JPH06171264A - ステイプラ装置を備えたソータ - Google Patents

ステイプラ装置を備えたソータ

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JPH06171264A
JPH06171264A JP32567592A JP32567592A JPH06171264A JP H06171264 A JPH06171264 A JP H06171264A JP 32567592 A JP32567592 A JP 32567592A JP 32567592 A JP32567592 A JP 32567592A JP H06171264 A JPH06171264 A JP H06171264A
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JP
Japan
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bin
sheet
sheets
speed
discharged
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Application number
JP32567592A
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English (en)
Inventor
Masaru Otsuka
勝 大塚
Kazuhiro Hirota
和浩 廣田
Etsuichi Maekawa
悦一 前川
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置より排出される複数のシートを
丁合いしてステイプルするステイプラ装置を備えたソー
タにおいて、高速化することを目的としており、特に前
記画像形成装置より排出されるシートとシート間の時間
間隔を短くする。 【構成】 画像形成装置より排出されるシートPと次の
シートPとの時間間隔を短くしてシートPを搬送部11よ
り速度V1で搬送する。排出ローラ30からV1より高速
の速度V2maxて送り、排出検知センサー24がシート先
端を検知した時点よりタイマーを働かせ、シートPの後
端近くで低速V2minになるようにする。シートPの後
端で検知すると再び排出ローラ30を高速回転させて次の
シートPとの時間間隔を広げて整合棒54がシートPの側
縁を押し整合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、複写機、印刷機ある
いはレーザビーム、プリンタ等の画像形成装置に付設さ
れて、前記画像形成装置から排出される複数のシートを
自動的に丁合い(ソート)してステイプルするステイプ
ラ装置を備えたソータに関し、特に、画像形成装置から
排出されるシートとシートの時間間隔をビン直前の排出
ローラ速度を前記排出ローラ前のローラより高速にして
前記の時間間隔を広げ、また排出口移動方式の分配器で
の最終原稿のシートがビンに排出されてからのステイプ
ル開始時期を早くしてシートの丁合いを高速化すること
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば請求項1記載のものにあっ
ては次の技術がある。
【0003】画像形成装置より排出される搬送部の搬送
速度とビン直前の排出ローラ速度がほぼ同じ状態で、シ
ートとシートとの時間間隔でシートの側縁を揃える整合
動作を行っていた。
【0004】また、整合動作をシートがビンに排出して
空中に飛んでいる間より開始させ、シートとシート間の
時間間隔を短くできるようにしていた。
【0005】なお、排出ローラの速度を2速にしてビン
に排出したシートの後端がビンの所定の位置に入らず排
出ローラ側に残るのを防止するものがある。
【0006】請求項2記載のものにあっては、例えば次
の技術がある。画像形成装置から排出されるシートをベ
ルト等で搬送し、各ビンの入口に設けたL字形の切替え
ゲートの動作で丁合いを行うものにあっては、1番ビン
に最終原稿のコピーされたシートが排出を完了した後
に、所定のタイミングをおいて、1番ビンよりステイプ
ルを開始しているものがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述したステイプラ装
置を備えたソータにおいて高速化を計ろうとすると下記
のような問題がある。
【0008】請求項1記載の従来技術では、シートを側
縁に揃える整合の動作時間だけ、シートとシートの時間
間隔をとっていたので、整合動作には時間がかかるため
丁合いの処理能力が上らない。
【0009】また、整合動作をシートがビンに排出して
飛んでいる間に開始させると、シートとシートの時間間
隔は短くてすむが整合性がわるくなる。
【0010】また、排出ローラでシートをビンに排出さ
せると、シートは飛ばされ空中に飛んでいる時間があ
り、したがって、整合動作開始が遅れ、その分だけシー
トとシートの時間間隔が必要となり丁合い整合の処理能
力が上らない。
【0011】請求項2記載の従来技術では、前述のよう
に画像形成装置から排出されるシートをベルト等で搬送
し、各ビンの入口に設けたL字形の切替ゲート動作で丁
合いを行うものがある。スライプルは常に1番ビンより
行なわれるが前記方式は排出口を移動させてビンの各入
口に移動する方式より処理速度が一般に遅いといった問
題がある。
【0012】また、排出口を移動させてビンの各入口に
移動する方式では、原稿が奇数枚の場合、最終原稿のコ
ピーされたシートは1番ビンより順次設定枚数番ビンへ
と排出される。また原稿が偶数枚の場合、最終原稿のコ
ピーされたシートは設定枚数番ビンより逆の順序で1番
ビンへと排出される。したがって原稿が奇数枚の場合
は、従来技術と同様の制御を行ない、原稿が偶数枚の場
合は、設定枚数番ビンに最終原稿のコピーされたシート
が排出完了した後に、所定のタイミングで設定枚数番ビ
ンよりステイプルを開始できるようにし、丁合いステイ
プルの処理能力の高速化が望まれる。
【0013】本発明は上記のような問題を解決しようと
するものでこの発明の目的は、画像形成装置より排出さ
れる複数のシートを丁合いしてステイプルするステイプ
ラ装置を備えたソータにおいて、高速化することを目的
としている。
【0014】また、請求項1記載のものにあっては、画
像形成装置より排出されるシートとシート間の時間間隔
を短くすることができることを目的としており、また、
請求項2記載のものにあっては、排出口を移動させる方
式での原稿の奇数枚、偶数枚に関係なく最終原稿のシー
トがビンに排出されてからステイプル開始時期を早くで
きることを目的としている。
【0015】
【課題を解決するための手段】このような目的は、以下
の本発明により達成される。即ち、 (1) シートを分類、収納する複数のビンと、前記ビ
ンに収納したシートを綴じ止めするステイプラ装置とを
備えたソータであって、画像形成装置から排出される前
記シートを搬送する搬送部と、前記ビンの入口直前で前
記シートの移動状態を検知する排出検知センサーと、前
記搬送部の搬送速度より高速にし搬送部のシートを前記
ビンへ排出する排出ローラを有する分配器と、シートと
シート間の広がった時間間隔でシートの側縁を押して整
合させる整合部と、からなり画像形成装置より排出され
るシートとシートの間の時間間隔を短かくできるように
して処理の高速化を図るようにしたことを特徴とするス
テイプラ装置を備えたソータ。
【0016】(2) シートを分類、収納する複数のビ
ンと、前記ビンに収納したシートを綴じ止めするステイ
プラ装置とを備えたソータであって、前記ビンへの排出
を1番ビンより順次排出し設定枚数ビンより逆に1番ビ
ンへ戻る分配器と、原稿の奇数枚又は偶数枚を検知また
画像形成装置より前記検知を受信する原稿奇数偶数検知
部と、原稿奇数枚時は、1番ビンが最終原稿のシートを
排出完了後所定のタイミングで1番ビンよりステイプル
を開始し、原稿が偶数枚時、設定枚数ビンより最終原稿
のシートが排出された後に所定のタイミングでステイプ
ルを開始するステイプラ装置と、からなり原稿奇数枚、
偶数枚に関係なく最終原稿のシートが排出されたビンよ
りステイプルを行なうようにし、ステイプルの開始時期
を早くして処理の高速化を図るようにしたことを特徴と
するステイプラ装置を備えたソータ。
【0017】
【実施例】以下、図面にそって本発明の(1)実施例の構
成、(2)実施例の作用、および(3)他の実施例の順で説
明する。
【0018】(1)実施例の構成 図1は画像形成装置に接続されたソータの構成図、図2
は分配器の断面図、図3は図2のX−X矢視断面図、図
4は分配器とビンの部分断面図、図5はステイプラ装
置、ビン移動装置の平面図、図6はビン移動装置の側面
図、図7はステイプラ装置とビンの斜視図、および図8
は制御部の要部ブロック説明図である。
【0019】ソータの主な構成は図1のようになってい
る。即ち、画像形成装置100に接続されたソータ10は、
画像形成装置100と結合して装置から排出される記録用
紙であるシートPをソータ10内の搬送部11と、分配器21
とによって多数のビン41に順次排出して指定された部数
に丁合いして、整合部50でシートを側縁に押し整合し、
ビン移動を行ってステイプラ装置80により綴じ止めする
ものである。
【0020】搬送部11について図2で説明する。
【0021】搬送部11の搬送ベルト12は、搬送ベルトプ
ーリ13a,13bに懸架され、駆動時は矢印の時計方向に
駆動するようになっている。なお、画像形成装置100に
より画像が形成されたシートPは、画像形成装置のシー
ト排出口100gより排出され、直ちにソータ10のシート受
入口10gより挿入されることになり、シートPは搬送ロ
ーラ14及びガイド板16により案内されて搬送ベルト12の
右側の下向走行部へと搬送されることになる。搬送ベル
トは搬送速度V1でシートPを移動させている。
【0022】次に、分配器21について図2、図3で説明
する。
【0023】分配器21は、上部に広い開口部の受入口23
aを持つシートPの受入部材を有し、分配器フレーム22
に一体的に取り付けられている。そして、受入口23aの
他端には、排出口23bが設けられていて、矢印方向に回
転する対の排出ローラ30が上下方向に接し、前記排出口
23bに隣合うようになっている。
【0024】分配器フレーム22の長手方向両端の上下に
は、前後に各1本のタイミングベルト28bの各両端が図
示のように固定されていて、丁度分配器フレーム22を上
下よりタイミングベルト28bによって引っ張り合うよう
に懸架されるようになっている。そして分配器モータ10
mの軸に取りつけたタイミングギヤ29aはタイミングベ
ルト28aを通じて、タイミングギヤ29bを回転させ、さ
らに同軸のタイミングギヤ29cを回転させ、これにかか
るタイミングベルト28bを駆動可能としている。
【0025】そして、各ビンに対応する位置に分配器21
を停止可能のように図示しない位置決めセンサが設けら
れていて、その位置決めセンサの情報により分配器モー
タ10mを駆動して分配器21を各ビン41に対して所定の位
置になるように停止させるようになっている。
【0026】また、対になった排紙ローラ30は、シート
Pをビン41に排出する初期は前記搬送速度V1より早い
高速度V2maxで回転し、シートの終端近くでは低速度
V2minで回転する。
【0027】また、排出検知センサー24が設けられてお
り、これは排出ローラ30より送り出されたシートPの先
端、後端を検知する。シートPの先端を検知するとタイ
マーが働き、所定時間すぎると排出ローラを低速V2mi
nにする。さらにシートPの後端を検知すると排出ロー
ラを再び高速度V2maxにもどす。
【0028】ビン移動部40について図2、図3で説明す
ると、ビンはソータ10の筐体10cに図示していない手段
によって上から順にビン41a,41b,41c・・・41nの
ように等間隔に一列に取り付けられている。シートのビ
ンへの排出は1番ビン41a,2番ビン41bの順に入る。
例えば設定枚数が3の場合、41a,41b,41cとシート
が入ると、今度は3番ビン41cより逆に41b,41aと排
出されるようになっている。
【0029】ビン移動部40には等間隔に配置された複数
のビンがスライド自在に支持されている。即ち、ビンの
底部はビン移動部40に固設されたガイド板48A上に、シ
ート面と直角に摺動自在に支持されている。前記ビン41
の他方の端部はビン移動部40のフレームの一部に植設さ
れたガイド溝48Bに支持されている。また前方ストッパ
41Cはビンの上面側のシート導入側に設けたストッパで
あり、その直立面上端は湾曲した爪状をなし、シート後
端の浮き上りによるシートのビン外脱出を防止する。
【0030】さらに、整合部50について図4,図5で説
明する。
【0031】画像形成装置本体100からビン上に排出さ
れるシートPの側線を揃える整合棒54が、搬送部11に垂
直に軸支され、排出されたシートPの側縁を押し整合せ
さる。整合棒54の外周はスポンジ54Aなどの発泡材で被
覆されて当りを軟らかくシートPを一枚排出毎に整合さ
せる。
【0032】また整合棒54の整合移動のコントロールは
図示しないホトインタラプタ(透過型センサ)により位
置検出を行ない制御する。またビン41の一方の側面に
は、排出されたシートPのストッパ壁41Dが直立して一
体をなしている。
【0033】この整合棒54はシートがビンに入るとほぼ
同時に作動する。
【0034】次にシート押え装置60について図5,図6
で説明するストッパ壁の41Dの外側面には、シート押え
装置60が装着されている。ストッパ壁41Dの外側面に植
設した軸62にレバー61が揺動自在に支持されている。該
レバー61の一方の先端にレバーピン66が植設され、スト
ッパ壁41Dの外側部ばね掛部41Eと、シート押えレバー
61にばね63をかけ、これにより軸62を中心として、レバ
ー61が反時計に回転力を与えられて、シート押えレバー
の上面はシートを押える方向と反対の方向に持上げられ
てシート面より離れた位置で止まっており、この際のレ
バー61の上面は、上部にあるビンの低面と平行になる如
くされている。
【0035】ビン移動装置70とステイプラ装置80につい
て図5,図6,図7で説明する。
【0036】ビン移動装置70と、ステイプラ装置80は、
共通の基箱91に取付けられており、また基箱91はビン移
動部40のフレーム上に垂直に軸支(図示せず)された基
箱軸90上を図示しない公知の機構により上下方向に、昇
降し、各ビン毎に停止し、シート押え装置60を押えなが
ら、ビン41上に堆積されたシート束が、ステイプラ装置
80の綴じ部間隙に進入してステイプル位置81にてステイ
プルされる。これを更に説明すれば、前述の如く、堆積
を完了したシート束を収納したビン41を前記基箱91にあ
るビン移動装置70は、ビン移動モータ71を内蔵し、これ
の回転がウォーム72,ウォームギヤ73,から低速ギヤ74
へと低速化され、回転することにより、クランク盤75に
設けられたクランク75Aを作動し、これにつらなるビン
移動板77を、移動棚76に軸支された移動軸76Aを介
して、ビン移動モータ71の回転方向を正逆回転させるこ
とにより、ビン移動板77を図5ではシート面と直角方向
に移動させることができる。なお、79A,79Bはビン移
動板77の移動を検知する部材である。これに係止された
レバーピン66も移動するため、シート押えレバーの上面
がシートPを押さえたり、または、押さえを解除する。
いま図5の左方のビン移動装置70のビン移動板77が、左
方に移動することにより前記の如く、レバーピン66を引
張りシートP束を押さえつけ、更にビン移動板77が左方
に移動することにより、ビンを牽引し、ステイプル位置
81に、移動させステイプルをする。ステイプルが終われ
ばビン移動モータ71が逆回転し、ビン移動板77が図5の
右方に移動することによりこれに係止するレバーピン66
も右方に移動すると共に、ビンも孔39Aにかけたビン戻
しばね39により元の位置に戻され、またレバーピン66も
軸62を中心として、シート押えレバー61はばね63により
戻され、シート押えを解除する。この一連の動きは、ビ
ン移動板77にあるセンサー79Bを通過しオン・オフして
駆動される。
【0037】最後に、制御部93について図8により説明
する。
【0038】制御部93は主にソータをシーケンシャルに
制御するための電気系で、シーケンス制御部93aはソー
タをシーケンシャルに制御し、モータドライバー93bは
各種モータを駆動するモータ用のドライバー、タイマー
93cは排出ローラモータ94bの高低切替用、搬送モータ
94aは搬送部の駆動用モータ、整合モータ94cは整合モ
ータ、ステイプラ昇降モータ94dはステイプラ装置の昇
降用モータ、ステイプルモータ94eはスライプル用モー
タである。
【0039】また、原稿奇数偶数検知部96は画像形成装
置100でコピー時に検知し、検知された情報を受信す
る。
【0040】(2)実施例の作用 実施例の作用について図1〜図8に加え、図9、図10、
図11で実施例の概略作用説明の後、本発明部分の作用に
ついて説明する。
【0041】図9は排出ローラのフローチャート図、図
10はステイプラのフローチャート図、および図11はシー
ト間隔の概要説明図である。
【0042】(2−1)実施例の概略作用 画像形状装置100より排出されたシートPは搬送部11で
搬送され、分配器21の排出ローラ30でビン41へ排出され
る。この時排出検知センサー24がシートPの先端を検知
し、タイマー93cが作用して、高速V2maxで回転して
いた排出ローラ30が所定時間後低速V2minに切替り、
シートがビン41に排出される。
【0043】次に、整合棒54がシートPの側縁を押し整
合する。ビンへの排出は1番ビンより始まり2番ビンへ
と順に移動していく。設定枚数ビンまで移動すると今度
はビンの番号が減少する方向のビンにシートが排出され
これをくり返す。
【0044】一方、原稿は奇数枚か偶数枚かの検知が画
像形成装置100で行なわれ図8の原稿奇数偶数検知部96
に信号が送られる。この信号にもとづきステイプラ装置
80は原稿が奇数の場合は1番ビンへ、原稿が偶数の場合
は設定枚数ビンへ移動する。ここで原稿が奇数の場合、
最終原稿が1ビンに入った後より、また原稿が偶数の場
合、最終原稿が設定枚数ビンに入った後よりシート押え
装置60がビン41のシート束を押え、次いでビン移動装置
70によりビンがステイプラ装置80の方向へ移動しステイ
プルされ、順次ステイプルされていく。
【0045】(2−2)請求項1記載の詳細作用 図9の図面にそって説明する。
【0046】イ)シートPが搬送部11で搬送速度V1で
送られ、速度V1より速い速度V2で排出ローラ30より
送られる(98a,98b)。
【0047】ロ)排出検知センサー24によりシートPの
先端を検知する(98c)。
【0048】ハ)排出検知センサー24がシートPの先端
を検知した時点よりタイマー93cがセットされる(98
e)。
【0049】ニ)タイマー93cが終了すると、排出ロー
ラ30は低速V2minでシートPを排出しつづける(98
d,98f)。
【0050】ホ)排出ローラ30より排出し終ったシート
Pはビンに排出され空中にとんだ状態後ビンに停止す
る。
【0051】ヘ)整合棒54が次のシートとの時間間隔が
ひろげられた時間帯でシートPの側縁を押し整合を行な
う。
【0052】ト)前記の排出検知センサー24がシートP
の他端を検知すると、再び排出ローラを高速回転させ次
のシートPを排出させる(98g,98h,98i)。
【0053】従来との比較をさらに詳しく図11の図面に
そって説明する。
【0054】図は排出ローラの速度が従来の定速のもの
と、本発明の排出ローラの速度が例では高速、低速2段
切替のものとについて示している。横軸は時間で、縦軸
はシートPについてはシートPがビンに排出し終った時
の後端(排出ローラ側)を原点として、シートPの先端
での距離lPを、また整合棒については初期の停止位置
を原点としてシートPの側紙方向への移動距離lLを示
している。
【0055】また搬送部11で送られている速度V1で、
定速制御の速度はV1と等しいとする。
【0056】ここで、定速制御の場合につい説明する
と、シートPと次のシートPとの時間間隔は図のTG1
となり、整合棒で整合を行った後の次のシートとの時間
間隔はTP1となる。
【0057】一方、変速制御では、シートPを初期にV
1より早い速度で送り、その後低速にしてシートPをビ
ンに排出させるとシートと次のシートの時間間隔は図の
TG2となり前記のTG1より余裕ができたことにな
る。
【0058】また、整合棒54で上記と同じ速度で整合を
行ったとすると次のシートとの時間間隔はTP2とな
り、前記のTP1より大きくなる。
【0059】したがって、整合棒54の動作時間に余裕が
できることになり、また従来の場合では、搬送部でのシ
ートPと次のシートPとの時間間隔が少ない場合は、シ
ートPがビンに排出され、空中に飛んでいる間に整合棒
54で、整合させる必要がでてきたりまた、前記のTP1
の余裕も少なくなる。
【0060】(2−3)請求項2の詳細作用の説明 イ)原稿が奇数枚か偶数枚かを画像形成装置でコピー時
に検出し、原稿奇数偶数検知部96に送る。
【0061】ロ)奇数枚の場合について説明すると、前
記検知をチェックし奇数か偶数かを判断する(97a,97
b)。
【0062】ハ)奇数枚であることが判断された場合、
ステイプラ装置80はステイプルしてよいかのタイミング
をみている(97d)。
【0063】ニ)よければ、ステイプラ装置80が1番ビ
ン41aよりステイプルする(97e)。
【0064】ホ)ここで設定部数ステープルを完了した
かどうかチェックし、未完了であれば2番ビン41bに移
動しステイプルし、順次くりかえしていく(95f)。
【0065】ヘ)ステイプルが完了したら、ステイプラ
装置80が上頭位置にいるかが判断され、いないならばス
テイプラは上昇し、初期位置である上頭位置にきて停止
する(97g,97h)。
【0066】ト)上頭位置にきていれば終了する(97
i)。
【0067】チ)偶数枚の場合について説明すると、前
記検知をチェックし偶数枚であると判断された後、ステ
イプラ装置80が設定枚数ビンまで移動する(97c)。
【0068】リ)ステイプルしてよいかのタイミングを
みている(97d)。
【0069】ヌ)タイミングがとれればステイプラ装置
80が設定枚数ビンよりステイプルする(97e)。
【0070】ル)以降は奇数枚で説明したとおり行って
停止する。
【0071】(3)他の実施例 ここで、請求項1記載の実施例では排出ローラ30の速度
切替を高速回転と、低速回転の2段階で示したが、2段
階以上または連続的に速度変化させてもよい。
【0072】また、請求項1記載の実施例では排出検知
センサー24を排出ローラ30のビン側に設置したが、分配
器フレーム22内に設けてもよい。
【0073】また、請求項2記載の実施例では原稿が奇
数か偶数かの検出は画像形成装置100で行ない、この情
報をソータ10の原稿奇数偶数検知部に送信されるように
したがソータ内で検知してもよい。
【0074】
【発明の効果】この発明の効果としてステイプラ装置を
備えたソータにおいて、シートの丁合い(ソート)、ス
テイプルの高速化が可能となる。
【0075】請求項1記載においては、画像形成装置よ
り排出されるシートと次のシート間の時間間隔を短くす
ることができるようになり、また、シートPの後端を次
のシートPの先端との搬送部での時間間隔は排出ローラ
をすぎた後は長くなるようにしたので特に整合棒の作動
のタイミングがとりやすくなる。
【0076】また、排出ローラでシートを高速で排出
し、排出終了近くで低速にして全体として高速化を計
り、さらにシートPが空中に飛んで停止するまでの時間
が短くなるので高速化が計られる。
【0077】また、ビン41に排出されたシートPは低速
で排出ローラ30よりはなれるので、シートPが空中に飛
んでいる時間が短く整合棒54による整合がしやすく、整
合性が良い。
【0078】請求項2記載においては、例えば原稿が偶
数枚の場合、設定枚数ビンに最終原稿がビンに入った後
に、設定枚数ビンよりステイプルするので、ステイプラ
装置が上下に移動する時間をとる必要がなく高速化でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置に接続されたソータの構成図。
【図2】分配器の断面図。
【図3】図2のX−X矢視断面図。
【図4】分配器とビンの部分断面図。
【図5】ステイプラ装置、ビン移動装置の平面図。
【図6】ビン移動装置の側面図。
【図7】ステイプラ装置とビンの斜視図。
【図8】制御部の要部ブロック図。
【図9】排出ローラのフローチャート図。
【図10】ステイプラのフローチャート図。
【図11】シート間隔の概要説明図。
【符号の説明】
10 ソータ 10g 受入口 10m 分配器モータ 11 搬送部 12 搬送ベルト 14 搬送ローラ 21 分配器 23a 受入口 23b 排出口 24 排出検知センサー 30 排出ローラ 40 ビン移動部 41 ビン 41a 1番ビン 41b 2番ビン 50 整合部 54 整合棒 60 シート押え装置 70 ビン移動装置 80 ステイプラ装置 81 ステイプル位置 93 制御部 93c タイマー 96 原稿奇数偶数検知部 100 画像形成装置 100g シート排出口 P シート

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを分類、収納する複数のビンと、
    前記ビンに収納したシートを綴じ止めするステイプラ装
    置とを備えたソータであって、画像形成装置から排出さ
    れる前記シートを搬送する搬送部と、前記ビンの入口直
    前で前記シートの移動状態を検知する排出検知センサー
    と、前記搬送部の搬送速度より高速にし搬送部のシート
    を前記ビンへ排出する排出ローラを有する分配器と、シ
    ートとシート間の広がった時間間隔でシートの側縁を押
    して整合させる整合部と、からなり画像形成装置より排
    出されるシートとシートの間の時間間隔を短かくできる
    ようにして処理の高速化を図るようにしたことを特徴と
    するステイプラ装置を備えたソータ。
  2. 【請求項2】 シートを分類、収納する複数のビンと、
    前記ビンに収納したシートを綴じ止めするステイプラ装
    置とを備えたソータであって、前記ビンへの排出を1番
    ビンより順次排出し設定枚数ビンより逆に1番ビンへ戻
    る分配器と、原稿の奇数枚又は偶数枚を検知また画像形
    成装置より前記検知を受信する原稿奇数偶数検知部と、
    原稿奇数枚時は、1番ビンが最終原稿のシートを排出完
    了後所定のタイミングで1番ビンよりステイプルを開始
    し、原稿が偶数枚時、設定枚数ビンより最終原稿のシー
    トが排出された後に所定のタイミングでステイプルを開
    始するステイプラ装置と、からなり原稿奇数枚、偶数枚
    に関係なく最終原稿のシートが排出されたビンよりステ
    イプルを行なうようにし、ステイプルの開始時期を早く
    して処理の高速化を図るようにしたことを特徴とするス
    テイプラ装置を備えたソータ。
JP32567592A 1992-12-04 1992-12-04 ステイプラ装置を備えたソータ Pending JPH06171264A (ja)

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