JPH0886104A - 多段式駐車装置 - Google Patents
多段式駐車装置Info
- Publication number
- JPH0886104A JPH0886104A JP24724794A JP24724794A JPH0886104A JP H0886104 A JPH0886104 A JP H0886104A JP 24724794 A JP24724794 A JP 24724794A JP 24724794 A JP24724794 A JP 24724794A JP H0886104 A JPH0886104 A JP H0886104A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elevator
- basement
- ground
- predetermined position
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 多段式駐車装置において、必要とする自動車
だけを容易に出し入れでき、作業性の向上を図る。 【構成】 少なくとも車１台が収納可能なスペースを有
する上部開口の地下室３を設ける。地下室３の底面に自
動車用のエレベータ４を昇降自在に支承した支持枠５を
植設する。前記エレベータ４は少なくとも自動車２台が
載置可能な２個のエレベータ台４ｃ、４ｄを上下に連結
固定して形成される。さらに、このエレベータ４は地下
室３内の所定位置まで降下させたとき上方のエレベータ
台４ｃが地面とほぼ平行な位置に停止し、一方地下室３
上方の所定位置まで上昇させたとき上方のエレベータ台
４ｄが地面とほぼ平行な位置に停止するように設定され
ている。
だけを容易に出し入れでき、作業性の向上を図る。 【構成】 少なくとも車１台が収納可能なスペースを有
する上部開口の地下室３を設ける。地下室３の底面に自
動車用のエレベータ４を昇降自在に支承した支持枠５を
植設する。前記エレベータ４は少なくとも自動車２台が
載置可能な２個のエレベータ台４ｃ、４ｄを上下に連結
固定して形成される。さらに、このエレベータ４は地下
室３内の所定位置まで降下させたとき上方のエレベータ
台４ｃが地面とほぼ平行な位置に停止し、一方地下室３
上方の所定位置まで上昇させたとき上方のエレベータ台
４ｄが地面とほぼ平行な位置に停止するように設定され
ている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用の多段式駐車
装置に関する。
装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の自動車用の多段式駐車装置として
は各種のものが知られている。例えば、駐車場の敷地内
に昇降台を設け、地上に置かれる自動車１台分の高さよ
りやや上方に前記昇降台を固定させるようにすること
で、地上と昇降台の双方に自動車を駐車させることがで
きるようにした多段式駐車装置が従来より使用されてい
る。
は各種のものが知られている。例えば、駐車場の敷地内
に昇降台を設け、地上に置かれる自動車１台分の高さよ
りやや上方に前記昇降台を固定させるようにすること
で、地上と昇降台の双方に自動車を駐車させることがで
きるようにした多段式駐車装置が従来より使用されてい
る。
【０００３】このような多段式駐車装置は、自動車１台
分のスペースがあれば自動車２台を駐車できるため、土
地の効率利用という観点からその評価は極めて高い。
分のスペースがあれば自動車２台を駐車できるため、土
地の効率利用という観点からその評価は極めて高い。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
多段式駐車装置はいずれも、下に位置する自動車を退か
さないと上に位置する自動車を降すことはできない。
多段式駐車装置はいずれも、下に位置する自動車を退か
さないと上に位置する自動車を降すことはできない。
【０００５】つまり、昇降台上にある自動車だけを使用
しようとしても、いったん下にある自動車のドアを開
け、キーを差し込み、そして、走行操作して移動しなけ
ればならず、作業性が極めて悪いという問題点があっ
た。
しようとしても、いったん下にある自動車のドアを開
け、キーを差し込み、そして、走行操作して移動しなけ
ればならず、作業性が極めて悪いという問題点があっ
た。
【０００６】本発明は、従来技術におけるこのような問
題点に鑑みなされたもので、地下室にエスカレータ機構
を立設することにより、下にある自動車を退かすことな
く上にある自動車だけを降すことができるようにした多
段式駐車装置を提供することを目的とする。
題点に鑑みなされたもので、地下室にエスカレータ機構
を立設することにより、下にある自動車を退かすことな
く上にある自動車だけを降すことができるようにした多
段式駐車装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る多段式駐車装置は、少なくとも車１台
が収納可能なスペースを有する上部開口の地下室を設
け、地下室底面に自動車用のエレベータを昇降自在に支
承した支持枠を植設したものであって、前記エレベータ
は少なくとも自動車２台が載置可能な２個のエレベータ
台を上下に連結固定した構成から成り、エレベータを前
記地下室内の所定位置まで降下させたとき上方のエレベ
ータ台が地面とほぼ平行な位置に停止し、一方エレベー
タを所定位置まで上昇させたとき下方のエレベータ台が
地面とほぼ平行な位置に停止するように設定したことを
特徴とする。
に、本発明に係る多段式駐車装置は、少なくとも車１台
が収納可能なスペースを有する上部開口の地下室を設
け、地下室底面に自動車用のエレベータを昇降自在に支
承した支持枠を植設したものであって、前記エレベータ
は少なくとも自動車２台が載置可能な２個のエレベータ
台を上下に連結固定した構成から成り、エレベータを前
記地下室内の所定位置まで降下させたとき上方のエレベ
ータ台が地面とほぼ平行な位置に停止し、一方エレベー
タを所定位置まで上昇させたとき下方のエレベータ台が
地面とほぼ平行な位置に停止するように設定したことを
特徴とする。
【０００８】
【作用】２台のエレベータ台が上下に配置されているエ
レベータを操作して上下に昇降させる。下側のエレベー
タ台を地下室の底面近くまで降下させたとき上側のエレ
ベータ台は地面とほぼ平行な位置で停止する。この状態
で上側のエレベータ台に載せられている自動車を運転し
て駐車装置の外へ出す。
レベータを操作して上下に昇降させる。下側のエレベー
タ台を地下室の底面近くまで降下させたとき上側のエレ
ベータ台は地面とほぼ平行な位置で停止する。この状態
で上側のエレベータ台に載せられている自動車を運転し
て駐車装置の外へ出す。
【０００９】一方、下側のエレベータ台に載せられてい
る自動車を駐車装置の外へ出すときはエレベータを上昇
させ下側のエレベータ台を地面とほぼ平行な位置に停止
させる。その後は前記と同様である。
る自動車を駐車装置の外へ出すときはエレベータを上昇
させ下側のエレベータ台を地面とほぼ平行な位置に停止
させる。その後は前記と同様である。
【００１０】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図１は本発明に係る多段式駐車装置においてそ
のエレベータが下降している状態の正面図を示し、図２
はエレベータが上昇している状態の正面図を示す。
明する。図１は本発明に係る多段式駐車装置においてそ
のエレベータが下降している状態の正面図を示し、図２
はエレベータが上昇している状態の正面図を示す。
【００１１】同上図に示したように、地面の所定部位を
掘削し、掘削面及びその周面をコンクリート１で固める
ことで、少なくとも車Ａ１台分が収納可能なスペース２
を有する上部開口の地下室３を設ける。
掘削し、掘削面及びその周面をコンクリート１で固める
ことで、少なくとも車Ａ１台分が収納可能なスペース２
を有する上部開口の地下室３を設ける。
【００１２】そして、この地下室３の底面内側にエレベ
ータ４を昇降自在に支承した支持枠５を植設する。この
支持枠５は、中側に自動車Ａ１台が収納可能なスペース
を置いて４本の支柱５ａ・・・を具備している。
ータ４を昇降自在に支承した支持枠５を植設する。この
支持枠５は、中側に自動車Ａ１台が収納可能なスペース
を置いて４本の支柱５ａ・・・を具備している。
【００１３】これら各支柱５ａ・・・にはロッド６が昇
降自在に内蔵されると共に、該ロッド６の下端には各支
柱５ａの内側へ突出するようにして受板７が固着されて
いる。
降自在に内蔵されると共に、該ロッド６の下端には各支
柱５ａの内側へ突出するようにして受板７が固着されて
いる。
【００１４】そして、これら受板７の上面には、自動車
Ａ２台が上下に収納可能なエレベータ４が支承されてい
る。
Ａ２台が上下に収納可能なエレベータ４が支承されてい
る。
【００１５】エレベータ４は、少なくとも一側に自動車
Ａの出入口（図示しない）を備え、且つ上下配置にて連
結固定された２個の外枠４ａ、４ｂと、各外枠４ａ、４
ｂの底面に敷設された２個のエレベータ台４ｃ、４ｄと
から構成されている。
Ａの出入口（図示しない）を備え、且つ上下配置にて連
結固定された２個の外枠４ａ、４ｂと、各外枠４ａ、４
ｂの底面に敷設された２個のエレベータ台４ｃ、４ｄと
から構成されている。
【００１６】さらに、前記エレベータ４は、地下室３内
の所定位置（図示例では底面近く）まで降下したとき上
方のエレベータ台４ｃが地面側のコンクリート面１ａと
ほぼ平行な位置に停止し、一方地下室３上方の所定の位
置まで上昇させたとき下方のエレベータ台４ｄがコンク
リート面１ａとほぼ平行な位置に停止するように設定さ
れている。
の所定位置（図示例では底面近く）まで降下したとき上
方のエレベータ台４ｃが地面側のコンクリート面１ａと
ほぼ平行な位置に停止し、一方地下室３上方の所定の位
置まで上昇させたとき下方のエレベータ台４ｄがコンク
リート面１ａとほぼ平行な位置に停止するように設定さ
れている。
【００１７】尚、上記実施例は自動車Ａ２台が上下に収
納可能なエレベータ４が示されているが、３台以上の自
動車Ａを収納可能なエレベータ４を使用して良いことは
勿論である。
納可能なエレベータ４が示されているが、３台以上の自
動車Ａを収納可能なエレベータ４を使用して良いことは
勿論である。
【００１８】図面において、８はエレベータ４の昇降駆
動装置、９はその操作盤部であって、これらにはエレベ
ータ４の下方に障害物があるときそれを感知してエレベ
ータ４の作動を停止する自動安全装置が装備されてい
る。
動装置、９はその操作盤部であって、これらにはエレベ
ータ４の下方に障害物があるときそれを感知してエレベ
ータ４の作動を停止する自動安全装置が装備されてい
る。
【００１９】また、前記操作盤部に自動車の操行キー
（図示しない）を差し込むことで、当該キー対応の自動
車が出し入れ可能な位置にエレベータ台４ｃ、４ｄを自
動的に停止させるように構成することもできる。
（図示しない）を差し込むことで、当該キー対応の自動
車が出し入れ可能な位置にエレベータ台４ｃ、４ｄを自
動的に停止させるように構成することもできる。
【００２０】１０は支柱５ａと地面側のコンクリート面
１ａとに掛け渡された金属材製の渡し板、１１は地下室
３の側壁に設置された梯子を各示す。
１ａとに掛け渡された金属材製の渡し板、１１は地下室
３の側壁に設置された梯子を各示す。
【００２１】
【発明の効果】本発明は以上のように、少なくとも自動
車１台が収納可能なスペースを有する上部開口の地下室
３を設け、自動車用のエレベータ４を、地下室３とその
上方間を所定の距離往復昇降させることで、上下いずれ
のエレベータ台４ｃ、４ｄ・・・に載せられている自動
車でも、他の自動車を移動させることなく、極めて容易
に駐車場から出すことができる。また、駐車場に入れる
ときも同様である。したがって、従来装置と比べて作業
性が頗る向上する上に、安全性も高いものである。
車１台が収納可能なスペースを有する上部開口の地下室
３を設け、自動車用のエレベータ４を、地下室３とその
上方間を所定の距離往復昇降させることで、上下いずれ
のエレベータ台４ｃ、４ｄ・・・に載せられている自動
車でも、他の自動車を移動させることなく、極めて容易
に駐車場から出すことができる。また、駐車場に入れる
ときも同様である。したがって、従来装置と比べて作業
性が頗る向上する上に、安全性も高いものである。
【図１】本発明に係る多段式駐車装置のエレベータが下
降している状態の正面図を示す。
降している状態の正面図を示す。
【図２】同上実施例のエレベータが上昇している状態の
正面図を示す。
正面図を示す。
Ａ 自動車 ３ 地下室 ４ エレベータ ４ｃ エレベータ台 ４ｄ エレベータ台 ５ 支持枠
Claims (1)
- 【請求項１】 少なくとも車１台が収納可能なスペース
を有する上部開口の地下室を設け、地下室底面に自動車
用のエレベータを昇降自在に支承した支持枠を植設した
ものであって、 前記エレベータは少なくとも自動車２台が載置可能な２
個のエレベータ台を上下に連結固定した構成から成り、
エレベータを前記地下室内の所定位置まで降下させたと
き上方のエレベータ台が地面とほぼ平行な位置に停止
し、一方エレベータを所定位置まで上昇させたとき下方
のエレベータ台が地面とほぼ平行な位置に停止するよう
に設定したことを特徴とする多段式駐車装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24724794A JPH0886104A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 多段式駐車装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP24724794A JPH0886104A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 多段式駐車装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0886104A true JPH0886104A (ja) | 1996-04-02 |
Family
ID=17160652
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP24724794A Pending JPH0886104A (ja) | 1994-09-14 | 1994-09-14 | 多段式駐車装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0886104A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009209579A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd | 二・多段式駐車装置の改造方法と、この方法で改造された二・多段式駐車装置 |
-
1994
- 1994-09-14 JP JP24724794A patent/JPH0886104A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009209579A (ja) * | 2008-03-04 | 2009-09-17 | Ishikawajima Transport Machinery Co Ltd | 二・多段式駐車装置の改造方法と、この方法で改造された二・多段式駐車装置 |
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