JPH0617529U - 机等における幕板の取付構造 - Google Patents

机等における幕板の取付構造

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JPH0617529U
JPH0617529U JP6313092U JP6313092U JPH0617529U JP H0617529 U JPH0617529 U JP H0617529U JP 6313092 U JP6313092 U JP 6313092U JP 6313092 U JP6313092 U JP 6313092U JP H0617529 U JPH0617529 U JP H0617529U
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原 儀 悦 園
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株式会社大東製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 机,テ−ブル,カウンタ−等において、幕板
をいわばワンタッチ操作で組付けることができる取付構
造を開発すること。 【構成】 机等の左,右脚部材の対向した内面の上,下
に、当該脚部材内面との間に係止用隙間を形成し、か
つ、左右の脚部材内面から突出させて立設したダボ状係
止部材と、前記左,右の脚部材の対向した内面間に架設
される幕板部材における左,右の略コ字状をなす側端面
に設けられ前記の各ダボ状部材の係止用隙間にそれぞれ
嵌入される縦長切欠と横長切欠による被係止部とから成
り、該被係止部の各切欠を前記ダボ状係止部材に嵌合さ
せ当該各切欠の縁を前記係止用隙間に保持させるように
した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は机、各種のテ−ブル、受付用カウンタ−等(以下、単に机という)に 設けられる幕板の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、机等の幕板は、机等の脚部材、或は、机等の天板や甲板にビス止めや嵌 め合せ等によって固定的に取付けられる構造のものが大半であった。
【0003】 しかし、従来の幕板取付構造では、幕板が机等の完成品の一部として予め組付 けられてしまうため、机やテ−ブル等の運搬や保管におけるスペ−ス効率が良く ないという問題があった。この点に鑑み、最近では机等にノックダウン構造が採 られるようになったが、このノックダウン構造は、ノックダウン構造とはいって も机等の搬入現地において分解された机等の構成部材を机等の完成品に組立てる ことが出来るだけで、それぞれの構成部材同士の結合や取付け手法は、従来構造 と大差のないビス止めや嵌合といった構造であるため、組立てに手間取り、時間 を要するという問題がある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
このような点に鑑み、本考案が解決しようとする課題は、机等において、幕板 をいわばワンタッチ操作で組付けることができる取付構造を開発することにある 。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案の構成は、机等の左,右 脚部材の対向した内面の上,下に、当該脚部材内面との間に係止用隙間を形成し 、かつ、左右の脚部材内面から突出させて立設したダボ状係止部材と、前記左, 右の脚部材の対向した内面間に架設される幕板部材における左,右の略コ字状を なす側端面に設けられ前記の各ダボ状部材の係止用隙間にそれぞれ嵌入される縦 長切欠と横長切欠による被係止部とから成り、該被係止部の各切欠を前記ダボ状 係止部材に嵌合させ当該各切欠の縁を前記係止用隙間に保持させるようにしたこ とを特徴とするものである。
【0006】
【実施例】
次に本考案の実施例を図に拠り説明する。図1は本考案取付構造の一例を適用 した机における左側の脚部材と幕板の取付状態を示す要部の斜視図、図2,図3 はそれぞれ図1の取付構造における組立順序を示す斜視図、図4は図1のA−A 矢視拡大図、図5は図4のB−B矢視図、図6は図2のC−C矢視拡大図、図7 は図6のD−D矢視図である。
【0007】 図1〜図3において、1は机の左側の脚部材で、ここでは脚部材を形成する縦 部材が前後方向で広幅に形成され、全体を側面からみると略コ字状をなす脚部材 が用いられている。なお、本考案の適用が可能な脚部材1は、前記側面形状に限 られるものではなく、要は後述する幕板取付用のダボ状係止部材を設けることが 出来る面を有する形状であれば足りる。また、図1〜図3では左側の脚部材1し か表われていないが、この脚部材1は、当然机等の左,右に配置されるものであ る。
【0008】 2は上記脚部材1の内面1aにおいてその内面1a、つまり、左,右の脚部材1の 対向面間に架設される幕板で、ここではスチ−ル板の周縁を略コ字状断面に折曲 げ加工して形成したパネルが用いられている。本考案が適用される幕板2のパネ ルは、その左,右の端面に後述する被係止部が形成できるものであれば、その材 質,構造は上記実施例に限られるものではない。
【0009】 上記幕板2において、その左,右の外側端面2a、つまり、脚部材1の内面1aに 対向する側は、平面略コ字状(これは右側端面の形状であって、左側端面はその 対称形状)に形成されている。
【0010】 脚部材1の内面1aであって前記幕板2の外側端面2aに対向する部位の上下には 、図4〜図6に示すような合成樹脂製の肉厚環状をなすダボ状の係止部材3がビ ス3bによって前記脚部材1の内面1aに止着されている。上記係止部材3の底面側 (脚部材1の内面1aに当接する側)には、前記幕板2の側端面2aに形成される被 係止部たる切欠(後述する)を、脚部材1の内面1aとの間に形成される隙間に挟 持するための段差3aが形成されている。
【0011】 一方、幕板2の外側端面2aには、上記係止部材3の底面側の段差3aにおいて受 け入れるため、当該外側端面2aの上方には横長の切欠4が、そしてこの切欠4の 下方には縦長の切欠5が形成されている。上記の外側端面2aの横長切欠4にはこ れに連通して、外側端面2aと連続して折曲形成した手前面2bに、上方の係止部材 3の頭部を遊挿するガイド切欠4aが形成されている。
【0012】 他方、上記外側端面2aの下方に設けた縦長切欠5にはこれに連続して下側端面 2dにガイド切欠5aが連続形成されている。このガイド切欠5aは、ダボ状係止部材 3の頭部を嵌入案内するためのものである(図8参照)。
【0013】 なお、この縦長切欠5とこれに連続したガイド切欠5aとは、図9に示すように 幕板2の外側端面2aに縦長切欠5とガイド切欠5aとを一体に形成してもよい。上 記の上,下の係止部材3に係止される被係止部、即ち、各切欠4,5の形態は、 上記例とは上,下の位置関係で設けてもよい。
【0014】 6は、上記被係止部の一つである横長の切欠4を、この切欠に連らなるガイド 切欠4aを通して嵌合係止した脚部材1の内面上方に設けたダボ状の係止部材3を ロックするためのロック部材である。このロック部材6は、幕板2の外側端面2a と手前面2bと折返片2cが形成する平断面略矩形状をなす空間であって前記横長切 欠4とこれに連らなるガイド切欠4aが形成されている部位の平断面形状に丁度嵌 合するブロック状をなし、組立時に幕板端面に形成された前記空間に嵌入される ことによって、前記ダボ状係止部材3がこの切欠4,4aから抜脱する阻止する鎖 錠部材として機能する。
【0015】 即ち、図4〜図6に示すように、上記ロック部材6は、その外面に係合突起6a を具備し、かつ、前面を開口6bした合成樹脂製の中空ブロック状に形成されてお り、前記突起6aが嵌入時に手前面2bに形成した嵌合部21bに嵌合されることによ って、上記のロック機能を発揮する。なお、22bは、このロック部材6が組立時 に前記空間内で嵌合部21bに嵌入される前、つまり、出荷時に当該部材6の前記 突起6aを嵌合させてロック部材6を仮に保持するための係止孔であり、以上によ り本考案の幕板取付構造の一例を形成する。
【0016】 上記のように構成される本考案による幕板取付構造では、ロック部材6をその 突起6aにより係止孔22bに仮に保持させておき、まず、図2に示すように、被係 止部として形成された幕板2の外側端面2aの下方の縦長切欠5にそのガイド切欠 5aを経て脚部材1の下方のダボ状の係止部材3を嵌入させる。次に、図3に示す ように、幕板2の外側端面2aの上方の縦長切欠4にそのガイド切欠4aを経て脚部 材1の上方のダボ状係止部材3を嵌入させるように、この幕板2を支持しつつ動 かして、図1に示す状態にする。
【0017】 幕板2の外側端面2aの両切欠4,5に、脚部材1の上,下の係止部材3,3が 嵌合されることにより、この幕板2が所定位置に位置付けられたところで、図6 ,図7の仮止め状態におかれているロック部材6を後方から指等を使って幕板2 の側端面に形成された内部空間に押込み、図4,図5に示す状態にする。ロック 部材6の内部は中空で前面が開口6bされているため、押込まれたロック部材6の 中空部に前記係止部材3が嵌入して保持され、脱抜不能に保持されることとなる 。
【0018】
【考案の効果】
上述のように本考案の取付構造によれば、脚部材側の上,下に設けたダボ状の 係止部材と、幕板の左,右の側端面の上,下に形成した縦長及び横長のガイド切 欠付き切欠とによって、幕板側の前記両切欠が前記脚部材側の係止部材に係合保 持されることにより、幕板の取付けがなされるので、いわばワンタッチ操作によ って幕板を取付けることが可能である。
【0019】 また、上記のような態様で取付けられた幕板は、その切欠にロック部材を嵌合 させることにより、係止部材をその外面からくわえ込むので、前記切欠から係止 部材が抜脱することがなく、従って、従来のビス止め等に遜色ない取付強度をい わばワンタッチ式の取付操作において実現することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案取付構造の一例を適用した机の左側の脚
部材と幕板の結合の関係を示す要部の斜視図。
【図2】図1の取付構造における組立順序を示す斜視
図。
【図3】図1の取付構造における組立順序を示す斜視
図。
【図4】図1のA−A矢視拡大図。
【図5】図4のB−B矢視図。
【図6】図2のC−C矢視拡大図。
【図7】図6のD−D矢視図。
【図8】図2のE部拡大図。
【図9】縦長切欠の別例の斜視図。
【符号の説明】
1 脚部材 2 幕板 3 ダボ状の係止部材 4 横長切欠 5 縦長切欠 6 ロック部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机等の左,右脚部材の対向した内面の
    上,下に、当該脚部材内面との間に係止用隙間を形成
    し、かつ、左右の脚部材内面から突出させて立設したダ
    ボ状係止部材と、前記左,右の脚部材の対向した内面間
    に架設される幕板部材における左,右の略コ字状をなす
    側端面に設けられ前記の各ダボ状部材の係止用隙間にそ
    れぞれ嵌入される縦長切欠と横長切欠による被係止部と
    から成り、該被係止部の各切欠を前記ダボ状係止部材に
    嵌合させ当該各切欠の縁を前記係止用隙間に保持させる
    ようにしたことを特徴とする机等における幕板の取付構
    造。
  2. 【請求項2】 ダボ状係止部材は合成樹脂製本体をビス
    止めにより左,右の脚部材の内面に立設した請求項1の
    机等における幕板の取付構造。
  3. 【請求項3】 ダボ状係止部材に嵌合保持された被係止
    部の切欠は、幕板部材の略コ字状をなす側端部の内部空
    間に当該切欠とダボ状係止部材との嵌合を固定する合成
    樹脂製等のロック部材を装填した請求項1又は2の机等
    における幕板の取付構造。
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Cited By (7)

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JPH08228843A (ja) * 1995-03-02 1996-09-10 Kyoei Kogyo Kk テーブル、机等の幕板取付装置
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KR20190072059A (ko) * 2017-12-15 2019-06-25 (주) 큰산인디컴 전도 및 낙하 방지용 패널을 갖는 서가

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