JPH06180783A - 自動販売機 - Google Patents
自動販売機Info
- Publication number
- JPH06180783A JPH06180783A JP5402593A JP5402593A JPH06180783A JP H06180783 A JPH06180783 A JP H06180783A JP 5402593 A JP5402593 A JP 5402593A JP 5402593 A JP5402593 A JP 5402593A JP H06180783 A JPH06180783 A JP H06180783A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bottom plate
- shaft
- path
- vending machine
- side walls
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Vending Machines For Individual Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 略円筒形の商品を横倒し状態で収納するコラ
ムを本体に備え、前記本体の前面にある投入口と前記コ
ラムの上端部にある収納口までを接続する投入路が設け
られた自動販売機において、投入路内部で詰まった商品
を容易に取り除くことができる自動販売機を提供するも
のである。 【構成】 投入路28の前底板36を、その前端部が下
方に回動するようにヒンジ部48,50を介して該投入
路28の両側壁間に枢支し、前記前底板36の前部を前
記両側壁44に対し保持部材69によって着脱自在にし
た。
ムを本体に備え、前記本体の前面にある投入口と前記コ
ラムの上端部にある収納口までを接続する投入路が設け
られた自動販売機において、投入路内部で詰まった商品
を容易に取り除くことができる自動販売機を提供するも
のである。 【構成】 投入路28の前底板36を、その前端部が下
方に回動するようにヒンジ部48,50を介して該投入
路28の両側壁間に枢支し、前記前底板36の前部を前
記両側壁44に対し保持部材69によって着脱自在にし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ジュースやコーヒー等
の缶や瓶のほぼ円筒形の商品を、横倒し状態で収納する
コラムを本体に備えた自動販売機に関するものである。
の缶や瓶のほぼ円筒形の商品を、横倒し状態で収納する
コラムを本体に備えた自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】従来よ
り、上記のような自動販売機は、その本体内部にサーペ
ンタイン式のコラムが前後方向に複数列設けられ、その
本体前面に投入口が設けられている。そして、投入口か
ら投入された缶は、後方ほど下方に傾斜するように設け
られた投入路を転動してコラムの上端にある収納口から
収納される。
り、上記のような自動販売機は、その本体内部にサーペ
ンタイン式のコラムが前後方向に複数列設けられ、その
本体前面に投入口が設けられている。そして、投入口か
ら投入された缶は、後方ほど下方に傾斜するように設け
られた投入路を転動してコラムの上端にある収納口から
収納される。
【0003】ところで、円筒形の缶が、転動可能な方向
(以下、横向きという)で投入されて、投入路を転動す
る場合には、コラムに横倒し状態で収納されるので問題
はない。
(以下、横向きという)で投入されて、投入路を転動す
る場合には、コラムに横倒し状態で収納されるので問題
はない。
【0004】しかし、図10に示すように、缶Kの姿勢
が投入の際誤まって、横向きから180°回転して、投
入路128に沿う方向(以下、縦向きという)でコラム
112の収納口112aに傾斜した状態で詰ることがあ
る。この場合には、缶Kを本体10の前面にある投入口
120から手を入れて取り除いて、再度投入を行なう。
ところが、投入口120の最上段の高さは、通常1.5
m以上となるため、ここから手を入れて奥に詰まった缶
Kを取り除くというのは非常に困難な作業であった。
が投入の際誤まって、横向きから180°回転して、投
入路128に沿う方向(以下、縦向きという)でコラム
112の収納口112aに傾斜した状態で詰ることがあ
る。この場合には、缶Kを本体10の前面にある投入口
120から手を入れて取り除いて、再度投入を行なう。
ところが、投入口120の最上段の高さは、通常1.5
m以上となるため、ここから手を入れて奥に詰まった缶
Kを取り除くというのは非常に困難な作業であった。
【0005】そこで、本発明は上記問題点に鑑み、投入
路内部で詰まった商品を容易に取り除くことができる自
動販売機を提供するものである。
路内部で詰まった商品を容易に取り除くことができる自
動販売機を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動販売機
は、略円筒形の商品を横倒し状態で収納するコラムを本
体に備え、前記本体の前面にある投入口と前記コラムの
上端部にある収納口までを接続する投入路が設けられた
自動販売機において、前記投入路の底板を移動自在にな
し、前記投入路の投入空間を大きくするようにしたもの
である。
は、略円筒形の商品を横倒し状態で収納するコラムを本
体に備え、前記本体の前面にある投入口と前記コラムの
上端部にある収納口までを接続する投入路が設けられた
自動販売機において、前記投入路の底板を移動自在にな
し、前記投入路の投入空間を大きくするようにしたもの
である。
【0007】請求項2の自動販売機は、請求項1のもの
において、前記投入路の両側壁間に軸シャフトを架設
し、前記投入路の底板を、その前端部が下方に回動する
ように前記軸シャフトとヒンジ結合し、前記底板の前部
を前記両側壁に対し保持部材によって着脱自在にしたも
のである。
において、前記投入路の両側壁間に軸シャフトを架設
し、前記投入路の底板を、その前端部が下方に回動する
ように前記軸シャフトとヒンジ結合し、前記底板の前部
を前記両側壁に対し保持部材によって着脱自在にしたも
のである。
【0008】請求項3の自動販売機は、請求項1のもの
において、前記投入路の両側壁間に2本の固定シャフト
を左右方向に架設し、前記投入路の底面を構成する底板
に、前記固定シャフトと着脱自在に係合する係合部を2
箇所設け、前記2本の固定シャフトと前記底板の2つの
係合部をそれぞれ着脱自在に係合させることにより、前
記底板を前記投入路に対し取外し自在にしたものであ
る。
において、前記投入路の両側壁間に2本の固定シャフト
を左右方向に架設し、前記投入路の底面を構成する底板
に、前記固定シャフトと着脱自在に係合する係合部を2
箇所設け、前記2本の固定シャフトと前記底板の2つの
係合部をそれぞれ着脱自在に係合させることにより、前
記底板を前記投入路に対し取外し自在にしたものであ
る。
【0009】請求項4の自動販売機は、請求項1のもの
において、縦方向に複数の投入路が設けられ、上段の投
入路の底板が下段の投入路の天井板を兼用しており、前
記投入路の両側壁間の前部に前軸シャフトを架設し、前
記投入路の底板の前端部を前記前軸シャフトに枢支し、
前記投入路の両側壁の後部に円弧状の長孔を設け、前記
底板の後部を支持する後軸シャフトを前記一対の長孔に
架設して、前記前軸シャフトを中心に前記底板の後部が
上方に回動するようになしたものである。
において、縦方向に複数の投入路が設けられ、上段の投
入路の底板が下段の投入路の天井板を兼用しており、前
記投入路の両側壁間の前部に前軸シャフトを架設し、前
記投入路の底板の前端部を前記前軸シャフトに枢支し、
前記投入路の両側壁の後部に円弧状の長孔を設け、前記
底板の後部を支持する後軸シャフトを前記一対の長孔に
架設して、前記前軸シャフトを中心に前記底板の後部が
上方に回動するようになしたものである。
【0010】請求項5の自動販売機は、請求項4のもの
において、投入路の両側壁間に調整孔を設け、前記調整
孔の上部から連続して一つ上段の投入路の両側壁に向っ
て縦方向に移動用長孔を設け、前記移動用長孔の上端部
から連続して係止孔を設け、前記投入路の高さを調整す
る調整シャフトを前記一対の調整孔に架設し、前記一つ
上段の投入路の底板の後部を上方に回動した場合に、前
記調整シャフトを前記係止孔に係合して該底板を支持す
るものである。
において、投入路の両側壁間に調整孔を設け、前記調整
孔の上部から連続して一つ上段の投入路の両側壁に向っ
て縦方向に移動用長孔を設け、前記移動用長孔の上端部
から連続して係止孔を設け、前記投入路の高さを調整す
る調整シャフトを前記一対の調整孔に架設し、前記一つ
上段の投入路の底板の後部を上方に回動した場合に、前
記調整シャフトを前記係止孔に係合して該底板を支持す
るものである。
【0011】
【作 用】請求項1の自動販売機において、投入の際誤
って縦向きに商品が詰まった場合には、投入路の底板を
移動させて、前記投入路の投入空間を大きくする。そし
て、投入路内部に手を入れて詰まった商品を取り除く。
って縦向きに商品が詰まった場合には、投入路の底板を
移動させて、前記投入路の投入空間を大きくする。そし
て、投入路内部に手を入れて詰まった商品を取り除く。
【0012】請求項2の自動販売機において、投入の際
誤って縦向きに商品が詰まった場合には、保持部材を操
作して、投入路の両側壁と底板の前部との固定を解除す
る。すると、底板はヒンジ部を介してその前端部が下方
に回動する。底板が下方に回動した状態で投入路内部に
手を入れて詰まった商品を取り除く。
誤って縦向きに商品が詰まった場合には、保持部材を操
作して、投入路の両側壁と底板の前部との固定を解除す
る。すると、底板はヒンジ部を介してその前端部が下方
に回動する。底板が下方に回動した状態で投入路内部に
手を入れて詰まった商品を取り除く。
【0013】請求項3の自動販売機において投入の際誤
って縦向きに商品が詰まった場合には、固定シャフトと
係合部の係合を解除して底板を取外す。底板を取外した
状態で投入路内部に手を入れて詰まった商品を取り除
く。
って縦向きに商品が詰まった場合には、固定シャフトと
係合部の係合を解除して底板を取外す。底板を取外した
状態で投入路内部に手を入れて詰まった商品を取り除
く。
【0014】請求項4の自動販売機において、投入の際
誤って縦向きに商品が詰まった場合には、前軸シャフト
を中心に投入路の底板の後部を上方に回動させる。この
場合に、底板を支持している後軸シャフトは、一対の長
孔に沿って上方に移動する。そして、底板を動かした投
入路より1つ下段の投入路から手を入れて詰まった商品
を取り除く。
誤って縦向きに商品が詰まった場合には、前軸シャフト
を中心に投入路の底板の後部を上方に回動させる。この
場合に、底板を支持している後軸シャフトは、一対の長
孔に沿って上方に移動する。そして、底板を動かした投
入路より1つ下段の投入路から手を入れて詰まった商品
を取り除く。
【0015】請求項5の自動販売機において、投入の際
誤って縦向きに商品が詰まった場合には、前軸シャフト
を中心に底板の後部を上方に回動させる。この場合に、
底板を支持している後軸シャフトは、一対の長孔に沿っ
て上方に移動する。また、1つ下段の投入路の高さを調
整する調整シャフトを、一対の調整孔から移動用長孔に
移動させ、さらにその上端部にある係止孔に移動させて
係合する。これにより、前記底板は、調整シャフトに支
持されて、投入路が大きく開いた状態で保持される。こ
の状態で、1つ下段の投入路から手を入れて詰まった商
品を取り除く。
誤って縦向きに商品が詰まった場合には、前軸シャフト
を中心に底板の後部を上方に回動させる。この場合に、
底板を支持している後軸シャフトは、一対の長孔に沿っ
て上方に移動する。また、1つ下段の投入路の高さを調
整する調整シャフトを、一対の調整孔から移動用長孔に
移動させ、さらにその上端部にある係止孔に移動させて
係合する。これにより、前記底板は、調整シャフトに支
持されて、投入路が大きく開いた状態で保持される。こ
の状態で、1つ下段の投入路から手を入れて詰まった商
品を取り除く。
【0016】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0017】図1及び図2に示すように、符号10は、
自動販売機の本体を示し、この内部には、前後方向に4
列のコラム12〜18が設けられている。また、本体1
0の前面には縦方向に4つの投入口20〜26が設けら
れている。最上段の投入口20は、最後列のコラム12
の上端部にある収納口12aに、投入路28を介して接
続されている。またコラム14,16は、投入口24,
24と投入路30,32を介して接続されている。最下
段の投入口26のみ、最前列のコラム18の投入口に缶
Kを直接投入する。
自動販売機の本体を示し、この内部には、前後方向に4
列のコラム12〜18が設けられている。また、本体1
0の前面には縦方向に4つの投入口20〜26が設けら
れている。最上段の投入口20は、最後列のコラム12
の上端部にある収納口12aに、投入路28を介して接
続されている。またコラム14,16は、投入口24,
24と投入路30,32を介して接続されている。最下
段の投入口26のみ、最前列のコラム18の投入口に缶
Kを直接投入する。
【0018】まず、投入口20、投入路28及び最後列
のコラム12の構造について説明する。
のコラム12の構造について説明する。
【0019】投入路28の底板34は、後方に行くほど
下方に傾斜して、投入口20から缶Kを横向きで投入す
ると後方に転動して、コラム12の収納口12aに至
る。この底板34は、前底板36と後底板38とよりな
る。後底板38は、2本のシャフト40,42によって
投入路28の両側壁44,46に固定されている。
下方に傾斜して、投入口20から缶Kを横向きで投入す
ると後方に転動して、コラム12の収納口12aに至
る。この底板34は、前底板36と後底板38とよりな
る。後底板38は、2本のシャフト40,42によって
投入路28の両側壁44,46に固定されている。
【0020】次に、前底板36の構造について図3〜5
に基づいて説明する。
に基づいて説明する。
【0021】符号48は、前底板36の後端部中央部に
切起しによって形成された軸受け部である。軸受け部4
8に、軸シャフト50を通し、その両端を両側壁44,
46に架設して、前底板36をその後端部を中心に回動
自在にする。
切起しによって形成された軸受け部である。軸受け部4
8に、軸シャフト50を通し、その両端を両側壁44,
46に架設して、前底板36をその後端部を中心に回動
自在にする。
【0022】符号52,54は、前底板36の前端部左
側に設けられた一対の支持部であって、切起しにより下
方に垂設されている。支持部52,54の中央部には、
貫通口56,58が設けられている。
側に設けられた一対の支持部であって、切起しにより下
方に垂設されている。支持部52,54の中央部には、
貫通口56,58が設けられている。
【0023】符号60は、金属棒をL字状に折曲した保
持部材である。この保持部材60は、支持部52の貫通
口56に挿入した後、コイルスプリング62を挿入し支
持部54の貫通口58に挿入されている。支持部54と
コイルスプリング62との間の保持部材60にEワッシ
ャー64が固定されている。保持部材60の先端部は、
側壁44に開口した保持孔66にコイルスプリング62
の付勢力によって挿入されている。前底板36の右側に
も、一対の支持部68,70が切起され、支持部68,
70の貫通口72,74にL字型の保持部材76が、コ
イルスプリング78を通して挿入され、支持部70とコ
イルスプリング78との間にEワッシャー80が設けら
れている。保持部材76の先端部は、側壁46に設けら
れた保持孔82にコイルスプリング78の付勢力によっ
て挿入されている。
持部材である。この保持部材60は、支持部52の貫通
口56に挿入した後、コイルスプリング62を挿入し支
持部54の貫通口58に挿入されている。支持部54と
コイルスプリング62との間の保持部材60にEワッシ
ャー64が固定されている。保持部材60の先端部は、
側壁44に開口した保持孔66にコイルスプリング62
の付勢力によって挿入されている。前底板36の右側に
も、一対の支持部68,70が切起され、支持部68,
70の貫通口72,74にL字型の保持部材76が、コ
イルスプリング78を通して挿入され、支持部70とコ
イルスプリング78との間にEワッシャー80が設けら
れている。保持部材76の先端部は、側壁46に設けら
れた保持孔82にコイルスプリング78の付勢力によっ
て挿入されている。
【0024】上記投入路28において、図2に示すよう
にコラム12の収納口12aに缶Kが縦向きに詰まった
場合には、次のようにして取り除く。
にコラム12の収納口12aに缶Kが縦向きに詰まった
場合には、次のようにして取り除く。
【0025】まず、一対の保持部材60,76をコイル
スプリング62,78の付勢力に反して内方に移動させ
て、保持孔66,82との係合を解除する(図4参
照)。これにより、前底板36は、軸シャフト50を中
心に前端部が下がり、投入路28の内部が大きくなるの
で、投入口20から手を入れて缶Kを取り除く。缶Kを
取り除いた後は、前底板36を元の位置に戻し、一対の
保持部材60,76と保持孔66,82とを係合させる
(図3参照)。
スプリング62,78の付勢力に反して内方に移動させ
て、保持孔66,82との係合を解除する(図4参
照)。これにより、前底板36は、軸シャフト50を中
心に前端部が下がり、投入路28の内部が大きくなるの
で、投入口20から手を入れて缶Kを取り除く。缶Kを
取り除いた後は、前底板36を元の位置に戻し、一対の
保持部材60,76と保持孔66,82とを係合させる
(図3参照)。
【0026】このように、前底板36を移動させること
により投入路28の内部が大きくなって缶Kが取り除き
易くなり、また、投入口20が高い位置にあっても下方
から手を入れて取り除くことができる。
により投入路28の内部が大きくなって缶Kが取り除き
易くなり、また、投入口20が高い位置にあっても下方
から手を入れて取り除くことができる。
【0027】投入路30においても、底板84が、その
後部に設けられた軸シャフト86を中心に回動可能とな
っており、底板84の前端部には、前底板36と同様の
構造の保持部材60が設けられており、これを操作する
ことにより底板84の前端部が下方に回動する。
後部に設けられた軸シャフト86を中心に回動可能とな
っており、底板84の前端部には、前底板36と同様の
構造の保持部材60が設けられており、これを操作する
ことにより底板84の前端部が下方に回動する。
【0028】図6及び図7は、本発明の第2の実施例を
示す。
示す。
【0029】第1の実施例と違って、前底板36と底板
84が取り外し自在になっていることである。
84が取り外し自在になっていることである。
【0030】前底板36の前部及び後部の中央部分に
は、切起しによるL字型の係合部90,92が設けられ
ている。また、投入路28の両側壁44,46には2本
の固定シャフト94,96が架設されている。前底板3
6を両側壁44,46の間に固定するには、固定シャフ
ト94,96に係合部90,92を係合して、固定シャ
フト94,96に前底板36を載置する。
は、切起しによるL字型の係合部90,92が設けられ
ている。また、投入路28の両側壁44,46には2本
の固定シャフト94,96が架設されている。前底板3
6を両側壁44,46の間に固定するには、固定シャフ
ト94,96に係合部90,92を係合して、固定シャ
フト94,96に前底板36を載置する。
【0031】そして、図6に示すように缶Kが詰まった
場合には、係合部90,92と固定シャフト94,96
の係合を解除して、投入路28から前底板36を取り外
し、その後缶Kを取り除く。
場合には、係合部90,92と固定シャフト94,96
の係合を解除して、投入路28から前底板36を取り外
し、その後缶Kを取り除く。
【0032】このように、前底板36を取り外すことに
より投入路28が大きくなるため、缶Kの取り除きを容
易にすることができる。
より投入路28が大きくなるため、缶Kの取り除きを容
易にすることができる。
【0033】底板84においても、係合部98,100
と固定シャフト102,104が設けられており、これ
により底板84が投入路30に対し着脱自在である。
と固定シャフト102,104が設けられており、これ
により底板84が投入路30に対し着脱自在である。
【0034】図8および図9は、本発明の第3の実施例
を示す。
を示す。
【0035】第1の実施例と違って、前底板36の前端
部が、投入路28の前部に設けられたシャフト120に
よって枢支され、前底板36の後部がシャフト122に
載置されている。そして、シャフト122は、両側壁4
4に設けられた円弧状の長孔110に架設され、これに
沿って移動自在となっている。また、投入路28より1
つ下段の投入路30の高さ方向の距離を調整する調整シ
ャフト112が設けられている。調整シャフト112
は、投入路30の両側壁44,46の上部近傍に設けら
れたコの字状の調整孔114に沿って移動自在であり、
調整孔114の上端部に位置している時は、調整シャフ
ト112と底板84までの距離が大きくなって、太缶が
投入可能となる。また、調整孔114の下端に調整シャ
フト112が位置している時は、調整シャフト112と
底板84との距離が縮まり、細缶のみ投入可能となる。
そして、調整孔114の上部から連続して縦方向に移動
用長孔116が設けられている。この移動用長孔116
の上端部は、1つ上段の投入路28のほぼ中央部まで延
びており、その上端部から連続して下方に向かってへの
字状に屈曲して、係合孔118が設けられている。そし
て、調整シャフト112は、調整孔114から移動用長
孔116を経て係合孔118に移動できる。
部が、投入路28の前部に設けられたシャフト120に
よって枢支され、前底板36の後部がシャフト122に
載置されている。そして、シャフト122は、両側壁4
4に設けられた円弧状の長孔110に架設され、これに
沿って移動自在となっている。また、投入路28より1
つ下段の投入路30の高さ方向の距離を調整する調整シ
ャフト112が設けられている。調整シャフト112
は、投入路30の両側壁44,46の上部近傍に設けら
れたコの字状の調整孔114に沿って移動自在であり、
調整孔114の上端部に位置している時は、調整シャフ
ト112と底板84までの距離が大きくなって、太缶が
投入可能となる。また、調整孔114の下端に調整シャ
フト112が位置している時は、調整シャフト112と
底板84との距離が縮まり、細缶のみ投入可能となる。
そして、調整孔114の上部から連続して縦方向に移動
用長孔116が設けられている。この移動用長孔116
の上端部は、1つ上段の投入路28のほぼ中央部まで延
びており、その上端部から連続して下方に向かってへの
字状に屈曲して、係合孔118が設けられている。そし
て、調整シャフト112は、調整孔114から移動用長
孔116を経て係合孔118に移動できる。
【0036】上記構成のものにおいて、投入路28に缶
Kが詰まった場合には、図8に示すように、前部のシャ
フト120を中心に前底板36の後部を上方に回動させ
る。後部のシャフト122は、長孔110に沿ってその
上部まで移動する。また、調整シャフト112は、調整
孔114から移動用長孔116を経て係合孔118に係
合させて固定する。これにより前底板36が固定された
調整シャフト112の上に載置されて、前底板36が傾
いた状態で保持される。そして、作業者は1つ下段の投
入路30から手を入れて詰まった缶Kを取り除く。
Kが詰まった場合には、図8に示すように、前部のシャ
フト120を中心に前底板36の後部を上方に回動させ
る。後部のシャフト122は、長孔110に沿ってその
上部まで移動する。また、調整シャフト112は、調整
孔114から移動用長孔116を経て係合孔118に係
合させて固定する。これにより前底板36が固定された
調整シャフト112の上に載置されて、前底板36が傾
いた状態で保持される。そして、作業者は1つ下段の投
入路30から手を入れて詰まった缶Kを取り除く。
【0037】
【発明の効果】以上により、本発明の請求項1の自動販
売機であると、投入路の底板を移動させることによっ
て、投入路の投入空間を大きくして手を入れやすくし
て、投入路に詰まった商品を容易に取り除くことができ
る。
売機であると、投入路の底板を移動させることによっ
て、投入路の投入空間を大きくして手を入れやすくし
て、投入路に詰まった商品を容易に取り除くことができ
る。
【0038】請求項2の自動販売機であると、底板の前
端部を下方に回動させることにより、投入路が大きくな
り手を入れて商品を容易に取り除くことがてきる。
端部を下方に回動させることにより、投入路が大きくな
り手を入れて商品を容易に取り除くことがてきる。
【0039】請求項3の自動販売機であると、投入路の
底板を取り外し、投入路を大きくした後手を入れて商品
を取り除くので、その取り除き作業が容易となる。
底板を取り外し、投入路を大きくした後手を入れて商品
を取り除くので、その取り除き作業が容易となる。
【0040】請求項4の自動販売機であると、底板の後
部を上方に回動させることにより、投入路が大きくな
り、下段の投入路から手を入れて詰まった商品を容易に
取り除くことができる。
部を上方に回動させることにより、投入路が大きくな
り、下段の投入路から手を入れて詰まった商品を容易に
取り除くことができる。
【0041】請求項5の自動販売機であると、投入路の
底板の後部を上方に持ち上げた場合に、調整シャフトで
底板を支持するため、商品を取り除いている作業中に底
板が落下することがない。
底板の後部を上方に持ち上げた場合に、調整シャフトで
底板を支持するため、商品を取り除いている作業中に底
板が落下することがない。
【図1】本発明の一実施例を示す自動販売機の上部の縦
断面図である。
断面図である。
【図2】同じく前底板を回動させた状態の自動販売機の
上部の縦断面図である。
上部の縦断面図である。
【図3】前底板の横断面図である。
【図4】保持部材を解除した状態の前底板の横断面図で
ある。
ある。
【図5】前底板の分解斜視図である。
【図6】第2の実施例の自動販売機の上部の縦断面図で
ある。
ある。
【図7】第2の実施例の前底板の斜視図である。
【図8】第3の実施例の自動販売機の上部の縦断面図で
ある。
ある。
【図9】前図の底板を傾けた状態の縦断面図である。
【図10】従来の自動販売機の上部の縦断面図である。
10……本体 12〜18……コラム 20〜26……投入口 28〜32……投入路 34……底板 36……前底板 38……後底板 40,42……シャフト 44,46……側壁 48……軸受け部 50……軸シャフト 52,54……支持部 56,58……貫通口 60,66……保持部材 62,78……コイルスプリング 64,80……Eワッシャー 66,82……保持孔 90,92……係合部 94,96……固定シャフト
Claims (5)
- 【請求項1】略円筒形の商品を横倒し状態で収納するコ
ラムを本体に備え、前記本体の前面にある投入口と前記
コラムの上端部にある収納口までを接続する投入路が設
けられた自動販売機において、 前記投入路の底板を移動自在になし、前記投入路の投入
空間を大きくするようにしたことを特徴とする自動販売
機。 - 【請求項2】投入路の両側壁間に軸シャフトを架設し、 前記投入路の底板を、その前端部が下方に回動するよう
に前記軸シャフトとヒンジ結合し、 前記底板の前部を前記両側壁に対し保持部材によって着
脱自在にしたことを特徴とする請求項1記載の自動販売
機。 - 【請求項3】投入路の両側壁間に2本の固定シャフトを
左右方向に架設し、 前記投入路の底面を構成する底板に、前記固定シャフト
と着脱自在に係合する係合部を2箇所設け、 前記2本の固定シャフトと前記底板の2つの係合部をそ
れぞれ着脱自在に係合させることにより、前記底板を前
記投入路に対し取外し自在にしたことを特徴とする請求
項1記載の自動販売機。 - 【請求項4】縦方向に複数の投入路が設けられ、上段の
投入路の底板が下段の投入路の天井板を兼用し、 前記投入路の両側壁間の前部に前軸シャフトを架設し、 前記投入路の底板の前端部を前記前軸シャフトに枢支
し、 前記投入路の両側壁の後部に円弧状の長孔を設け、 前記底板の後部を支持する後軸シャフトを前記一対の長
孔に架設して、 前記前軸シャフトを中心に前記底板の後部が上方に回動
するようになしたことを特徴とする請求項1記載の自動
販売機。 - 【請求項5】投入路の両側壁間に調整孔を設け、 前記調整孔の上部から連続して一つ上段の投入路の両側
壁に向って縦方向に移動用長孔を設け、 前記移動用長孔の上端部から連続して係止孔を設け、 前記投入路の高さを調整する調整シャフトを前記一対の
調整孔に架設し、 前記一つ上段の投入路の底板の後部を上方に回動した場
合に、前記調整シャフトを前記係止孔に係合して該底板
を支持することを特徴とする請求項4記載の自動販売
機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5402593A JPH06180783A (ja) | 1992-10-14 | 1993-03-15 | 自動販売機 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4-276125 | 1992-10-14 | ||
JP27612592 | 1992-10-14 | ||
JP5402593A JPH06180783A (ja) | 1992-10-14 | 1993-03-15 | 自動販売機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06180783A true JPH06180783A (ja) | 1994-06-28 |
Family
ID=26394768
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5402593A Pending JPH06180783A (ja) | 1992-10-14 | 1993-03-15 | 自動販売機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06180783A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106600826A (zh) * | 2015-10-14 | 2017-04-26 | 上海允昌自动化科技有限公司 | 一种具有曲折形货道的新型自动售货装置 |
-
1993
- 1993-03-15 JP JP5402593A patent/JPH06180783A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106600826A (zh) * | 2015-10-14 | 2017-04-26 | 上海允昌自动化科技有限公司 | 一种具有曲折形货道的新型自动售货装置 |
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