JPH0618184Y2 - 冷凍冷蔵食品陳列装置 - Google Patents
冷凍冷蔵食品陳列装置Info
- Publication number
- JPH0618184Y2 JPH0618184Y2 JP7552390U JP7552390U JPH0618184Y2 JP H0618184 Y2 JPH0618184 Y2 JP H0618184Y2 JP 7552390 U JP7552390 U JP 7552390U JP 7552390 U JP7552390 U JP 7552390U JP H0618184 Y2 JPH0618184 Y2 JP H0618184Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- frozen
- display device
- bottom plate
- refrigerated food
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Freezers Or Refrigerated Showcases (AREA)
- Handcart (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、冷凍冷蔵食品を陳列したまま移動させること
ができる陳列カートを収容するようにした冷凍冷蔵食品
陳列装置に関する。
ができる陳列カートを収容するようにした冷凍冷蔵食品
陳列装置に関する。
近年、冷凍冷蔵食品の陳列作業に要する時間を短縮し
て、食品の温度上昇を最小限に留めるために、冷凍冷蔵
食品を陳列したまま移動することができる陳列カート
に、冷凍倉庫内で食品を積み込み、売場の冷凍冷蔵食品
陳列ケース内に移動させて陳列することが行われてい
る。
て、食品の温度上昇を最小限に留めるために、冷凍冷蔵
食品を陳列したまま移動することができる陳列カート
に、冷凍倉庫内で食品を積み込み、売場の冷凍冷蔵食品
陳列ケース内に移動させて陳列することが行われてい
る。
この種の冷凍冷蔵食品陳列装置におけるケース本体は、
前面が開口する無底の断熱箱状のものであって、建物の
床面自体を内底部とし、かつ背面、上面、前面及び底面
に沿って冷却空気が循環するようにしたものが一般的で
あり、カートを収容しない通常の冷凍冷蔵食品陳列ケー
スに比して、ケースの内部を大容量とする必要がある。
前面が開口する無底の断熱箱状のものであって、建物の
床面自体を内底部とし、かつ背面、上面、前面及び底面
に沿って冷却空気が循環するようにしたものが一般的で
あり、カートを収容しない通常の冷凍冷蔵食品陳列ケー
スに比して、ケースの内部を大容量とする必要がある。
そのため、必要な保冷効果あげるには、冷却能力を大き
くしなければならず、運転費が増すこととなる。また建
物の床面が結露するため、長期の使用により、床面が損
傷するおそれがある。
くしなければならず、運転費が増すこととなる。また建
物の床面が結露するため、長期の使用により、床面が損
傷するおそれがある。
このような問題点を解決するものとして、例えば、実公
昭52-52291号公報や実公昭59-13576号公報に記載されて
いるように、カートの台板を断熱構造のものとし、台板
の上面において冷却空気を循環させるようにしたものが
ある。
昭52-52291号公報や実公昭59-13576号公報に記載されて
いるように、カートの台板を断熱構造のものとし、台板
の上面において冷却空気を循環させるようにしたものが
ある。
実公昭52-52291号公報に記載されているものでは、カー
トの台板および背板は、それぞれ下面および背面に断熱
板を備え、かつそれぞれの上面と前面にダクトを重合し
たものであるから、構造が複雑であるとともに重量は大
となり、しかも、冷却装置や送風機をケース本体の上部
に配置しなければならず、ケース本体の内部における冷
却空気の循環効率は、不十分である。
トの台板および背板は、それぞれ下面および背面に断熱
板を備え、かつそれぞれの上面と前面にダクトを重合し
たものであるから、構造が複雑であるとともに重量は大
となり、しかも、冷却装置や送風機をケース本体の上部
に配置しなければならず、ケース本体の内部における冷
却空気の循環効率は、不十分である。
実公昭59-13576号公報に記載のものでは、台板によりケ
ース本体内を上下に気密的に仕切らせるための構造が複
雑となるとともに、その操作が面倒であり、かつ台板が
断熱構造のものであるから重量は大きい。
ース本体内を上下に気密的に仕切らせるための構造が複
雑となるとともに、その操作が面倒であり、かつ台板が
断熱構造のものであるから重量は大きい。
本考案によると、前面が開口する断熱性の外箱の中に、
空気通路を介して内箱を設けるとともに、前記空気通路
内に冷却装置と送風機を配設し、冷却された空気を、内
箱の頂板の前端における吹出口から吹出させ、内箱の底
板の前部における吸込み口から吸込ませて、循環させる
ようにしたケース本体と、ケース本体の内箱の底板とほ
ぼ等高をなす陳列カート載置用の台板を備える移動台車
とを備えることにより、上記の課題は解決される。
空気通路を介して内箱を設けるとともに、前記空気通路
内に冷却装置と送風機を配設し、冷却された空気を、内
箱の頂板の前端における吹出口から吹出させ、内箱の底
板の前部における吸込み口から吸込ませて、循環させる
ようにしたケース本体と、ケース本体の内箱の底板とほ
ぼ等高をなす陳列カート載置用の台板を備える移動台車
とを備えることにより、上記の課題は解決される。
移動台車をケース本体の前面に近接させて、陳列カート
を、ケース本体の内箱の底板上へ、簡単に出し入れする
ことができる。
を、ケース本体の内箱の底板上へ、簡単に出し入れする
ことができる。
ケース本体の内箱の底板の前部における吸込み口を閉塞
板によって簡単に閉塞して、陳列カートの車輪の落ち込
みを防止することができる。
板によって簡単に閉塞して、陳列カートの車輪の落ち込
みを防止することができる。
図において、(1)はケース本体で、前面が開口する外
箱(2)と内箱(3)とからなっており、外箱(2)と
内箱(3)との間は、空気通路(4)となっている。
箱(2)と内箱(3)とからなっており、外箱(2)と
内箱(3)との間は、空気通路(4)となっている。
外箱(2)の頂板(2a)、後面板(2b)および底板(2c)は断
熱構造をなし、かつ底板(2c)の前端には、低寸の前面板
(2d)が連設されている。
熱構造をなし、かつ底板(2c)の前端には、低寸の前面板
(2d)が連設されている。
内箱(3)の底板(3a)は、前面板(2d)の上縁とほぼ等高
をなすとともに、その前縁は前面板(2d)よりやや後方に
位置し、かつ陳列カート(5)を載置するのに十分な剛
性を有している。
をなすとともに、その前縁は前面板(2d)よりやや後方に
位置し、かつ陳列カート(5)を載置するのに十分な剛
性を有している。
前面板(2d)の上縁には、選択的なものとして、その全幅
に亘る垂直の導風板兼用の閉塞板(6)が取付られる。
に亘る垂直の導風板兼用の閉塞板(6)が取付られる。
閉塞板(6)は、第1図示のように、下端を前面板(2d)
の上端に枢軸(7)で枢着して、垂直から後方へ水平に
回動しうるようにしたもの、あるいは第2図に示すよう
に、前面板(2d)の上端面に刻設した横溝(8)に下端部
を嵌合しうるようにした着脱式のものとすることができ
る。
の上端に枢軸(7)で枢着して、垂直から後方へ水平に
回動しうるようにしたもの、あるいは第2図に示すよう
に、前面板(2d)の上端面に刻設した横溝(8)に下端部
を嵌合しうるようにした着脱式のものとすることができ
る。
閉塞板(6)を枢着したものでは、これを後方へ向けて
水平に回動させた際、底板(3a)の前縁と前面板(2d)との
間の間隙である吸込み口(9)を閉塞しうるようにす
る。
水平に回動させた際、底板(3a)の前縁と前面板(2d)との
間の間隙である吸込み口(9)を閉塞しうるようにす
る。
前記空気通路(4)の後部下端には冷却装置(10)が、ま
た、内箱(3)の頂板(3b)の前端における吹出口(3c)付
近には、送風機(11)が配置されている。
た、内箱(3)の頂板(3b)の前端における吹出口(3c)付
近には、送風機(11)が配置されている。
(12)は、前記底板(2c)の上面とほぼ等高をなし、かつ網
板等からなる非断熱性の台板(13)を備える移動台車であ
り、その上に陳列カート(5)が載せられている。
板等からなる非断熱性の台板(13)を備える移動台車であ
り、その上に陳列カート(5)が載せられている。
陳列カート(14)をケース本体(1)内へ収容するには、
移動台車(12)をケース本体(1)の前面に近付け、その
台板(13)を、ケース本体(1)の前面板(2d)に近接させ
る。
移動台車(12)をケース本体(1)の前面に近付け、その
台板(13)を、ケース本体(1)の前面板(2d)に近接させ
る。
すると、台板(13)、前面板(2d)及び底板(3a)の上面はほ
ぼ同一面となるので、陳列カート(5)を、容易に底板
(3a)上へ乗り移させることができる。
ぼ同一面となるので、陳列カート(5)を、容易に底板
(3a)上へ乗り移させることができる。
底板(3a)の前部の吸込み口(9)が大き過ぎて、陳列カ
ート(5)の車輪が落ち込むおそれのあるときには、吸
込み口(9)内に、車輪が走行するための狭幅の受板
(図示略)を設けておけばよい。
ート(5)の車輪が落ち込むおそれのあるときには、吸
込み口(9)内に、車輪が走行するための狭幅の受板
(図示略)を設けておけばよい。
閉塞板(6)が後方回動式のものであって、吸込み口
(9)を閉塞しうるようになっている場合には、陳列カ
ート(5)の走行についてなんの懸念もない。
(9)を閉塞しうるようになっている場合には、陳列カ
ート(5)の走行についてなんの懸念もない。
吸込み口(9)は、底板(3a)の前部にあけた孔であって
もよい。
もよい。
(a)前記した公報に記載されているもののように、陳列
カート自体に断熱板やダクトを設ける必要はないので、
陳列カートの有効積載量が減ずることはなく、しかも軽
量となり、かつその取扱いが容易となる。
カート自体に断熱板やダクトを設ける必要はないので、
陳列カートの有効積載量が減ずることはなく、しかも軽
量となり、かつその取扱いが容易となる。
(b)ケース本体の外箱の底板を、断熱性を有し、かつ気
流を良好にする形状の厚肉のものとすることができるの
で、建物の床面が結露することはなく、しかも冷却空気
を効率良く流すことができる。
流を良好にする形状の厚肉のものとすることができるの
で、建物の床面が結露することはなく、しかも冷却空気
を効率良く流すことができる。
(c)陳列カートの台板は断熱性を有していないから、台
板上の物品は、下方からも効果的に冷却される。
板上の物品は、下方からも効果的に冷却される。
(d)ケース本体の外箱の前面板の上側に、着脱式もしく
は起倒式の閉塞板を設けておけば、空気通路における吸
込み口を閉じて、底板に対する陳列カートの出し入れ
を、円滑に行いうるようになる。
は起倒式の閉塞板を設けておけば、空気通路における吸
込み口を閉じて、底板に対する陳列カートの出し入れ
を、円滑に行いうるようになる。
第1図は、本考案の実施例を示す側面図、 第2図は、前面板に対する閉塞板の取付要領の異なる例
を示す側面図である。 (1)ケース本体、(2)外箱 (2a)頂板、(2b)後面板 (2c)底板、(2d)前面板 (3)内箱、(3a)底板 (3b)頂板、(3c)吹出口 (4)空気通路、(5)陳列カート (6)閉塞板、(7)枢軸 (8)横溝、(9)吸込み口 (10)冷却装置、(11)送風機 (12)移動台車、(13)台板
を示す側面図である。 (1)ケース本体、(2)外箱 (2a)頂板、(2b)後面板 (2c)底板、(2d)前面板 (3)内箱、(3a)底板 (3b)頂板、(3c)吹出口 (4)空気通路、(5)陳列カート (6)閉塞板、(7)枢軸 (8)横溝、(9)吸込み口 (10)冷却装置、(11)送風機 (12)移動台車、(13)台板
Claims (5)
- 【請求項1】前面が開口する断熱性の外箱の中に、空気
通路を介して内箱を設けるとともに、前記空気通路内に
冷却装置と送風機を配設し、冷却された空気を、内箱の
頂板の前端における吹出口から吹出させ、内箱の底板の
前部における吸込み口から吸込ませて、循環させるよう
にしたケース本体と、ケース本体の内箱の底板とほぼ等
高をなす陳列カート載置用の台板を備える移動台車とか
らなる冷凍冷蔵食品陳列装置。 - 【請求項2】ケース本体の底板の前端に、内箱の底板と
ほぼ等高をなす前面板を設け、この前面板と内箱と底板
との間の間隙をもって吸込み口としてなる請求項(1)
記載の冷凍冷蔵食品陳列装置。 - 【請求項3】前面板の上端に、着脱式の吸込み口用閉塞
板を設けてなる請求項(2)記載の冷凍冷蔵食品陳列装
置。 - 【請求項4】前面板の上端に、後方へ水平に回動しうる
吸込み口用閉塞板を設けてなる請求項(2)記載の冷凍
冷蔵食品陳列装置。 - 【請求項5】移動台車の台板が網板からなる請求項
(1)〜(4)のいずれかに記載の冷凍冷蔵食品陳列装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7552390U JPH0618184Y2 (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 冷凍冷蔵食品陳列装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7552390U JPH0618184Y2 (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 冷凍冷蔵食品陳列装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0436582U JPH0436582U (ja) | 1992-03-26 |
JPH0618184Y2 true JPH0618184Y2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=31616173
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7552390U Expired - Lifetime JPH0618184Y2 (ja) | 1990-07-18 | 1990-07-18 | 冷凍冷蔵食品陳列装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0618184Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4507685B2 (ja) * | 2004-04-28 | 2010-07-21 | 富士電機リテイルシステムズ株式会社 | オープンショーケース |
-
1990
- 1990-07-18 JP JP7552390U patent/JPH0618184Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0436582U (ja) | 1992-03-26 |
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