JPH0652426A - 自動販売機の商品収納棚装置 - Google Patents

自動販売機の商品収納棚装置

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JPH0652426A
JPH0652426A JP4223638A JP22363892A JPH0652426A JP H0652426 A JPH0652426 A JP H0652426A JP 4223638 A JP4223638 A JP 4223638A JP 22363892 A JP22363892 A JP 22363892A JP H0652426 A JPH0652426 A JP H0652426A
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俊二 生形
Toshiyuki Horiguchi
利幸 堀口
Takashi Nishiyama
貴史 西山
Kosuke Muramoto
浩亮 村本
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • G07FCOIN-FREED OR LIKE APPARATUS
    • G07F11/00Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles
    • G07F11/02Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from non-movable magazines
    • G07F11/34Coin-freed apparatus for dispensing, or the like, discrete articles from non-movable magazines in which the magazines are of zig-zag form
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G11/00Chutes
    • B65G11/02Chutes of straight form
    • B65G11/023Chutes of straight form for articles

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 径が相違しても商品の確実且つ容易な商品補
充作業を可能とし、誤投入による詰まり商品の除去並び
に盗難防止をも図れるようにした自動販売機の商品収納
棚装置を提供する。 【構成】 商品投入口6側の前端部が上下動可能なるよ
う軸支した商品案内板7,7A,7Bと規制ピン27と
で投入口規制を、一方固定壁部9aに対して前後移動な
る出口規制板16にて出口規制をし、かつ連結部材28
で商品案内板7,7A,7Bと出口規制板16と連係さ
せて誤投入を防止し、更に商品案内板の前部案内軸10
と係合するロック溝34を有して、調整した案内板をロ
ックして、慎重な投入作業なくしても商品充填が行え、
また出口規制板16が悪戯されても商品只取りを阻止で
きる機能を有するロック板30を設けている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円筒状の商品を収納す
る自動販売機の商品収納棚装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在の自動販売機では、販売する商品の
多様化に伴い、1つの商品収納棚で多種の商品を収納し
なけれならず、そのため商品搬出装置部において商品サ
イズに応じて出口寸法を変更設定可能として販売を行な
うようにしている。
【0003】このような自動販売機の1例としては、実
開昭64−27768号公報に示すものがある。ここ
で、この自動販売機は、図6に示すように商品収納棚1
の対向した側板2(他方の側板は図示せず)の間に円弧
状に湾曲した複数の案内部材3を上下方向に配設して形
成されたサーペンタイン構造の商品通路4を前後方向に
複数列備えたものである。
【0004】そして、これらの商品通路4には、入り口
部5と商品収納棚1の前面に設けられた商品投入口6と
の間に、商品投入口6から投入された円筒状の商品を転
動させて商品通路4に案内する商品案内板7が設けられ
ている。
【0005】なお、入り口部5の上方には、商品が商品
投入方向に転動するよう横倒しとなって投入された場合
にはこの商品と当接して揺動し、この商品を商品通路4
に収納する一方、商品が商品投入方向に対して転動しな
い向きで投入された場合には、この商品にひっかかって
揺動不能となり、この商品をそれ以上奥に入り込ませな
いようにする収納規制部材8が揺動自在に設けられてい
る。
【0006】また、商品通路4の下端部には、収納され
ている商品を順次1個づつ搬出するための商品搬出装置
9を備えた固定壁部9aがそれぞれ設けられている。
【0007】ところで、商品案内板7は、図7に示す上
部の2つの商品案内板7aのように、例えばその前端部
下面から側方に突出している前部軸10を側板2に形成
された前部案内溝11に挿通すると共に、その後端部下
面から後方に突設している後部案内溝12に側板2に突
設された案内軸13を係止することにより前後方向に移
動可能に保持されている。
【0008】そして、投入する商品の径に応じて、例え
ば通常の商品14aを投入する場合は、商品案内板7,
7aを後退させて、商品案内板7,7aの後端と収納規
制部材8の前端までの距離を短くするようにしている。
これにより、間違って太い商品14bを投入した場合で
も、この商品14bが収納規制部材8にひっかかって、
商品通路4内に落下して行かないようにしていた。
【0009】一方、商品通路4の下端部の商品搬出装置
9は、図8に示すように上下に設けられた2つの係止腕
15と、この固定壁部9aに対向して配された出口規制
板16とにより商品14a,14bを保持し、販売指令
に応じて係止腕15を下方に回動させて係止した商品1
4a,14bを1個づつ搬出するものである。
【0010】なお、この出口規制板16は、その上端部
に上端軸17を、その下端部に下端軸18をそれぞれ突
設し、これらの上端軸17及び下端軸18を側壁2に形
成された上部案内溝19及び下部案内溝20に挿通する
ことにより前後方向に移動可能に支持され、固定壁部9
aと共に形成する商品搬出口21の幅規制を行なうもの
である。
【0011】そして、商品通路4に通常の商品14aを
収納する場合は、商品搬出口21から商品通路4内に手
を突っ込んで出口規制板16を一旦上方に押し上げた
後、固定壁部9aに近づける方向に移動することにより
商品搬出口21の幅が狭くなるよう幅規制を行ない、商
品14aを確実に係止腕15に係止できるようにしてい
た。
【0012】また、太い商品14bを収納する場合は、
出口規制板16を一旦上方に押し上げた後、固定壁部9
aから遠ざける方向に移動することにより商品搬出口2
1の幅が広くなるよう幅規制を行ない、商品14aを確
実に係止腕15に係止できるようにしていた。
【0013】なお、この出口規制板16は、上端軸17
及び下端軸18を介して自重により上部案内溝19及び
下部案内溝20に支持されるものであり、このため下部
案内溝20は、底面で下端軸18を受けるようにした2
つの係止部を有する逆U字型に形成されている。
【0014】ところが上述した商品収納棚装置は、商品
案内板と出口規制板とは別々に操作するので取り扱いが
不便であった。
【0015】そこで、商品案内板と出口規制板とをリン
クにより連結させ、投入部及び商品搬出部を同時に設定
変更できるように構成して、変更調整設定を容易に成し
得るように改良した自動販売機の商品収納装置が実開平
2−80884号公報に開示するように提案されてい
る。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
リンク連動する機構となっているが、商品投入板および
出口規制板を調整位置に固定保持されるものとはなって
いないので、投入作業時に、ずれたりして作業がしずら
いという問題点が残っていた。
【0017】また前述の図6乃至図8に示す従来の自動
販売機の商品収納棚装置においては、通常の商品の代わ
りに間違って太い商品を収納した場合は、商品案内板と
収納規制部材との間に商品が挾まることにより商品の落
下を防ぐことはできるが、間違って投入した商品を取り
出すためには手をコラムの奥に突っ込んで商品を取り出
さねばならず、手間がかかるという問題点があった。
【0018】本発明の上述の問題点に鑑み成されたもの
で、調整後、商品案内板、出口規制板を固定保持して商
品投入作業を能率的に行えるようにすると共に、また誤
投入による詰まり商品の除去も容易なるように構成した
自動販売機の商品収納棚装置を提供することを目的とす
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明は、商品収納棚の
側壁に形成した前後の案内溝にそれぞれ挿通される前部
案内軸及び後部案内軸と、商品収納棚の前面に設けられ
た商品投入口と本体内部に形成されたサーペンタイン構
造の商品通路の入り口部との略中間に設けられた支持軸
とにより前後移動可能に、かつ上下に揺動可能に支持さ
れ、前記商品投入口の幅規制を行うと共に投入された円
筒状の商品を商品通路の入り口部に案内する商品案内板
と、この商品案内板の先端部上方に配された規制ピン
と、前記商品通路の下端部に設けられた固定壁部に対し
て前後移動可能に配され、商品搬出口の幅を変化させる
出口規制板と、この出口規制板と前記商品案内板とを連
結し、商品案内板の設定した前記商品投入口の幅に対応
して前記出口規制板を連動動作させる連結部材と、前記
商品案内板の前部案内軸と係合するロック溝を有し、投
入する前記商品の径に応じて前記商品投入口の幅調整を
した前記商品案内板を固定保持するロック位置と、前方
に引出され前記商品案内板が可動可能となるロック解除
位置とに移動操作可能に設けられたロック板とを備えた
ものである。
【0020】
【作用】この構成により前後移動自在にかつ揺動自在に
支持されて前端部が上下動する商品案内板と該案内板の
上方に配した規制ピンとで、商品投入口の部分で投入口
の幅規制をすることとして、誤投入により詰まった商品
の除去を容易としている。
【0021】また商品搬出口の幅規制をする出口規制板
と前記商品案内板とは連結部材により連動々作させて、
上下の規制が間違いなく正しい設定になるようにしてい
る。
【0022】そして、商品投入口の調整をした後の商品
案内板を動かないように保持するロック板を設けること
で商品投入が少々乱雑であっても作業に障りはなく行え
て能率が向上し、また出口規制板を悪戯不能として盗難
防止的機能を有している。そして商品案内板とのロック
関係は手動により簡単に釈放でき、投入口、搬出口の変
更操作を行えるものとなっている。
【0023】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。
【0024】図1は商品案内板のロック機構を備えた本
発明の一実施例に係る自動販売機の商品収納棚装置の側
面断面図、図2はその上部拡大側面断面図、図3はロッ
クを解除されて投入口幅調整可能にされた商品収納棚装
置の上部拡大側面断面図、図4はその下部拡大側面断面
図である。図1,2,3,4において、図6,7,8と
同一符号は同一又は相当部分を示している。
【0025】図1,2,3,4において、22は商品案
内板7,7Aの中央部よりもやや手前の下端面に突設さ
れた中央案内溝部である。そして、この中央案内溝部2
2は、商品投入口6と入り口部5との略中間にて側板2
に突設された揺動軸23を嵌入して商品案内板7,7A
を前後方向に移動可能に、かつこの揺動軸23を支点と
して揺動可能に保持するためのものである。
【0026】24は、商品案内板7,7Aの前部軸10
を挿通支持するための前方案内溝であり、この前方案内
溝24は、前後の係止部24a,24bと、案内部24
cとから構成されており、前部の係止部24aよりも後
部の係止部24bの方が高いU字形に形成されている。
【0027】また、25は商品案内板7,7Aの後端部
下面から側方に突出している後部軸であり、この後部軸
25は、側壁2に形成された後方案内溝26に挿通支持
されている。ここで、この後方案内溝26は、前後の係
止部26a,26bと、案内部26cとから構成されて
おり、前部の係止部26aよりも後部の係止部26bの
方が低い位置にある逆U字形に形成されている。
【0028】そして、これら揺動軸23、前方案内溝2
4及び後方案内溝26により、商品案内板7は、図1で
太い商品14bを収納するための実線で示す第1収納位
置、または通常の商品14aを収納するための二点鎖線
で示す第2収納位置の何れかの位置に保持されるように
なっている。
【0029】なお、これら商品案内板7,7Aの重心
は、揺動軸23よりも後方にあるため、商品案内板7,
7Aは、その後部が自重により下方に傾いた状態で支持
されており、さらに後述する連結部材がその後部に連結
されているため、前部軸10には上昇しようとする力
が、また後部軸25には下降しようとする力がそれぞれ
働いている。
【0030】そして、これらの力により、商品案内板
7,7Aが前に(図1に対して左側の方向)引かれると
前部軸10は前方案内溝24の前部の係止部24aに、
後部軸25は後方案内溝26の前部の係止部26aにそ
れぞれ係止されて商品案内板7の先端部が下降する第1
収納位置に保持されるようになっている。
【0031】また、これらの力により、この第1収納位
置に保持されている商品案内板7を後方に押し込むと、
前部軸10は前方案内溝24の案内部24cを経て後方
の係止部24bに、後部軸25は後方案内溝26の案内
部26cを経て後方の係止部26bにそれぞれ係止され
て商品案内板7の先端部が上昇する第2収納位置に保持
されるようになっている。
【0032】一方、商品案内板7,7Bの先端部上方に
は、商品案内板7,7Bが第2収納位置にある時に誤っ
て太い商品14bを商品投入口6から投入した場合、こ
の商品14bに当接してこの商品14bを奥に入れない
ようにするための規制ピンである投入口規制ピン27が
設けられている。
【0033】このため、太い商品14bを収納する場合
には、商品案内板7を第1収納位置として商品案内板7
の先端部を下降させ、先端部と投入口規制ピン27との
距離を長くすると共に、商品投入口6の径が広くなるよ
うに幅規制するようにしている。
【0034】なお、商品案内板7を第1収納位置とする
と、この商品案内板7の後端は前方斜め上方に移動する
ため、入り口部5の横幅が広がり、商品14bが入り口
部5を通過できるようになっている。
【0035】また、通常の商品14aを収納する場合
は、第1収納位置にある商品案内板7を揺動させながら
第2収納位置に移動させ、その先端部と投入口規制ピン
27との距離を短くすると共に商品投入口6の径が狭く
なるよう幅規制するようにしている。
【0036】これにより、商品投入口6からは商品14
aが1個づつ投入されることとなり、入り口部5と商品
投入口6との間で商品14aが詰まるのを防ぐことがで
きるようになっている。
【0037】なお、商品案内板7を第2収納位置とする
と、この商品案内板7の後端は後方斜め下方に移動する
ため、入り口部5の横幅が狭まり、通常の商品14aの
みが入り口部5を通過できるようになっている。
【0038】ところで、最上位の商品案内板7Aについ
ては、誤って太い商品14bを商品投入口6から投入し
た場合には、天板1aの先端にこの商品14bを当接さ
せるようになっているので投入口規制ピン27は設けて
いない。また、最下位の商品案内板7Bは、長さが短い
ため中央案内溝部22は設けていない。
【0039】ところで、30は商品投入口6の幅規制を
した後、その商品案内板7,7A,7Bをその設定状態
に保持させ、また変更調整する時に、商品案内板7,7
A,7Bの動きが自由になるように作用するロック板で
ある。すなわち、図2に示すように前側の側板2の前端
部に突設した支軸31,31にロック板30の上下に設
けた支持用長溝32,32を遊嵌させて前後に移動自在
とさせ、またロック板30の上下端後部と側板2との間
にコイルスプリング33,33を張設させてロック板3
0を常に右方に引張附勢した状態として、側板2の前端
部に装着されている。そして、このロック板30には、
各商品案内板7,7A,7Bの前部軸10と嵌合するロ
ック溝34が形成されている。
【0040】従ってロック板30をコイルスプリング3
3,33に抗して、図2の実線位置から破線位置に引き
出せば、商品案内板7,7A,7Bの前部軸10とロッ
ク溝34とのロックが解除され、上部案内溝24に沿う
前部軸10の移動が自由となり、商品案内板7,7A,
7Bの変更設定操作が可能となる。
【0041】ここで、このロック板30は後述するよう
に、商品案内板7,7A,7Bが商品通路4の下端に設
けた出口規制板16と連動する機構に構成しているの
で、出口規制板16が悪戯されても、上部の商品案内板
7,7A,7Bの動作をロックさせて、商品の盗難防止
を図るものともなっている。
【0042】一方、商品案内板7,7A,7Bの後端部
には、下端部が図1に示すように出口規制板16の上端
軸17に連結された連結部材である連結部材28が後部
軸25に連結されている。
【0043】ここで、この連結部材28は、商品案内板
7,7A,7Bが前後方向に揺動して第1または第2収
納位置に移動して商品投入口6の幅規制を行なうと、こ
れに伴って上下方向に移動することにより、商品案内板
7,7A,7Bに連動して出口規制板16を前後及び上
下方向に移動させ、商品搬出口21の幅規制を行なわせ
るためのものである。
【0044】なお、この出口規制板16の前後及び上下
方向の移動を案内するため、下部案内溝20は、上下の
2つの係止部20a,20bと案内部20cとから構成
されている。
【0045】そして、この出口規制板16は、太い商品
14bを搬出する場合には、連結部材28により、第1
収納位置に移動する商品案内板7,7A,7Bに連動し
て固定壁部9aに対して略平行状態で固定壁部9aから
遠ざかるよう斜め上方に移動し、上端軸17を上部案内
溝19の上部係止部19aに、また下端軸18を下部案
内溝20の上部係止部20aに係止する第1排出位置に
位置するようになっている。
【0046】これにより、商品搬出口21の幅は、太い
商品14bが出口規制板16の上端にひっかかることの
ないような幅に広がるようになる。
【0047】一方、通常の商品14aを搬出する場合に
は、出口規制板16は、連結部材28により、第2収納
位置に移動する商品案内板7,7A,7Bに連動して固
定壁部9aに対して略平行状態で固定壁部9aに近づく
よう斜め下方に移動し、上端軸17を上部案内溝19の
下部係止部19bに、また下端軸18を下部案内溝20
の下部係止部20bに係止する第2排出位置に位置する
ようになっている。
【0048】これにより、商品搬出口21の幅は、通常
の商品14aが不必要な落下を起すことなく係止腕15
に係止されるような幅に狭まるようになる。
【0049】次に、このように構成された自動販売機の
商品収納棚装置の商品収納動作について説明する。
【0050】例えば、図1,図2,図3に示す前から3
番目の商品通路4aのように、通常の商品14aを収納
するよう商品案内板7を二点鎖線で示すような第2収納
位置に保持した状態の商品通路4aに太い商品14bを
収納する場合は、ロック板30を手によってコイルスプ
リング33,33に抗して実線状態から二点鎖線状態に
引き出す。すると前部軸10がロック板30のロック溝
34から釈放される。これによって商品案内板7は前後
に移動自在に、又揺動自在に操作可能となる。これによ
って商品案内板7を前方に引出して、第2収納位置に位
置していた商品案内板7を第1収納位置に移動させる。
【0051】これにより、商品案内板7の先端部が下降
して商品案内板7の先端部が投入口規制ピン27から離
れた状態となると共に商品投入口6の径が広がり、この
径が広がった商品投入口6から太い商品14bを投入す
る。
【0052】なお、商品案内板7を第1収納位置に移動
させると、連結部材28を介して出口規制板16が第1
排出位置に移動するため商品搬出口21の幅が広がり、
最初に投入された商品14bは出口規制板16の上端で
ひっかかることなく落下して下方の係止腕15に係止さ
れる。
【0053】そして、この後、販売指令が発せられる
と、この係止腕15が下方に回動して、商品14bが搬
出される。
【0054】一方、太い商品14bを収納するよう商品
案内板7を第1収納位置に保持した状態の商品通路4a
に通常の商品14aを収納する場合は、商品案内板7を
後方に押し込むことにより、第1収納位置に位置してい
た商品案内板7を第2収納位置に移動させる。
【0055】この後、ロック板30を離すとコイルスプ
リング33,33の弾力で、ロック板30は実線位置に
戻り、ロック溝34に前部軸10を嵌め、前部軸10が
前方案内溝24の後部の係止部24bに係合した状態を
維持させ、太い商品14bに合わせた商品案内板7をそ
の位置に保持する。よって商品投入時や振動での商品案
内板7のずれ動く事態を防ぐことができる。こうして調
整位置に商品案内板は固定保持されるので商品投入作業
を特に注意して行わなくても良く、作業は能率的とな
る。
【0056】そして、商品案内板7の先端部が上昇し商
品案内板7の先端部が投入口規制ピン27に近づいた状
態となると共に商品投入口6の径が狭まり、この径が狭
まった商品投入口6から通常の商品14aを投入する。
【0057】なお、商品案内板7を第2収納位置に移動
させると、連結部材28を介して出口規制板16が第2
排出位置に移動するため商品搬出口21の幅が狭まり、
最初に投入された商品14aは商品搬出口21から落下
することなく次販売商品を係止する下方の係止腕15a
に係止される。
【0058】そして、この後、販売指令が発せられる
と、この係止腕15が下方に回動して、商品14aが搬
出される。
【0059】最下位商品14aの搬出中、次位の商品1
4bは図1に示すように、出口規制板16と上方の係止
腕15との間に係止保持され、搬出が完了すると上方の
係止腕15は引っ込み次位商品14aを落下させ図4の
状態の販売待機となる。
【0060】なお、商品案内板7が第2収納位置にある
状態のとき、誤って太い商品14bを商品投入口6から
投入しようとしても、この商品14bの前部上面に投入
口規制ピン27が当接するため、この商品14bは商品
投入口6内に投入できない。
【0061】また、前から4番目の商品通路4bに、商
品14a,14bを投入する場合のリンク部材28の操
作は、3番目の商品通路4aの場合と逆の操作となる。
【0062】このように、商品案内板7を上下方向に移
動可能に、且つ揺動自在に保持することにより、投入す
る商品14a,14bの径に応じて商品案内板7と投入
口規制ピン27との間の距離及び商品投入口6の径を変
化させることができる。
【0063】また、商品案内板7と出口規制板16を連
結部材28を介して連動させることにより、商品案内板
7を第2収納位置に移動する際は出口規制板16を第2
排出位置に移動することができ、商品案内板7を第1収
納位置に移動する際は出口規制板16を第1排出位置に
移動することができる。
【0064】ところで、出口規制板16を悪戯して商品
搬出口21の幅を拡げ商品の只取りを行うとしても、リ
ンク連動する他方の部材、すなわち商品案内板7,7
A,7Bが動かないようにロック板30によってロック
されているため、出口規制板16の充分なる可動ができ
ず、商品盗難の防止もできる。
【0065】図5は他の実施例を示し、この実施例では
コイルスプリングを使用しないで、ロック板30を取り
付けている。そして、変更設定の際、前方へ引き出して
ロックを解除したロック板30を、変更調整終了後、断
熱ドア35の閉止操作で強制的に商品案内板7,7A,
7Bとのロック状態に戻せるようにして、ロック操作の
操作忘れを防止する構成としている。
【0066】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、商品案内
板を上下方向に移動可能に且つ揺動自在に保持すること
により、投入する商品の径に応じて商品投入口の径を変
化させることができ、商品の誤投入を防ぐことができ
る。
【0067】また、商品案内板と出口規制板とを連動さ
せることにより、投入する商品の径に応じて商品搬出口
の幅を変化させることが一度にでき、取扱が簡便になる
と共に商品搬出口における商品の詰まり又は上下の規制
が不一致なことにより従来生じていた投入商品の落下を
防ぐことができる。
【0068】そして、商品径に応じて変更をした後、商
品案内板を動かないようにロックするロック板を設け
て、商品投入中商品案内板が動かないようにしたので、
商品の充填作業がスムーズに行えると共に、出口規制板
の悪戯を不能とし、盗難防止も図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る自動販売機の商品収納
棚装置の側面断面図。
【図2】上記商品収納棚装置の上部拡大側面断面図。
【図3】ロックを解除されて商品径に応じる投入規制の
操作状況を示す上記商品収納棚装置の上部拡大側面断面
図。
【図4】上記商品収納棚装置の下部拡大側面断面図。
【図5】他の実施例にかかる商品収納棚装置の上部拡大
側面断面図。
【図6】従来の自動販売機の商品収納棚装置の側面断面
図。
【図7】従来の商品収納棚装置の上部側面断面図。
【図8】従来の商品収納棚装置の下部側面断面図。
【符号の説明】
1 商品収納棚 4 商品通路 5 入り口部 6 商品投入口 7 商品案内板 9 商品搬出装置 14a,14b 商品 16 出口規制板 19 揺動軸 27 投入口規制ピン 28 連結部材 30 ロック板
フロントページの続き (72)発明者 村本 浩亮 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品収納棚の側壁に形成した前後の案内
    溝にそれぞれ挿通される前部案内軸及び後部案内軸と、
    商品収納棚の前面に設けられた商品投入口と本体内部に
    形成されたサーペンタイン構造の商品通路の入り口部と
    の略中間に設けられた支持軸とにより前後移動可能に、
    かつ上下に揺動可能に支持され、前記商品投入口の幅規
    制を行うと共に投入された円筒状の商品を商品通路の入
    り口部に案内する商品案内板と、この商品案内板の先端
    部上方に配された規制ピンと、前記商品通路の下端部に
    設けられた固定壁部に対して前後移動可能に配され、商
    品搬出口の幅を変化させる出口規制板と、この出口規制
    板と前記商品案内板とを連結し、商品案内板の設定した
    前記商品投入口の幅に対応して前記出口規制板を連動動
    作させる連結部材と、前記商品案内板の前部案内軸と係
    合するロック溝を有し、投入する前記商品の径に応じて
    前記商品投入口の幅調整をした前記商品案内板を固定保
    持するロック位置と、前方に引出され前記商品案内板が
    可動可能となるロック解除位置とに移動操作可能に設け
    られたロック板とを備えたことを特徴とする自動販売機
    の商品収納棚装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN102682527A (zh) * 2011-03-16 2012-09-19 富士电机零售设备系统株式会社 自动售货机的商品收纳架
CN103310541A (zh) * 2012-03-14 2013-09-18 富士电机株式会社 自动售货机

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