JPH061735U - 内燃機関用吸気冷却器の防振装置 - Google Patents

内燃機関用吸気冷却器の防振装置

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Publication number
JPH061735U
JPH061735U JP3872592U JP3872592U JPH061735U JP H061735 U JPH061735 U JP H061735U JP 3872592 U JP3872592 U JP 3872592U JP 3872592 U JP3872592 U JP 3872592U JP H061735 U JPH061735 U JP H061735U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
water supply
cooler
port
flange
Prior art date
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Pending
Application number
JP3872592U
Other languages
English (en)
Inventor
孝幸 今村
徹 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
UD Trucks Corp
Original Assignee
UD Trucks Corp
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Publication date
Application filed by UD Trucks Corp filed Critical UD Trucks Corp
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Publication of JPH061735U publication Critical patent/JPH061735U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸気冷却器の水タンクの振動を低減させて漏
水や破損を防いで信頼性を向上させる。 【構成】 過給された吸気を冷却するクーラコア2と、
クーラコア2の周囲に突設したフランジ21と、このフ
ランジ21を挟持してクーラコア2を内部に収装する分
割されたクーラハウジング1a、1bと、クーラコア2
と連通するように形成された水タンク20と、水タンク
20に開口した給水口26及び排水口25と、シールリ
ング7を介してこれら給水口26及び排水口25に嵌合
する給水管5及び排水管6と、フランジ21と給水口2
6又は排水口25の少なくとも一方との間に介装された
支持部材3と、この支持部材3と前記給水口26又は排
水口25との間に介装される弾性部材とを備える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、過給器を備えた内燃機関の吸気冷却器、特に水冷多管式の吸気冷却 器の防振装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から吸気の充填効率を向上させるために過給された吸気を冷却する吸気冷 却器が広く使用されており、水冷式の吸気冷却器としては実開昭57−8323 3号公報に開示されるものが知られ、また、水冷多管式の吸気冷却器においては 熱膨張によって冷却器コアが伸縮するため、図5に示すようにクーラコア2と水 タンク20はフローティング状態に支持されて熱による応力を逃がしている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、エンジンの振動によって水タンク20も振動し、この振動が給 水管6と給水口26の嵌合部及び排水管5と排水口25の嵌合部に集中し、シー ルリング7が振動により劣化して水漏れを引き起こしたり、給水口26又は排水 口25の破損を招くという問題があった。
【0004】 そこで本考案は、上記問題を解決するために吸気冷却器の水タンクの振動を低 減させて信頼性を向上させた内燃機関用吸気冷却器の防振装置を提供することを 目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、過給された吸気を冷却する冷却器コアと、冷却器コアの周囲に突設 したフランジと、このフランジを挟持して冷却器コアを内部に収装する分割され た冷却器ハウジングと、前記冷却器コアと連通するように形成された水タンクと 、水タンクに開口した給水口及び排水口と、シール部材を介してこれら給水口及 び排水口に嵌合する給水管及び排水管と、前記フランジと給水口又は排水口の少 なくとも一方との間に介装された支持部材と、この支持部材と前記給水口又は排 水口との間に介装される弾性部材とを備える。
【0006】
【作用】
エンジンの振動により水タンクは加振されるが、支持部材でフランジに支持さ れた弾性部材が振動を吸収するため水タンク及び冷却器コアに加わる振動が低減 され、さらに排水管及び給水管に設けたシール部材に加わる振動も低減される。
【0007】
【実施例】
この実施例はエンジンのインテークマニホールドに結合された吸気冷却器とし てのアフタークーラに対して本考案を適用した場合の実施例を示している。
【0008】 図1、図2に示すように、アフタークーラのクーラハウジング1はハウジング 上部1aとハウジング下部1bに上下に分割され、この分割位置でクーラコア2 の周囲に突設したフランジ21を挟持してクーラハウジング1の内部にクーラコ ア2を収装する一方、ハウジング上部1aを図示しない過給器と連通し、ハウジ ング下部1bとインテークマニホールド8とを結合することで、過給器からの圧 縮空気を冷却してインテークマニホールド8へ送り込む。
【0009】 クーラコア2の端部には冷却用の水タンク20が画成され、さらに水タンク2 0の端部には上方に排水口25が、下方に給水口26がそれぞれ外側に向けて所 定の突き出し量を備えて円筒状に開口しており、それぞれクーラハウジング1を 貫通した排水管5及び給水管6の端部を嵌合する。排水管5は軸方向の中央付近 にフランジ部5aを備え、このフランジ部5aがハウジング上部1aに当接して 締結手段により固定され、同じく給水管6もフランジ部6aでハウジング下部1 bに締結される。
【0010】 排水管5及び給水管6の水タンク20と嵌合する端部にはそれぞれシールリン グ7が設けられて水タンク20と水密的に接続し、クーラハウジング1の外部に 突出した排水管5及び給水管6の端部には図示しない冷却水ホースが接続されて それぞれラジエータと連通している。
【0011】 クーラコア2は側面より水平方向に突設したフランジ21がハウジング上部1 aとハウジング下部1bに挟持されてクーラハウジング1に支持され、さらに水 タンク20の排水口25の直下よりフランジ21と一体となった部材が上方に向 けて折り曲げられて所定の高さの支持部材3を形成している。
【0012】 この支持部材3には排水口25の外径よりも大きな貫通孔3aが備えられ、前 記排水口25がこの貫通孔3aを貫通してハウジング上部1aの内部に向けて突 出し、この排水口25の外周と貫通孔3aとの間に弾性部材により形成されたブ ッシュ4が嵌合する。
【0013】 すなわち、クーラコア2及び水タンク20はフランジ21により支持されると ともに、水タンク20の排水口25の部分でブッシュ4により弾性的に支持され ている。
【0014】 以上のように構成され、次に作用について説明する。
【0015】 エンジンの始動に伴ってクーラコア2及び水タンク20が加振されると、排水 口25も振動するが、フランジ21に支持されたブッシュ4が振動を吸収するた め水タンク20及びクーラコア2に加わる振動が低減され、さらに排水管5及び 給水管6に設けたシールリング7に加わる振動も低減される。
【0016】 このため、シールリング7の劣化による漏水を防止でき、水タンク20と排水 管5及び給水管6の振動による破損を防止できる。
【0017】 また、ブッシュ4は水タンク20の水平方向への変位を許容するため、水タン ク20及びクーラコア2の熱膨張による伸縮時にはスライドブッシュとしても作 用する。
【0018】 図3、図4は他の実施例を示すもので、排水口25を弾性的に支持する支持部 材30をフランジ21と別体のL字状部材で形成し、排水口25の直下のフラン ジ21の上面に固着したものであり、その他の構成及び作用は前記第1の実施例 と同様である。
【0019】 尚、上記実施例において排水口25をブッシュ4により弾性的に支持したが、 支持部材3を下方に設けて給水口26を同様に弾性支持してもよい。
【0020】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、水タンクの排水口又は給水口の少なくとも一方 を弾性的に支持して水タンクに加わる振動を低減するため、シール部材の振動に よる劣化を抑制して漏水を防止することができ、水タンク自身と排水管及び給水 管の振動による破損を防止することが可能となるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例を示す要部断面図である。
【図2】図1のA−A矢視図である。
【図3】他の実施例を示す要部断面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】従来例を示す要部断面図である。
【符号の説明】
1 クーラハウジング 3 支持部材 4 ブッシュ 5 排水管 6 給水管 7 シールリング 21 フランジ 20 水タンク 25 排水口 26 給水口

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 過給された吸気を冷却する冷却器コア
    と、冷却器コアの周囲に突設したフランジと、このフラ
    ンジを挟持して冷却器コアを内部に収装する分割された
    冷却器ハウジングと、前記冷却器コアと連通するように
    形成された水タンクと、水タンクに開口した給水口及び
    排水口と、シール部材を介してこれら給水口及び排水口
    に嵌合する給水管及び排水管と、前記フランジと給水口
    又は排水口の少なくとも一方との間に介装された支持部
    材と、この支持部材と前記給水口又は排水口との間に介
    装される弾性部材とを備えたことを特徴とする内燃機関
    用吸気冷却器の防振装置。
JP3872592U 1992-06-08 1992-06-08 内燃機関用吸気冷却器の防振装置 Pending JPH061735U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3872592U JPH061735U (ja) 1992-06-08 1992-06-08 内燃機関用吸気冷却器の防振装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP3872592U JPH061735U (ja) 1992-06-08 1992-06-08 内燃機関用吸気冷却器の防振装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH061735U true JPH061735U (ja) 1994-01-14

Family

ID=12533308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3872592U Pending JPH061735U (ja) 1992-06-08 1992-06-08 内燃機関用吸気冷却器の防振装置

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JP (1) JPH061735U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012251533A (ja) * 2011-06-07 2012-12-20 Denso Corp 過給機付きエンジンの吸気構造
JP2013245858A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Denso Corp 熱交換器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012251533A (ja) * 2011-06-07 2012-12-20 Denso Corp 過給機付きエンジンの吸気構造
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