JPH0617047B2 - 射出成形品取出装置 - Google Patents

射出成形品取出装置

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JPH0617047B2
JPH0617047B2 JP62079804A JP7980487A JPH0617047B2 JP H0617047 B2 JPH0617047 B2 JP H0617047B2 JP 62079804 A JP62079804 A JP 62079804A JP 7980487 A JP7980487 A JP 7980487A JP H0617047 B2 JPH0617047 B2 JP H0617047B2
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JP
Japan
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mold
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chuck
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JP62079804A
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JPS63247016A (ja
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公夫 三田
英明 小岩井
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Sailor Pen Co Ltd
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Sailor Pen Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/40Removing or ejecting moulded articles
    • B29C45/42Removing or ejecting moulded articles using means movable from outside the mould between mould parts, e.g. robots

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、合成樹脂の射出成形品取出装置に関するもの
である。
〔従来技術とその問題点〕
合成樹脂の射出成形品(以下、ワークと云う)を金型か
ら取り出すために、専用の取出装置が使用される。この
取出装置は、旋回運動や往復運動を行うチャックアーム
の先端にチャックが取付けられており、金型が型開きす
るとチャックが金型間に入り込み、エジェクターピンに
よって移動金型の表面に突き出されたワークをチャック
して取り出す。従って、小さなワークを正確にチャッキ
ングするためには、移動金型の表面とチャックとの距離
は取り出し操作毎に常に一定になるようにしなければな
らない。このため、従来の型開き同期型取出装置は、取
出装置を移動金型が取付けられる移動プレートの上に設
置し、取出装置を移動プレートと一体になって移動さ
せ、前記の距離が変動しないようにしている。しかしな
がら、取出装置を移動プレートの上に設置すると、取出
装置の重量が全て移動体である移動プレートにかかり、
また、取出装置が動作中に発生する振動やショックが射
出成形基に伝達するために、射出成形機の精度維持に悪
影響を及ぼす。従って、保守整備に手間を要したり、ワ
ークの寸法精度に悪影響を及ぼす問題点がある。
次に、コンパクトディスクやビジュアルディスクのよう
なワークは、成形工程における塵の付着は極力避けなけ
ればならないために、クリーンルームで射出成形され
る。このクリーンルームは、天井よりクリーンエァーを
床に向けて吹き降ろし、下方で集塵している。ところ
で、可動部の多い取出装置から発塵することは不可避で
あるが、取出装置が移動プレートの上に配置されている
ので、この塵が落下する途中にワークに付着する問題点
がある。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、射出成形機に悪影響を及ぼすことがな
くて正確かつ迅速に作動し、クリーン成形も可能な型開
き同期型の射出成形品取出装置を提供することを目的と
するものである。
〔発明の構成とその作用〕
本発明の射出成形品取出装置は、射出成形機の金型の下
方ないし側方に配置される基台と、この基台上をスライ
ド可能に配設され、射出成形機の移動プレートに連結さ
れて金型の側方を型開き方向にスライドする第1プレー
トと、この第1プレート上をスライド可能に配設され、
基台第1プレートに連結されたリンク機構によって型開
き方向と直角にスライドする第2プレートと、この第2
プレート上に配置されるチャック機構とよりなり、第2
プレートのスライド幅および停止位置が一対のストッパ
ーによって一定に規制されるとともに、リンク機構の基
台側および第2プレート側にバッファー用エアシリンダ
ーが介装され、第1プレートのスライド幅のバラツキを
これらのエアシリンダーが吸収することを特徴とする。
すなわち、先ず、第1プレートが射出成形機の移動プレ
ートに連結されて金型の側方を型開き方向に型開きと連
動してスライドする型開き同期型であるので、移動金型
の表面とチャックの距離は常に一定で変動しない。そし
て、リンク機構によって第2プレートが、第1プレート
のスライドに連動して型開き方向と直角にスライドする
ので、チャック機構は、第1プレートと第2プレートの
運動が合成されて斜め方向に移動し、迅速に金型間に侵
入してワークをチャックする。そして、基台が金型の下
方ないし側方に配置されているので、取出装置の重量は
移動プレートにかからず、また、取出装置の作動中の振
動やショックが伝達されないので、射出成形機の精度が
維持され、ワークの寸法精度に悪影響を及ぼさない。更
には、取出装置の機構部が全て金型よりも低い位置にあ
るので、発生する塵はワークに付着することがなく、ク
リーン成形を実現することができる。
次に、金型の型開き距離にはバラツキがあるので、リン
ク機構によって型開きと連動する第2プレートのスライ
ド量も変動する。従って、チャックの位置が金型のセン
ターから偏位してしまう。しかし、リンク機構の基台側
および第2プレート側にバッファー用エアシリンダーを
介装し、第2プレートのスライド幅が一対のストッパー
によって一定に規制するので、これによって第2プレー
トの停止位置が一定になり、第2プレートが停止した後
に、金型が更に移動し、その移動量にバラツキがあって
もエアシリンダーのピストンロッドがこれに応じて伸長
してバラツキを吸収する。また、第2プレート側のバッ
ファー用エアシリンダーのエアを通常と逆方向から圧力
がかかるように切り替えておくと、ピストンロッドがシ
リンダー外へ伸長状態となり、型開きしても第2プレー
トはスライドしない。従って、チャック機構が金型間に
侵入せず、保守点検時などに便利である。
〔実施例〕
以下に図面に示す実施例に基いて本発明を具体的に説明
する。
第1図に示すように、射出成形機の固定プレート 91 と
移動プレート 92 が対向して配置され、それぞれに固定
金型 93 と移動金型 94 が取付けられている。固定プレ
ート 91 裏側の射出ノズル 95 より溶融した合成樹脂が
金型のキャビティーに注入され、凝固が完了すると型開
きし、ワークWが移動金型 94 に取付けられたエジェク
ターピン(図示せず)によって移動金型 94 の表面に突
き出される。このワークWは、例えばコンパクトディス
クであり、成形工程で塵が付着するのを防止するため
に、クリーンルーム内に射出成形機を設置して成形され
る。
取出装置の基台1は、プレート 91, 92 の下方ないし側
方に配置されている。この基台1の上面には一対のレー
ル 11 が金型の型開き方向に敷設されており、このレー
ル 11 に沿って第1プレート2がスライド可能に配設さ
れている。第1プレート2は、第2図に示すように、連
結部材 21 によって移動プレート 92 に連結されてお
り、型開きするとこれに連動してスライドする。第1プ
レート2の上面には一対のレール 22 が金型の型開き方
向と直角に敷設されており、このレール 22 に沿って第
2プレート3がスライド可能に配設されている。
この第2プレート3は、第3図および第4図に示すダブ
ルスライダクランク連鎖によるリンク機構によって型開
きに連動してスライドする。即ち、所定角度に屈曲した
リンク 41 がピン 42 によって回転自由に第1プレート
2に固定されている。そして、リンク 41 の両端にはバ
ッファー用のエアシリンダー 43 および 44 のピストン
ロッドがピン 46 によって回転可能に連結され、エアシ
リンダー 43 および 44 の基端側は、ブラケット 45 に
よって第2プレート3および基台1にそれぞれ回転自由
に固定されている。ここでエアシリンダー 43 および 4
4 は、いずれもピストンロッドがシリンダー内に退入す
る方向に空気圧が常にかかっており、第2プレート3を
スライドさせるに必要な力がピストンロッドに作用して
もピストンロッドはシリンダー外へ伸長しない。従っ
て、型開きに連動して第1プレート2がスライドする
と、リンク 41 がピン 42 を中心にして回転し、第2プ
レート3が型開き方向と直角にスライドする。第1プレ
ート2上には一対のストッパー 23, 23 が設けられ、一
方、第2プレート3の下面には突起 31 が設けられてお
り、この突起 31 がストッパー 23, 23 に衝合すること
により、第2プレート3のスライド範囲と停止位置が規
制される。このスライド範囲は、通常の型開き距離に連
動してスライドする範囲よりも僅かに小さく設定されて
おり、突起 31 がストッパー 23, 23 に衝合した後も、
型開きに連動して第1プレート2は僅かにスライドを続
ける。従って、リンク 41 も回転を続けるが、エアシリ
ンダー 43 および 44 のピストンロッドが空気圧に抗し
てシリンダー外へ伸長し、リンク 41 の回転を吸収す
る。
次に、チャック機構を説明すると、第1図と第2図に示
すように、第2プレート3の上にはチャック架台 51 が
立設されており、このチャック架台 51 の側面にはチャ
ックアーム 52 が旋回自由に設けられ、図示略の駆動機
構によって、第2図に示すように旋回する。そして、こ
のチャックアーム 52 の先端には、吸着盤からなるチャ
ック 53 が取付けられており、ワークWの表面に吸着盤
が吸着してチャックするようになっている。なお、チャ
ック機構は、第3図と第4図では省略してある。
しかして、金型が閉じて溶融した合成樹脂を注入してい
るときは、リンク機構は、第4図に示す状態であり、第
1プレート2は固定プレート 91 側に寄り、第2プレー
ト3は金型から離れた位置に寄っている。そして、チャ
ックアーム 52 は金型から離れた方向に旋回している。
次に、合成樹脂が凝固して型開きすると、第1プレート
2が移動プレート 92 に連動してスライドするため、リ
ンク 41 がピン 42 を中心にして反時計廻りに回転す
る。従って、第2プレート3は金型の方向にスライド
し、第3図に示す状態になる。このとき、前述のよう
に、型開き量のバラツキにかかわらず、第2プレート3
はストッパー 23 とバッファー用のエアシリンダー 43
の作用で所定の位置に正確に停止する。従って、チャッ
ク架台 51 は型開きに連動して斜め方向に移動するため
に、金型側に旋回を終えたチャック 53 は素早く金型間
に侵入するが、第2プレート3が正確な位置に停止して
いるので、チャック 53 は常に移動金型 94 のセンター
に停止し、ワークWの表面に吸着盤が吸着して正確にチ
ャックする。そして、型締めするときの動作はこれと逆
であり、このときも迅速に動作する。また、保守点検時
などには、第2プレート側3のバッファー用エアシリン
ダー 43 のエアを通常と逆方向から圧力がかかるように
切り替えておく。これによって、ピストンロッドがシリ
ンダー外へ伸長可能な状態になり、第1プレート2がス
ライドしてもピストンロッドがシリンダー外へ伸長して
リンク機構が働かないために、型開きしても第2プレー
ト3はスライドせず、チャック 53 が金型間に侵入しな
い。
このように、基台1が金型の下方ないし側方に配置され
ているので、取出装置の重量は移動プレート 92 にかか
らず、また、取出装置の重心が低い位置にあるので、作
動中の振動やショックが小さく、かつ射出成形機に伝達
されないので、射出成形機の精度が維持され、ワークW
の寸法精度に悪影響を及ぼさない。更には、取出装置の
機構部が全て金型よりも低い位置にあるので、取出装置
より発生する塵は直ちに下方に設置された集塵機に吸引
される。従って、ワークWに付着することがなく、クリ
ーン成形を実現することができる。
〔発明の効果〕
また、第2プレートのスライド幅および停止位置を一対
のストッパーによって一定に規制するとともに、リンク
機構の基台側および第2プレート側にバッファー用エア
シリンダーを介装し、第1プレートのスライド幅のバラ
ツキをこれらのエアシリンダーが吸収するようにしたの
で、正確に作動する。
以上説明したように、本発明の射出成形品取出装置は、
基台を金型の下方ないし側方に配置し、型開きに連動し
てチャック機構が斜め方向に移動し、迅速に金型間に侵
入するようにしたので、射出成形機に悪影響を及ぼすこ
とがなくて正確かつ迅速に作動し、クリーン成形も可能
な型開き同期型の射出成形品取出装置とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の側面図、第2図は正面図、第3
図と第4図はリンク機構の説明図をそれぞれ示す。 1……基台、2……第1プレート、3……第2プレー
ト、23……ストッパー、41……リンク、42,46……ピ
ン、43,44……バッファー用エアシリンダー、53……チ
ャック、91……固定プレート、92……移動プレート、93
……固定金型、94……移動金型、W……ワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭49−76953(JP,A) 特開 昭59−198130(JP,A) 特開 昭59−198131(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】射出成形機の金型の下方ないし側方に配置
    される基台と、この基台上をスライド可能に配設され、
    射出成形機の移動プレートに連結されて金型の側方を型
    開き方向にスライドする第1プレートと、この第1プレ
    ート上をスライド可能に配設され、基台第1プレートに
    連結されたリンク機構によって型開き方向と直角にスラ
    イドする第2プレートと、この第2プレート上に配置さ
    れるチャック機構とよりなり、 前記第2プレートのスライド幅および停止位置が一対の
    ストッパーによって一定に規制されるとともに、リンク
    機構の基台側および第2プレート側にバッファー用エア
    シリンダーが介装され、第1プレートのスライド幅のバ
    ラツキをこれらのエアシリンダーが吸収することを特徴
    とする型開き同期型の射出成形品取出装置。
JP62079804A 1987-04-02 1987-04-02 射出成形品取出装置 Expired - Lifetime JPH0617047B2 (ja)

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JPS63247016A JPS63247016A (ja) 1988-10-13
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6422524A (en) * 1987-07-20 1989-01-25 Sailor Pen Co Ltd Unloading device of injection molded item
DE19848420C1 (de) * 1998-10-21 2000-04-13 Richard Herbst Kunststoff-Spritzgießanlage mit Handlinggerät
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JP5926352B2 (ja) 2014-10-24 2016-05-25 ファナック株式会社 ロボットを備えた射出成形システム

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