JPH0617362Y2 - テレビ中継放送機の自動利得制御回路 - Google Patents

テレビ中継放送機の自動利得制御回路

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JPH0617362Y2
JPH0617362Y2 JP1987184539U JP18453987U JPH0617362Y2 JP H0617362 Y2 JPH0617362 Y2 JP H0617362Y2 JP 1987184539 U JP1987184539 U JP 1987184539U JP 18453987 U JP18453987 U JP 18453987U JP H0617362 Y2 JPH0617362 Y2 JP H0617362Y2
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exciter
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Description

【考案の詳細な説明】 〔概要〕 現用エキサイタ系列の動作中に予備エキサイタ系列の出
力が現用エキサイタ系列の出力と同出力となるように調
整できるようにした自動利得制御回路に関し、 現用エキサイタ系列使用中も予備エキサイタ系列の自動
利得制御(AGC)系を含めた利得調整ができるAGC
回路を提供することを目的とし、 前記電力増幅部の出力信号の一部を取得する結合器と、
該結合器の取得信号を分配する分配器と、該分配器の出
力の検波電圧と設定電圧を比較してその差電圧を検出す
る比較器と、該差電圧に基づき各エキサイタ系列の利得
を制御する可変利得回路とを備え、現用エキサイタ系列
の使用中に予備エキサイタ系列の利得の調整を行い、現
用、予備の各出力を常に同一値に設定できるように構成
する。
〔産業上の利用分野〕
本考案は、現用と予備のエキサイタ系列を切換えてテレ
ビ中継放送するテレビ中継放送機の自動利得制御回路に
関し、特に現用エキサイタ系列の動作中に予備エキサイ
タ系列の出力が現用エキサイタ系列の出力と同出力とな
るように調整できるようにした自動利得制御回路に関す
るものである。
近年、テレビ中継放送機は無人化されるとともに24時
間放送される機会が増加している。かかるテレビ中継放
送機においては現用機の故障時に対応して直ぐ切り換わ
る予備機を保有しており、現用機と同様に規定の出力で
送信する必要がある。それがために、現用機が使用かけ
ている時点でも予備放送機の出力を現用機と同一とする
ためのAGC調整ができることが要望されている。
〔従来の技術〕
第3図は従来のテレビ中継放送機のブロック図を示して
おり、受信高周波部1と中間周波増幅部2と送信高周波
部3とを直列状に接続した現用エキサイタ系列と、同じ
く受信高周波部1′と中間周波増幅部2′と送信高周波
部3′とを直列状に接続した予備エキサイタ系列とを備
えるとともに、前記現用と予備のエキサイタ系列の切換
えを行うスイッチ4と、スイッチ4の切換え出力を増幅
する電力増幅部5とより構成されている。
また送信出力を規定値に一定に保持するためのAGC回
路は、電力増幅部5の出力電波の一部を取得する結合器
6と、該取得したテレビ電波の映像電波を取り出すフイ
ルタ7とフイルタ7の出力電波をスイッチ4と連動して
切換えるスイッチ10とを備えるとともに、各現用、予備
エキサイタ系列にはスイッチ10の出力電波を検波する検
波回路12,12′と該検波電圧と設定電圧とを比較してそ
の差電圧を出力する比較器8,8′と、比較器8,8′
の出力電圧によって中間周波増幅部2,2′の利得を可
変する可変利得回路9,9′とを備えた構成としてい
る。
親局より受信したテレビ電波Aは入力フイルタ11で分割
されて現用系列と予備系列の高周波増幅部1,1′に入
力される。その後の動作を現用系によって説明する。
受信テレビ電波AはRFアンプ1−1で増幅された後、
第1のミキサ1−2と第1の局部発振器1−3とによっ
て中間周波数に変換された後、中間周波増幅部(IFア
ンプ)2で所定のレベルに増幅される。このIF信号は
送信高周波部3の第2のミキサ3−2と第2の局部発振
器3−3によって所定の送信周波数に変換された後、ス
イッチ4を介して電力増幅部5に入力され、電力増幅部
5において所定の電力に増幅して送信される。
なおスイッチ4は現用系列と電力増幅部5とを接続し、
予備系はOFF状態とする。
AGC回路の動作は、電力増幅部5の出力電波の一部を
結合器6で取り出し、取り出したテレビ電波の映像信号
をフイルタ7で選別して取り出し、スイッチ10を介して
検波回路12に入力されて検波され、比較器8に入力され
る。
比較器8は検波電圧e1と設定電圧e0とを比較してその差
電圧e2を検出して可変利得回路9に出力する。可変利得
回路9は差電圧e2値に対応して中間周波増幅部2の利
得を調整し、電力増幅部5の出力電力が規定値となるよ
うに制御する。
なおスイッチ4および10を予備系列に切換えることによ
って予備系列は上記現用系列と同様の動作を行う。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の現用、予備のエキサイタ系列を有するテレビ中継
放送機においては現用エキサイタ系列に合わせAGC系
統も切換えなければならないため現用エキサイタ系列を
使用中に予備エキサイタ系列のAGC系を含めた利得調
整ができない欠点がある。このことは予備エキサイタ系
列使用中に現用エキサイタ系列のAGC系を含めた利得
調整ができなくなる。
本考案はこのような点に鑑みて創作されたもので、現用
エキサイタ系列使用中も予備エキサイタ系列のAGC系
を含めた利得調整ができるAGC回路を提供することを
目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
第1図は本考案のAGC回路の原理ブロック図を示して
おり、従来のスイッチ10に代わって、電力増幅部5の出
力電波より取出された映像信号を現用および予備エキサ
イタ系列のAGC回路に分配する分配器13を用いた構成
としている。
〔作用〕
分配器13は結合器6とフイルタ7で取り出された電力増
幅部5の出力電波の映像電波を2分配して現用および予
備エキサイタ系列のAGC回路の比較器8および8′に
出力する。
即ち現用および予備エキサイタ系列の比較器8および
8′には常に現用エキサイタ系列の送信電力に対応した
電圧e1およびe1′レベルが入力されており、現用と予備
のエキサイタ系列の出力電圧e3とe4が同電圧又は同電力
となるように設定電圧e0を調整することによって現用エ
キサイタ系列を使用中も予備エキサイタ系列での電力増
幅部5の出力電力を現用エキサイタ系列の出力電力と合
致することが可能となる。
〔実施例〕
第2図は本考案の一実施例のテレビ中継放送機のブロッ
ク図を示しており、本考案のAGC回路は従来回路のス
イッチ10に代わって分配器13を用いた構成としている。
親局より受信した受信テレビ電波Aは現用および予備の
エキサイタ系列の受信高周波部1,1′と中間周波増幅
部2,2′と送信高周波部3,3′のそれぞれによって
IF増幅とでチャンネル周波数が変換されて出力され
る。
現用エキサイタ系列の出力信号はスイッチ4を介して電
力増幅部5に入力され、規定出力電力に増幅されて送信
される。
結合器6は電力増幅部5の出力の一部を取り出して取り
出してフイルタ7に出力する。フイルタ7はテレビ信号
中の映像信号を取出して分配回路13に出力する。分配回
路13は入力した映像信号を2分配して検波回路12および
12′に出力する。検波回路12,12′は映像信号を検波し
てDC電圧e1およびe1′として比較器8および8′に出力
する。比較器8および8′はe1およびe1′電圧と設定電
圧e0およびe0′とを比較し、その差電圧e2およびe2′を
検出して可変利得回路9および9′に出力する。可変利
得回路9および9′は差電圧e2およびe2′に対応して中
間周波増幅部2の利得を調整して電力増幅部5の出力電
力が一定となるように制御する。
以上説明した構成とすることにより、テレビ放送中継機
の使用時に現用エキサイタ系列に異常が発生した場合で
も、異常検知部の出力に応じてスイッチを自動的に予備
エキサイタ系列に切替えのみで良い。
次ぎに、予備エキサイタ系列のAGC回路の調整方法に
ついて説明する。
この調整は現用エキサイタ系列の出力電力e3と予備エキ
サイタ系列の出力電力e4を同電圧又は同電力となるよう
に比較器8′の入力電圧e0を設定するものである。
ここで、中間周波増幅部2,2′は夫々図示しないMGC
(マニュアルゲインコントローラ)が設けられてあり、
この調整時に、まず、可変利得回路9′,9′側からM
GC側に切替えておく。
この状態で、使用時における電力増幅部5の出力電力が
例えば100ワットとする場合、電力増幅部5の出力部の
ケーブルコネクタに計測装置を接続し、この計測装置の
出力を観測して100ワットとなるようにMGCを調整す
る。
この調整が終了後、現用エキサイタ系列と電力増幅部5
とを接続するケーブルコネクタを分離し、現用エキサイ
タ系列のケーブルコネクタに計測装置を接続して、この
時の出力電圧e3を計測する。
一方、中間周波増幅部2の可変利得回路9の設定値を、
MGC回路の値と同じにして、可変利得回路9側に切替
える。また、当然の事ではあるが、現用エキサイタ系列
と電力増幅部5を接続する。
次ぎに、予備エキサイタ系列のケーブルコネクタに計測
装置を接続して中間周波増幅部2′のMGC回路を調整
して、出力電力e4を計測した出力電圧e3に一致させる。
そして、中間周波増幅部2′の可変利得回路9′の設定
値をこのときMGC回路の値と同じにして、可変利得回
路9′側に切替える。
以上の動作をおこなうことにより、現用系と予備系の出
力が同じとなるようにAGC回路調整できる。
また、エキサイタ系列の点検時には、この時に測定した
値を用いることで、点検、調整すべきエキサイタ系列に
切替えることなく行なえる。
これによって現用エキサイタ系列から予備エキサイタ系
列に切替えた場合においても電力増幅部5の出力電力は
現用エキサイタ系列と合致させることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、現用、予備のエキ
サイタ系列から成るテレビ中継放送機において、現用系
列の動作中でも予備系列のAGC回路を調整して送信電
力を規定値に設定することが可能となり、機器の保守等
の面で有効となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のAGC回路の原理ブロック図、 第2図は本考案の一実施例のテレビ中継放送機のブロッ
ク図、 第3図は従来のテレビ中継放送機のブロック図である。 図において、 1,1′は受信高周波部、1−1はRFアンプ、1−2
は第1のミキサ、1−3は第1局部発振器、2,2′は
中間周波増幅部(IFアンプ)、3,3′は送信高周波
部、3−2は第2のミキサ、3−3は第2局部発振器、
4,10はスイッチ、5は電力増幅部、6は結合器、7は
フイルタ、8,8′は比較器、9,9′は可変利得回
路、11は入力フイルタ、12,12′は検波回路、13は分配
器を示している。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信テレビ電波を現用、予備から成る複数
    のエキサイタ系列を通して周波数の異なるテレビ電波に
    変換し、前記複数エキサイタ系列の1系列を電力増幅部
    (5)に接続して送信するテレビ中継放送機の自動利得
    制御回路であって、 前記電力増幅部(5)の出力信号の一部を取得する結合
    器(6)と、該結合器(6)の取得信号を分配する分配
    器(13)と、該分配器(13)の出力の検波電圧と設定電圧を
    比較してその差電圧を検出する比較器(8,8′)と、
    該差電圧に基づき各エキサイタ系列の利得を制御する可
    変利得回路(9,9′)とを備え、 現用エキサイタ系列の使用中に予備エキサイタ系列の利
    得の調整を行い、現用、予備の各出力を常に同一値に設
    定できるようにしたことを特徴とするテレビ中継放送機
    の自動利得制御回路。
JP1987184539U 1987-12-02 1987-12-02 テレビ中継放送機の自動利得制御回路 Expired - Lifetime JPH0617362Y2 (ja)

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JPH0188568U JPH0188568U (ja) 1989-06-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57162537A (en) * 1981-03-31 1982-10-06 Fujitsu Ltd Heterodyne television relay broadcasting residual side band amplitude modulating type device
JPS617148U (ja) * 1984-06-19 1986-01-17 日本電気株式会社 放送用送信装置

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