JPH06176610A - 誘導用照明システムおよび誘導灯装置 - Google Patents

誘導用照明システムおよび誘導灯装置

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JPH06176610A
JPH06176610A JP4329360A JP32936092A JPH06176610A JP H06176610 A JPH06176610 A JP H06176610A JP 4329360 A JP4329360 A JP 4329360A JP 32936092 A JP32936092 A JP 32936092A JP H06176610 A JPH06176610 A JP H06176610A
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light
casing
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reflector
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Mikihito Sekiguchi
幹仁 関口
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Toshiba Lighting and Technology Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ケーシングに形成した前面透光部から外に向か
う光の明るさが、隅部で暗くなるのを解消した誘導用照
明システムおよび誘導灯装置を提供する。 【構成】屈曲形低圧放電灯30を収容した反射体20
は、この屈曲形低圧放電灯の屈曲部と対向する側壁が、
この屈曲部に沿う連続した曲面または多角面をなしてい
ることを特徴とする。 【作用】反射体の側壁が屈曲形低圧放電灯の屈曲部に沿
う連続した曲面または多角面をなしているから、隅部な
どに角部が発生せず、よってこの部分の反射特性が良く
なり、ケーシング前面透光部において暗い部分が解消さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物や大形乗物などの
避難誘導経路に設置され、非常事態が発生した場合に安
全な場所へ誘導する誘導用照明システムおよびこのシス
テムに用いて有効な誘導灯装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オフィスや病院、ホテル等のように、大
勢の人が集まる建物や大形の乗物などにおいては、非常
時の防災設備として、消防法等により避難方向を誘導す
る避難誘導システムを設置することが義務付けられてい
る。この種の避難誘導システムの1つとして、照明装置
を用いて避難誘導経路を表示する電光式誘導用照明シス
テムが知られている。このものは、廊下などの避難誘導
経路に沿って多数の誘導灯装置を設置し、これら誘導灯
装置を順次点滅させることにより光が走行するかのごと
き表示を呈し、この光の走行により避難方向を知らせる
ようにしたものである。このような誘導用照明システム
であれば、非常時に避難する人は上記誘導灯装置が発す
る光の走行する方向に進めば、安全な場所へ誘導される
ことになり、円滑かつ迅速な避難が可能になる。
【0003】このような避難誘導に用いられる誘導灯装
置は、ケーシング内に、反射体および光源としての屈曲
形放電灯、例えばU字形けい光ランプを収容し、かつこ
のU字形けい光ランプを点灯制御するための点灯制御回
路や安定点灯回路などを収容するようになっている。そ
してランプを点滅点灯すると、このランプから放射され
た光の一部が反射体で反射され、この反射光およびラン
プから出た光の直射光をケーシングの前面に形成した透
光部を透過して前方を照射するようになっている。ここ
でU字形けい光ランプを使用するのは、小型、コンパク
トで発光効率が高く、小電力でありながら高い輝度が得
られるためである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来の場
合、光源はU字形けい光ランプなどのような屈曲形放電
灯であるが、このような光源を収容した反射体は、略樋
形、または矩形の浅皿形をなしていた。このため、屈曲
形けい光ランプの屈曲部に対向する上記反射体の反射面
は、面と面が交差して直角をなす隅部が生じ、よってこ
の隅部の反射特性が低下し、前面を照射する光の明るさ
が上記隅部に対向する箇所では暗くなる不具合がある。
【0005】本発明はこのような事情にもとづきなされ
たもので、その目的とするところは、ケーシングに形成
した前面透光部から前方に向かう光の明るさが、隅部で
暗くなるのを解消した誘導用照明システムおよび誘導灯
装置を提供しようとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の誘導用照明システムおよび誘導灯装置は、屈曲
形低圧放電灯を収容した反射体の形状が、この屈曲形低
圧放電灯の屈曲部と対向する側壁を、この屈曲部に沿う
連続した曲面または多角形をなしていることを特徴とす
る。
【0007】
【作用】本発明の誘導用照明システムおよび誘導灯装置
によれば、反射体の側壁が屈曲形低圧放電灯の屈曲部に
沿う連続した曲面または多角面をなしているから、隅部
に直角な角部が発生せず、よってこの部分の反射特性が
良くなり、ケーシング前面透光部において隅部が暗くな
るのが解消される。
【0008】
【実施例】以下本発明について、図1ないし図4に示す
第1の実施例にもとづき説明する。
【0009】図4は、避難誘導経路の誘導用照明システ
ムの全体を示すもので、同図において50は避難誘導経
路に指定された建物の廊下を示す。この廊下50の床面
または壁面のいづれかの設置面には誘導方向Aに沿って
多数の非常避難用誘導灯装置1…が所定の間隔を存して
埋設されている。各誘導灯装置1…は非常時に所定のタ
イミングをずらせて順次点滅するようになっており、こ
のような点滅により光が避難誘導方向に進むかのごとき
表示するようになっている。
【0010】このような誘導用照明システムは非常時に
作動するものであるため、非常事態の発生によりこのシ
ステムの作動を外部から指令するための外部指令信号発
信装置60を設置してあるとともに、非常時には通常の
商用電源を使用することが期待できない場合があるの
で、非常用電源70を用いるようになっている。非常用
電源70は通常バッテリが用いられ、例えば12V程度
の直流の小電力を供給する。
【0011】各誘導灯装置1…は、図1ないし図3に示
すように構成されている。すなわち、10は誘導灯装置
のケーシングである。このケーシング10は金属プレー
ト等の不燃性材料により形成されており、上面が開口さ
れた矩形の箱形に形成されている。この開口部には図2
および図3に示すように、表面カバー11が取着されて
おり、この表面カバー11の中央には透光用の開口部が
形成されている。この開口部は図1に発光面として示す
ように、前面からみて四角形に形成されている。ケーシ
ング10の開口部には、光拡散層13を有する2枚合わ
せガラスなどからなる透光性カバー12が取着されてい
る。
【0012】透光性カバー12は保持枠14によりケー
シング10の開口部に取着されており、この保持枠14
も金属のような不燃性材料により形成されている。そし
て、透光性カバー12の上面(外面)に上記光拡散層1
3が設けられており、この光拡散層13は表面カバー1
1の透光用開口部に嵌合されている。なお、15、16
はシール用のゴムパッキングを示す。
【0013】上記ケーシング10内には中央部に位置し
て反射板20が設けられている。反射板20は後述する
が、高純度アルミニウム板などにより円形の深皿形状に
形成されており、上端開口部に形成したフランジ部がケ
ーシング10の開口部に固定されている。
【0014】反射板20内には、例えばU字形をなした
けい光ランプ30が収容されている。U字形けい光ラン
プ30は、U字形のガラスバルブ31の両端部に図示を
省略したフィラメント電極を封装し、このバルブ31の
内面にけい光体被膜を形成するとともに、バルブ31内
に所定量の水銀および始動用希ガスを封入して構成され
ている。
【0015】このようなランプ30は、ケ−シング10
内に横置きに配置されている。すなわち、U字形けい光
ランプ30は、図2および図3に示す通り、バルブ31
の中心軸が通る平面をケーシング10の底面と平行に
し、かつ図1に示すように、U字形屈曲部32に連なる
両側の直線部分33、33を誘導経路の方向Aに対して
垂直な姿勢となるように設置してある。
【0016】このようなランプ30は、ケ−シング10
に収容した点灯制御回路に電気的に接続されている。点
灯制御回路は、ランプ30の始動回路および点灯安定化
のための点灯安定回路83と、前記非常用電源70から
供給される電圧を昇圧制御する昇圧回路およびこの昇圧
電圧を上記点灯安定回路83に供給するための電源回路
82、ならびに前記外部の指令信号発信装置60から送
られてきた信号により点灯安定回路83を作動させてラ
ンプ30の点灯を制御するための作動指令回路81を備
えている。
【0017】本実施例では、ケーシング10の底面に絶
縁スペーサ17を介して配線回路基板18が設けられて
おり、この配線回路基板18に上記作動指令回路81、
電源回路82および点灯安定回路83などの点灯制御回
路が実装されている。
【0018】この場合、これら回路部品は、ランプ30
の端部側を避けた他の周囲を取り囲むように配置されて
いる。つまり、電源回路82は図1に示すようにランプ
30の一側方に配置されているとともに、点灯安定回路
83はランプ30の他側方に配置されており、かつ作動
指令回路81はランプ30の屈曲部32の外方に配置さ
れている。このため、点灯制御回路の各部品は、ケーシ
ング10の内面と反射板20の外面との間に形成された
デッドスペースに、ランプ30を取り巻くようにして配
置されているものである。
【0019】ところで、上記反射板20は、図1ないし
図3に示すような構成をなしている。すなわち、反射板
20は、高輝度アルミニウム板などにより円形の深皿形
状、つまり椀形状に形成されており、円形の中心O1
上記ランプ30の屈曲部32の屈曲中心に一致、または
近接して設けられている。このため、ランプ30の屈曲
部32に対向する上記反射板20の側面は、曲率が一様
な連続した屈曲面をなしており、周方向に角部が存在し
ていない。
【0020】そして、このような反射板20に設置され
た上記U字形けい光ランプ20は、両側の直線部33、
33が反射板20の側壁に開口された挿入孔25を介し
て反射板20の外側に導き出されている。そして、この
挿入孔25から反射板20の外側に導き出されたバルブ
31の端部に、反射板20の外に位置して電極が配置さ
れている。
【0021】また、上記椀形をなす反射体20は、径方
向に沿って反射面が複数に区分されている。つまり、反
射板20においては、図2および図3に示すように、開
口部に近い部分に第1の反射面21を形成してあり、こ
れに続く底部に近い領域に第2の反射面22を形成して
あり、さらにランプ30の下面と対面する反射板20の
底部に第3の反射面23を形成してある。
【0022】第1の反射面21は、ランプ30から出た
光を矢印aで示すように、反射板20の光軸O−O(本
実施例では反射板20の円形中心およびランプ30の屈
曲部32の屈曲中心O1 に一致している)に対して斜め
方向に反射し、よってケーシング10の開口部を経て斜
め前方に向かわせるように反射する。このため、誘導経
路の方向Aに沿って斜め方向に向かわせるように反射す
る。
【0023】また、第2の反射面22は、ランプ30か
ら出た光を矢印bで示すように、反射板20の光軸O−
Oと平行な方向に反射し、ケーシング10の開口部を経
て真っ直ぐに前方に、すなわち誘導経路の方向Aに対し
て垂直な方向に向かわせるように反射する。
【0024】さらに、第3の反射面23は、ランプ30
の背面側に向かう光を反射し、矢印cで示すように、第
1の反射面21または第2の反射面22もしくはこれら
両反射面21、22に向けて反射させる。すなわち、第
3の反射面23はランプ30の背面側に向かう無だな光
を第1の反射面21または第2の反射面22に向けて戻
し、これら第1の反射面21または第2の反射面22で
再度反射し、a方向に向かう光またはb方向に向かう光
を増加するものである。
【0025】このような反射板20は全周が円形をなし
ており、かつ第1の反射面21が斜め方向に光を反射す
るので、結局真っ直ぐに光を反射する場合に比べて光を
外向きに拡散し、斜めに向かう光量が相対的に多くなっ
ている。このような構成の誘導灯装置について作用を説
明する。
【0026】図4に示す誘導用照明システムにおいて、
非常事態が発生した場合には外部指令信号発信装置60
から各誘導灯装置1…に作動指令がなされ、各誘導灯装
置1…は非常用電源70から供給される電力により点滅
点灯する。この場合、各誘導灯装置1…には、外部指令
信号発信装置60から送られてきた指令信号により作動
指令回路81が働き、安定点灯回路83を作動させるか
ら非常用電源70の電力が電源回路82を介して安定点
灯回路83に供給され、このためランプ30が点灯す
る。ランプ30は電源回路82または安定点灯回路83
に組み込まれた制御回路により点滅される。
【0027】ランプ30が点灯すると、このランプ30
から放出された光は直接、および反射板20で反射され
て開口部に向かい、透光性カバー12および光拡散層1
3を通じて外部に放出される。このとき、透過光は光拡
散層13により拡散され、透過窓全面の明るさを略均等
にする。
【0028】そして、廊下50の床面または壁面に埋め
こまれた多数個の誘導灯装置1…は共通の非常用電源7
0の電力により、かつ外部指令信号発信装置60から送
られてきた指令信号により点滅制御されて、避難誘導方
向Aに向かって光りが順次進むように点滅されるので、
誘導方向Aを表示するようになる。よって、避難しよう
とする人はこの光の移動する方向Aへ進めば安全な場所
へ誘導される。
【0029】この場合、ランプ30から出た光は、第1
の反射面21により矢印aで示す方向、すなわちケーシ
ング10の開口部を経て誘導方向Aおよび逆方向に沿う
斜め方向に向かわうように反射される。但し、光拡散層
13は透過しようとする光を拡散する性質があるので上
記斜め方向に進んできた光も一応拡散するが、斜め方向
の透過光量が他方向に向かう光より多いので、斜め方向
の光量を増加させることができる。このため、斜め前方
から誘導灯装置1を見た場合、従来に比較して輝度が向
上し、この誘導灯装置1を見付け易くなる。よって、誘
導機能が向上する。
【0030】また、ランプ30から出た光の一部は、第
2の反射面22により矢印bで示すように、真っ直ぐ前
方に向かって反射されるから、誘導灯装置1を正面から
見た場合の輝度も高く保たれ、よって斜め前方から誘導
されて当該誘導灯装置1の正面に達した避難する人は、
この誘導灯装置1を確認して次の誘導灯装置1の方向に
向かうことができ、視認性が向上する。
【0031】さらに、ランプ30の背面側に向かう光は
第3の反射面23で反射され、矢印cで示すように、第
1の反射面21または第2の反射面22もしくはこれら
両反射面21、22に向けて反射されるので、これら第
1の反射面21または第2の反射面22にて再度反射さ
れ、a方向に向かう光またはb方向に向かう光が増加す
る。よって、輝度が高くなり、器具効率が向上する。
【0032】このような誘導灯装置1は、光源としてU
字形のけい光ランプ30を用いているから、小電力であ
りながら発光効率に優れ、かつ高い輝度が得られ、さら
に広い面積を照射するようになり、ランプが小形、コン
パクトになる。
【0033】加えて作動指令回路81、電源回路82お
よび点灯安定回路83等を反射板20を取り巻いた外側
のデッドスペースに収容したからケーシング10の小
形、コンパクト化が実現する。
【0034】そしてまた、反射板20は、全周に亘り円
形であり、特にランプ30の屈曲部32に対向する側壁
は円形に連続しているから、隅部に角部が発生せず、屈
曲部32の回りにおける反射特性が一様になる。このた
め、部分的に暗くなる箇所がなく、前面の光拡散層13
における輝度分布の均等化に寄与する。
【0035】また、ランプ30の直線部33の端部を反
射板20に形成した挿入孔25を貫通して反射板20の
外に導き出したので、発熱部となる電極が反射板20の
外に位置されて反射板20の内部空間の温度上昇を防止
するばかりでなく、ランプ30の最冷部を反射板20の
外に確保することができ、最冷部の過度な温度上昇を防
止することができ、また電極と点灯回路部品との接続が
反射板20の外で行えるから接続が容易になる。この場
合、反射板20にはランプ30の直線部33を導く出す
ための挿入孔25を形成したから、切欠を設ける場合に
比べて機械的強度が向上する。なお、本発明は上記第1
の実施例に制約されるものではなく、種々の変形例が可
能である。
【0036】つまり、上記第1の実施例の場合は、反射
板20に第3の反射面23を形成し、ランプ30から出
た光をこの第3の反射面23で反射して第1の反射面2
1または第2の反射面22もしくはこれら両反射面2
1、22に向けて反射させるようにしたが、本発明はこ
れに限らず、図5に示す第2の実施例に示す通り、第3
の反射面を省略して第1の反射面21と第2の反射面2
2とで構成してもよい。
【0037】さらに、前記第1の実施例の場合、U字形
のけい光ランプ30を横置きしたが、図6に示す第3の
実施例のように、U字形のけい光ランプ30を縦置き、
つまりランプ30のバルブ軸を通る平面をケーシング1
0の底面に対して垂直に、換言すれば光軸O−O方向に
沿って配置し、かつU字形けい光ランプ30の直線部分
33a、33bを誘導経路の方向に対して交差して配置
してもよい。この場合、反射板20は第1の反射面21
と第2の反射面22を有しており、U字形けい光ランプ
30の一方の直線部32aから出た光は第1の反射面2
1により矢印aで示す斜め前方に向かわうように反射さ
れるようになっているとともに、他方の直線部32bか
ら出た光は第2の反射面22により矢印bで示すよう
に、真っ直ぐ前方に向かって反射されるようになってい
る。つまり、U字形けい光ランプ30の2本の直線部3
2a、32bの光をそれぞれ斜め方向と直進方向とに機
能分担させてあり、これにより斜め方向、正面方向の光
量の均等化を図っている。
【0038】また、反射板20は円形の椀形状に限ら
ず、例えば長円形や楕円形などのように、要するにラン
プ30の屈曲部32に対向する部分は連続的にカーブし
ておればよい。また、直線部32、32に対向する部分
はカーブしていなくてもよい。つまり、図7に示す第4
の実施例のように、ランプ30の屈曲部32に対向する
部分を多角形にしたり、反射体90全体を8角形以上の
多角形にすれば、前面の光拡散層13において隅部に暗
い部分が発生するのを防止することができる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、屈
曲形低圧放電灯を収容した反射体は、この屈曲形低圧放
電灯の屈曲部と対向する側壁が、この屈曲部に沿う連続
した曲面または多角面をなしているから反射面に直角の
隅部が発生せず、よってこの部分の反射特性が良くな
る。このためケーシング前面に向かう光が、部分的に暗
くなるのが解消され、輝度分布が良好になり、誘導効果
が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示し、誘導灯装置の平
面図。
【図2】同実施例の図1中II−II線に沿う断面図。
【図3】同実施例の図1中 III−III 線に沿う断面図。
【図4】同実施例の誘導用照明システム全体の概略を示
す構成図。
【図5】本発明の第2の実施例を示す誘導灯装置の断面
図。
【図6】本発明の第3の実施例を示す誘導灯装置の断面
図。
【図7】本発明の第4の実施例を示す反射体とU字形け
い光ランプの平面図。
【符号の説明】
1…誘導灯装置 10…ケーシング
12…透光性カバー 13…光拡散層 20、90…反射板 21…第1の反射面 22…第2の反射面
23…第3の反射面 25…挿入孔 30…U字形けい光ランプ 31…バルブ 32…屈曲部
33…直線部。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 避難経路に沿って複数の誘導灯装置を設
    置し、これら誘導灯装置は、ケーシング内に反射体と屈
    曲形低圧放電灯からなる光源を収容し、この光源から出
    た光を反射体で反射してケーシングの前面投光部から外
    部へ放出するようにした誘導用照明システムにおいて、 上記誘導灯装置の反射体は、上記屈曲形低圧放電灯の屈
    曲部と対向する側壁が、この屈曲部に沿う連続した曲面
    または多角面をなしていることを特徴とする誘導用照明
    システム。
  2. 【請求項2】 ケーシング内に反射体と屈曲形低圧放電
    灯からなる光源を収容し、この光源から出た光を反射体
    で反射してケーシングの前面投光部から外部へ放出する
    ようにした誘導灯装置において、 上記反射体は、上記屈曲形低圧放電灯の屈曲部と対向す
    る側壁が、この屈曲部に沿う連続した曲面または多角面
    をなしていることを特徴とする誘導灯装置。
  3. 【請求項3】 上記反射体は、ケーシングの前面側に位
    置する第1の反射面と、ケ−シングの底部に近い第2の
    反射面を有し、第1の反射面は光源からの光をケ−シン
    グ前方に対し斜め方向に放射するように形成し、第2の
    反射面は光源からの光をケ−シングの前方に略真っ直ぐ
    に放射するように形成したことを特徴とする請求項2に
    記載の誘導灯装置。
  4. 【請求項4】 上記ケーシングの前面投光部は四角形を
    なしていることを特徴とする請求項2に記載の誘導灯装
    置。
  5. 【請求項5】 光源はU字形けい光ランプであり、この
    ランプのバルブ軸をケーシングの底面に平行にし、上記
    反射体は上記U字形けい光ランプの屈曲部を囲む円形ま
    たは8角形以上の多角形であることを特徴とする請求項
    2に記載の誘導灯装置。
  6. 【請求項6】 光源はU字形けい光ランプであり、この
    ランプのバルブ軸を含む平面をケーシングの底面に平行
    にし、かつU字形けい光ランプの直線部分を誘導方向に
    対して交差して配置したことを特徴とする請求項2に記
    載の誘導灯装置。
  7. 【請求項7】 光源はU字形けい光ランプであり、この
    ランプのバルブ軸を含む平面をケーシングの底面に垂直
    にし、かつU字形けい光ランプの直線部分を誘導方向に
    対して交差して配置したことを特徴とする請求項2に記
    載の誘導灯装置。
  8. 【請求項8】 上記反射体は、光源の下方に対向するケ
    ーシングの底部に第3の反射面を設け、この第3の反射
    面は光源からの光を前記第1の反射面に向けて反射する
    ように形成したことを特徴とする請求項3に記載の誘導
    灯装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002124104A (ja) * 2000-08-22 2002-04-26 Koninkl Philips Electronics Nv 照明器具
JP2011076771A (ja) * 2009-09-29 2011-04-14 Toshiba Lighting & Technology Corp 照明装置

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