JPH0319736A - ねじ止め部品の焼付け検知方法 - Google Patents
ねじ止め部品の焼付け検知方法Info
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- JPH0319736A JPH0319736A JP14801389A JP14801389A JPH0319736A JP H0319736 A JPH0319736 A JP H0319736A JP 14801389 A JP14801389 A JP 14801389A JP 14801389 A JP14801389 A JP 14801389A JP H0319736 A JPH0319736 A JP H0319736A
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- Japan
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- tightening
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- fastening
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- 238000001514 detection method Methods 0.000 title claims abstract description 30
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 20
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 claims description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
この発明は例えばボルト・ナット等のねじ止め部品の焼
付け検知方法の改良に関する。
付け検知方法の改良に関する。
(従来の技術)
一般に、例えば自動車等では複数の構成部品間の固定に
ボルト・ナット等のねじ止め手段が多く用いられている
。この場合、ボルト・ナット等の締付け作業時にボルト
・ナットの螺合部間に焼付けが発生するとねじ止め部品
の締付けトルクを設定値に保持することが困難になり、
被固定部品の固定が不安定になる問題があった。また、
例えばエンジン部品のコンロッド等のねじ止め部の螺合
部間に焼付けが発生した場合にはこの部分が破損し易い
ので、エンジン全体が損傷する問題があった。
ボルト・ナット等のねじ止め手段が多く用いられている
。この場合、ボルト・ナット等の締付け作業時にボルト
・ナットの螺合部間に焼付けが発生するとねじ止め部品
の締付けトルクを設定値に保持することが困難になり、
被固定部品の固定が不安定になる問題があった。また、
例えばエンジン部品のコンロッド等のねじ止め部の螺合
部間に焼付けが発生した場合にはこの部分が破損し易い
ので、エンジン全体が損傷する問題があった。
そこで、従来からボルト・ナット等の締付け作業時にね
じ止め部品の焼付けを検知することが行われている。第
3図はボルト・ナット等の締付け作業時のナット部材の
締付け時間(角度)と締付けトルクとの関係を示すもの
で、Aはナット部品の締付け作業の開始時点の初期トル
ク(=O)、Bは本締め作業の開始時点のスナッグトル
ク、Cは本締め作業の終了時点の最終トルクをそれぞれ
示すものである。ここで、例えばスナッグトルクが2k
gn+、最終トルクが5 kgmに設定されている場合
には従来は例えば締付けトルクが2 kHnと5 kg
mとの間のトルク一角度比を検出したり、或いはA−C
間の総締付け時間、B−C間の本締付け時間を検出する
ことにより、ボルト・ナットの螺合部間の焼付けを検知
するようにしていた。
じ止め部品の焼付けを検知することが行われている。第
3図はボルト・ナット等の締付け作業時のナット部材の
締付け時間(角度)と締付けトルクとの関係を示すもの
で、Aはナット部品の締付け作業の開始時点の初期トル
ク(=O)、Bは本締め作業の開始時点のスナッグトル
ク、Cは本締め作業の終了時点の最終トルクをそれぞれ
示すものである。ここで、例えばスナッグトルクが2k
gn+、最終トルクが5 kgmに設定されている場合
には従来は例えば締付けトルクが2 kHnと5 kg
mとの間のトルク一角度比を検出したり、或いはA−C
間の総締付け時間、B−C間の本締付け時間を検出する
ことにより、ボルト・ナットの螺合部間の焼付けを検知
するようにしていた。
(発明が解決しようとする課題)
従来方法ではボルト・ナットの螺合部間に焼付けが発牛
した場合であっても焼付けが発生していない疋常な場合
と略同様な特性が検出されるおそれがあるので、ボルト
・ナットの螺合部間の焼付けを正確には検知することが
できない問題があった。
した場合であっても焼付けが発生していない疋常な場合
と略同様な特性が検出されるおそれがあるので、ボルト
・ナットの螺合部間の焼付けを正確には検知することが
できない問題があった。
この発明は上記事情に着目してなされたもので、ねじ止
め部品の焼付け状態を確実に検出することができ、検出
精度の向上を図ることができるねじ止め部品の焼付け検
知方法を提供することを目的とするものである。
め部品の焼付け状態を確実に検出することができ、検出
精度の向上を図ることができるねじ止め部品の焼付け検
知方法を提供することを目的とするものである。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
この発明はねじ部品とナット部品との間を正規の締付け
方向に略正規のトルクまで締付ける初期締付け工程と、
ねじ部品とナット部品との間をこの初期締付け工程で締
付けた締付け方向と逆方向に回転操作してねじ部品とナ
ット部品との間の締付けトルクを弛める締付けトルク弛
め工程と、この締付けトルク弛め工程時のトルクの下降
状態、或いはねじ部品とナット部品との間の諦付けトル
クを弛めたのち、再度ねじ部品とナッ]・部品との間を
正規のトルクまで締付ける再締付け工程時のトルクの変
化状態に基いてねじ部品とナット部品との間の螺合部の
焼付け状態を検知する焼付け状態検知工程とを具備した
方法である。
方向に略正規のトルクまで締付ける初期締付け工程と、
ねじ部品とナット部品との間をこの初期締付け工程で締
付けた締付け方向と逆方向に回転操作してねじ部品とナ
ット部品との間の締付けトルクを弛める締付けトルク弛
め工程と、この締付けトルク弛め工程時のトルクの下降
状態、或いはねじ部品とナット部品との間の諦付けトル
クを弛めたのち、再度ねじ部品とナッ]・部品との間を
正規のトルクまで締付ける再締付け工程時のトルクの変
化状態に基いてねじ部品とナット部品との間の螺合部の
焼付け状態を検知する焼付け状態検知工程とを具備した
方法である。
(作用)
ねじ部品とナット部品との間を正規の締付け方向に略正
規のトルクまで締付ける初期締付け工程を行なったのち
、ねじ部品とナット部品との間をこの初期締付け工程で
締付けた締付け方向と逆方向に回転操作してねじ部品と
ナット部品との間の締付けトルクを弛める締付けトルク
弛め工程時のトルクの下降状態、或いはねじ部品とナッ
ト部品との間の締付けトルクを弛めたのち、再度ねじ部
品とナット部品との間を正規のトルクまで締付ける再締
付け」二程時のトルクの変化状態に基いてねじ部品とナ
ット部品との間の螺合部の焼付け状態を検知することに
より、ねじ止め部品の焼付け状態を確実に検出して検出
精度の向上を図るようにしたものである。
規のトルクまで締付ける初期締付け工程を行なったのち
、ねじ部品とナット部品との間をこの初期締付け工程で
締付けた締付け方向と逆方向に回転操作してねじ部品と
ナット部品との間の締付けトルクを弛める締付けトルク
弛め工程時のトルクの下降状態、或いはねじ部品とナッ
ト部品との間の締付けトルクを弛めたのち、再度ねじ部
品とナット部品との間を正規のトルクまで締付ける再締
付け」二程時のトルクの変化状態に基いてねじ部品とナ
ット部品との間の螺合部の焼付け状態を検知することに
より、ねじ止め部品の焼付け状態を確実に検出して検出
精度の向上を図るようにしたものである。
(実施例)
以ド、この発明の一実施例を第1図および第2図を参照
して説明する。
して説明する。
第2図はこの発明のねじ止め部品の焼付け検知方法を実
施する焼付け検知装置の概略構成を示す5 もので、1は焼付け検知装置本体、2はこの焼付け検知
装置本体1の支持部材である。この支持部材2には空気
圧または電気信号によって制御される正逆回転可能なモ
ータ3が装着されている。さらに、このモータ3の回転
輔4の先端部には略矩形断面の矩形軸部4aが形成され
ており、この矩形軸部4aにソケット5が配設されてい
る。この場合、回転軸4の矩形軸部4aには軸方向に向
けて延設された長穴6が形威されている。また、ソケッ
ト5の上端部側には回転軸4の矩形軸部4aが挿入可能
な矩形穴7が形成されている。そして、この矩形穴7内
に回転軸4の矩形軸部4aが軸方向に移動自在に挿入さ
れている。さらに、ソケット5には回転軸4の長穴6内
に挿通されたピン8の両端部が固着されており、このビ
ン8が回転軸4の長大6内で軸方向に向けて移動できる
範囲だけソケット5が回転軸4の矩形軸部4aに沿って
軸方向に移動できるようになっている。また、ソケット
5と焼付け検知装置本体1の支持部材2との間にはコイ
ルばね9が介設されている。さらに、6 ソケット5の下端部側には後述するナット部品10と対
応する形状の嵌合穴11が形成されている。そして、焼
付け検知装置本体1の使用時にはこの嵌合穴11内にナ
ット部品10が嵌合されるようになっている。また、焼
付け検知装置本体1には四転軸4の回転角度を検出する
回転角度センサ12および回転軸4に作用するトルクの
大きさを検出するトルク検知トランスジューサ13がそ
れぞれ設けられている。
施する焼付け検知装置の概略構成を示す5 もので、1は焼付け検知装置本体、2はこの焼付け検知
装置本体1の支持部材である。この支持部材2には空気
圧または電気信号によって制御される正逆回転可能なモ
ータ3が装着されている。さらに、このモータ3の回転
輔4の先端部には略矩形断面の矩形軸部4aが形成され
ており、この矩形軸部4aにソケット5が配設されてい
る。この場合、回転軸4の矩形軸部4aには軸方向に向
けて延設された長穴6が形威されている。また、ソケッ
ト5の上端部側には回転軸4の矩形軸部4aが挿入可能
な矩形穴7が形成されている。そして、この矩形穴7内
に回転軸4の矩形軸部4aが軸方向に移動自在に挿入さ
れている。さらに、ソケット5には回転軸4の長穴6内
に挿通されたピン8の両端部が固着されており、このビ
ン8が回転軸4の長大6内で軸方向に向けて移動できる
範囲だけソケット5が回転軸4の矩形軸部4aに沿って
軸方向に移動できるようになっている。また、ソケット
5と焼付け検知装置本体1の支持部材2との間にはコイ
ルばね9が介設されている。さらに、6 ソケット5の下端部側には後述するナット部品10と対
応する形状の嵌合穴11が形成されている。そして、焼
付け検知装置本体1の使用時にはこの嵌合穴11内にナ
ット部品10が嵌合されるようになっている。また、焼
付け検知装置本体1には四転軸4の回転角度を検出する
回転角度センサ12および回転軸4に作用するトルクの
大きさを検出するトルク検知トランスジューサ13がそ
れぞれ設けられている。
一方、14は適宜の固定部本体、15はこの固定部本体
14に固定された埋込みボルト、16は埋込みボルト1
5の先端ねじ部(ねじ部品)15aにねじ止めされるナ
ット部品10によって固定部本体14に固定される被固
定部品である。
14に固定された埋込みボルト、16は埋込みボルト1
5の先端ねじ部(ねじ部品)15aにねじ止めされるナ
ット部品10によって固定部本体14に固定される被固
定部品である。
次に、上記構成の焼付け検知装置本体1を使用したねじ
止め部品の焼付け検知方法の一例について説明する。
止め部品の焼付け検知方法の一例について説明する。
すなわち、この実施例ではます、埋込みボルト15の先
端ねじ部15aに螺挿させたナット部品10に焼付け検
知装置本体1のソケット5を嵌合させ、このソケット5
の嵌合穴11内にナット部品10を挿入させた状態で、
焼付け検知装置本体1のモータ3を正方向に回転させ、
第1図中にa−b間に示すように埋込みボルト15の先
端ねじ部15aとナット部品10との間を正規の締付け
方向に略正規のトルク(最終トルク)まで締付ける(初
期締付け工程)。
端ねじ部15aに螺挿させたナット部品10に焼付け検
知装置本体1のソケット5を嵌合させ、このソケット5
の嵌合穴11内にナット部品10を挿入させた状態で、
焼付け検知装置本体1のモータ3を正方向に回転させ、
第1図中にa−b間に示すように埋込みボルト15の先
端ねじ部15aとナット部品10との間を正規の締付け
方向に略正規のトルク(最終トルク)まで締付ける(初
期締付け工程)。
さらに、この初期締付け工程を行なったのち、焼付け検
知装置本体1のモータ3を逆方向に回転させ、第1図中
にc−d−e間に示すように埋込みボルト15の先端ね
じ部15aとナット部品10との間を初期締付け工程で
締付けた締付け方向と逆方向に回転操作して埋込みボル
ト15の先端ねじ部15aとナット部品10との間の締
付けトルクを弛める(締付けトルク弛め工程)。そして
、この締付けトルク弛め工程中に焼付け検知装置本体1
の回転角度センサ12およびトルク検知トランスジュー
サ13によってナット部品10の回転角度およびナット
部品10に作用するトルクの大きさをそれぞれ検出し、
これらの検出データから検出される例えばトルク一角度
比の関係、トルク−時間の関係等のトルクの下降状態に
基いて埋込みボルト15の先端ねじ部15aとナット部
品10との間の螺合部の焼付け状態を検知する(焼付け
状態検知工程)。
知装置本体1のモータ3を逆方向に回転させ、第1図中
にc−d−e間に示すように埋込みボルト15の先端ね
じ部15aとナット部品10との間を初期締付け工程で
締付けた締付け方向と逆方向に回転操作して埋込みボル
ト15の先端ねじ部15aとナット部品10との間の締
付けトルクを弛める(締付けトルク弛め工程)。そして
、この締付けトルク弛め工程中に焼付け検知装置本体1
の回転角度センサ12およびトルク検知トランスジュー
サ13によってナット部品10の回転角度およびナット
部品10に作用するトルクの大きさをそれぞれ検出し、
これらの検出データから検出される例えばトルク一角度
比の関係、トルク−時間の関係等のトルクの下降状態に
基いて埋込みボルト15の先端ねじ部15aとナット部
品10との間の螺合部の焼付け状態を検知する(焼付け
状態検知工程)。
そこで、上記方法によれば埋込みボルト15の先端ねじ
部15aとナット部品10との間を正規の締付け方向に
略正規のトルク(最終トルク)まで締付けたのち、埋込
みボルト15の先端ねじ部15aとナット部品10との
間を初期締付け工程で締付けた締付け方向と逆方向に回
転操作して埋込みボルト15の先端ねじ部15aとナッ
ト部品10との間の締付けトルクを弛め、この締付けト
ルク弛め工程中に焼付け検知装置本体]の回転角度セン
サー2およびトルク検知トランスジューサ13によって
ナット部品10の回転角度およびナット部品10に作用
するトルクの大きさをそれぞれ検出し、これらの検出デ
ータから検出される例えばトルク一角度比の関係、トル
ク一時間の関係等のトルクの下降状態に基いて埋込みボ
ルト159 の先端ねじ部15aとナット部品10との間の螺合部の
焼付け状態を検知するようにしたので、従来に比べてね
じ止め部品の焼付け状態を確実に検出することができる
。この場合、ねじ止め部品の焼付け時にはナット部品1
0のトルクの下がり方が極端に小さくなるので、従来に
比べてねじ止め部品の焼付け状態の検出精度の向上を図
ることができる。
部15aとナット部品10との間を正規の締付け方向に
略正規のトルク(最終トルク)まで締付けたのち、埋込
みボルト15の先端ねじ部15aとナット部品10との
間を初期締付け工程で締付けた締付け方向と逆方向に回
転操作して埋込みボルト15の先端ねじ部15aとナッ
ト部品10との間の締付けトルクを弛め、この締付けト
ルク弛め工程中に焼付け検知装置本体]の回転角度セン
サー2およびトルク検知トランスジューサ13によって
ナット部品10の回転角度およびナット部品10に作用
するトルクの大きさをそれぞれ検出し、これらの検出デ
ータから検出される例えばトルク一角度比の関係、トル
ク一時間の関係等のトルクの下降状態に基いて埋込みボ
ルト159 の先端ねじ部15aとナット部品10との間の螺合部の
焼付け状態を検知するようにしたので、従来に比べてね
じ止め部品の焼付け状態を確実に検出することができる
。この場合、ねじ止め部品の焼付け時にはナット部品1
0のトルクの下がり方が極端に小さくなるので、従来に
比べてねじ止め部品の焼付け状態の検出精度の向上を図
ることができる。
なお、この発明は上記実施例に限定されるものではない
。例えば、焼付け状態検知工程は埋込みボルト15の先
端ねじ部15aとナット部品10との間の締付けトルク
を弛めたのち、第1図中にe−f間に示すように再度、
埋込みボル1・15の先端ねじ部15aとナット部品1
0との間を正規のトルク(最終トルク)まで締付ける再
締付け工程時のトルクの変化状態に基いて埋込みボルト
15の先端ねじ部15aとナット部品]0との間の螺合
部の焼付け状態を検知するようにしてもよい。さらに、
その他この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施
できることは勿論である。
。例えば、焼付け状態検知工程は埋込みボルト15の先
端ねじ部15aとナット部品10との間の締付けトルク
を弛めたのち、第1図中にe−f間に示すように再度、
埋込みボル1・15の先端ねじ部15aとナット部品1
0との間を正規のトルク(最終トルク)まで締付ける再
締付け工程時のトルクの変化状態に基いて埋込みボルト
15の先端ねじ部15aとナット部品]0との間の螺合
部の焼付け状態を検知するようにしてもよい。さらに、
その他この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形実施
できることは勿論である。
1 0
[発明の効果]
この発明によればねじ部品とナット部品との間を正規の
締付け方向に略正規のトルクまで締付ける初期締付け工
程を行なったのち、ねじ部品とナット部品との間をこの
初期締付け王程で締付けた締付け方向と逆方向に回転操
作してねじ部品とナット部品との間の締付けトルクを弛
める締付けトルク弛め工程時のトルクの下降状態、或い
はねじ部品とナット部品との間の締付けトルクを弛めた
のち、再度ねじ部品とナット部品との間を正規のトルク
まで締付ける再締付け工程時のトルクの変化状態に基い
てねじ部品とナット部品との間の螺合部の焼付け状態を
検知するようにしたので、ねじ止め部品の焼付け状態を
確実に検出することができ、検出精度の向上を図ること
ができる。
締付け方向に略正規のトルクまで締付ける初期締付け工
程を行なったのち、ねじ部品とナット部品との間をこの
初期締付け王程で締付けた締付け方向と逆方向に回転操
作してねじ部品とナット部品との間の締付けトルクを弛
める締付けトルク弛め工程時のトルクの下降状態、或い
はねじ部品とナット部品との間の締付けトルクを弛めた
のち、再度ねじ部品とナット部品との間を正規のトルク
まで締付ける再締付け工程時のトルクの変化状態に基い
てねじ部品とナット部品との間の螺合部の焼付け状態を
検知するようにしたので、ねじ止め部品の焼付け状態を
確実に検出することができ、検出精度の向上を図ること
ができる。
第1図および第2図はこの発明の一実施例を示すもので
、第1図はねじ部品とナット部品との螺合部間の焼付け
検知作業時のナット部品の締付け作業時間と締付け装置
の締付けトルクとの関係1] を示す特性囚、第2図は焼付け検知装置の概略構或を示
す要部の縦断面図、第3図は従来の焼付け検知作業時の
ナット部品の締付け作業時間と錦付け装置の締付けトル
クとの関係を示す特性図である。 1・・・焼付け検知装置本体、10・・・ナッ1・部品
、1 5 a・・・先端ねじ部(ねじ部品)。
、第1図はねじ部品とナット部品との螺合部間の焼付け
検知作業時のナット部品の締付け作業時間と締付け装置
の締付けトルクとの関係1] を示す特性囚、第2図は焼付け検知装置の概略構或を示
す要部の縦断面図、第3図は従来の焼付け検知作業時の
ナット部品の締付け作業時間と錦付け装置の締付けトル
クとの関係を示す特性図である。 1・・・焼付け検知装置本体、10・・・ナッ1・部品
、1 5 a・・・先端ねじ部(ねじ部品)。
Claims (1)
- ねじ部品とナット部品との間を正規の締付け方向に略正
規のトルクまで締付ける初期締付け工程と、前記ねじ部
品とナット部品との間をこの初期締付け工程で締付けた
締付け方向と逆方向に回転操作して前記ねじ部品とナッ
ト部品との間の締付けトルクを弛める締付けトルク弛め
工程と、この締付けトルク弛め工程時のトルクの下降状
態、或いは前記ねじ部品とナット部品との間の締付けト
ルクを弛めたのち、再度前記ねじ部品とナット部品との
間を正規のトルクまで締付ける再締付け工程時のトルク
の変化状態に基いて前記ねじ部品とナット部品との間の
螺合部の焼付け状態を検知する焼付け状態検知工程とを
具備したことを特徴とするねじ止め部品の焼付け検知方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14801389A JPH0319736A (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | ねじ止め部品の焼付け検知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14801389A JPH0319736A (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | ねじ止め部品の焼付け検知方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0319736A true JPH0319736A (ja) | 1991-01-28 |
Family
ID=15443157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14801389A Pending JPH0319736A (ja) | 1989-06-09 | 1989-06-09 | ねじ止め部品の焼付け検知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0319736A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104198106A (zh) * | 2014-08-15 | 2014-12-10 | 中国石油天然气集团公司 | 螺栓应力检测装置 |
JP2021130181A (ja) * | 2020-02-21 | 2021-09-09 | 株式会社チップトン | バレル槽のバレル蓋着脱構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61279472A (ja) * | 1985-06-04 | 1986-12-10 | 第一電通株式会社 | ナットランナの軸力制御方法 |
-
1989
- 1989-06-09 JP JP14801389A patent/JPH0319736A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61279472A (ja) * | 1985-06-04 | 1986-12-10 | 第一電通株式会社 | ナットランナの軸力制御方法 |
Cited By (2)
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---|---|---|---|---|
CN104198106A (zh) * | 2014-08-15 | 2014-12-10 | 中国石油天然气集团公司 | 螺栓应力检测装置 |
JP2021130181A (ja) * | 2020-02-21 | 2021-09-09 | 株式会社チップトン | バレル槽のバレル蓋着脱構造 |
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