JPH0617536A - コンクリート均し機 - Google Patents
コンクリート均し機Info
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- JPH0617536A JPH0617536A JP20060692A JP20060692A JPH0617536A JP H0617536 A JPH0617536 A JP H0617536A JP 20060692 A JP20060692 A JP 20060692A JP 20060692 A JP20060692 A JP 20060692A JP H0617536 A JPH0617536 A JP H0617536A
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- 238000007493 shaping process Methods 0.000 description 13
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 6
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- On-Site Construction Work That Accompanies The Preparation And Application Of Concrete (AREA)
Abstract
(57)【要約】
走行機体(1)の走行速度を変更する変速部材(18)
と、均し作業部(22)の支持姿勢を制御する姿勢制御
部材(27)(28)(32)を備えるコンクリート均
し機において、前記姿勢制御部材(27)(28)(3
2)の制御速度に応じて前記変速部材(18)による変
速動作を自動的に行わせて走行速度を変化させるように
構成したもので、前記姿勢制御部材(27)(28)
(32)の制御速度に対して走行機体(1)の走行速度
を常に適正に維持でき、姿勢制御の遅れまたは作業能率
低下などを防いでコンクリート均し作業性の向上などを
容易に図ることができるものである。
と、均し作業部(22)の支持姿勢を制御する姿勢制御
部材(27)(28)(32)を備えるコンクリート均
し機において、前記姿勢制御部材(27)(28)(3
2)の制御速度に応じて前記変速部材(18)による変
速動作を自動的に行わせて走行速度を変化させるように
構成したもので、前記姿勢制御部材(27)(28)
(32)の制御速度に対して走行機体(1)の走行速度
を常に適正に維持でき、姿勢制御の遅れまたは作業能率
低下などを防いでコンクリート均し作業性の向上などを
容易に図ることができるものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えば建物の床面または
路面などを形成するコンクリート打設表面を均平にする
コンクリート均し機に関する。
路面などを形成するコンクリート打設表面を均平にする
コンクリート均し機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平2−74757号公報に示
す如く、走行機体によって均し作業部を牽引すると共
に、均し作業部を昇降させる姿勢制御部材を設ける技術
があった。
す如く、走行機体によって均し作業部を牽引すると共
に、均し作業部を昇降させる姿勢制御部材を設ける技術
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、走行
機体の走行速度と姿勢制御部材の制御速度を相互に関連
させて変更するものではないから、姿勢制御部材の制御
速度に対して適正な走行速度を容易に設定し得ず、例え
ば姿勢制御速度に比べて走行速度が早いときは姿勢制御
が不充分になると共に、姿勢制御速度に比べて走行速度
が遅いときは作業能率が低くなる等の問題があった。
機体の走行速度と姿勢制御部材の制御速度を相互に関連
させて変更するものではないから、姿勢制御部材の制御
速度に対して適正な走行速度を容易に設定し得ず、例え
ば姿勢制御速度に比べて走行速度が早いときは姿勢制御
が不充分になると共に、姿勢制御速度に比べて走行速度
が遅いときは作業能率が低くなる等の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、走行
機体の走行速度を変更する変速部材と、均し作業部の支
持姿勢を制御する姿勢制御部材を備えるコンクリート均
し機において、前記姿勢制御部材の制御速度に応じて前
記変速部材による変速動作を自動的に行わせて走行速度
を変化させるように構成したもので、前記姿勢制御部材
の制御速度に対して走行機体の走行速度を常に適正に維
持し得、姿勢制御の遅れまたは作業能率低下などを防い
でコンクリート均し作業性の向上などを容易に図り得る
ものである。
機体の走行速度を変更する変速部材と、均し作業部の支
持姿勢を制御する姿勢制御部材を備えるコンクリート均
し機において、前記姿勢制御部材の制御速度に応じて前
記変速部材による変速動作を自動的に行わせて走行速度
を変化させるように構成したもので、前記姿勢制御部材
の制御速度に対して走行機体の走行速度を常に適正に維
持し得、姿勢制御の遅れまたは作業能率低下などを防い
でコンクリート均し作業性の向上などを容易に図り得る
ものである。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1はコンクリート均し制御回路図、図2は全体
の側面図、図3は同平面図で、図中(1)は走行機体で
ある歩行型走行車であり、(2)はエンジン、(3)は
前記エンジン(2)を搭載するシャーシ、(4)は前記
シャーシ(3)前部に設けるフロントウエイト、(5)
は前記シャーシ(3)後部を中間前側に連設させるミッ
ションケース、(6)は前記ミッションケース(5)下
部に車軸(7)を介して取付ける左右一対のラグ付鉄製
車輪型走行輪、(8)は前記ミッションケース(5)の
中間後側に設ける後ヒッチ、(9)は前記ミッションケ
ース(5)上部に取付ける前後方向転換自在な操向ハン
ドル、(10)は走行変速レバー、(11)は主クラッ
チレバー、(12)はサイドクラッチレバー、(13)
は前記ハンドル(9)の固定支持を解除するレバーであ
る。
する。図1はコンクリート均し制御回路図、図2は全体
の側面図、図3は同平面図で、図中(1)は走行機体で
ある歩行型走行車であり、(2)はエンジン、(3)は
前記エンジン(2)を搭載するシャーシ、(4)は前記
シャーシ(3)前部に設けるフロントウエイト、(5)
は前記シャーシ(3)後部を中間前側に連設させるミッ
ションケース、(6)は前記ミッションケース(5)下
部に車軸(7)を介して取付ける左右一対のラグ付鉄製
車輪型走行輪、(8)は前記ミッションケース(5)の
中間後側に設ける後ヒッチ、(9)は前記ミッションケ
ース(5)上部に取付ける前後方向転換自在な操向ハン
ドル、(10)は走行変速レバー、(11)は主クラッ
チレバー、(12)はサイドクラッチレバー、(13)
は前記ハンドル(9)の固定支持を解除するレバーであ
る。
【0006】また、前記エンジン(2)及びミッション
ケース(5)上部の左側に伝動ケース(14)を設け、
エンジン(2)の出力プーリ(15)と、ミッションケ
ース(5)の無段変速入力プーリ(16)と、ベルト
(17)と、前記入力プーリ(16)幅を変化させてベ
ルト(17)の巻付け径を変更させる変速部材である変
速モータ(18)とを、前記伝動ケース(14)に内設
させ、前記各プーリ(15)(16)及びベルト(1
7)の変速比を無段階に変更自在に構成すると共に、前
記ミッションケース(5)上部右側のPTO軸(図示省
略)に発電機(19)及び油圧ポンプ(20)を着脱自
在に取付け、また油圧ポンプ(20)の高圧油出力を入
切制御するPTOクラッチレバー(21)に設けてい
る。
ケース(5)上部の左側に伝動ケース(14)を設け、
エンジン(2)の出力プーリ(15)と、ミッションケ
ース(5)の無段変速入力プーリ(16)と、ベルト
(17)と、前記入力プーリ(16)幅を変化させてベ
ルト(17)の巻付け径を変更させる変速部材である変
速モータ(18)とを、前記伝動ケース(14)に内設
させ、前記各プーリ(15)(16)及びベルト(1
7)の変速比を無段階に変更自在に構成すると共に、前
記ミッションケース(5)上部右側のPTO軸(図示省
略)に発電機(19)及び油圧ポンプ(20)を着脱自
在に取付け、また油圧ポンプ(20)の高圧油出力を入
切制御するPTOクラッチレバー(21)に設けてい
る。
【0007】さらに、図4、図5にも示す如く、前記ミ
ッションケース(5)の後側に後ヒッチ(8)を介して
コンクリート均し作業部(22)を装設させるもので、
後ヒッチ(8)に牽引フレーム(23)を連結させ、ピ
ン(24)によって取付け高さ調節自在な転輪(25)
を前記フレーム(23)に取付けると共に、左右一対の
ロワーリンク(26)と、トップリンクを形成するピッ
チングシリンダ(27)と、昇降シリンダ(28)を介
して、前記フレーム(23)に昇降フレーム(29)を
連結させ、三点リンク機構を形成するロワーリンク(2
6)及びピッチングシリンダ(27)を昇降シリンダ
(28)によって上下に揺動させて昇降フレーム(2
9)を昇降させる一方、ロワーリンク(26)と昇降フ
レーム(29)の連結ピン(30)を支点に、ピッチン
グシリンダ(27)によって昇降フレーム(29)を前
後に揺動させて該フレーム(29)の前後傾斜角を変更
するように構成している。
ッションケース(5)の後側に後ヒッチ(8)を介して
コンクリート均し作業部(22)を装設させるもので、
後ヒッチ(8)に牽引フレーム(23)を連結させ、ピ
ン(24)によって取付け高さ調節自在な転輪(25)
を前記フレーム(23)に取付けると共に、左右一対の
ロワーリンク(26)と、トップリンクを形成するピッ
チングシリンダ(27)と、昇降シリンダ(28)を介
して、前記フレーム(23)に昇降フレーム(29)を
連結させ、三点リンク機構を形成するロワーリンク(2
6)及びピッチングシリンダ(27)を昇降シリンダ
(28)によって上下に揺動させて昇降フレーム(2
9)を昇降させる一方、ロワーリンク(26)と昇降フ
レーム(29)の連結ピン(30)を支点に、ピッチン
グシリンダ(27)によって昇降フレーム(29)を前
後に揺動させて該フレーム(29)の前後傾斜角を変更
するように構成している。
【0008】また、前記作業部(22)の左右幅略中央
で前後方向中心線上に設けるローリング支点軸(31)
と、ローリングシリンダ(32)を介して、昇降フレー
ム(29)に均平フレーム(33)を連結させ、ローリ
ングシリンダ(32)によってローリング支点軸(3
1)を中心に均平フレーム(33)を左右に揺動させて
該フレーム(33)の左右傾斜角を変更するように構成
すると共に、左右方向に伸縮調節自在な軸(34)並び
に垂直軸芯回りに回転調節自在な軸(35)を介して、
前記均平フレーム(33)に補助均平板(36)を設
け、隣接の均し済みコンクリート面との段差(37)を
形成するコンクリートを前記均平板(36)によって削
って現作業側に寄せるように構成している。
で前後方向中心線上に設けるローリング支点軸(31)
と、ローリングシリンダ(32)を介して、昇降フレー
ム(29)に均平フレーム(33)を連結させ、ローリ
ングシリンダ(32)によってローリング支点軸(3
1)を中心に均平フレーム(33)を左右に揺動させて
該フレーム(33)の左右傾斜角を変更するように構成
すると共に、左右方向に伸縮調節自在な軸(34)並び
に垂直軸芯回りに回転調節自在な軸(35)を介して、
前記均平フレーム(33)に補助均平板(36)を設
け、隣接の均し済みコンクリート面との段差(37)を
形成するコンクリートを前記均平板(36)によって削
って現作業側に寄せるように構成している。
【0009】また、前記油圧ポンプ(20)によって駆
動する油圧モータなどを備える油圧ユニット(38)を
前記均平フレーム(33)に搭載すると共に、駆動ケー
ス(39)を介して均平フレーム(33)下側にコンク
リート均しオーガ(40)を取付け、油圧ユニット(3
8)の油圧力によってオーガ(40)を駆動する一方、
正逆転レバー(41)を前記油圧ユニット(38)に設
け、該レバー(41)操作によって前記オーガ(40)
を正逆転させるように構成している。
動する油圧モータなどを備える油圧ユニット(38)を
前記均平フレーム(33)に搭載すると共に、駆動ケー
ス(39)を介して均平フレーム(33)下側にコンク
リート均しオーガ(40)を取付け、油圧ユニット(3
8)の油圧力によってオーガ(40)を駆動する一方、
正逆転レバー(41)を前記油圧ユニット(38)に設
け、該レバー(41)操作によって前記オーガ(40)
を正逆転させるように構成している。
【0010】また、前記均平フレーム(33)に整形フ
レーム(42)を連結固定させ、整形フレーム(42)
にバネ座(43)を介して振動吸収バネ(44)を設
け、該バネ(44)を介してバイブレータ(45)を取
付け、バイブレータ(45)に整形板(46)を一体固
定させると共に、前記油圧ユニット(38)の駆動力を
取出すフレキシブルワイヤ(47)を設け、該ワイヤ
(47)を介してバイブレータ(45)を駆動する一
方、前記油圧ユニット(38)の高圧油を前記各シリン
ダ(27)(28)(32)に供給して各シリンダ(2
7)〜(32)を作動させるように構成している。
レーム(42)を連結固定させ、整形フレーム(42)
にバネ座(43)を介して振動吸収バネ(44)を設
け、該バネ(44)を介してバイブレータ(45)を取
付け、バイブレータ(45)に整形板(46)を一体固
定させると共に、前記油圧ユニット(38)の駆動力を
取出すフレキシブルワイヤ(47)を設け、該ワイヤ
(47)を介してバイブレータ(45)を駆動する一
方、前記油圧ユニット(38)の高圧油を前記各シリン
ダ(27)(28)(32)に供給して各シリンダ(2
7)〜(32)を作動させるように構成している。
【0011】さらに、図1に示す如く、コンクリート打
設作業場所の定位置に設ける高さ基準局(48)から発
射させるレーザー光線を受光して前記作業部(22)の
高さ変化を検出する高さセンサ(49)と、前記作業部
(22)の左右傾き変化を検出するローリングセンサ
(50)と、前記作業部(22)の前後傾き変化を検出
するピッチングセンサ(51)と、前記転輪(25)の
回転数によって作業部(22)の走行速度を検出する走
行速度センサ(52)と、前記各シリンダ(28)(2
7)(32)の制御速度を初期設定する制御速度設定器
(53)を備えると共に、マイクロコンピュータで構成
するコントローラ(54)を設け、各センサ(49)〜
(52)並びに設定器(53)をコントローラ(54)
に接続させている。
設作業場所の定位置に設ける高さ基準局(48)から発
射させるレーザー光線を受光して前記作業部(22)の
高さ変化を検出する高さセンサ(49)と、前記作業部
(22)の左右傾き変化を検出するローリングセンサ
(50)と、前記作業部(22)の前後傾き変化を検出
するピッチングセンサ(51)と、前記転輪(25)の
回転数によって作業部(22)の走行速度を検出する走
行速度センサ(52)と、前記各シリンダ(28)(2
7)(32)の制御速度を初期設定する制御速度設定器
(53)を備えると共に、マイクロコンピュータで構成
するコントローラ(54)を設け、各センサ(49)〜
(52)並びに設定器(53)をコントローラ(54)
に接続させている。
【0012】また、前記変速モータ(18)に増速及び
減速回路(55)(56)を介してコントローラ(5
4)を接続させ、前記昇降シリンダ(28)を作動させ
る電磁油圧昇降バルブ(57)に上昇及び下降回路(5
8)(59)を介してコントローラ(54)を接続さ
せ、前記ローリングシリンダ(32)を作動させる電磁
油圧ローリングバルブ(60)に左傾及び右傾回路(6
1)(62)を介してコントローラ(54)を接続さ
せ、前記ピッチングシリンダ(27)を作動させるピッ
チングバルブ(63)に前傾及び後傾回路(64)(6
5)を介してコントローラ(54)を接続させると共
に、コントローラ(54)、変速モータ(18)、各バ
ルブ(57)(60)(63)を、発電機(19)に接
続させるバッテリ(66)を電源として作動させ、前記
各センサ(49)(50)(51)の検出結果に基づき
各シリンダ(27)(28)(32)を制御し、前記オ
ーガ(40)及び整形板(46)の高さ及び前後左右傾
斜角を修正して適正姿勢に支持するもので、走行機体で
ある走行車(1)の走行速度を変更する変速部材である
変速モータ(18)と、均し作業部(22)の支持姿勢
を制御する姿勢制御部材である前記各シリンダ(27)
(28)(32)を備えるコンクリート均し機におい
て、前記各シリンダ(27)(28)(32)の制御速
度に応じて前記変速モータ(18)による変速動作を自
動的に行わせて走行速度を変化させるように構成してい
る。
減速回路(55)(56)を介してコントローラ(5
4)を接続させ、前記昇降シリンダ(28)を作動させ
る電磁油圧昇降バルブ(57)に上昇及び下降回路(5
8)(59)を介してコントローラ(54)を接続さ
せ、前記ローリングシリンダ(32)を作動させる電磁
油圧ローリングバルブ(60)に左傾及び右傾回路(6
1)(62)を介してコントローラ(54)を接続さ
せ、前記ピッチングシリンダ(27)を作動させるピッ
チングバルブ(63)に前傾及び後傾回路(64)(6
5)を介してコントローラ(54)を接続させると共
に、コントローラ(54)、変速モータ(18)、各バ
ルブ(57)(60)(63)を、発電機(19)に接
続させるバッテリ(66)を電源として作動させ、前記
各センサ(49)(50)(51)の検出結果に基づき
各シリンダ(27)(28)(32)を制御し、前記オ
ーガ(40)及び整形板(46)の高さ及び前後左右傾
斜角を修正して適正姿勢に支持するもので、走行機体で
ある走行車(1)の走行速度を変更する変速部材である
変速モータ(18)と、均し作業部(22)の支持姿勢
を制御する姿勢制御部材である前記各シリンダ(27)
(28)(32)を備えるコンクリート均し機におい
て、前記各シリンダ(27)(28)(32)の制御速
度に応じて前記変速モータ(18)による変速動作を自
動的に行わせて走行速度を変化させるように構成してい
る。
【0013】本実施例は上記の如く構成するもので、敷
設した鉄筋上に生コンクリートを流込み、鉄筋上を走行
輪(6)及び転輪(25)を移動させ、コンクリート均
しオーガ(40)によって生コンクリート上面を均平に
し、バイブレータ(45)で上下に振動させる整形板
(46)を生コンクリート上面に圧接させ乍ら移動させ
て生コンクリート上面を仕上げるもので、図6のフロー
チャートに示す如く、高さ及びローリング及びピッチン
グの各センサ(49)(50)(51)の検出値を入力
させ、各センサ(49)(50)(51)値と制御速度
設定器(53)の設定値によって各シリンダ(27)
(28)(32)の制御速度を演算し、例えば各センサ
(49)(50)(51)の制御値(不感帯とのずれ)
が大きいとき、または設定器(53)の設定値を大きく
したとき、各バルブ(57)(60)(63)を駆動す
るパルスのデューティ比を小さくしてシリンダ(27)
(28)(32)の制御速度を設定値よりも早くすると
共に、走行速度センサ(52)から実際の走行速度を入
力させ、前記制御速度に対して走行速度が適正ではない
とき、変速モータ(18)制御によって走行速度を修正
し、制御速度に応じて走行速度を変化させ、制御速度に
対して走行速度を適正速度に保つと共に、高さセンサ
(49)入力により作業部(22)高さが適正ではない
とき、昇降シリンダ(28)制御によって作業部(2
2)を昇降動作させて前記オーガ(40)及び整形板
(46)を略一定高さに支持する一方、ローリングセン
サ(50)入力により作業部(22)の左右傾斜が適正
ではないとき、ローリングシリンダ(32)制御によっ
て作業部(22)の左右傾斜を修正し、前記オーガ(4
0)及び整形板(46)の左右傾斜を略一定に保つ一
方、ピッチングセンサ(51)入力により作業部(2
2)の前後傾斜が適正ではないとき、ピッチングシリン
ダ(27)制御によって作業部(22)の前後傾斜を修
正し、前記オーガ(40)及び整形板(46)の前後傾
斜を略一定に保つものである。
設した鉄筋上に生コンクリートを流込み、鉄筋上を走行
輪(6)及び転輪(25)を移動させ、コンクリート均
しオーガ(40)によって生コンクリート上面を均平に
し、バイブレータ(45)で上下に振動させる整形板
(46)を生コンクリート上面に圧接させ乍ら移動させ
て生コンクリート上面を仕上げるもので、図6のフロー
チャートに示す如く、高さ及びローリング及びピッチン
グの各センサ(49)(50)(51)の検出値を入力
させ、各センサ(49)(50)(51)値と制御速度
設定器(53)の設定値によって各シリンダ(27)
(28)(32)の制御速度を演算し、例えば各センサ
(49)(50)(51)の制御値(不感帯とのずれ)
が大きいとき、または設定器(53)の設定値を大きく
したとき、各バルブ(57)(60)(63)を駆動す
るパルスのデューティ比を小さくしてシリンダ(27)
(28)(32)の制御速度を設定値よりも早くすると
共に、走行速度センサ(52)から実際の走行速度を入
力させ、前記制御速度に対して走行速度が適正ではない
とき、変速モータ(18)制御によって走行速度を修正
し、制御速度に応じて走行速度を変化させ、制御速度に
対して走行速度を適正速度に保つと共に、高さセンサ
(49)入力により作業部(22)高さが適正ではない
とき、昇降シリンダ(28)制御によって作業部(2
2)を昇降動作させて前記オーガ(40)及び整形板
(46)を略一定高さに支持する一方、ローリングセン
サ(50)入力により作業部(22)の左右傾斜が適正
ではないとき、ローリングシリンダ(32)制御によっ
て作業部(22)の左右傾斜を修正し、前記オーガ(4
0)及び整形板(46)の左右傾斜を略一定に保つ一
方、ピッチングセンサ(51)入力により作業部(2
2)の前後傾斜が適正ではないとき、ピッチングシリン
ダ(27)制御によって作業部(22)の前後傾斜を修
正し、前記オーガ(40)及び整形板(46)の前後傾
斜を略一定に保つものである。
【0014】さらに、前記各センサ(49)(50)
(51)による各シリンダ(28)(32)(27)の
自動制御速度を走行速度センサ(52)の走行速度検出
によって変化させ、走行速度に適した制御速度を得るこ
とも行えるもので、図7のフローチャートに示す如く、
走行速度センサ(52)によって検出する実際の走行速
度を入力させ、また高さ及びローリング及びピッチング
の各センサ(49)(50)(51)から入力させ、走
行速度と各センサ(49)(50)(51)の検出値
(制御不感帯との差)の大きさによって各シリンダ(2
7)(28)(32)の制御速度を演算し、走行速度に
応じた各シリンダ(27)(28)(32)の所定制御
速度(駆動パルスのデューティ比)を設定すると共に、
高さセンサ(49)入力により作業部(22)高さが適
正ではないとき、昇降シリンダ(28)制御によって作
業部(22)を所定制御速度で昇降動作させて前記オー
ガ(40)及び整形板(46)を略一定高さに支持する
一方、ローリングセンサ(50)入力により作業部(2
2)の左右傾斜が適正ではないとき、ローリングシリン
ダ(32)の所定制御速度でのローリング動作によって
作業部(22)の左右傾斜を修正し、前記オーガ(4
0)及び整形板(46)の左右傾斜を略一定に保つ一
方、ピッチングセンサ(51)入力により作業部(2
2)の前後傾斜が適正ではないとき、ピッチングシリン
ダ(27)の所定制御速度でのピッチング動作によって
作業部(22)の前後傾斜を修正し、前記オーガ(4
0)及び整形板(46)の前後傾斜を略一定に保つもの
である。
(51)による各シリンダ(28)(32)(27)の
自動制御速度を走行速度センサ(52)の走行速度検出
によって変化させ、走行速度に適した制御速度を得るこ
とも行えるもので、図7のフローチャートに示す如く、
走行速度センサ(52)によって検出する実際の走行速
度を入力させ、また高さ及びローリング及びピッチング
の各センサ(49)(50)(51)から入力させ、走
行速度と各センサ(49)(50)(51)の検出値
(制御不感帯との差)の大きさによって各シリンダ(2
7)(28)(32)の制御速度を演算し、走行速度に
応じた各シリンダ(27)(28)(32)の所定制御
速度(駆動パルスのデューティ比)を設定すると共に、
高さセンサ(49)入力により作業部(22)高さが適
正ではないとき、昇降シリンダ(28)制御によって作
業部(22)を所定制御速度で昇降動作させて前記オー
ガ(40)及び整形板(46)を略一定高さに支持する
一方、ローリングセンサ(50)入力により作業部(2
2)の左右傾斜が適正ではないとき、ローリングシリン
ダ(32)の所定制御速度でのローリング動作によって
作業部(22)の左右傾斜を修正し、前記オーガ(4
0)及び整形板(46)の左右傾斜を略一定に保つ一
方、ピッチングセンサ(51)入力により作業部(2
2)の前後傾斜が適正ではないとき、ピッチングシリン
ダ(27)の所定制御速度でのピッチング動作によって
作業部(22)の前後傾斜を修正し、前記オーガ(4
0)及び整形板(46)の前後傾斜を略一定に保つもの
である。
【0015】なお、前記補助均平板(36)は、図2の
如く、側面視で均しオーガ(40)の前方に設けたが、
均しオーガ(40)と整形板(46)の間、または整形
板(46)の後方に設けることも容易に行えるものであ
る。
如く、側面視で均しオーガ(40)の前方に設けたが、
均しオーガ(40)と整形板(46)の間、または整形
板(46)の後方に設けることも容易に行えるものであ
る。
【0016】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、走行機体(1)の走行速度を変更する変速部材(1
8)と、均し作業部(22)の支持姿勢を制御する姿勢
制御部材(27)(28)(32)を備えるコンクリー
ト均し機において、前記姿勢制御部材(27)(28)
(32)の制御速度に応じて前記変速部材(18)によ
る変速動作を自動的に行わせて走行速度を変化させるよ
うに構成したもので、前記姿勢制御部材(27)(2
8)(32)の制御速度に対して走行機体(1)の走行
速度を常に適正に維持でき、姿勢制御の遅れまたは作業
能率低下などを防いでコンクリート均し作業性の向上な
どを容易に図ることができるものである。
は、走行機体(1)の走行速度を変更する変速部材(1
8)と、均し作業部(22)の支持姿勢を制御する姿勢
制御部材(27)(28)(32)を備えるコンクリー
ト均し機において、前記姿勢制御部材(27)(28)
(32)の制御速度に応じて前記変速部材(18)によ
る変速動作を自動的に行わせて走行速度を変化させるよ
うに構成したもので、前記姿勢制御部材(27)(2
8)(32)の制御速度に対して走行機体(1)の走行
速度を常に適正に維持でき、姿勢制御の遅れまたは作業
能率低下などを防いでコンクリート均し作業性の向上な
どを容易に図ることができるものである。
【図1】コンクリート均し制御回路図。
【図2】全体の側面図。
【図3】同平面図。
【図4】コンクリート均し作業部の側面図。
【図5】同平面図。
【図6】図1のフローチャート。
【図7】同フローチャート。
(1) 走行車(走行機体) (18) 変速モータ(変速部材) (22) 均し作業部 (27) ピッチングシリンダ(姿勢制御部材) (28) 昇降シリンダ(姿勢制御部材) (32) ローリングシリンダ(姿勢制御部材)
Claims (1)
- 【請求項1】 走行機体の走行速度を変更する変速部材
と、均し作業部の支持姿勢を制御する姿勢制御部材を備
えるコンクリート均し機において、前記姿勢制御部材の
制御速度に応じて前記変速部材による変速動作を自動的
に行わせて走行速度を変化させるように構成したことを
特徴とするコンクリート均し機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20060692A JPH0617536A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | コンクリート均し機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20060692A JPH0617536A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | コンクリート均し機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0617536A true JPH0617536A (ja) | 1994-01-25 |
Family
ID=16427169
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20060692A Pending JPH0617536A (ja) | 1992-07-02 | 1992-07-02 | コンクリート均し機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617536A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0618553U (ja) * | 1992-07-20 | 1994-03-11 | 清水建設株式会社 | コンクリート均し装置 |
JPH07229301A (ja) * | 1994-02-17 | 1995-08-29 | Penta Ocean Constr Co Ltd | コンクリート均し装置 |
-
1992
- 1992-07-02 JP JP20060692A patent/JPH0617536A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0618553U (ja) * | 1992-07-20 | 1994-03-11 | 清水建設株式会社 | コンクリート均し装置 |
JPH07229301A (ja) * | 1994-02-17 | 1995-08-29 | Penta Ocean Constr Co Ltd | コンクリート均し装置 |
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