JPH0618048A - クッキングヒータ - Google Patents
クッキングヒータInfo
- Publication number
- JPH0618048A JPH0618048A JP4243893A JP4243893A JPH0618048A JP H0618048 A JPH0618048 A JP H0618048A JP 4243893 A JP4243893 A JP 4243893A JP 4243893 A JP4243893 A JP 4243893A JP H0618048 A JPH0618048 A JP H0618048A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature sensor
- heat
- temperature
- cooking
- heat insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Electric Stoves And Ranges (AREA)
- Baking, Grill, Roasting (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来のクッキングヒータは断熱ケース内に発
熱体と温度センサとが一緒に設置されているため、被加
熱物の温度を正確に検出できず、迅速で正確な調理温度
の制御が行えない。これを解決する。 【構成】 断熱ケースに温度センサの周囲を覆う筒状の
温度センサ収納部を設ける。 【効果】 新たに断熱壁を設ける等の手段を取らずに被
加熱物の温度を正確に検出できる。
熱体と温度センサとが一緒に設置されているため、被加
熱物の温度を正確に検出できず、迅速で正確な調理温度
の制御が行えない。これを解決する。 【構成】 断熱ケースに温度センサの周囲を覆う筒状の
温度センサ収納部を設ける。 【効果】 新たに断熱壁を設ける等の手段を取らずに被
加熱物の温度を正確に検出できる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明はクッキングヒータに関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種のクッキングヒータとして
は、図５，図６に示すものがあった。図５は従来のクッ
キングヒータの外観の構成を示す斜視図、図６は内部の
構成を示す断面図であり、各図において、１ａは断熱ケ
ース、２は調理温度を調節するために被加熱物（図示せ
ず）の温度を検出する温度センサ、３は発熱体、４は耐
熱ガラスなどで形成される調理プレート、５は本体ケー
ス、６は熱量調節スイッチ、７は温度設定スイッチであ
る。
は、図５，図６に示すものがあった。図５は従来のクッ
キングヒータの外観の構成を示す斜視図、図６は内部の
構成を示す断面図であり、各図において、１ａは断熱ケ
ース、２は調理温度を調節するために被加熱物（図示せ
ず）の温度を検出する温度センサ、３は発熱体、４は耐
熱ガラスなどで形成される調理プレート、５は本体ケー
ス、６は熱量調節スイッチ、７は温度設定スイッチであ
る。
【０００３】従来のクッキングヒータは図５，図６に示
すように、上面が開けられた箱形の断熱ケース１ａの内
部に、発熱体３および温度センサ２が配置され、断熱ケ
ース１ａの上面を調理プレート４で覆って加熱部が構成
されている。そして調理プレート４の上面が露出するよ
うな形で、加熱部が本体ケース５に組込まれており、こ
の本体ケース５の側面には熱量調節スイッチ６と調理温
度設定スイッチ７とが設けられている。
すように、上面が開けられた箱形の断熱ケース１ａの内
部に、発熱体３および温度センサ２が配置され、断熱ケ
ース１ａの上面を調理プレート４で覆って加熱部が構成
されている。そして調理プレート４の上面が露出するよ
うな形で、加熱部が本体ケース５に組込まれており、こ
の本体ケース５の側面には熱量調節スイッチ６と調理温
度設定スイッチ７とが設けられている。
【０００４】従来のクッキングヒータは以上のように構
成され、熱量調節スイッチ６を操作して発熱体３に通電
が行われ、発熱体３を所望の出力で加熱する。また調理
温度設定スイッチ７を操作して、調理プレート４に載置
される被加熱物の調理温度を調節できるようになってお
り、温度センサ２によって調理プレート４を介して被加
熱物の温度を検出し、この温度センサ２の出力によって
温度制御装置（図示せず）が動作し、発熱体３が制御さ
れ、被加熱物の調理温度が調理温度設定スイッチ７で設
定した温度に保たれるようになっている。
成され、熱量調節スイッチ６を操作して発熱体３に通電
が行われ、発熱体３を所望の出力で加熱する。また調理
温度設定スイッチ７を操作して、調理プレート４に載置
される被加熱物の調理温度を調節できるようになってお
り、温度センサ２によって調理プレート４を介して被加
熱物の温度を検出し、この温度センサ２の出力によって
温度制御装置（図示せず）が動作し、発熱体３が制御さ
れ、被加熱物の調理温度が調理温度設定スイッチ７で設
定した温度に保たれるようになっている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のク
ッキングヒータは以上のように、発熱体と温度センサと
が断熱ケース内部に一緒に設置されているので、温度セ
ンサがその目的とする被加熱物の温度以外の、発熱体か
らの輻射熱や加熱された本体ケース等からの熱を検出し
てしまい、正確な調理温度の測定ができず、迅速で精度
の高い温度調節が行えないという問題点があった。
ッキングヒータは以上のように、発熱体と温度センサと
が断熱ケース内部に一緒に設置されているので、温度セ
ンサがその目的とする被加熱物の温度以外の、発熱体か
らの輻射熱や加熱された本体ケース等からの熱を検出し
てしまい、正確な調理温度の測定ができず、迅速で精度
の高い温度調節が行えないという問題点があった。
【０００６】この発明はかかる問題点を解決するために
なされたものであり、簡単な構造でより精度の高い温度
調節が行えるクッキングヒータを提供することを目的と
している。
なされたものであり、簡単な構造でより精度の高い温度
調節が行えるクッキングヒータを提供することを目的と
している。
【０００７】
【課題を解決するための手段】この発明に係わるクッキ
ングヒータは、断熱ケースに、温度センサの周囲を覆う
筒状の温度センサ収納部を設けたことを特徴とする。な
お、本願発明に関連ある先行技術としては、発熱体と調
理プレートとの間に断熱壁を配置するという実開昭６１
−８６６０７号公報で開示された考案「電気コンロ」が
ある。然しながら、この先行技術では断熱壁を新たに製
作する必要があり、且つ、断熱壁の固定が不安定になる
という欠点を有し、通常考えられている温度測定技術を
電気コンロに用いたに過ぎず、本願発明のように、この
種のクッキングヒータに必ず必要な断熱ケースそのもの
に温度センサ収納部を設けた技術思想とは根本的に相違
する。
ングヒータは、断熱ケースに、温度センサの周囲を覆う
筒状の温度センサ収納部を設けたことを特徴とする。な
お、本願発明に関連ある先行技術としては、発熱体と調
理プレートとの間に断熱壁を配置するという実開昭６１
−８６６０７号公報で開示された考案「電気コンロ」が
ある。然しながら、この先行技術では断熱壁を新たに製
作する必要があり、且つ、断熱壁の固定が不安定になる
という欠点を有し、通常考えられている温度測定技術を
電気コンロに用いたに過ぎず、本願発明のように、この
種のクッキングヒータに必ず必要な断熱ケースそのもの
に温度センサ収納部を設けた技術思想とは根本的に相違
する。
【０００８】
【作用】この発明においては、断熱ケースに、温度セン
サの周囲を覆う筒状の温度センサ収納部を設けることと
したので、発熱体からの輻射熱や、加熱された本体ケー
ス等の熱が温度センサに及ぼす影響を回避することが可
能となる。
サの周囲を覆う筒状の温度センサ収納部を設けることと
したので、発熱体からの輻射熱や、加熱された本体ケー
ス等の熱が温度センサに及ぼす影響を回避することが可
能となる。
【０００９】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面について説明
する。図１〜図４は、それぞれこの発明の一実施例を示
す図で、図１は加熱部の構成を示す断面図、図２はその
平面図、図３はこの発明のクッキングヒータ全体の外観
の構成を示す斜視図、図４は内部の側断面図であり、各
図において、図５，図６と同一符号は同一又は相当部分
を示し、１はこの発明による断熱ケース、８は断熱ケー
ス１に設けられた温度センサ２の周囲を覆う筒状の温度
センサ収納部である。
する。図１〜図４は、それぞれこの発明の一実施例を示
す図で、図１は加熱部の構成を示す断面図、図２はその
平面図、図３はこの発明のクッキングヒータ全体の外観
の構成を示す斜視図、図４は内部の側断面図であり、各
図において、図５，図６と同一符号は同一又は相当部分
を示し、１はこの発明による断熱ケース、８は断熱ケー
ス１に設けられた温度センサ２の周囲を覆う筒状の温度
センサ収納部である。
【００１０】この実施例における断熱ケース１には、図
１〜図４に示すように、中央部に、高さが調理プレート
４まで達する円筒形状の温度センサ収納部８を設け、温
度センサ２は、この温度センサ収納部８内で耐熱ガラス
４に当接させて設置されている。従って、温度センサ２
は、温度センサ収納部８により発熱体３から断熱され、
さらに本体ケース５からは部分的に二重に断熱される。
１〜図４に示すように、中央部に、高さが調理プレート
４まで達する円筒形状の温度センサ収納部８を設け、温
度センサ２は、この温度センサ収納部８内で耐熱ガラス
４に当接させて設置されている。従って、温度センサ２
は、温度センサ収納部８により発熱体３から断熱され、
さらに本体ケース５からは部分的に二重に断熱される。
【００１１】従って発熱体３からの輻射熱や、加熱され
た本体ケース５等からの熱を良好に遮断することがで
き、温度センサ２が耐熱ガラス４を介して被加熱物の温
度を正確に検出することができるようになる。そして、
この温度センサ２の出力によって温度制御装置（図示せ
ず）が動作し、発熱体３が制御されるので、被加熱物の
調理温度が調理温度設定スイッチ７で設定した調理温度
に迅速かつ正確に保たれることになり、精度の高い調理
温度の調節が行えるようになる。
た本体ケース５等からの熱を良好に遮断することがで
き、温度センサ２が耐熱ガラス４を介して被加熱物の温
度を正確に検出することができるようになる。そして、
この温度センサ２の出力によって温度制御装置（図示せ
ず）が動作し、発熱体３が制御されるので、被加熱物の
調理温度が調理温度設定スイッチ７で設定した調理温度
に迅速かつ正確に保たれることになり、精度の高い調理
温度の調節が行えるようになる。
【００１２】なお上記実施例では、発熱体にハロゲンヒ
ータを使用したものを示しているが、ニクロム線やシー
ズヒータ等を使用しても同様に実施することができる。
また上記実施例では、断熱ケースの中央に温度センサ収
納部を設けているが、中央に限定されるものではなく、
且つ、温度センサ収納部は円筒形でなくても温度センサ
を収納できる筒状のものであればよい。
ータを使用したものを示しているが、ニクロム線やシー
ズヒータ等を使用しても同様に実施することができる。
また上記実施例では、断熱ケースの中央に温度センサ収
納部を設けているが、中央に限定されるものではなく、
且つ、温度センサ収納部は円筒形でなくても温度センサ
を収納できる筒状のものであればよい。
【００１３】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、断熱ケ
ースに温度センサの周囲を覆う筒状の温度センサ収納部
を設け、この収納部に温度センサを収納する構造とする
ことにより、発熱体からの輻射熱や、加熱された本体ケ
ース等からの熱が温度センサに及ぼす影響を回避するこ
とができ、精度の高い温度調節が行えるクッキングヒー
タが得られるという効果がある。
ースに温度センサの周囲を覆う筒状の温度センサ収納部
を設け、この収納部に温度センサを収納する構造とする
ことにより、発熱体からの輻射熱や、加熱された本体ケ
ース等からの熱が温度センサに及ぼす影響を回避するこ
とができ、精度の高い温度調節が行えるクッキングヒー
タが得られるという効果がある。
【図１】この発明の一実施例の加熱部の構成を示す断面
図である。
図である。
【図２】この発明の一実施例の加熱部の構成を示す平面
図である。
図である。
【図３】この発明の一実施例のクッキングヒータの外観
構成を示す斜視図である。
構成を示す斜視図である。
【図４】この発明の一実施例のクッキングヒータの内部
の構成を示す斜視図である。
の構成を示す斜視図である。
【図５】従来のクッキングヒータの外観構成を示す斜視
図である。
図である。
【図６】従来のクッキングヒータの内部構成を示す断面
図である。
図である。
１ 断熱ケース ２ 温度センサ ３ 発熱体 ４ 調理プレート ５ 本体ケース ６ 熱量調節スイッチ ７ 調理温度設定スイッチ ８ 温度センサ収納部
Claims (1)
- 【請求項１】 断熱材で形成され上面が開けられた断熱
ケース、この断熱ケースの内部に設置される発熱体、上
記断熱ケースの上面を覆う調理プレート、上記断熱ケー
スの内部に設置され上記調理プレートの上面に載置され
る被加熱物の温度を検出する温度センサを有するクッキ
ングヒータにおいて、 上記断熱ケースに上記温度センサの周囲を覆う筒状の温
度センサ収納部を設けたことを特徴とするクッキングヒ
ータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4243893A JPH0618048A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | クッキングヒータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4243893A JPH0618048A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | クッキングヒータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0618048A true JPH0618048A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=12636082
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4243893A Pending JPH0618048A (ja) | 1993-03-03 | 1993-03-03 | クッキングヒータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0618048A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6261661A (ja) * | 1985-09-13 | 1987-03-18 | Hitachi Koki Co Ltd | 遠心力回転体の試料容器保持装置 |
-
1993
- 1993-03-03 JP JP4243893A patent/JPH0618048A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6261661A (ja) * | 1985-09-13 | 1987-03-18 | Hitachi Koki Co Ltd | 遠心力回転体の試料容器保持装置 |
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