JPH06177580A - 電子部品の観察装置 - Google Patents

電子部品の観察装置

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Publication number
JPH06177580A
JPH06177580A JP4325270A JP32527092A JPH06177580A JP H06177580 A JPH06177580 A JP H06177580A JP 4325270 A JP4325270 A JP 4325270A JP 32527092 A JP32527092 A JP 32527092A JP H06177580 A JPH06177580 A JP H06177580A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nozzle
light
electronic component
slit
electronic part
Prior art date
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Pending
Application number
JP4325270A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Hatase
貴之 畑瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4325270A priority Critical patent/JPH06177580A/ja
Publication of JPH06177580A publication Critical patent/JPH06177580A/ja
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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 明瞭な電子部品のシルエットを得る。 【構成】 移載ヘッド1のノズル2aに吸着された電子
部品Pを観察するカメラ4と、このノズル2aを挿入可
能なスリット5aが開設され、かつ光源LCから照射さ
れた光aをこの電子部品Pの背面へ向かって漏光する単
一の主光透過体5と、光源LDから照射された光bを前
記スリット5aを介してこの電子部品Pの背面へ向かっ
て漏光する副光透過体6,7と、この主光透過体5を、
前記ノズル2aが前記スリット5aに挿入された挿入位
置と非挿入位置に選択的に移動させる移動手段8とを有
する。 【効果】 単一の移動手段だけでも、ノイズが生じな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、大形の電子部品を明瞭
に観察するための、電子部品の観察装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】電子部品を基板に実装する手段は、一般
に、電子部品を移載ヘッドのノズルに吸着し、基板に移
送搭載するようになっている。この場合、ノズルに吸着
された電子部品は、位置ずれを有していることから、カ
メラなどの観察装置によりこの位置ずれを検出し、これ
を補正したうえで、基板に搭載するようになっている。
【0003】このような電子部品の観察装置として、特
開昭60ー28298号公報に開示されたものが知られ
ている。このものは、ノズルに吸着された電子部品へ向
かって光を照射し、ノズルの基端部に設けられた光拡散
体により光を散乱させることにより、電子部品のシルエ
ットをカメラにより観察し、その位置ずれを検出するよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電子部品の寸法は大小
様々であり、一辺が1mm以下のものから、数10mm以上
のものまである。ところが、移載ヘッドには相当数のノ
ズルが設けられているところ、これらのノズル間の間隔
はかなり狭いものである。したがって、これらのノズル
の内の一つが、SOPやQFPのような、大型の電子部
品を吸着している状態において、この大型の電子部品を
カメラの視野内に収めようとすべく、比較的広い領域を
観察すると、電子部品を吸着していないノズルの影が、
電子部品の影のすぐ近くに写ったり、電子部品の影に重
なったりして、電子部品のシルエット(特にその輪郭
線)を明瞭に観察できないという問題点があった。ま
た、この不要なノズルの影を、画像から消去する処理を
施すには、時間及び付加的な手段が必要となる。
【0005】一方、特開昭64−12375号公報に示
されるように、光拡散体で電子部品を吸着するノズルを
挟んで、不要ノズルの影を消去するようにすれば、上記
問題点に対する一応の解決策となる。しかしながら、こ
のようにしても、ノズルを挟む光拡散板の間にスリット
が形成され、カメラの画像においてこのスリットの位置
に黒い筋があらわれることになる。これでは、この黒い
筋をさらに消去する処理が必要となるという新たな問題
を招くことになり、充分な解決手段とはいえない。
【0006】そこで、本発明は、複雑な処理を要せず、
しかも大形の電子部品を明瞭に観察できる、電子部品の
観察装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、移載ヘッドま
たはこの移載ヘッドの近傍に設けられる光拡散板と、移
載ヘッドが有するノズルのうち、あるノズルに吸着され
た電子部品を観察するカメラと、このノズルに挿入可能
なスリットが開設され、かつ光源から照射された光をこ
の電子部品へ向かって漏光する主光透過体と、光源から
照射された光を前記拡散板へ向かって偏向・照射する副
光透過体と、この主光透過体を、前記ノズルが前記スリ
ットに挿入された挿入位置と非挿入位置に選択的に移動
させる移動手段とを有するものである。
【0008】
【作用】上記構成において、大形の電子部品を観察する
ときは、移動手段を駆動して、主光透過体を挿入位置に
移動させ、ノズルをスリットに挿入し、光源から照射さ
れた光を電子部品へ向かって漏光させる。また、この光
は、副光透過体によって光拡散体へ向かって偏向・照射
され、光拡散板からの拡散光がカメラにとらえられる。
したがって、カメラの画像において、このスリットによ
る暗部を生ずることなく、電子部品のシルエットを明瞭
に観察できる。
【0009】しかも、移動手段は主光透過体を挿入位
置、非挿入位置間において移動させるものであればよい
ので、移動手段をノズルの片側に設けておけば十分であ
って、観察装置をコンパクトに形成できる。
【0010】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の一実施例
を説明する。
【0011】図1は電子部品の観察装置Aと移載ヘッド
Bの斜視図、図2は副光透過体を除いた状態の側面図、
図3は図2における画像例示図、図4は副光透過体を取
付けた状態の側面図、図5は図4の画像例示図である。
【0012】さて、図1において移載ヘッドBは、ヘッ
ド本体1と、このヘッド本体1から下方に延出するノズ
ル2aを備えている。また、図2に側面図で示すよう
に、このヘッド本体1は他のノズル2b、2c、2dも
備えており、これらのノズルのうちから所定ノズルを選
択的に下降させ、電子部品Pを吸着するようになってい
る。また、ヘッド本体1の下部には、アクリル樹脂板な
どの光拡散体3が設けられている。
【0013】観察装置Aは、図1に示すように上記ノズ
ルに吸着された電子部品Pを観察するカメラ4と、主光
透過体5と、一対の副光透過体6、7と、これら光透過
体5、6、7が固定されるファイバーボックスFBと、
このボックスFB内の光ファイバOF(主光透過体5へ
光aを送る)に接続されるハロゲンランプケース(光
源)LCとから成っている。これら光透過体5、6、7
は、ガラスや樹脂などの透明材により形成されている。
このうち、主光透過体5は、上面が先端縁に向かい下方
へなだらかに傾斜する板状をなし、その基端部両脇に一
対の連結部5b、5cが突設されている。また、この主
光透過体5の上面には、白色塗料を塗布するなどして、
透過光aが漏光しないように漏光防止手段ctが施され
ている。そして、この主光透過体5の先端縁中心から基
端部へ向かうスリット5aが開設されている。このスリ
ット5aはノズル2a、・・・よりも若干幅広なもので
あり、ノズル2a、・・・が挿入可能となっている。
【0014】また、一対の副光透過体6、7は、それぞ
れ基端部6a、7aがビス10で連結部5b、5c、フ
ァイバーボックスFBに固定された状態において、主光
透過体5の中心線を軸として、対称に形成されている。
そして、両副光透過体6、7の先端部は、上記中心線側
へ屈曲しており、この先端部上面6b、7bはこの中心
線側へ向かって下方へ傾斜している。また、これら先端
部上面6b、7bを除き、両副光透過体6、7の上面
は、主光透過体5と同様に、漏光防止手段ctが施され
ている。
【0015】8は移動手段としてのシリンダであり、そ
のロッド9は、ファイバーボックスFBの背面に結合さ
れている。したがって、ロッド9が引き込んだ状態で、
主光透過体5及び両副光透過体6、7は、スリット5a
がノズル2aを挟まない非挿入位置に退去する(図1実
戦参照)。またロッド9が突出すると、これらの光透過
体5、6、7は、スリット5aにノズル2aが挟まれる
挿入位置に移動し、カメラ4から見ると他のノズル2
b、2c、2dは主光透過体5の影にかくれる(同図鎖
線参照)。この状態で、光源であるハロゲンランプケー
スLCから照射された光aは、主光透過体5の内部を屈
折しながら電子部品Pの背面側へ透過し、電子部品Pの
背面へ向って漏光する。
【0016】本装置は上記のような構成より成り、次に
図2〜図3を参照しながら、主光透過体5にのみ光源L
Cから光aを供給する場合を説明する。図3(a)はこ
の場合の画像例であり、斜線部は暗く、非斜線部は明る
く観察される部分をそれぞれ示す。図3(a)中、S5
は主光透過体5の明るい像、SPは電子部品Pの暗い像
である。ここで、電子部品Pを吸着していない他のノズ
ル2b、・・・の像SN(ノイズ成分となる)は主光透
過体5の像S5により消され、画像認識処理を行う上で
好ましい状態となっている。しかしながら、スリット5
aの像S5aは暗いものであり、電子部品Pの像SPと
連続しているので、正しい認識処理が行えない。また、
図3(b)の例では、ノズルの不要な像SNの一部が、
電子部品Pの像SPに重なっており、この場合も正しい
認識処理が困難となる。
【0017】そこで、副光透過体6、7を含め、図4、
図5を参照して説明する。光bを照射すると、漏光防止
手段CTに阻まれて、この光bは副光透過体6、7内を
図4鎖線矢印のように進み、この手段CTが施されてい
ない先端部上面6b、7bから外部へ出る。そして、光
拡散体3により反射され、スリット5aへ向かう。その
結果、画像中図5に示すように、スリット5aの影(図
4の像S5a)はあらわれず、電子部品Pの明瞭なシル
エットSPを得ることができる。
【0018】しかも、光透過体5、6、7を一体的に、
ノズルに対し片方向のみ移動させれば十分であるので、
単一の移動手段により小さなストロークで作動させて観
察を行うことができ、専有スペースを極めて小さくする
ことができる。
【0019】
【発明の効果】本発明は、移載ヘッドのノズルに吸着さ
れた電子部品を観察するカメラと、このノズルを挿入可
能なスリットが開設され、かつ光源から照射された光を
この電子部品の背面へ向かって漏光する主光透過体と、
光源から照射された光を前記スリットを介してこの電子
部品の背面へ向かって漏光する副光透過体と、この主光
透過体を、前記ノズルが前記スリットに挿入された挿入
位置と非挿入位置に選択的に移動させる移動手段とを有
するので、光透過体をノズルの片方から移動させること
により、大形の電子部品についても明確なシルエットを
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る観察装置の斜視図
【図2】本発明の一実施例に係る主光透過体の説明図
【図3】(a)本発明の一実施例に係る主光透過体のみ
による画像例示図 (b)本発明の一実施例に係る画像例示図
【図4】本発明の一実施例に係る観察装置の側面図
【図5】本発明の一実施例に係る観察装置の画像例示図
【符号の説明】
1 移載ヘッド 2a ノズル 4 カメラ 5 主光透過体 5a スリット 6 副光透過体 7 副光透過体 8 移動手段 P 電子部品 LC 光源

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】移載ヘッドまたはこの移載ヘッドの近傍に
    設けられる光拡散板と、移載ヘッドが有するノズルのう
    ち、あるノズルに吸着された電子部品を観察するカメラ
    と、このノズルに挿入可能なスリットが開設され、かつ
    光源から照射された光をこの電子部品へ向かって漏光す
    る主光透過体と、光源から照射された光を前記拡散板へ
    向かって偏向・照射する副光透過体と、この主光透過体
    を、前記ノズルが前記スリットに挿入された挿入位置と
    非挿入位置に選択的に移動させる移動手段とを有するこ
    とを特徴とする電子部品の観察装置。
JP4325270A 1992-12-04 1992-12-04 電子部品の観察装置 Pending JPH06177580A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4325270A JPH06177580A (ja) 1992-12-04 1992-12-04 電子部品の観察装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4325270A JPH06177580A (ja) 1992-12-04 1992-12-04 電子部品の観察装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06177580A true JPH06177580A (ja) 1994-06-24

Family

ID=18174940

Family Applications (1)

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JP4325270A Pending JPH06177580A (ja) 1992-12-04 1992-12-04 電子部品の観察装置

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