JPH06173485A - 立体駐車設備 - Google Patents
立体駐車設備Info
- Publication number
- JPH06173485A JPH06173485A JP4325852A JP32585292A JPH06173485A JP H06173485 A JPH06173485 A JP H06173485A JP 4325852 A JP4325852 A JP 4325852A JP 32585292 A JP32585292 A JP 32585292A JP H06173485 A JPH06173485 A JP H06173485A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- ground
- car
- parking facility
- room
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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- Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)
- Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 車の駐車階が地下に配置されるとともに、車
の入出庫部２が地上に設けられた立体駐車設備１であっ
て、車の入出庫部２に設けられる車の搬送用エレベータ
室４の地上開口部４ａ上方位置で、エレベータ室４の屋
根部５を、エレベータ装置３の昇降台７により、昇降さ
せるようにしたものである。 【効果】 エレベータ室の屋根部を、エレベータ装置の
昇降台に連動して、地上の上方空間部で昇降するように
構成したので、車の入出動作時以外においては、屋根部
だけが地上より突出するため、従来のように、高いエレ
ベータ室全体が地上より突出する場合に比べて、周囲の
見通しがよくなるとともに、景観を損なうこともない。
の入出庫部２が地上に設けられた立体駐車設備１であっ
て、車の入出庫部２に設けられる車の搬送用エレベータ
室４の地上開口部４ａ上方位置で、エレベータ室４の屋
根部５を、エレベータ装置３の昇降台７により、昇降さ
せるようにしたものである。 【効果】 エレベータ室の屋根部を、エレベータ装置の
昇降台に連動して、地上の上方空間部で昇降するように
構成したので、車の入出動作時以外においては、屋根部
だけが地上より突出するため、従来のように、高いエレ
ベータ室全体が地上より突出する場合に比べて、周囲の
見通しがよくなるとともに、景観を損なうこともない。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、立体駐車設備に関する
ものである。
ものである。
【０００２】
【従来の技術】最近、立体駐車設備の中には、地上の空
間部の有効利用を図るために、車の格納室を地下に配置
した、すなわち駐車階を地下に設けたオープンタイプ形
式のものがある。
間部の有効利用を図るために、車の格納室を地下に配置
した、すなわち駐車階を地下に設けたオープンタイプ形
式のものがある。
【０００３】ところで、このオープンタイプ形式の立体
駐車設備においては、車の入出庫部が地上に設けられて
いる。すなわち、図８に示すように、地下の各駐車階と
の間で車を搬送するためのエレベータ装置１０１が配置
されたエレベータ室１０２が地上に突出して設けられて
おり、またこのエレベータ室１０２には、勿論、屋根部
１０２ａが設けられるとともに、安全のためにその側壁
部１０２ｂには、安全扉１０３が設けられていた。
駐車設備においては、車の入出庫部が地上に設けられて
いる。すなわち、図８に示すように、地下の各駐車階と
の間で車を搬送するためのエレベータ装置１０１が配置
されたエレベータ室１０２が地上に突出して設けられて
おり、またこのエレベータ室１０２には、勿論、屋根部
１０２ａが設けられるとともに、安全のためにその側壁
部１０２ｂには、安全扉１０３が設けられていた。
【０００４】なお、図８において、１０４は車の入出庫
部側に配置された車のコンベヤ装置、１０５は車のエレ
ベータ室１０２内に昇降自在に配置されたエレベータ装
置１０１の昇降台で、その上面には車の受渡し用のコン
ベヤ装置１０６が設けられている。
部側に配置された車のコンベヤ装置、１０５は車のエレ
ベータ室１０２内に昇降自在に配置されたエレベータ装
置１０１の昇降台で、その上面には車の受渡し用のコン
ベヤ装置１０６が設けられている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】上記のような立体駐車
設備の構成によると、車の入出庫部であるエレベータ室
１０２が地上に突出しており、しかも安全扉１０３を設
ける必要から、その屋根部１０２ａ頂上までの高さがか
なりの高さ（例えば３ｍ）となり、したがって地上部で
の見通しが悪く、事故につながる虞れがあるとともに、
景観を損なうという問題があった。
設備の構成によると、車の入出庫部であるエレベータ室
１０２が地上に突出しており、しかも安全扉１０３を設
ける必要から、その屋根部１０２ａ頂上までの高さがか
なりの高さ（例えば３ｍ）となり、したがって地上部で
の見通しが悪く、事故につながる虞れがあるとともに、
景観を損なうという問題があった。
【０００６】そこで、本発明は上記問題を解消し得る立
体駐車設備を提供することを目的とする。
体駐車設備を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の立体駐車設備は、車の駐車階が地下に配置
されるとともに、車の入出庫部が地上に設けられた立体
駐車設備であって、車の入出庫部に設けられる車の搬送
用エレベータ室の地上開口部上方位置で、エレベータ室
の屋根となる上壁部を、エレベータ装置の昇降台によ
り、昇降させるようにしたものである。
め、本発明の立体駐車設備は、車の駐車階が地下に配置
されるとともに、車の入出庫部が地上に設けられた立体
駐車設備であって、車の入出庫部に設けられる車の搬送
用エレベータ室の地上開口部上方位置で、エレベータ室
の屋根となる上壁部を、エレベータ装置の昇降台によ
り、昇降させるようにしたものである。
【０００８】
【作用】上記の構成によると、車の搬送用エレベータ室
の上壁部を、エレベータ装置の昇降動作に連動して、地
上の上方空間部で昇降自在となるように構成したので、
車の入出動作時以外においては、上壁部だけが地上より
突出することになり、周囲の見通しがよくなるととも
に、景観を損なうこともない。
の上壁部を、エレベータ装置の昇降動作に連動して、地
上の上方空間部で昇降自在となるように構成したので、
車の入出動作時以外においては、上壁部だけが地上より
突出することになり、周囲の見通しがよくなるととも
に、景観を損なうこともない。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１〜図５に基づ
き説明する。図１および図５において、１は車の駐車階
（図示しないが、各駐車階には多数の車の格納室が設け
られている）が地下に複数層に亘って配置された立体駐
車設備で、地上の所定場所には、車の入出庫部２が配置
されている。
き説明する。図１および図５において、１は車の駐車階
（図示しないが、各駐車階には多数の車の格納室が設け
られている）が地下に複数層に亘って配置された立体駐
車設備で、地上の所定場所には、車の入出庫部２が配置
されている。
【００１０】そして、この車の入出庫部２に隣接して、
車を地上から各駐車階に搬送するためのエレベータ装置
３が設けられたエレベータ室４が配置されている。ま
た、このエレベータ室４の屋根部（上壁部）５は、エレ
ベータ室４の地上開口部４ａ上方位置で昇降可能に配置
されるとともに、屋根部５の四隅から垂下して設けられ
た支柱材６を介してエレベータ装置３の昇降台７によ
り、昇降される構成にされている。すなわち、この屋根
部５は、支柱材６を介して、単に昇降台７上に支持され
ているだけである。
車を地上から各駐車階に搬送するためのエレベータ装置
３が設けられたエレベータ室４が配置されている。ま
た、このエレベータ室４の屋根部（上壁部）５は、エレ
ベータ室４の地上開口部４ａ上方位置で昇降可能に配置
されるとともに、屋根部５の四隅から垂下して設けられ
た支柱材６を介してエレベータ装置３の昇降台７によ
り、昇降される構成にされている。すなわち、この屋根
部５は、支柱材６を介して、単に昇降台７上に支持され
ているだけである。
【００１１】また、地上側の車の入出庫部２には、車を
エレベータ装置３との間で、移送するための前後一対の
コンベヤ装置１１が設けられており、またエレベータ装
置３の昇降台７側にも車の受渡し用のコンベヤ装置１２
が設けられている。
エレベータ装置３との間で、移送するための前後一対の
コンベヤ装置１１が設けられており、またエレベータ装
置３の昇降台７側にも車の受渡し用のコンベヤ装置１２
が設けられている。
【００１２】なお、図１中、８は出入庫部２の周囲の景
観を良くするための植え込みである。次に、車の入出動
作を、図１〜図４に基づき説明する。
観を良くするための植え込みである。次に、車の入出動
作を、図１〜図４に基づき説明する。
【００１３】まず、図１に示すように、エレベータ室４
に配置されたエレベータ装置３の昇降台７側に、支柱材
６を介して、エレベータ室４の屋根部５を上昇させてお
く。次に、入出庫部２おけるコンベヤ装置１１上に載置
された車を、エレベータ装置３の昇降台７上に設けられ
たコンベヤ装置１２上に移動させる。
に配置されたエレベータ装置３の昇降台７側に、支柱材
６を介して、エレベータ室４の屋根部５を上昇させてお
く。次に、入出庫部２おけるコンベヤ装置１１上に載置
された車を、エレベータ装置３の昇降台７上に設けられ
たコンベヤ装置１２上に移動させる。
【００１４】そして、図２〜図３に示すように、エレベ
ータ装置３の昇降台７を下降させると、屋根部５は昇降
台７と一緒に下降し、図４に示すように、屋根部５が開
口部４ａの周縁に当接して地上側に支持される。
ータ装置３の昇降台７を下降させると、屋根部５は昇降
台７と一緒に下降し、図４に示すように、屋根部５が開
口部４ａの周縁に当接して地上側に支持される。
【００１５】この後、昇降台７だけが所定の駐車階まで
下降し、そして各駐車階に設けられた搬送台車により、
所定の格納室まで搬送されることになる。このように、
昇降台７が地下の駐車階に下降している場合には、常
に、屋根部５が地上の開口部４ａの周縁に支持載置され
た状態となり、したがって地上には、屋根部５だけが突
出している状態であり、従来のように、高いエレベータ
室が突出している場合に比べて、見通しがよく、しかも
景観が損なわれることがない。
下降し、そして各駐車階に設けられた搬送台車により、
所定の格納室まで搬送されることになる。このように、
昇降台７が地下の駐車階に下降している場合には、常
に、屋根部５が地上の開口部４ａの周縁に支持載置され
た状態となり、したがって地上には、屋根部５だけが突
出している状態であり、従来のように、高いエレベータ
室が突出している場合に比べて、見通しがよく、しかも
景観が損なわれることがない。
【００１６】ところで、上記実施例においては、単に、
エレベータ室の上壁部である屋根部だけを、昇降台によ
り昇降させるようにしたが、図６に示すように、上壁部
を屋根部２１とその周囲から少し垂下して設けられた壁
体部２２とから構成し、このものを昇降可能に支持する
とともに、エレベータ装置３側の昇降台７の四隅に、そ
の壁体部２２を支持可能な支柱材２３を立設するように
したものでもよい。この場合においても、上記実施例と
同様の効果を発揮し得るものである。
エレベータ室の上壁部である屋根部だけを、昇降台によ
り昇降させるようにしたが、図６に示すように、上壁部
を屋根部２１とその周囲から少し垂下して設けられた壁
体部２２とから構成し、このものを昇降可能に支持する
とともに、エレベータ装置３側の昇降台７の四隅に、そ
の壁体部２２を支持可能な支柱材２３を立設するように
したものでもよい。この場合においても、上記実施例と
同様の効果を発揮し得るものである。
【００１７】なお、上記各実施例における安全対策につ
いて、図７に基づき説明する。図７は、例えば２箇所に
エレベータ室３１が配置されるとともに、これらエレベ
ータ室３１の両側に、すなわち３箇所に入出庫部３２が
設けられたものを示している。
いて、図７に基づき説明する。図７は、例えば２箇所に
エレベータ室３１が配置されるとともに、これらエレベ
ータ室３１の両側に、すなわち３箇所に入出庫部３２が
設けられたものを示している。
【００１８】この場合、各入出庫部３２内に人がいる場
合には、そのことが光電管３３などにより検知され、各
機器（例えば、コンベヤ装置、エレベータ装置など）が
作動しないように、インターロックがかけられており、
また操作盤３４は入出庫部３２の外側に設けられて、人
が必ず入出庫部３２から出ない限り、操作し得ないよう
にされている。
合には、そのことが光電管３３などにより検知され、各
機器（例えば、コンベヤ装置、エレベータ装置など）が
作動しないように、インターロックがかけられており、
また操作盤３４は入出庫部３２の外側に設けられて、人
が必ず入出庫部３２から出ない限り、操作し得ないよう
にされている。
【００１９】
【発明の効果】以上のように本発明の構成によると、車
の搬送用エレベータ室の上壁部を、エレベータ装置の昇
降に連動して、地上の上方空間部で昇降自在となるよう
に構成したので、車の入出動作時以外においては、上壁
部だけが地上より突出するため、従来のように、高いエ
レベータ室全体が地上より突出する場合に比べて、周囲
の見通しがよくなるとともに、景観を損なうこともな
い。
の搬送用エレベータ室の上壁部を、エレベータ装置の昇
降に連動して、地上の上方空間部で昇降自在となるよう
に構成したので、車の入出動作時以外においては、上壁
部だけが地上より突出するため、従来のように、高いエ
レベータ室全体が地上より突出する場合に比べて、周囲
の見通しがよくなるとともに、景観を損なうこともな
い。
【図１】本発明の一実施例における立体駐車設備の要部
断面図である。
断面図である。
【図２】同実施例の立体駐車設備における動作状態を説
明する要部断面図である。
明する要部断面図である。
【図３】同実施例の立体駐車設備における動作状態を説
明する要部断面図である。
明する要部断面図である。
【図４】同実施例の立体駐車設備における動作状態を説
明する要部断面図である。
明する要部断面図である。
【図５】図１のＡ−Ａ矢視図である。
【図６】本発明の他の実施例における立体駐車設備の要
部断面図である。
部断面図である。
【図７】本発明の各実施例における立体駐車設備の安全
対策を説明する要部平面図である。
対策を説明する要部平面図である。
【図８】従来例における立体駐車設備の要部断面図であ
る。
る。
１ 立体駐車設備 ２ 入出庫部 ３ エレベータ装置 ４ エレベータ室 ４ａ 開口部 ５ 屋根部 ６ 支柱材 ７ 昇降台
フロントページの続き (72)発明者 大渕 睦男 大阪府大阪市此花区西九条５丁目３番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 池本 良司 大阪府大阪市此花区西九条５丁目３番28号 日立造船株式会社内 (72)発明者 安部 俊 大阪府大阪市此花区西九条５丁目３番28号 日立造船株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】車の駐車階が地下に配置されるとともに、
車の入出庫部が地上に設けられた立体駐車設備であっ
て、車の入出庫部に設けられる車の搬送用エレベータ室
の地上開口部上方位置で、エレベータ室の屋根となる上
壁部を、エレベータ装置の昇降台により、昇降させるよ
うにしたことを特徴とする立体駐車設備。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4325852A JP2710530B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 立体駐車設備 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4325852A JP2710530B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 立体駐車設備 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06173485A true JPH06173485A (ja) | 1994-06-21 |
| JP2710530B2 JP2710530B2 (ja) | 1998-02-10 |
Family
ID=18181344
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4325852A Expired - Lifetime JP2710530B2 (ja) | 1992-12-07 | 1992-12-07 | 立体駐車設備 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2710530B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100965389B1 (ko) * | 2009-06-17 | 2010-06-22 | 주식회사 송산특수엘리베이터 | 지하용 엘리베이터 |
| KR102047853B1 (ko) * | 2019-05-28 | 2019-11-22 | 동양기전 주식회사 | 차량 추락 방지 장치를 구비한 주차 시스템 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60203778A (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-15 | 松下電工株式会社 | ２台収納立体ガレ−ジ |
| JPH04347274A (ja) * | 1991-05-27 | 1992-12-02 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 駐車装置 |
-
1992
- 1992-12-07 JP JP4325852A patent/JP2710530B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60203778A (ja) * | 1984-03-26 | 1985-10-15 | 松下電工株式会社 | ２台収納立体ガレ−ジ |
| JPH04347274A (ja) * | 1991-05-27 | 1992-12-02 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | 駐車装置 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100965389B1 (ko) * | 2009-06-17 | 2010-06-22 | 주식회사 송산특수엘리베이터 | 지하용 엘리베이터 |
| KR102047853B1 (ko) * | 2019-05-28 | 2019-11-22 | 동양기전 주식회사 | 차량 추락 방지 장치를 구비한 주차 시스템 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2710530B2 (ja) | 1998-02-10 |
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