JPH06170172A - 炭化水素吸着触媒 - Google Patents
炭化水素吸着触媒Info
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- JPH06170172A JPH06170172A JP4321923A JP32192392A JPH06170172A JP H06170172 A JPH06170172 A JP H06170172A JP 4321923 A JP4321923 A JP 4321923A JP 32192392 A JP32192392 A JP 32192392A JP H06170172 A JPH06170172 A JP H06170172A
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- JP
- Japan
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- zeolite
- zsm
- sio
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N2240/00—Combination or association of two or more different exhaust treating devices, or of at least one such device with an auxiliary device, not covered by indexing codes F01N2230/00 or F01N2250/00, one of the devices being
- F01N2240/18—Combination or association of two or more different exhaust treating devices, or of at least one such device with an auxiliary device, not covered by indexing codes F01N2230/00 or F01N2250/00, one of the devices being an adsorber or absorber
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01N—GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; GAS-FLOW SILENCERS OR EXHAUST APPARATUS FOR INTERNAL COMBUSTION ENGINES
- F01N2570/00—Exhaust treating apparatus eliminating, absorbing or adsorbing specific elements or compounds
- F01N2570/12—Hydrocarbons
Landscapes
- Catalysts (AREA)
- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車等の内燃機関から排出される排ガス中
に、液体状の水が存在する低温域から高温域においても
排ガス中の炭化水素を良好に吸着し、吸着材の下流に配
置される触媒コンバーターの活性化を促進する炭化水素
吸着触媒を得る。 【構成】 モノリス担体の前方部分と後方部分でSiO2/
Al2O3 比の異なる炭化水素の吸着に有効なZSM−5ゼ
オライトをコーティングしてなる触媒であって、前方部
分のZSM−5ゼオライトのSiO2/Al2O3 が100 〜700
であり、後方部分のZSM−5ゼオライトのSiO2/Al2O
3 が10〜40である。
に、液体状の水が存在する低温域から高温域においても
排ガス中の炭化水素を良好に吸着し、吸着材の下流に配
置される触媒コンバーターの活性化を促進する炭化水素
吸着触媒を得る。 【構成】 モノリス担体の前方部分と後方部分でSiO2/
Al2O3 比の異なる炭化水素の吸着に有効なZSM−5ゼ
オライトをコーティングしてなる触媒であって、前方部
分のZSM−5ゼオライトのSiO2/Al2O3 が100 〜700
であり、後方部分のZSM−5ゼオライトのSiO2/Al2O
3 が10〜40である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の排ガス浄化装
置に使用される炭化水素(HC)吸着触媒に関するもの
である。
置に使用される炭化水素(HC)吸着触媒に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】自動車等の内燃機関の排ガス浄化用触媒
としては、一酸化炭素(CO)および炭化水素(HC)
の酸化と、窒素酸化物(NOx )の還元を同時に行う触
媒が汎用されている。このような触媒は、例えば特公昭
58−20307号公報にもみられるように、耐火性担
体上のアルミナコート層に、パラジウム(Pd),白金
(Pt),ロジウム(Rh)等の貴金属、および場合に
より助触媒成分としてセリウム(Ce),ランタン(L
a)等の希土類金属またはニッケル(Ni)等のベース
メタル酸化物を添加したものがほとんどである。
としては、一酸化炭素(CO)および炭化水素(HC)
の酸化と、窒素酸化物(NOx )の還元を同時に行う触
媒が汎用されている。このような触媒は、例えば特公昭
58−20307号公報にもみられるように、耐火性担
体上のアルミナコート層に、パラジウム(Pd),白金
(Pt),ロジウム(Rh)等の貴金属、および場合に
より助触媒成分としてセリウム(Ce),ランタン(L
a)等の希土類金属またはニッケル(Ni)等のベース
メタル酸化物を添加したものがほとんどである。
【0003】かかる触媒は、排ガス温度とエンジンの設
定空燃比の影響を強く受ける。自動車用触媒が浄化能を
発揮する排ガス温度としては、一般に 300℃以上必要で
あり、また空燃料比はHCとCOの酸化とNOx の還元
のバランスがとれる理論空燃比(A/F=14.6)付近で
触媒が最も有効に働く。従って、従来の三元触媒を用い
る排ガス浄化装置を取り付けた自動車では、三元触媒が
有効に働くような位置に設置されており、また排気系の
酸素濃度を検出して、混合気を理論空燃比付近に保つよ
うフィードバッグ制御が行われている。
定空燃比の影響を強く受ける。自動車用触媒が浄化能を
発揮する排ガス温度としては、一般に 300℃以上必要で
あり、また空燃料比はHCとCOの酸化とNOx の還元
のバランスがとれる理論空燃比(A/F=14.6)付近で
触媒が最も有効に働く。従って、従来の三元触媒を用い
る排ガス浄化装置を取り付けた自動車では、三元触媒が
有効に働くような位置に設置されており、また排気系の
酸素濃度を検出して、混合気を理論空燃比付近に保つよ
うフィードバッグ制御が行われている。
【0004】従来の三元触媒をエキゾーストマニホール
ド直後に設置しても、排ガス温度が低い( 300℃以下)
エンジン始動直後には触媒活性が低く、始動直後(コー
ルドスタート時)に大量に排出されるHCは浄化されず
にそのまま排出されてしまうという問題がある。従って
かかる問題を解決するため排ガス浄化装置として、触媒
コンバータの排気上流側にコールドHCを吸着するため
の吸着材を納めたHCトラッパーを配置した装置(特開
平2−75327号公報、特開平2−135126号公
報)が提案されている。
ド直後に設置しても、排ガス温度が低い( 300℃以下)
エンジン始動直後には触媒活性が低く、始動直後(コー
ルドスタート時)に大量に排出されるHCは浄化されず
にそのまま排出されてしまうという問題がある。従って
かかる問題を解決するため排ガス浄化装置として、触媒
コンバータの排気上流側にコールドHCを吸着するため
の吸着材を納めたHCトラッパーを配置した装置(特開
平2−75327号公報、特開平2−135126号公
報)が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
特開平2−75327号公報に記載されている自動車排
ガス浄化装置では、 1)排気系に排気ガス中の有害成分の浄化触媒を配置
し、この触媒の上流側に吸着材を配置したものである
が、該吸着材として、Y型ゼオライトまたはモルデナイ
トを用いているためHC吸着能力が十分ではない。ま
た、特開平2−135126号公報に記載されている自
動車排ガス浄化装置に用いられている吸着材では、 2)銅(Cu)やパラジウム(Pd)をHC浄化触媒金
属として部分的に担持しているため、ゼオライトのHC
吸着能力が十分ではない。 3)ハニカム担体全体に同一種類のゼオライトをコーテ
ィングしているため、水の付着を抑えて有効にHCを吸
着したとしても、吸着触媒後方に担持した触媒成分が活
性化する前にゼオライトからのHC脱離がおこってしま
うという問題がある。
特開平2−75327号公報に記載されている自動車排
ガス浄化装置では、 1)排気系に排気ガス中の有害成分の浄化触媒を配置
し、この触媒の上流側に吸着材を配置したものである
が、該吸着材として、Y型ゼオライトまたはモルデナイ
トを用いているためHC吸着能力が十分ではない。ま
た、特開平2−135126号公報に記載されている自
動車排ガス浄化装置に用いられている吸着材では、 2)銅(Cu)やパラジウム(Pd)をHC浄化触媒金
属として部分的に担持しているため、ゼオライトのHC
吸着能力が十分ではない。 3)ハニカム担体全体に同一種類のゼオライトをコーテ
ィングしているため、水の付着を抑えて有効にHCを吸
着したとしても、吸着触媒後方に担持した触媒成分が活
性化する前にゼオライトからのHC脱離がおこってしま
うという問題がある。
【0006】本発明は、上記従来技術の問題点を解決す
るために、液体状の水が存在する低温域ではハニカム前
方部分に担持したハイシリカゼオライトがHCを有効に
吸着し、高温域では前方部分から脱離してきたHCと前
方で吸着されなかったHCをSiO2/Al2O3 =10〜40のZ
SM−5ゼオライトが良好に吸着するような炭化水素吸
着触媒を提供することを目的とする。
るために、液体状の水が存在する低温域ではハニカム前
方部分に担持したハイシリカゼオライトがHCを有効に
吸着し、高温域では前方部分から脱離してきたHCと前
方で吸着されなかったHCをSiO2/Al2O3 =10〜40のZ
SM−5ゼオライトが良好に吸着するような炭化水素吸
着触媒を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成した本発
明の炭化水素吸着触媒はモノリス担体の前方部分と後方
部分でSiO2/Al2O3 比の異なる炭化水素の吸着に有効な
ZSM−5ゼオライトをコーティングしてなる触媒であ
って、前方部分のZSM−5ゼオライトのSiO2/Al2O3
が100 〜700 であり、後方部分のZSM−5ゼオライト
のSiO2/Al2O3が10〜40であることを特徴とする。
明の炭化水素吸着触媒はモノリス担体の前方部分と後方
部分でSiO2/Al2O3 比の異なる炭化水素の吸着に有効な
ZSM−5ゼオライトをコーティングしてなる触媒であ
って、前方部分のZSM−5ゼオライトのSiO2/Al2O3
が100 〜700 であり、後方部分のZSM−5ゼオライト
のSiO2/Al2O3が10〜40であることを特徴とする。
【0008】本発明の炭化水素吸着触媒に、炭化水素を
吸着する吸着材として用いるZSM−5ゼオライトは、
銅(Cu)およびパラジウム(Pd)でイオン交換した
ものかまたかまたはH型のものが好ましく用いられ、更
に好ましくは担体の前方部分には低温で吸着性能をもつ
SiO2/Al2O3 が100 〜700 のH型かまたはCuまたはP
dでイオン交換したZSM−5が用いられ後方部分には
SiO2/Al2O3 が10〜40のPdおよびCuの少なくとも1
種以上の金属でイオン交換したZSM−5が用いられ
る。
吸着する吸着材として用いるZSM−5ゼオライトは、
銅(Cu)およびパラジウム(Pd)でイオン交換した
ものかまたかまたはH型のものが好ましく用いられ、更
に好ましくは担体の前方部分には低温で吸着性能をもつ
SiO2/Al2O3 が100 〜700 のH型かまたはCuまたはP
dでイオン交換したZSM−5が用いられ後方部分には
SiO2/Al2O3 が10〜40のPdおよびCuの少なくとも1
種以上の金属でイオン交換したZSM−5が用いられ
る。
【0009】
【作用】本発明の自動車排ガス浄化装置に用いるHC吸
着触媒においては、担体前方部分にコートされたSiO2/
Al2O3 =100 〜700 の吸着材からHCが脱離し始めて
も、吸着材後方部分にコートされたSiO2/Al2O3 =10〜
40の吸着材が、下流側の触媒コンバーター中の触媒が十
分に活性化するまで、HCを良好に吸着する。ここで、
前方部分にコートする吸着材と後方部分にコートする吸
着材の比は1:1〜1:3の間が好ましい。この理由
は、次の2点である。(1)後方部分にコートされたSi
O2/Al2O3 =10〜40の比率が全コート量の2分の1より
少ないと、前方部分にコートされた吸着材(SiO2/Al2O
3 =100 〜700 )から脱離したHCや、前方部分で吸着
できなかったHCを、後方部分の吸着材で吸着しきれな
い。(2)前方部分にコートされた、SiO2/Al2O3 =10
0 〜700 の吸着材の比率が全コート量の4分の1より少
ないと、水が液体状で存在する低温域での吸着力が低下
する。
着触媒においては、担体前方部分にコートされたSiO2/
Al2O3 =100 〜700 の吸着材からHCが脱離し始めて
も、吸着材後方部分にコートされたSiO2/Al2O3 =10〜
40の吸着材が、下流側の触媒コンバーター中の触媒が十
分に活性化するまで、HCを良好に吸着する。ここで、
前方部分にコートする吸着材と後方部分にコートする吸
着材の比は1:1〜1:3の間が好ましい。この理由
は、次の2点である。(1)後方部分にコートされたSi
O2/Al2O3 =10〜40の比率が全コート量の2分の1より
少ないと、前方部分にコートされた吸着材(SiO2/Al2O
3 =100 〜700 )から脱離したHCや、前方部分で吸着
できなかったHCを、後方部分の吸着材で吸着しきれな
い。(2)前方部分にコートされた、SiO2/Al2O3 =10
0 〜700 の吸着材の比率が全コート量の4分の1より少
ないと、水が液体状で存在する低温域での吸着力が低下
する。
【0010】
【実施例】以下本発明を実施例、比較例および試験例に
よりさらに詳細に説明する。尚例において、部は特記し
ない限り重量部を表す。
よりさらに詳細に説明する。尚例において、部は特記し
ない限り重量部を表す。
【0011】実施例1 H型のZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =700 )90
部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポッ
トに仕込み、振動ミル装置で2時間もしくは、ユニバー
サルボールミル装置で6時間混合粉砕して、ウォッシュ
コートスラリーを製造した。コーディライト製モノリス
担体の2分の1前方部分のみを含浸したのちエアーブロ
ーして余計なスラリーを除去し、その後、乾燥を行い、
400 ℃で約1時間仮焼成した。これにより、H型のZS
M−5ゼオライト(SiO2/Al2O3=700 )が約100 g/
Lのコート量で担体にコートされた。上記のウォッシュ
コート、乾燥及び焼成を更に繰り返して合計200 g/L
をコートし、空気雰囲気中400 ℃で1時間焼成を行っ
た。
部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポッ
トに仕込み、振動ミル装置で2時間もしくは、ユニバー
サルボールミル装置で6時間混合粉砕して、ウォッシュ
コートスラリーを製造した。コーディライト製モノリス
担体の2分の1前方部分のみを含浸したのちエアーブロ
ーして余計なスラリーを除去し、その後、乾燥を行い、
400 ℃で約1時間仮焼成した。これにより、H型のZS
M−5ゼオライト(SiO2/Al2O3=700 )が約100 g/
Lのコート量で担体にコートされた。上記のウォッシュ
コート、乾燥及び焼成を更に繰り返して合計200 g/L
をコートし、空気雰囲気中400 ℃で1時間焼成を行っ
た。
【0012】次に、Pdでイオン交換したZSM−5ゼ
オライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリカゾル(固形
分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込み、上記と同
様の方法でウォッシュコートスラリーを製造し、同様の
コート方法でモノリス担体の2分の1後方部分のみに20
0 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い(吸着触媒−1)
を得た。
オライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリカゾル(固形
分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込み、上記と同
様の方法でウォッシュコートスラリーを製造し、同様の
コート方法でモノリス担体の2分の1後方部分のみに20
0 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い(吸着触媒−1)
を得た。
【0013】実施例2 Pdでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−2)を得た。
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−2)を得た。
【0014】実施例3 Cuでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−3)を得た。
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−3)を得た。
【0015】実施例4 H型のZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =700 )90
部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポッ
トに仕込み、実施例1と同様の方法でウォッシュコート
スラリーを製造し、同様のコート方法でモノリス担体の
2分の1前方部分に200 g/Lコートし、乾燥、焼成を
行った。次に、Cuでイオン交換したZSM−5ゼオラ
イト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリカゾル(固形分20
%)50部、水60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同
様の方法でウォッシュコートスラリーを製造し、同様の
コート方法でモノリス担体の2分の1後方部分のみに20
0 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い(吸着触媒−4)
を得た。
部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポッ
トに仕込み、実施例1と同様の方法でウォッシュコート
スラリーを製造し、同様のコート方法でモノリス担体の
2分の1前方部分に200 g/Lコートし、乾燥、焼成を
行った。次に、Cuでイオン交換したZSM−5ゼオラ
イト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリカゾル(固形分20
%)50部、水60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同
様の方法でウォッシュコートスラリーを製造し、同様の
コート方法でモノリス担体の2分の1後方部分のみに20
0 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い(吸着触媒−4)
を得た。
【0016】実施例5 Pdでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Cuでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−5)を得た。
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Cuでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−5)を得た。
【0017】実施例6 Cuでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Cuでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−6)を得た。
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Cuでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−6)を得た。
【0018】実施例7 H型のZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =700 )90
部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポッ
トに仕込み、実施例1と同様の方法でウォッシュコート
スラリーを製造し、同様のコート方法でモノリス担体の
2分の1前方部分に200 g/Lコートし、乾燥、焼成を
行った。次に、Pdでイオン交換したZSM−5ゼオラ
イト(SiO2/Al2O3 =30)45部、Cuでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)45部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−7)を得た。
部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポッ
トに仕込み、実施例1と同様の方法でウォッシュコート
スラリーを製造し、同様のコート方法でモノリス担体の
2分の1前方部分に200 g/Lコートし、乾燥、焼成を
行った。次に、Pdでイオン交換したZSM−5ゼオラ
イト(SiO2/Al2O3 =30)45部、Cuでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)45部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−7)を得た。
【0019】実施例8 Pdでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)45部、Cu
でイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3
=30)45部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を
磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウォッシ
ュコートスラリーを製造し、同様のコート方法でモノリ
ス担体の2分の1後方部分のみに200 g/Lコートし、
乾燥、焼成を行い(吸着触媒−8)を得た。
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)45部、Cu
でイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3
=30)45部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を
磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウォッシ
ュコートスラリーを製造し、同様のコート方法でモノリ
ス担体の2分の1後方部分のみに200 g/Lコートし、
乾燥、焼成を行い(吸着触媒−8)を得た。
【0020】実施例9 Cuでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)45部、Cu
でイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3
=30)45部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を
磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウォッシ
ュコートスラリーを製造し、同様のコート方法でモノリ
ス担体の2分の1後方部分のみに200 g/Lコートし、
乾燥、焼成を行い(吸着触媒−9)を得た。
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)45部、Cu
でイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3
=30)45部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を
磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウォッシ
ュコートスラリーを製造し、同様のコート方法でモノリ
ス担体の2分の1後方部分のみに200 g/Lコートし、
乾燥、焼成を行い(吸着触媒−9)を得た。
【0021】実施例10 H型のZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =700 )90
部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポッ
トに仕込み、実施例1と同様の方法でウォッシュコート
スラリーを製造し、同様のコート方法でモノリス担体の
2分の1前方部分に200 g/Lコートし、乾燥、焼成を
行った。次に、Pdでイオン交換したZSM−5ゼオラ
イト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリカゾル(固形分20
%)50部、水60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同
様の方法でウォッシュコートスラリーを製造し、同様の
コート方法でモノリス担体の4分の3後方部分のみに20
0 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い(吸着触媒−1
0)を得た。
部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポッ
トに仕込み、実施例1と同様の方法でウォッシュコート
スラリーを製造し、同様のコート方法でモノリス担体の
2分の1前方部分に200 g/Lコートし、乾燥、焼成を
行った。次に、Pdでイオン交換したZSM−5ゼオラ
イト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリカゾル(固形分20
%)50部、水60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同
様の方法でウォッシュコートスラリーを製造し、同様の
コート方法でモノリス担体の4分の3後方部分のみに20
0 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い(吸着触媒−1
0)を得た。
【0022】実施例11 Pdでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の4分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の4分の3
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−11)を得た。
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の4分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の4分の3
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−11)を得た。
【0023】実施例12 Cuでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の4分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の4分の3
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−12)を得た。
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の4分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の4分の3
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−12)を得た。
【0024】実施例13 H型のZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =700 )90
部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポッ
トに仕込み、実施例1と同様の方法でウォッシュコート
スラリーを製造し、同様のコート方法でモノリス担体の
4分の1前方部分に200 g/Lコートし、乾燥、焼成を
行った。次に、Cuでイオン交換したZSM−5ゼオラ
イト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリカゾル(固形分20
%)50部、水60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同
様の方法でウォッシュコートスラリーを製造し、同様の
コート方法でモノリス担体の4分の3後方部分のみに20
0 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い(吸着触媒−1
3)を得た。
部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポッ
トに仕込み、実施例1と同様の方法でウォッシュコート
スラリーを製造し、同様のコート方法でモノリス担体の
4分の1前方部分に200 g/Lコートし、乾燥、焼成を
行った。次に、Cuでイオン交換したZSM−5ゼオラ
イト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリカゾル(固形分20
%)50部、水60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同
様の方法でウォッシュコートスラリーを製造し、同様の
コート方法でモノリス担体の4分の3後方部分のみに20
0 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い(吸着触媒−1
3)を得た。
【0025】実施例14 Pdでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の4分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Cuでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の4分の3
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−14)を得た。
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の4分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Cuでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の4分の3
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−14)を得た。
【0026】実施例15 Cuでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の4分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Cuでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の4分の3
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−15)を得た。
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の4分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Cuでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の4分の3
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−15)を得た。
【0027】実施例16 H型のZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =700 )90
部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポッ
トに仕込み、実施例1と同様の方法でウォッシュコート
スラリーを製造し、同様のコート方法でモノリス担体の
4分の1前方部分に200 g/Lコートし、乾燥、焼成を
行った。次に、Pdでイオン交換したZSM−5ゼオラ
イト(SiO2/Al2O3 =30)45部、Cuでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)45部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の4分の3
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−16)を得た。
部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポッ
トに仕込み、実施例1と同様の方法でウォッシュコート
スラリーを製造し、同様のコート方法でモノリス担体の
4分の1前方部分に200 g/Lコートし、乾燥、焼成を
行った。次に、Pdでイオン交換したZSM−5ゼオラ
イト(SiO2/Al2O3 =30)45部、Cuでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)45部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の4分の3
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−16)を得た。
【0028】実施例17 Pdでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の4分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)45部、Cu
でイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3
=30)45部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を
磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウォッシ
ュコートスラリーを製造し、同様のコート方法でモノリ
ス担体の4分の3後方部分のみに200 g/Lコートし、
乾燥、焼成を行い(吸着触媒−17)を得た。
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の4分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)45部、Cu
でイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3
=30)45部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を
磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウォッシ
ュコートスラリーを製造し、同様のコート方法でモノリ
ス担体の4分の3後方部分のみに200 g/Lコートし、
乾燥、焼成を行い(吸着触媒−17)を得た。
【0029】実施例18 Cuでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の4分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)45部、Cu
でイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3
=30)45部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を
磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウォッシ
ュコートスラリーを製造し、同様のコート方法でモノリ
ス担体の4分の3後方部分のみに200 g/Lコートし、
乾燥、焼成を行い(吸着触媒−18)を得た。
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の4分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)45部、Cu
でイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3
=30)45部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60部を
磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウォッシ
ュコートスラリーを製造し、同様のコート方法でモノリ
ス担体の4分の3後方部分のみに200 g/Lコートし、
乾燥、焼成を行い(吸着触媒−18)を得た。
【0030】実施例19 Pdでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =100 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−19)を得た。
2O3 =100 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−19)を得た。
【0031】実施例20 Pdでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =300 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−20)を得た。
2O3 =300 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−20)を得た。
【0032】実施例21 Pdでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =10)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−21)を得た。
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =10)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−21)を得た。
【0033】実施例22 Pdでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =100 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =10)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−22)を得た。
2O3 =100 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =10)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−22)を得た。
【0034】実施例23 Pdでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =300 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =10)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−23)を得た。
2O3 =300 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の2分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =10)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の2分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−23)を得た。
【0035】比較例1 Pdでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体全体に200 g/Lコートし、乾燥、焼成を
行い(吸着触媒−24)を得た。
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体全体に200 g/Lコートし、乾燥、焼成を
行い(吸着触媒−24)を得た。
【0036】比較例2 Cuでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体全体に200 g/Lコートし、乾燥、焼成を
行い(吸着触媒−25)を得た。
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体全体に200 g/Lコートし、乾燥、焼成を
行い(吸着触媒−25)を得た。
【0037】比較例3 Pdでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =30)90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60
部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウォ
ッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法でモ
ノリス担体全体に200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行
い(吸着触媒−26)を得た。
2O3 =30)90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60
部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウォ
ッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法でモ
ノリス担体全体に200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行
い(吸着触媒−26)を得た。
【0038】比較例4 Cuでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =30)90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60
部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウォ
ッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法でモ
ノリス担体全体に200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行
い(吸着触媒−27)を得た。
2O3 =30)90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水60
部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウォ
ッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法でモ
ノリス担体全体に200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行
い(吸着触媒−27)を得た。
【0039】比較例5 Pdでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の3分の2前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の3分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−28)を得た。
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の3分の2前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の3分の1
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−28)を得た。
【0040】比較例6 Pdでイオン交換したZSM−5ゼオライト(SiO2/Al
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の6分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の6分の5
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−29)を得た。以上の実施例の担体として
は、モノリス担体、メタル担体等任意のものを使用する
ことがてきる。
2O3 =700 )90部、シリカゾル(固形分20%)50部、水
60部を磁器ポットに仕込み、実施例1と同様の方法でウ
ォッシュコートスラリーを製造し、同様のコート方法で
モノリス担体の6分の1前方部分に200 g/Lコート
し、乾燥、焼成を行った。次に、Pdでイオン交換した
ZSM−5ゼオライト(SiO2/Al2O3 =30)90部、シリ
カゾル(固形分20%)50部、水60部を磁器ポットに仕込
み、実施例1と同様の方法でウォッシュコートスラリー
を製造し、同様のコート方法でモノリス担体の6分の5
後方部分のみに200 g/Lコートし、乾燥、焼成を行い
(吸着触媒−29)を得た。以上の実施例の担体として
は、モノリス担体、メタル担体等任意のものを使用する
ことがてきる。
【0041】試験例 実施例1〜23および、比較例1〜6の各吸着触媒に付
き下記条件で評価を行い、HC吸着浄化率を測定し、得
た結果を表1に示す。 触媒容量 120cm3(SV: 40000/h) 評価エンジン 6気筒2000ccエンジン(RB20E) 評価モードは、コールド状態(水温25℃)からエンジン
始動し、アイドル状態( 700rpm)に20秒間保持(図1)
し、その後2000rpm 、−200mmHg に加速、保持する。吸
着率は、ガス流入後 100秒間の積算値(1−吸着触媒出
口/吸着触媒入口)より求めた。図1にエンジン入口温
度の経時変化とこれに伴う炭化水素の基準温度変化を示
す。
き下記条件で評価を行い、HC吸着浄化率を測定し、得
た結果を表1に示す。 触媒容量 120cm3(SV: 40000/h) 評価エンジン 6気筒2000ccエンジン(RB20E) 評価モードは、コールド状態(水温25℃)からエンジン
始動し、アイドル状態( 700rpm)に20秒間保持(図1)
し、その後2000rpm 、−200mmHg に加速、保持する。吸
着率は、ガス流入後 100秒間の積算値(1−吸着触媒出
口/吸着触媒入口)より求めた。図1にエンジン入口温
度の経時変化とこれに伴う炭化水素の基準温度変化を示
す。
【0042】
【表1】
【0043】
【発明の効果】本発明の排ガス浄化用触媒において、担
体の前方部分が低温で吸着性能をもつSiO2/Al2O3 =10
0 〜700 のZSM−5がコートされ、後部部分がSiO2/
Al2O3=10〜40のZSM−5ゼオライトでコートされて
いるため、液体状の水が存在する低温域ではハニカム前
方部分に担持したハイシリカゼオライトがHCを有効に
吸着し、高温域では前方部分から脱離してきたHCと前
方で吸着されなかったHCを良好に吸着する。しかも、
HCが吸着される際の吸着熱により、吸着材の下流に配
置された触媒コンバーターの活性化が促進される。
体の前方部分が低温で吸着性能をもつSiO2/Al2O3 =10
0 〜700 のZSM−5がコートされ、後部部分がSiO2/
Al2O3=10〜40のZSM−5ゼオライトでコートされて
いるため、液体状の水が存在する低温域ではハニカム前
方部分に担持したハイシリカゼオライトがHCを有効に
吸着し、高温域では前方部分から脱離してきたHCと前
方で吸着されなかったHCを良好に吸着する。しかも、
HCが吸着される際の吸着熱により、吸着材の下流に配
置された触媒コンバーターの活性化が促進される。
【図1】試験例におけるエンジン入口温度の経時変化と
これに伴う炭化水素の基準濃度変化を示すグラフであ
る。
これに伴う炭化水素の基準濃度変化を示すグラフであ
る。
フロントページの続き (72)発明者 増田 剛司 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内
Claims (2)
- 【請求項1】 モノリス担体の前方部分と後方部分でSi
O2/Al2O3 比の異なる炭化水素の吸着に有効なZSM−
5ゼオライトをコーティングしてなる触媒であって、前
方部分のZSM−5ゼオライトのSiO2/Al2O3 が100 〜
700 であり、後方部分のZSM−5ゼオライトのSiO2/
Al2O3 が10〜40であることを特徴とする炭化水素吸着触
媒。 - 【請求項2】 炭化水素を吸着する吸着材として用いる
ZSM−5ゼオライトが、銅およびパラジウムでイオン
交換したものか、またはH型のZSM−5ゼオライトで
あることを特徴とする請求項1記載の炭化水素吸着触
媒。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4321923A JPH06170172A (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 炭化水素吸着触媒 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4321923A JPH06170172A (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 炭化水素吸着触媒 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06170172A true JPH06170172A (ja) | 1994-06-21 |
Family
ID=18137925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4321923A Pending JPH06170172A (ja) | 1992-12-01 | 1992-12-01 | 炭化水素吸着触媒 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06170172A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100489135B1 (ko) * | 2002-09-02 | 2005-05-17 | 현대자동차주식회사 | 촉매컨버터의 매트 |
KR100496069B1 (ko) * | 2002-11-13 | 2005-06-16 | 희성엥겔하드주식회사 | 탄화수소 흡착용 촉매 조성물 |
JP2020517456A (ja) * | 2017-04-24 | 2020-06-18 | ジョンソン、マッセイ、パブリック、リミテッド、カンパニーJohnson Matthey Public Limited Company | 受動的NOx吸着体 |
-
1992
- 1992-12-01 JP JP4321923A patent/JPH06170172A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100489135B1 (ko) * | 2002-09-02 | 2005-05-17 | 현대자동차주식회사 | 촉매컨버터의 매트 |
KR100496069B1 (ko) * | 2002-11-13 | 2005-06-16 | 희성엥겔하드주식회사 | 탄화수소 흡착용 촉매 조성물 |
JP2020517456A (ja) * | 2017-04-24 | 2020-06-18 | ジョンソン、マッセイ、パブリック、リミテッド、カンパニーJohnson Matthey Public Limited Company | 受動的NOx吸着体 |
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