JPS623955Y2 - - Google Patents

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JPS623955Y2
JPS623955Y2 JP1979057073U JP5707379U JPS623955Y2 JP S623955 Y2 JPS623955 Y2 JP S623955Y2 JP 1979057073 U JP1979057073 U JP 1979057073U JP 5707379 U JP5707379 U JP 5707379U JP S623955 Y2 JPS623955 Y2 JP S623955Y2
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JP1979057073U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、テレビ共同受信システム等における
伝送系の総合特性を自動的に測定するテレビ共同
受信施設試験装置に関し、システムの施設末端に
おける搬送波レベル、搬送波対雑音比(C/N
比)、相互変調等を簡単な操作で自動的に測定で
きるようにしたテレビ共同受信施設試験装置に関
するものである。
テレビ共同受信施設は第1図に示すように構成
されており、共同受信アンテナ1からの受信入力
を縦続接続の幹線増幅器2に供給し、この増幅器
2を通して各テレビ受信機へ分配する。この施設
の伝送特性を試験するにあたつて、従来は、アン
テナ1の代わりに試験用信号発生器を接続し、幹
線増幅器2のモニター端子3に電界強度測定器等
を接続して測定を行つていた。すなわち、測定に
必要な周波数に試験用信号発生器の周波数をあわ
せ、その後に信号レベルの校正を行い、次いで受
信された信号レベルを減衰器で調節しながら読み
取り、記録していた。従つて、試験を行つている
間は、放送番組を中断せざるを得ず、受信者に迷
惑をかけることになる。また、測定器具を受信点
およびテレビ共同受信システム等の施設末端まで
持ち運ぶ不便さがあり、しかも試験に複雑な操作
手順を要する欠点もあつた。
そこで、本考案の目的は、これら従来の問題点
の解決を図り、自動的にテレビ共同受信システム
等を試験することができる試験装置を提供するこ
とにある。
以下に図面を参照して本考案を詳細に説明す
る。
本考案試験装置の構成の一例を第2図に示す。
ここで、4は複数チヤンネルのテレビ電波を受信
する入力端子であり、その入力端子4をスイツチ
S1およびS2を介して混合器と局部発振器とか
ら成る周波数変換器5および相互変調波用周波数
変換器6のいずれか一方に接続可能とする。これ
ら周波数変換器5および6からの中間周波出力を
スイツチS2と連動するスイツチS3を介して信
号線l1上に取り出す。この信号線l1をスイツ
チS4を介して中間周波増幅器7および8に択一
的に接続する。これら中間周波増幅器7および8
の中心周波数は互いに2MHz異なつており、前者
の中心周波数をIとするときに、後者の中心周
波数をI−2MHzに定める。これら中間周波増幅
器7および8からの増幅出力をスイツチS4と連
動するスイツチS5を介して検波器9に供給す
る。検波器9からの検波出力をA/D変換器10
に加えてデジタル符号に変換する。このデジタル
符号出力を信号線l2より中央処理装置11に転
送し、ここで信号レベル測定値としてランダムア
クセスメモリ等の書み込み/読み出し可能なメモ
リ12に書き込む。13は中央処理装置11を所
定の動作手順で制御して搬送波レベル、C/N、
相互変調等の測定およびレベル校正を実行するた
めのプログラムを予じめ書き込んだ読出し専用メ
モリである。第2図において、14はテルビチヤ
ンネル設定用スイツチ、15は測定項目選定スイ
ツチである。16はメモリ12に書き込まれた測
定結果のデータを適宜の形態で、例えばプリント
アウトする記録装置や表示器の形態で取り出す出
力部である。17はレベル校正時のレベル比較信
号、すなわち一定レベルの広帯域信号を中央処理
装置11からの校正開始指令により発生する比較
信号発生器であり、その比較信号をスイツチS1
からスイツチS2を経由して周波数変換器5およ
び6に択一的に供給する。18は自動利得制御
(AGC)電圧発生器であり、中央処理装置11か
らの校正開始指令により時間と共に直線的に変化
するAGC電圧を発生する。このAGC電圧を電圧
ホールド器19を介して中間周波増幅器7および
8に共通に印加する。更に検波器9からの検波出
力電圧および校正基準電圧発生器20からの基準
電圧を校正基準電圧比較器21に供給し、両電圧
の一致時に、この校正基準電圧比較器21から電
圧ホールド信号を発生させ、この電圧ホールド信
号によりAGC電圧発生器18のAGC電圧をその
時のレベルに保持させる。このAGC電圧のリセ
ツトはAGC電圧発生器18において中央処理装
置11からの指令に基づいて行なわれるものとす
る。
次に本考案試験装置の動作について述べる。
(1) レベル校正 測定項目選定スイツチ15により信号レベル測
定モードを選定したときには、信号レベル測定に
先立つてレベル校正が行なわれる。このときスイ
ツチS1は比較信号発生器17側に切換わつてお
り、スイツチS2とS3は周波数変換器5を選択
し、スイツチS4とS5は中間周波増幅器7を選
択して切り換わる。ここで、比較信号発生器17
において、中央処理装置11からの校正開始指令
により一定レベルの広帯域信号が発生して周波数
変換器5に加えられる。それにより検波器9から
検波出力が得られる。他方、AGC電圧発生器1
8もまた中央処理装置11からの校正開始指令に
より時間と共に直線的に変化するAGC電圧を発
生し、それにより中間周波増幅器7の利得を制御
するので、この増幅器7からの出力レベルは変化
し、従つて検波器9の出力レベルも変化する。校
正基準電圧比較器21は、検波出力レベルが校正
基準電圧発生器20からの基準電圧と一致したと
きに、電圧ホールド信号を発生して、このときの
AGC電圧を保持させる。なお、中間周波増幅器
7の利得制御は、そのピンダイオードの直流端子
電圧を変化させて減衰量を調整して行なうことが
できる。
(2) レベル測定 スイツチ15によりレベル測定モードを選択
し、スイツチ14により測定対象のテレビチヤン
ネルを設定する。それにより、入来テレビ電波は
入力端子4から図示状態のスイツチS1,S2を
介して周波数変換器5に供給され、ここで中間周
波に変換され、中間周波増幅器7で増幅された後
に検波器9で検波される。その検波出力をA/D
変換器10でデジタル符号に変換し、このデジタ
ル出力を中央処理装置11経由でメモリ12に書
き込む。かかる動作は設定したチヤンネルのすべ
てについて繰返し行なわれ、全チヤンネルについ
て終了後または測定の都度メモリ12内のレベル
測定値を中央処理装置11の指示に従つて出力部
16に転送し、プリントアウト等の形態で出力す
る。
(3) C/N測定 スイツチ15によりC/N測定モードを選択す
ると、最初に、測定したいチヤンネルのテレビ電
波が周波数変換器5で中間周波数Iに変換さ
れ、中間周波増幅器7で増幅され、次いで(2)項と
同様の過程を経て測定された搬送波レベルデータ
がメモリ12に書き込まれる。次に選択したチヤ
ンネルの搬送波周波数よりも2MHz低い周波数成
分を雑音レベルとして測定する。すなわち、スイ
ツチS4とS5を中間周波増幅器8側に切り換え
て周波数I−2MHzの中間周波増幅出力を得て、
同様にその信号レベルをメモリ12内に書き込
む。これら各チヤンネル毎の搬送波レベルと雑音
レベルとをメモリ12から中央処理装置11に読
み出して、次式に基づくC/N演算を行なう。そ
の算出結果を出力部16から出力する。
C/N=C−N′−10logB/B−1.1[dB] C:映像搬送波レベル N′:雑音レベル BV:映像帯域幅 BM:測定装置自体の帯域幅 1.1:平均値と実効値との換算値 なお、第2図の例では周波数変換器5を2つの
中間周波増幅器7と8に共用しており、12チヤン
ネルのC/N測定には、周波数変換器5内に12個
の局部発振器を備えておくのみでよいが、周波数
変換器と中間周波増幅器とを1対1に対応させる
ときには24個の局部発振器を必要とする。局部発
振器は高価なので、第2図の構成はより経済的で
あることがわかる。
(4) 相互変調の測定 スイツチ15により相互変調測定モードを選択
すると、例えば1〜3チヤンネル中の設定された
1つのチヤンネルおよび8〜12チヤンネル中の設
定された1つのチヤンネルの各々について(2)項と
同様にして搬送波レベルが測定され、それぞれの
信号レベルがメモリ12に書き込まれる。次い
で、中央処理装置11では、選択された2つのチ
ヤンネルの映像搬送波の周波数差に対応する相互
変調波を算出する。このとき、スイツチS2とS
3とは相互変調波用周波数変換器6側に切り換わ
つており、上述の相互変調波はかかる周波数変換
器6によつて中間周波に変換され、そのレベルが
相互変調波レベルとしてメモリ12内に書き込ま
れる。次いで、このようにしてメモリ12内に記
憶された3つの測定値を読み出して中央処理装置
11に転送し、ここで相互変調波レベルを先に測
定した2チヤンネルの信号レベルのうち大きい方
の信号レベルと比較演算し、相互変調の値を算出
する。
以上に述べたように、本考案によれば、テレビ
共同受信施設の搬送波レベル、C/N、相互変調
の測定を、放送を中断せずに施設を運用したまま
の状態で行うことができ、しかも特別に試験用信
号発生器を用いることもなく、短時間のうちに簡
単な操作で自動的に測定データを出力することが
でき、測定業務を高能率で行うことができる。し
かもレベル測定に先立つてレベル校正は自動的に
必ず実行されるので、測定結果はより高精度のも
のとなる。この点でも従来の煩雑な校正作業を省
くことができるという利点を有する。
なお、以上の例では、周波数変換器5または6
からの中間周波出力を中間周波増幅器7または8
を介して検波器9に加えたが、中間周波増幅器7
および8の代わりに中間周波減衰器を用いること
もでき、その場合には、レベル校正時に、かかる
減衰器の減衰量を制御してレベル校正を行えばよ
い。また、レベル校正は、上例ではレベル測定時
にその測定に先立つて実行しているが、レベル校
正を手動で指令できるようにレベル校正指令スイ
ツチを設けることも勿論でき、それにより適宜必
要に応じてレベル校正を行うようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は通常のテレビ共同受信施設の概略系統
図、および第2図は本考案測定装置の構成の一例
を示すブロツク図である。 1……共同受信アンテナ、2……幹線増幅器、
3……モニター端子、4……入力端子、5……周
波数変換器、6……相互変調波用周波数変換器、
7,8……中間周波増幅器、9……検波器、10
……A/D変換器、11……中央処理装置、12
……ランダムアクセスメモリ、13……読出し専
用メモリ、14……チヤンネル設定スイツチ、1
5……測定項目選定スイツチ、16……出力部、
17……比較信号発生器、18……AGC電圧発
生器、19……電圧ホールド器、20……校正基
準電圧発生器、21……校正基準電圧比較器、S
1〜S5……スイツチ、l1,l2……信号線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 放送電波を受信し、測定すべきチヤンネルの
    映像搬送波を中間周波に変換して取り出す周波
    数変換器と、前記中間周波を第1中間周波増幅
    器を介して検波し前記搬送波のレベルに対応す
    る検波出力を得る検波器と、前記検波出力をデ
    イジタル信号に変換するアナログ−デイジタル
    変換器と、前記デイジタル信号を記憶するメモ
    リとを有するレベル測定手段、 前記測定すべきチヤンネルの映像周波帯域と
    隣接チヤンネルの映像周波帯域との間の所定周
    波数成分の信号を前記周波数変換器により中間
    周波に変換しその中間周波を増幅する第2中間
    周波増幅器を有し、当該測定すべきチヤンネル
    の搬送波レベルを前記レベル測定手段により測
    定して前記メモリに記憶し、次いで前記所定周
    波数成分の信号を前記周波数変換器から前記第
    2中間周波増幅器を介して前記検波器に供給す
    ることにより当該測定すべきチヤンネルの雑音
    レベルを得て前記メモリに記憶し、前記搬送波
    レベルと前記雑音レベルとの比より搬送波対雑
    音比を算出する搬送波対雑音比測定手段、 前記レベル測定手段により前記メモリに記憶
    された各チヤンネル周波数より所定の2つのチ
    ヤンネルを選択して、これより相互変調波周波
    数を算出し、該相互変調波を相互変調波用周波
    数変換器により中間周波に変換し、その変換出
    力を前記レベル測定手段の前記第1中間周波増
    幅器に供給し、それにより前記メモリに相互変
    調波レベルを記憶し、該相互変調波レベルと前
    記2つの搬送波レベルとを比較演算して相互変
    調の値を算出する相互変調測定手段、 前記周波数変換器に広帯域定電圧信号を供給
    する比較信号発生器と、校正基準電圧発生器と
    を有し、前記広帯域定電圧信号についての前記
    検波器からの検波出力が前記校正基準電圧発生
    器からの校正基準電圧と等しくなるように前記
    第1および第2中間周波増幅器の増幅度を制御
    するレベル校正手段、および前記チヤンネルの
    設定キーと前記レベル測定、搬送波対雑音比測
    定および相互変調測定のいずれかを選択指定す
    るモード設定キーとを有し、前記設定キーから
    の出力により前記周波数変換器を制御し、前記
    モード設定キーからの出力により前記レベル測
    定手段、前記搬送波対雑音比測定手段、および
    前記相互変調測定手段のいずれかを選択し、選
    択された手段の動作順序を制御するとともに、
    前記レベル校正手段により増幅度を制御し、前
    記メモリに記憶されたレベル値を読み出して演
    算処理を行う制御手段を具備したことを特徴と
    するテレビ共同受信施設試験装置。 2 実用新案登録請求の範囲第1項記載の試験装
    置において、前記制御手段は前記動作手順およ
    び前記演算処理のプログラムを予め書き込んだ
    読み出し専用メモリと該読み出し専用メモリに
    より制御される中央処理装置を有することを特
    徴とするテレビ共同受信施設試験装置。 3 実用新案登録請求の範囲第1項または第2項
    記載の試験装置において、前記レベル測定手
    段、前記搬送波対雑音比測定手段および前記相
    互変調測定手段からの測定結果を出力する記録
    手段を有することを特徴とするテレビ共同受信
    施設試験装置。
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