JP4138038B2 - パチンコ玉計数装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はパチンコ玉を走行路を走行させつつ計数するパチンコ玉計数装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ遊技店でパチンコ玉を計数する従来のパチンコ玉計数装置は、特開平5−337245に示されているように、水平面に対して垂直な複数の仕切り板で分割された複数のパチンコ玉走行路を並列状に設けて、落下して来た多数のパチンコ玉を各走行路ごとに整列させて、傾斜に沿って転動走行させ、各走行路の終端部ごとに、隣合う2つの仕切り板の間で上下に一対をなす投光器と受光器とを設けて、パチンコ玉の通過で上下方向光が遮断されるか否かで検出して計数するように構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のパチンコ玉計数装置では、前記したように隣合う2つの仕切り板の間のパチンコ玉走行路の上下に一対の投光器と受光器を設置しているため、転動するパチンコ玉から生じるゴミやほこりが下方にある投光器(または受光器)に直接降りかかって付着・堆積し、長期使用すると、受光量が低下したり受光が不能になって、パチンコ玉の計数が不安定になったり不可能になるという不都合があった。
【0004】
また、同時的に多量のパチンコ玉をパチンコ玉計数装置に落下させると各走行路に多数のパチンコ玉がブリッジ状に積み重なって詰まり走行不能になることがあるため、走行路に特別なブリッジ現象防止装置を付加しなければならず構造複雑、コスト高となる不都合もあった。
【0005】
また、パチンコ玉走行路が一定の傾斜で連続しているため、パチンコ玉が数珠つなぎに連続して走行することが多いため、1個1個のパチンコ玉の計数が不安定となり、計数誤りを生じるという不都合もあった。
本発明はこれらの問題を解決したパチンコ玉計数装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するために、本発明の請求項1では、隣合うパチンコ玉走行路を隔てた各仕切り板にセンサ収容穴を設け、パチンコ玉走行路の両側の仕切り板の各センサ収容穴に、対向するように一対の投光器と受光器とをそれぞれ収容しているため、一対の投光器と受光器はパチンコ玉走行路の水平方向の両側にある仕切り板の穴内にあって仕切り板でパチンコ玉から隔てられており、また、仕切り板のセンサ収容穴の外側下部において、対向する仕切り板の距離が狭くなるように膨出部を設け、パチンコ玉は、膨出部に沿って流れるため、投受光器の光が通過する仕切り板の部分には接触せず、パチンコ玉からのゴミやほこりが投光器と受光器に付着・堆積することがないので、長期使用してもパチンコ玉の検出が不安定になったり、不可能になるのを防ぐことができる。
【0007】
また、請求項2では、前記各センサ収容穴ごとに、異なる対をなす投光器と受光器とを、パチンコ玉走行方向に沿って2列に収容しているので、仕切り板のセンサ収容穴の幅が1つの投光器あるいは1つの受光器分の幅で済む。
【0009】
また、請求項3では、パチンコ玉走行路の上流側を下流側よりパチンコ玉の走行時の接触摩擦力が大となるように構成して、パチンコ玉の走行速度が下流側の方が大となるようにしたので、パチンコ玉が走行の途中から速度が増して、例え数珠つなぎに複数のパチンコ玉が連なって走行していても途中から間をあけて分離して走行するため、パチンコ玉の計数動作が安定化する。
【0010】
また、請求項4では、パチンコ玉走行路が上段走行ケースと下段走行ケースに形成され、該上段走行ケースの終端部から落下したパチンコ玉を該下段走行ケースで受けて上段走行ケースと逆方向に走行させ、該下段走行ケースの終端部に投受光器を設けたので、長手方向に小さいスペースしか取れなくても走行距離を長くでき、このため多量のパチンコ玉を短時間に集中的に走行させることができ、処理能力が増大する。
【0011】
また、請求項5では、下段走行ケースのパチンコ玉走行路の傾斜度が前記上段走行ケースの走行路の傾斜度より大にしたので、パチンコ玉は下段走行ケースで走行速度が増し、数珠つなぎのパチンコ玉が走行中に自然に間をあけて分離され、このため計数動作が安定化する。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図19はパチンコ玉を一台のパチンコ台で循環使用する単独機能型のパチンコ遊技装置10を示すもので、上部タンク11内のパチンコ玉は上部シュート12を介してパチンコ台13及び玉貸機14へ自重によって補給される。パチンコ台13からパチンコ遊技装置10内へ落下するパチンコ玉は下部タンク15へ落下する。下部タンク15内のパチンコ玉は下部シュート16を介して揚送装置17の下端部へ自重によって送られ、揚送装置17によって上部タンク11に揚送され、このようにして一台のパチンコ遊技装置10内でパチンコ玉が循環使用される。パチンコ遊技による賞球はパチンコ台13の前面側下部の玉箱18に排出される。
【0013】
操作レバー18aを操作すると、玉箱18の開閉シャッタ(図示せず)が開き、パチンコ玉計数装置20に落下して計数され、下部タンク15へ落下する。
パチンコ玉計数装置20は図1、2に示すように上方から落下してきたパチンコ玉を受けて、傾斜した複数の走行路に沿って走行させてその終端部で下方へ落下させる上段走行ケース30と、上段走行ケース30の走行路の終端部から落下したパチンコ玉を受けて複数の走行路を走行させてその終端部から下部タンク15へ落下させる下段走行ケース60から成り、下段走行ケース60の各走行路の終端部に設けたセンサユニット80によってパチンコ玉が計数される。
【0014】
上段走行ケース30(図3〜7に示す)はプラスチックによって一体成形されたものであって、互いに平行な長方形状の長手方向の側壁31、32と、これらの側壁31、32に垂直な長方形状の側壁33、34とを備えている。
【0015】
側壁31、32の長手方向の一端側の上端には、受け皿50を摺動自在に受け入れるための水平な張り出し部35、35(図3)が外方に向かって突設され、この張り出し部35、35から垂直に一端に水平方向の切欠き36a、36aを有する縁板36、36が突設されている。
【0016】
受け皿50は、図8に示すように、多数の円形の穴51を有する四角形の底板52と、底板52の四辺に上方に突設された枠板53と、一端に水平方向外方に突出したストッパ54aを有する枠板53の下端から突設された水平な縁板54とを備えている。図9に示すように上段走行ケース30の一端側から水平方向に受け皿50の両側を前記張り出し部35に乗せて、ストッパ54a、54aが縁板36、36の切欠き36a、36aの奥部に当接するまで押し込むことによって、受け皿50は上段走行ケース30の一端側上面に着脱自在に装着される。
【0017】
受け皿50の多数の穴51は、パチンコ玉は通すが、それより直径の大きいコインなどの異物は通さない直径であって、底板52全体に均等に配置されている。
【0018】
この受け皿50は、図2に示すように、玉箱18から落下したパチンコ玉Pを枠板53内に受け入れ、多数の穴51から底板52全体に均等にパチンコ玉Pを落下させる役割と、遊技者がコインなどの異物を玉箱18に落とし、玉箱18から受け皿50に落下しても上段走行ケース30への落下を防ぐ役割とを担っている。
【0019】
上段走行ケース30には、この受け皿50の下部から長手方向の中央近傍にわたって、図3、5、6に示すように幅方向に水平な上端面37aの両側にテーパー面37b、37bを有する互いに平行な複数(この実施形態では6本)の玉受けレール37、37、…が長手方向に互いに等間隔で且つ中央方向へ下り勾配に設けられている。隣合う2つの玉受けレール37、37の対向したテーパー面37b、37bの下端間の距離Aはパチンコ玉の直径より小さく、対向したテーパー面37b、37bの上端間の距離Bはパチンコ玉の直径より大に設定されている。
【0020】
従って、受け皿50の穴51から落下したパチンコ玉Pは、図6に示すように隣合う2つの玉受けレール37、37の対向したテーパー面37b、37bに両側下部が接触した状態で玉受けレール37、37の長手方向中央側への傾斜によって自重によって転動しつつ自然走行する。
【0021】
なお、最外側の玉受けレール37のテーパー面37bと対向して側壁31、32の内面には同様のテーパー面37b′が設けられ、同様にパチンコ玉は対向した両テーパー面37b、37b′に接触して転動しつつ走行する。
【0022】
なお、玉受けレール37の側壁33寄りの部分は、急勾配部37′となっていて、この急勾配部37′に落下したパチンコ玉は勢いよく走行して下流側にあるパチンコ玉に衝突するから、この急勾配部37′は、多量のパチンコ玉が玉受けレール37に落下したときにパチンコ玉が重なり合って詰まるブリッジ現象を防ぐ役割を担っている。
【0023】
玉受けレール37、37、…は、その下部において幅方向の横架部38によって一体的に連結されている。
玉受けレール37の上端面37aと同一幅で上端面37aがそのまま直線状に延長される方向に、複数の仕切り板40、40、…が側壁34に達するまで設けられている。従って、隣合う2つの仕切り板40、40間の距離はパチンコ玉の直径より小さい前記Bと等しくなっている。
【0024】
仕切り板40は、図5に示すように、その上端面が水平な中間水平部40aと、この中間水平部40aに連続して側壁34に向かって上り勾配の傾斜部40bと、この傾斜部40bに連続した水平な終端水平部40cとから成る。
【0025】
隣合う仕切り板40、40の中間、及び、最外側の仕切り板40と側壁31(32)との中間には、側壁34に向かって下り勾配(前記玉受けレール37より傾斜が少し急である)の板状の板レール41、41、…が前記玉受けレール37より低い位置に仕切り板40、40、…と平行に、且つ側壁34の内側の落下穴42に達する位置まで設けられている。
【0026】
従って、受け皿50の穴51から落下して、図6に示すように下り勾配の隣合う2つの玉受けレール37、37の対向したテーパー面37b、37b(あるいは最外側の玉受けレール37と側壁31、32の対向したテーパー面37b、37b′)に両側下部が接した状態で転動走行してきたパチンコ玉Pは、図7に示すようにそのまま隣合う仕切り板40、40(あるいは最外側の仕切り板40と側壁31、32)の間に落下して、下り勾配の板レール41に点接触した状態で転動走行し、その終端の落下穴42から落下する。
【0027】
なお多数のパチンコ玉が受け皿50から落下すると、テーパー面37b、37bに接触した2つのパチンコ玉の上に別のパチンコ玉が重なった状態となって走行する場合も生じる。また、受け皿50から落下したパチンコ玉がテーパー面37b、37bに接触せず、玉受けレール37の上端面37aの上を走行する場合も生じる。
【0028】
このような状態で走行してきたパチンコ玉は、玉受けレール37の終端部からそのまま仕切り板40の上端面に乗って走行する場合も生じるが、このような場合には、仕切り板40の上り勾配の傾斜部40bで走行速度が激減するため仕切り板40の幅方向のいずれかへ落下して、以降は板レール41上を走行する。
【0029】
なお、板レール41に乗ったパチンコ玉は点接触状態で且つ大きな傾斜によって走行するのに対し、玉受けレール37は下流側の板レール41より傾斜がゆるく、且つ両側の対向したテーパー面37b、37b(あるいは37b、37b′)に両側が接触して、板レール41より2倍の接触摩擦力を受ける状態で走行するため、玉受けレール37の部分より次の板レール41の部分でパチンコ玉の走行速度は大となる。
【0030】
また、玉受けレール37の終端部と板レール41の始端部には、図5に示すように上下に段差があるため、パチンコ玉は玉受けレール37の終端部から下方にある板レール41に飛び乗るように進むから、この点でも走行速度がアップする。
【0031】
従って、受け皿50から同時的に多量のパチンコ玉が落下して、パチンコ玉同士が連続密着状態で玉受けレール37の部分を走行していても、次の板レール41の部分で走行速度がアップするため、連続密着状態のパチンコ玉が分離され、間をあけた状態で走行するようになるため、下段走行ケース60でのパチンコ玉の計数動作が安定化する。
【0032】
板レール41と仕切り板40(あるいは最外側の板レール41と側壁31、32)とは、横架部43によって一体的に連結されている。なお、終端部の側壁34の内側には仕切り板40、40(あるいは最外側の仕切り板40と側壁31、32)の中間において、パチンコ玉がブリッジ状に積み重なっていても落下穴42をパチンコ玉が1個ずつしか通らないように、側壁34下方側の突出幅が漸減した突片44、44、…が、落下穴42の上方において突設されている。
【0033】
上段走行ケース30の側壁31、32の終端部には、外方に向かって取付片45、45(図3、4)が突設され、この取付片45から下方に向かって四角柱状の嵌合突起46(図4、5)が突設されている。
【0034】
下段走行ケース60(図10〜図14に示す)は、平行部61a、62aと、該平行部61a、62aから末広がりに直線状に拡開した拡開部61b、62bとからなる側壁61、62を有する。
【0035】
この側壁61、62の平行部61a、62aは、上段走行ケース30の側壁31、32に対応した下方位置にあり、この側壁61、62の平行部61a、62aの端部には、上段走行ケース30の前記嵌合突起46、46が嵌合される四角形の嵌合穴63a、63aを有する結合突体63、63が外方に向かって突設されていて、図1に示すように、この下段走行ケース60の結合突体63、63の嵌合穴63a、63aに上段走行ケース30の嵌合突起46、46を嵌合することによって上段走行ケース30と下段走行ケース60は結合されている。
【0036】
下段走行ケース60は透明なプラスチックによって一体成形されたものであって、前記互いに平行な側壁61、62の平行部61a、62a間には、前記上段走行ケース30の仕切り板40、40、…に対応した下方位置に、上端面の高さが平行部61a、62aの上端面の高さに一致する複数の仕切り板65、65、…が設けられている。
【0037】
隣合う2つの仕切り板65、65の間(あるいは最外側の仕切り板65と平行部61a、62aの間)には、始端側から終端側へ向かって下り勾配の板レール66、66、…が設けられている。なお、板レール66の側壁67寄りの部分は急勾配部66aとなっている。
【0038】
従って、上段走行ケース30の各落下穴42、42、…から落下したパチンコ玉Pはそれぞれ隣合う2つの仕切り板65、65の間(あるいは最外側の仕切り板65と平行部61a、62aの間)の間に落下して、急勾配部66aに衝突して速度を増大させて、図13に示すように各板レール66に一点接触した状態で傾斜に従って走行する。この板レール66の傾斜は上段走行ケース30の板レール41の傾斜よりさらに大となっているので、パチンコ玉の走行速度は上段走行ケース30の板レール41上での走行速度よりもさらに大となる。
【0039】
側壁61、62の末広がりの拡開部61b、62bは図1、11に示すように終端部に向かって次第に高さが漸減している。図10に示すように、この拡開部61b、62bにおいて、隣合う2つの仕切り板65、65の間(あるいは最外側の仕切り板65と平行部61a、62aの間)に形成された走行路は、同一幅を保ったまま直線状に末広がりに拡開した方向に向かっていて、このため板レール66、66、…は同一傾斜を保ったまま末広がりに方向を変えている。しかして、各走行路が同一幅を保つように各仕切り板65、65、…は、その厚さが終端側へ向かって次第に漸増した漸増部65aとなっている。そして、走行路の終端部は互いに平行になっていて、パチンコ玉はこの終端部を通過して、下部タンク15へ落下する。
【0040】
図12に示すように、仕切り板65、65、…は、その互いに平行な終端部において高さが低くなっていて、その上面に図10、12に示すようにセンサ収容穴70、70、…が設けられている。また、この終端部の幅方向の両側の肉厚部68、68にも同様のセンサ収容穴70a、70aが設けられ、そのさらに外側にセンサユニット80を取付けるための突起71、71が設けられている。
【0041】
板レール66と仕切り板65(あるいは最外側の板レール66と側壁61、62)とは、横架材72によって一体的に連結されている。センサユニット80は、図15、16に示すように、その一面が開口した中空箱状のケース81内には、コ字状の投受光器82、82、…が取付けられた基板83が収容されている。投受光器82は互い違いに2列に配置され、ケース81の底板81aに設けられた各長穴84、84、…から、別々の投受光器82の投光部82aと受光部82bとがパチンコ玉の走行方向に並んで外方へ突出している。85はケース81に取付けられる蓋を示している。
【0042】
この底板81aの両端の取付け穴86、86内に下段走行ケース60の終端部両側の突起71、71を嵌め込んでネジ止めすることによって、センサユニット80は下段走行ケース60の終端部に取付けられ、仕切り板65、65、…(及び両側の肉厚部68、68)のセンサ収容穴70、70、…に一対の投受光器82、82、…の各投光部82a、82a、…及び受光部82b、82b、…がパチンコ玉の走行方向に2列に並んで収容されている。
【0043】
従って図17に示すように一対の投受光器82の投光部82aと受光部82bとは1つの走行路を隔てた隣合う2つの仕切り板65、65(あるいは肉厚部68)のセンサ収容穴70、70(あるいは70a)に収容されている。パチンコ玉Pが走行路に存在しない場合には、投光部82aからの光は透明な仕切り板65、65を透過して受光部82bに受光され、存在する場合には遮られて受光されない。従って、この受光の有無によって、すべての走行路の終端部で一対の投受光器82、82、…によってパチンコ玉の通過が検出されて計数される。
【0044】
このように一対の投光部82aと受光部82bがパチンコ玉の走行路の水平方向の両側に配置され、しかも、仕切り板65のセンサ収容穴70内に収容されて外部からカバーされているので、長期使用しても、パチンコ玉の走行によってパチンコ玉から発散されるゴミや汚れが投受光器82の表面に付着堆積せず、汚れの付着による検出誤りや検出不能を生じにくくなる。
【0045】
なお、図18に示すように、仕切り板65のセンサ収容穴70内の投受光器82の高さの位置にパチンコ玉が接触して汚れが付着しないように、即ち、センサ収容穴70の高さで仕切り板65に走行中のパチンコ玉が接触するのを防ぐために、仕切り板65の下部に膨出部65′を設けてもよい。
【0046】
上段走行ケース30及び下段走行ケース60は、図1に示すようにブラケット90に固定されていて、図19に示すようにパチンコ遊技装置10の前面の穴20aに前面側から挿入して取付けられ、玉箱18の開閉シャッタが開かれて落下してくるパチンコ玉を受け皿50で受けて、計数後、下部タンク15へパチンコ玉を排出する。
【0047】
なお、前記実施形態では、パチンコ玉計数装置を一台のパチンコ遊技装置10内でパチンコ玉を循環させる単独機能型のパチンコ遊技装置内に設置した例を説明したが、本発明のパチンコ玉計数装置はこれに限定されるものではなく、要はパチンコ玉を計数するすべての用途に用いることができるものであることは勿論である。
【0048】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成されているので、請求項1では、隣合うパチンコ玉走行路を隔てた各仕切り板にセンサ収容穴を設け、パチンコ玉走行路の両側の仕切り板の各センサ収容穴に、対向するように一対の投光器と受光器とをそれぞれ収容しているため、一対の投光器と受光器はパチンコ玉走行路の水平方向の両側にある仕切り板の穴内にあって仕切り板でパチンコ玉から隔てられており、また、仕切り板のセンサ収容穴の外側下部において、対向する仕切り板の距離が狭くなるように膨出部を設け、パチンコ玉は、膨出部に沿って流れるため、投受光器の光が通過する仕切り板の部分には接触せず、パチンコ玉からのゴミやほこりが投光器と受光器に付着・堆積することがないので、長期使用してもパチンコ玉の検出が不安定になったり、不可能になるのを防ぐことができる。
【0049】
また、請求項2では、前記各センサ収容穴ごとに、異なる対をなす投光器と受光器とを、パチンコ玉走行方向に沿って2列に収容しているので、仕切り板のセンサ収容穴の幅が1つの投光器あるいは1つの受光器分の幅で済む。
【0051】
また、請求項3では、パチンコ玉走行路の上流側を下流側よりパチンコ玉の走行時の接触摩擦力が大となるように構成して、パチンコ玉の走行速度が下流側の方が大となるようにしたので、パチンコ玉が走行の途中から速度が増して、例え数珠つなぎに複数のパチンコ玉が連なって走行していても途中から間をあけて分離して走行するため、パチンコ玉の計数動作が安定化する。
【0052】
また、請求項4では、パチンコ玉走行路が上段走行ケースと下段走行ケースに形成され、該上段走行ケースの終端部から落下したパチンコ玉を該下段走行ケースで受けて上段走行ケースと逆方向に走行させ、該下段走行ケースの終端部に投受光器を設けたので、長手方向に小さいスペースしか取れなくても走行距離を長くでき、このため多量のパチンコ玉を短時間に集中的に走行させることができ、処理能力が増大する。
【0053】
また、請求項5では、下段走行ケースのパチンコ玉走行路の傾斜度が前記上段走行ケースの走行路の傾斜度より大にしたので、パチンコ玉は下段走行ケースで走行速度が増し、数珠つなぎのパチンコ玉が走行中に自然に間をあけて分離され、このため計数動作が安定化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す側面図
【図2】同実施形態のブラケットを除外して描いた断面図
【図3】同実施形態の上部走行ケースを示す平面図
【図4】図3の上部走行ケースの左側面図
【図5】図3におけるA−A線断面図
【図6】図3におけるB−B線断面図
【図7】図3におけるC−C線断面図
【図8】同実施形態の受け皿を示す平面図
【図9】受け皿を装着した状態の要部を示す平面図
【図10】同実施形態の下部走行ケースを示す平面図
【図11】図10の下部走行ケースの左側面図
【図12】図10におけるD−D線断面図
【図13】図10におけるE−E線断面図
【図14】図10におけるF−F線断面図
【図15】同実施形態のセンサユニットを示す底面図
【図16】図15のセンサユニットを装着した状態の断面図
【図17】図15のセンサユニットを装着した状態の平面図
【図18】本発明の他の実施形態の要部を示す断面図
【図19】パチンコ遊技装置を示す概略構成図
【符号の説明】
10 パチンコ遊技装置
20 パチンコ玉計数装置
30 上段走行ケース
35 張り出し部
37 玉受けレール
37b テーパー面
40 仕切り板
41 板レール
42 落下穴
50 受け皿
51 穴
54a ストッパ
60 下段走行ケース
65 仕切り板
66 板レール
70 センサ収容穴
70a センサ収容穴
80 センサユニット
82 投受光器
82a 投光器
82b 受光器
Claims (5)
- パチンコ玉が1列ずつ整列して走行する傾斜したパチンコ玉走行路を複数列横方向に並設し、各パチンコ玉走行路を走行するパチンコ玉を一対の投受光器で検出してパチンコ玉の数を計数するパチンコ玉計数装置において、
隣合うパチンコ玉走行路を隔てた各仕切り板にセンサ収容穴を設け、パチンコ玉走行路の両側の仕切り板の各センサ収容穴に、対向するように一対の投光器と受光器とをそれぞれ収容し、前記仕切り板の前記センサ収容穴の外側下部において、対向する前記仕切り板の距離が狭くなるように形成された膨出部を設け、前記パチンコ玉は、前記膨出部に沿って流れ、前記投受光器の光が通過する仕切り板の部分には接触しないことを特徴とするパチンコ玉計数装置。 - 前記各センサ収容穴ごとに、異なる対をなす投光器と受光器とを、パチンコ玉走行方向に沿って2列に収容したことを特徴とする請求項1記載のパチンコ玉計数装置。
- 前記パチンコ玉走行路の上流側を下流側よりパチンコ玉の走行時の接触摩擦力が大となるように構成して、パチンコ玉の走行速度が下流側の方が大となるようにしたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ玉計数装置。
- 前記パチンコ玉走行路が上段走行ケースと下段走行ケースに形成され、該上段走行ケースの終端部から落下したパチンコ玉を該下段走行ケースで受けて上段走行ケースと逆方向に走行させ、該下段走行ケースの終端部に投受光器を設けたことを特徴とする請求項1記載のパチンコ玉計数装置。
- 前記下段走行ケースのパチンコ玉走行路の傾斜度が前記上段走行ケースの走行路の傾斜度より大にされた請求項3記載のパチンコ玉計数装置。
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| JP28471796A JP4138038B2 (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | パチンコ玉計数装置 |
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| JP28471796A JP4138038B2 (ja) | 1996-10-07 | 1996-10-07 | パチンコ玉計数装置 |
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| JPH10108966A JPH10108966A (ja) | 1998-04-28 |
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-
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- 1996-10-07 JP JP28471796A patent/JP4138038B2/ja not_active Expired - Fee Related
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