JPH05203164A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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Publication number
JPH05203164A
JPH05203164A JP4012489A JP1248992A JPH05203164A JP H05203164 A JPH05203164 A JP H05203164A JP 4012489 A JP4012489 A JP 4012489A JP 1248992 A JP1248992 A JP 1248992A JP H05203164 A JPH05203164 A JP H05203164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
plate
top plate
heater
electric resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP4012489A
Other languages
English (en)
Inventor
Shinichi Nakanishi
真一 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP4012489A priority Critical patent/JPH05203164A/ja
Publication of JPH05203164A publication Critical patent/JPH05203164A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プレートを介して被加熱物を加熱するものに
おいて、プレートの加熱領域の温度を正確に検出する。 【構成】 ハロゲンランプヒータ17を、断熱性及び絶
縁性を有する支持体16により支持させて本体ケース1
1内に設ける。本体ケース11の上面に、結晶化ガラス
製のトッププレート13を設ける。トッププレート13
上には、支持体16の形状に対応した円形の加熱領域1
3aが形成される。トッププレート13の裏面に加熱領
域13aの両端に位置して一対の電極21,21を、ト
ッププレート13と支持体16の上端部との間に挟むよ
うに設ける。制御装置は、トッププレート13の加熱領
域13a全体の平均的な電気抵抗を測定し、加熱領域1
3aの温度を検出してハロゲンランプヒータ17の制御
を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば耐熱ガラス製の
トッププレートの下面側にヒータを配設し、前記トップ
プレート上に配置された被加熱物を加熱調理するように
した加熱調理器に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の加熱調理器として、例えばハロ
ゲンランプヒータを熱源としたものが供されている。こ
のものは、図4に示すように、上面に耐熱ガラス製のト
ッププレート1を設けた矩形箱状の本体ケース2内に、
加熱ユニット3を配設して構成されている。この加熱ユ
ニット3は、複数本のハロゲンランプヒータ4を断熱材
からなる円形容器状の支持体5に支持させて構成されて
おり、前記支持体5の上端部が前記トッププレート1の
裏面に当接するように設けられている。
【0003】これにて、使用者が前記トッププレート1
上に鍋などの被加熱物を載置し、本体ケース2の前面に
設けられた図示しないスイッチを操作すると、前記ハロ
ゲンランプヒータ4が通電されて発熱し、トッププレー
ト1を介して被加熱物が加熱されるようになっている。
【0004】而して、この種の加熱調理器にあっては、
前記トッププレート1の温度を検出し、その検出温度に
応じてトッププレート1を設定温度に保つべくハロゲン
ランプヒータ4の加熱出力を制御することが行われてい
る。このため、従来では、例えばサーミスタからなる温
度センサ6を、加熱ユニット3の外側に位置してトップ
プレート1の裏面に接するように設け、この温度センサ
6の検出温度に基づいてハロゲンランプヒータ4への通
断電制御が行われるように構成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この種の加
熱調理器では、断熱材製の支持体5の側壁部は、ハロゲ
ンランプヒータ4を円環状に囲んでおり、支持体5の外
部に熱の放散されてしまうことを極力抑えるようにして
いる。このため、加熱調理時には、トッププレート1上
にあって、加熱ユニット3の上方部位とそこから外れた
部分とでは相当の温度差が生ずる。従って、加熱調理
は、トッププレート1上の加熱ユニット3の形状に対応
する円形の加熱領域に被加熱物を載置して行われるよう
になっているのである。
【0006】しかしながら、上記従来構成では、温度セ
ンサ6は、トッププレート1の上記した加熱領域からは
外れた部位に接触してその温度を検出する構成となって
いるため、加熱領域の温度を正確に検出することができ
ず、ひいては、最適な加熱出力の制御がなされずに調理
の仕上がりもさほど良好とはならないといった問題点が
あった。
【0007】この場合、温度センサ6をトッププレート
1の加熱領域部分に直接接するように設けることも考え
られるが、これでは、温度センサ6がハロゲンランプヒ
ータ4の熱を直接受けてしまうため、やはりトッププレ
ート1の正確な温度検出は不可能となる。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、プレートを介して被加熱物を加熱する
ものにおいて、プレートの加熱領域の温度を正確に検出
することのできる加熱調理器を提供するにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の加熱調理器は、
ヒータをプレートで覆い、このプレートを介して被加熱
物を加熱するようにしたものであった、前記プレートの
電気抵抗を測定することに基づいて該プレートの温度を
検出する温度検出手段を設けたところに特徴を有する。
【0010】また、この場合、温度検出手段を、ヒータ
を囲む断熱壁の上端に設けられた絶縁材とプレートとの
間に位置する一対の電極を備え、それら一対の電極間の
電気抵抗を測定することに基づいて前記プレートの温度
を検出するように構成すると効果的である。
【0011】
【作用】この種の加熱調理器のプレートに使用される耐
熱ガラス等の材質のものにあっては、温度の変化に応じ
て電気抵抗値が変化することが知られている。
【0012】従って、上記手段によれば、温度検出手段
は、プレートの電気抵抗を測定することに基づいて該プ
レートの温度を検出するので、温度センサを用いるもの
と異なり、プレートのうちの加熱領域部分の電気抵抗を
測定することに基づいて、加熱領域の温度を正確に検出
することができる。
【0013】また、プレートの電気抵抗を測定するため
の一対の電極を、ヒータを囲む断熱壁の上端に設けられ
た絶縁材とプレートとの間に位置して設けることによ
り、ヒータの熱が電極に悪影響を与えることを防止で
き、また、電極のプレートとは反対側における絶縁性の
良好な状態で電気抵抗を測定することができる。
【0014】
【実施例】以下、本発明をハロゲンランプヒータを用い
たものに適用した一実施例について、図1乃至図3を参
照して説明する。尚、本実施例は、請求項2に対応する
ものである。
【0015】まず、図1及び図2において、11は本体
ケースであり、これは、上面が開口した薄形の矩形箱状
をなしている。また、図2に示すように、この本体ケー
ス11の前面部には、図3にも示す電源スイッチ12a
や、温度設定スイッチ12b等を有する操作部12が設
けられている。
【0016】そして、この本体ケース11の上面には、
プレートたるトッププレート13が、絶縁金具14によ
り取付けられている。このトッププレート13は、例え
ば耐熱性の高い結晶化ガラスから構成されており、後述
のように、温度に応じて電気抵抗値が変化する性質を存
している。
【0017】一方、前記本体ケース11内には、加熱ユ
ニット15が設けられている。この加熱ユニット15
は、図1に示すように、絶縁性を有する断熱材製の支持
体16に複数本のハロゲンランプヒータ17を支持させ
て構成されている。前記支持体16は、下絶縁体16a
と上絶縁体16bとから全体として薄形円形容器状をな
し、それら下絶縁体16aと上絶縁体16bとの間に、
前記ハロゲンランプヒータ17の両端部を支持するよう
になっている。これにて、ハロゲンランプヒータ17の
周囲部が断熱壁に囲まれ、外部への熱の漏れが極力防止
されるようになっている。
【0018】このような加熱ユニット15は、台板18
上に載置された状態で、前記本体ケース1内に設けられ
ている。このとき、台板18と本体ケース11底面との
間にはコイルばね19が配設され、そのばね力により、
加熱ユニット15(支持体16の上端部)は、前記トッ
ププレート13に密接するようになっている。
【0019】これにて、前記ハロゲンランプヒータ17
に通電することにより、該ハロゲンランプヒータ13が
発熱し、トッププレート13を介して該トッププレート
13上の被加熱物を加熱するようになっている。この場
合、トッププレート13上には、前記加熱ユニット15
の形状に相当する円形の加熱領域13aが形成されるよ
うになっている。また、後述するように、前記ハロゲン
ランプヒータ17は、使用者の操作部12の操作に基づ
いて、本体ケース11内に配設された制御装置20(図
3参照)により通断電制御されるようになっている。
【0020】さて、図1に示すように、前記トッププレ
ート13の裏面部には、該トッププレート13の電気抵
抗値を検出するための一対の電極21,21が設けられ
ている。本実施例においては、これら電極21,21
は、前記加熱ユニット15(支持体16)の直径方向両
端部に位置して、前記支持体16の上端面とトッププレ
ート13との間に挟まれるように設けられている。
【0021】これら電極21,21は、図3に示すよう
に、前記制御装置20に接続されている。そして、制御
装置20は、加熱調理実行時に両電極21,21間に所
定の電圧を印加し、両電極間を流れる電流から前記トッ
ププレート13の加熱領域13aの両端部間の電気抵抗
を測定するようになっている。
【0022】さらに、制御装置20は、測定した電気抵
抗値からトッププレート13の温度を検出し、その検出
温度に基づいて、前記トッププレート13が設定された
温度となるように、前記ハロゲンランプヒータ17を通
断電制御するようになっている。これにて、この場合、
制御装置20及び電極21,21等から、温度検出手段
が構成されているのである。
【0023】次に、上記構成の作用について述べる。加
熱調理を行うにあたっては、使用者は、トッププレート
13上の加熱領域13a部分に被加熱物を載置し、操作
部12を操作して加熱調理の温度設定を行うと共に、加
熱調理を開始させる。すると、ハロゲンランプヒータ1
7に通電が行われ、トッププレート13を介して被加熱
物が加熱されるようになる。
【0024】このとき、制御装置20は、電極21,2
1間に所定の電圧を印加することにより、トッププレー
ト13上の加熱領域13aの電気抵抗値を測定する。こ
こで、トッププレート13に使用される結晶化ガラス等
の材質のものにあっては、温度の変化に応じて電気抵抗
値が変化する。制御装置20には、例えば実験的に求め
られた温度−電気抵抗の関係が予め記憶されており、前
記測定値から、トッププレート13の温度が検出される
のである。
【0025】この場合、電極21,21が加熱領域13
aの両端部に位置して設けられているので、加熱領域1
3a全体のいわば平均的な温度が検出されるようにな
る。制御装置20は、このようにしてトッププレート1
3の温度を検出し、該トッププレート13が設定された
温度となるように、前記ハロゲンランプヒータ17の通
断電制御を行い、以て、所定温度にて加熱調理が実行さ
れるのである。
【0026】この結果、適切な加熱出力となるような制
御が行なわれ、ひいては、調理の仕上り具合も良好なも
のとなるのである。
【0027】このように本実施例によれば、トッププレ
ート13の電気抵抗を測定することに基づいて該トップ
プレート13の温度を検出するようにしたので、従来の
ような温度センサ6を用いるものと異なり、加熱領域1
3aの温度を正確に検出することができる。また、トッ
ププレート13の電気抵抗を測定するものであるから、
ハロゲンランプヒータ17の熱に直接的な影響を受けず
にトッププレート13の温度を正確に検出することが可
能となるものである。
【0028】また、特に本実施例では、一対の電極2
1,21を、ハロゲンランプヒータ17を囲む支持体1
6の上端とトッププレート13の裏面との間に挟むよう
に位置させたので、電極21,21にハロゲンランプヒ
ータ17の熱が悪影響を与えることを防止でき、また、
トッププレート13とは反対側における絶縁性の良好な
状態でトッププレート13の電気抵抗を測定することが
できるものである。
【0029】尚、上記実施例ではハロゲンランプヒータ
を用いたが、ヒータとしては、コルツヒータ,シーズヒ
ータ,セラミックヒータ,ニクロム線ヒータ等を用いる
ようにしても良い。また、プレートの電気抵抗を測定す
るための電極を、焼付けやスパッタリングによりプレー
トに設けるようにしても良い。また、プレートとして、
結晶化ガラス製のものを用いたが、例えば結晶化ガラス
に不純物を含ませて温度−抵抗特性がより顕著となるも
のを製作するようにしても良い。
【0030】その他、ヒータの制御としては位相制御な
どであっても良い等、本発明は要旨を逸脱しない範囲内
で適宜変更して実施し得るものである。
【0031】
【発明の効果】以上の説明にて明らかなように、本発明
の加熱調理器によれば、プレートに使用される耐熱ガラ
ス等の材質のものにあっては温度の変化に応じて電気抵
抗値が変化することに着目し、プレートの電気抵抗を測
定することに基づいて該プレートの温度を検出する温度
検出手段を設けたので、プレートの加熱領域の温度を正
確に検出することができるという優れた効果を奏するも
のである。
【0032】また、プレートの電気抵抗を測定するため
の一対の電極を、ヒータを囲む断熱壁の上端に設けられ
た絶縁材とプレートとの間に位置して設けるようにすれ
ば、ヒータの熱が電極に悪影響を与えることを防止で
き、また、電極のプレートとは反対側における絶縁性の
良好な状態で電気抵抗を測定することができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体の縦断正面図
【図2】全体の斜視図
【図3】電気的構成を概略的に示す図
【図4】従来例を示す図1相当図
【符号の説明】
図面中、11は本体ケース、13はトッププレート(プ
レート)、13aは加熱領域、15は加熱ユニット、1
6は支持体(断熱壁)、17はハロゲンランプヒータ
(ヒータ)、20は制御装置(温度検出手段)、21は
電極を示す。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータをプレートで覆い、このプレート
    を介して被加熱物を加熱するようにした加熱調理器にお
    いて、前記プレートの電気抵抗を測定することに基づい
    て該プレートの温度を検出する温度検出手段を設けたこ
    とを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】 温度検出手段は、ヒータを囲む断熱壁の
    上端に設けられた絶縁材とプレートとの間に位置する一
    対の電極を備え、それら一対の電極間の電気抵抗を測定
    することに基づいて前記プレートの温度を検出するよう
    になっていることを特徴とする請求項1記載の加熱調理
    器。
JP4012489A 1992-01-28 1992-01-28 加熱調理器 Pending JPH05203164A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4012489A JPH05203164A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 加熱調理器

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JP4012489A JPH05203164A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 加熱調理器

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JPH05203164A true JPH05203164A (ja) 1993-08-10

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ID=11806814

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JP4012489A Pending JPH05203164A (ja) 1992-01-28 1992-01-28 加熱調理器

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JP (1) JPH05203164A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0833565A (ja) * 1994-07-21 1996-02-06 Sengoku:Kk 液体電気加熱器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0833565A (ja) * 1994-07-21 1996-02-06 Sengoku:Kk 液体電気加熱器

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