JPH06169366A - 画像形成装置管理システム - Google Patents

画像形成装置管理システム

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JPH06169366A
JPH06169366A JP4321047A JP32104792A JPH06169366A JP H06169366 A JPH06169366 A JP H06169366A JP 4321047 A JP4321047 A JP 4321047A JP 32104792 A JP32104792 A JP 32104792A JP H06169366 A JPH06169366 A JP H06169366A
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泰成 橋本
Yasuo Kawada
康雄 河田
Kazuyuki Nakahara
和之 中原
Osamu Kizaki
修 木崎
Tomoshi Harada
知史 原田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成装置の自己診断による管理装置への
自動発呼の発生時刻を常に知ることができるようにす
る。 【構成】 通信コントロール装置が、画像形成装置の自
己診断手段による自己診断結果を管理装置へ送信する際
の自動発呼のデータにその発呼の発生時刻を付加して、
管理装置にその自動発呼の発生時刻を知らせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は通信回線を介して複写
機等の画像形成装置と管理装置とを接続する画像形成装
置管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】このような画像形成装置管理システムと
しては、例えば特開平2−257155号公報,特開平
2−259666号公報,あるいは特開平3−1960
53号公報などに見られるように、複写機等の画像形成
装置を公衆回線等の通信回線を利用し、サービスセンタ
等に設置された管理装置と接続可能にしたものが知られ
ている。
【0003】このような画像形成装置管理システムは、
遠隔地に設置されている複数の画像形成装置を1ヶ所に
設けた管理装置(ホストマシン)によって集中的に管理
することにより、各画像形成装置の使用状況を集計した
り、その管理情報を画像形成装置のメンテナンス等に利
用したりしている。使用状況の内容としてはコピー枚数
等があり、メンテナンスの内容としては画像形成装置の
自己診断による管理装置への自動発呼や、管理装置側か
らのアクセスによる画像形成装置の各部調整等がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置管理システムにおいては、画像
形成装置の自己診断結果を管理装置へ送信する際の自動
発呼時に、公衆回線の使用中などでデータ送信が遅れた
場合など、実際に自動発呼が行なわれた時刻が不明にな
ってしまうという不具合があった。
【0005】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、画像形成装置の自己診断による管理装置への自
動発呼の発生時刻を常に知ることができるようにするこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は上記の目的を
達成するため、通信回線を介して画像形成装置と管理装
置とを接続する画像形成装置管理システムにおいて、画
像形成装置が自己診断手段を有し、該手段による自己診
断結果を管理装置へ送信する通信コントロール装置を備
え、その通信コントロール装置に管理装置への発呼のデ
ータに該発呼の発生時刻を付加する手段を設けたもので
ある。
【0007】
【作用】この発明の画像形成装置管理システムによれ
ば、通信コントロール装置が、画像形成装置の自己診断
手段による自己診断結果を管理装置へ送信する際の自動
発呼のデータにその発呼の発生時刻を付加するので、通
信回線の使用中などの原因によるデータ送信の遅れが生
じた場合でも、実際の自動発呼の発生時刻を知ることが
できる。また、時計機能を持たない画像形成装置が対象
でもその自動発呼の発生時刻を知ることができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して具
体的に説明する。まず、この発明による画像形成装置管
理システムを構成する画像形成装置の一例として、この
実施例で使用する複写機の概略構成を図2によって説明
する。
【0009】この複写機1は電子写真方式の普通紙複写
機(PPC)であり、複写機本体2の上部に自動原稿給
送装置(以下「ADF」と略称する)3を載置し、一側
面に手差しトレイ4及び大量給紙5を、他側面に排紙ト
レイ6をそれぞれ装着している。7はADF3用の原稿
トレイであり、原稿セットセンサ8を備えている。複写
機本体2内には、スキャナ部10,画像形成部11,給
紙部12,定着・排紙部13,反転部14,両面ユニッ
ト15等を備えている。
【0010】そして、スキャナ部10には、コンタクト
ガラス21,露光ランプ22及び第1ミラー23から構
成される第1スキャナ24,第2ミラー25及び第3ミ
ラー26から構成される第2スキャナ27,第4ミラー
28及び第5ミラー29から構成される第3スキャナ3
0,第6ミラー31,及びレンズ32が設けられてい
る。
【0011】画像形成部11には、感光体ドラム35の
周囲に、クエンチングランプ36,帯電チャージャ3
7,イレーサ38,電位センサ39,トナーカートリッ
ジ41を装着する現像ユニット40,転写前チャージャ
42,転写チャージャ43,分離チャージャ44,Pセ
ンサ45,クリーニングユニット46が配置されてい
る。また、転写紙搬送経路の転写位置の手前にレジスト
ローラ対47が、転写位置の後方には搬送ベルト48が
設けられている。
【0012】給紙部12には、転写紙をストック及び供
給するためのトレイとして、第1トレイ51,第2トレ
イ52,第3トレイ53,第4トレイ54が着脱可能に
設けられている。そして、それらにストックされている
転写紙を給紙するための給紙ユニットとして、第1給紙
ユニット55,第2給紙ユニット56,第3給紙ユニッ
ト57,第4給紙ユニット58が設けられ、手差しトレ
イ4あるいは大量給紙装置5内の大量給紙トレイ(LC
T)60から転写紙を給紙するための手差し/大量給紙
ユニット59も設けられている。
【0013】さらに上記各給紙ユニット55〜59及び
両面ユニット15によって給紙された転写紙をレジスト
ローラ対46へ向けて搬送するために、右搬送部61,
左搬送部62,及び水平搬送部63が設けられている。
また、定着・排紙部13には定着ユニット65及び排紙
用搬送ローラ群66が、反転部14には反転ローラ群6
7がそれぞれ設けられている。
【0014】次に、このような構成を有する複写機1の
動作について略述する。感光体ドラム35はドラム軸
(図示せず)に回転可能に支持されており、複写命令等
により矢示A方向に回転する。そして、ADF3によっ
てコンタクトガラス21上に給紙された原稿は、第1ス
キャナ24によって走査及び露光される。その反射光像
は第1ミラー23,第2ミラー25,第3ミラー26,
レンズ32,第4ミラー28,第5ミラー29,第6ミ
ラー31を経て、感光体ドラム35上に結像される。
【0015】その感光体ドラム35は帯電チャージャ3
7によって表面が帯電され、上記反射光像によりその帯
電された表面が露光されると静電潜像を形成する。その
後、イレーサ38により不要な部分に光を当てて転写紙
または投影画像に適した潜像に補正する。この時、当倍
の画像を得るためには、感光体ドラム35と第1スキャ
ナ24は同一速度で駆動される。そして、感光体ドラム
35上の潜像は現像ユニット40によりトナー像として
顕像化される。その際、現像ユニット40に電位(現像
バイアス電圧)を印加することにより、濃い又は淡い画
像を得ることができる。
【0016】他方において、第1トレイ51,第2トレ
イ52,第3トレイ53,第4トレイ54,手指しトレ
イ4,大量給紙トレイ60,両面ユニット15のいずれ
かにストックされた転写紙が、給紙ユニット55〜59
のいずれかにより選択されて、所定の給紙タイミングで
給紙され、その転写紙は右搬送部61,左搬送部62,
水平搬送部63等を通じて、予め停止しているレジスト
ローラ対47へ搬送される。そして、感光体ドラム35
上のトナー像の先端と転写紙の先端が合うタイミングで
レジストローラ対47を駆動する。
【0017】それにより、感光体ドラム35上のトナー
像は、転写前チャージャ及び転写チャージャ43の作用
により転写紙に転写される。この時、感光体ドラム35
の表面は非常に滑らかであり、その表面て転写紙の密着
力が大きいので、分離チャージャ44の作用によって転
写紙の電位を下げてその密着力を低下させる。
【0018】その後、図示しない分離爪によって転写紙
を感光体ドラム35から分離し、その分離した転写紙を
搬送ベルト48によって定着ユニット65へ送る。定着
ユニット37に送られた転写紙は、ここでトナーに熱と
圧力が加えられ、それにより転写紙上のトナー像が転写
紙に定着された後、排紙用搬送ローラ群66によって機
外の排紙トレイ上に排出される。両面コピー等を行う際
には、一旦反転部14へ送り込んで搬送方向を反転させ
て両面ユニット15へ送り込み、次の原稿面の画像を複
写する際に画像形成部11へ再給紙させる。
【0019】転写後の感光体ドラム35の表面には、転
写しきれなかったトナーが付着しているため、クリーニ
ングユニット46のブラシ及びクリーニングブレードに
よって表面を清掃した後、クエンチングランプ36によ
って不均一な表面電位を一定にする。
【0020】これらの制御タイミングは、主として感光
体ドラム35の回転と同期して発生するパルスまたは感
光体ドラム35を駆動するための基準パルスに基づい
て、後述する制御回路によってコントロールされる。
【0021】図3はこの複写機の操作部の一例を示した
ものである。この操作部70の中央部には、液晶表示パ
ネルを使用したガイダンス表示部71とパターン表示部
72が設けられ、その左右及び手前側に多数のキーが設
けられている。右側には、スタートキー73,割込キー
74,予熱キー75,モードクリア/予熱キー76,テ
ンキー77,クリア/ストップキー78,タイマキー7
9,プログラムキー80,エンタキー81,ガイダンス
キー82が設けられている。
【0022】左側には、遠隔通報キー83,ソータキー
84,両面キー85,ページ連写キー86,消去キー8
7,用紙指定変倍キー88,ズームキー89,とじ代調
整キー90,センタリングキー91,寸法変倍キー92
が設けられている。そして、中央部の手前側には、縮小
キー93,拡大キー94,等倍キー95,用紙選択キー
96,自動用紙選択キー97,濃度調整キー98,自動
濃度キー99が設けられている。なお、遠隔通報キー8
3のオンにより遠隔通報中は遠隔通報表示83aのLE
Dが点灯する。
【0023】図4はパターン表示部72の拡大図であ
り、ここにはセット枚数表示D1,コピー枚数表示D
2,ランニング表示D3,濃度調整表示D4,ミスフィ
ード位置表示D5,用紙補給表示D6,ミスフィード表
示D7,遠隔通信異常表示D8,トナー補給表示D9,
用紙残量表示D10,用紙選択/サイズ/方向表示D1
1,倍率表示D12等がそれぞれパターン表示される。
【0024】図3に示したガイダンス表示部71は操作
及び警告のためのメッセージを表示する。また、この操
作部70は、ユーザがサービス要求時に通報するための
遠隔通報キー83と、その通報に異常が生じた場合に表
示される遠隔通信異常表示D8を設けた点に特徴があ
る。しかし、この例のように専用の遠隔通報キーを設け
ずに、他のキーの押下順序や押下時間あるいは押下キー
の組み合わせなどにより、遠隔通報キーに相当する機能
を実現するようにしてもよい。
【0025】図5は、この発明を適用する画像形成装置
管理システムの構成例を示す。サービス拠点に設置され
ている管理装置16と各ユーザの元に設置されている複
写機(図では「PPC」記す)1等の画像形成装置とを
通信回線である公衆回線網17を介して接続している。
【0026】ユーザ側には管理装置16との通信を制御
するための通信コントロール装置18が設置されてお
り、ユーザ元の各複写機1はこの通信コントロール装置
18に接続されている。この通信コントロール装置18
には、電話機19やファクシミリ装置20が接続可能に
なっており、ユーザの既存の回線に挿入する形で設置が
可能になっている。
【0027】そして、この通信コントロール装置には複
数の複写機1が接続可能になっているが、もちろん単数
の場合もある。これらの複写機1は同型のものである必
要はなく異なる機種でもかまわず、複写機以外のプリン
タ等の画像形成装置でもかまわない。ここでは説明の便
宜上、1台の通信コントロール装置18に最大5台の複
写機1が接続可能であるものとする。そして、通信コン
トロール装置18と複数の複写機1はRS−485規格
によりマルチドロップ接続されている。
【0028】通信コントロール装置18と各複写機1と
の間の通信制御は基本型データ伝送制御手順により行わ
れる。通信コントロール装置18を制御局としたセント
ラライズド制御のポーリング/セレクティング方式でデ
ータリンクの確立を行うことにより、任意の複写機との
通信が可能になっている。各複写機はアドレス設定スイ
ッチによるて固有の値を設定できるようになっており、
これによって各複写機のポーリングアドレス及びセレク
ティングアドレスが決定される。
【0029】図6は、図5の通信コントロール装置18
の構成例を示すブロック図である。公衆回線網17から
の信号は、まず切替部180に入力される。ここでは、
公衆回線側からの通信が通信コントロール装置18に接
続されている電話機19(または図5のファクシミリ装
置20)宛のものであれば、公衆回線側を電話機19
(または図5のファクシミリ装置20)に接続し、管理
装置16からの通信であれば、公衆回線側のモデム18
1に接続する。
【0030】また、RS−485用のトランシーバを用
いた通信インターフェース183によって複写機1側と
の通信を行う。これらの制御・処理は、ROM185内
の制御プログラムに従ってCPU184を中心に行われ
る。RAM186には処理の中間結果などを格納するほ
か、通信テキストを一時的に格納しておくためにも用い
る。また、管理装置16側から通信コントロール装置1
8の動作に必要な各種パラメータもRAM186に書き
込まれている。
【0031】通常この通信コントロール装置18は、2
4時間連続通電を行なって常に管理装置16と通信可能
な状態にしておくが、不慮の電源断等でこれらのパラメ
ータの内容が失われることがないように、バッテリ18
7によりRAM186をバックアップしている。さら
に、時計188とトータルカウンタ値自動発呼許可スイ
ッチ189(その用途は後述する)も備えている。
【0032】図7は、図5に示した管理装置16の構成
例を示すブロック図である。この管理装置16は、各種
処理を実行するホストコンピュータ160と、管理デー
タ等を格納しておくための磁気ディスク等の外部記憶装
置161と、表示用のディスプレイ162と、操作手段
としてのキーボード163と、管理データ出力用のプリ
ンタ164と、公衆回線網17と接続するためのモデム
165によって構成されている。
【0033】図8は、図2に示した複写機1の制御系の
構成を示すブロック図である。複写機本体2の制御は、
CPU100を中心としてROM101に記憶されてい
る制御プログラムやデータに基づいて行われる。また、
処理の中間結果などを蓄えるためにRAM102を使用
する。
【0034】A/Dコンバータ103は露光ランプ22
への供給電圧,Pセンサ45の発光電圧と受光電圧,電
位センサ39の出力,原稿セット(ADS)センサ8の
出力、露光ランプ22の光量を検出するランプ光量セン
サの出力,感光体ドラム35に流れる電流を検出するド
ラム電流センサの出力、定着ユニット65内のサーミス
タ電圧等を入力するために使用する。
【0035】光学系制御ユニット104は、図2に示し
たスキャナ部10を制御する。高圧電源ユニット105
は、帯電チャージャ37,分離チャージャ44,転写チ
ャージャ43,転写前チャージャ(PTC)42にそれ
ぞれ印加する高電圧、及び現像ユニット40内の現像ロ
ーラに印加する現像バイアス電圧を供給する。
【0036】モータ制御ユニット106は、感光体ドラ
ム35及び各給紙ユニットや搬送部のローラ等を駆動す
るメインモータのコントロールを行う。ヒータ制御ユニ
ット107は、定着ユニット65の定着ローラを加熱す
る定着ヒータへの通電を制御して、定着ローラの表面温
度を所定範囲に保持する。センサ感度制御ユニット10
8は、ランプ光量センサの受光ゲイン,ADSセンサ8
の受光ゲイン,Pセンサ45の受光ゲイン,Pセンサ4
5のLEDの発光電圧等を可変するために使用する。
【0037】通信インターフェースユニット109は、
通信コントロール装置18との通信を行うユニットであ
る。アドレス設定スイッチ110により複写機固有のア
ドレスを1〜5の範囲で設定できる。また、通信許可ス
イッチ111により通信コントロール装置18との通信
の許可/禁止を設定することができる。
【0038】次に、主として図9以降を参照してこの実
施例の作用を詳細に説明する。まず、図9及び図5を参
考して遠隔通報の機能について説明する。
【0039】遠隔通報キーによる遠隔通報の場合は、複
写機1の操作部70に設けられた遠隔通報キー83が押
下されると、図9の(a)に示すように、その複写機1
から通信コントロール装置18へ遠隔通報キーによる遠
隔通報データを送信する。これを受信した通信コントロ
ール装置18は、予め内部に設定されている管理装置1
6の電話番号へ発呼して、その遠隔通報キーによる遠隔
通報データを送信する。
【0040】管理装置16は、通常サービス拠点などに
設置されている。このとき通信コントロール装置18か
ら管理装置16へ送信されるデータは、通信コントロー
ル装置18が複写機1より受信した複数種類のデータの
中から、予め通信コントロール装置18に設定されてい
る種類のデータのみとする。この設定は管理装置16か
ら公衆回線網17を通して通信コントロール装置18に
設定することが可能になっている。
【0041】通信コントロール装置18が所定のデータ
を管理装置16へ送信し終わると、通信コントロール装
置18は送信元の複写機1に対して、通信コントロール
装置18と管理装置16との間の通信の結果を表わす通
報結果報告を送信する。これにより、送信元の複写機1
は、通信が正常に終了したか又は何らかの異常により通
信ができなかったかを知ることができる。
【0042】また、通常複写機には自己診断機能が備わ
っており、定着温度の異常を検知した場合や、各調整箇
所の電子ボリュームによる調整が不能の場合など、複写
機が危険状態または使用不能な状態になった場合に、
「エラー」もしくは「サービスマンコール」のような形
でユーザやサービスマンに知らせることが一般的に行わ
れている。
【0043】このような複写機の自己診断機能により異
常が検知された場合にも、図9の(b)に示すように、
その複写機1から通信コントロール装置18へ自己診断
異常による遠隔通報のデータを送信する。その遠隔通報
データを受信した通信コントロール装置18は、自己診
断異常による遠隔通報データを管理装置16へ送信し、
通信終了時に送信元の複写機に通報結果報告を送信す
る。
【0044】さらに、自己診断機能によって、異常状態
には至っていないが異常状態にごく近いと診断した場合
など、メインテナンスを行った方が好ましいと複写機が
判断した場合にも、図9の(c)に示すように、通信コ
ントロール装置18へ事前警告の遠隔通報データを送信
する。この自己診断異常による遠隔通報の場合は必然的
に複写機は使用不可状態になっているが、事前警告によ
る遠隔通報の場合は複写機は使用可能状態のままとし、
通信中であっても原稿がセットされスタートキーが押下
されれば複写動作を行う。
【0045】このとき、複写処理によって複写機1のコ
ントローラの負荷が重い場合や、送信データ中に含まれ
る内容が複写動作によって変更されて整合がとれなくな
る可能性がある場合などには通信を中断してもよい。事
前警告の遠隔通報データは緊急性が低いため、これを受
信した通信コントロール装置18はすぐには管理装置1
6へ送信せず、通信コントロール装置18に接続されて
いる電話機19やファクシミリ装置20の利用頻度が小
さい時間帯や、公衆回線網17のトラフィック量が少な
い時間帯など、通信に都合のよい時刻に送信を行うよう
にするとよい。
【0046】この時刻は、管理装置16から通信コント
ロール装置18に対して設定可能になっており、図6に
示した時計188による現在時刻との一致によって送信
時刻を判断できる。この事前警告の遠隔通報の場合は他
の遠隔通報の場合と異なり、通報結果報告を複写機1に
は送信しない。
【0047】次に図10を参照して、管理装置側から複
写機へアクセスする場合を説明する。管理装置16から
複写機1へのアクセスには、目的別に大別してリード
(Read)要求,ライト(Write)要求,及びエクセキュ
ート(Execute)要求の3種類がある。リード要求と
は、複写機1内のロギングデータ,各種設定値,各種セ
ンサの出力値などを読み出す処理であり、ライト要求と
は、各種設定値などを管理装置16からデータを送って
書き換える処理である。エクセキュート要求とは、複写
機1に対してテスト動作などを行わせる処理である。
【0048】この各要求時における管理装置16と通信
コントロール装置18と複写機1の間の通信処理の手順
を図10の(a),(b),(c) に示すが、いずれの場合も管理
装置16から目的の複写機1が接続されている通信コン
トロール装置18へダイヤルして、各要求データを送信
する。通信コントロール装置18は管理装置16からこ
れらの要求データを受信する。要求データを受信した通
信コントロール装置18は目的の複写機1に要求データ
を送信する。
【0049】これを受信した複写機1は、要求内容を処
理した後に要求に対する応答を通信コントロール装置1
8へ送信する。通信コントロール装置18はこれを管理
装置16へ送信し、ひとつの処理単位を終了する。
【0050】図11を参照して、管理装置側から通信コ
ントロール装置へアクセスする場合を説明する。管理装
置16から通信コントロール装置18へのアクセスに
は、やはり目的別に大別して、リード(Read)要求,ラ
イト(write)要求,およびエクセキュート(Execute)
要求の3種類がある。この時の各処理の手順を図11の
(a),(b),(c)に示している。
【0051】リード要求とは、通信コントロール装置1
8内の設定パラメータやステータスを読み出す処理や、
予じめ通信コントロール装置18が複写機1の内部の情
報を読み出して通信コントロール装置18の内部に記憶
させている場合に、これを読み出す処理などである。ラ
イト要求とは、通信コントロール装置18のパラメータ
を管理装置16からデータを送って設定する処理などで
ある。エクセキュート要求とは、通信コントロール装置
18に対して機能チェックなどのテスト動作を行わせる
処理などである。
【0052】図12を参照して、管理装置を用いずに通
信コントロール装置から複写機へアクセスする場合の処
理について説明する。通信コントロール装置18から複
写機1へのアクセスは、通信コントロール装置18が複
写機1の内部の情報を読み出して通信コントロール装置
18の内部にデータを保留しておき、後で管理装置16
からの読み出しを可能にするための読み出し処理であ
る。
【0053】一般に、複写機の保守契約やメインテナン
スのためにトータルコピー枚数等のカウンタ値が用いら
れている。このシステムを用いて複写機1から通信コン
トロール装置18へ定期的にトータルコピー枚数のカウ
ンタ値を送信しておき、複写機1の電源が断たれている
場合など、複写機1が通信不能状態の場合でも管理装置
16側がこのカウンタの値を知ることが可能になってい
る。
【0054】これには前述した通り、通信コントロール
装置18が複写機1の内部の情報を読み出して通信コン
トロール装置18の内部にデータを保留する機能を利用
する。通信コントロール装置18内の時計188(図
6)を基準にして、通信コントロール装置18内に設定
されたパラメータ中のトータルカウンタ値収集時刻に達
した時点で、通信コントロール装置18は、接続されて
いるすべての複写機に対して順次トータルコピー枚数情
報の要求を毎日行う。
【0055】そして、応答があった複写機の新しいトー
タルコピー枚数情報は、前日に読み出した値を更新して
通信コントロール装置18内のバックアップされたRA
M186(図6)に記憶しておく。また、トータルコピ
ー枚数情報を要求された複写機の電源が断たれていた場
合など、通信不能状態であったときはその複写機からの
データの応答受信を後回しにして、次の複写機に対して
処理を行う。
【0056】全複写機に対する要求を行った時点で、受
信不能であった複写機のみに再度要求を行う。通常は複
写機の電源が断たれていると考えられる夜間にトータル
カウンタ値収集時刻を設定しておき、時間の経過と共に
複写機の電源が投入されていき、複写機が電源投入直後
のアイドリングや各部の調整を行っている間に、この通
信が行われるようにする。
【0057】通信コントロール装置18内のRAM18
6に記憶・保留されたトータルコピー枚数の情報の管理
装置16への転送には、毎月の締め日などに定期的に管
理装置16からのアクセスにより読み出す方法と、通信
コントロール装置18内に設定されているトータルカウ
ンタ値自動発呼日時に達した場合に通信コントロール装
置が管理装置へ自動的に送信する方法の2通りが可能で
ある。
【0058】この方法の選択は、通信コントロール装置
18に設けられているトータルカウンタ値自動発呼許可
スイッチ189(図6)により設定される。このスイッ
チ189がONの場合は、通信コントロール装置18内
に設定されているパラメータで示された日時に達する
と、通信コントロール装置18内に設定されているパラ
メータで示された通報先電話番号へ発呼し、トータルコ
ピー枚数のカウンタ値を管理装置16へ送信する。この
スイッチ189がOFFの場合は、自動発呼はせずに管
理装置16からのアクセスを待つことになる。
【0059】この例では、定期的に通信を行うデータを
トータルコピー枚数のカウンタ値としたが、これ以外の
データにしたり、別のデータを加えて通信を行ってもか
まわない。
【0060】図13は、通信コントロール装置18内に
セットされるパラメータの一覧である。各アドレスの複
写機ごとに、その複写機の機種番号とシリアル番号が登
録されており、複写機1からの通報時にこれを付加して
管理装置16へ送信したり、管理装置16からのアクセ
ス時に選択すべき複写機1のアドレスを決定するために
用いる。
【0061】また、各遠隔通報理由ごとに通報先電話番
号、リダイヤルの回数や間隔、管理装置16へ送信する
データの種類が設定されている。事前警告の遠隔通報に
は管理装置16への通報時刻も設定される。パラメータ
の各ブロックにはチェックサムが付加されており、通信
コントロール装置18の誤動作や、バックアップ用のバ
ッテリ187の消耗などによってパラメータの値が書き
変わったり失われた場合にこれを検知することができ
る。
【0062】これらのパラメータは管理装置16側から
公衆回線網17を通して書き込まれるが、パラメータ設
定用の携帯装置を通信コントロール装置に直接接続して
書き込んだり、通信コントロール装置18上に操作手段
を設けて設定する構成にしてもよい。
【0063】図1は、遠隔通報時の通信データのフォー
マットの一例である。(a)は複写機から通信コントロ
ール装置へのデータフォーマットである。先頭のフィー
ルドは通報理由コードであり、遠隔通報キーによる遠隔
通報か、自己診断異常による遠隔通報か、事前警告の遠
隔通報かの種別を表している。この後に複写機内部の情
報が続いている。複写機状態とは、トナー,オイル,コ
ピー用紙等の消耗品の状況や、各種センサ出力値,各種
調整箇所の設定値,ユニットの接続状態などの情報であ
る。
【0064】(b)は通信コントロール装置18から管
理装置16へのデータフォーマットである。複写機1か
らのデータに加え、先頭に情報発生源となった複写機を
特定するために、機種番号とシリアル番号のフィールド
が加えられる。また、後部に通信コントロール装置18
内の時計188により、通報要因が発生した時刻が付加
される。データ部分は、通信コントロール装置18に設
定されているパラメータによって管理装置16へ送信す
るデータの種類が変化するが、この例では自己診断異常
発生回数と複写機状態のみを管理装置16へ送信するよ
うに通信コントロール装置18へパラメータがセットさ
れていた場合である。
【0065】(c)は、通信コントロール装置から管理
装置への通報を終了した時点で複写機に送信される通報
結果報告のデータフォーマットである。
【0066】図14は管理装置16から複写機1へのア
クセス時のうち、リード(Read)処理時のデータフォー
マットである。管理装置16から通信コントロール装置
18へは、対象とする複写機1の機種番号とシリアル番
号に続いてリード処理を表わす要求コードとリードを行
う項目のコードが送信される。
【0067】通信コントロール装置18から複写機1へ
は、機種番号とシリアル番号のフィールドが取り除か
れ、リード要求コードと項目コードのみが送られる。こ
れを受信した複写機1は、リード応答コードと受信した
項目コードに続いて、要求されたデータを通信コントロ
ール装置18に対して送信する。通信コントロール装置
18では再び機種番号とシリアル番号を付加して管理装
置16へ送信する。
【0068】図15は同じくライト(Write)処理時のデ
ータフォーマットである。この場合は、複写機1へ向か
う通信では、リード処理の場合と比べて項目コードに続
いて書き込むデータが付加される。管理装置16へ向か
う通信では、項目コードのフィールドに続いて実際に複
写機1に書き込んだデータが送られる。通常は、複写機
が受信した書き込むデータと複写機が送信する書き込ん
だデータは一致するが、受信したデータが有効範囲を外
れていた場合などに境界値へ丸めてデータを書き込むこ
ともあり、このような場合は一致しない。
【0069】図16は同じくエクセキュート(Execute)
処理時のデータフォーマットである。この場合は、複写
機1へ向かう通信では、項目コードだけで動作対象が特
定できない場合に、動作内容を補足するためのコードが
項目コードに続く。要求された動作を実行した複写機1
は、動作結果情報を管理装置16側へ送信する。
【0070】図17は、管理装置16から通信コントロ
ール装置18へのアクセス時のデータフォーマットであ
り、(a)はリード処理時,(b)はライト処理時,
(c)はエクセキュート処理時のフォーマットである。
これらは複写機1へのアクセス時とほぼ同一のデータフ
ォーマットであるが、機種番号とシリアル番号に代わっ
て、通信コントロール装置18を示すコードになってい
る。
【0071】図18は、通信コントロール装置18から
複写機1へのアクセス時のデータフォーマットである。
図14〜図16に示した管理装置16から複写機1へア
クセスする場合における、通信コントロール装置18と
複写機1との間のデータフォーマットと同一になってお
り、複写機1は管理装置16からのアクセスの区別を行
う必要がなく、同様に扱うことができるようになってい
る。
【0072】図19は、複写機1の図8に示したCPU
100による通報制御のメインルーチンを示すフローチ
ャートである。複写機1の操作部70の外に設けられた
通信許可スイッチ111がONの場合に、操作部80の
遠隔通報キー83(図3)が押下されるか、自己診断機
能により異常の発生を検知するか、または事前警告が必
要な状態であるかのいずかの状態になったと判断したと
き、それぞれの遠隔通報処理を行う。
【0073】図20は、図19における遠隔通報キーに
よる遠隔通報のサブルーチンの処理内容を示すフローチ
ャートである。まず、通信コントロール装置18に対し
て遠隔通報キーによる遠隔通報データの送信を行う。通
信コントロール装置18の無応答など、通報が正常に行
えなかった場合は、操作部70上の遠隔通信異常表示D
8(図4)を点灯あるいは点滅して、その旨をユーザに
知らせる。
【0074】通信コントロール装置18へ正常にデータ
が送信された場合は、タイムアウト判定用のタイマをリ
セットして、通信コントロール装置18からの通報結果
報告を待つ。この例ではタイムアウト時間を3分間とし
ており、3分以内に通報結果報告を受信しなかった場合
をタイムアウトとして、通報失敗の旨をやはり操作部7
0上の遠隔通信異常表示D8の点灯あるいは点滅によっ
て表示してユーザに知らせる。
【0075】タイムアウト時間以内に通報結果報告を受
信した場合は、その結果報告から正常に通報されたか否
かを判断して、正常に通報された場合は自動通報が完了
した旨を図表示し(図示は省略)、失敗であった場合は
やはり遠隔通信異常表示D8の点灯あるいは点滅によっ
てその旨を表示して、図19のメインルーチンへリター
ンする。
【0076】図21は、同じく図19における自己診断
異常による遠隔通報のサブルーチンの処理内容を示すフ
ローチャートである。このサブルーチンの処理も、通信
コントロール装置18へ送信するデータが自己診断異常
によるデータであることと、タイムアウト時間が20分
であること以外は、図20によって説明した遠隔通報キ
ーによる遠隔通報と同様であるので、その説明を省略す
る。
【0077】図22は、同じく図19における事前警告
による遠隔通報のサブルーチンの処理内容を示すフロー
チャートである。このルーチンでは、通信コントローラ
装置18に対して事前警告による遠隔通報データの送信
を行う。
【0078】図23は、通信コントロール装置18から
アクセスされた場合の複写機1のCPU100による処
理のメインルーチンのフローチャートである。図7に示
した通信許可スイッチ111がONの場合に、通信イン
タフェースユニット109に受信データがあった場合、
これを受信して先頭フィールドによって要求された処理
を判断して、リード要求,ライト要求,エクセキュート
要求のいずれかを判断して、その判断結果に応じた処理
を行う。上記いずれの要求でもない場合は、エラーコー
ドを返送して、処理を終了する。
【0079】図24は、図23のリード処理のサブルー
チンの処理内容を示すフローチャートである。このルー
チンでは、複写機1が受信した項目コードがリード可能
な正しいものであれば要求されたデータを返送し、正し
くなければエラーコードを返送する。
【0080】図25は、図23のライト処理のサブルー
チンの処理内容を示すフローチャートである。このルー
チンでは、受信した項目コードがライト可能な正しいも
のでなければエラーコードを返送し、正しければ書き込
む値をチェックし、それが有効範囲内であればそのまま
受信データの値を書き込む。有効範囲外であった場合は
その項目が有効範囲の境界値にデータを丸めて書き込ん
でよいものであれば、その境界値を書き込む。そうでな
ければエラーコードを返送してリターンする。
【0081】境界値に丸めて書き込んで良いか否かは項
目コード毎に決められている。定着温度の設定のように
有効範囲内であっても書き換えの影響が大きいものや、
数値の大きさに意味のないサービスセンターの電話番号
などは境界値への丸めを禁止し、オートリセット時間の
ように画質に影響がないような項目は便宜を図るために
境界値への丸めを許可する。例えば、オートリセット時
間を可能な限り長時間にしたいような場合には、書き込
む値を桁数いっぱいの最大値にすれば自動的に最大値が
複写機側で選択される。
【0082】図26は、図23のエクセキュート処理の
サブルーチンの処理内容を示すフローチャートである。
このルーチンでは、受信した項目コードがリード可能な
正ししものでなければエラーコードを返送する。正しけ
ればその項目に動作内容補足が必要な項目であるかどう
かを判断し、必要でなければ指定された動作を実行し、
動作結果情報を返送する。動作内容補足が必要な項目の
場合は、補足された情報に従った動作を実行するが、動
作内容補足が有効範囲外のデータであればエラーコード
を送信してリターンする。
【0083】次に、通信コントロール装置18と複写機
1との通信の手順について説明する。図27は、通信コ
ントロール装置18に5台の複写機が接続されている場
合の、アイドル状態の通信シーケンスである。
【0084】通信コントロール装置18は各複写機1の
ポーリングアドレスを用いて順次ポーリングシーケンス
を送信するポーリングサイクルを実行する。自機のポー
リングアドレスでポーリングされた複写機1は、送信テ
キストがなければ否定応答を通信コントロール装置18
に送信する。通信コントロール装置18は、他に通信処
理のない通常の状態ではこのポーリングサイクルを繰り
返している。
【0085】図28は、アドレス2の複写機に遠隔通報
の送信テキストがある場合の通信シーケンスの例であ
る。自機のアドレスでポーリングされた後にRS−48
5ライン上へ送信テキストを送出する。
【0086】図29は、通信コントロール装置18から
アドレス5の複写機へ通報結果報告のテキストを送信す
る場合の通信シーケンスの例である。現在行っているポ
ーリングを終結後、目的の複写機のセレクティングアド
レスを用いてセレクティングシーケンスを送信して、複
写機へテキストを送信する。テキスト送信後は元のポー
リングサイクルに復帰する。
【0087】図30は、管理装置16または通信コント
ロール装置18からアドレス3の複写機をアクセスした
場合の、通信コントロール装置16と複写機1の間の通
信シーケンスである。
【0088】この場合は、通信コントロール装置18が
目的の複写機をセレクティングし、リード要求,ライト
要求,エクセキュート要求のいずれかのテキストを送信
する。その直後に同一複写機に対してポーリングを行
い、要求に対する応答の受信を行う。実際には図27で
示されるポーリングサイクル中にこのシーケンスが挿入
されることになる。
【0089】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明の画
像形成装置管理システムによれば、通信コントロール装
置によって画像形成装置の自己診断手段による自己診断
結果を管理装置へ送信する際の自動発呼のデータにその
発呼の発生時刻を付加するので、通信回線の使用中など
の原因によるデータ送信の遅れが生じた場合でも、実際
の自動発呼の発生時刻を知ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図5に示した画像形成装置管理システムにおけ
るこの発明に係わる遠隔通報時の通信データのフォーマ
ットの一例を示す説明図である。
【図2】この発明の実施例に使用する画像形成装置の一
例としての複写機の概略構成図である。
【図3】図2に示した複写機の操作部の一例を示すレイ
アウト図である。
【図4】図3に示した操作部のパターン表示部72の表
示内容を示す拡大図である。
【図5】この発明を適用する画像形成装置管理システム
の構成例を示すブロック図である。
【図6】図5に示した通信コントロール装置18の構成
例を示すブロック図である。
【図7】図5に示した管理装置16の構成例を示すブロ
ック図である。
【図8】図2及び図5に示した複写機1の制御系の構成
例を示すブロック図である。
【図9】この実施例の画像形成装置管理システムにおけ
る遠隔通報時の通信シーケンス図である。
【図10】同じくその管理装置側から複写機へアクセス
する場合の通信シーケンス図である。
【図11】同じくその管理装置側から通信コントロール
装置へアクセスする場合の通信シーケンス図である。
【図12】同じく管理装置を用いずに通信コントロール
装置から複写機へアクセスする場合の通信シーケンス図
である。
【図13】図6に示した通信コントロール装置18内に
セットされるパラメータの一覧図である。
【図14】図5に示した管理装置から複写機へのアクセ
ス時のうち、リード処理時のデータフォーマットの一例
を示す図である。
【図15】同じくライト処理時のデータフォーマットの
一例を示す図である。
【図16】同じくエクセキュート処理時のデータフォー
マットの一例を示す図である。
【図17】管理装置から通信コントロール装置へのアク
セス時のデータフォーマットの一例を示す図である。
【図18】通信コントロール装置から複写機へのアクセ
ス時のデータフォーマットの一例を示す図である。
【図19】複写機のCPUによる通報制御のメインルー
チンのフローチャートである。
【図20】図19における遠隔通報キーによる遠隔通報
のサブルーチンの処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図21】図19における自己診断異常による遠隔通報
のサブルーチンの処理内容を示すフローチャートであ
る。
【図22】図19における事前警告による遠隔通報のサ
ブルーチンの処理内容を示すフローチャートである。
【図23】通信コントロール装置からアクセスされた場
合の複写機のCPUによる処理のメインルーチンのフロ
ーチャートである。
【図24】図23におけるリード処理のサブルーチンの
処理内容を示すフローチャートである。
【図25】図23におけるライト処理のサブルーチンの
処理内容を示すフローチャートである。
【図26】図23におけるエクセキュート処理のサブル
ーチンの処理内容を示すフローチャートである。
【図27】通信コントロール装置に5台の複写機が接続
されている場合のアイドル状態の通信シーケンス図であ
る。
【図28】アドレス2の複写機に遠隔通報の送信テキス
トがある場合の通信シーケンス図である。
【図29】通信コントロール装置からアドレス5の複写
機へ通報結果報告のテキストを送信する場合の通信シー
ケンス図である。
【図30】管理装置又は通信コントロール装置からアド
レス3の複写機をアクセスした場合の通信コントロール
装置と複写機の間の通信シーケンス図である。
【符号の説明】
1 複写機 2 複写機本体 3 自動原稿
給送装置(ADF) 10 スキャナ部 11 画像形成部 12 給紙
部 13 定着・排紙部 14 反転部 15 両面
ユニット 16 管理装置 17 公衆回線網 18 通信
コントロール装置 19 電話機 20 ファクシミリ装置 7
0 操作部 71 ガイダンス表示部 72 パターン表示部 83 遠隔通報キー D8 遠隔通信異常表示 180 切替部 181 モデム 183 通信インターフェース 184 通信コント
ロール装置のCPU 185 ROM 186 RAM 187 バ
ッテリ 188 時計 189 トータルカウンタ値自動
発呼許可スイッチ 160 管理装置のホストコンピュータ 161 外部記憶装置 162 ディスプレイ 1
63 キーボード 164 プリンタ 165 モデム 100
複写機の制御用CPU 101 ROM 102 RAM 103
A/Dコンバータ 104 光学系制御ユニット 105 高圧電源
ユニット 106 モータ制御ユニット 107 ヒータ制
御ユニット 108 センサ感度制御ユニット 109 通信イン
ターフェースユニット 110 アドレス設定スイッチ 111 通信許可
スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木崎 修 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 原田 知史 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信回線を介して画像形成装置と管理装
    置とを接続する画像形成装置管理システムにおいて、 前記画像形成装置が自己診断手段を有し、該手段による
    自己診断結果を前記管理装置へ送信する通信コントロー
    ル装置を備え、該通信コントロール装置に、前記管理装
    置への発呼のデータに該発呼の発生時刻を付加する手段
    を設けたことを特徴とする画像形成装置管理システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8953954B2 (en) 2010-01-06 2015-02-10 Ricoh Company, Ltd. Monitoring device system, image forming apparatus, and monitoring device method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8953954B2 (en) 2010-01-06 2015-02-10 Ricoh Company, Ltd. Monitoring device system, image forming apparatus, and monitoring device method

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