JP2998420B2 - チップの観察装置 - Google Patents

チップの観察装置

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JP2998420B2
JP2998420B2 JP4132139A JP13213992A JP2998420B2 JP 2998420 B2 JP2998420 B2 JP 2998420B2 JP 4132139 A JP4132139 A JP 4132139A JP 13213992 A JP13213992 A JP 13213992A JP 2998420 B2 JP2998420 B2 JP 2998420B2
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JP
Japan
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light
chip
light source
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polarizing plate
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貴之 畑瀬
徹 赤阪
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はチップの観察装置に係
り、詳しくは、明るい背景の中にチップを暗く観察する
ことと、暗い背景の中にチップを明るく観察することを
選択できるチップの観察装置に関する。
【0002】
【従来の技術】IC、LSI、抵抗チップ、コンデンサ
チップなどのチップを基板に自動搭載するチップマウン
タは、移載ヘッドのノズルにチップを真空吸着し、この
チップを基板へ移送するようになっている。
【0003】この場合、チップは基板の所定の座標位置
に正しく搭載せねばならないことから、移載ヘッドがチ
ップを基板に移送する途中において、ノズルに吸着され
たチップをカメラにより観察してチップの位置ずれを光
学的に検出し、検出された位置ずれを補正したうえで、
基板に搭載するようになっている。
【0004】このようなチップの観察装置としては、例
えば特開平2−99000号公報に開示されているよう
に、移載ヘッドの下部に白色のアクリル樹脂板のような
光拡散板を設け、この光拡散板に向かって下方から光を
照射し、その反射光を下方のカメラで受光する手段が知
られており、この手段によれば図2に示すように明るい
背景の中にチップPを暗く観察することができる。
【0005】またこれとは反対に、移載ヘッドの下部に
暗色の光吸収板を設け、移載ヘッドのノズルに真空吸着
されたチップへ向かって下方から光を照射して、下方の
カメラで観察することにより、図3に示すように暗い背
景の中にチップPを明るく観察する手段が知られてい
る。何れにせよ、チップの観察装置は、チップとその背
景を明瞭な明暗のコントラストで観察するようになって
いる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】移載ヘッドは、様々な
品種のチップを基板に移送搭載するものであり、チップ
の品種に応じて、図2及び図3に示す2つの明暗態様で
チップを観察することが望ましい。ところが従来、同一
の観察装置では前記2つの明暗態様で観察できる手段は
なかったため、図2に示すようにチップを明るい背景の
中で暗く観察するか、又は図3に示すように暗い背景の
中で明るく観察する手段が択一的に採用されていた。
【0007】そこで本発明は、チップの品種に応じて、
明るい背景の中にチップを暗く観察することと、暗い背
景の中にチップを明るく観察することを選択できるチッ
プの観察装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このために本発明は、ノ
ズルにチップを吸着する移載ヘッドへ向かって光を照射
する第1の光源及び第2の光源と、前記移載ヘッドの下
部に設けられた光拡散板と、この光拡散板及び前記チッ
プに反射された光が入射するカメラとを構成している。
そして第1の光源の光の照射角度を、前記光拡散板及び
前記チップに共に照射される角度に設定するとともに、
この光の光路に光を吸収する第1の偏光板と第2の偏光
板を配設することにより、前記光拡散板に反射された光
が前記カメラに入射しないようにし、また前記第2の光
源の光の照射角度を、前記光拡散板のみに光が照射され
且つ前記チップには照射されない角度としたものであ
る。
【0009】
【作用】上記構成によれば、2つの光源を切り替えるこ
とにより、明るい背景の中にチップを暗く観察すること
と、暗い背景の中にチップを明るく観察することを選択
することができる。
【0010】
【実施例】次に、図面を参照しながら本発明の実施例を
説明する。
【0011】図1はチップの観察装置の側面図である。
移載ヘッド1の下部には、アルミニウムなどの金属板か
ら成る光拡散板2と、第1の偏光板3が積層して設けら
れており、またこの移載ヘッド1から下方へ突出するノ
ズル4の下端部4にチップPが真空吸着されている。こ
の移載ヘッド1は、パーツフィーダ(図外)に備えられ
たチップPを真空吸着してピックアップし、基板(図
外)に移送搭載するものであり、この移送の途中におい
て、この観察装置によりノズル4に吸着されたチップP
の位置ずれを検出する。
【0012】5は移載ヘッド1の移動路の下方に設けら
れたケースであり、その内部にはミラー6が45°傾斜
して内蔵されており、またその側方にはミラー6に反射
された光を受光するカメラ7が設けられている。このミ
ラー6はハーフミラーであり、その下方には第1の光源
8と第2の偏光板10が設けられている。第1の偏光板
3と第2の偏光板10は直交させて配置されている。ま
たケース5の上面には第2の光源9が設けられている。
【0013】本実施例では、第1の光源8はLEDであ
り、またこれから照射されるLED光LLの照射角度θ
1はかなり広角度であって、ノズル4に吸着された小チ
ップやQFPのようなリードを有する大チップに光を照
射する。また第2の光源9はハロゲンランプであり、こ
れから照射されるハロゲン光HLの照射角度θ2は狭角
度であり、光拡散板2に対してのみ光を照射し、チップ
Pには光が照射されない角度に設定してある。また移載
ヘッド1は、モータ11、タイミングベルト12によ
り、軸心線を中心にN方向に水平回転する。したがって
このモータ11を駆動することにより、第1の偏光板3
が第2の偏光板10に対して直交するよう角度調整し、
またチップPの回転方向の角度設定を行う。
【0014】図2は、第1の光源8を消灯し、第2の光
源9を点灯してチップPを観察した場合の画像を示して
いる。この場合、上述したように光源9から照射された
光は、光拡散板2のみに照射され、チップPには照射さ
れないので、光拡散板2は光を散乱して明るく観察さ
れ、チップPは暗く観察される。
【0015】また図3は、第1の光源8を点灯し、第2
の光源9を消灯してチップPを観察した場合の画像を示
している。この場合、第1の光源8の照射角度θ1は上
述のようにチップPを包含する光拡散板2のほぼ全面に
光が照射される角度に設定しているので、チップPの下
面は光を反射し、その反射光はハーフミラー6に反射さ
れてカメラ7に入射するので、チップPは明るく観察さ
れる。また光拡散板2の前方には、互いに直交する2枚
の偏光板3、10が配置されているため、光拡散板2に
入射しようとする光はすべて吸収され、したがって光拡
散板2は暗く観察される。
【0016】以上のように本手段によれば、チップPの
品種に応じて、第1の光源8と第2の光源9の点灯消灯
を切り替えることにより、図2、図3に示す2つの明暗
コントラストで選択的にチップPを観察できる。
【0017】図4は本発明の他の実施例を示している。
このものは、第1の偏光板22は1/4波長板であり、
また第2の偏光板23はハーフミラー6よりも上方のス
テージ面に配設されており、偏光板22と偏光板23は
45°の角度で配置されている点において、図1に示す
ものと相違している。
【0018】このものは、第1の光源8を消灯し、第2
の光源9を点灯した場合は、第1実施例とまったく同じ
であって、チップPは図2に示すように明るい背景の中
に暗く観察される。
【0019】また第1の光源8を点灯し、第2の光源9
を消灯した場合、第1の光源8から照射された光は、ハ
ーフミラー6を透過した後、一定の振動方向の光L1の
みが第2の偏光板23を透過する。またこの光L1は、
1/4波長板である第1の偏光板22を透過する際に、
振動方向は45°回転したうえで光拡散板2に反射さ
れ、反射光L2は再びこの第1の偏光板22を透過する
が、その際、その振動方向は更に45°回転するので、
この偏光板22を往復透過する際に、合計90°回転す
ることになる。次いでこの反射光L2は第2の偏光板2
3に再び入射するが、この反射光L2の振動方向は90
°回転しているので、第2の偏光板23を透過できず、
したがって光拡散板2は暗く観察される。また第1の光
源8からチップPに照射された光は、チップPの下面に
反射され、更にハーフミラー6に反射されてカメラ7に
入射する。したがってチップPは図3に示すように暗い
背景の中に明るく観察される。このように偏光板の種類
や配設仕様は様々考えられるのであって、要は、図2及
び図3に示すように2つの明暗コントラストでチップP
を選択的に観察できるようにすればよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ノ
ズルに吸着されたチップの品種に応じて、第1の光源と
第2の光源を切り替えることにより、明るい背景の中に
チップを暗く観察することと、暗い背景の中にチップを
明るく観察することを選択することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1に係るチップの観察装置の側
面図
【図2】本発明の実施例1に係るチップの画像図
【図3】本発明の実施例1に係るチップの画像図
【図4】本発明の実施例2に係るチップの観察装置の側
面図
【符号の説明】
1 移載ヘッド 2 光拡散板 3 第1の偏光板 4 ノズル 7 カメラ 8 第1の光源 9 第2の光源 10 第2の偏光板 22 第1の偏光板 23 第2の偏光板

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノズルにチップを吸着する移載ヘッドへ向
    かって光を照射する第1の光源及び第2の光源と、前記
    移載ヘッドの下部に設けられた光拡散板と、この光拡散
    板及び前記チップに反射された光が入射するカメラとを
    備え、前記第1の光源の光の照射角度を、前記光拡散板
    及び前記チップに共に照射される角度に設定するととも
    に、この光の光路に光を吸収する第1の偏光板と第2の
    偏光板を配設することにより、前記光拡散板に反射され
    た光が前記カメラに入射しないようにし、また前記第2
    の光源の光の照射角度を、前記光拡散板のみに光が照射
    され且つ前記チップには照射されない角度としたことを
    特徴とするチップの観察装置。
JP4132139A 1992-05-25 1992-05-25 チップの観察装置 Expired - Lifetime JP2998420B2 (ja)

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