JPH0617464Y2 - パチンコ玉計数機 - Google Patents
パチンコ玉計数機Info
- Publication number
- JPH0617464Y2 JPH0617464Y2 JP1988148867U JP14886788U JPH0617464Y2 JP H0617464 Y2 JPH0617464 Y2 JP H0617464Y2 JP 1988148867 U JP1988148867 U JP 1988148867U JP 14886788 U JP14886788 U JP 14886788U JP H0617464 Y2 JPH0617464 Y2 JP H0617464Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- counting
- rail
- ball
- pachinko
- pachinko ball
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、遊戯機としてのパチンコ台のパチンコ玉計
数機に関し、特に玉受皿から落下するパチンコ玉を受け
止めて、このパチンコ玉を計数部まで整列状態で流す計
数レールを備えたパチンコ玉計数機に関する。
数機に関し、特に玉受皿から落下するパチンコ玉を受け
止めて、このパチンコ玉を計数部まで整列状態で流す計
数レールを備えたパチンコ玉計数機に関する。
(ロ)従来の技術 従来、計数部にパチンコ玉を流すための計数レールは第
3図のように、区画壁11…によって細長い樋状の溝1
2…を平行に多数条形成したものに構成され、上方の玉
受皿から落下するパチンコ玉A…をこの計数レール13
で受け止め、かつ各溝12…に落としこむことによりパ
チンコ玉A…が整列した状態で流れるようにしていた。
3図のように、区画壁11…によって細長い樋状の溝1
2…を平行に多数条形成したものに構成され、上方の玉
受皿から落下するパチンコ玉A…をこの計数レール13
で受け止め、かつ各溝12…に落としこむことによりパ
チンコ玉A…が整列した状態で流れるようにしていた。
しかるに、パチンコ玉は相応の重量を有したものであっ
て、これが落差による衝突エネルギーを有して計数レー
ル13を叩き続けるため、該計数レールの物理的歪、摩
耗によって玉流れ不良が生じる。これを避けるために計
数レール13に焼入れ処理を施すものなどがあるが、実
際には歪、摩耗を避けるための有効な手立てとなってい
ず、従って計数レール13の頻繁な取替えが必要で、装
置の機能維持には多額の費用が掛かる問題があった。
て、これが落差による衝突エネルギーを有して計数レー
ル13を叩き続けるため、該計数レールの物理的歪、摩
耗によって玉流れ不良が生じる。これを避けるために計
数レール13に焼入れ処理を施すものなどがあるが、実
際には歪、摩耗を避けるための有効な手立てとなってい
ず、従って計数レール13の頻繁な取替えが必要で、装
置の機能維持には多額の費用が掛かる問題があった。
さらに、上述の計数レールの上部に所定の段差を持っ
て、該計数レールの勾配方向とは逆の勾配となした案内
板を上下2段で段違いに配置した構造のパチンコ玉計数
機が、例えば、特公昭53−40351号公報に開示さ
れている。
て、該計数レールの勾配方向とは逆の勾配となした案内
板を上下2段で段違いに配置した構造のパチンコ玉計数
機が、例えば、特公昭53−40351号公報に開示さ
れている。
しかし、この従来計数機の場合は、パチンコ玉がジグザ
ク状に流下方向を切換えて流下するために、案内板と計
数レールとの間にはパチンコ玉の流下を詰らせないため
の段差を形成する必要があり、この段差の形成で、装置
の上下方向が嵩張る問題点を有するばかりか、案内板を
流下するパチンコ玉の流下速度が、該案内板と計数レー
ルとの段差によって、計数レールに対して直接衝突エネ
ルギーとなって作用するため、該計数レールに物理的歪
および摩耗を与えることになり、上述の案内板の存在で
は、計数レールを保護することができないものであっ
た。
ク状に流下方向を切換えて流下するために、案内板と計
数レールとの間にはパチンコ玉の流下を詰らせないため
の段差を形成する必要があり、この段差の形成で、装置
の上下方向が嵩張る問題点を有するばかりか、案内板を
流下するパチンコ玉の流下速度が、該案内板と計数レー
ルとの段差によって、計数レールに対して直接衝突エネ
ルギーとなって作用するため、該計数レールに物理的歪
および摩耗を与えることになり、上述の案内板の存在で
は、計数レールを保護することができないものであっ
た。
(ハ)考案が解決しようとする課題 そこで、この考案は、計数レールをパチンコ玉の衝突か
ら保護し、しかも、装置が上下に嵩張ることなくコンパ
クトに形成でき、かつ、パチンコ玉の流下も阻害される
ことなく円滑に流下することのできるパチンコ玉計数機
の提供を目的とする。
ら保護し、しかも、装置が上下に嵩張ることなくコンパ
クトに形成でき、かつ、パチンコ玉の流下も阻害される
ことなく円滑に流下することのできるパチンコ玉計数機
の提供を目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 この考案は、傾斜勾配を有し、玉受皿で受けたパチンコ
玉を計数部まで整列状態で流す計数レールを備えたパチ
ンコ玉計数機であって、上記計数レールの傾斜勾配に沿
い、パチンコ玉が落下して衝突する計数レール上面を覆
うように計数レールに取付けた玉受け板を持つパチンコ
玉計数機を特徴とする。
玉を計数部まで整列状態で流す計数レールを備えたパチ
ンコ玉計数機であって、上記計数レールの傾斜勾配に沿
い、パチンコ玉が落下して衝突する計数レール上面を覆
うように計数レールに取付けた玉受け板を持つパチンコ
玉計数機を特徴とする。
(ホ)作用 この考案によれば、玉受皿から落下するパチンコ玉は計
数レール上に直接落下するのではなく、一旦玉受け板に
当たったのち、該玉受け板と同じ傾斜方向の計数レール
に流れこむことになる。
数レール上に直接落下するのではなく、一旦玉受け板に
当たったのち、該玉受け板と同じ傾斜方向の計数レール
に流れこむことになる。
(ヘ)考案の効果 従って、パチンコ玉がもっている落下エネルギーは玉受
け板にのみ働いて計数レールに加わらないから、計数レ
ールの歪、摩耗が防止できて玉の流れ不良がなくなる。
け板にのみ働いて計数レールに加わらないから、計数レ
ールの歪、摩耗が防止できて玉の流れ不良がなくなる。
さらに、前述の従来装置の複数の段違い案内板やこれら
を支持するための側壁構造が本考案では不要であるた
め、部品点数が少なく、かつ嵩低くコンパクトに構成す
ることができると共に、従来装置の案内板の存在による
玉流れの悪化がなく、円滑な玉流れで良好なパチンコ玉
の計数が可能となる効果を有する。
を支持するための側壁構造が本考案では不要であるた
め、部品点数が少なく、かつ嵩低くコンパクトに構成す
ることができると共に、従来装置の案内板の存在による
玉流れの悪化がなく、円滑な玉流れで良好なパチンコ玉
の計数が可能となる効果を有する。
(ト)実施例 以下、考案の一実施例を図面を用いて説明する。
第1図は計数レール装備状態の正面図、第2図は計数レ
ールの斜視図であって、玉受皿1は下面一部に玉放出口
2を有し、この玉受皿1下に所要の傾斜勾配を有した計
数レール3が装備される。
ールの斜視図であって、玉受皿1は下面一部に玉放出口
2を有し、この玉受皿1下に所要の傾斜勾配を有した計
数レール3が装備される。
計数レール3は従来と同様に区画板4…によって細長い
樋状の溝5…を平行に多数条形成したものであるが、玉
受皿1の玉放出口2の直下に臨む傾斜上端側にカバー状
の玉受け板6がレール上面を覆って、かつビス等を用い
て取外し可能に装備される。また計数レール3の傾斜下
端は樋7に連通され、該計数レールから樋7にパチンコ
玉Aが乗り移る部分に玉計数センサ8が備えられる。
樋状の溝5…を平行に多数条形成したものであるが、玉
受皿1の玉放出口2の直下に臨む傾斜上端側にカバー状
の玉受け板6がレール上面を覆って、かつビス等を用い
て取外し可能に装備される。また計数レール3の傾斜下
端は樋7に連通され、該計数レールから樋7にパチンコ
玉Aが乗り移る部分に玉計数センサ8が備えられる。
玉受皿1のパチンコ玉A…は玉放出口2から落下し、そ
の直下の玉受け板6に衝突したのち、計数レール3の溝
5…に落ちこみ、傾斜に沿って整列状態で流れ、樋7に
乗り移る際にその玉数が玉計数センサ8によって計数さ
れてゆく。
の直下の玉受け板6に衝突したのち、計数レール3の溝
5…に落ちこみ、傾斜に沿って整列状態で流れ、樋7に
乗り移る際にその玉数が玉計数センサ8によって計数さ
れてゆく。
従って玉受皿1から落下するパチンコ玉A…が計数レー
ル3に直接衝突することがなくなり、衝突エネルギーに
よる計数レール3の歪、摩耗、これに起因する玉流れ不
良が発生しなくなる。
ル3に直接衝突することがなくなり、衝突エネルギーに
よる計数レール3の歪、摩耗、これに起因する玉流れ不
良が発生しなくなる。
パチンコ玉A…が衝突する玉受け板6は衝突によって次
第に変形し、取替えが必要となるが、これは計数レール
3に取付けた小さな部品であるから、取替えの費用は安
く済み、また取替えも短時間に行なえる。
第に変形し、取替えが必要となるが、これは計数レール
3に取付けた小さな部品であるから、取替えの費用は安
く済み、また取替えも短時間に行なえる。
この考案の構成と上述の実施例との対応において、 この考案の玉受皿は、実施例の玉受皿1に対応し、 以下同様に、 計数レールは、計数レール3に対応し、 玉受け板は、玉受け板6に対応し、 計数部は、玉計数センサ8に対応し、 パチンコ玉は、パチンコ玉Aに対応するも、 この考案は上述の実施例の構成のみに限定されるもので
はない。
はない。
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図は計数レール装備部分の正面図、 第2図は計数レールの斜視図、 第3図は従来の計数レールの斜視図である。 1……玉受皿、3……計数レール 6……玉受け板、8……玉計数センサ A……パチンコ玉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 鬼頭 金正 愛知県一宮市奥町字野越46番地 一宮立石 電機株式会社内 (56)参考文献 特公 昭53−40351(JP,B2) 実公 昭52−46203(JP,Y2)
Claims (1)
- 【請求項1】傾斜勾配を有し、玉受皿で受けたパチンコ
玉を計数部まで整列状態で流す計数レールを備えたパチ
ンコ玉計数機であって、 上記計数レールの傾斜勾配に沿い、パチンコ玉が落下し
て衝突する計数レール上面を覆うように計数レールに取
付けた玉受け板を持つ パチンコ玉計数機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988148867U JPH0617464Y2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | パチンコ玉計数機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988148867U JPH0617464Y2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | パチンコ玉計数機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0268887U JPH0268887U (ja) | 1990-05-24 |
JPH0617464Y2 true JPH0617464Y2 (ja) | 1994-05-11 |
Family
ID=31420575
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988148867U Expired - Lifetime JPH0617464Y2 (ja) | 1988-11-14 | 1988-11-14 | パチンコ玉計数機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0617464Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007203104A (ja) * | 2007-05-14 | 2007-08-16 | Glory Ltd | 遊技媒体計数装置 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2568980Y2 (ja) * | 1992-03-04 | 1998-04-22 | ナダ電子株式会社 | 賞球計数機及びホッパ用部品 |
WO1993025289A1 (en) * | 1992-06-11 | 1993-12-23 | Kabushiki Kaisha Ace Denken | Pachinko ball counter and ball dropping apparatus preventing bridge phenomenon |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5340351A (en) * | 1976-09-22 | 1978-04-12 | Tatsuo Fukuoka | Foot wear for skin disease |
JPS5946203U (ja) * | 1982-09-18 | 1984-03-27 | 株式会社日立工機原町 | 木工用加工盤における送材間隔調整機構 |
-
1988
- 1988-11-14 JP JP1988148867U patent/JPH0617464Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007203104A (ja) * | 2007-05-14 | 2007-08-16 | Glory Ltd | 遊技媒体計数装置 |
JP4602376B2 (ja) * | 2007-05-14 | 2010-12-22 | グローリー株式会社 | 遊技媒体計数装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0268887U (ja) | 1990-05-24 |
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