JP2949776B2 - 電子楽器のスピーカ部構造 - Google Patents
電子楽器のスピーカ部構造Info
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- JP2949776B2 JP2949776B2 JP2122982A JP12298290A JP2949776B2 JP 2949776 B2 JP2949776 B2 JP 2949776B2 JP 2122982 A JP2122982 A JP 2122982A JP 12298290 A JP12298290 A JP 12298290A JP 2949776 B2 JP2949776 B2 JP 2949776B2
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- Japan
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- speaker
- rib
- lower case
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Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、電子楽器のスピーカを収容する筐体構造
に関するものである。
に関するものである。
［従来の技術］ 従来の電子楽器のスピーカ部構造は、上ケースと下ケ
ースを有し、各機種別に上ケース側にスピーカを取付け
る構造と、下ケース側にスピーカを取付ける構造が用い
られていた。上ケース側に取付ける構造には上下２ケー
スからなる２ピース構造と上下２ケースとパネルからな
る３ピース構造があり、下ケース側に取付ける構造には
上下２ケースとスピーカ用バッフル板からなる３ピース
構造があった。
ースを有し、各機種別に上ケース側にスピーカを取付け
る構造と、下ケース側にスピーカを取付ける構造が用い
られていた。上ケース側に取付ける構造には上下２ケー
スからなる２ピース構造と上下２ケースとパネルからな
る３ピース構造があり、下ケース側に取付ける構造には
上下２ケースとスピーカ用バッフル板からなる３ピース
構造があった。
［発明が解決しようとする課題］ 従来の電子楽器のスピーカ部構造においては、２ピー
ス構造および３ピース構造ともに機種により筐体構造が
限定され、他の機種との間で部品の互換性がなかった。
したがって、例えば３ピース構造の機種の部品を用いて
応用構造を作ろうとすれば同様な３ピース構造しかでき
ず汎用性が小さかった。
ス構造および３ピース構造ともに機種により筐体構造が
限定され、他の機種との間で部品の互換性がなかった。
したがって、例えば３ピース構造の機種の部品を用いて
応用構造を作ろうとすれば同様な３ピース構造しかでき
ず汎用性が小さかった。
この発明は、上記従来技術の欠点に鑑みなされたもの
であって同じ部品を用いて異なる機種のスピーカ部構造
を形成可能とし、部品の汎用性を高めた電子楽器のスピ
ーカ部構造の提供を目的とする。
であって同じ部品を用いて異なる機種のスピーカ部構造
を形成可能とし、部品の汎用性を高めた電子楽器のスピ
ーカ部構造の提供を目的とする。
［課題を解決するための手段］ 前記目的を達成するため、この発明では、上ケースと
下ケースにより筐体を構成し、該上ケースにスピーカを
取付け可能に構成し、該下ケース内に密閉空間形成用の
リブを設け、該リブ上に支持プレートを介してスピーカ
を取付けることにより該リブ内に密閉空間を形成可能と
し、以ってスピーカを選択的に上ケースまたは下ケース
に取付け可能としている。
下ケースにより筐体を構成し、該上ケースにスピーカを
取付け可能に構成し、該下ケース内に密閉空間形成用の
リブを設け、該リブ上に支持プレートを介してスピーカ
を取付けることにより該リブ内に密閉空間を形成可能と
し、以ってスピーカを選択的に上ケースまたは下ケース
に取付け可能としている。
前記支持プレートは前記リブに対し着脱可能であっ
て、スピーカを上ケース側に取付けたときには前記リブ
から支持プレートを除去可能とすることが望ましい。
て、スピーカを上ケース側に取付けたときには前記リブ
から支持プレートを除去可能とすることが望ましい。
［作用］ 上ケース側にスピーカを取付けた場合は、支持プレー
トは不要となり部品点数が減少し低コストの機種が得ら
れる。下ケース側にスピーカを取付ける場合には、支持
プレートを下ケースのリブに固定し、この支持プレート
にスピーカを固定する。これによりリブ内に密閉空間が
形成され音質が向上する。
トは不要となり部品点数が減少し低コストの機種が得ら
れる。下ケース側にスピーカを取付ける場合には、支持
プレートを下ケースのリブに固定し、この支持プレート
にスピーカを固定する。これによりリブ内に密閉空間が
形成され音質が向上する。
［実施例］ 第１図は、この発明に係る構造を用いて構成した電子
楽器の第１の機種のスピーカ部筐体全体の断面図であ
り、第３図はその要部拡大図である。上ケース１と下ケ
ース２とにより筐体３が構成される。下ケース２にはリ
ブ４が一体に設けられている。このリブ４上に支持プレ
ート５がネジ等の適当な手段で固定される。この支持プ
レート５とリブ４により密閉空間６が形成される。この
支持プレート５の孔８（第３図）にスピーカ７が装着さ
れボス９上にネジ10で固定される。
楽器の第１の機種のスピーカ部筐体全体の断面図であ
り、第３図はその要部拡大図である。上ケース１と下ケ
ース２とにより筐体３が構成される。下ケース２にはリ
ブ４が一体に設けられている。このリブ４上に支持プレ
ート５がネジ等の適当な手段で固定される。この支持プ
レート５とリブ４により密閉空間６が形成される。この
支持プレート５の孔８（第３図）にスピーカ７が装着さ
れボス９上にネジ10で固定される。
第２図は、上記第１の機種の構成部品を用いて構成し
た電子楽器の第２の機種のスピーカ部筐体全体の断面図
であり、第４図はその要部拡大図である。スピーカ７は
上ケース１の内面のボス11にネジ10で固定される。この
とき、下ケース２のリブ４上への支持プレートは不要で
ある。
た電子楽器の第２の機種のスピーカ部筐体全体の断面図
であり、第４図はその要部拡大図である。スピーカ７は
上ケース１の内面のボス11にネジ10で固定される。この
とき、下ケース２のリブ４上への支持プレートは不要で
ある。
以上の構成において、共通の上ケース１および下ケー
ス２を用い、第１の機種を構成する場合には、スピーカ
７を支持プレート５を介して下ケース２のリブ４上に取
付けることにより、密閉空間６が形成され音質の優れた
構造の機種が得られる。また、同じ共通の上ケース１お
よび下ケース２を用いて、第２の機種を構成する場合に
は、支持プレート５を用いずにスピーカ７を直接上ケー
ス１の内面に取付けることにより、部品点数が減少し簡
単な構造で低コストの機種が得られる。
ス２を用い、第１の機種を構成する場合には、スピーカ
７を支持プレート５を介して下ケース２のリブ４上に取
付けることにより、密閉空間６が形成され音質の優れた
構造の機種が得られる。また、同じ共通の上ケース１お
よび下ケース２を用いて、第２の機種を構成する場合に
は、支持プレート５を用いずにスピーカ７を直接上ケー
ス１の内面に取付けることにより、部品点数が減少し簡
単な構造で低コストの機種が得られる。
なお、スピーカ７をネジにより取付ける場合、前記実
施例のようにボス部9,11は必ずしも必要ではなく、ネジ
孔のみの構成としてもよい。
施例のようにボス部9,11は必ずしも必要ではなく、ネジ
孔のみの構成としてもよい。
またネジを用いずに、接着剤等により固定してもよ
い。
い。
［発明の効果］ 以上説明したように、この発明においては、スピーカ
を取付け可能な上ケースと、密閉空間を形成可能なリブ
を有する下ケースとにより筐体を構成し、スピーカを上
ケースまたは下ケースに選択的に取付け可能としている
ため、共通の部品を用いて異なる構造の機種を作成する
ことができ、部品の互換性、汎用性が向上する。
を取付け可能な上ケースと、密閉空間を形成可能なリブ
を有する下ケースとにより筐体を構成し、スピーカを上
ケースまたは下ケースに選択的に取付け可能としている
ため、共通の部品を用いて異なる構造の機種を作成する
ことができ、部品の互換性、汎用性が向上する。
また、下ケースのリブは筐体の補強部材としての効果
をも有する。
をも有する。
第１図はこの発明に係るスピーカ部構造の第１の機種の
断面図、 第２図は上記第１の機種の構成部品により作成した第２
の機種のスピーカ部構造の断面図、 第３図は上記第１の機種の要部分解拡大図、 第４図は上記第２の機種の要部分解拡大図である。 1:上ケース、 2:下ケース、 3:筐体、 4:リブ、 5:支持プレート、 6:密封空間、 7:スピーカ。
断面図、 第２図は上記第１の機種の構成部品により作成した第２
の機種のスピーカ部構造の断面図、 第３図は上記第１の機種の要部分解拡大図、 第４図は上記第２の機種の要部分解拡大図である。 1:上ケース、 2:下ケース、 3:筐体、 4:リブ、 5:支持プレート、 6:密封空間、 7:スピーカ。
Claims (1)
- 【請求項１】上ケースと下ケースにより筐体を構成し、
該上ケースにスピーカを取付け可能に構成し、該下ケー
ス内に密閉空間形成用のリブを設け、該リブ上に支持プ
レートを介してスピーカを取付けることにより該リブ内
に密閉空間を形成可能とし、以ってスピーカを選択的に
上ケースまたは下ケースに取付け可能としたことを特徴
とする電子楽器のスピーカ部構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2122982A JP2949776B2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 電子楽器のスピーカ部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2122982A JP2949776B2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 電子楽器のスピーカ部構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0419698A JPH0419698A (ja) | 1992-01-23 |
| JP2949776B2 true JP2949776B2 (ja) | 1999-09-20 |
Family
ID=14849377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2122982A Expired - Fee Related JP2949776B2 (ja) | 1990-05-15 | 1990-05-15 | 電子楽器のスピーカ部構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2949776B2 (ja) |
-
1990
- 1990-05-15 JP JP2122982A patent/JP2949776B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0419698A (ja) | 1992-01-23 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313532 |
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| R350 | Written notification of registration of transfer |
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