JPH06171363A - 自動車のドア - Google Patents

自動車のドア

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JPH06171363A
JPH06171363A JP35144092A JP35144092A JPH06171363A JP H06171363 A JPH06171363 A JP H06171363A JP 35144092 A JP35144092 A JP 35144092A JP 35144092 A JP35144092 A JP 35144092A JP H06171363 A JPH06171363 A JP H06171363A
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panel
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドアヒンジ,ドアロック及びドアロアーパネ
ルのドアアウターパネルへの取付けを容易にする。 【構成】 ドアアウターパネル1の内方に配設したサイ
ドビーム2の一端にドアヒンジ3を設ける。サイドビー
ム2の他端にドアロック4を設ける。サイドビーム2の
下部に設けたドアロアーパネル5の両側上部をサイドビ
ーム2の両端に取付ける。サイドビーム2の外方に保持
体6を設ける。ドアアウターパネル1の内側に突壁7を
一体に形成する。ドアアウターパネル1の突壁7に係合
凸部8,9を形成する。保持体6に開口する側方よりド
アアウターパネル1の突壁7を挿入することにより、ド
アアウターパネル1の突壁7の係合凸部8,9が保持体
6を係止する。サイドビーム2が保持体6を介してドア
アウターパネル1の突壁7に取付けられ、ドアヒンジ
3,ドアロック4及びドアロアーパネル5がサイドビー
ム2と共にドアアウターパネル1の内側に対して取付け
られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車のドアに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、車体のドアアウターパネルの内側
に車体の前後方向に沿ってサイドビームを配設し、ドア
アウターパネルの内側のサイドビームの下部にドアロア
ーパネルを設け、ドアアウターパネルの内側の周縁にド
アインナーパネルの周縁を固定し、ドアインナーパネル
の一側にドアヒンジを設けると共に、ドアインナーパネ
ルの他側にドアロックを設けた自動車のドアが知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来の自動
車のドアでは、サイドビーム及びドアロアーパネルをド
アアウターパネルの内側に別々に取付けていたので、サ
イドビーム及びドアロアーパネルのドアアウターパネル
に対する取付け作業が手数を要して面倒であり、また、
ドアヒンジ及びドアロックをドアインナーパネルに別々
に取付けていたので、ドアヒンジ及びドアロックのドア
インナーパネルに対する取付け作業が手数を要して面倒
であり、ドアアウターパネルがねじり変形や熱変形を生
じることがあった。
【0004】本発明の目的は、上述する問題点に対処し
て、保持体に開口する側方よりドアアウターパネルの補
強部を挿入することにより、ドアアウターパネルの補強
部の係止部が保持体を係止し、サイドビームを保持体を
介してドアアウターパネルの補強部に取付け、ドアヒン
ジ,ドアロック及びドアロアーパネルがサイドビームと
共にドアアウターパネルの内側に取付けられ、従来のよ
うにドアヒンジ及びドアロックをドアインナーパネルに
対して別々に取付ける必要がなく、ドアヒンジ,ドアロ
ック及びドアロアーパネルのドアアウターパネルに対す
る取付け作業を容易に行え、ドアアウターパネルのねじ
り変形及び熱変形を補強部により防止することが可能な
自動車のドアを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自動車のドア
は、車体のドアアウターパネルの内方に前記車体の前後
方向に沿ってサイドビームを配設し、前記サイドビーム
の一端にドアヒンジを設けると共に、前記サイドビーム
の他端にドアロックを設け、前記サイドビームの下部に
ドアロアーパネルを設け、前記サイドビームの両端にド
アロアーパネルの両側上部をそれぞれ取付け、前記サイ
ドビームの外方に前記車体の前後方向に向って開口する
保持体を設け、前記ドアアウターパネルの内側に前記車
体の前後方向に沿って補強部を一体に形成し、前記ドア
アウターパネルの補強部に前記保持体を係止する係止部
を形成したことを特徴とする構成を有するものである。
【0006】
【作用】車体のドアアウターパネルの内方に配設したサ
イドビームの外方に設けた保持体に開口する側方よりド
アアウターパネルの内側に一体に形成した補強部を挿入
すると、ドアアウターパネルの補強部に形成した係止部
が保持体を係止し、サイドビームが保持体を介してドア
アウターパネルの補強部に取付けられると共に、サイド
ビームの一端に設けたドアヒンジがドアアウターパネル
に対して取付けられ、サイドビームの他端に設けたドア
ロックがドアアウターパネルに対して取付けられ、サイ
ドビームの下部に設けたドアロアーパネルがドアアウタ
ーパネルに対して取付けられる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。
【0008】図1において、1は車体のドアアウターパ
ネルであり、ドアアウターパネル1の内方には車体の前
後方向に沿ってサイドビーム2が配設され、サイドビー
ム2の一端にはドアヒンジ3が設けられると共に、サイ
ドビーム2の他端にはドアロック4が設けられ、サイド
ビーム2の下部にはドアロアーパネル5が設けられ、サ
イドビーム2の両端にはドアロアーパネル5の両側上部
がそれぞれ取付けられている。
【0009】サイドビーム2の外方には、図1に示すよ
うに、車体の前後方向に向って開口する保持体6が設け
られ、ドアアウターパネル1の内側には車体の前後方向
に沿って補強部となる突壁7が一体に形成されると共
に、ドアアウターパネル1の突壁7には長手方向に沿っ
て保持体6を係止する係止部となる係合凸部8,9がそ
れぞれ形成されている。
【0010】サイドビーム2の一端寄りには、図1に示
すように、上方及び下方に向って膨出した膨出部10が
形成されると共に、サイドビーム2の膨出部10の端縁
には、図2に示すように、車体の内方に向って折曲した
受け部11が形成され、サイドビーム2の膨出部10の
上縁寄り及び下縁寄りには貫通孔12,12がそれぞれ
設けられ、サイドビーム2の受け部11の外側にはドア
ヒンジ3の可動側ブラケット13が設けられている。
【0011】ドアヒンジ3は、図1に示すように、可動
側ブラケット13,固定側ブラケット14及び連結ピン
15から構成されている。
【0012】図1において、16はドアヒンジ3の固定
側ブラケット14を車体のピラー(図示せず)に対して
保持するためのホルダーである。
【0013】サイドビーム2の他端には、図1に示すよ
うに、車体の内方に向って折曲した受け部17が形成さ
れると共に、サイドビーム2の受け部17の端縁には、
図2に示すように、車体の内方に向って開口する切欠部
18が形成され、サイドビーム2の受け部17の内側に
はドアロック4が固定されている。
【0014】ドアロック4には車体のピラーに固定した
ストライカ(図示せず)と噛合うラッチ(図示せず)及
びラッチを係止するディテントレバー(図示せず)が設
けられている。
【0015】サイドビーム2の外側には、図1に示すよ
うに、車体の前後方向に沿って支持プレート19が配設
され、支持プレート19の両端寄りには、図2に示すよ
うに、車体の前方及び後方に向って張出したフランジ2
0,20がそれぞれ形成され、支持プレート19のフラ
ンジ20,20はサイドビーム2の両端寄りの外側にそ
れぞれ固着されている。
【0016】支持プレート19の外側には、図1に示す
ように、保持体6が配設され、保持体6には、図2に示
すように、受け板21の上縁に車体の外方に向って折曲
した張出片22が形成されると共に、受け板21の下縁
には車体の外方に向って折曲した張出片23が形成さ
れ、受け板21の張出片22の端縁には下方に向って折
曲した係止片24が形成され、受け板21の張出片23
の端縁には上方に向って折曲した係止片25が形成さ
れ、受け板21と係止片24との間の張出片22の下部
には係合凹部26が形成され、受け板21と係止片25
との間の張出片23の上部には係合凹部27が形成さ
れ、保持体6の受け板21の内側面には支持プレート1
9の外側面が固着され、サイドビーム2は保持体6の受
け板21の内側に支持プレート19を介して固定されて
いる。
【0017】ドアヒンジ3の可動側ブラケット13の垂
直壁28の上端寄り及び下端寄りには、図3に示すよう
に、車体の前方に向って突出した支持壁29,29がそ
れぞれ形成され、支持壁29,29には上下方向に向っ
て支持孔30,30がそれぞれ設けられ、可動側ブラケ
ット13の垂直壁28は、図2に示すように、サイドビ
ーム2の受け部11の外側に固定されている。
【0018】ドアヒンジ3の固定側ブラケット14の縦
壁31には、図3に示すように、係止孔32,32がそ
れぞれ設けられ、縦壁31の上縁寄り及び下縁寄りには
車体の後方に向って突出した支持壁33,33がそれぞ
れ形成され、支持壁33,33には上下方向に向って可
動側ブラケット13の支持壁29,29の支持孔30,
30と連通する貫通孔34,34がそれぞれ設けられ、
縦壁31の上縁寄りの支持壁33の上部には上方に向っ
て張出したフランジ35が形成されると共に、縦壁31
の下縁寄りの支持壁33の下部には下方に向って張出し
たフランジ36が形成され、フランジ35とフランジ3
6との間には車体の前方に向って開口する嵌合凹部37
が形成され、フランジ35の側部には車体の前方に向っ
て張出した規制片38が形成されている。
【0019】ドアヒンジ3の連結ピン15の上端には、
図3に示すように、頭部39が形成されると共に、連結
ピン15の下端寄りの外周面には環状溝40が形成され
ている。
【0020】ドアロアーパネル5の両側には、図1に示
すように、上方に向って立上り部41,42がそれぞれ
形成され、ドアロアーパネル5の立上り部41の外壁4
3の上縁寄り及び下縁寄りには、図4に示すように、サ
イドビーム2の膨出部10の貫通孔12,12と連通す
る貫通孔44,44がそれぞれ設けられると共に、立上
り部41の側壁45の上縁寄り及び下縁寄りにはドアヒ
ンジ3の可動側ブラケット13の支持壁29,29に臨
んで角孔46,46がそれぞれ設けられ、立上り部41
の内壁47の上縁寄り及び下縁寄りには外壁43の貫通
孔44,44に臨んで通孔48,48がそれぞれ設けら
れ、立上り部41の内壁47の側縁の中央には車体の後
方に向って張出した支え片49が形成されている。
【0021】ドアロアーパネル5の立上り部42の外壁
50には、図4に示すように、車体の前方に向って開口
する切欠凹部51が形成され、立上り部42の外壁50
の切欠凹部51の上方及び下方には貫通孔52,52が
それぞれ設けられると共に、立上り部42の側壁53と
内壁54との角部の中央にはサイドビーム2の受け部1
7の切欠部18に相当する箇所に切欠孔55が設けら
れ、立上り部42の内壁54の上縁寄り及び下縁寄りに
は外壁50の貫通孔52,52に臨んで通孔56,56
がそれぞれ設けられ、立上り部42の内壁54の側縁の
中央には車体の前方に向って張出した支え片57が形成
されている。
【0022】ドアロアーパネル5の立上り部41の側壁
45の角孔46,46には、図5に示すように、ドアヒ
ンジ3の可動側ブラケット13の支持壁29,29がそ
れぞれ嵌入され、サイドビーム2の受け部11の外側に
はドアロアーパネル5の立上り部41の側壁45が固定
されると共に、サイドビーム2の受け部17の外側には
ドアロアーパネル5の立上り部42の側壁53が固定さ
れ、ドアロアーパネル5の立上り部42の外壁50の切
欠凹部51には支持プレート19の車体の後方寄りに位
置するフランジ20が嵌合されている。
【0023】ドアヒンジ3の可動側ブラケット13の支
持壁29と支持壁29との間には、図6に示すように、
固定側ブラケット14の支持壁33,33がそれぞれ嵌
入され、可動側ブラケット13の支持壁29,29の支
持孔30,30及び固定側ブラケット14の支持壁3
3,33の貫通孔34,34には上方より連結ピン15
が挿通され、連結ピン15の環状溝40には止め輪58
が嵌合され、固定側ブラケット14の支持壁33,33
には可動側ブラケット13の支持壁29,29が連結ピ
ン15を介して連結され、連結ピン15は可動側ブラケ
ット13の下端寄りの支持壁29に対して止め輪58に
より係止され、可動側ブラケット13の支持壁29,2
9は固定側ブラケット14の支持壁33,33に対して
連結ピン15により回動自在に支持されている。
【0024】ドアアウターパネル1の内側面には、図7
に示すように、車体の内方に向って突出した突壁7が形
成されると共に、突壁7の端面には車体の前後方向に沿
って互いに平行な凹溝59,59がそれぞれ形成され、
突壁7の上縁には車体の前後方向に沿って上方に張出し
た係合凸部8が形成され、突壁7の下縁には車体の前後
方向に沿って下方に張出した係合凸部9が形成されてい
る。
【0025】ドアアウターパネル1の内側の突壁7の一
側には、図7に示すように、ドアロアーパネル5の立上
り部41の外壁43の貫通孔44,44に臨んで突起6
0,60がそれぞれ形成されると共に、ドアアウターパ
ネル1の内側の突壁7の他側にはドアロアーパネル5の
立上り部42の外壁50の貫通孔52,52に臨んで突
起61,61がそれぞれ形成され、突起60,60には
車体の内方に向って開口するネジ穴62,62がそれぞ
れ形成され、突起61,61には車体の内方に向って開
口するネジ穴63,63がそれぞれ形成されている。
【0026】ドアアウターパネル1は合成樹脂材料より
なる。
【0027】保持体6の係合凹部26及び係合凹部27
には、図8に示すように、保持体6の開口する側方より
ドアアウターパネル1の突壁7の係合凸部8及び係合凸
部9がそれぞれ嵌入され、保持体6の受け板21にはド
アアウターパネル1の突壁7の端面が係合され、ドアア
ウターパネル1の突壁7の係合凸部8及び係合凸部9に
は保持体6の係止片24及び係止片25がそれぞれ係止
され、ドアアウターパネル1の突壁7には保持体6を介
してサイドビーム2が支持されている。
【0028】また、ドアロアーパネル5の立上り部41
の内壁47の通孔48,サイドビーム2の膨出部10の
貫通孔12及びドアロアーパネル5の立上り部41の外
壁43の貫通孔44には、図9に示すように、車体の内
方よりボルト64が挿通されると共に、ドアロアーパネ
ル5の立上り部42の内壁54の通孔56及びドアロア
ーパネル5の立上り部42の外壁50の貫通孔52には
車体の内方よりボルト65が挿通され、ドアアウターパ
ネル1の突起60のネジ穴62にはボルト64の先端が
螺着され、ドアアウターパネル1の突起61のネジ穴6
3にはボルト65の先端が螺着され、ドアロアーパネル
5の立上り部41がドアアウターパネル1の突起60に
ボルト64により固定され、ドアロアーパネル5の立上
り部42がドアアウターパネル1の突起61にボルト6
5により固定されている。
【0029】ホルダー16には、図10に示すように、
垂直壁66の上縁寄り及び下縁寄りには通孔67,67
がそれぞれ設けられ、垂直壁66の中央付近には車体の
後方に向って突出した嵌合凸部68が形成されると共
に、垂直壁66の上縁には車体の後方に向って張出した
上壁69が形成され、垂直壁66の下縁には車体の後方
に向って張出した下壁70が形成され、上壁69の端縁
には下方に向って垂下した押え片71が形成され、下壁
70の端縁には上方に向って立上った押え片72が形成
され、垂直壁66と押え片71との間の上壁69の下部
には支持溝73が形成され、垂直壁66と押え片72と
の間の下壁70の上部には支持溝74が形成されてい
る。
【0030】ホルダー16の垂直壁66の嵌合凸部68
には、図10に示すように、車体の後方に向って開口す
る角穴75,75がそれぞれ形成され、嵌合凸部68の
角穴75,75には、図11に示すように、車体の後方
に向って突出した係止爪76,76がそれぞれ出没自在
に設けられ、嵌合凸部68の角穴75の一側には軸受部
77が形成されると共に、嵌合凸部68の角穴75の他
側には張出部78が形成され、嵌合凸部68の角穴75
の内壁には突起79が形成されている。
【0031】係止爪76の端面には、図11に示すよう
に、ホルダー16の嵌合凸部68に対して傾斜した傾斜
面80が形成されると共に、係止爪76の一側には支軸
部81が形成され、係止爪76の他側にはホルダー16
の角穴75の一側に向って張出したストッパ82が形成
され、係止爪76の支軸部81とストッパ82との間に
はホルダー16の角穴75の内壁に向って開口する凹部
83が形成され、ホルダー16の角穴75の内壁と係止
爪76の凹部83の内壁との間には係止爪76をホルダ
ー16の嵌合凸部68の外方に向って付勢する圧縮コイ
ルバネ84が設けられ、圧縮コイルバネ84の一端の内
部にはホルダー16の突起79が嵌入され、圧縮コイル
バネ84の他端が係止爪76の凹部83に嵌入されてい
る。
【0032】ホルダー16の角穴75の軸受部77に
は、図11に示すように、係止爪76の支軸部81が回
動自在に支持され、係止爪76は圧縮コイルバネ84に
よりホルダー16の角穴75より嵌合凸部68の外部に
突出され、係止爪76のストッパ82はホルダー16の
角穴75の張出部78には当接されている。
【0033】ホルダー16は垂直壁66の通孔67,6
7を利用して車体のピラーに固定されている。
【0034】ホルダー16の支持溝73及び支持溝74
には、図12に示すように、ホルダー16の開口する側
方よりドアヒンジ3の固定側ブラケット14のフランジ
35及びフランジ36がそれぞれ嵌入されると共に、固
定側ブラケット14の嵌合凹部37には、図13に示す
ように、ホルダー16の垂直壁66の嵌合凸部68が嵌
入され、固定側ブラケット14の縦壁31の係止孔3
2,32には係止爪76,76がそれぞれ嵌入され、ホ
ルダー16の押え片71の側縁には固定側ブラケット1
4の規制片38が当接され、固定側ブラケット14のフ
ランジ35及びフランジ36にはホルダー16の押え片
71及び押え片72がそれぞれ係止され、固定側ブラケ
ット14は係止爪76,76によりホルダー16に対し
て固定されている。
【0035】次に、この実施例の自動車のドアの組立て
方法について説明する。
【0036】まず、サイドビーム2の受け部11の外側
面に、図2に示すように、ドアヒンジ3の可動側ブラケ
ット13を固定すると共に、サイドビーム2の受け部1
7の内側面にドアロック4を固定した後、ドアロアーパ
ネル5の立上り部41の側壁45の角孔46,46に可
動側ブラケット13の支持壁29,29をそれぞれ嵌入
し、サイドビーム2の受け部11の外側にドアロアーパ
ネル5の立上り部41の側壁45を固定し、サイドビー
ム2の受け部17の外側面にドアロアーパネル5の立上
り部42の側壁53を固定することにより、図5に示す
ように、サイドビーム2の受け部11及び受け部17に
ドアロアーパネル5の両側上部の立上り部41及び立上
り部42がそれぞれ取付けられる。
【0037】次いで、サイドビーム2の受け部11の外
側に固定したドアヒンジ3の可動側ブラケット13の支
持壁29と支持壁29との間にドアヒンジ3の固定側ブ
ラケット14の支持壁33,33をそれぞれ嵌入し、可
動側ブラケット13の支持壁29,29及び固定側ブラ
ケット14の支持壁33,33に上方より連結ピン15
を挿通し、図6に示すように、可動側ブラケット13に
固定側ブラケット14を連結ピン15により連結し、サ
イドビーム2の受け部11にドアヒンジ3が取付けられ
る。
【0038】次いで、サイドビーム2の外側の保持体6
の係止片24と係止片25との間に保持体6の開口する
側方よりドアアウターパネル1の突壁7を挿入すること
により、保持体6の係合凹部26及び係合凹部27にド
アアウターパネル1の突壁7の係合凸部8及び係合凸部
9をそれぞれ嵌入し、ドアアウターパネル1の突壁7の
係合凸部8及び係合凸部9が保持体6の係止片24及び
係止片25をそれぞれ係止し、図8に示すように、サイ
ドビーム2がドアアウターパネル1の内側の突壁7に保
持体6を介して取付けられる。
【0039】その後、ドアロアーパネル5の立上り部4
1をドアアウターパネル1の内側の突起60,60にボ
ルト64,64により固定すると共に、ドアロアーパネ
ル5の立上り部42をドアアウターパネル1の内側の突
起61,61にボルト65,65により固定し、図9に
示すように、ドアロアーパネル5の立上り部41及び立
上り部42がドアアウターパネル1の内側に取付けられ
る。
【0040】その後、車体のピラーに固定したホルダー
16の押え片71と押え片72との間にホルダー16の
開口する側方よりドアヒンジ3の固定側ブラケット14
の縦壁31を挿入することにより、図12に示すよう
に、固定側ブラケット14のフランジ35及びフランジ
36をホルダー16の支持溝73及び支持溝74にそれ
ぞれ嵌入すると共に、ホルダー16の垂直壁66の嵌合
凸部68を固定側ブラケット14の嵌合凹部37に嵌入
し、固定側ブラケット14の嵌合凹部37の内壁が係止
爪76,76を傾斜面80に沿って圧縮コイルバネ8
4,84の付勢力に抗しながらホルダー16の嵌合凸部
68の角穴75,75の内部にそれぞれ押込んだ後、固
定側ブラケット14の縦壁31の係止孔32,32がホ
ルダー16の嵌合凸部68の角穴75,75に臨むと同
時に、係止爪76,76が圧縮コイルバネ84,84の
付勢力により固定側ブラケット14の縦壁31の係止孔
32,32の内部にそれぞれ入込み、図13に示すよう
に、ドアヒンジ3の固定側ブラケット14をホルダー1
6に対して係止爪76,76により係止し、ドアアウタ
ーパネル1がドアヒンジ3を介してホルダー16に取付
けられる。
【0041】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明の自動車の
ドアによれば、保持体に開口する側方よりドアアウター
パネルの補強部を挿入することにより、ドアアウターパ
ネルの補強部の係止部が保持体を係止するので、サイド
ビームを保持体を介してドアアウターパネルの補強部に
取付けることができ、ドアヒンジ,ドアロック及びドア
ロアーパネルがサイドビームと共にドアアウターパネル
の内側に取付けられるので、従来のようにドアヒンジ及
びドアロックをドアインナーパネルに対して別々に取付
ける必要がなく、ドアヒンジ,ドアロック及びドアロア
ーパネルのドアアウターパネルに対する取付け作業を容
易に行うことができ、ドアアウターパネルのねじり変形
及び熱変形を補強部により防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の自動車のドアの分解斜視図
【図2】図1の要部斜視図
【図3】図1のドアヒンジの斜視図
【図4】図1のドアロアーパネルの斜視図
【図5】ドアロアーパネルのサイドビームに対する取付
け状態を示す要部切断正面図
【図6】サイドビームに対するドアヒンジの取付け状態
を示す正面図
【図7】図1のドアアウターパネルの斜視図
【図8】保持体のドアアウターパネルに対する取付け状
態を示す要部側断面図
【図9】ドアロアーパネルのドアアウターパネルに対す
る取付け状態を示す要部切断正面図
【図10】図1のホルダーの斜視図
【図11】図10の要部横断面図
【図12】ドアアウターパネルのホルダーに対する取付
け状態を示す要部切断正面図
【図13】図12の要部拡大断面図
【符号の説明】
1 ドアアウターパネル 2 サイドビーム 3 ドアヒンジ 4 ドアロック 5 ドアロアーパネル 6 保持体 7 突壁 8 係合凸部 9 係合凸部 10 膨出部 11 受け部 12 貫通孔 13 可動側ブラケット 14 固定側ブラケット 15 連結ピン 16 ホルダー 17 受け部 18 切欠部 19 支持プレート 20 フランジ 21 受け板 22 張出片 23 張出片 24 係止片 25 係止片 26 係合凹部 27 係合凹部 28 垂直壁 29 支持壁 30 支持孔 31 縦壁 32 係止孔 33 支持壁 34 貫通孔 35 フランジ 36 フランジ 37 嵌合凹部 38 規制片 39 頭部 40 環状溝 41 立上り部 42 立上り部 43 外壁 44 貫通孔 45 側壁 46 角孔 47 内壁 48 通孔 49 支え片 50 外壁 51 切欠凹部 52 貫通孔 53 側壁 54 内壁 55 切欠孔 56 通孔 57 支え片 58 止め輪 59 凹溝 60 突起 61 突起 62 ネジ穴 63 ネジ穴 64 ボルト 65 ボルト 66 垂直壁 67 通孔 68 嵌合凸部 69 上壁 70 下壁 71 押え片 72 押え片 73 支持溝 74 支持溝 75 角穴 76 係止爪 77 軸受部 78 張出部 79 突起 80 傾斜面 81 支軸部 82 ストッパ 83 凹部 84 圧縮コイルバネ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体のドアアウターパネルの内方に前記
    車体の前後方向に沿ってサイドビームを配設し、前記サ
    イドビームの一端にドアヒンジを設けると共に、前記サ
    イドビームの他端にドアロックを設け、前記サイドビー
    ムの下部にドアロアーパネルを設け、前記サイドビーム
    の両端にドアロアーパネルの両側上部をそれぞれ取付
    け、前記サイドビームの外方に前記車体の前後方向に向
    って開口する保持体を設け、前記ドアアウターパネルの
    内側に前記車体の前後方向に沿って補強部を一体に形成
    し、前記ドアアウターパネルの補強部に前記保持体を係
    止する係止部を形成したことを特徴とする自動車のド
    ア。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7176875B2 (en) 2000-03-10 2007-02-13 Sharp Kabushiki Kaisha Data transfer method, image display device and signal line driving circuit, active-matrix substrate

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