフナット16とタイバー5との噛み合いを解除する。
【0036】
図3は第2の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。
【0037】
タイバー5のリング状鋸歯21は、型開放力Aを受ける面がタイバー5の軸心に対して垂直の平面21aと型締力Bを受ける面がタイバー5の軸心に対して垂直の平面21bとから形成されている。タイバー5のリング状鋸歯21と係脱する型締用ハーフナット16の複数の鋸歯22も、型開放力Aを受ける面が型締用ハーフナット16の軸心に対して垂直の平面22aと型締力Bを受ける面が型締用ハーフナット16の軸心に対して垂直の平面22bとから形成されている。
【0038】
そして、油圧型締シリンダ11によってタイバー5に型締力Bが加わったとき、タイバー5の複数のリング状鋸歯21の全ての平面21bが型締用ハーフナット16の鋸歯22の平面22bに係合し、タイバー5に型開放力Aが加わったとき、タイバー5の複数のリング状鋸歯21のうち、一箇所のリング状鋸歯21の平面21aが型締用ハーフナット16の鋸歯22のうち、一箇所の鋸歯22のテーパ面22aに係合して型開放力Aを受けるようになっている。
【0039】
つまり、1つのリング状鋸歯21の平面21aが1つの鋸歯22の平面22aに係合したとき、他のリング状鋸歯21の平面21aと鋸歯22の平面22aとの間には隙間gが形成されるように設計製作されている。
【0040】
このように構成することによって、型締用ハーフナット16の鋸歯ピッチ公差が不要となり、1つの鋸歯22を高精度に面加工するだけで済むため、加工工数が大幅に低減され、コストダウンを図ることができる。しかも、型開放力Aを受ける面をテーパ面ではなく、平面にすることにより、力をより安定した状態で受けることができ、また第1の実施形態よりさらに加工工数が低減される。
【0041】
なお、前記第1の実施形態においては、固定ダイ1側にサーボモータ27a,27bを設け、移動ダイ2側にボールねじ32のナット31を設けたが、移動ダイ2側にサーボモータ27a,27bを設け、固定ダイ1側にボールねじ32のナット31を設けてもよい。
【0042】
なお、射出成形機の型締装置について説明したが、例えば、ダイカストマシーンやプレス機等においても同様に適用できる。
【0043】
なお、この発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合わせてもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、型締用ハーフナット側の鋸歯のうち、1つの鋸歯が型開放力を受けることにより、鋸歯ピッチ公差が不要となり、1つの鋸歯を高精度に面加工するだけで済むため、加工工数が大幅に低減され、コストダウンを図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す射出成形機の型締装置の縦断側面図。
【図2】同実施形態のタイバーを示し、(a)は側面図、(b)は端面図。
【図3】同実施形態を示し、型開放時のタイバーと型締用ハーフナットの鋸歯の係合状態を示す縦断側面図。
【図4】この発明の第2の実施形態を示し、型開放時のタイバーと型締用ハーフナットの鋸歯の係合状態を示す縦断側面図。
【図5】従来における型開放時のタイバーと型締用ハーフナットの鋸歯の係合状態を示す縦断側面図。
【図6】従来における型開放時のタイバーと型締用ハーフナットの鋸歯の係合状態を示す縦断側面図。
【符号の説明】
1…固定ダイ、2…移動ダイ、3…固定金型、4…移動金型、5…タイバー、11…油圧型締シリンダ(移動手段)、14…リング状鋸歯、16…型締用ハーフナット、17…鋸歯
【発明の属する技術分野】
この発明は、例えば、射出成形用金型に溶融樹脂を射出して成形品を成形する射出成形機等の型締装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
射出成形用金型に溶融樹脂を射出して成形品を成形する射出成形機等の型締装置は、固定金型を取付けた固定ダイと、この固定ダイに平行する複数本のタイバーを介して移動金型を取付け、固定金型に対して進退自在な移動ダイとを備えている。
【0003】
固定ダイにはタイバーを進退させる油圧型締シリンダ及びタイバーを軸方向に進退させるタイバースライド用サーボモータを備えている。また、移動ダイは、型開閉用サーボモータとこのサーボモータによって駆動するボールねじによってタイバー上において進退され、移動ダイは所定位置において型締用ハーフナットの鋸歯がタイバーのリング状鋸歯に係止される。そして、射出プレス工程で、前記油圧型締シリンダを駆動して固定金型と移動金型とをプレスするようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−296739号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、特許文献1に示す、型締装置は、図5に示すように、タイバーaに複数のリング状鋸歯bが設けられ、型締用ハーフナットcにリング状鋸歯bに係止する鋸歯dが設けられている。タイバーaのリング状鋸歯bは、型開放力Aを受ける面がタイバーaの軸心に対して傾斜するテーパ面eと型締力Bを受ける面がタイバーaの軸心に対して垂直の平面fとから形成されている。
【0006】
また、型締用ハーフナットcの鋸歯dも、型開放力Aを受ける面が型締用ハーフナットcの軸心に対して傾斜するテーパ面gと型締力Bを受ける面が型締用ハーフナットcの軸心に対して垂直の平面hとから形成されている。
【0007】
そして、型締時にはリング状鋸歯bと鋸歯dの平面f,hが係合し、型開放時にはリング状鋸歯bと鋸歯dのテーパ面e,gが係合するようになっており、型締時及び型開放時の型締力B及び型開放力Aを型締用ハーフナットcの全歯の鋸歯dで受けていた。
【0008】
図6は、基本的には図5の場合と同様であり、タイバーa’のリング状鋸歯b’及び型締用ハーフナットc’の鋸歯d’の両面が平面の場合であり、型締時及び型開放時の型締力B及び型開放力Aを型締用ハーフナットc’の全歯の鋸歯d’で受けていた。
【0009】
しかしながら、前述したように、型締用ハーフナットc,c’の全歯で開放力を受ける構造であると、型締用ハーフナットc,c’の全歯に寸法公差と高精度の面加工が必要であり、加工工数が掛かることからコストアップの原因となっている。
【0010】
この発明は、前記事情に着目してなされたもので、その目的とするところは、型締用ハーフナットが開放力を受け面を鋸歯の1つとし、鋸歯のピッチ交差が不要となり、加工工数が大幅に削減でき、コストダウンを図ることができる型締装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前述した目的を達成するために、請求項1は、固定金型を取付けた固定ダイと、この固定ダイに複数のリング状鋸歯を有するタイバーを介して移動金型を取付け、前記固定金型に対して進退自在な移動ダイと、この移動ダイを前記タイバー上において進退させる移動手段と、この移動手段の移動を所定位置において係止する鋸歯を有する型締用ハーフナットとからなる型締装置において、前記型締用ハーフナットの鋸歯形状が、型締時は複数の鋸歯で受け、型開放時は1つの鋸歯で受ける構造としたことを特徴とする。
【0012】
請求項2は、請求項1の前記型締用ハーフナットの型開放力を受ける面を型締用ハーフナットの軸心に対して傾斜するテーパ面であることを特徴とする。
【0013】
請求項3は、請求項1の前記型締用ハーフナットの型開放力を受ける面を型締用ハーフナットの軸心に対して垂直の平面であることを特徴とする。
【0014】
介して移動ダイ2を前進移動させ、型締・射出プレス動作に入る。
【0015】
前記構成によれば、型締時に、タイバーの全ての鋸歯が型締用ハーフナットの鋸歯に係合し、タイバーに加わる型締力によって固定金型と移動金型とが型締される。その後、射出成形機の射出ノズルから発泡材を含む溶融樹脂を射出すると、溶融樹脂は樹脂通路を介してキャビティに充填され、保圧及び冷却工程を経て成形品が成形される。
【0016】
成形品の成形後、型開工程に入り、タイバーに型開放力が加わり、タイバーの複数の鋸歯のうち、1つの鋸歯が型締用ハーフナットの鋸歯のうち、1つの鋸歯に係合して型開放力を受ける。
【0017】
従って、型締用ハーフナット側の型開放力を受ける面を1つとすることにより、鋸歯ピッチ公差が不要となり、1つの鋸歯を高精度に面加工するだけで済むため、加工工数が大幅に低減される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0019】
図1〜図3は第1の実施形態を示し、図1は射出成形機の型締装置の縦断側面図である。図1中、1は固定ダイであり、2は移動ダイである。固定ダイ1には固定金型3が取付けられ、移動ダイ2には固定金型3に対して対向する移動金型4が取付けられている。固定ダイ1には複数本のタイバー5が突出して設けられ、これらタイバー5上を移動ダイ2が進退自在に移動するようになっている。
【0020】
固定金型3には射出成形機(図示しない)の射出ノズル6と接合するノズルタッチ面7が設けられ、このノズルタッチ面7は樹脂通路8を介して固定金型3と移動金型4との間に設けられたキャビティ9と連通している。また、固定ダイ1には射出ノズル6が進退可能に開口する開口部10が設けられている。
【0021】
前記固定ダイ1のタイバー5との結合部には移動手段としての油圧型締シリンダ11が設けられている。この油圧型締シリンダ11にはタイバー5の基端部に一体に設けられたピストン部12が嵌挿され、油圧型締シリンダ11の内部はピストン部12を挟んで型締め側室13aと型開き側室13bとに区画されている。
【0022】
前記タイバー5は移動ダイ2を貫通して突出しており、このタイバー5の外周面には雄ねじとなるリング状鋸歯14が設けられている。さらに、移動ダイ2の背面側には開閉シリンダ15によって開閉し、タイバー5の複数のリング状鋸歯14と係脱する型締用ハーフナット16が設けられている。この型締用ハーフナット16にはタイバー5のリング状鋸歯14と係脱する雌ねじとなる複数の鋸歯17が設けられている。
【0023】
図2及び図3に示すように、タイバー5のリング状鋸歯14は、型開放力Aを受ける面がタイバー5の軸心に対して傾斜するテーパ面14aと型締力Bを受ける面がタイバー5の軸心に対して垂直の平面14bとから形成されている。タイバー5のリング状鋸歯14と係脱する型締用ハーフナット16の複数の鋸歯17も、型開放力Aを受ける面が型締用ハーフナット16の軸心に対して傾斜するテーパ面17aと型締力Bを受ける面が型締用ハーフナット16の軸心に対して垂直の平面17bとから形成されている。
【0024】
そして、油圧型締シリンダ11によってタイバー5に型締力Bが加わったとき、タイバー5の複数のリング状鋸歯14の全ての平面14bが型締用ハーフナット16の鋸歯17の平面17bに係合し、タイバー5に型開放力Aが加わったとき、タイバー5の複数のリング状鋸歯14のうち、1つのリング状鋸歯14のテーパ面14aが型締用ハーフナット16の鋸歯17のうち、1つの鋸歯17のテーパ面17aに係合して型開放力Aを受けるようになっている。
【0025】
つまり、1つのリング状鋸歯14のテーパ面14aが1つの鋸歯17のテーパ面17aに係合したとき、他のリング状鋸歯14のテーパ面14aと鋸歯17のテーパ面17aとの間には隙間gが形成されるように設計製作されている。
【0026】
このように構成することによって、型締用ハーフナット16の鋸歯ピッチ公差が不要となり、1つの鋸歯17を高精度に面加工するだけで済むため、加工工数が大幅に低減され、コストダウンを図ることができる。
【0027】
図1に示すように、前記固定ダイ1にはブラケット26を介して複数の型開閉用サーボモータ(以下、単にサーボモータという)27a,27bが設けられている。このサーボモータ27a,27bの回転軸28にはカップリング29を介してねじ軸30が設けられている。ねじ軸30にはナット31が螺合され、ボールねじ32が構成されている。
【0028】
ボールねじ32のナット31はブラケット33を介して移動ダイ2に固定されている。従って、サーボモータ27a,27bの駆動によってねじ軸30が回転することにより、ナット31を介して移動ダイ2が固定ダイ1に対して進退し、固定金型3に対して移動金型4が型開閉するようになっている。
【0029】
次に、前述のように構成された射出成形機の型締装置の作用について説明する。固定金型3と移動金型4の取付け及び型厚調整作業時は開閉シリンダ15によって型締用ハーフナット16とタイバー5とは噛み合い関係は解除されている。
【0030】
次に、各サーボモータ27a,27bを同期駆動して型閉じ動作を行う。このとき、固定ダイ1に対して移動ダイ2が平行に保たれていない場合、各サーボモータ27a,27bを個別に駆動して移動ダイ2を進退させることにより、固定ダイ1に対して移動ダイ2の平行度を保つ制御を行う。
【0031】
固定ダイ1と移動ダイ2との平行度を保った後、開閉シリンダ15によって型締用ハーフナット16を閉じると、タイバー5のリング状鋸歯14と噛み合ってタイバー5に対して移動ダイ2が係合状態となる。
【0032】
次に、サーボモータ27a,27bを駆動して移動ダイ2を前進させ、固定金型3と移動金型4とを型閉めした後、油圧型締シリンダ11の型締め側室13aに圧油を導入し、ピストン部12を後退させることにより、タイバー5を介して移動ダイ2を前進移動させ、型締・射出プレス動作に入る。
【0033】
このとき、タイバー5の全てのリング状鋸歯14のテーパ面14aが型締用ハーフナット15の鋸歯17のテーパ面17aに係合し、タイバー5に加わる型締力Bによって固定金型3と移動金型4とが型締される。その後、射出成形機の射出ノズル6から発泡材を含む溶融樹脂を射出すると、溶融樹脂は樹脂通路8を介してキャビティ9に充填され、保圧及び冷却工程を経て成形品が成形される。
【0034】
成形品の成形後、型開工程に入り、油圧型締シリンダ11の型開き側室13bの圧油を導入すると、タイバー5に型開放力Aが加わり、タイバー5の複数のリング状鋸歯14のうち、1つのリング状鋸歯14のテーパ面14aが型締用ハーフナット16の鋸歯17のうち、一箇所の鋸歯17のテーパ面17aに係合して型開放力Aを受ける。
【0035】
一方、サーボモータ27a,27bが駆動し、ボールねじ32によって移動ダイ2を前進(図中左方向)させると、固定金型3と移動金型4とが型開きし、成形品を取り出すことができる。また、型開き中に型締用ハーフナット16とタイバー5との噛み合いを解除する。
【0036】
図3は第2の実施形態を示し、第1の実施形態と同一構成部分は同一番号を付して説明を省略する。
【0037】
タイバー5のリング状鋸歯21は、型開放力Aを受ける面がタイバー5の軸心に対して垂直の平面21aと型締力Bを受ける面がタイバー5の軸心に対して垂直の平面21bとから形成されている。タイバー5のリング状鋸歯21と係脱する型締用ハーフナット16の複数の鋸歯22も、型開放力Aを受ける面が型締用ハーフナット16の軸心に対して垂直の平面22aと型締力Bを受ける面が型締用ハーフナット16の軸心に対して垂直の平面22bとから形成されている。
【0038】
そして、油圧型締シリンダ11によってタイバー5に型締力Bが加わったとき、タイバー5の複数のリング状鋸歯21の全ての平面21bが型締用ハーフナット16の鋸歯22の平面22bに係合し、タイバー5に型開放力Aが加わったとき、タイバー5の複数のリング状鋸歯21のうち、一箇所のリング状鋸歯21の平面21aが型締用ハーフナット16の鋸歯22のうち、一箇所の鋸歯22のテーパ面22aに係合して型開放力Aを受けるようになっている。
【0039】
つまり、1つのリング状鋸歯21の平面21aが1つの鋸歯22の平面22aに係合したとき、他のリング状鋸歯21の平面21aと鋸歯22の平面22aとの間には隙間gが形成されるように設計製作されている。
【0040】
このように構成することによって、型締用ハーフナット16の鋸歯ピッチ公差が不要となり、1つの鋸歯22を高精度に面加工するだけで済むため、加工工数が大幅に低減され、コストダウンを図ることができる。しかも、型開放力Aを受ける面をテーパ面ではなく、平面にすることにより、力をより安定した状態で受けることができ、また第1の実施形態よりさらに加工工数が低減される。
【0041】
なお、前記第1の実施形態においては、固定ダイ1側にサーボモータ27a,27bを設け、移動ダイ2側にボールねじ32のナット31を設けたが、移動ダイ2側にサーボモータ27a,27bを設け、固定ダイ1側にボールねじ32のナット31を設けてもよい。
【0042】
なお、射出成形機の型締装置について説明したが、例えば、ダイカストマシーンやプレス機等においても同様に適用できる。
【0043】
なお、この発明は、前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組合せにより種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態に亘る構成要素を適宜組合わせてもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、型締用ハーフナット側の鋸歯のうち、1つの鋸歯が型開放力を受けることにより、鋸歯ピッチ公差が不要となり、1つの鋸歯を高精度に面加工するだけで済むため、加工工数が大幅に低減され、コストダウンを図ることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施形態を示す射出成形機の型締装置の縦断側面図。
【図2】同実施形態のタイバーを示し、(a)は側面図、(b)は端面図。
【図3】同実施形態を示し、型開放時のタイバーと型締用ハーフナットの鋸歯の係合状態を示す縦断側面図。
【図4】この発明の第2の実施形態を示し、型開放時のタイバーと型締用ハーフナットの鋸歯の係合状態を示す縦断側面図。
【図5】従来における型開放時のタイバーと型締用ハーフナットの鋸歯の係合状態を示す縦断側面図。
【図6】従来における型開放時のタイバーと型締用ハーフナットの鋸歯の係合状態を示す縦断側面図。
【符号の説明】
1…固定ダイ、2…移動ダイ、3…固定金型、4…移動金型、5…タイバー、11…油圧型締シリンダ(移動手段)、14…リング状鋸歯、16…型締用ハーフナット、17…鋸歯
Claims (3)
- 固定金型を取付けた固定ダイと、この固定ダイに複数のリング状鋸歯を有するタイバーを介して移動金型を取付け、前記固定金型に対して進退自在な移動ダイと、この移動ダイを前記タイバー上において進退させる移動手段と、この移動手段の移動を所定位置において係止する鋸歯を有する型締用ハーフナットとからなる型締装置において、
前記型締用ハーフナットの鋸歯形状が、型締時は複数の鋸歯で受け、型開放時は1つの鋸歯で受ける構造としたことを特徴とする型締装置。 - 前記型締用ハーフナットの型開放力を受ける面を、型締用ハーフナットの軸心に対して傾斜するテーパ面であることを特徴とする請求項1記載の型締装置。
- 前記型締用ハーフナットの型開放力を受ける面を、型締用ハーフナットの軸心に対して垂直の平面であることを特徴とする請求項1記載の型締装置。
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