JPH061786Y2 - 射出成形機のセンサー取付穴付きノズル装置 - Google Patents

射出成形機のセンサー取付穴付きノズル装置

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JPH061786Y2
JPH061786Y2 JP3812090U JP3812090U JPH061786Y2 JP H061786 Y2 JPH061786 Y2 JP H061786Y2 JP 3812090 U JP3812090 U JP 3812090U JP 3812090 U JP3812090 U JP 3812090U JP H061786 Y2 JPH061786 Y2 JP H061786Y2
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JP
Japan
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nozzle
mounting hole
sensor mounting
injection molding
molding machine
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JP3812090U
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JPH03129426U (ja
Inventor
忠雄 恵木
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Japan Steel Works Ltd
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Japan Steel Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、射出成形機のセンサー取付穴付きノズル装
置の改良に関するものである。
(ロ)従来の技術 従来、射出成形機のノズル内樹脂の温度、樹脂圧力等の
特性値を計測する場合、第3図と第4図に見られるよう
に、ネジ部3とネジを締結したり緩めたりするためのス
パナ掛部2とシリンダ6との密着性を高めるためのシー
ル部4を有する一体型ノズル1に、センサー5を取付け
る為のセンサー取付穴を予め1個または複数個設けてお
き、シリンダ6にノズル1を装着した後、センサー5を
取り付けて計測を行なっていた。
このノズル1装着に際しては、他の物体と干渉したり、
センサー5のケーブル曲げ半径が確保出来ない等の事態
が発生するのを防止するため、第5図に見られるよう
に、センサー5の位置がノズル1中心に対して所定の角
度(例えばθ=90°)になるよう、ノズル1のシリン
ダ6とのシール部4にワッシャ7を1枚ないし複数枚挿
入して調整していた。
(ハ)考案が解決しようとする課題 この従来のノズル1に於ては、ワッシャ7の厚さ、ワッ
シャ7の枚数は事前に計算しても誤差が発生して正しく
位置決めできないため、トライアンドエラーになる事が
多く、さらに、この位置決めの過程でノズル1を一度取
り外して、再度シリンダ6に取りつける場合、使用した
ワッシャ7はヘタリのため再使用するとセンサー5の位
置に再現性が無いことから再度新品のワッシャ7を使用
しなければならないという問題点があった。
本考案は、このような課題を解決することを目的として
いる。
(ニ)課題を解決するための手段 本考案は、射出成形機のノズル内樹脂の特性値を計測す
るセンサーを取付けるためのセンサー取付穴10を有す
るノズル装置に於いて、ノズル口15の反対側に鍔部9
を有するノズル本体8と、前記ノズル本体8の外径より
大きい内径と前記ノズル本体8の鍔部9外径より大きい
ネジ山径を有するネジ部13とスパナ掛部12を有する
スリーブ11、より構成されることにより上記課題を解
決する。
(ホ)作用 ノズル本体8とスリーブ11を組込んだ状態で、シリン
ダ6の先端側に、スリーブ11のネジ部13により螺合
によって固定する。固定に際しては、センサー取付穴1
0は所定の位置を確保しておく。
(ヘ)実施例 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
第1図は本考案のセンサー取付穴付きノズル装置の断面
図であり、第2図は本考案のセンサー取付穴付きノズル
装置をシリンダに装着した時の断面図である。
図において、符号8はノズル本体であり、ノズル口15
の反対側に鍔部9とシール部14を有しており、さら
に、ノズル口15近傍にセンサー5を取りつけるための
ネジを有するセンサー取付穴10を1個または複数個有
している。符号11はスリーブであり、ノズル本体8の
外径よりも大きい内径を有し、ノズル本体鍔部9外径よ
りも大きいネジ山径を有するネジ部13と、ネジ部13
をシリンダ6に対して回転締結するためのスパナ掛部1
2を有している。
次にこの実施例の作用について説明する。
まず、第1図に示すように、スリーブ11をノズル本体
8のノズル口15側から組込んだ状態で、第2図に示す
ように、シリンダ6の先端側にスリーブ11のネジ部1
3により螺合によって固定する。その際、センサー取付
穴10は所定の位置を(例えば、第5図に見られるよ
う、θ=90°に)確保した状態で、さらに、ノズル本
体8のシール部14をシリンダ6に密着させるようにす
る。
尚、ノズル本体8の外径に外径より小さいスパナ掛部を
設け、前記締結に際して使用すれば、さらに確実に、セ
ンサー取付穴の位置を確保出来る。
(ト)考案の効果 以上説明してきたように、本考案によれば、射出成形機
のセンサー取付穴付きノズル装置は次のような効果を得
ることができる。
すなわち、センサー取付穴を有するノズル本体とネジ部
を有するスリーブとを分離した構成としたので、ワッシ
ャ等を用いて試行錯誤的にセンサー取付穴の位置決めを
行なう必要が無く、極めて短時間に正確なセンサー取付
穴の位置決めを行なうことができ、経済効果も大であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案によるセンサー取付穴付きノズル装置の
断面図であり、第2図は本考案によるセンサー取付穴付
きノズル装置をシリンダに装着した時の断面図であり、
第3図は従来のセンサー取付穴付きノズルにセンサーを
2個装着した外観図であり、第4図は、従来のセンサー
取付穴付きノズルをワッシャを挿入してセンサー取付穴
位置を調整しながらシリンダに装着した時の断面図であ
り、第5図は従来のセンサー取付穴付きノズルにセンサ
ーを2個を装着しノズル先端穴側より見た外観図であ
る。 1…ノズル、2…スパナ掛部、3…ネジ部、4…シール
部、5…センサー、6…シリンダ、7…ワッシャ、8…
ノズル本体、9…鍔部、10…センサー取付穴、11…
スリーブ、12…スパナ掛部、13…ネジ部、14…シ
ール部、15…ノズル口、θ:センサー中心軸とX軸と
のなす角。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】射出成形機のノズル内樹脂の特性値を計測
    するセンサーを取付けるためのセンサー取付穴(10)
    を有するノズル装置に於いて、 ノズル口(15)の反対側に鍔部(9)を有するノズル
    本体(8)と、 前記ノズル本体(8)の外径より大きい内径と前記ノズ
    ル本体(8)の鍔部(9)外径より大きいネジ山径を有
    するネジ部(13)とスパナ掛部(12)を有するスリ
    ーブ(11)、 より構成される射出成形機のセンサー取付穴付きノズル
    装置。
JP3812090U 1990-04-11 1990-04-11 射出成形機のセンサー取付穴付きノズル装置 Expired - Lifetime JPH061786Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH03129426U JPH03129426U (ja) 1991-12-26
JPH061786Y2 true JPH061786Y2 (ja) 1994-01-19

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