JPH06179831A - 反応性染料類、それらの製造方法及びそれらの用途 - Google Patents
反応性染料類、それらの製造方法及びそれらの用途Info
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- JPH06179831A JPH06179831A JP5181293A JP18129393A JPH06179831A JP H06179831 A JPH06179831 A JP H06179831A JP 5181293 A JP5181293 A JP 5181293A JP 18129393 A JP18129393 A JP 18129393A JP H06179831 A JPH06179831 A JP H06179831A
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Abstract
アゾ化合物の基、又はモノ−若しくはジアゾ染料の基で
あり、R1 はC1 −C4 アルキルであり、R2 はシア
ノ、カルバモイル又はスルホメチルであり、R3 及びR
4 は、独立して、水素、或は非置換又は置換された、メ
チルを除いて−O−で中断され得るC1 −C12アルキ
ル)で示される反応性染料であり、少なくとも2個の繊
維−反応性基を有し、少なくとも1個の永久スルホ又は
スルファト基を含有する反応性染料、その製造方法及び
その用途。 【効果】 上記反応性染料は、高い反応性、良好な固着
能力を有し、ヒドロキシル及び窒素−含有繊維の染色に
適切である。
Description
れらの製造方法及び繊維材料を染色又は捺染するための
それらの用途に関する。
反応性染料による染色の実際面では、染色の質及び染色
方法の経済面への要求が増大している。従って、特に適
用面に関しての改良された性質を有する、新規な反応性
染料への必要性が変わらずに存在している。
部分を容易に洗い落せる反応性染料が、染色のために今
や必要とされている。さらに、それらは良好な着色収率
及び高反応性を持つべきであり、そして高い固着度を持
つ染色法が特に創出されるべきである。公知の染料で
は、それらの要求はすべてのそれらの特性の点で満たさ
れていない。
れ、そして上記に特徴づけられた高い品質を有する、新
規な、改良された反応性染料を見出すことを目的として
いる。特に、新規な染料は高い固着収率及び繊維−染料
結合の高安定性により特色づけられるべきであり、そし
てさらに繊維に固着されていない部分は容易に洗い落す
ことのできるものである。さらに、それらはあらゆる点
での良好な特性、例えば光及び湿潤状態に対する堅牢性
を有する染色法を創出するものである。
規な反応性染料により十分に達成されることが見出され
た。
(1):
レン系列のジアゾ化合物の基又はモノアゾ若しくはジア
ゾ染料の基であり、R1 はC1 −C4 アルキルであり、
R2 はシアノ、カルバモイル又はスルホメチルであり、
R3 及びR4 は、互いに独立して、水素、或は非置換又
は置換された、メチルを除いて、酸素により中断されて
いてよいC1 −C12アルキルである)で示される反応性
染料であり、式(1)の反応性染料は少なくとも2個の
繊維−反応性基を有し、少なくとも1個の繊維−反応性
基は基R3 又はR4 に含有されているか、或は基:Dは
非置換又はさらに置換された、ハロピリミジン若しくは
ハロトリアジン系列の繊維−反応性基を有しており、式
(1)の反応性染料は少なくとも1個の永久(perpanen
t)スルホ又はスルファト基を含有することを特徴とする
反応性染料に関する。
し12個、特に1ないし4個を有するアルキル基(例え
ばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル若しくはブ
チル)、炭素原子1ないし8個、特に1ないし4個を有
するアルコキシ基(例えばメトキシ、エトキシ、プロポ
キシ、イソプロポキシ若しくはブトキシ)、炭素原子2
ないし8個、特に2ないし4個を有するアルカノイルア
ミノ基(例えばアセチルアミノ又はプロピオニルアミ
ノ、フェニール−若しくはナフチルアミノ)、炭素原子
2ないし8個、特に2ないし4個を有するアルコキシカ
ルボニルアミノ基、炭素原子2ないし8個、特に2ない
し4個を有するアルカノイル基、アルコキシ基中に炭素
原子炭素原子1ないし4個を有するアルコキシカルボニ
ル(例えばメトキシカルボニル若しくはエトキシカルボ
ニル)、炭素原子1ないし4個を有するアルキルスルホ
ニル(例えば、メチルスルホニル若しくはエチルスルホ
ニル)、フェニル−若しくはナフチルスルホニル、ベン
ゾイル、非置換若しくは窒素原子上にC1 −C4 アルキ
ルで置換されたベンゾイルアミノ、フェニル、ナフチ
ル、アミノ、(C1 −C12アルキル、フェニル若しくは
ナフチルで一若しくは二置換された)アミノ、トリフル
オロメチル、ニトロ、シアノ、ヒドロキシル、ハロゲン
(例えばフルオロ、クロロ若しくはブロモ)、カルバモ
イル、アルキル基に炭素原子1ないし4個を有するN−
アルキルカルバモイル(例えばN−メチルカルバモイル
若しくはN−エチルカルバモイル)、スルファモイル、
炭素原子1ないし4個を有するN−アルキルスルファモ
イル〔例えばN−メチルスルファモイル、N−エチルス
ルファモイル、N−プロピルスルファモイル、N−イソ
プロピルスルファモイル若しくはN−ブチルスルファモ
イル〕、N−(βヒドロキシエチル)−スルファモイ
ル、N,N−ジ−(βヒドロキシエチル)−スルファモ
イル、N−フェニルスルファモイル、ウレイド、カルボ
キシル、スルホメチル、スルホ若しくはスルファト及び
繊維−反応性基であり、それはアルキル、フェニル又は
ナフチル基を含む置換基がアルキル、フェニル若しくは
ナフチル基でさらに置換基、例えばDのために上に定義
された置換基により、さらに置換されることができる。
さらにアルキル基は酸素(−O−)により中断されるこ
とができる。
シル基、羊毛及び絹のアミノ、カルボキシル、ヒドロキ
シル及びチオール基又は合成ポリアミドのアミノ及びあ
らゆるカルボキシル基と反応して共有化学結合を生じ得
るものを意味すると理解されるべきである。繊維−反応
性基は、原則として直接又は架橋員を介して染料基に結
合する。適切な繊維−反応性基は、例えば脂肪族、芳香
族若しくは複素環式基上に少なくとも1つの除去可能な
置換基を含むものであるか、又は上記の基が繊維材料、
例えばビニル基との反応に適切な基を含むものである。
料と繊維材料との反応の間に脱離されないものを意味す
ると理解されるべきである。式(1)の反応性染料は、
好ましくは1ないし5個、特に1ないし3個の永久スル
ホ又はスルファト基を有する。
個、特に2又は3個の繊維−反応性基を有する。
(1)の反応性染料中の適切な繊維−反応性基は: a)式(2a)、(2b)、(2c)、(2d)、(2
e)、(2f)又は(2g):
CONR5 −若しくは−NR5 CO−(式中、R5 は水
素、或は非置換又はヒドロキシル、スルホ、スルファ
ト、カルボキシル若しくはシアノで置換されたC1 −C
4 アルキルである)の基又は式:alk(R)−SO2
Z(式中、Rは水素、ヒドロキシル、スルホ、スルファ
ト、カルボキシル、シアノ、ハロゲン、C1 −C4 アル
コキシカルボニル、C1 −C4 アルカノイルオキシ、カ
ルバモイル又は基:−SO2 −Zである)の基であり、
Zは式:−CH=CH2 又は−CH2 −CH2 −U1
(式中、U1 は脱離基である)の基であり、Z1 は式:
−CH(Hal)−CH2 −Hal又は−C(Hal)
=CH2 (式中、Halはハロゲンである)の基であ
り、Eは基:−O−又は−NR6 (式中、R6 は水素又
はC1 −C4 アルキルである)であり、alk及びal
k´は、互いに独立して、C1 −C6 アルキレンであ
り、aryleneはそれぞれが非置換又はスルホ、カ
ルボキシル、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキ
シ若しくはハロゲンで置換された、フェニレン若しくは
ナフチレン基である〕で示される反応性基;
列の反応性基、特に式(3)及び(4):
ロキシル、スルホ若しくはスルファトで置換された、メ
チルを除いて、酸素により中断されていてもよいC1 −
C12アルキルであり、基:−(NR´)−は2価の5〜
7員脂肪族複素環式基であることができ、Xはアニオン
として脱離され得る基であり、そしてTはアニオンとし
て脱離され得る基、非反応性基又は式(5a)、(5
b)、(5c)、(5d)、(5e)若しくは(5
f):
lk、alk´及びaryleneは上記と同義であ
り、R7 は水素又はC1 −C4 アルキルであり、そして
pは0又は1である)で示される反応性基であり、基X
1 の1つはアニオンとして脱離され得る基であり、他の
基X1 は非反応性置換基又は式(5a)ないし(5f)
で示される基であるか、或はアニオンとして脱離され得
る基であり、そしてX2 は負の置換基である)で示され
る反応性基である。
r、−F、−OSO3 H、−SSO3H、−OCO−C
H3 、−OPO3 H2 −、−OCO−CCl3 、−OC
O−CHCl2 、−OCO−CH2 Cl、−OSO2 −
C1 −C4 アルキル、−OSO 2 −N(C1 −C4 アル
キル)2 又は−OCO−C6 H5 である。
H、−SSO3 H、−OCO−CH3 、−OCO−C6
H5 又はOPO3 H2 、特に式:−Cl又は−OSO3
H、好適には−OSO3 Hの基である。
例えばメチレン、エチレン、1,3−プロピレン、1,
4−ブチレン、1,5−ペンチレン又は1,6−ヘキシ
レン基若しくはそれの分岐の異性体である。
4 アルキレン基、特に好適にはエチレン基である。
えばスルホ、メチル、メトキシ若しくはカルボキシルに
より置換された、1,3−若しくは1,4−フェニレン
基である。
ル、例えばメチル、エチル、プロピル、イソプロピル、
ブチル、イソブチル、sec−ブチル若しくはtert
−ブチルである。R5 は特に好適には水素である。
ル、特に水素である。
特に好適には−O−である。
CO−の基、特に式:−CONH−の基である。
特にブロモである。
基は、Wが式:−CONH−又は−NHCO−の基であ
り、R及びR5 が水素であり、Eが基:−O−又は−N
H−であり、Halがクロロ又はブロモであり、そして
U1 が式:−Cl、−OSO3 H、−SSO3 H、−O
CO−CH3 、−OCO−C6 H5 又は−OPO3 H2
の基、特に式:−Cl又は−OSO3 Hの基であるもの
である。
ロキシル、スルホ若しくはスルファトで置換された、メ
チルを、除いて酸素により中断されていてもよいC1 −
C12アルキルであるか、又は基:−(NR´)−が2価
の5〜7員脂肪族複素環式基である。
−は、特に次式:
特に1又は2個の基:−O−により中断されていてもよ
い。
ロキシル、スルホ若しくはスルファトで置換された、メ
チルを除いて、1ないし3個の−O−基により中断され
ていてもよいC1 −C12アルキル、特にC1 −C8 アル
キルであるか、又は基:−(NR´)−は次式:
ソプロピル、ブチル、イソブチル、sec−ブチル、t
ert−ブチル又は直鎖若しくは分岐鎖ペンチル、ヘキ
シル若しくはオクチル、2−ヒドロキシエチル、3−ヒ
ドロキシプロピル、2−スルファトエチル、3−スルフ
ァトプロピル、2−スルホエチル、3−スルホプロピ
ル、2−メトキシエチル、3−メトキシプロピル並びに
式:−(CH2 )2 −O−(CH2 )2 −OH及び−
(CH2 )2 −O−(CH2 )2 −OSO3 Hの基であ
る。
ルキル、特に水素、メチル又はエチルである。R´の特
に重要な定義は水素である。
モのようなハロゲン、スルホ、C1−C4 アルキルスル
ホニル又はフェニルスルホニルであり、好適にはハロゲ
ン、特にフルオロ若しくはクロロである。
ばフルオロ、クロロ若しくはブロモのようなハロゲン、
スルホ、C1 −C4 アルキルスルホニル又はフェニルス
ルホニルであり、好適にはハロゲン特にフルオロ若しく
はクロロである。
C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4アルキルチオ、モル
ホリノ又は非置換若しくは置換アミノである。非置換又
は置換アミノTは、非置換アミノであるか、又はN−C
1 −C4 アルキルアミノ若しくはN,N−ジ−C1 −
C4 アルキルアミノ(ここで、アルキルは非置換である
か、又は例えばスルホ、スルファト、ヒドロキシル、カ
ルボキシル若しくはフェニルで置換されている)、シク
ロヘキシルアミノ、N−C1 −C4 アルキル−N−フェ
ニルアミノ若しくはフェニルアミノ又はナフチルアミノ
(ここで、フェニル又はナフチルは非置換であるか、又
は例えばC1 −C4 アルキル、C1 −C4アルコキシ、
C2 −C4 アルカノイルアミノ、カルボキシル、スルホ
若しくはハロゲンで置換されている)であることができ
る。
チルアミノ、エチルアミノ、β−ヒドロキシエチルアミ
ノ、N,N−ジ−β−ヒドロキシエチルアミノ、β−ス
ルホエチルアミノ、シクロヘキシルアミノ、モルホリ
ノ、o−、m−又はp−クロロフェニルアミノ、o−、
m−又はp−メチルフェニルアミノ、o−、m−又はp
−メトキシフェニルアミノ、o−、m−又はp−スルホ
フェニルアミノ、ジスルホフェニルアミノ、o−カルボ
キシフェニルアミノ、1−又は2−ナフチルアミノ、1
−スルホ−2−ナフチルアミノ、4,8−ジスルホ−2
−ナフチルアミノ、N−エチル−N−フェニルアミノ、
N−メチル−N−フェニルアミノ、メトキシ、エトキ
シ、n−又はイソ−プロポキシ及びヒドロキシルであ
る。
ルコキシ、C1 −C4 アルキルチオ、ヒドロキシル、ア
ミノ、N−C1 −C4 アルキルアミノ(ここでアルキル
部分は非置換又はヒドロキシルスルファト若しくはスル
ホで置換されている)、モルホリノ又はフェニルアミノ
若しくはN−C1 −C4 アルキル−N−フェニルアミノ
(ここで、それぞれの場合のフェニルは非置換又はスル
ホ、カルボキシル、アセチルアミノ、メチル若しくはメ
トキシで置換されている)である。
4 アルコキシ、モルホリノ、フェニルアミノ又はN−C
1 −C4 アルキル−N−フェニルアミノ(ここで、フェ
ニルはそれぞれの場合のに非置換又はスルホ、カルボキ
シル、アセチルアミノ、メチル若しくはメトキシで置換
されている)である。
ないし(5f)(式中、R、R5 、R7 、E、W、Z、
Z1 、alk、alk´及びaryleneは上記と同
義である)で示される基である。
(5f)(式中、Wは式:−CONH−又は−NHCO
−の基であり、R、R5 及びR7 は水素であり、Eは
基:−O−又は−NH−であり、Halはクロロ又はブ
ロモであり、そしてU1 は式:−Cl、−OSO3 H、
−SSO3 H、−OCO−CH3 、−OCO−C6 H5
又は−OPO3 H2 の基、特に式:−Cl又は−OSO
3 Hの基である)で示される基である。
し(5f)(式中、Wは式:−CONH−の基であり、
R、R5 及びR7 は水素であり、Eは基:−O−であ
り、Halはクロロ又はブロモであり、そしてU1 は
式:−Cl又は−OSO3 Hの基、特に式:−OSO3
Hの基である)で示される基である。
ルホ、C1 −C4 アルコキシ、C1−C4 アルキルチ
オ、C1 −C4 アルキルスルホニル、フェニルスルホニ
ル、モルホリノ、非置換若しくは置換アミノ又は式(5
a)ないし(5f)(好適なものを含めて上記と同義で
ある)で示される反応性基である。
−C4 アルコキシ、モルホリノ、N−C1 −C4 アルキ
ル−N−フェニルアミノ若しくはフェニルアミノ(ここ
で、フェニルはそれぞれの場合に非置換又はスルホ、カ
ルボキシル、アセチルアミノ、メチル若しくはメトキシ
で置換されている)であるか、又は式(5a)ないし
(5f)(好適なものを含めて上記と同義である)で示
される反応性基である。
適にはハロゲン、特にフルオロ又はクロロである。
のを含めて非−反応性置換基Tに対しての上記と同義で
ある。
オロ又はクロロである。
1 −C4 アルキルスルホニル、カルボキシル、クロロ、
ヒドロキシル、C1 −C4 アルコキシスルホニル、C1
−C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 アルコキシカ
ルボニル又はC2 −C4 アルカノイル、好適にはクロ
ロ、シアノ及びメチルスルホニルである。X2 は特に好
適にはハロゲン、特にクロロである。
ンであり、そしてTが好適なものを含めて上記と同義で
あるものである。
基X1 がハロゲン、特にクロロ又はフルオロであり、そ
してX2 がハロゲン、特にクロロであるものである。
置換基X1 がフルオロ又はクロロであり、そしてX2 が
クロロであるものである。
反応性基として、式(2a)ないし(2g)の反応性基
又は式(3)若しくは(4)の反応性基{ここで、R´
は水素、或は非置換又はヒドロキシル、スルホ若しくは
スルファトで置換された、メチルを除いて、酸素により
中断されていてもよいC1 −C12アルキルであるか、又
は基:−(NR´)−が2価の5〜7員脂肪族複素環式
基であり、X、X1 及びX2 はハロゲンであり、そして
Tはハロゲン、ヒドロキシル、スルホ、C1 −C4 アル
コキシ、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 アルキル
スルホニル、フェニルスルホニル、モルホリノ又は非置
換若しくは置換アミノであるか、或いはTは式(5a)
ないし(5f)〔ここで式(2a)ないし(2g)並び
に式(3)及び(4)の反応性基は好適なものを含めて
上記と同義である〕の繊維−反応性基である}を含有す
る。
ル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブチル、s
ec−ブチル又はtert−ブチル、特にメチルであ
る。
ある。
キシル、スルホ、スルファト又はハロトリアジン若しく
はハロピリミジン系列の反応性基、特に上記の式(3)
及び(4)の反応性基、並びにフェニル又はナフチル
(ここで、フェニル及びナフチル基は非置換又はC1 −
C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 アル
カノイルアミノ、ハロゲン若しくはスルホで置換されて
いる)である。
は水素、或は非置換又はヒドロキシル、スルホ若しくは
スルファトで置換された、メチルを除いて、酸素により
中断されていてもよいC1 −C12アルキルであるか、又
は式(6):
ロキシル、スルホ若しくはスルファトで置換された、メ
チルを除いて、酸素により中断されていてもよいC1 −
C12アルキルであるか、又は基:−(NR´)−は2価
の5〜7員脂肪族複素環式基であり、Bは非置換又はヒ
ドロキシル、スルホ若しくはスルファトで置換された、
酸素により中断されていてもよいC2 −C12アルキレン
であり、そしてY1 は式(7)又は(8):
と同義である)の反応性基である〕で示される基であ
る。
あるか、又は反応性基である。
し3個、特に1又は2個の基:−O−により中断されて
いてもよい。
ル、スルホ若しくはスルファトで置換されたC2 −C8
アルキレンであり、そして1ないし3個、特に1又は2
個の基:−O−により中断されていてもよい。
ン、特に1,2−エチレン、1,3−プロピレン又は
1,6−ヘキシレンである。
素、或は非置換又はヒドロキシ、スルホ若しくはスルフ
ァトで置換されたC1 −C8 アルキルであり、メチルを
除いて、1ないし3個、特に1又は2個の基:−O−に
より中断されていてもよい。
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、イソブ
チル、sec−ブチル、tert−ブチル、直鎖若しく
は分岐鎖ペンチル、ヘキシル若しくはオクチル、2−ヒ
ドロキシエチル、3−ヒドロキシプロピル、2−スルフ
ァトエチル、3−スルファトプロピル、2−スルホエチ
ル、3−スルホプロピル、2−メトキシエチル、3−メ
トキシプロピル並びに式:−(CH2 )2 −O−(CH
2 )2 −OH及び−(CH2 )2 −O−(CH2)2 −
OSO3 Hの基である。
(ここで、B及びR´は好適なものを含めて上記と同義
であり、Xはハロゲンであり、Tはハロゲン、ヒドロキ
シル、スルホ、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 アル
キルチオ、C1 −C4 アルキルスルホニル、フェニルス
ルホニル、モルホリノ又は非置換若しくは置換アミノで
あり、2個の置換基X1 はハロゲン特にクロロ又はフル
オロであり、そしてX2 はハロゲン特にクロロである)
のものである。
(6)〔ここで、R´は水素、或は非置換又はヒドロキ
シル、スルホ若しくはスルファトで置換された、メチル
を除いて、1ないし3個の基:−O−により中断されて
いてもよいC1 −C12アルキル、特にC1 −C8 アルキ
ルであるか、又は基−(NR´)−は次式:
ル、スルホ若しくはスルファトで置換された、1ないし
3個の基:−O−により中断されていてもよいC2 −C
8 アルキレンであり、Xはフルオロ又はクロロであり、
Tはフルオロ、クロロ、C1 −C4 アルコキシ、モルホ
リノ、N−C1 −C4 アルキル−N−フェニルアミノ又
はフェニルアミノ(ここで、フェニルはそれぞれの場合
に非置換又はスルホ、カルボキシル、アセチルアミノ、
メチル若しくはメトキシ、特にスルホで置換されてい
る)であり、2個の置換基X1 はフルオロ又はクロロで
あり、X2 はクロロであり、そしてY1 はここでは特に
式(7)の基である〕のものである。
レン系列の基又はベンゼン若しくはナフタレン系列のジ
アゾ成分及びベンゼン若しくはナフタレン系列のカップ
リング成分を含有するモノアゾ染料の基であって、該ベ
ンゼン及びナフタレン基は非置換であるか、或はC1 −
C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 アル
カノイルアミノ、ハロゲン、スルホ又は式(2a)ない
し(2g)の反応性基若しくは式(3)若しくは(4)
の反応性基、特に式(2a)ないし(2g)の基で置換
されている。式(2a)ないし(2g)の反応性基又は
式(3)若しくは(4)の反応性基は、好適なものを含
めて上記と同義である。
(9b)、(10a)及び(10b):
り、R2 はシアノ、カルバモイル又はスルホメチルであ
り、R´、R3 ´及びR4 ´は、互いに独立して、水
素、或は非置換又はヒドロキシル、スルホ若しくはスル
ファトで置換された、メチルを除いて、酸素により中断
されていてもよいC1 −C12アルキルであり、基:−
(NR´)−は2価の5〜7員脂肪族複素環式基であ
り、Bは非置換又はヒドロキシル、スルホ若しくはスル
ファトで置換された、メチルを除いて酸素により中断さ
れていてもよいC2 −C12アルキレンであり、環:A、
B、C、D及びEは、互いに独立して、非置換又はC1
−C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C4 ア
ルカノイルアミノ、ハロゲン、スルホ若しくは式(2
a)ないし(2g)の反応性基で置換されており、そし
てY1 は式(7)又は(8)の繊維−反応性基である)
で示されるそれらである。
1)及び(12):
り、R2 はシアノ、カルバモイル又はスルホメチルであ
り、R´、R3 ´及びR4 ´は、互いに独立して、水
素、或は非置換又はヒドロキシル、スルホ若しくはスル
ファトで置換された、メチルを除いて、酸素により中断
されていてもよいC1 −C12アルキルであり、基:−
(NR´)−は2価の5〜7員脂肪族複素環式基である
ことができ、環:A、B、C、D及びEは、互いに独立
して、非置換又はC1 −C4 アルキル、C1 −C4 アル
コキシ、C2 −C4 アルカノイルアミノ、ハロゲン、ス
ルホ若しくは式(2a)ないし(2g)の反応性基で置
換されており、そしてY1 は式(7)又は(8)の繊維
−反応性基である〕で示されるそれらである。
(8)で示されるY1 及び環:A、B、C、D及びEの
置換基としての式(2a)ないし(2g)の基は、好適
なものを含めて上記と同義である。基R3 ´及びR4 ´
は好適なものを含めて上記と同義の非反応性基R3 及び
R4 である。
くとも2種の反応性染料からなる反応性染料の混合物に
関する。式(1)の反応性染料は好適なものを含めて上
記と同義である。
応性染料は、原則として、基R3 及びR4 の位置が入れ
替る点のみが異なる2種の反応性染料の混合物の形態で
ある。従って特に好適な混合物は、式(1a)及び(1
b):
染料は基R3 及びR4 の位置が入れ替る点のみが異な
る〕で示される反応性染料を含有するものである。
製造方法であって、式(13):
されるアミンをジアゾ化し、そしてこのジアゾ化生成物
を式(14):
(1)と同義である〕で示されるカップリング成分にカ
ップリングさせ、適切な場合はその後さらに変換反応を
行なうことを特徴とする方法に関する。
して水性/鉱酸溶液中で低温、例えば0ないし10℃で
亜硝酸の作用により行われ、式(14)のカップリング
成分へのカップリングは酸性又は中性ないし弱アルカリ
pH、特にpH2ないし8で行われる。
に反応性基の前駆体を含む染料を調製し、続いてそれを
例えばエステル化又は付加反応により最終生成物に変換
することを含む。例えば、Zが基:HO−CH2 CH2
−である染料を調製することができ、そしてこの生成物
をヒドロキシル基がスルファト基に変換されるように硫
酸と反応させることができる。ヒドロキシル基の硫酸化
は、例えば0℃ないし適度に上昇した温度で濃硫酸との
反応により行われる。
ことができる。例えば、スルファトエチルスルホニル基
を含む式(1)の反応性染料は、ハロゲン化水素を脱離
させる試剤、例えば水酸化ナトリウムで処理することが
でき、スルファトエチルスルホニル基はビニルスルホニ
ル基に変換される。
−反応性基を含む染料の前駆体又は中間体から出発して
調製するか、又は染料特性を有し、その目的に適切であ
る中間体にそれらの繊維−反応性基を導入することによ
り調製することができる。
明の別の興味ある方法は、式(15a)又は(15
b):
式(1)の場合と同義であり、R´は水素、或は非置換
又は置換された、メチルを除いて、酸素により中断され
ていてもよいC1 −C12アルキルであり、基:−(NR
´)−は2価の5〜7員脂肪族複素環式基であることが
でき、Bは非置換又は置換された、酸素により中断され
ていてもよいC2 −C12アルキレンである〕で示される
化合物をハロトリアジン又はハロピリミジン系列の繊維
−反応性基と縮合反応させることを含む。
温度0ないし50℃及び例えばpH4ないし9で行われ
る。
(15b)の置換基は好適なものを含めて上記と同義で
ある。
縮合反応に付すことのできるハロトリアジン又はハロピ
リミジン系列の繊維−反応性基は、特に式(16)又は
(17):
はフルオロであり、T、X、X1 及びX2 は好適なもの
を含めて上記と同義である)で示される基である。
式(13)のアミンのジアゾ化及び式(14)のカップ
リング成分へのカップリングに関して記載されたものと
類似の手法により、式(13)の対応するアミンをジア
ゾ化し、このジアゾ化生成物を式(18a)又は(18
b):
ことにより得ることができる。
7)の化合物は公知であるか、公知の化合物と類似の方
法で調製することができる。
式(19):
同義であり、R8 はR3 及びR4 に関して記載されたも
のと同義である)のアミンと反応させ、適切な場合には
続いてさらに変換反応を行うことにより得ることができ
る。
特に70ないし90℃及び溶媒、例えばN,N−ジエチ
ルアニリン、トリエチルアミン、高級アルコール又はケ
トン中で行うか、或いは式(20)及び(21)のアミ
ンそれ自体を溶媒として用いる。
異なる場合には、原則として式(18)及び(18b)
の化合物の混合物を得ることができる。
り、式(19)の化合物の塩素原子が段階的に置換され
て、個々のモノ−又はジ置換生成物を単離することがで
きる。
ラ位置の塩素原子が低温、例えば10ないし50℃で主
として脱離し、一方基R2 に対してオルト位置の塩素原
子は第二段階でそれより高い温度、例えば70ないし1
20℃で脱離する。
を一緒にではないが引き続いて付加させると、式(18
a)の化合物又は式(18b)の化合物が主生成物とし
て得られる。第一段階で低温で生成した一置換中間体を
反応後に単離し、その後に第二段階、即ち高温での第二
のアミンの反応を行なうことが有利であることが、本明
細書で立証された。
低温で付加し、そして式(21)のアミンが第二段階で
高温で付加すると、式(18a)の化合物が主化合物と
して得られる。これらのアミンを逆の順序で用いると、
式(18b)の化合物が主化合物として得られる。
有利であることが立証された。
酸の形態又は好適にはその塩の形態のどちらかで供され
る。
土類金属塩、又はアンモニウム塩若しくは有機アミンの
塩である。それらの例は、ナトリウム塩、リチウム塩、
カリウム塩又はアンモニウム塩若しくはモノ−、ジ−若
しくはトリエタノールアミンの塩である。
料、例えばヒドロキシル基又は窒素を含む繊維材料の染
色又は捺染のために適切である。それらの例は絹、皮
革、羊毛、ポリアミド繊維及びポリウレタン、並びに特
にすべの種類のセルロース性繊維材料である。そのよう
なセルロース性繊維材料は、例えば天然由来セルロース
繊維、例えば木綿、リネン及び大麻並びにセルロース及
び再生セルロースである。式(1)の反応性染料は、ヒ
ドロキシル基を含み、織物配合物に含まれる繊維、例え
ば木綿とポリエステル繊維又はポリアミド繊維配合物の
染色又は捺染に適切である。式(1)の反応性染料は、
特にセルロース性材料、又は特に天然由来若しくは合成
のポリアミド繊維材料の染色又は捺染に適切である。
き、種々の方法、特に水性染料溶液及び捺染糊料の形態
で繊維上に固着させることができる。それらは浸染法及
びパジング染色法による染色の両方の方法(製品を、適
切な場合には塩を含む、水性染料溶液に浸漬し、そして
アルカリ又はアルカリの存在下に処理した後に、そして
適切な場合には熱の作用下で、染料を固着する)に適切
である。それらは、特にいわゆる冷パジングバッチ法
(cold pad-batch process:染料をアルカリとともにパ
ッダー上で用い、次いで室温で数時間保持して固着す
る)に適切である。固着した後に、染色物又は捺染物
を、適切な場合には非−固着部分での拡散を促進する分
散助剤を添加して、冷水及び熱水で十分にすすぎ洗う。
好な固着能力及び非常に良好な付着能力により特徴づけ
られる。従って、それらは低温での浸染法に用いること
ができ、そしてパジング−蒸気法においては必要な蒸気
時間は短い時間でよい。固着の程度は高く、非−固着部
分は容易に洗い落すことができ、そして浸染の程度と固
着の程度の差は非常に低く、すなわち洗濯損失は非常に
低い。式(1)の反応性染料は、特に木綿の染色だけで
なく、窒素−含有繊維、例えば羊毛若しくは絹又は羊毛
若しくは絹を含む繊維配合物の染色にも、また適切であ
る。
物は、高い色強度並びに酸及びアルカリ領域で高い繊維
−染料結合安定性を有し、そしてさらに光に対する堅牢
性及び湿潤堅牢性、例えば洗濯、海水、交叉染色及び発
汗堅牢性、並びに折り重ね、アイロン及び摩擦堅牢性を
有している。
である。特に述べない限り、温度は摂氏度であり、部及
びパーセントは重量である。重量による部と容量による
部はキログラムとリットルと同じ関係にある。
−4−メチルピリジン187部をエタノールアミン42
7部に温度20ないし30℃で導入した。混合物を20
ないし30℃で2時間撹拌した。透明褐色溶液を氷−水
3000部中に注いだ。生成した沈殿物を濾別し、水で
洗浄し、乾燥した。式(101)及び(102):
た。式(101)の化合物の式(102)の化合物に対
する割合は、3:1であった。
(102)の化合物の混合物180部を1,3−ジアミ
ノプロパン630部中に温度100℃で導入した。続い
て、この混合物を100℃で1時間撹拌した。炭酸ナト
リウム45部をこの温度でこの透明溶液中に散布した。
過剰の1,3−ジアミノプロパンを減圧下に留去した。
水500部をこの残留物に加え、有機相を室温で分離し
た。結晶化のために、有機相をイソプロパノール600
部に溶解し、塩酸(37%)85部で酸性とした。この
混合物を温度0ないし5℃で撹拌し、生成した沈殿を濾
別した。乾燥した後に、式(103)及び(104):
た。式(103)の化合物の式(104)の化合物に対
する割合は、3:1であった。
−4−メチルピリジン187部を1,3−ジアミノプロ
パン630部に温度20ないし30℃で導入した。混合
物を20ないし30℃で2時間撹拌した。
浄し、乾燥した。式(104a)及び(104b):
a):約75%、(104b):約25%)150部を
得た。
427部に100℃で導入した。続いて、この混合物を
100ないし110℃で1時間撹拌した。炭酸ナトリウ
ム45部をこの透明褐色溶液中に散布した。過剰のエタ
ノールアミンを真空下に留去し、水500部をこの残留
物に加え、有機相を室温で分離した。結晶化のために、
有機相をイソプロパノール600部に溶解し、37%塩
酸85部で酸性とした。この混合物を0ないし5℃で撹
拌し、生成した沈殿を濾別した。乾燥した後に、式(1
04c)及び(104d):
%、(104d):約25%〕110部を得た。
2欄に示した2,6−ジアミノピリジン化合物を含む
2,6−ジアミノピリジン化合物類の混合物を実施例1
と類似の方法により得ることができた。混合物の成分
は、2−及び6−位のアミノ基の定義が交替する点での
み異なる。
−4−β−スルファトエチルスルホン28部の懸濁液を
炭酸ナトリウムを添加しpHを4として溶解した。この
溶液に、フッ化シアヌル酸14部を温度0ないし5℃で
10分間にわたり均等に滴々と加え、炭酸ナトリウムを
さらに加えpHを4ないし4.5に維持し、続いて混合
物を15分間撹拌した。
5)及び(106):
混合物を炭酸ナトリウム溶液を用いてpH8に調節し、
続いて温度20ないし30℃及びpH7ないし8で2時
間撹拌した。縮合が完了した後に、得られた生成物を食
塩で沈殿させ、吸引濾過により単離し、温度40ないし
50℃で乾燥した。遊離酸の形態で、式(107)及び
(108):
(107)の染料が主成分であった。
は、木綿及び羊毛を鮮やかな橙色の色相に染色した。
合物は、2−スルホ−4−メトキシアニリンのジアゾ化
(塩酸で酸性化及び亜硝酸ナトリウムの添加)し、続い
て実施例1に従い得た式(103)及び(104)の化
合物とカップリングさせて調製することができた。
−4−β−スルファトエチルスルホン28部の懸濁液に
重炭酸ナトリウム溶液を添加してpHを4として溶解し
た。この溶液に、アセトン中のフッ化シアヌル酸19部
の溶液を30分間にわたり注ぎ、重炭酸ナトリウム溶液
をさらに加えpHを4ないし4.5に維持した。縮合反
応が完結し、ジアゾ化サンプル中に遊離アミンが検出さ
れなくなった時点で、1,3−フェニレンジアミン−4
−スルホン酸18.8部及び水200部の溶液をpH4
ないし5で加えた。続いて、この混合物を室温及びpH
4ないし5で3時間で撹拌した。このようにして得た溶
液は、遊離酸の形態で、式(109):
手順(塩酸で酸性とし、亜硝酸ナトリウムを加える)で
ジアゾ化し、このジアゾ化生成物を水200部及び式
(110):
液に温度0ないし5℃及びpH5ないし8で加えた。カ
ップリングさせた後に、反応塊状物を逆浸透に付し、凍
結乾燥した。遊離の形態で、式(111):
(111)の染料は、木綿及び羊毛を鮮やかな黄金色の
色相に染色した。
で示した反応性染料は実施例13及び14と類似の方法
により得ることができた。第2表に示された反応性染料
が2−及び6−位に結合したアミノ基が互いに異なる
2,6−ジアミノピリジンを含む場合には、第2表の第
2欄に示されている反応性染料を主成分として含む反応
性染料を得た。混合物の成分が2,6−ジアミノピリジ
ン基の2−及び6−位アミノ基の定義が交替する点での
み異なる。欄2に示された反応性染料及び反応性染料の
混合物は、木綿及び羊毛を欄3に示した色相に染色し
た。
例を第3表に示した。
解し、1リットル当たり食塩53g を含む溶液1500
部を加えた。木綿繊維100部をこの染料浴に40℃で
導入した。45分後に1リットル当たり水酸化ナトリウ
ム16g 及びか焼した炭酸ナトリウム20g を含む溶液
を加えた。さらに45分間染料浴を45℃に維持した。
そのあとに、染色した製品をすすぎ洗い、中性洗剤と共
に15分間沸騰させて洗濯し、再度すすぎ洗い、乾燥し
た。
酸アトリウム増粘剤50部、水27.8部、尿素20
部、m−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウム1部及び
炭酸ナトリウム1.2部からなる配合増粘剤100部中
に、激しく撹拌しながら散布した。このようにして得た
捺染糊料で木綿繊維を捺染し、得られた捺染された材料
を102℃の飽和蒸気中で2分間蒸熱した。次いで、捺
染繊維をすすぎ洗い、適切な場合には沸騰させて洗濯
し、再度すすぎ洗い、そして乾燥した。
Claims (14)
- 【請求項1】 式(1): 【化1】 (式中、Dはベンゼン系列若しくはナフタレン系列のジ
アゾ化合物の基又はモノアゾ若しくはジアゾ染料の基で
あり、R1 はC1 −C4 アルキルであり、R2 はシア
ノ、カルバモイル又はスルホメチルであり、R3 及びR
4 は、互いに独立して、水素又は非置換若しくは置換さ
れた、メチルを除いて、酸素により中断されていてもよ
いC1 −C12アルキルである)で示される反応性染料で
あり、式(1)の反応性染料は少なくとも2個の繊維−
反応性基を有し、少なくとも1個の繊維−反応性基は基
R3 又はR4 に含有されているか、或は基:Dは非置換
又はさらに置換された、ハロピリミジン若しくはハロト
リアジン系列の繊維−反応性基を有しており、そして式
(1)の反応性染料は少なくとも1個の永久スルホ又は
スルファト基を含有する反応性染料。 - 【請求項2】 繊維−反応性基として、式(2a)、
(2b)、(2c)、(2d)、(2e)、(2f)若
しくは(2g): 【化2】 〔式中、Wは式:−SO2 −NR5 −、−CONR5 −
若しくは−NR5 CO−(式中、R5 は水素、或は非置
換又はヒドロキシル、スルホ、スルファト、カルボキシ
ル若しくはシアノで置換されたC1 −C4 アルキルであ
る)の基又は式:−alk(R)−SO2 −Z(式中、
Rは水素、ヒドロキシル、スルホ、スルファト、カルボ
キシル、シアノ、ハロゲン、C1 −C4 アルコキシカル
ボニル、C1 −C4 アルカノイルオキシ、カルバモイル
又は基:−SO2 −Zである)の基であり、Zは式:−
CH=CH2 又は−CH2 −CH2 −U1 (式中、U1
は脱離基である)の基であり、Z1 は式:−CH(Ha
l)−CH2 −Hal又は−C(Hal)=CH2 (式
中、Halはハロゲンである)の基であり、Eは基:−
O−又は−NR6 (式中、R6 は水素又はC1 −C4 ア
ルキルである)であり、alk及びalk´は、互いに
独立して、C1 −C6 アルキレンであり、arylen
eはそれぞれが非置換又はスルホ、カルボキシル、C1
−C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ若しくはハロゲ
ンで置換された、フェニレン若しくはナフチレン基であ
る〕で示される基、又は式(3)若しくは(4): 【化3】 〔式中、R´は水素、或は非置換又はヒドロキシル、ス
ルホ若しくはスルファトで置換された、メチルを除い
て、酸素により中断されていてもよいC1 −C12アルキ
ルであるか、又は基:−(NR´)−は2価の5〜7員
脂肪族複素環式基であり、X、X1 及びX2 はハロゲン
であり、そしてTはハロゲン、ヒドロキシル、スルホ、
C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 アルキルチオ、C1
−C4 アルキルスルホニル、フェニルスルホニル、モル
ホリノ又は非置換若しくは置換アミノであるか、又はT
は式(5a)、(5b)、(5c)、(5d)、(5
e)若しくは(5f): 【化4】 (式中、R、R5 、E、W、Z、Z1 、alk、alk
´及びaryleneは上記と同義であり、R7 は水素
又はC1 −C4 アルキルであり、そしてpは0又は1で
ある)の基である〕で示される繊維−反応性基を含有す
る請求項1記載の反応性染料。 - 【請求項3】 R3 及びR4 が、互いに独立して、水
素、或は非置換又はヒドロキシル、スルホ若しくはスル
ファトで置換された、メチルを除いて、酸素により中断
されていてもよいC1 −C12アルキルであるか、又は式
(6): 【化5】 〔式中、R´は水素、或は非置換又はヒドロキシル、ス
ルホ若しくはスルファトで置換された、メチルを除い
て、酸素により中断されていてもよいC1 −C12アルキ
ルであるか、又は基:−(NR´)−は2価の5〜7員
脂肪族複素環式基であり、Bは非置換又はヒドロキシ
ル、スルホ若しくはスルファトで置換された、酸素によ
り中断されていてもよいC2 −C12アルキレンであり、
そしてY1 は式(7)又は(8): 【化6】 (式中、T、X、X1 及びX2 は請求項2と同義であ
る)の反応性基である〕で示される基である請求項1及
び2記載の反応性染料。 - 【請求項4】 式(9a)、(9b)、(10a)又は
(10b): 【化7】 〔式中、R1 はC1 −C4 アルキルであり、R2 はシア
ノ、カルバモイル又はスルホメチルであり、R´、R3
´及びR4 ´は、互いに独立して、水素、或は非置換又
はヒドロキシル、スルホ若しくはスルファトで置換され
た、メチルを除いて、酸素により中断されていてもよい
C1 −C12アルキルであり、基:−(NR´)−は2価
の5〜7員脂肪族複素環式基であることができ、Bは非
置換又はヒドロキシル、スルホ若しくはスルファトで置
換された、酸素により中断されていてもよいC2 −C12
アルキレンであり、環:A、B、C、D及びEは、互い
に独立して、非置換又はC1 −C4 アルキル、C1 −C
4 アルコキシ、C2 −C4 アルカノイルアミノ、ハロゲ
ン、スルホ若しくは請求項2記載の式(2a)ないし
(2g)の反応性基で置換されており、そしてY1 は式
(7)又は(8): 【化8】 (式中、T、X、X1 及びX2 は請求項2と同義であ
る)の繊維−反応性基である〕で示される請求項1ない
し3のいずれか1項記載の反応性染料。 - 【請求項5】 式(11)又は(12): 【化9】 〔式中、R1 はC1 −C4 アルキルであり、R2 はシア
ノ、カルバモイル又はスルホメチルであり、R´、R3
´及びR4 ´は、互いに独立して、水素、或は非置換又
はヒドロキシル、スルホ若しくはスルファトで置換され
た、メチルを除いて、酸素により中断されていてもよい
C1 −C12アルキルであり、基:−(NR´)−は2価
の5〜7員脂肪族複素環式基であることができ、環:
A、B、C、D及びEは、互いに独立して、非置換又は
C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ、C2 −C
4 アルカノイルアミノ、ハロゲン、スルホ若しくは請求
項2記載の式(2a)ないし(2g)の反応性基で置換
されており、そしてY1 は式(7)又は(8): 【化10】 (式中、T、X、X1 及びX2 は請求項2と同義であ
る)の繊維−反応性基である〕で示される請求項1ない
し3のいずれか1項記載の反応性染料。 - 【請求項6】 BがC2 −C6 アルキレンである請求項
3又は4記載の反応性染料。 - 【請求項7】 R1 がメチルである請求項1ないし6の
いずれか1項記載の反応性染料。 - 【請求項8】 R2 がシアノ又はカルバモイルである請
求項1ないし7のいずれか1項記載の反応性染料。 - 【請求項9】 2価の5〜7員脂肪族複素環式基:−
(NR´)−が次式: 【化11】 で示される基である請求項2ないし8のいずれか1項記
載の反応性染料。 - 【請求項10】 請求項1記載の式(1)で示される反
応性染料の少なくとも2種からなる反応性染料の混合
物。 - 【請求項11】 請求項1記載の反応性染料の製造方法
であって、式(13): 【化12】 (式中、Dは請求項1と同義である)で示されるアミン
をジアゾ化し、このジアゾ化生成物を式(14): 【化13】 (式中、R1 、R2 、R3 及びR4 は請求項1と同義で
ある)で示されるカップリング成分にカップリングさ
せ、適切な場合にはその後さらに変換反応を行なうこと
を特徴とする方法。 - 【請求項12】 請求項1記載の反応性染料の製造方法
であって、式(15a)又は(15b): 【化14】 〔式中、D、R1 、R2 、R3 及びR4 は請求項1と同
義であり、R´は水素、或は非置換又はヒドロキシル、
スルホ若しくはスルファトで置換された、メチルを除い
て、酸素により中断されていてもよいC1 −C12アルキ
ルであり、基:−(NR´)−は2価の5〜7員脂肪族
複素環式基であることができ、Bは非置換又はヒドロキ
シル、スルホ若しくはスルファトで置換された、酸素に
より中断されていてもよいC2 −C12アルキレンであ
る〕で示される化合物をハロトリアジン又はハロピリミ
ジン系列の繊維−反応性基と縮合させることを特徴とす
る方法。 - 【請求項13】 ヒドロキシル基又は窒素を含む繊維材
料を染色又は捺染するための、請求項1ないし9のいず
れか1項記載の反応性染料又は請求項10記載の染料混
合物の用途。 - 【請求項14】 セルロース性繊維材料又は天然由来若
しくは合成ポリアミド繊維材料を染色又は捺染するため
の請求項13記載の用途。
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