JP2596482Y2 - Rf信号切換装置 - Google Patents
Rf信号切換装置Info
- Publication number
- JP2596482Y2 JP2596482Y2 JP1991065779U JP6577991U JP2596482Y2 JP 2596482 Y2 JP2596482 Y2 JP 2596482Y2 JP 1991065779 U JP1991065779 U JP 1991065779U JP 6577991 U JP6577991 U JP 6577991U JP 2596482 Y2 JP2596482 Y2 JP 2596482Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- channel
- contact
- signal
- amplifier
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- Expired - Lifetime
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- Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、TVチューナを有する
VTR等に用いられるRF信号の切換装置に関する。
VTR等に用いられるRF信号の切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からVTR内蔵のチューナとTVに
アンテナからの入力信号を同時に供給するために、通
常、VTRには分配器が設けられている(昭和55年4
月20日;日本放送出版協会発行の「NHKホームビデ
オ技術」)。
アンテナからの入力信号を同時に供給するために、通
常、VTRには分配器が設けられている(昭和55年4
月20日;日本放送出版協会発行の「NHKホームビデ
オ技術」)。
【0003】この分配器は通常、分配ロスを伴うため、
損失補償等の為に分配器の前段にはRFアンプが配置さ
れることが多い。
損失補償等の為に分配器の前段にはRFアンプが配置さ
れることが多い。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前述のように、アンテ
ナからのRF信号が発せられるアンテナ端子と分配器の
間にRFアンプを介在させた場合、アンテナで受信され
る信号レベルが中電界程度の強さであっても、混変調や
相互変調を起こし、図3のf1〜f4の様にチューナ受
信時に多くの不要な周波数の信号を受信することにな
る。この現象がチューナの各チャンネルポジションに受
信信号の受信チャンネルを割り当てる、所謂チャンネル
プリセット時に発生すると、多くの誤ったチャンネルを
チャンネルポジションにセットする惧れが生じる。尚、
図2は混変調や相互変調が生じていないときの信号の分
布を示し、F1〜F3の正規の放送チャンネルのみが受
信されることを示している。
ナからのRF信号が発せられるアンテナ端子と分配器の
間にRFアンプを介在させた場合、アンテナで受信され
る信号レベルが中電界程度の強さであっても、混変調や
相互変調を起こし、図3のf1〜f4の様にチューナ受
信時に多くの不要な周波数の信号を受信することにな
る。この現象がチューナの各チャンネルポジションに受
信信号の受信チャンネルを割り当てる、所謂チャンネル
プリセット時に発生すると、多くの誤ったチャンネルを
チャンネルポジションにセットする惧れが生じる。尚、
図2は混変調や相互変調が生じていないときの信号の分
布を示し、F1〜F3の正規の放送チャンネルのみが受
信されることを示している。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は、アンテナに結
合されたアンテナ端子と、チューナのアンテナ入力端に
直接接続された第1接点と、アンプを介して接続された
第2接点を有し、チャンネルプリセット時にのみ前記ア
ンテナ端子を第1接点に切り換え、チャンネルプリセッ
ト時以外には前記アンテナ端子を第2接点に結合するス
イッチ手段と、前記チューナのチャンネルプリセットを
為す選局回路を備え、該選局回路でのチャンネルプリセ
ット時にのみ前記スイッチ手段を第1接点に切り換え
て、前記アンテナ端子からのRF信号を前記アンプを介
さずに前記アンテナ入力端に供給することを特徴とす
る。
合されたアンテナ端子と、チューナのアンテナ入力端に
直接接続された第1接点と、アンプを介して接続された
第2接点を有し、チャンネルプリセット時にのみ前記ア
ンテナ端子を第1接点に切り換え、チャンネルプリセッ
ト時以外には前記アンテナ端子を第2接点に結合するス
イッチ手段と、前記チューナのチャンネルプリセットを
為す選局回路を備え、該選局回路でのチャンネルプリセ
ット時にのみ前記スイッチ手段を第1接点に切り換え
て、前記アンテナ端子からのRF信号を前記アンプを介
さずに前記アンテナ入力端に供給することを特徴とす
る。
【0006】
【作用】本考案は、上述のように構成したので、チャン
ネルプリセット時には、RFアンプの挿入による混変調
や相互変調の発生を阻止できるので、誤ったプリセット
の防止が可能となる。
ネルプリセット時には、RFアンプの挿入による混変調
や相互変調の発生を阻止できるので、誤ったプリセット
の防止が可能となる。
【0007】
【実施例】以下、図面に従い本発明の一実施例を説明す
る。1はアンテナ10に結合されたアンテナ入力端で、
アンテナにて受信されたRF信号が導出される。この入
力端は切換スイッチ2の固定接点2b及び2cに選択的
に結合可能な可動切片2aに接続されている。ここで、
固定接点2bは直接、分配器3に結合され、一方、固定
接点2cはRFアンプ4を介して、分配器3に結合され
ている。尚、RFアンプ4は、分配器3の分配ロスを損
失補償できる様にアンプゲインは3dBに設定されてい
る。
る。1はアンテナ10に結合されたアンテナ入力端で、
アンテナにて受信されたRF信号が導出される。この入
力端は切換スイッチ2の固定接点2b及び2cに選択的
に結合可能な可動切片2aに接続されている。ここで、
固定接点2bは直接、分配器3に結合され、一方、固定
接点2cはRFアンプ4を介して、分配器3に結合され
ている。尚、RFアンプ4は、分配器3の分配ロスを損
失補償できる様にアンプゲインは3dBに設定されてい
る。
【0008】分配器3の一方の出力端は、VTR20に
内蔵されるチューナ部11のアンテナ入力端5に結合さ
れ、他方の出力端はRF切換スイッチ6の一方の固定接
点6bに結合されている。
内蔵されるチューナ部11のアンテナ入力端5に結合さ
れ、他方の出力端はRF切換スイッチ6の一方の固定接
点6bに結合されている。
【0009】RF切換スイッチ6の他方の固定接点6c
はRFモジュレ−タ7に結合され、可動接片6aはTV
受像機12側のアンテナ入力端子12aに接続されるア
ンテナ出力端子8に結合されている。ここで、RF切換
スイッチ6は、分配器3からのRF信号とRFモジュレ
−タ7出力のいずれかをTV受像機12のチューナ部1
3に択一的に供給するためのもので、またRFモジュレ
−タ7はVTRの信号再生回路14から得られる再生ビ
デオ信号をRF変換して出力する働きを有している。
はRFモジュレ−タ7に結合され、可動接片6aはTV
受像機12側のアンテナ入力端子12aに接続されるア
ンテナ出力端子8に結合されている。ここで、RF切換
スイッチ6は、分配器3からのRF信号とRFモジュレ
−タ7出力のいずれかをTV受像機12のチューナ部1
3に択一的に供給するためのもので、またRFモジュレ
−タ7はVTRの信号再生回路14から得られる再生ビ
デオ信号をRF変換して出力する働きを有している。
【0010】9はチューナ部11での複数のチャンネル
ポジションに、受信チャンネルを操作者が手動操作で割
り当てるチャンネルプリセットを行う選局回路であり、
チャンネルプリセット操作中、即ちチャンネルプリセッ
トモードにある時にプリセット制御信号をチューナ部1
1に供給すると同時に、Hレベルの切換制御信号Sを切
換スイッチ2に供給する。
ポジションに、受信チャンネルを操作者が手動操作で割
り当てるチャンネルプリセットを行う選局回路であり、
チャンネルプリセット操作中、即ちチャンネルプリセッ
トモードにある時にプリセット制御信号をチューナ部1
1に供給すると同時に、Hレベルの切換制御信号Sを切
換スイッチ2に供給する。
【0011】このHレベルの切換制御信号Sが印加され
た時には、即ちチャンネルプリセット操作中にのみ、可
動接片2aは固定接点2b側に切り換わり、アンテナ1
0からのRF信号はRFアンプ4を介することなくチュ
ーナ部11に供給される。従って、チャンネルプリセッ
ト操作中にはRFアンプ4の挿入による混変調や相互変
調の発生が抑えられ、これらの変調に起因して多くの不
要な周波数の信号を受信することがなく、チューナ部1
1のチャンネルポジションにこれらの不要な周波数のチ
ャンネルを割り当てる惧れはなく、正規の放送チャンネ
ルに確実にプリセットすることが可能になる。
た時には、即ちチャンネルプリセット操作中にのみ、可
動接片2aは固定接点2b側に切り換わり、アンテナ1
0からのRF信号はRFアンプ4を介することなくチュ
ーナ部11に供給される。従って、チャンネルプリセッ
ト操作中にはRFアンプ4の挿入による混変調や相互変
調の発生が抑えられ、これらの変調に起因して多くの不
要な周波数の信号を受信することがなく、チューナ部1
1のチャンネルポジションにこれらの不要な周波数のチ
ャンネルを割り当てる惧れはなく、正規の放送チャンネ
ルに確実にプリセットすることが可能になる。
【0012】選局回路9でのチャンネルプリセット操作
が完了すると、切換制御信号SはLレベルとなり、可動
接点2aは固定接点2c側に切り換わり、アンテナ10
から得られるRF信号は、RFアンプ4にて増幅された
上で分配器3を介してチューナ部11に供給される。こ
れにより分配器3の分配ロスの3dBをRFアンプ4に
より補い、損失補償が為されることになる。
が完了すると、切換制御信号SはLレベルとなり、可動
接点2aは固定接点2c側に切り換わり、アンテナ10
から得られるRF信号は、RFアンプ4にて増幅された
上で分配器3を介してチューナ部11に供給される。こ
れにより分配器3の分配ロスの3dBをRFアンプ4に
より補い、損失補償が為されることになる。
【0013】尚、本実施例では、分配器3出力とRFモ
ジュレ−タ7出力の選択用にRF切換スイッチ6を用い
たが、これに代えて、両RF信号を混合してTV受像機
12に供給できる混合器を用いることも可能であること
は言うまでもない。
ジュレ−タ7出力の選択用にRF切換スイッチ6を用い
たが、これに代えて、両RF信号を混合してTV受像機
12に供給できる混合器を用いることも可能であること
は言うまでもない。
【0014】
【考案の効果】上述の如く、本考案によれば、チャンネ
ルプリセット時の混変調及び相互変調の発生を抑えて、
正確でしかも迅速なチャンネルプリセットが可能にな
る。
ルプリセット時の混変調及び相互変調の発生を抑えて、
正確でしかも迅速なチャンネルプリセットが可能にな
る。
【図1】本発明の一実施例の回路ブロック図である。
【図2】混変調や相互変調が生じていないときの受信信
号の周波数分布図である。
号の周波数分布図である。
【図3】混変調や相互変調が生じているときの受信信号
の周波数分布図である。
の周波数分布図である。
10 アンテナ 1 アンテナ端子 11 チューナ 2b 固定接点(第1接点) 2c 固定接点(第2接点) 2 切換スイッチ 9 選局回路
Claims (1)
- 【請求項1】 アンテナに結合されたアンテナ端子と、 チューナのアンテナ入力端に直接接続された第1接点
と、アンプを介して接続された第2接点を有し、チャン
ネルプリセット時にのみ前記アンテナ端子を第1接点に
切り換え、チャンネルプリセット時以外には前記アンテ
ナ端子を第2接点に結合するスイッチ手段と、 前記チューナのチャンネルプリセットを為す選局回路を
備え、 該選局回路でのチャンネルプリセット時にのみ前記スイ
ッチ手段を第1接点に切り換えて、前記アンテナ端子か
らのRF信号を前記アンプを介さずに前記アンテナ入力
端に供給することを特徴とするRF信号切換装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991065779U JP2596482Y2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | Rf信号切換装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991065779U JP2596482Y2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | Rf信号切換装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0520472U JPH0520472U (ja) | 1993-03-12 |
JP2596482Y2 true JP2596482Y2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=13296869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991065779U Expired - Lifetime JP2596482Y2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | Rf信号切換装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2596482Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011004556A (ja) * | 2009-06-22 | 2011-01-06 | Mitsubishi Electric Corp | 車両用電源装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58179071A (ja) * | 1982-04-14 | 1983-10-20 | Sony Corp | 自動選局装置 |
JPS611114A (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 選局装置 |
JPS61206325A (ja) * | 1985-03-08 | 1986-09-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テレビジヨン受像機 |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP1991065779U patent/JP2596482Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58179071A (ja) * | 1982-04-14 | 1983-10-20 | Sony Corp | 自動選局装置 |
JPS611114A (ja) * | 1984-06-14 | 1986-01-07 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 選局装置 |
JPS61206325A (ja) * | 1985-03-08 | 1986-09-12 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | テレビジヨン受像機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0520472U (ja) | 1993-03-12 |
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