JPH0617417Y2 - スピ−カボツクス - Google Patents

スピ−カボツクス

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Publication number
JPH0617417Y2
JPH0617417Y2 JP12815087U JP12815087U JPH0617417Y2 JP H0617417 Y2 JPH0617417 Y2 JP H0617417Y2 JP 12815087 U JP12815087 U JP 12815087U JP 12815087 U JP12815087 U JP 12815087U JP H0617417 Y2 JPH0617417 Y2 JP H0617417Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
speaker box
duct
front panel
box body
insertion hole
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP12815087U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6433285U (ja
Inventor
毅 神野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案はバスレフレックス形(以下バスレフと称す)ス
ピーカボックスに関する。
(ロ)従来の技術 従来スピーカボックス本体の前面にダクトを設け、この
ダクトにより低音域の音を増強して低い方へ周波数特性
を伸ばすようにしたバスレフレックス形スピーカボック
スが知られている。
斯る、ダクトをスピーカボックス本体に前面に設けるた
めの構成として、従来例えば実開昭60−189193
号公報(H04R1/02)に記載された如き装置が知
られている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 上記従来周知の構成は、スピーカボックス本体のバッフ
ル板前面にサランボード(以下、前面パネルと称す)を
取付けるものにおいて、前面パネルの一部にスピーカボ
ックス本体の内部に連通するダクトを設けるものである
が、スピーカボックス本体側のバッフル板の挿入孔に対
して前面パネル側のダクトを挿入して組み立てる時、両
者の位置を定めながら組み立てなければならず、作業性
が悪いという問題があった。
又、組み立てを容易にするため挿入孔の大きさを大きく
形成すると、ダクトと挿入孔の間に隙間が出来ることに
なって、不連続構造になる。
このような不連続構造によって、音響振動の伝播媒体で
ある空気流が乱されたり、漏出し、音響効果の低下を免
れることが出来ないものである。
一方、上記ダクトと挿入孔との間の隙間をなくすため
に、過度に密着させるようにした場合、バッフル効果を
期待してスピーカボックス本体を木製とし、一方、ダク
トの形成を容易にするため前面パネルを合成樹脂成型品
としたならば、両者の材質、特に剛性率に関係する材質
上の特性が全くかけ離れたものであるため、両者の振動
態様を一致させることは不可能である。
従ってダクトと挿入孔の構造的接合部を境にしていずれ
か一方側が振動すると、他方側はその固有振動数に応じ
た振動数で自己共振を起し、かえって音としては聞き苦
しいものになる。
(ニ)問題点を解決するための手段 本考案は上述したような問題点に鑑み、バスレフポート
を成すダクト及び本体支持用の台脚部とを一体成型して
成る合成樹脂製の前面パネルと、前記ダクトに比較して
大きい寸法の挿入孔が形成されたバッフル板を有するス
ピーカボックス本体とより成り、前記前面パネルのダク
トを前記挿入孔に対して比較的柔軟な部材を介在して受
容させると共に台脚部の上面をスピーカボックス本体の
下面に接合させ、前面パネルをスピーカボックス本体に
固定するように構成したことを特徴とするスピーカボッ
クスを提供するものである。
(ホ)作用 上述のように構成された本考案に依れば、スピーカボッ
クス本体側のバッフル板の挿入孔の大きさを、前面パネ
ル側のダクトの外形寸法に比較して大きな寸法に設定し
て両者の組み立て作業性を向上させることが出来、又、
ダクトを挿入孔に対して比較的柔軟な部材を介在して受
容させているので、この柔軟な部材は音響効果の低減を
排除するように作用する。
更に、前面パネルの台脚部はスピーカボックス本体の前
面部を強固に支持するように作用する。
(ヘ)実施例 以下本考案スピーカボックスをカラオケ装置に実施した
例について説明する。
図において、(1)は合成樹脂製の前面パネル、(2)は低音
用スピーカ(3)を取付けるバッフル板(4)を有するスピー
カボックス本体である。
前記前面パネル(1)はスピーカボックス本体(2)のバッフ
ル板(4)の前面に取付けられるもので、該前面パネル(1)
は上方にテープ再生部(5)及び制御部(6)が配置され、そ
して下方には開口(7)を有するスピーカ装着部(8)が配置
されている。前記スピーカ装着部(8)にはバスレフポー
トを成すダクト(9)が一体成型により設けられ、又前面
パネル(1)の下部には本体支持用の台脚部(10)が一体成
型により設けられている。
前記スピーカボックス本体(2)は仕切板(11)により上下
に分割され、上方空間には前記前面パネル(1)側のテー
プ再生部(5)及び制御部(6)が収容され、又、下方空間に
はバッフル板(4)に取付けられるスピーカ(3)が収容され
るようになっている。
前記バッフル板(4)には前記前面パネル(1)のダクト(9)
の外形寸法に比較して大きい寸法の挿入孔(12)が形成さ
れており、この挿入孔(12)にダクト(9)が受容されるも
のである。
(13)は中央部分にI字形切溝(14)が形成された発泡ウレ
タンブロックであり、該ブロック(13)の切溝(14)にダク
ト(9)を挿入した時ブロックの押しつぶされた部分(1
3)′(13)′と共にダクト(9)が前記挿入孔(12)内に受容
されるものである。(15)は上記前面パネル(1)に嵌着し
て設けられたスピーカグリルである。
従って前記前面パネル(1)をスピーカボックス本体(2)に
組み立てる時、ダクト(9)に発泡ウレタンブロック(13)
を包被して、そのまゝ挿入孔(12)内に押し込むことによ
り、ダクト(9)と挿入孔(12)との間に発泡ウレタンブロ
ック(13)の押しつぶされた部分(13)′(13)′が介在され
ることになる。
そして、前面パネル(1)の下部に設けられた台脚部(10)
の上面が、スピーカボックス本体(2)の下面に接合する
ことになる。
この台脚部(10)の下面より取付螺子(16)を締付けること
により、前面パネル(1)をスピーカボックス本体(2)に取
付けることが出来る。
尚、スピーカ(3)はそのフレームが前面パネル(1)及びバ
ッフル板(4)に取付螺子(17)(17)によって取付けられて
いる。
台脚部(10)はスピーカボックス本体(2)の前脚部となる
が、該スピーカボックス本体(2)の後部は後部脚(18)に
より支持される。
(ト)考案の効果 本考案は上述したように、スピーカボックス本体側のバ
ッフル板の挿入孔の大きさを、前面パネルと一体成型に
より形成されたダクトの外形寸法に比較して大きくし、
且つダクトを比較的柔軟な部材(例えば発泡ウレタンブ
ロック)を介在した状態で挿入孔内に受容させるように
構成されているので、ダクトを挿入孔へ受容させる組み
立て作業性を向上させることが出来ると共に、スピーカ
ボックス本体のスピーカ収納空間の密閉度を高め音響効
果を向上させることが出来るものである。
そして、前面パネルに一体成型された台脚部をスピーカ
ボックス本体の下面に接合させた状態で取付けるように
しているので、前面パネルとスピーカボックス本体を強
固に一体化することが出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案スピーカボックスの組立前の斜視図、第
2図は要部の側断面図である。 (1)…前面パネル、(2)…スピーカボックス本体、(4)…
バッフル板、(9)…ダクト、(10)…台脚部、(12)…挿入
孔、(13)…比較的柔軟な部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バスレフポートを成すダクト及び本体支持
    用の台脚部とを一体成型して成る合成樹脂製の前面パネ
    ルと、前記ダクトに比較して大きい寸法の挿入孔が形成
    されたバッフル板を有するスピーカボックス本体とより
    成り、前記前面パネルのダクトを前記挿入孔に対して比
    較的柔軟な部材を介在して受容させると共に台脚部の上
    面をスピーカボックス本体の下面に接合させ、前面パネ
    ルをスピーカボックス本体に固定するように構成したこ
    とを特徴とするスピーカボックス。
JP12815087U 1987-08-24 1987-08-24 スピ−カボツクス Expired - Lifetime JPH0617417Y2 (ja)

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JP12815087U JPH0617417Y2 (ja) 1987-08-24 1987-08-24 スピ−カボツクス

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Publication Number Publication Date
JPS6433285U JPS6433285U (ja) 1989-03-01
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